最終更新日 2024.11.20
平成29年度~
感動の音楽を再び ~天草郡市音楽会~
11月20日(水)
午前8時過ぎ、郡市音楽会に参加する5・6年生が会場となる天草市民センターに到着しました。会場の席を確認し、武道場に入り軽く音出しをして演奏を確認(打楽器等はエアー演奏でしたが・・・)しました。
午前9時30分。いよいよ音楽会が始まりました。開会式が終わると、早速トップバッターである富岡小学校の5・6年生の子供たちが舞台に上がります。昨日の練習よりも更に素晴らしい演奏でした。器楽の演奏は富岡小学校だけだったので、合唱とは違う迫力、一体感のある演奏に他の学校の子供たちや先生方も釘付けでした。
小学校の演奏が全て終了し、閉会式が行われました。講評では、講師の先生から「学級単位でこれだけの演奏に仕上げてくるんだと感心した。譜面を見ることなく、先生の指揮を見て、目に見えない大切なものを感じながら演奏していた。終わったとき涙が出そうになった。」と最高のお褒めの言葉をいただきました。そして、各学校の代表児童が賞状を受け取り、最後は会場全員で「もみじ」を合唱して終了しました。
ドボルザーク作曲「新世界 第4楽章」は、38ページもある大曲です。2学期から練習に取り組み始めた子供たち、途中最後まで通せるのだろうかと不安になることもあったと思いますが、「あきらめない心」で、指導してくださる先生を信じ、5・6年みんなで力を合わせながら一生懸命頑張ってきました。その結果が、今日のような会場の人々を感動させる音楽となったのです。この経験は、次へときっと生かされていくことでしょう。富っ子の更なる活躍がとても楽しみです。
いよいよ明日は郡市音楽会
11月19日(火)
明日の郡市音楽会に向けて、今日は最後の練習が体育館で行われました。8日(金)のキラキラ富岡フェスタで、演奏を披露した子供たちでしたが、今日の演奏を聴いてその素晴らしい仕上がりに驚きました。
6分ほどある大曲を、器楽部担当の先生が空き時間に指導に来てくださり、担任の先生と力を合わせながら素晴らしい演奏に仕上げてくださいました。本校の器楽部の演奏も素晴らしいですが、5・6年の子供たちの演奏もコンクールに出場しても恥ずかしくないくらいの演奏です。音楽が苦手な子もたくさんいたと思いますが、一生懸命練習に取り組み、富岡小伝統の感動の音楽をつくりあげました。
明日は、トップバッター(午前9時45分頃)で登場します。保護者の皆様、どうぞ会場に足を運んで子供たちの素晴らしい演奏をお聴きになられてください。
苓北町防災訓練
11月10日(日)
苓北町の防災訓練が、富岡小学校を会場として実施されました。朝から、運動場や体育館前では炊き出し訓練の準備、消火・救助活動に備えての準備や打ち合わせが行われていました。
午前9時、2階5年教室にてコンセント発火による火災が発生したという想定で訓練開始。職員室では知らせを受け、消防本部へ通報、子供たちには放送で避難指示を行います。子供たちも、煙を吸い込まないようハンカチや衣服で鼻や口を押えながら運動場に避難します。
学校独自で行う避難訓練は、消防署の方のお話を聞いたり、簡単な消火訓練をしたりして終了ですが、この日は違いました。2階にいる逃げ遅れた人を救出する様子や、苓北町全ての消防団が集合し協力して迅速に消火活動を行う様子を間近に見ることができ、子供たちもその迫力に驚いていたようでした。
天候の関係で、ここからの訓練は室内で行うことになりました。まずは、体育館渡り廊下に設置されたテントの中に入って、火災時濃煙に巻き込まれた場合の脱出訓練です。煙で周りがまったく見えなくなること、煙の性質を知って低い姿勢で逃げることなどを体験によって学んだ子供たちでした。
次に、ホールに移動し、救助訓練です。胸骨圧迫(心臓マッサージ)やAEDを用いた訓練を各学年毎の5つのグループ(1・2年は一緒に行いました)に分かれて行いました。高学年は、救急救命講習を受けたことがある子もいましたが、低学年の子供たちにとっては初めての経験だったと思います。しかし、真剣に説明を聞き、みんなで声をかけ合いながら訓練に取り組みました。その様子に苓北消防署の分署長さんも驚かれ、「富岡小学校の子供たちは災害に対する姿勢が身に付いていて素晴らしいですね。」とお褒めの言葉をいただきました。
1・2年生の訓練の様子。
3・4年生の訓練の様子。
5・6年の訓練の様子。高学年にもなると、救助を行う時、周りにいる人に明確に指示を出したり、数人で交代しながら胸骨圧迫を行ったりするなどより高度な訓練にチャレンジしていました。
体育館では、消防団の方たちの訓練が行われていました。
全ての活動が終わり、体育館で閉会式が行われました。子供たちの横に並ぶ消防団や消防署の方々のきびきびした行動に、子供たちは驚き、尊敬のまなざしで見つめていました。最後は、6年生代表の子が誓いの言葉を立派に述べて防災訓練は無事終了となりました。教室に帰る際、炊き出し訓練でつくられたビニル袋に入ったご飯を受け取り、教室で訓練を振り返りながら試食を行いました。
6年生の誓いの言葉のように、いつ起こるか分からない自然災害に備えて、日頃から防災意識を高めること、そのために「災害は自分の近くでは起きないと決めつけない」「災害が起きた時は、自分にできる最善を尽くしてできるだけ早く避難すること」を心がけ、自分の命は自分で守ることを強く意識していきたいものです。
子供たちは、4年に一度経験する町の防災訓練で大切なことを学ぶことができました。この日のために準備を進めていただいた役場の方、消防署や消防団の方々、本当にありがとうございました。
一生懸命発表する姿に感動! ~キラキラ富岡フェスタ~
11月8日(金)
4月からの学習の成果を発表する「キラキラ富岡フェスタ」が体育館で開催されました。
プログラム1番は、5年生による「生きる~『水俣に学ぶ肥後っ子教室』から学んだこと~」。水俣に学ぶ肥後っ子教室を通して学んだこと、考えたこと、感じたことを見ている人たちの心に届くように伝えようと頑張りました。最後の詩「生きる」の群読は、子どもたちの声が重なり合い、心に響くものでした。
プログラム2番は、2年生による「必見!ウルトラ2年生は、実在した!!」。かけ算九九、鍵盤ハーモニカ演奏と歌、そして長縄と授業での学びを披露しました。練習の時は、恥ずかしがって小さな声だった子供も、本番当日は大きな声で堂々とした発表で自分をアピールしていました。長縄もみんなで声を合わせて跳び、会場から大きな拍手をもらいました。
プログラム3番は、4年生による「つながり、つなぐ~町と人と4年生とともに~」。総合的な学習の時間においてペーロン学習や苓北支援学校との共同学習を行ってきた4年生が、その中で学んだことや感じた町や人と自分たちとのつながりについて発表しました。今年度でちょうど10歳を迎える4年生がありがとうの気持ちを伝える歌も感動的でした。
プログラム4番は、器楽部による演奏「チャイコフスキー作曲 弦楽セレナード第4楽章」。10月12日に行われた熊本県器楽合奏コンクールで金賞、最優秀賞を受賞した曲を心を込めて演奏し、会場中の人々がコンクールの時の感動を再び味わうことができました。
プログラム5番は、1年生による「くじらぐも~富岡小1年生バージョン~」。一人一人が力いっぱい声を出し、大きく体を動かして発表する姿はかわいらしく、入学してからの成長を感じる感動的なものでした。くじらぐも(特別支援教育支援員さんが扮していました)も、2階体育館ギャラリーから優しく見守っていました。また、鍵盤ハーモニカでの「剣の舞」は、1年生とは思えないほどレベルの高い素晴らしい演奏でした。
プログラム6番は、3年生による「苓北町のよかとこ見っけ!!」。社会科や総合的な学習時間を通して、苓北町のすてきな所を学習してきた3年生が、人気テレビ番組の取材風にアレンジして紹介していきます。子どもたちの劇団員顔負けの大きな声、演技にびっくりしました。そして、あらためて苓北町や3年生のよかとこを再発見できた発表でした。
プログラム7番は、6年生による「新世界で旅立とう!!」。修学旅行で学んだことを、同窓会仕立てで発表し、平和の尊さを低学年の子供たちにも分かるように伝えます。最後は、会場にいる人たちみんなを巻き込んでの一本締めで発表をまとめました。
プログラム8番は、5・6年による合奏「ドボルザーク作曲 新世界第4楽章」。今回、38ページにもわたる超大作に挑戦した5・6年生の演奏は、キラキラ富岡フェスタの最後を飾るにふさわしいものでした。11月20日(水)の郡市音楽会でもトップバッターとして演奏予定です。
どの学年も、見る人を飽きさせない趣向を凝らした発表でした。そして何よりも、子どもたちが一生懸命自分たちの発表を伝えようと頑張る姿が素晴らしかったです。「キラキラ富岡フェスタ」の名のごとく、キラキラ笑顔で自分を輝かせた時間となりました。また、今回も笑顔の花がたくさん咲きました。
修学旅行速報⑤(最終)
10月18日(金)
和泉屋に到着し、昼食タイム。長崎での最後の食事は、皿うどん、酢豚、卵スープでした。
食事が終わると、お楽しみの買い物タイムです。お小遣い5000円を有効に使おうと悩みながら一生懸命選んでいました。
買い物が終わると、いよいよ帰路につきます。時間にかなり余裕があったので、計画にはなかった小浜の足湯に立ち寄り、ちょっとのんびり気分を味わいました。
口之津港につくと、長崎でお世話になった運転手さんに別れを告げ、たくさんのおみやげを手にフェリーに乗り込みます。
予定通りに午後4時30分、鬼池港に到着。港には保護者の方も迎えに来てくださっていました。そして、最後の解団式、2日間の報告を保護者の方々に伝え、お世話になった添乗員さんにお礼の気持ちを伝えます。この2日間、集会の進行や代表の言葉をみんなで分担し、一人一人活躍の場がありました。この2日間で得た貴重な学びを、これからの生活にぜひ生かしてほしいと思います。
今日は、家族にたくさんのお土産話をして、ゆっくり体を休めてください。そして、来週からまた、富岡小のリーダーとしてよろしくお願いします!
修学旅行速報④
10月18日(金)
2日目、最初の学習地は、出島和蘭商館跡。
ミニ出島をバックにみんなで記念撮影。出島は来舶ポルトガル人を居住させるために海中を埋築し、江戸時代に完成しましたが、その後ポルトガル人を渡航禁止となったため、平戸のオランダ商館をここに移したと言われています。この地を通じて日本とヨーロッパを結ぶ経済・文化の交流が行われ、日本の近代化に果たした功績が大きい場所でもあります。
一つ目の見学が終わると、長崎市科学館に向かいます。おもしろ実験を見たり、実際に触ったり動かしたりしながら科学の不思議を体験します。たっぷり科学を楽しんだ子供たちはプラネタリウムも見学しました。すてきな夜空の星を堪能したことでしょう。
修学旅行の学習はこれで終了です。あとは和泉屋で最後の昼食を取り、お楽しみのお買い物タイムです。続きは速報⑤で・・・
修学旅行速報③
10月18日(金)
修学旅行2日目、長崎はとてもいい天気です。子供たちの昨晩の様子は、部屋で友達との会話を楽しみながらも就寝時間には静かに床についた子が多かったようです。睡眠もたっぷりとって、朝はみんな元気で朝食をおかわりする子も・・・
楽しい思い出ができたホテルにも別れを告げ、予定よりも20分ほど早く出発しました。昨年に引き続き早め早めの行動ができる富岡小の子供たち、素晴らしいです!
2日目は、出島和蘭商館跡、長崎市科学館を訪れ学習を進めていきます。学習の様子は速報④で・・・
今年もお世話になります! ~あこうタイム始まる~
10月17日(木)
1・2年生のみなさん、大変お待たせしました。あこうタイムがこの日からスタートしました。あこうタイムは、地域の方を丸つけ先生としてお招きし、1・2年生の学力充実を図っていく取組です。今年は7名の方が学習支援ボランティアにご登録いただき、この日は6名の方が来てくださいました。
時間になると、1年生、2年生の代表の子供が丸つけ先生を呼びに来ます。どちらもちょっと緊張気味に校長室にやってきました。そんな子供たちに優しい笑顔で応えながら子供たちの待つ教室に向かわれます。
教室に到着すると、まずは丸つけ先生との顔合わせ。お名前を紹介され、子供たちの元気のいい「よろしくお願いします。」であこうタイムスタートです。
いつもの授業よりかなり多いプリントなどの課題が用意されていましたが、子供たちは丸つけ先生に丸をもらい、シールを貼っていくのがうれしいようで次々に課題を終わらせていきます。1年生が問題を解きながら「勉強が楽しい!」と言っていました。地域の方も、子供たちに「すごいね、100点満点!」「惜しい、ここをなおすといいよ。がんばって!」と効果的な声かけをしてくださり、ますますやる気になっていました。
30分間のあこうタイムは、あっという間に過ぎ、最後はそれぞれの学年で丸つけ先生にお礼を言って終了となりました。10月はあと2回予定されています。子供たちも来週の木曜日が待ち遠しいと言っていました。来週もどうぞよろしくお願いします。
海に住む生き物について学ぶ ~天草自然学習出前授業(3年)~
10月17日(木)
自然資源活用推進連絡会の学芸員の方をお招きして、2時間目に5年生、3時間目に3年生の天草自然学習出前授業が行われました。3年生の授業では、海に住む生き物について学習しました。理科の学習で、動物は生きていくために「擬態(体の色や形、においや動きを周囲のものや動植物に似せること)」を行うことを学びましたが、今回は海に住む生き物の擬態について詳しくお話を聞くことができました。
擬態を行っている海の生き物の写真が提示され、一体どこに生き物が潜んでいるのかをみんなで見つけていきます。子供たちは目を輝かせ、時には自然と席を離れスクリーンに近づいて生き物を探し、見つけたときにはとてもうれしそうな表情をしていました。
45分の授業があっという間に終了。富岡の海の生き物に一層興味をもった子供たちでした。5年生も学芸員の先生のお話に引き込まれながら、楽しく学習を進めていました。次回は、6年生の出前授業、白岩崎に出かけ学習を行う予定です。とても楽しみです!
