2015年3月の記事一覧

今年最後の「よみっ子タイム」



3月10日(火)
 今日は,おひさまの会による今年最後の「よみっ子タイム」を行いました。
 本の題名は「くまの こうちょうせんせい」これは実話をもとにしたお話です。
 末期ガンと宣告されながら弱り行く自分の姿を子どもたちにありのままに見せ、命の尊さ、生きる意味を教え続けた神奈川県茅ヶ崎市の浜之郷小学校の大瀬敏昭校長。
  この姿は『命の授業』と呼ばれ、その授業の様子や、学校を変えて行く姿はテレビや新聞、雑誌などで紹介されました。しかし残念ながら大瀬先生はその後亡くなりました。
 大瀬先生と交流のあったシンガーソングライター・こんのひとみさんが、大瀬先生の思いを物語にして、いもとようこさんのイラストで絵本化された本を,おひさまの会の皆さんに紹介していただきました。
 何かを成し遂げようとするとき、どれだけの覚悟が出来ているかが、その人の迫力となって周囲の人間に影響を及ぼすもの。
 やさしく楽しいイラストでしたが、校長先生の「命を賭して」子どもたちと向き合う覚悟が伝わってきました。
 おひさまの会の皆さん,今年1年間5回にわたって色々な話を紹介していただき,ありがとうございました。

税のポスター・書道展表彰式



3月9日(月)
 今日は,熊本県納税貯蓄組合連合会主催の「小中学生税のポスター・書道展」において,書道の部7475点の応募の中から,2年生の児童が「FMK賞」(書道の部)を受賞しました。その表彰をしていただくため,人吉球磨地区納税貯蓄組合連合会の宮本様より表彰をしていただきました。賞状を渡していただくとき,児童の頑張りを温かい言葉で認めていただきました。ありがとうございました。

お別れ遠足



 3月6日(金)
 今日は,お別れ遠足を行いました。雨天のため校内遠足となりましたが,お別れ集会の中での各学年の発表の中に,「6年生ありがとう」の思いがたっぷり込められた,温かい集会を行うことができました。続いて1年間,毎日お世話になった「学校安全ボランティア」の方々へ感謝状を渡すことができました。ボランティアの前田さんから「私たちは0(ゼロ)を目指して頑張ってきました。その中で交通事故ゼロ等を果たすことができてとても嬉しく思います。」という言葉に,地域の方々に見守られているんだということを,改めて感じることができました。今年1年間,本当にありがとうございました。
 この後は,ふれあい集会を行い6年生との新たな思い出を作ることができました。最後に,今日の1番のお楽しみ!お家の方々から作っていただいたお弁当を,児童全員体育館に集まり楽しく・美味しく食べることができました。
 雨でも楽しい思い出に残るお別れ遠足でした。

3月全校集会



 3月5日(木)
 今日は,今年最後の全校集会で,校長先生から「3つの心」と「挨拶」,「命」,「夢」について話をしていただきました。
 「3つの心」①命を大切にする心。②人(友達)にやさしくする心。③ものを大切にする心。について,全児童で振り返りました。6年生からは「友達に声をかけることを意識しながら生活ができるようになった。」という意識が変わってきたことで行動が変わり,友達を大切にする心が芽生えたという声が聞かれました。また,「日本一の挨拶」を目指した実践では,4年生から「急いでいるときにできなかった。」という反省の言葉が聞かれましたが,校長先生は,違いを認められながら子どもたちの声に応えられました。
 続いて,「命」と「夢」については,幼少の頃の写真をスライドに映されながら,「どんな困難なことがあっても生きることが命を大切にすること。どんなことがあっても生きなければならない」とかけがえのない命について諭されました。
 また,夢は見るものではなく,かなえるための努力と強い意志が大切であるということを「命を大切にして,一日一日をしっかり生きていけば,必ず夢は叶うと信じています。」という言葉に込められました。

二分の一成人式を行いました

3月2日には、二分の一成人式にたくさんの保護者の方に参観していただき、ありがとうございました。子ども達は、一生懸命手紙を読むことができました。この二分の一成人式を通して、これまで自分がどのように大きくなってきたのかを再確認し、今まで育ててもらった家族に対して、感謝の気持ちを持つことができ、この式を行ってよかったと感じました。子ども達には、手紙は子どもから直接受け取られたでしょうか。子ども達には、恥ずかしいかもしれませんが、きちんと自分の気持ちを言葉で伝えられるようになってほしいと思います。

また、3時間目は、今年成人式を迎えた、山江村役場勤務の森口実佳さんにお話をしていただきました。森口さんには、二分の一成人式を迎えてからの10年間のできごとについて話してもらいました。話の中には、森口さんが挫折した時のことやこれから子ども達に頑張ってほしいことがありました。森口さんのお話は、これから思春期を迎える子ども達にとってとても貴重な話になりました。