東小の日常風景

大津東小学校 ブログ

水俣に学ぶ肥後っ子教室②

 この水俣に学ぶ肥後っ子教室は、熊本県内の小学5年生はみんな学習しています。

 環境センターでは、“命の水”である綺麗な水が飲めず、世界中で21億人の人々が困っている現状を知りました。

「えっ、なんでそんなにいるの。」

水道の蛇口をひねると綺麗な水が飲める私たちにとって、水は当たり前にあるものです。しかし、そうではない現実を知り、子どもたちの学びにも熱が入ります。

「3つの家庭排水(①味噌汁の残り、②洗濯排水、③風呂の残り水)のうち、一番川を汚すのはどれでしょう?」

子どもたちの予想では、②洗濯排水が多かったようでした。そこでキットを使って実験しました。

「えっ、なんで。一番味噌汁が川を汚すのかな。」

実験から、答えが①②③の順になることを知ります。

「味噌汁は最後までしっかりと飲みたいと思います。」

この学習の学びが感想として聞かれました。

 

水俣に学ぶ肥後っ子教室①

 昨日(9/27)、5年生は南小と合同で、水俣に行きました。水俣病の歴史を正しく理解し、人権の尊さと環境の大切さを学びました。

 エコパーク水俣のフィールドワークでは、青空の下に広がる水俣の海を眺めました。

「キラキラしていてきれい。」

など、今の海を眺めた自然な感想が聞かれました。しかし、この埋め立て地には、水俣の悲しい歴史があることを知ります。汚染されているであろう魚を漁師の方が捕って、約2500本のドラム缶に詰めてこの下に埋めてあることも知ります。食べることのない魚を捕る漁師の方の思いを想像すると、この海を守っていきたいという思いが強くなります。

 その後、環境センターでは語り部の方のお話を伺いました。

「お金(補償金)よりも体を返して欲しい。」

胎児性水俣病の語り部さんの言葉は、どれも子どもたちの心に響いたようです。障がい者の人権についても深く考える機会となりました。

 施設内の展示には、水俣・芦北ギョギョギョ大使のさかなクンの作品もあり、みんなの“命”である環境を永遠に守っていく必要があることを強く感じたところです。

 

 

 

縦割り班掃除

 本校では、5・6年生を中心とした縦割り班で、掃除を行っています。

 それぞれの掃除場所を異学年のみんなで相談しながら掃除をします。本校はとても広い敷地ですが、全児童数37名のみんなで協力して頑張っています。

 最後は、班で集まって反省会です。一緒に掃除をすると、とても温かい気持ちになります。

  

 みんなで協力  廊下の隅々も  最後は反省会

朝のルーティン

 子どもたちの朝のルーティンになっている“アリスへの挨拶”。

 アリスも子どもたちが来ると嬉しいようで、目をしっかりと開けて、水を飲んだり餌を食べて見せたりします。みんなで飼っている動物を、みんなでしっかりとお世話していきたいと思います。

 「おはよう!アリス!」

校地の草刈り

 本日(9/25)、シルバー人材センターから2名お越しいただきました。校地の草刈り等を毎週していただいているお陰で、現状の学校を保つことができています。子どもたちの授業中に、子どもたちのために働いてくださっています。とてもありがたいです。

 

リアカーいっぱいの草 植え込みの草取り