修学旅行速報②
10月17日(木)
午後の平和学習。まずは、追悼平和記念館で平和集会を行いました。事前に学習してきたこと、午前中の被爆者の方のお話から感じたことなどを思い起こしながら、平和を願う「折り鶴」の歌を記念館に響き渡らせました。
平和集会を終えると、子供たちは長崎原爆資料館に向かいました。グループごとに展示資料を見て、メモをとったり、写真におさめたり・・・午前中の平和講話を思い出しながら原爆が人類に与えた悲劇を感じ取ったことと思います。
その後、爆心地、平和公園、浦上天主堂・・・戦争の爪痕の残るいろいろな場所を歩いて巡りました。
ガイドさんや説明してくださる方の話を目と耳と心で聞き、平和について真剣に考えた旅行1日目の学習を終え、午後5時過ぎに宿泊先である「アイランド長崎」に到着。歩き回って少し疲れた様子でしたが、まだまだみんな元気です。これから、子どもたちが最も楽しみにしている時間が始まります。ホテルでの様子は次回速報③でお知らせいたします・・・
修学旅行速報①
10月17日(木)
富岡小学校6年生9名、全員元気に鬼池港にそろいました。見送りに来てくださった保護者の方々が見守るなか、出発式が行われます。修学旅行中、平和集会、ホテル入館式、解団式など何回か式を行いますが、9名の子供たちが司会や挨拶の言葉などを分担し、どの子も活躍の場が与えられています。
楽しく学びの多い旅行にしていこうと意欲満々の表情で、船に乗り込みます。30分もすると、船は長崎、口之津港に到着。バスに乗って長崎市内をめざします。
午前11時、最初の学習地である追悼平和記念館に到着しました。ここでは、被爆体験者の方のお話を伺いました。被爆された方の思いを受け止め、これから自分たちが平和を守るためにどんな行動をとっていくとよいのかしっかり考えたことでしょう。
被爆体験講話が終わると、出島テラスでの昼食タイム。メニューは長崎名物のトルコライスでした。みんな完食でした。
昼食後は、みんなで記念撮影。
午後からは、追悼平和記念館で平和集会を行った後、原爆資料館や如己堂など歩いて回りながら平和学習を行っていきます。その様子は、速報②でお知らせします。
楽しいイベント満載 ~5年学年レクレーション~
10月13日(日)
この日、5年生の学年レクレーションが開催されました。午後2時45分、子供たちとお世話をする保護者の方々が図書室に集合。まず、はじめに行うのは「学校かくれんぼ」。子供たちが学校の敷地内に隠れ、制限時間内に保護者の方が見つけるというものです。子供たちはあらかじめ隠れる場所を決めており、お世話をする保護者の方が近くで安全を見守ります。
図書室での打ち合わせが終わると早速、校内に散らばり隠れ始めます。隠れていない部屋にもバリケードを作るなど保護者の方が探すのに時間がかかるよう工夫します。
子供たちが必死で隠れている3時15分頃、子供たちを見つける役の保護者の方々が図書室に集まってきます。保護者の方も、やる気満々、子供たちを早く見つけるための作戦会議を行っていらっしゃいました。午後3時30分、学校かくれんぼスタートです。保護者も勢いよく図書室を飛び出し、方々に分かれ隠れている子供たちを探し始めます。
子供たちも上手に隠れていて、保護者も探すのに苦戦・・・前半が終わったところで10人近くの子供たちがまだ見つからずにいました。結局制限時間内に子供たち全員を見つけ出すことができず、隠れた子供たちの勝利となりました。隠れる方も、見つける方もドキドキハラハラのとても楽しい「学校かくれんぼ」でした。
一つ目のイベントが終わると、次は富岡公民館に移動し、「カレー作り」です。保護者の方に手伝っていただきながら、ご飯を炊き、カレーの具材を切り煮込んでいきます。
そして、おいしいカレーができあがりました。全員でおいしくいただきました。
子供たちが、公民館でカレーを作っている頃、学校では3つめのイベント「きもだめし」の準備が着々と行われていました。保護者の方も、レクレーションとは思えないほどのはまり具合です。きもだめしの写真は残念ながら暗くて写りが悪く紹介できませんでしたが、夜の学校を怖がりながらも(泣いた子もいたとか・・・)普段は味わえない体験を友達や保護者のみなさんと楽しんでいました。
楽しいイベント盛りだくさんの学年レクレーションでした。子供たちも大満足だったようです。計画・準備・運営等ご尽力いただいた学年委員や多くの保護者の皆様、本当にありがとうございました。
感動の音楽を響かせて! ~器楽合奏コンクールを前に~
10月11日(金)
熊本県立劇場で行われる熊本県小学校器楽合奏コンクールを、いよいよ明日に控え、朝の音楽集会で全校児童、職員の前で演奏を披露しました。
14名の器楽部の子供たちと指揮者の先生の心が一つになり、体育館中に心揺さぶられる感動の音楽が響き渡ります。演奏する曲は、一昨年のコンクールで演奏した曲と同じですが、その時よりもはるかにレベルアップしたできばえの音楽でした。
聴いている子供たちも、音楽の世界に自然と引き込まれていきます。演奏が終わった後、器楽部の子供たちに対して、激励の拍手や言葉がおくられました。
10月12日(土)、今まで最高の音楽をつくりあげるためにみんなで頑張ってきたことを思い出しながら、自信をもって富岡小学校の感動の音楽を県劇ホールいっぱいに響かせてください!
笑顔いっぱいの 敬老ふれあい会
10月10日(木)
子供たちのおじいちゃん・おばあちゃんや富岡地区にお住まいのおじいちゃん・おばあちゃんをお招きして「敬老ふれあい会」が体育館で開催されました。今年度も、4年生が会場の準備や司会進行等中心となって頑張りました。
会場にはほとんどの参加者がそろい、開始まで時間があったとき、4年生の子供たちが機転を利かせ、全校児童で校歌を披露することを提案。元気よい子供たちの歌声におじいちゃん・おばあちゃんたちも手拍子をしながら目を細めて聴いていらっしゃいました。
開会行事。富岡地区老連会代表の方のお話の後、4年生が活動の内容や場所について説明を行いました。先生方も地域の方々に自己紹介を行いました。児童全員で「お願いします。」と挨拶をして、活動スタートです。
縦割り班(かなた班)ごとに、3つのコーナーを体験して回ります。一つ目は、「お手玉コーナー」。おばあちゃんたちのお手玉の技を見て、「すご~い!」と感心し、自分たちも・・・と粘り強く練習していました。
二つ目は、「竹とんぼコーナー」。手のひらで竹トンボの軸をすべらせ押し出して飛ばすのですが、なかなかうまくいきません。おじいちゃん・おばあちゃんたちが見本を見せたり、手を添えたりしながらコツを伝授してくださいました。少しずつコツをつかんで高く飛ぶようになり、とてもうれしそうな子供たちの姿がありました。
三つ目は、「おはじきコーナー」。2~3人の組を作り、おはじき遊びを楽しみました。指でうまくはじき、たくさんおはじきを取ることができて喜んでいました。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、閉会式となりました。たくさんの子供たちが感想発表に手を挙げました。「最初は、できなかったけど、コツを教えてもらったらできるようになってうれしかった。」「おじいちゃん・おばあちゃんたちと一緒に遊べて楽しかった」などの意見が出され、参加されたおじいちゃん・おばあちゃんたちもニコニコ笑顔で聞いていらっしゃいました。最後は、参加してくださった方々にお礼の言葉を伝え、会を終了しました。
たくさんの方から、見守られ助けていただいていることを実感できた「敬老ふれあい会」でした。ありがとうございました。
栄養のバランスを考えて・・・~5年・家庭科の授業から~
10月9日(水)
5年生は家庭科の授業で、「栄養のバランスに注意して献立を考える」学習を行っています。この日は、アドバイザーとして苓北町の栄養職員の先生に来ていただきました。まずは、自分たちの家で食べた献立を発表し、その後、アニメの動画に出てくる食事のメニューについて問題点はないかをみんなで考えました。
栄養職員の先生から、五大栄養素についてのお話をしていただき、5つの栄養素を含んだ食品を使ったバランスのよい献立を考えていくことが大切ということを学びました。お話を聞いた後は、実際にアプリを使って自分で献立作りです。使いたい食品を選んで並べてみると、栄養が偏っていたり、バランスよく食品を選んでみたものの、それからできる献立メニューが思い浮かばなかったり・・・試行錯誤しながら自分なりの献立を考えていました。これから、調理実習も予定されています。子供たちも、その練習として家庭でも栄養バランスのとれた献立メニューを考え、家族のために料理に取り組んでくれるとうれしいなと思います。
授業が終わると給食です。栄養職員の先生は、各学年の給食の準備の様子をご覧になりました。どの学年も身支度を整え、協力し合って給食の準備を行っていました。
1年生の学習 がんばっています!
10月8日(火)
1年生の授業の様子をのぞいてみました。算数は、たし算の繰り上がりの学習でした。たす数、たされる数どちらを分けても10のまとまりにできることに気づき、ペアで自分のやり方をブロックを使ったり、ノートに書いたりしながら説明し合っていました。練習問題も「できた、できた!」と喜びながら取り組んでいました。
たんぽぽ学級の1年生は、一から十までの漢字の練習に取り組んでいました。平仮名からいよいよ漢字の練習が始まり、ノートに丁寧に練習していました。最後は、元気な音読を披露してくれました。
国語、算数ともに、少しレベルが上がってきた学習に、1年生も意欲満々です。この意欲を大切にしながらこれからの学習の基礎となる内容をしっかりと身に付けさせていきたいと思います。
4年・苓北支援学校との交流②
10月7日(月)
4年生は総合的な学習の時間に、苓北支援学校との交流学習を行っています。1学期も支援学校を訪問し、3名の子供たちとの交流を行いました。その時は、支援学校側が用意されたボッチャなどのゲームで交流を行いましたが、今回は、富岡小学校の子供たちが交流の内容を考え、進行も任されました。まずは、3つのグループに分かれて自己紹介から。1学期は、初対面でお互い緊張していましたが、今回はかなりリラックスムードで再会を喜んでいました。
早速、チーム対抗戦のゲームが始まります。まずは、すごろくゲーム。4年生の子供たちによる手作りすごろくは、なかなかの出来です。2年間の学校生活をすごろくに表してあり、「授業参観で発表できず、叱られ3マス戻る」「苓北支援学校との交流が楽しい!4マス進む」・・・など楽しいマス目となっていました。サイコロも支援学校の子供たちが振りやすいように坂道を作ったり、手を添えて一緒に行ったりと心優しい場面が至る所で見られました。
すごろくゲームが終わると、次は〇×ゲームと宝探しゲーム。富岡小学校に関する問題を支援学校の子供たちに考えてもらい、正解すると宝が隠されている場所のヒントが出されていきます。宝は、子供たちが作った折り紙やお手紙などで、宝を手にした支援学校の子供たちもとても喜んでいました。最後は、感想を交流し合いました。お互いのことを知り、一緒に活動する喜びを感じることのできた時間でした。
今年も大盛況! ~町民体育祭富岡大会~
10月5日(土)
午後1時、翌日の町民体育祭に向けて準備が行われていました。トラックのラインを引いたり、テントを設営したり・・・役場の担当の方や各地区の役員さんには、大変お世話になりました。
10月6日(日)
町民体育祭当日。午前7時45分から、役員の打ち合わせが行われていました。
そして、午前8時30分。いよいよ町民体育祭のスタートです。各地区選手団入場の後、開会式が行われました。
開会式が終わると、競技スタートです。トップバッターを飾るのは、富岡保育園の子供たち。切れのあるダンスとポーズもビシッと決まった組体操を披露。会場から大きな拍手が沸き起こりました。
びんおこし・びんたおしは、各地区ごとにリレーでつないでいきます。
パン食い競争には、富小の子供たちも参加。小中学生の部、大人の部ともに吊り下げられたパンを口で挟むのに苦戦しながらもおいしいパンをゲットできたようです。
「あわてず急げ」・・・ボールをドリブルしながら、リレーでつないでいきます。
じゃんけん競走。なかなかじゃんけんに勝つことができず、何度もいすの周りを走っていた人もいました。
「やんちゃ子守」ボールをバウンドさせて背負った籠の中に入れるのにかなり苦戦。正に、ボールがやんちゃな子供だったようです。
百足競走リレー。各地区声を掛け合いながら、進んでいきます。ゴールは大接戦でした。
ボール運びリレーは各老人クラブの対抗戦でした。ボール配りリレーは、3つのボールを行きは小さな皿にのせ、帰りは回収して次の走者に渡します。
プログラムの最後は、地区混成リレーです。小学生チームから大人チームへとバトンをつないでいきます。選手の迫力ある走りに、地区ごとのテントも応援で大いに盛り上がりました。
快晴の秋空のもと(やや暑かったですが・・・)午前11時頃には閉会式を迎え、大きなけがもなく無事終了することができました。後片付けまで大変お世話になりました。
昨年度に引き続き、今年度も大盛況に終わった町民体育祭でした。このような地区あげての体育祭にたくさんの方が参加し、楽しい交流の場がこれからも続いていくことを願っております。
陸上記録会(5・6年)
10月4日(金)
雨によるグラウンドコンディション不良のため、延期となっていた陸上記録会。2日(水)の時点では、木、金と雨の予報が出ていて予備日の実施も無理かと思われていました。水泳記録会も熱中症予防から中止となり、子供たちの頑張りを発揮する場として何とか陸上記録会は実施したいという先生方の思いが通じて、グラウンドも実施できる状態まで回復し、当日午前6時はまだ弱い雨が降る中でしたが、実施を決断しました。朝から、体育主任や校長先生方で消えかけていたラインを引き直し、会場設営を行いました。すると、次第に雨も上がり、晴れ間まで見えるようになってきました。先生方がそろうとメンバー確認や各種目に分かれて役員の打ち合わせを行います。
子供たちはというと、各学校それぞれに準備運動やウォーミングアップを行います。
開会式を終えると、まずは全員出場する100m走の競技が始まります。5年女→5年男→6年女→6年男の順に走りました。最後まで力を抜くことなく、一生懸命ゴールまで走りました。
次は、フィールド競技です。ソフトボール投げ、走り幅跳び、走り高跳びに分かれて同時進行で競技が進んでいきます。
最後は、800m走です。フィールド競技が行われている間にウォーミングアップを行っていました。5・6年女子→5・6年男子の順に競技が行われました。短距離走に近いスピードで4周近く走るので、かなりきつかったと思いますが、各学校の応援席から大きな声援を受けて、全員最後まで走り抜きました。
今年は、残念ながら新記録は出ませんでしたが、みんな「あきらめない心」で最後まで力を尽くして頑張った陸上記録会となりました。この頑張りは、今後自分に対する自信となり、いろいろな場面で生かされていくことと思います。平日にもかかわらず、たくさんの方が応援にかけつけてくださいました。本当にありがとうございました。
町民体育祭に向けて ~運動場整備~
9月29日(日)
10月6日(日)の富岡地区町民体育祭に向けて、運動場整備が行われました。午前7時開始だったのですが、6時過ぎから草刈りをしてくださっている方もいらっしゃいました。この日は地域の方、保護者の方、そして子供たちと100名以上の方が参加され、刈り払い機で草を刈る、草刈り鎌でしつこい芝を引き抜く、刈った草を集める・・・それぞれの仕事を汗だくになりながら頑張ってくださいました。
おかげで、1時間もすると運動場も見違えるほどきれいになり、予定していた時間より早く終了することができました。富岡地区の団結力の強さを感じました。また、子供たちが、保護者の方だけでなく地域の方々と一緒に作業をする光景はとてもいいものだなと思いました。きっと6日の町民体育祭は大いに盛り上がることでしょう。(天気がちょっと心配ですが…)
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
1年生に楽しんでもらうために ~2年生活・おもちゃのまちづくり~
9月27日(金)
2年生の教室をのぞいてみると、生活科の学習が行われていました。黒板には、「1年生をおもちゃのまちにしょうたいしよう」と書かれていました。10月に1年生を招いて手作りのおもちゃやゲームで楽しむ計画をたてているそうです。1年生の人数にあわせて5種類のおもちゃ・ゲームコーナー(ダーツ・魚つり・ボーリング・とことこ車・ビュンビュンカー)を考え、分担して準備を進めていきます。9月末までにおもちゃやゲームを完成させようと、どのグループも友達と協力しながら頑張っていました。おもちゃだけでなく、すてきな景品もできあがっていました。
おもちゃやゲームができあがると、これから1年生に楽しんでもらうために遊び方を工夫したり、招待状をつくったりと準備を進めていく予定です。昨年は、招待される側だった2年生が、1年生のために話し合ったり、準備したりする姿を見て、立派なお兄さん・お姉さんに成長しているなと感慨深いものがありました。きっと、10月にすてきな「おもちゃのまち」が開催されることでしょう。2年生のみなさん、頑張ってくださいね!
