東小の日常風景

水俣に学ぶ肥後っ子教室②

 この水俣に学ぶ肥後っ子教室は、熊本県内の小学5年生はみんな学習しています。

 環境センターでは、“命の水”である綺麗な水が飲めず、世界中で21億人の人々が困っている現状を知りました。

「えっ、なんでそんなにいるの。」

水道の蛇口をひねると綺麗な水が飲める私たちにとって、水は当たり前にあるものです。しかし、そうではない現実を知り、子どもたちの学びにも熱が入ります。

「3つの家庭排水(①味噌汁の残り、②洗濯排水、③風呂の残り水)のうち、一番川を汚すのはどれでしょう?」

子どもたちの予想では、②洗濯排水が多かったようでした。そこでキットを使って実験しました。

「えっ、なんで。一番味噌汁が川を汚すのかな。」

実験から、答えが①②③の順になることを知ります。

「味噌汁は最後までしっかりと飲みたいと思います。」

この学習の学びが感想として聞かれました。