水俣に学ぶ肥後っ子教室(5年)
9月26日(木)
苓北町内4小学校の5年生は、2台のバスに分かれフェリーを使って水俣を訪問しました。「水俣に学ぶ肥後っ子教室」です。この「水俣に学ぶ肥後っ子教室」は熊本県内全ての5年生が水俣に行って学ぶ学習です。社会科で公害を学習する5年生が、実際に水俣市を訪問し、水俣病資料館や環境センターなどで公害被害から環境再生へと立ち上がる水俣の姿を学んでほしいという願いから2011年度から始まりました。
午前6時15分。体育館に富岡小学校5年生がそろいました。担任の先生から説明を受けた後、いよいよバスに乗り込みます。朝早くからお家の方も大勢見送りに来てくださっていました。
午前7時50分、牛深港に到着。4校の5年生がそろったところで出発式を行いました。各学校の代表が、今から始まる「水俣に学ぶ肥後っ子教室」のめあてを発表しました。
出発式を終え、フェリーに乗り込み、水俣へ。フェリーの中では、集団宿泊教室で仲良くなった4校の5年生が、学校の垣根を越えて一緒に海風にあたったり、客室内でおしゃべりをしたり、楽しい時間を過ごしていました。
午前10時過ぎ、予定通りに水俣に到着。まずは、水俣病情報センターで語り部の方の講話を聞きます。とてもお話が分かりやすく(実は、語り部の方は夏休みに本校職員が研修を受けた方だったのです)子供たちの心に響くものがありました。子供たちは、しおりのメモ欄が足りなくなるくらい、たくさんメモをとって真剣な表情で聞いていました。(語り部の方の写真掲載はNGなので開始前の様子しかお伝えできませんが・・・)
講話が終わり、館内を10分ほど見学し、外に出て5年生全員で記念撮影を行いました。
そして、お楽しみの昼食の時間。外が暑かったので室内で昼食をとることになりました。朝早かったので、みんなお腹がすいていたようであっという間にお弁当を食べてしまいました。
お弁当を食べ終わった子供たちは、班ごとに環境センターにあるいろいろなコーナーを回り、体験ゲームを楽しんでいました。午後からは、環境学習です。クイズを交えながら地球温暖化、CO₂排出実質ゼロ(ゼロカーボン)に向けた取組などについて分かりやすく説明してくださいました。子供たちも、環境のために自分がどんな取組をしていくか決めてシートに書き込んでいました。是非、実行していってほしいと思います。
最後に、水俣病資料館に移動し、語り部の方のお話を思い出しながら、展示してある資料を写真におさめたり、メモをしたりして水俣病についての理解を深めました。
水俣での学習を終え、帰路につきます。行きと変わらず、フェリーの中もみんな楽しそうでした。牛深港に到着し、解散式を行いました。各学校の代表が一日の学びを発表しました。
解散式が終わると、志岐小、坂瀬川小の友達に別れを告げ、都呂々小の友達とともにバスで学校に向かいます。帰りは、きっと子供たちは疲れてみんな爆睡だろうと思っていたのですが、寝ている子はほんのわずかで、〇〇ランキング発表など、都呂々小学校の友達も巻き込みながら大盛り上がりのバスの中でした。そして、午後6時、富岡小学校到着。たくさんの保護者の方、先生方、器楽部の子供たちに出迎えてもらいました。
朝早くからのお弁当作りや送迎等、保護者の皆様には大変お世話になりました。子供たちは、水俣での学びを知識だけに終わらせず、心で受け止め、これからの生活にどうつなげていくのかを、これからの学習できっと深めていってくれることでしょう。半年後は、最高学年となる5年生の子供たちが、学びを生活に生かして素晴らしい富岡小学校のリーダーへと成長していくことを大いに期待しています。
陸上記録会に向けて・・・
9月25日(水)
10月2日(水)の陸上記録会に向けて、5・6年生の練習が本格的に始まりました。先週までは、朝から夕方まで、暑さ指数(WBGT)が31℃をこえることが多く、体育の授業はもちろん練習もほとんど外ではできない状況でした。今週になってようやく外で運動できる暑さ指数になってきました。この日は6時間目、5・6年生合同の体育でした。
まず、走力を高める運動を行い、100Mのタイムを測定しました。100M全力疾走・・・といいたいところですが、あまり走り込んでいない子にとっては100Mはとても長く感じ、ゴール付近では失速していたようです。本番では、失速してしまっても、遅くなってしまっても、最後まであきらめず、ゴールまで走り抜けてほしいと願っています。
6時間目が終わると、5・6年生担任以外の先生方も運動場に集まり、今度は種目別に分かれての練習です。
走り高跳び。今年度は、標準記録をこえていないと出場できないため、富岡小学校からは2名の参加となります。
ソフトボール投げ。記録をとった後は、より遠く飛ばすためにキャッチボールで肩を鍛えていきます。
800m走。800mは、中長距離種目ですが、かなり短距離色の強い走りとなるのできつい種目と言われます。全力で走ったり、ゆっくり走ったりを繰り返しながら少しずつペースを上げていく練習を行っています。
最後は、走り幅跳び。20㎝×120㎝の踏み切りラインをこえてしまうと、記録とならないのでみんな足をあわせるのに苦労していました。着地は「ん」の形になるよう友達同士で見合い、アドバイスし合いながら練習しています。
本番まで、あと数回の練習ですが、自己ベストが出せるよう、自分の力を信じて頑張ってほしいと思います。
応援も、どうぞよろしくお願いします。
あいさつ運動 ~秋の交通安全運動実施中~
9月25日(水)
今朝は、あいさつ運動でした。現在秋の交通安全運動も実施中(9月21日~30日)で、あいさつ運動の当番の方だけでなく、交通安全の呼びかけのための地域の方も加わり、子供たちの登校を見守っていただきました。子供たちも元気に挨拶を行っていました。
秋の交通安全運動では、反射材用品の活用や安全な横断方法、ライト点灯や自転車等のヘルメット着用が重点取組事項となっているようです。子供たちも、交通ルールを守り、交通事故ゼロで元気に過ごしてほしいと願っています。
親子でサップ体験 ~1年・学年レクレーション~
9月23日(月)
この日、富岡海水浴場でサップ体験イベントが行われ、1年生の学年レクレーションとして親子でサップを楽しみました。サップ・SUPとは、正式名称で「スタンドアップパドルボード(Stand Up Paddleboard)」というウォータースポーツの一種です。ボード(板)の上に立ちパドル(水かき)を使って水面を漕ぎ進んでいきます。体験の前に、参加者全員で砂浜に落ちているゴミを拾うクリーンタイム。ビニルや木切れなど子供たちもたくさんゴミを拾っていました。
クリーンタイムが終わると、いよいよ救命胴衣を身に付け、サップについての説明を聞きます。まずは、子供たちからチャレンジします。子供たちは、一人ずつインストラクターの方と一緒にボードにのり、行きは恐る恐るパドルを漕いでいましたが、帰りはすっかり慣れて、立ち上がってボードを漕ぐ子も・・・帰り着いたとき、みんな口々に「楽しかった!」「もう一回乗りたい」と生き生きした表情でお家の方に話していました。
子供たちが終わると、次はお父さん・お母さんたちの番です。子供たちは・・というと、海に飛び込み、みんなで楽しそうに遊んでいます。しかし、お家の方が折り返しで帰ってくるときは、みんなで「がんばれ~」と大きな声援をおくっていました。
夏休みから天候不良のため延期になった1年・学年レクレーションでしたが、秋の爽やかな風が吹く海で、親子で楽しい体験ができ、最高の思い出ができたことでしょう。子供たちのにこやかな笑顔が印象的でした。お世話いただいた学年委員の皆様、ありがとうございました。
子供たちの学びを深めていくために・・・
9月20日(金)
1月18日(土)開催予定の九州学びの会研究大会(富岡小学校公開授業・講演会)に向けて、子供たちが自分たちで学び合いながら一人一人の学びを深めていく授業に取り組んでいます。教師の出番をできるだけ減らし、子供たち同士がかかわり合いながら学びを深めるにはどうしたらよいのか、子供たちが意欲的に自分たちで問題解決を進めていくにはどのような課題(共有の課題・ジャンプの課題)が適切なのか、先生方も話し合い、悩みながら試行錯誤の毎日です。この日、鹿児島大学の講師の先生、大学院生が本校を訪問され、子供たちの学び合いの様子を見ていただきました。
まず4時間目は、2年生→1年生→たんぽぽ学級→3年生の授業を参観。
5時間目は、6年生→4年生→5年生の順に授業を見ていただきました。
全ての学級の授業を参観後、お二人の先生が各学級の授業の様子についての気付きを丁寧に説明してくださいました。研究主任も参加し、本校の校内研修で悩んでいることなどについてお話しすると、的確なアドバイスもいただきました。時間の都合上、先生方は全員参加することができなかったので、動画を撮影し、後で確認を行いました。
子供たちの学びを深めるために、先生方も悩みながら、いろいろな方法を試しながら、研究を進めています。この日は、いろいろなアドバイスをいただいたことで、研究もかなり前進したような気がします。講師の先生方、ありがとうございました。
教育実習 総まとめの一日
9月19日(木)
9月9日(月)から始まった教育実習も、早いもので明日が最終日・・・本日は、実習の総まとめとして、一日学級担任として授業をしたり、給食・掃除などの指導を行ったりしました。朝からは、クリーンタイムが行われ、3年生の子供たちに指示を出しながら一緒に運動場の草引きを頑張りました。2時間目は、算数の授業。デジタル教科書もしっかりと使いこなしながら、あまりのあるわり算の指導を行いました。
そして、3時間目は先生方にも見ていただいた道徳の授業。実習生とは思えないほど、落ち着いて(きっと内心はかなり緊張されていたのかもしれませんが)、子供たち一人一人の意見を大切にしながら、「がんばることのよさ」について心に響く授業を進めていかれました。
授業の最後に、子供たちが頑張っている様子をおさめた写真を紹介され、子供たちもとてもうれしそうな表情でした。きっと、今頑張っていることをもっと頑張ろうと意欲を高めたことでしょう。
給食の時間は、前にいる実習生の先生と楽しく会話をしながら、おいしそうに食べていた子供たちでした。
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今日一日、立派に担任業務をこなされた実習生の先生、明日はいよいよ教育実習最終日です。富岡小学校で子供たちと素敵な思い出をつくってくださいね。
クリーンタイム
9月12日(木)
朝からのクリーンタイム、3年生以上は、運動場の草引きを行いました。いよいよ翌週から10月2日(水)に予定されている陸上記録会に向けての練習が始まります。10月6日(日)には、富岡地区の町民体育祭も予定されています。5・6年生が練習を頑張れるように、地域の方々が気持ちよく使っていただけるように、晴れ続きで根をはって抜きにくくなっている草に苦戦しながらも一生懸命取り組んでいました。
1・2年生は、花壇の雑草の草引きです。ひまわりも元気に育っています。花壇の草引きが終わると、その周りの草引きも頑張っていました。
昨年は、かなり草が生えていて教育委員会や地域の方にもお手伝いいただきました。今年は、子供たちも学校のため、地域のためという意識をもち学校をきれいにしようと頑張っています。しかし、子供たちや職員が草を刈ったり、抜いたりしても植物の生命力はすごいもので、すぐに草は伸びてくるので、これからも頑張り続けたいと思います。
※29日(日)は朝7時から、町民体育祭に向けての運動場整備が予定されています。保護者、地域の皆様大変お世話になります。
文字の姿・形を目で追いながら ~5年・毛筆指導~
9月11日(水)
文化展毛筆の部の作品完成に向けて、苓北町の毛筆指導の先生が、9月は2時間続きでご指導くださっています。先週は6年生、この日は5年生の授業でした。いつものように「お習字の教え」をみんなで復唱し、黙想で心を整えます。そして、先生のお話。まず、紙をきちんと折って練習することの大切さについてお話しになりました。紙を縦に折ることで「文字の中心をそろえる」、横に折ることで「文字の大きさをそろえる」をより意識して書くことができるそうです。また、5年生の課題「成長」はどちらも、書き順を間違えやすい文字です。書き順が決まっているのは、文字をはやく、美しく書くため、それ故書き順をおろそかにしてはきれいな文字は書けないのです。
一つ一つの文字の姿・形を手本をよく見て目で追いながら、書いていくことの大切さも子供たちに伝えられ、子供たちも真剣な表情で、手本とにらめっこしながら練習に取り組んでいました。
1時間の練習が終わると、次の2時間目は、いよいよ清書です。3枚の清書にチャレンジし、その中でよくできた作品に名前を書いて提出します。2時間の授業で、ぐんと手本に近づいた作品ができあがっていました。
しかし、文化展毛筆作品の締め切りまで、まだ1ヶ月ほどあるので、学級でも時間をとって練習することと思います。毛筆指導の先生から教えていただいたことを忘れずに、さらにいい作品へと高められるよう頑張ってください。
2時間の活動を大いに楽しみました ~クラブ活動~
9月10日(火)
この日の午後は、4年生以上の児童による2時間続きのクラブ活動でした。今年度は、3つのクラブに分かれて活動しています。まずは、ものつくりクラブ。1学期は、スノードーム、スライム作りに挑戦し、今回はオレンジゼリー、ホットケーキづくりです。先生方から手順の説明を受け、あとはグループで協力し合いながらおいしいスイーツができあがりました。
次は、室内遊びクラブ。室内でできる遊び(トランプ、カルタ、折り紙、人生ゲームなど)をペアやグループで楽しみます。この日は、将棋にチャレンジしました。やり方を知らない子も説明書を見たり、友達に教えてもらったりしながら、2時間たっぷり将棋の世界に浸っていました。
最後の3つめのクラブは、スポーツクラブ。2時間続きのクラブ活動の時は、2種類のスポーツゲームを楽しみます。熱中症に気を付けながら、教育実習生も一緒にサッカーやキックベースボールを楽しみました。
クラブ活動は、残り2学期に2回、3学期に1回です。共通の興味・関心をもって集まった仲間同士、学年の枠を越えて、なかよく楽しく充実した活動にしていってください。
リクエスト給食
9月10日(火)
7月に、リクエスト給食(学級でリクエストしたメニューが給食の献立として出されます)券をかけたチャレンジ(残さい調べ)が2週間実施され、各学校1位だった学級の希望メニューが9月から登場しています。9月は、志岐小と富小からのリクエスト給食です。この日は、見事1位を獲得した富岡小学校1年生のリクエスト、メニューは、オムライスでした。チキンライスはあっても、卵がのせてあるオムライスはめったに給食で出てこないので1年生はもちろんのこと、他の学級の子供たちも大喜びで食べていました。
10月は、残りの坂瀬川小、都呂々小、苓北中のリクエスト給食です。12月にまた、リクエスト給食券をかけたチャレンジが実施されるそうですので、次こそ1位を取って希望のメニューが給食に登場するといいですね。
教育実習 がんばっています!
9月10日(火)
9月9日(月)~20日(金)までの2週間、富岡小学校では教育実習生が先生になるための勉強(教育実習)を頑張っています。本校の卒業生でもあります。この日は、校長と一緒に各学級の授業の様子を見て回りました。たんぽぽ学級では、1年生が色の名前を確かめ、いろいろな色で線をなぞったり、枠からはみ出さないよう気を付けながら色を塗ったりしていました。1年生は国語、元気な声で一人ずつ音読を披露しました。
6年生は、タブレットを使って教科書の2つの文章を色分けし、推敲の良さを見つけていました。ICTを活用した授業で、子供たちのレベルの高さに実習生の先生も驚かれていました。2年生は、身の回りにあるポスターや看板などからどんな情報を伝えているのかについて考えていました。
5年生は社会、グループで協力し合いながらいろいろな資料から水産業の変化について読み取れることを調べていました。4年生は、外国語の授業でした。グループに分かれてのゲームもとても楽しそうでした。
最後は、3年生、理科の授業を参観しました。植物の育ち方を学習です。植物が枯れた時の様子を、実習生の先生の前で思い切り体で表現しました。かわいらしい子供たちの姿に、先生も思わず目を細めていらっしゃいました。
おもに、3年生の教室で実習を行っていらっしゃいますが、ほかの学級の子供たちも、若くて優しい実習生の先生が大好きで、休み時間は自然と先生の周りに子供たちが集まってきます。昼休みも一緒に遊びたいところですが、このところWBGT値(暑さ指数)が高く、外遊びが思うようにできず、朝の時間に一緒にサッカーをして(なんと30人が一緒にゲームをしていました)楽しんでいました。
毎日子供たちとしっかり向き合いながら、一生懸命頑張っていらっしゃいます。富岡小学校での2週間で、子供たちと素敵な思い出をたくさんつくり、「先生になりたい」という気持ちがさらに強くなればと願っています。
おいしいお米が届きました
9月6日(金)
5年生は、水土里ネットの方々のご協力のもと、志岐小学校の子供たちと一緒に4月に田植え、8月に稲刈りを行いました。そのお米が学校に届き、昼休みに贈呈式が行われました。うるち米、もち米2俵ずついただきました。貴重な経験をさせていただいただけでなく、おいしいお米まで届けてくださり感謝の気持ちでいっぱいです。おいしくいただかせていただきます。ありがとうございました。
優しい心、笑顔で接すれば・・・~3年認知症サポーター講座~
9月6日(金)
2、3校時、図書室で社会福祉協議会、役場の方4名をお招きして、3年生の認知症サポーター講座が行われました。
認知症という言葉を知っている、聞いたことがあると答えた子供は、13名中2名。そこで、ちびまる子ちゃんの家族の例などをあげながら認知症について分かりやすく教えていただきました。おじいちゃん、おばあちゃんのように年をとることで体に変化が起こり、その中でかかりやすい病気の一つが認知症であること、認知症は脳の病気だけど、こわい病気ではない、でも分からないことが多くなって不安な気持ちになり投げやりになったり、怒りっぽくなることもある、そのことでますます病気が進む、しかし周りの助けがあれば心が穏やかになってできることが増えることもある・・・など、子供たちの心の中にもすっと入っていき、真剣な表情でお話を聞いていました。
また、認知症の方に言ってはいけない言葉(「さっきも言うたろ」「はよせんね」「何ばしよっと」「何でわからんと」)や話しかけるときのポイント(前から、笑顔で、ゆっくりと、わかりやすい言葉で、短い文章で、優しい態度で)、3つの「ない」(いそがせない、おどろかせない、心をきずつけない)が大切ということについても教えていただきました。寸劇「おばあちゃん どうしたの?おサイフがない!」もあり、認知症の方にどう接していくといいかしっかり考えていました。
前半の部の最後では、認知症予防にもなる手遊びや数を探していくシートにチャレンジし、休み時間の間もそのまま取り組んでいる子もいました。
後半の部は、いろいろな場面から自分だったらどうするかをグループで意見を出し合い、発表し合いながら前半の部で学習したことを深めていきました。
学習を終えた後、子供たちは「認知症サポーター」として認定され、オレンジのバンドやカードなどが渡されました。認知症サポーターは、病気のことを正しく知って認知症の方の応援者になることだそうです。
きっと、富岡小学校3年生の子供たちは、これから認知症サポーターとして、認知症の方ばかりでなく、自分の周りの人に優しい心で、笑顔で接しながら活躍していくことでしょう。子供たちのためにすてきな心の学びの時間を与えてくださった社会福祉協議会の皆様、ありがとうございました。
同じ富岡に学ぶ先輩の姿を通して ~ようこそ先輩~
9月6日(金)
朝の時間を使って、毎年恒例の「ようこそ先輩」が実施されました。これは、特色ある教育活動を進める県立拓心高校マリン校舎の生徒さんたちが、「学校のこと・自分たちが学んでいること・将来に向けて」等の内容で、話をしてくださるものです。今年度は、マリン校舎2年の生徒会長と副会長の生徒さんが来てくださり、4年生以上の子供たちが参加しました。
まずは、学校の説明から。マリン校舎にある学科(普通科総合コース、海洋科学科海洋航海コース、海洋科学科栽培・食品コース)についてプレゼン資料を提示しながら分かりやすく説明してくださいました。子供たちも、興味津々で聞いており、「自分もマリン校舎で勉強したい」と感想に書いていた子もいました。
学校行事や部活動の話も心に残ったようです。本渡校舎とマリン校舎との間を走る25㎞のマラソン大会や、カッター部(「カッター」とは、大型船に搭載されている救命艇のことで、子供たちは説明を受けて「ペーロンのようなものだ」と言っていました)については、子供たちから質問や感想がたくさん述べられていました。
質問・感想交流の中で、2人がなぜ、このマリン校舎を進学先に選んだのか、また将来の夢についても語っていただきました。一人の生徒さんは、小さい頃水族館に連れて行ってもらったことがきっかけとなり、将来飼育員となり魚の魅力を伝えたいという夢をもって、神奈川県からこのマリン校舎に入学を決めたそうです。もう一人の生徒さんは、同じ苓北町志岐小学校の卒業生です。高校の体験入学で、魚を加工して缶詰にすることに魅力を感じ、進学を決めたそうです。夢をもって、日々の学びを深めている2人の高校生の姿は、学ぶこと、夢をもつこと、将来の仕事等について考えるいいきっかけとなったことでしょう。しっかりとした目標をもち、頑張る高校生がこの富岡で富っ子の先輩としていることを誇りに思いました。マリン校舎の生徒の皆さん、ご指導いただいた先生方、本当にありがとうございました。
クリーンタイム ~一人一鉢しっかり育てていこう!~
9月5日(木)
朝からクリーンタイムが行われました。今回は、1学期人権の花で種を蒔き育てていた苗を一人ずつ鉢に植え替えます。環境委員会の子供たちが今回も土や鉢など作業がスムーズに進むように事前に準備してくれていました。自分の鉢の花が枯れてしまわないようにこれから心を込めてお世話をしていってほしいと思います。
運動場バックネット近くの花壇には、ひまわりの種を6年生が蒔き、たんぽぽ学級の子がたっぷり水をあげました。台風10号でなぎ倒されてしまったひまわりの花、もう一度きれいに咲いてくれるといいですね。
運動場では、一人一鉢の苗を植え終わった子供たちが草取りを頑張っていました。
朝から花を植え、花壇や運動場をきれいにした子供たちは、すっきりした気持ちで1時間目の授業に臨んでいました。
スタートダッシュ 好調!
9月4日(水)
朝から砂場で体育委員の子供たちが砂を掘り起こしたり、走路を整えたりしていました。10月2日(水)に予定されている陸上記録会の練習のために、準備をしていたのです。ふるさと(友達、学校)のために、自ら動く富っ子を早速実現してくれていてとてもうれしかったです。
1時間目の授業の様子です。理科室では、5年生が夏休みの自由研究の発表を行っていました。4年生では国語「あなたならどう言う」で、よりよい対話の仕方を身に付けるために、場面を設定しロールプレイなどを行いながらそれぞれの立場の気持ちを考えていました。 3年生では、算数「長さ」の学習を行っていました。
2時間目、6年生は2学期初めての毛筆指導でした。文化展の作品に取り組むため、今回は2時間続きの授業です。上手に書くためには、まずはしっかりと見ることが大切であると話され、6年生の課題「友情」のポイントを一つ一つ丁寧に教えていただきました。6年生の子供たちも、手本とにらめっこしながら一画一画丁寧に筆を進めていきます。後半は、3枚の清書に取り組み、一番よくできた作品を先生と一緒に選び、その作品に名前を書いて仕上げました。
3時間目、体育館では1年生が体育を行っていました。うつ伏せなどいろいろな姿勢からのダッシュをしたり、しっぽ取りゲームをしたりと広い体育館を4人で大きく使いながら楽しんでいました。たんぽぽ学級では、コンパスや定規で絵を描き、2学期のめあてを書いた後、3つめのプログラム、粘土に取り組んでいました。2年生は、生活科で話合いを行っていました。1年生を楽しませるためのおもちゃづくりを行っていくそうです。1年生が楽しんでくれるといいですね。
2学期が始まって3日目。どの学級も落ち着いた雰囲気と2学期頑張るぞと言う子供たちの気合いの中で、学習が進められていました。スタートダッシュはバッチリといったところです。これから疲れが出て失速していかないよう、体調管理等に気を付けながら頑張ってほしいと思います。
2学期が始まりました!
9月2日(月)
2日遅れの2学期が今日から始まりました。久しぶりに登校班の子供たちからの「おはようございます!」を聞くことができてとてもうれしかったです。
始業式の前に、中学年はたんぽぽホールによる読み聞かせが行われました。今日は「ヤマタノオロチ」というお話。絵本の読み聞かせだけでなく、日本の神話について興味深いお話をたくさんしていただきました。子供たちも目を輝かせながらお話に聞き入っていました。たんぽぽホールの皆様、2学期もよろしくお願いします。
1時間目にホールで始業式が行われました。校長からは、パリオリンピックの選手の姿から学んだことについて話をしました。金メダルを確実にとれると思っていた選手がまさかの敗退であったり、最後の最後で大逆転の金メダルであったりと、オリンピックは何が起こるかわからないもの、それだけに最後まで「あきらめない心」をもつことが大事であると感じました。「努力の先に得られるものは『成功』ではなく『成長』である」子供たちにとってもこれからの2学期、たくさんの行事や活動の中で「あきらめない心」で努力を続け、自分が成長できたといえる学期にしてほしいと願っています。また、「ありがとう」の言葉や気持ちを大切にしながら、ふるさと(自分・友達・家族・地域・・・)のために自分ができることを考え、進んで行動できる富っ子にもなってほしいと話しました。
生活担当の先生からは、携帯電話等(メール、ライン)でつながることの危険性について話をされました。小学生がSNS等の問題で事件に巻き込まれないためにも、日頃からメールやラインはお家の方にチェックしていただくことが必要になってくることもあります。ご家庭でも、携帯電話等の使用ルールをしっかり話し合っておかれてください。また、夏休みに積極的に本を借りた児童の紹介も行われました。
保健と図書担当の先生から、1学期の「はてなつ(ハンカチ・ティッシュ・名札・つめ)パーフェクト賞」と本の貸し出し冊数が多かった子供たちの名前が呼ばれ、賞状が渡されました。
恐竜絵画コンテストの表彰も行われました。
最後に、器楽部の伴奏で元気よく校歌を歌い、始業式を終わりました。話を聞く姿勢もよく、立派な参加態度でした。
式が終わった後、体育主任の先生からうれしいお知らせが・・・ロアッソ熊本を運営する(株)アスリートクラブ熊本から、サッカーボールを5個いただきました。ロアッソ熊本の1ゴールにつき、サッカーボールを5球、県内の小学校に寄贈する「1ゴールアシスト事業」を行っているそうです。大谷選手のグローブに続き、子供たちも大喜びです。子供たちのために寄贈してくださる方の思いを大切にしながら、たくさん使ってほしいと思います。
始業式が終わると、各教室では2学期のめあてや係を決めたり、宿題の確認を行ったり・・・久しぶりの教室で友達や先生と楽しい時間を過ごしていたようです。給食もさっそく始まりました。今日のメニューは、「セルフおにぎり(しそ)、高野豆腐とわかめの味噌汁、切り干し大根の酢の物、イワシおかかに」。1年生も、にこにこしながらおいしそうに食べていました。
2学期スタート初日ではあったのですが、高学年は6時間目までしっかり学習を行っていました。これから1週間、暑い日も続き体もかなり疲れることでしょう。早く学校のリズムを取り戻し、実りのある2学期に向けてのスタートダッシュをきめることができるといいですね。
準備完了!~いよいよ2学期開始~
8月30日(金)
台風10号接近のため、2学期開始が延びてしまいましたが、いよいよ9月2日(月)から、78日間の長い2学期が始まります。今回の台風10号は、かなり大きな被害が出るのではないかと予想され、学校でも先生方が様々な台風対策を行いました。
8月29日(木)の朝は、暴風が吹き荒れましたが、午後にはおさまり、学校も特に被害はありませんでした。8月30日(金)に雨が止むと、先生方は雨風で汚れた各教室の窓を洗い流したり、台風に備えて片付けたプランター等をもとに戻したりと、2学期に子供たちを気持ちよく迎える準備に大忙しでした。
そして、教室には、夏休みの宿題のことや子どもたちに向けて担任の先生からの温かいメッセージが黒板に書かれていました。職員室前の掲示板も、9月の行事予定や秋を感じさせる掲示がしてありました。
さあ、2学期に向けての準備は完了です。
9月2日(月)、子どもたちが元気に登校してくるのを楽しみに待っています・・・
夏休みの様子は・・・
8月26日(月)
あと3日で、夏休みも終わりです。たくさんの楽しい思い出をつくることができたでしょうか。現在のところ、大きな病気・けが・事故の報告もなく子どもたちも元気に過ごしているようです。そしてこのホームページも気付けば40万アクセスを突破し、41万に届こうとしております。いつも、ご覧いただき感謝申し上げます。
さて、2学期開始を前に、夏休みの学校の様子をお知らせします。
7月22日(月)には、水泳記録会の練習(5・6年)がプールで行われました。翌日に控えた水泳記録会のために、最終調整を行い、記録をとりました。残念ながら水泳記録会は、熱中症予防の観点から中止となってしまいました。(記録鉦は、記録をとった子どもたちには後日配付される予定です)
8月4日(日)には、6年生の学年レクレーションが行われました。まず、富岡海水浴場で海水浴を楽しみ、夕方になると、学校に戻り家庭科室でカレー作りを親子で行います。食事が終わると、運動場でスイカ割り、暗くなった校舎で肝試しを行い、最後は海水浴場で花火を楽しむという盛りだくさんの内容でした。昨年の学年レクレーション(そうめん流し)は、残念ながら親子で行うことができなかったので、今年は全員参加で小学校最後の楽しい夏の思い出づくりができたことでしょう。企画や準備等お世話いただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。
8月6日(火)には、5年生が志岐小学校の子供たちと一緒に稲刈りを行いました。4月に田植えをした稲はしっかり実っていました。稲の刈り方、まとめ方を教えていただいた後、早速稲刈り開始です。1時間程度の稲刈りでしたが、水土里ネットの皆様に助けていただきながら、子供たちは田植えに加え、また一つ貴重な体験ができました。
夏休みの間、先生方も学んでいました。8月5日(月)には、水俣から講師の方をお招きし、水俣病について学び、子供たちにこれから水俣病や人権学習等についてどう伝え、何を学ばせていくのかグループで協議を行い、考えを深め合いました。
8月23日(金)には、初任者の先生を講師として、ICT活用のミニ研修も行いました。2学期からの学習に生かしていけるよう、先生方同士で学び合いました。
学童の子供たちも元気に過ごしていました。志岐学童、富岡学童、放生を訪問させていただきましたが、それぞれ子供たちが生活のリズムを崩さず、多くの学びがあるようカリキュラムを工夫され、子供たち一人一人に丁寧に接してくださっていました。子供たちもとても楽しそうに活動に取り組んでいました。8月22日(木)には、たんぽぽホールお話会が志岐集会所で行われ、お話会の前に富岡学童の子供たちが、ハンドベル、鍵盤ハーモニカ、合唱と夏休みに練習した成果を立派に披露しました。
器楽部の子供たちも、10月12日(土)の器楽合奏コンクールに向けて、練習を頑張っていました。スラスラと弾けるのはもちろん、いい音色になるまで繰り返し繰り返しパート練習や全体練習を積み重ねていきます。感動の音楽までまだまだ高まっていきそうな感じです。
今年度は、人権の花運動に取り組み、たくさんの草花を育てています。子供たちが種を蒔き育てた草花を枯らさないよう、毎日職員で当番を決め水やりを行っています。学校閉庁日は、学校主事が毎日早朝に水やりを行っていましたが、幾度か地域の方がすでに水やりをしてくださっていたこともあったとか・・・富岡小学校のために、地域の方が温かいお気持ちで動いてくださっていることに感謝の気持ちでいっぱいです。おかげさまで、学校は雨が降らない暑い夏の中でも多くの草花が咲き誇っています。本当にありがとうございました。2学期は、子どもたちが、職員が地域の方々のためにできることをお返ししていこうと思います。
富っ子ファミリー 心を合わせて・・・ ~ペーロン大会~
7月21日(日)
天草苓北ペーロン大会当日。子どもたちは午前7時30分にテントに集合し、開会を待ちます。この日も朝から強い日差しです。しかし、暑さに負けず子供たちは元気いっぱいです。
午前8時、開会式が、百閒土手前広場で行われました。開会式では、富岡小代表が選手宣誓を行いました。周りの大人も感心するくらいとても立派な内容・態度の選手宣誓でした。
開会式が終わると、いよいよレース開始。みんなで円陣を組み気合い入れをしました。そして、最初のレースを行う富っ子ファミリーAチームは、船に乗る準備を始めます。
レース前には、ウォーミングアップで応援テント前まで船をこぎ、応援パワーをもらいます。
午前9時10分、富っ子ファミリーAチームの初陣です。残念ながら1位にはなれませんでしたが、後半も力を抜かず見事なラストスパートでした。他の2チームもテント前から大きな声援、拍手を送っていました。
次は、富っ子ファミリーBチーム。Aチームの分も頑張って1位を取るぞと気合を入れて船に乗り込みます。
レースが始まりました。Bチームの船は、ぐんぐん進みスタートからトップに躍り出ます。そのままの勢いを保ちながら見事1位でゴール。子どもたちも応援に来ていた先生方もとても喜びました。
そして、最後は富っ子ファミリーCチームの出番です。Cチームは6年生を中心としたチームで、小学校最後のペーロン大会ということで気合も十分です。
Cチームのレースも、下級生の力強い応援を受けて、見事1位でゴール。
午前11時ごろからは、1回戦の結果をもとに2回戦が行われます。まずは、Bチームのレースから。Aチーム・Cチームの声援を受けて、2回戦も見事1位でゴールしました。
最後のレースは、Aチーム・Cチーム一緒に競うことになりました。
どちらのチームも、今年最後のペーロンということで、悔いが残らないよう、きつさを乗り越え、みんなで心を一つにしながら一生懸命櫂をこぎました。結果は、Cチーム1位、Aチーム2位と素晴らしい成績を残すことができました。
午前11時30分頃には、子どもたちのレースが終了。お弁当を食べ、午後からのチャンピオンシップの決勝戦と閉会式を待ちます。決勝戦は、大人チームの勇壮なペーロンのレースで、大変見応えがありました。
閉会式も、かなり暑い中でしたが、みんな立派な参加態度でした。ファミリーの部は、勝敗はつかず、表彰はありませんが、大会事務局から参加賞の旗がおくられました。参加した子どもたちにとって、ペーロンは大変貴重な体験になったと思います。多くの学びもありました。練習や大会参加に向けて支えてくださった保護者の皆様、地域の皆様にあらためて感謝申し上げます。これから、子どもたちが支えてくださった方々に恩返しができるよう、自分の力を磨き、苓北町のよき伝統を引き継ぎ、ふるさとのために行動していくことを期待します。
1学期終了、充実した夏休みを!
7月19日(金)
この日で、1学期終了。朝から正門のセミが勢いよく鳴いていました。
1時間目ホールで終業式が行われました。まず、各学年の代表の子どもたちが、1学期頑張ったこと・心に残ったことや夏休み・2学期頑張りたいことを発表します。運動会で力いっぱいがんばったこと、何回も練習して漢字・計算大会で見事100点が取れたこと、音楽は苦手だったけど部活で上級生に優しく教えてもらって頑張れたこと、今までギリギリになって勉強などに取り組んでいたけど、最高学年になって計画的に進めることができるようになったこと・・・それぞれに実りの多い1学期となったようです。
校長からは、4つの笑顔の花の頑張りを写真などで振り返り、夏休みもたくさんの笑顔の花を咲かせてほしいと話をしました。
次に、夏休みの生活、図書、健康について担当の先生からの話。生活担当の先生が、登校するとき遠くまで聞こえるくらい大きな挨拶ができていた子をみんなの前で紹介し、夏休み・2学期以降も友達や地域の方々に元気よく大きな声で挨拶をしていこうと呼びかけました。
また、「命」を大切にするために、自転車の乗り方(スピードを出さない、イヤホンなどで耳をふさがず周りの音が聞こえるようにする)、インターネットの使い方(ライン等のトラブルがないよう気を遣う、ゲーム等の貸し借りやデータのやり取りはトラブルのもとになるのでしない)に気を付けて過ごすこと、「楽」しく過ごすために、言葉遣いに気を付け、相手を大切にすること、「夢」をもつために、夏休みも自分の目標を決めて過ごす、オリンピック選手の頑張りから学ぶことについて、話をしました。図書担当の先生は、夏休みの本の貸し借りの仕方について説明を行い、夏休みはたくさん本を読むチャンスであると読書への意欲を高めていました。
夏休みの健康については、「朝ご飯を必ず食べる」「虫歯予防」「熱中症予防」の3点に特に気を付けて元気に過ごしてほしいと話をしました。
終業式最後は、器楽部の伴奏で校歌を元気よく歌います。閉式後、教頭先生から1学期で富岡小を転出する児童の紹介があり、みんなにお別れの挨拶を行いました。富岡小で過ごした楽しい思い出を胸に、新しい学校でも元気に頑張ってくださいね。
2時間目は、大掃除。いつもは15分間の掃除ですが、この日は45分間。いつもはできない隅々の掃除、窓ふきや棚の整理など汗だくになりながら、1学期お世話になった学校を感謝の気持ちを込めてきれいにしました。
人権の花は、家に持ち帰ることができないので職員室前まで運び、夏休み中は職員で水やり等行います。学校に来たときは、花の成長の様子を確かめ、声かけなどを行ってくださいね。
明日から、40日間の夏休みが始まります。心に残る充実した夏休みを過ごしてほしいと願っています。始業式に、元気な子どもたちに会えることを楽しみしています。
自分たちで育てた野菜はおいしい!
7月18日(木)
たんぽぽ学級は、5月から学級園で野菜を育てていました。なす、ピーマン、キュウリ、トマト、とうもろこしです。毎日、欠かさず2人で水やりや畑の手入れを頑張っていました。7月には、次々とおいしそうな野菜が実ってきました。
今日は、1時間目、収穫した野菜を使って炒め物やサラダを作りました。5年生はさすが、家庭科で経験しているということもあり、包丁さばきも手慣れたものです。1年生は、先生に手伝ってもらいながら野菜切りに挑戦です。二人で協力しながらおいしそうな料理ができあがりました。彩りもとてもきれいでした。
先生方と4人で「いただきます。」自分たちで心を込めて育てた野菜の味は格別だったことでしょう。満足そうな表情で野菜料理をほおばっていたたんぽぽ学級の子どもたちでした。
命を守るために ~着衣水泳~
7月17日(火)
最近、全国では海・川・プールなど水の事故で命を落とすというニュースが報道されています。そこで、いざというときのために自分の命を守れるようにと、4時間目、3~6年生を対象に着衣水泳を行いました。
始まる前は、いつもと違った水泳の授業にわくわくして、やや浮き足立っていた子どもたちでしたが、「『人の話をしっかり聞く』『返事をする』・・・など当たり前のことができない人たちは、命を落とすことにつながる」という話を聞いてからは、真剣な表情になり指示をしっかり聞きテキパキと動いていました。まずは、洋服を着たまま、プールを全力で走ったり、25Mを泳いだりします。
「服が重くて、思うように動けない」「何かに、引っ張られているみたい」など、感想を出し合った後は、今度はいつもの水着になって同じことをやってみます。子どもたちは、服を着ているときにどれだけ動きにくいのか違いを体験し、もし海などに流されたときどうすればよいのかについて考えました。
次に、泳いで帰ることが困難な場合、浮いた状態で救助を待つために、ペットボトルを使って浮く練習を行いました。全身の力を抜いてペットボトルを胸に抱いて体を浮かせます。小さなペットボトルやふたのないペットボトルでも浮くことができ、みんな驚いていました。
これから、いつ水の事故に遭遇するかもしれません。この時間で学んだ知識や技能を実際の場面に生かしていくことが自分や自分以外の大切な命を守ることにつながります。また、危険な状況にならないために、日頃から大人の注意をしっかり聞き、周りを確認・判断し、落ち着いて行動する力も身に付けてほしいと思います。
最後は、全員で渦をつくって(人間洗濯機)水の流れを楽しみました。いつもより人数が多かったので流れも強く、子どもたちから歓声が上がっていました。
自分の命は、自分で守るという強い気持ちをもって、楽しい夏を過ごしてくださいね。
「命を大切にする心」を育む授業
7月12日(金)
午後から、授業参観・学級懇談会が開催されました。この日の授業参観は、どの学級も「命を大切にする心」を育む授業が行われました。
たんぽぽ学級は、「どきどき どっきんぐ」。うさぎを抱っこしたり、お母さんに抱きしめてもらったりしたとき、心臓が重なり合い、鼓動がはやくなる体験をした主人公の話を通して、「生きているな」「楽しいな」「うれしいな」と感じるときについて考えました。
1年生は、「つながっている『いのちのまつり』」。「お母さん、ありがとう!」と言って抱きつく主人公の気持ちを考えることを通して、あらためて自分の家族からの愛情を確認し、感謝の気持ちを手紙で伝えていた1年生でした。手紙を渡した後、お家の方からギュッと抱きしめていただいてとても嬉しそうでした。
2年生は、「たんじょう日」。主人公が自分が生まれた時のことについてお母さんに話を聞くお話で、自分の誕生のこと、自分の命の大切さについて考えを深めていました。
3年生は、「ヌチヌグスージ」。ヌチヌスグージは、沖縄で行われる命の祭りのことです。自分の命がご先祖様から受け継いだものであることを知った主人公の気持ちに共感し、命のつながりやどうして命は大切なのかについて考えました。
4年生は、「わたしの見つけた小さな幸せ」。病気をきっかけに小さな幸せに気付くことができるようになった主人公わたしを通して、今まで当たり前だと思い、目を向けてこなかったことからも「小さな幸せ」を感じ、健康や命を大切にしようという気持ちをもった時間でした。
5年生は、「お母さんへの手紙」。病気になった主人公が、一緒になって闘ってきた母への感謝の気持ちを記した手紙を通して、自分を支える家族の存在を確認し、家族への思いを深めたことと思います。
6年生は、「ある犬のおはなし」。幸せな子犬時代から、殺処分になる犬の生涯を描いた絵本を題材に、生きものと関わったり、育てたりした経験のある子供たちは、「大切な命」を預かる責任についてもしっかり考えたことでしょう。
どの学級も「命」についていろいろな視点から考えた1時間でした。
授業で感じたことや、命について考えることなどを話題にあげ、家族みんなで話し合う時間をつくってみられてはいかがでしょうか。学校でも、一つしかない自分の命、自分以外の命を大切にする心を、授業や日常生活の中で育む取組をこれからも続けていきます。
4年・ペーロン体験学習
7月11日(木)
4年生は、総合的な学習の時間の中で、地域の伝統ペーロンについて学んでいます。6月は学校で地域の方からお話をうかがったり、体育館で櫂の漕ぎ方を教えていただいたりしました。この日は、実際にペーロン船に乗り、海に出る体験をしました。ペーロン小屋にはたくさんの船が収納されていました。
救命胴衣を身に付け、船に乗る準備を整えます。
船の中の仕組みもしっかり観察し、全員で記念写真も撮りました。
いよいよ、船に乗り込み、海に出ます。担任の先生も初めてペーロン船に乗り、太鼓をたたきます。
短い時間でしたが、4年生全員貴重な体験ができました。雨の予報も出ていて中止と思っていたのですが、この時間だけ、雨も上がり海に出ることができ、本当にラッキーな4年生でした。2回にわたり、丁寧にご指導いただいた地域の方、引率のお手伝いをしてくださった保護者の方、ありがとうございました。
ペーロン練習 頑張っています!
7月8日(月)
7月21日(日)のペーロン大会に向けて、先週から練習が始まりました。まずは、プール練習から・・・。水の抵抗等あり、櫂を思うように漕ぐことができず苦戦していましたが、少しずつコツをつかんできて、掛け声をかけながら櫂の動きもそろってきました。
そして、いよいよ今週からは海に出ての練習が始まりました。初めての海練習ということで子供たちもワクワクしていたようです。ライフジャケットを身に付け、さっそうと船に乗り込み、櫂を漕ぎ始めました。
最後は、かじ取りをしてくださった方からアドバイスをいただき、この日の練習を終えました。保護者の皆様にも平日の夕方にもかかわらず、練習にご協力いただき、ありがとうございました。ペーロン大会まで、練習はあと3回、楽しみながら次第に心を一つにして漕げるようになるといいですね。頑張ってください!!
地域の方々の力を借りて・・・
7月8日(月)
1・2時間目、1・2年生は、サツマイモの苗植えを行いました。地域の方のご厚意で学校のために畑を貸してくださっており、6月はジャガイモ掘りを体験させていただきました。今回は、サツマイモの苗を植えます。雑草などが生えないようにと今年はマルチシートを事前に張ってくださいました。
子どもたちは、苗をもらい、順番に植えていきます。最後に、地域の方からおいしく実るために心を込めて育てていらっしゃることなど心に響くいいお話を子供たちにしていただきました。秋にはおいしいサツマイモが実るといいですね。
また、この日は水泳インストラクターの方が来校され、4時間目は低学年、5時間目は中学年、6時間目は高学年と子供たちに指導をしてくださいました。子供たちのこともよくご存じで、わかりやすく指導してくださり、みるみる子供たちの泳ぎが上達していくのがわかりました。
地域の方の様々なご協力のおかげで、子供たちは充実した学習活動ができております。学習で身に付けた力を地域に役立てていけるよう頑張ります。
これからもよろしくお願いいたします。
新紙幣を手にしました! ~6年・租税教室~
7月5日(金)
苓北町税務課の方2名をお招きして、6年生対象の「租税教室」が行われました。まず、税金とは何か、説明していただき、どんなところに税金が使われているのかについて考えました。
また、子どもたちが義務教育を終えるまで学校に通うために使われる税金は、1年間で、一人約100万円。義務教育は9年間、6年生9名分だと8100万円、一億円に近い額になります。そこで、1億円という金額を実感してもらうために、ケースに入った見本を見せていただきました。実際にもってみてその重さを体験することができました。
そして、お金といえば、7月3日から新紙幣が導入され話題となっています。子どもたちはいち早く新紙幣を手に取ってみることができ、みんなじっくり眺めていました。
最後に、国民の三大義務(教育を受けさせる義務・勤労の義務・納税の義務)について話してくださいました。税金や日本の経済等について子どもたちなりにしっかり考えることができた1時間でした。
大きくなってね! ~「人権の花」の苗植え・種まき~
7月4日(木)
「人権の花」運動で引き継がれた花の苗植え・種まきを、朝のクリーンタイムで行いました。苓北町の人権擁護委員さんも来校され、子どもたちの活動を見守ってくださいました。
マリーゴールドの苗をプランターに植える作業と各学年ごとに違う花の種を種まきトレイや学級園に数粒ずつ蒔いていく作業を行います。
種まきトレイ種を蒔くのは3年生以上です。3年生は、千日紅と百日草。4年生はフレンチマリーゴールド。5年生はサルビアとケイトウ。6年生は日々草とメランポジウム。どれもとても小さい種なので、種まきトレイの小さいますの中に数粒ずつ蒔くのに結構苦戦していた子どもたちでした。
1・2年生は、プランターに苗を植えた後は、教室前の学級園に移動してひまわりの種を蒔きました。作業を終えた6年生も見守ってくれていました。
最後に、ホースやペットボトルを使って水をあげます。「早く芽が出ますように・・・」「大きくなってね」と願いを込めて水やりをしていた子どもたちでした。
短い時間で、種まきがスムーズに実施できるよう、環境委員会の子どもたちが事前に土作りや道具の準備を頑張ってくれました。環境委員のみなさん、ありがとうございました。
さあ、「人権の花」運動は、種を蒔いて終わりではありません。これからの子どもたちの愛情たっぷりのお世話次第できれいな花が咲くかが決まります。植物を育てることを通して、いろいろな命の大切さを感じ、豊かな心をもって行動できる富っ子に育っていくことを期待しています。
マリン校舎のみなさんと楽しい時間 ~5年・稚魚放流体験~
7月2日(火)
3校時、5年生は天草拓心高校マリン校舎の海洋科学科3年生13名のみなさんと、富岡海水浴場海岸で稚魚放流と行いました。まずは、高校生からマダイ・クルマエビの生育について説明を受け、子どもたちもわからないこと、もっと聞きたいことなどを質問します。マダイ・クルマエビの稚魚も近くで見せてもらいました。
説明が終わると、2つのグループに分かれ、まずはマダイの稚魚放流から。放流の仕方を教えていただき、高校生の後ろからのサポートで、海に稚魚を放流することができました。後半のグループは、稚魚を観察しながら高校生との会話を楽しんでいました。互いの緊張もほぐれ、仲良くなっていきました。
マダイの稚魚放流が終わると、次はクルマエビです。潮が引くときに上手く放流しないと、小さくて力の弱い稚魚は、波に押されてまた、砂浜に戻ってきてしまいます。子供たちは、高校生と一緒に戻ってきた稚魚を優しく海にまた放してあげていました。
海に放した後、子どもたちは「大きくなって帰ってきてね」と海に向かって叫んでいました。テレビ局の方も来られていて、インタビュー取材を受けていました。
稚魚放流が終わると、再び高校生への質問タイム。「どのくらいで、大きくなって戻ってくるのか」など、積極的に質問をしていました。
最後は、5年生と高校生で記念撮影。
終わった後も、名残惜しそうに高校生とおしゃべりをしていた5年生でした。
高校生の皆さん、楽しくて貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。
2学期には、「ようこそ先輩」でまた会えることを楽しみにしています。
聴き合い、学び合い、子どもが夢中になって学ぶ授業を目指して
6月26日(水)
富岡小は、今年度子どもたちが主体となって「聴き合い、学び合う学習」を充実させていこうと先生方も日々学び合っています。授業では、以下のような「4つのポイント」を意識しながら進めています。
また、夢中で学習に取り組み、一人一人が学びの主人公となっていくために、授業の中で「共有の課題(確実に内容を理解するべき教科書レベルの課題)」と「ジャンプの課題(理解したことを基礎として挑戦する教科書レベル以上の課題)」を取り入れた学習活動を行っています。
この日は、鹿児島国際大学から講師の先生をお招きし、3校時は全クラスの授業を見ていただきました。
体育館では、3年生の理科「ゴムと風の力のはたらき」の授業が行われていました。ゴムの力の動きについて学んだことを生かして、ねらった場所に車を止めるにはどんな工夫をしたらいいか(共有の課題)、もっと遠くの場所をねらうにはどうしたらよいか(ジャンプの課題)について試行錯誤しながら考えました。1年生は、音楽「うみ」。海の様子を表すには、どこをもりあげて歌ったらよいか、ペアで相談しながら気持ちを込めて歌っていました。
2年生は、算数「100をこえる数」。共有の課題で、100円玉を使って計算の仕方を考えた後、ジャンプの課題では、A商店とB商店での買い物場面を設定してどちらがお得かをタブレットを使いながらペアで考えました。4年生は、算数「垂直・平行と四角形」。カードの点をつないでいろいろな四角形をつくり(共有の課題)、辺の平行関係に着目して分類し、台形と平行四辺形について学びました(ジャンプの課題)。
5年生は、算数「小数のわり算」。あまりのあるわり算で、計算問題から商と余りについて考え(共有の課題)、ジャンプの課題では、文章問題から商や余りを求めていきました。6年生は、算数「場合を順序よく整理して」。いくつかを選んで並べるとき何通りあるかを求めていきます。グループの隊形になりながらも、一人で黙々と解いていく子もいれば、友だちと一緒に考える子もいます。そして、「分からない」とヘルプを出して友だちからヒントをもらう子・・・等それぞれに合った方法で学習を進めていました。
たんぽぽ学級では、1年国語「わけをはなそう」、5年国語「敬語」。それぞれ、違う学習内容ですが、時折、1年生が発表した答えに対し、5年生だったらどう答えるかと意見や感想をたずね、関わり合う場面も設定されていました。
4校時は、3年生算数の授業「時こくと時間」を全職員で参観し、学び合いについて考えます。時こくをよんだり、時間を求めたりする活動は3年生の子どもたちは、やや苦手意識をもっているようですが、この日はたくさんの先生方に見ていただいているとあって、みんな張り切って学習に取り組みました。
共有の課題をみんなで解決した後、いよいよ次はジャンプの課題が示されます。子どもたちは、難しくてもジャンプの課題が大好きで、わくわくした表情で問題を読み取っていました。正解にたどりつけなくても、友だちと「あーでもない、こーでもない」「これはどうかな?」等と夢中になる学びを体験し、その中で、基礎・基本の大切さも感じ、内容を理解していく良さがジャンプの課題にはあります。
放課後の授業研究会では、教師の発言や指導法を議論するのではなく、子どもたちの発言や活動の記録をもとに、聴き合い、かかわり合い、援助要請、探索的会話がどのように行われていたか、共有やジャンプの課題が子どもたちにとって適切であったかなどを中心に授業を振り返っていきます。講師の先生にも、最後にご指導・ご助言をいただきました。2月にも来校され、授業を見ていただきましたが、その頃より子どもたちの学び合いは進化しているとお褒めの言葉をいただきました。
1月18日(土)には、九州学びの会主催による公開授業が富岡小で行われる予定です。今後、子どもたちが主体的に学び、学びの質を高めていくことができるよう、子どもたちとともに、学び続けていきます。
4年生 ペーロンに触れる
6月20日(木)
4年生では総合的な学習の時間において、地区の行事であるペーロン大会やペーロンの歴史について調べたり、体験を行ったりしながら、自分と地域のつながりに気付き、地域の活動に参加しようとする態度を養っていきます。
この日は、富岡地区のペーロンに深く関わってくださっている地域の方をお招きして、お話を聞いたり、体験活動を行ったりしました。まず、今年の苓北町じゃっと祭のポスターや競技中の写真を見ながら、ペーロンの歴史や漕ぐときのいろいろな役割についてお話しいただきました。
次に実際に櫂を持ち、いすに座ってこぎ方を練習しました。
予定では、プールに移動してプールサイドで実際に漕ぐ体験となっていましたが、この日は雨でプールでの練習は残念ながら中止。そこで、体育館のステージを使って船に乗っているイメージをもたせながらの練習にチャレンジします。
はじめは、リズムが合わず、櫂がぶつかったり動きがバラバラになったりしていましたが、次第にコツをつかみはじめ、9人の動きが合ってきました。海で漕ぐ時間は大体4分くらいということで、かけ声をかけながら4分間休まずに漕ぐことにチャレンジしてみました。かなりきつかったようで、終わったときには肩や腕を押さえ倒れ込む子も・・・そんな子どもたちに対して、地域の方がペーロンは「きつい」けど、みんなと力を合わせこいでいるうちに「楽しい」ものになってくると、話してくださいました。きつさや苦しさをみんなの励まし合いによって乗り越え心が一つになるペーロンの素晴らしさに少し触れることができたのではないでしょうか。
今回は、体育館でしたが、次回は実際に船に乗り、漕ぐ体験を予定しています。ペーロンの素晴らしさをもっと感じ、ペーロン大会にも参加し、苓北町の伝統行事を盛り上げていってほしいと思います。
5年・集団宿泊教室速報③
6月21日(金)
集団宿泊教室第2日目、昨日は一日中雨でしたが、今朝は曇り空、雲の隙間から青空ものぞいていました。
午前7時、広場で朝のつどいが行われます。昨日の夜行った「チクサクコール」で気合いを入れます。
朝食タイム。昨日一日一緒に活動し、すっかりなかよしになっています。朝食もしっかり食べていました。
最後の活動に入る前に、自分たちが使った部屋の掃除を行います。
最後の活動は、昨日実施予定だったスコアオリエンテーリング。地図を頼りに制限時間内にたくさんのチェックポイントを回るために班で協力しながら頑張っていました。活動が終わると、青年の家での最後の食事です。メニューはカツカレー。友だちとの最後の楽しい時間を惜しみながら、カレーを味わっていました。
いよいよ、退所する時間がやってきました。各学校の代表の子どもたちが2日間の感想を発表し、最後は富岡小の子どもが代表で天草青年の家の先生にお礼の言葉を述べました。
午後2時40分、予定通りの時間に5年生が元気に学校に帰ってきました。最後に、スクールバスの運転手さんや2日間引率してくださった先生方にお礼の挨拶をして、解散となりました。
集団宿泊教室を通して学んだ「集団で過ごすときの時間・規則を守ることの大切さ」、「お互いに協力し合うことの大切さ」をこれからの日常生活に生かし、6年生をサポートしながら富岡小学校を笑顔の花満開の小学校にしていってくださいね。まずは、ゆっくり体を休め、月曜日元気に学校に来てください!
5年・集団宿泊教室速報②
6月20日(木)
第一日目、午後3時30分過ぎから、野外炊飯に取り組みました。もってきた米を洗って袋に入れて準備します。かまどで火をおこし、お湯を沸かすのに苦労し、夕食のカレーライスにたどり着くまでに時間がかかった班もあったようです。
夕べのつどいを屋内運動場で行った後、体育館に移動。まずは、各学校の紹介から。富岡小の順番がくると、全員元気よく返事をして立ち、富岡小の良さをしっかりとアピールしました。
ゲームに入る前に、みんなで肩を組み、「チクサクコール」。元気よい声が体育館中に響き渡りました。
その後、ニュースポーツ体験活動。ここでは、「ボッチャ」を行いました。この種目は、みんな4年生の時に、支援学校との交流で経験していますが、この日は、少しルールが違いました。チーム対抗戦でどちらが的となるボールに近づくかで、一投ごとにボールの行方を見つめ、その結果で歓声が上がっていました。
活動を終えた後は、入浴→班長会議→班での反省会→就寝準備と進み、午後9時45分には消灯・就寝となりました。朝から大はしゃぎで、どの活動にも元気いっぱいに参加していた子どもたち、きっとぐっすりと深い眠りについたことでしょう(それとも、こっそり部屋の中で友だちといろいろな話に花を咲かせていたのかも・・・?!)。
第2日目の様子は、速報第三弾で・・・
5年・集団宿泊教室速報①
6月20日(木)
午前7時40分、5年生全員集合。天草青年の家で守らなければならない5分前の行動もバッチリです。これからの活動にワクワクしている様子でした。
午前8時10分、バスが体育館前に到着。いよいよ出発です。すると、1年生、6年生、4年生が体育館にやってきて5年生を盛大に見送ってくれました。
青年の家に着くとまずは、入所式です。各学校で役割を分担して進めていきます。
その後、各学校親睦を深めるためのアイスブレイクゲームを楽しみ、昼食です。もう違う学校の友達と仲良くなり、楽しそうに食べていました。
午後の活動は雨のため、ニュースポーツに変更。初めて経験するガガボール、楽しかったようです。
第一弾はここまで...
速報第二弾をお楽しみに。
「人権の花」運動 花の種子等伝達式
6月19日(水)
今年度、富岡小学校は「人権の花」運動に取り組みます。花の栽培を通して、人権意識を高めていくことをねらいとした取組で、この日は法務局天草支局長様、天草人権擁護委員協議会、苓北町教育委員会の皆様をお迎えして、花の種子の伝達式が、3時間目ホールにて行われました。
進行は、環境委員会の子どもたちが行います。「人権の花」運動の立て看板や昨年度取り組んだ姫戸小、本渡東小からの花の種子を代表の子どもたちが受け取りました。1年生はひまわり、2年生はあさがお、3年生は千日紅・百日草、4年生はマリーゴールド、5年生はサルビア・ケイトウ、6年生はパンジーの種です。いろいろな種類の花がこれから富岡小学校を彩っていくと思うと、とても楽しみです。
花の種を渡し終わったところで、サプライズゲストの登場です。マスコットキャラクターのまもるくんとあゆみちゃんがホールにやってくると、子どもたちは大喜びでした。
まもるくんとあゆみちゃんが見守るなか、全員で「種をまこう」という詩を音読。最後に、各学年の「人権宣言」を発表しました。
伝達式が終わると、子どもたちは握手をしたり話しかけたり・・・と大人気のまもるくんとあゆみちゃんでした。かわいいマスコットキャラクターと全校児童で撮った記念写真はとてもいい思い出になったようです。
詩「種をまこう」のように、「人権」という名の種をまき、「思いやり」という名の水と「愛」という名の栄養をたっぷり注ぎ、みんなの「笑顔」という名の陽をあびて、芽が出て、花が咲き、大きな幸せの実が実るといいですね。美しい人権の花、なかよしの花、笑顔の花が咲き誇ることを願っています。
プール開き(高学年)
6月18日(火)
今週は、プール開き週間。まずは、先頭を切って高学年のプール開きが行われました。6月6日(木)に全校児童で掃除を行ったプールは、その後床面の補修を行い、きれいな水をたたえ太陽の陽を浴びてキラキラ輝いていました。準備運動を行い、シャワーを浴びてプールに入ります。
始めに、自由に水慣れをした後、子どもたちが大好きな「人間洗濯機?(プールの縁に沿ってぐるぐる何周も歩いて水の流れを作るもの)」を行いました。流れができた後、反対向きに歩こうとすると水の抵抗でなかなか前に進まず、歓声が上がっていました。
宝探しゲームも、学年対抗で楽しみました。この日は、高学年もたくさんのゲームや自由時間で初のプールを楽しみましたが、これからは7月23日(火)の苓北部会水泳記録会に向けて練習も頑張っていく予定です。高学年に引き続き、中学年は6月19日(水)にプール開きが行われ、低学年は6月21日(金)からプールでの学習が始まります。今年も、事故がなく、楽しい学習が進められていくことを願っています。
ふるさとのために ~ごみゼロ実践運動~
6月14日(金)
毎年行われている「苓北町小・中学校ごみゼロ実践運動」。本来ならば、5月30日前後に実施されるのですが、富岡小は運動会等で他の学校より遅い実施となりました。環境委員会の子どもたちが中心となって、ゴミ袋の準備や開始式の進行を務めます。
開始式が終わると、学年ごとに分かれて富岡の町のごみ拾いに出かけていきます。1年生は、富岡海水浴場駐車場、2年生は松林から山陽公園にかけてのごみを、燃えるゴミ・燃えないゴミに分別しながら拾ってビニル袋に入れていきます。
3年生は、フェリー乗り場から富岡神社に向かって、4年生は、フェリー乗り場周辺のごみを拾います。海岸には、洗面器やざるなどいろいろなプラスチックのごみが落ちていました。
5年生は、富岡海水浴場、6年生は、白岩崎キャンプ場に向かってゴミを拾っていきました。
最後は、各学年から集められたごみを環境委員会の子どもたちが、分別確認をしながらまとめていました。
6月9日(日)に、苓北町では各地区で清掃活動が行われていたので、例年よりゴミの量は少なかったようですが、それでも子どもたちは、いろいろなごみが捨てられていることに驚き、自分たちが住む富岡をきれいにしていかなくてはという意識をもつことができた時間となりました。
かなた班活動開始!
6月14日(金)
今年度のかなた班(縦割り班)の初顔合わせが朝の時間に行われました。
6つの班に6年生がリーダーとして入り、これから掃除や全校遊びなど様々な異学年との交流活動に取り組んでいきます。まずは、自己紹介から・・・
この日から早速かなた班掃除も始まりました。6年生のリーダーが掃除場所を分担して、下級生に指示を出していました。低学年の子供たちも、新しい掃除場所で上級生の掃除を見ながら黙々と掃除に取り組んでいました。最後は、班ごとに反省会。お互いに協力し合いがら学校をきれいにしていってくださいね。
風水害(児童引き渡し)訓練 お世話になりました
6月13日(木)
最近天気のよい日が続いていますが、雨が多くなるこの時期、風水害に備えての避難訓練と災害時等保護者に安全に子どもたちを引き渡すための訓練を実施しました。訓練前の5校時、たんぽぽ学級では雨風が強くなったらどうしたらよいのか担任の先生としっかり考えていました。
午後3時10分、大雨洪水警報が発令されたという設定で放送があり、子どもたちは帰りの用意をして一度ホールに集合します。担当から風水害の危険やどんな行動をとるとよいのか話があり、その後お迎えを待つ場所に移動します。1・6年、たんぽぽ学級はあこうルーム前の廊下、2・3年は中央階段、4・5年は更衣室前の廊下に並んで名前を呼ばれるのを静かに待っていました。
午後3時40分、最初のグループの地区の保護者の方の車がどんどん運動場に入ってきました。2年生教室前でいったん停車いただき、担当が名前を確認しトランシーバーで児童の待機場所に伝えます。呼ばれた子どもたちは靴を履き、児童玄関前の職員が名簿で確認し、保護者の車に乗せていきます。
午後3時55分からは、第2グループの保護者の方が迎えに来られ、午後4時15分過ぎには、予定していた全保護者の方に子どもたちを引き渡すことができました。この日は、晴れていたため車への乗り降りや、運動場の走行もスムーズにできましたが、雨風が強いときはうまくいかないことも出てくることと思います。いろいろなことを想定し、今回の訓練の反省をもとに、より安全に子どもたちをご家庭に帰すことができるようにしていきたいと思います。平日のご多用の折、お迎え等大変お世話になりました。
いろいろな学びの形
6月7日(金)
1時間目、授業を見て回ると、様々な学習形態で学習が進められていました。
1年生は、たし算(繰り上がりなし)の習熟をカードを使って先生と全員で行っていました。ゲーム感覚で楽しく計算にチャレンジしていました。2年生は、友だちの考えを聞きやすいように机をコの字型にして、算数のたし算の筆算の学習に取り組んでいました。
3年生は、円形になり道徳の授業。規則正しい生活をしないて夜更かしをしているときの主人公の気持ちや、翌日の失敗について活発に議論が行われていました。4年生は、国語「一つの花」の場面ごとの特徴を3人組での話合いを入れながらまとめていきました。
5・6年生は、ともに算数の練習問題にチャレンジしていましたが、5年生は2人組のペアで相談しながら問題を解いていました。6年生はグループをつくり、一人で取り組みたい子どもは一人で、友だちと相談したい子どもは席を離れ一緒に学習を進めるというスタイルで、どの子も集中して問題に取り組んでいました。
今までは、一人の先生が、全員の子どもたちに対して説明を行ったり、質問したりする一斉授業が授業スタイルの大半を占めていました。もちろん、学習規律を整え、基礎・基本をしっかりと押さえるためにはこの学習形態も必要です。富小では、その基本を大切にしながらも、子どもたち同士が聴き合い、学び合う関係を築き、学習の質を高めていくために、ペアやグループ学習を取り入れたり、机の配置を工夫したりしています。
子どもたちが、課題に対して「面白そうだ」「やってみたい」と意欲的に取り組み、課題解決に向けて「ここどうするの?」「こうじゃないかな?」と互いに聞き合い、学び合いながら良好な人間関係を築き、真の学びも獲得していけるよう、先生方も今互いに学び合っています。
運動会の後は・・・プール掃除
6月6日(木)
朝の時間、運動会の解団式がホールで行われました。まず、赤・白の団長が「みんなが一つになって楽しい運動会になりました。」「一人一人が一致団結して最高の運動会になりました。」と結団式で決意表明したとおり、目標を達成することができたことを述べ、それは、下級生が自分たちにしっかりついてきてくれたおかげだと感謝の気持ちを伝えました。その後、各団に別れて6年生からも、下級生に向けて気持ちが伝えられました。最後に、「これからも頑張るぞー」と団長のリードで各団ごとに気合入れをして、今年の運動会のすべての活動を締めくくりました。
そして、3時間目。運動会の後は、プール掃除です。この時間は、1~3年生の下学年によるプール掃除が行われました。小プールをみんなで一生懸命磨きました。1時間もたたないうちに小プールは見違えるほどきれいになりました。下学年の子供たちもとても満足そうな表情でした。
5・6時間目は、4~6年生、上学年の出番です。5・6年生は大プール、4年生は、腰洗い場や更衣室前の掃除を担当し、デッキブラシ等で力を入れて一生懸命磨きます。
しばらくして、疲れが出始めるころ、子供たちから自然と「はいっ!はいっ!・・・」と掛け声がかかり、疲れも見せず楽しく掃除に取り組む姿は素晴らしいなと思いました。
子どもたちの頑張りで、1時間もするとプールはとてもきれいになりました。プール開き週間は6月20日から。待ち遠しいですね。
4年・苓北支援学校との交流
6月5日(水)
4年生は、この日苓北支援学校を訪ね、3名の子どもたちと交流を行いました。
富小の子どもたちも3つのグループに分かれ、まずは自己紹介。
次に、グループで協力して宝探しゲーム(今日は小さなスイミー10匹がいろいろなところに隠れていました)。支援学校の先生から、車椅子の押し方を教えていただき、交代で車椅子を押しながら、お宝を見つけては一緒に喜び合っていました。
続いての活動は、ボッチャ。的まで届くように坂道を使ってボールを投げる手伝いをしたり、後ろから体を支えて投げやすくしたり、支援学校の友だちも楽しめるように、各グループ考えながらゲームを行っていました。
はじめの頃は、緊張していた子どもたちでしたが、ゲームを通して一緒に楽しみ、喜び合ううちに仲良くなっていきました。最後は、握手をし合って、次の再会を約束した子どもたちでした。
最高の運動会でした!!
6月2日(日)
午前6時。運動場から爆竹が上がりました。金曜日に雨が降り準備ができなかったため、この日午前6時過ぎには先生方やPTAの方たちによる準備が始まりました。午前7時前には、全て準備も終わり、子供たちが元気に登校してくるのを待つのみとなりました。
午前8時40分、子供たちが堂々と入場。今年は、1年生5名によるはじめの言葉で運動会がスタートしました。国旗掲揚、競技場の注意、誓いの言葉、準備運動・・・6年生がそれぞれの役目を責任もって果たします。
開会式が終わると、いよいよ競技開始。プログラム1番、6年徒走「めざせ オリンピック!!」。最上級生らしい力強い走りを見せてくれました。
プログラム2番、5年徒走「GO、GO、5年生!!」。来年は、自分たちが富小を引っ張っていくんだという気合いの入った走りでした。
プログラム3番、1年徒走「5人でGO!GO!60m!」。小学校初めての運動会。名前を呼ばれて元気に返事をして、60m力一杯走りました。
プログラム4番、2年徒走「ウルトラ13(サーティーン)参上!」。一つお兄さん、お姉さんになった2年生、1年生の手本となるように練習も頑張っていました。
プログラム5番、3年徒走「ゴールめざして!Run Run Run!」下学年のリーダーとして練習中も気付き、考え、行動しながら頑張りました。
プログラム6番、4年徒走「俊足王におれはなる!!!」。徒走の最後を飾るのは4年生。今年上学年の仲間入りをして、ソーラン節や係活動に意欲的に取り組んでいました。
プログラム7番、下学年表現「われらが推しの子♡富小アイドル1・2・3」。1年生は黄、2年生は青、3年生は赤のフリンジを両腕に付け、アイドルになりきって踊る子供たち、かわいらしくて目が釘付けになってしまいました。最後には、3年生の「オタク隊」も登場し、「オタ芸ダンス」で大いに盛り上げてくれました。
プログラム8番、6年生と保護者による親子リレー「勝負!勝つのは私たちだ!!」。親子ガチの真剣勝負あり、走路妨害あり、二人三脚・おんぶあり・・・と何でもありの親子リレー、和気あいあいとした中に親子の絆も伝わってくるすてきな時間でした。
プログラム9番、未就学児による徒走「がんばれ!未来の富っ子」。10名の未来の富っ子が参加してくれました。走る前の体育主任によるほのぼのとしたインタビューもよかったですね。来年、待っていますよ。
プログラム10番、上学年による団体「富岡☆ハリケーン2024」。赤・白ともにスタート前に気合いを入れます。コーンを回るときに振り回されないよう気を付けながら息を合わせて走ります。今年は、白の勝利でした。
プログラム11番、1年生と保護者による玉入れ「お助けマンの力を借りて、1年生紅白玉入れ合戦!」。タイトルのように、今年は1年生が赤3名、白2名と少ないので2・3年生もお助けマンとして、玉入れ合戦に参加してくれました。恒例の最後の親子対決は、籠の高さのハンディを付けて、1年生の圧勝となりました。
プログラム12番、応援合戦「キセキの応援団!!」。今年は、1~4年生も応援に参加しました。5・6年生の素晴らしい演舞にあわせて、一生懸命手拍子や声出しを行っていました。応援歌のマイクパフォーマンスもよかったですね。
プログラム13番、2・3年生による団体「キセキを起こせ!大玉ゲットだぜ!」。赤白の大玉を2名で転がしながらリレーしていきます。玉が大きくて前が見えず、スピードをコントロールするのに苦戦したペアもいました。今年は、白の勝利でした。
プログラム14番、上学年による表現「新たな一歩」。富小伝統のソーラン節の披露です。勇壮な太鼓の演奏から始まり、鳴子を響かせ力一杯踊る姿はさすが、富小を引っ張る上学年、頼もしく感動を覚えます。6年生担任の力強い旗振りも踊りに華を添えました。
プログラム15番、下学年による全員リレー「つないで、つないで、1・2・3!」。1年生からスタートし、2年生、3年生へとつないでいきます。同じチームでバトンをしっかりと渡しながら、運動会最後の走りを立派に披露した下学年の子どもたちでした。
プログラム16番、上学年による全員リレー「つなぐ~チームの思いをバトンにのせて~」。いよいよ最後の競技。4年生から6年生までつなぐ間に、順位が入れ替わり最後までどうなるか分からない大いに盛り上がった競技となりました。
閉会式。疲れも見せず、赤・白元気に入場します。今年の優勝は、白となりました。しかし、赤も白も優勝に値する頑張りを見せてくれました。
運動会が終わった後も、上学年を中心に後片付けを頑張っていました。その中で、保護者の方に交じって後片付けを手伝う中学生の姿がありました。お礼を言うと「自分も、富小の卒業生だから当たり前です。」という言葉が返ってきました。151年のよき伝統はここにも受け継がれていることをあらためて感じました。
天候にも恵まれ、保護者の皆様、地域の皆様のご協力もいただき、今年度の富岡小運動会は最高のものとなりました。誠にありがとうございました。
そして、最後に・・・運動会成功に向けて9名で力を合わせ頑張ってくれた6年生のみなさん、本当にありがとうございました。今回も笑顔の花がたくさん咲きました。次の行事や活動も6年生のリーダーシップのもと、68名みんなで頑張りましょうね!
最後の仕上げ!
5月31日(金)
いよいよ、明後日は運動会です。最後の練習となった本日、外はあいにくの雨模様でしたが、体育館は子供たちの熱気に満ちあふれていました。
2時間目。上学年の練習。ソーラン節の衣装を着ける練習からです。サテン生地のため、つるつるすべり、結ぶのに苦労していました。しかし、踊り始めると上級生としての気迫が伝わってきます。太鼓や旗も入って勇壮な踊りに仕上がっていました。
3時間目は、下学年の最後の練習。両腕にフリンジを付けて踊る子供たちの姿はかわいい!のひとことです。ダンスの曲名「アイドル」の如く、なりきって踊る姿に乞うご期待。最後には、3年生のアイデアで新たなダンスも加わったとか・・・楽しみです。
4時間目は、全体練習。最後の練習メニューは、開閉会式の流れの確認と応援練習でした。後半の応援練習では、赤、白同時に練習を行います。応援団と1~4年生の子供たちの心が一つになって体育館に両団の声が響き渡っていました。今年は、全員参加の応援ということで下級生に教える活動も加わり、応援団の5・6年生にとってリーダーシップを発揮するよい機会となったようです。
これまで、運動会練習の様子を伝えてきましたが、子供たちは体育以外の授業も頑張っていました。国語でグループで学び合ったり、道徳でみんなで議論したり、算数の練習問題に取り組んだり、音楽に合わせて楽しく体を動かしたり・・・
午後からは、4~6年生による準備です。雨のため、全員で児童玄関まで椅子や机を運び、その後各係に分かれて確認や準備を行いました。
6月2日(日)みんなで、富岡小学校の新たなキセキ(奇跡・軌跡)を創りだしましょう!
保護者の皆様におかれましては、当日朝から準備等お世話になります。
運動会に向けて
5月29日(水)
運動会本番まで、残りわずかとなってきました。5月27日(月)は残念ながら雨の一日となり、全体練習も体育館で、開閉会式の動きを確認しました。
この日は、苓北町の3小が運動会振替休業日だったため、お弁当の日でした。遠足以来のお弁当ということで、朝からわくわくしていたようです。各教室、お家の方が作ってくださったごちそうを笑顔でほおばり、楽しいお弁当タイムになっていました。保護者の皆様、朝早くからご準備いただき、ありがとうございました。
昼休みは、5・6年生は応援の練習です。自分たちで話し合いながら、細かいところなどを練習していました。
そして、今日はとてもいい天気・・・下学年、上学年とも全ての種目を通しての最後の仕上げの練習が行われていました。
昼休みには、急遽全校児童による応援の練習が入りました。今年度は、5・6年の応援団以外の学年も運動場にならび、声かけや拍手で参加します。1~4年生も、応援団になった気分で、体をのけぞらせながら、赤も白も負けじと一生懸命声を出していました。
今のところ、天気予報では6月2日(日)は晴れとなっています。
子供たちが、毎日一生懸命練習してきた成果を皆様方に披露できますことを心から願っています。
創立151年! 創りだそう 新たなキセキを!!~運動会結団式~
5月16日(木)
朝の活動の時間を使って、運動会の結団式が行われました。まず、赤団、白団の団長の任命式を行い、各団長から力強い決意が述べられました。そして、6年生が考えてくれた運動会スローガン「創立151年! 最後まで燃え続けろ 赤組 光のように突き進め 白組 創りだそう 新たなキセキを!!」が発表されました。(キセキは、奇跡と軌跡をかけているそうです)
その後、団ごとに分かれ自己紹介を行い、最後は気合い入れをして、運動会での勝利を誓い合いました。
151年目の新たなスタートとなる富小運動会を昨年度より素晴らしいものにしていくために、自分ができること(競技の練習に一生懸命取り組む、友だちと力を合わせて頑張る、運動場の草引きを頑張る、自分の健康を守る、支えてくれる人に感謝する・・・等)を考え、自ら進んで行動していってほしいと思います。富っ子 ファイト!!
今日から始まりました・・・
5月13日(月)
今朝は富岡地区の民生委員さんが朝早くから正門前に立たれ、あいさつ運動を行っていらっしゃいました。子供たちも元気に挨拶をしていました。
1週間の始まりの月曜日、今日から始まったことがいくつかありました。
まずは、読み聞かせ。月曜日がお休みの日が多かったため、今日が今年度初めての読み聞かせとなりました。「かさこじぞう」と「海をかっとばせ」の2つのお話でした。絵本はなくても、お話から頭の中でイメージを膨らませて聞いていた高学年の子供たちでした。
3時間目は、体育館で1~3年生の体育が行われていました。今日からいよいよ、運動会に向けてのダンスの練習スタートです。ステージに立つ先生のふりを見ながら、子供たちはどんどんダンスを覚えていきます。一つ一つのポーズがとてもかわいらしい下学年の子供たちのダンスでした。
4時間目は、上学年のソーラン節の練習がホールで行われていました。昨年度の運動会の映像を見ながら、5・6年はふりを思い出していきます。4年生はソーラン節デビュー、張り切って踊っていました。
最後は、クラブ活動です。今年度は、スポーツクラブ、室内遊びクラブ、ものづくりクラブの3つのクラブに分かれて活動していきます。今日は、顔合わせと年間計画をみんなで話し合い決めていました。次回はいよいよ活動、楽しみですね。
体力テスト
5月10日(金)
2・3時間目に、全校一斉に体力テストが行われました。1・2年生は、5・6年生と一緒のグループで、6つの種目のテストにチャレンジしていきます。
長座体前屈(柔軟性)、上体起こし(筋力・筋持久力)、反復横跳び(敏捷性)、握力(筋力)、立ち幅跳び(瞬発力)、ソフトボール投げ(投力・巧緻性)の6つの種目です。その他、50m走(走力・スピード)、20mシャトルラン(全身持久力)の2種目がありますが、体育の時間に各学級で実施されていました。
上級生の手本を見たり、やり方を教えてもらったりしながら、みんないい記録を出そうと頑張っていました。
これから、運動会の練習を行っていく中で、自分の課題となる力を伸ばしていけるといいですね。
2年生が1年生をリードしながら・・・~学校探検・熊本丸出港式~
5月8日(水)
1時間目から、2年生が1年生を連れてグループごとに、学校のいろいろな部屋を案内する「学校探検」が行われていました。体育館、校長室、職員室、図書室、保健室・・・2年生は、あらかじめ用意していたシナリオをチラリと見ながら、1年生に丁寧に部屋の説明をしていました。
1年生は、2年生の説明をしっかりと聞き、楽しそうにいろいろな部屋を回っていました。数カ月前までは、お世話されるばかりだった2年生が、1年生を連れて校内を回りしっかりとお世話ができるお兄さん・お姉さんに成長していて、とても嬉しくなりました。少し、早く学校探検が終わったので、運動場に出て一緒に遊びました。
そして、学校を出て、富岡港で行われている天草拓新高校マリン校舎の熊本丸出港式にも一緒に参加しました。
紙テープをもち、高校生をしっかり見送った子供たちでした。
たんぽぽホールお話会
5月2日(木)
子どもたちにもっと本を、子どもたちにもっと本を読む場所をとの願いから、「こどもの読書週間」が1959年(昭和34年)に誕生しました。もともとは、5月5日の「こどもの日」を中心とした2週間(5月1日~14日)でしたが、子どもの読書への関心の高まりを受けて、「子ども読書年」である2000年より現在の4月23日(世界本の日・子ども読書の日)~5月12日に期間を延長しました。
富小でも、本の楽しさを感じてもらおうと、いつも読み聞かせでお世話になっているたんぽぽホールの皆様をお迎えしてお話会が2時間目に行われました。始まる前は、図書室で道具の確認や練習をされていました。
2時間目、図書委員の子供たちの進行でお話会が始まりました。
まずは、たんぽぽホールの皆さんの自己紹介から。13人の方が来てくださいました。
お話会、一つ目のお話は「したきりすずめ」。大型紙芝居とペープサートによる読み聞かせで、子供たちは昔話に聞き入っていました。お話の途中で、小判や化け物たちが降ってきたときには、大はしゃぎしていました。
二つ目の、お話は「ともだちや」。拡大絵本での読み聞かせでした。子供たちも大好きなお話で、友だちについて考えさせるとてもすてきな内容でした。
三つ目のお話は「白雪姫」。誰でも知っているお話ですが、背景や人形、大道具・小道具の素晴らしさに見入ってしまいました。全てたんぽぽホールの皆さんの手作りだそうです。読み聞かせって、知っているお話でも自然と聞き入ってしまうものですね。先生方も子供たちとともにお話の世界に引き込まれていました。
あっという間の1時間でした。最後は、図書委員の代表が感想とお礼を伝え、お話会を終えました。お話会終了後も、人形や小道具などに触らせてもらい、手作りのすごさを実感していました。
本は、テレビや映画などの与えられた映像と違って、文字から想像したいろいろな映像を頭の中に映し出していきます。こんなときはどうする?どんな気持ちかな?と思いを馳せていくことで心が豊かになっていきます。
このお話会で、本を読むことに興味をもち、今年も昨年度のようにたくさん本を読んでほしいと願っています。
ゴールデンウィークも、家族で本を読む時間をつくってみられてはいかがでしょうか・・・
クリーンタイム
5月2日(木)
新緑の季節・・・富小の運動場もひと雨毎に草が育ち、緑が濃くなってきました。
体力テストや運動会に向けて、朝からクリーンタイムを実施し、全校児童と職員で運動場や花壇の草取りをしました。
20分ほどでしたが、みんなで頑張るとかなりきれいになりました。しかし、これからも草はどんどん育っていきます。クリーンタイムだけでなく、運動場を使う前に一人一人が少しずつ草を引いていくと、きれいな使いやすい運動場を保つことができます。自分たちの学校を自分たちの力で美しい学校にしていこうという心も育てていきたいと思います。
5月10日(金)と5月17日(金)の15時30分~16時30分のPTA美化作業では、保護者の皆様にもお世話になります。ご協力のほどよろしくお願いいたします。
5月の授業風景・・・
5月1日(水)
今日から5月に入りました。ゴールデンウイークの合間となるこの3日間ですが、富小の子供たちは欠席もなく、元気に過ごしています。今回は、1・2年生の授業の様子を紹介します。
1年生は、図工。粘土でケーキ、スパゲティ、オムライス・・・など思い思いのごちそうをつくっていました。トッピングを工夫して作ったり、盛り付けを工夫したりとお話ししながら夢のあるごちそうに仕上がっていました。
2年生は、体育館で5年生と一緒に体力テストのシャトルランにチャレンジしていました。5年生のお手本を見て、2年生も負けないぞといい記録を出していました。互いに応援する姿も素晴らしかったです。
さて、今日から新しい先生が富小にやってこられました。学校主事の先生です。集会がなかったので給食の時間放送で紹介がありました。給食の搬入・搬出や、文書の印刷、環境整備等お世話になります。子供たちも給食室前で元気にあいさつを交わしていました。
どうぞよろしくお願いいたします。
ドキドキしながらも頑張りました! ~授業参観~
4月21日(日)
今年度最初の授業参観。子供たちも新しい学年になって頑張っているところを見てもらおうと、張り切って授業に臨みました。
1年生。人数も少ないので、活動もすぐ終わりますし、長く続けていると飽きてしまいます。担任の先生も工夫して、7つの活動をテンポよく進めていらっしゃいました。子供たちは、お家の人が来てくださっていてとても嬉しそうでした。サッカー、ピアノ、空手の得意技も上手に披露していました。途中4人しかいないはずなのに、6人席に座って授業を受ける姿が・・・(弟、妹さんもついつい楽しくて参加したくなったのでしょうね・・・)
2年生は、見つけた春の写真カードを完成させて発表会を行いました。すてきな春が見つかったようです。
3年生は、国語辞典の学習。言葉のならび、カタカナの言葉の調べ方など、国語辞典の秘密を見つけていました。
4年生は、なりきって想像したことを日記に書き、友だちや家族の方に伝えていました。
5年生は、春を題材にした文学にふれ、春の好きなところを伝え合い、シートに記入していきました。
6年生は、社会の学習でした。古墳から分かることをまとめ、古墳の場所を地図で確かめたりしながら、国づくりがどのように行われていったのか考えました。
たんぽぽ学級は、言葉あつめの学習でした。自分の名前の文字で始まる言葉をたくさん集め、「あいうえお作文」のように文を作っていきます。5年生は、1年生より少し難しく自己紹介文に仕上げました。
どの子も、お家の方が見てくださるのは照れながらもとても嬉しいようです。ちょっとドキドキ緊張しながらも、担任の先生と一生懸命学習に取り組みました。
授業参観後のPTA総会、学級懇談会、部活動総会等も多くの方にご参加いただきました。
ありがとうございました。
命を守るために ~地震津波避難訓練・交通教室~
4月19日(金)
自他の命を守るために、この日は2つの安全教育活動が行われました。
まずは、地震津波避難訓練です。熊本県教育委員会では、毎年4月を「くまもと防災月間」として、熊本地震の経験に重点を置いた取組を実施しています。本校でも、朝の時間にJアラートを鳴らし、運動場までの一次避難を行いました。17日の夜に地震が発生したばかりだったので、子供たちもいざというときどう行動したらよいのか真剣に考え、素早く避難することができました。2学期には、二次避難までの訓練も行う予定です。
もう一つの活動は、3年生以上を対象とした交通教室(自転車教室)です。運動場には、いろいろな自転車走行コースが設置されていました。この日、3年生以上は自転車を押して登校し、途中から自転車組と歩行者組とで通学路が分かれます。最後は低学年の子供たちだけで、先日の交通教室で学んだことを生かして、横断歩道を渡ることができました。
3時間目、交通教室のスタートです。地域学校協働活動推進員さんや交通指導員の方も来校され、道路の横断や曲がり角の交通整理や子供たちの運転のチェックをしていただきました。担当から自転車の基本的な乗り方の説明があり、5・6年生は早速道路に出て運転です。3・4年生は、まず運動場のコースで練習し、先生方から合格をもらえたら道路に出ての練習となります。
道路に出た高学年の子供たちは、自転車運転にも慣れていてスイスイ自転車をこいでいましたが、曲がり角で止まって確認するのを忘れる子もいたようです。後半は、3・4年生も合格者が増え、道路での練習を行っていましたが、残念ながら3年生の中には合格がもらえなかった子もいました。運転に不安のある子供たちは、お家の方としっかり練習してから道路に出るようにしてほしいと思います。お家の方からのご指導やお声かけ等もどうぞよろしくお願いします。
コースでの練習が終了し、集合した子供たちに担当からヘルメットの付け方について話がありました。みんなきちんとルールを守ってヘルメットを着用して自転車に乗っているのですが、ヘルメットのひも(ベルト)がゆるい人が多いということです。最後に、お手伝いくださった地域の方、交通指導員さんから「交通教室、みんなよく頑張りました。今日は百点満点!」とお褒めの言葉をいただき、子供たちも嬉しそうでした。
自他の命を守るために行った避難訓練や交通教室での学びを、ぜひ日常生活に生かしてほしいと思います。お家でも地震津波や、自転車の乗り方について話題にされ、どんな行動をとったらよいのか子供たちに考えさせる機会をもっていただけると嬉しく思います。
苓北町小学生の代表として・・・(5年・戦没者追悼式)
4月18日(木)
苓北町総合センターで、苓北町戦没者追悼式が行われました。今年度は、4つの小学校の代表として富岡小学校の5年生の子供たちが参列しました。本来は6年生が参列するのですが、この日、全国学力学習状況調査と重なったため5年生がその役目を務めることになりました。式場に着くと、献花と誓いの言葉を行う子供たちは、やり方の説明を受けます。戦没者の遺族会の方や来賓の方等周りは大人ばかりで子供は富小5年生の19名のみ。代表の子供たちも緊張が高まっているようでした。
午前10時、開式。厳粛な雰囲気の中で、2人の子供たちが立派に献花を行いました。遺族会や来賓の方の献花が終了し、いよいよ平和の誓い朗読です。「平和で自然豊かな苓北町を未来につないでいくために、ここで平和の大切さを見つめ直し、自分たちにできることを続けていきたい」と堂々と誓いの言葉を発表しました。
苓北町小学生の代表として、6年生の代役を立派に務めた5年生でした。この経験を来年度の平和学習にしっかりとつなげていってくださいね。
新学期の授業風景 (4/16・4/17)
4月16日(月)
3年生以上は、今年度初めての外国語の授業が行われました。外国語専科の先生も変わられてどんな先生なんだろうと子供たちもドキドキして授業に臨みました。4年生の授業をのぞいてみると、「How Are You?」の問いに、自分の調子をジェスチャーで表し英語で答える活動やキーワードを決めていろいろな単語を発音しながらキーワードの単語が出てきたら前にある消しゴムを取るというゲームが行われ、みんなとても楽しそうでした。
運動場では、6年生の体育、リレーの学習が行われていました。バトンパスをグループ毎に練習し、その成果をリレーで試していました。6年生にもなると、走りも力強くなるなと感心してみていました。
4月17日(水)
3年生の教室では、国語辞典にはじめて出会う授業でした。「うわぁ、重たい」「教科書より分厚い」「背表紙の反対側のめくるところには、黒い線がいくつかあるよ」など、辞典を手にして気付いたことをいろいろ出し合い、確かめ合っていました。これからたくさんの言葉を調べて言葉の力を伸ばしていってくださいね。
隣の5年生の教室でも国語の授業。ここでは、物語に登場する人物の関係をグループで議論し、ボードに書き込んでいました。さすが5年生、人物の関係を矢印やイラストを使ったり、ポイントとなるところには赤や青のマーカーを使って書いたりと分かりやすくまとめていました。
以上、2日間の授業風景でした。(1・2年生の授業風景は後日紹介します・・・)
自分の体のことを知ろう ~身体測定、視力・聴力検査~
4月15日(月)
業間から3時間目にかけて、全校一斉に身体測定、視力・聴力検査を行いました。図書室では、2カ所で視力検査が行われます。1年生もやり方を聞いて担任の先生と検査を頑張っていました。2年生は6年生と一緒に回っていました。6年生の指導がいいのか、待ち方も上手でした。
身長は2年教室で、体重は保健室で行われていました。
聴力検査は、2階の放送室と音楽室で一人ずつ部屋に入って行います。運動器検診はホールでグループ毎に実施されていました。(運動器検診は,身体を支えて動かすのに必要な骨,関節,筋肉,靭帯,腱などの運動器について,その形態や発育,運動機能を調べる検診です。)
今回の検査を通して、子供たち自身が自分の体に興味・関心をもち、成長していくために健康的な生活を心がけていくという意識を高めていけるといいなと思います。
今年度もよろしくお願いします ~あいさつ運動~
4月15日(月)
今年度も5のつく日(土日祝は休み)にあいさつ運動を実施します。今朝は第1回目のあいさつ運動でした。春の交通安全運動期間中ということもあって、あいさつ運動の場所以外でもたくさんの方に子供たちの登校を見守っていただきました。あいにくの雨模様でしたが、傘を差しながら遠くから「おはようございます」と元気に挨拶する子供たちでした。
朝から正門に立っていて思うのですが、富っ子は、遠くからでも大きな声で挨拶することができます。これは、富小の自慢でもあります。ただ、地域の方や家族の方、友だち同士にも同じようにできているかはわかりません。いつでも、誰に対しても笑顔で明るい挨拶ができる富っ子、挨拶で周りを元気にすることができる富っ子目指して今年度も頑張ります!どうぞよろしくお願いいたします。
小学校最初の楽しい思い出ができました
4月12日(金)
月曜日から始まった新学期。1週間最後の金曜日は、1年生の歓迎会・歓迎遠足で締めくくりです。まずは、体育館で歓迎会が行われました。1年生5名の紹介タイムでは、名前、好きな食べ物、得意なことを全員しっかりと発表することができました。一人一人紹介が終わると、1年生も出し物を考えてくれていました。ダンスがとてもかわいかったです。
続いて、各学年からの発表。簡単に学年の紹介をするというものだったのですが、クイズあり、寸劇あり、ダンスありと短い準備期間の中でどの学年も趣向を凝らした出し物ばかりでした。
トリは、最上級生となった6年生。おなじみの「6年ジャー」に、困ったときに必要な道具を出してくれる富小版ドラえもん「とみえもん」が登場し、大いに盛り上がりました。長縄も披露し、そのスピードに1年生も驚いていました。
歓迎会の最後は、みんなでゲーム。「ジャンケン列車」で、楽しみました。今年のチャンピオンは、4年生でした。
歓迎会が終わると、次は歓迎遠足です。6年生は1年生、2年生と手をつなぎ、優しく話しかけながら富岡城まで歩いていきました。今年は、経路を少し変更し、地震津波が来た時の避難経路を確認するために袋池を通って富岡城まで向かいました。
富岡城に到着すると、学級ごとに写真を撮り、その後お楽しみのお弁当タイムとなります。6年生は1年生と、その他の学年は学級ごとに集まってお弁当を食べました。
お弁当を食べ終わると、おやつタイム、鬼ごっこ、展望台から景色を満喫、ビジターセンター見学・・・など、思い思いの昼の自由時間を過ごしました。
お昼の自由時間も、6年生は1年生のお世話を頑張っていました。この日、富岡城にはたくさんの観光客の方も訪れていました。新婚旅行で来られていた外国人夫婦の方がとても明るく気さくな方で、子供たちもどんどん集まってきて楽しい時間を過ごしていました。
自由時間が終わると、帰りの準備です。「来た時よりも美しく」を目指して、みんなでゴミ拾い。最後は、登校班長のもとに集合し、登校班ごとに帰っていきました。
1年生にとって、小学校最初の楽しい思い出がたくさんできたことでしょう。
また、笑顔の花の4つの花の中でも、この日は特に「なかよしの花」「元気の花」がたくさん咲いた一日となりました。
大変だけど楽しかった! ~5年 田植え~
4月11日(木)
午後から、水土里ネット苓北主催の「田んぼの学校inれいほく」が開催され、志岐小・富小の5年生が田植えを体験しました。例年苓北町議会議員さんの田を使わせてもらっています。開会式が終わると、田んぼに入る前に、みんなで記念撮影。
水土里ネットの方に、田植えの仕方を教わった後、靴を脱いで、田んぼに向かいます。少し肌寒いのと、田んぼの泥の感触に 慣れない子供たちは声をあげながらおそるおそる田んぼに入っていきました。
一列に並び、張られた紐の目印にそって、苗を植えていきます。みんなが一列植えると少しずつ下がって次の列の苗を植えていくのですが、足が田んぼに埋まってなかなか身動きが取れず、一歩下がるのにもかなり苦戦していました。しかし、少しずつコツをつかんできた子供たち、上手に間隔をとりながら苗を植えていました。
1時間ほど田植え体験を行い、泥だらけになった手足を用水路で洗い、閉会式。富小の代表が「田植えは難しく大変だったけれど、楽しかったです。これを農家の方はいつもやっているのですごいなと思いました。」と感想を発表しました。田植えを通して、作物を育てることの大変さを体験したことで、夏休みの稲刈りでは収穫の喜びをより感じることでしょう。
たくさんの稲が実りますように…
1年生 初めての〇〇・・・
4月10日(水)
昨日入学式を終え、いよいよ今日から1年生にとって小学校生活が始まります。朝から、登校班のお兄さん、お姉さんたちと一緒にきちんと並んで登校することができました。登校して荷物を片付けると、6年生や2年生…いろいろな学年の子供たちが遊びに誘い出していました。2年生は、昨年上級生に遊んでもらったように、ブランコに乗せて押してあげていました。6年生は、1年生ばかりでなく2年生とも一緒に鉄棒や雲梯で遊ぶ下級生を優しく見守っていました。
始業のチャイムが鳴ると、上級生につられてダッシュで教室に戻っていきました。教室では、今日の時間割の確認や健康観察が行われます。
1年生の最初の学習は、職員室へ出かけ職員室への入り方を学び、職員室の先生方と顔合わせを行いました。教室に戻る時、走って帰ろうとした1年生に対し、担任の先生が廊下の歩き方を指導すると、その後忍者のように足音を立てないよう そろりそろりと歩いていくかわいい1年生の姿がありました。
3時間目は、2年生と一緒に横断歩道の渡り方、道路の歩き方を学ぶ交通教室です。地域学校協働活動推進員さん、交通指導員さんお二人をお招きし、見守りやアドバイスをしていただきました。
正門から出て、富岡港を通って裏門から帰ってくるコースです。2年生がまず、手本を見せてそれをまねて1年生も横断歩道を渡ります。最後の裏門では、校長が横断歩道の渡り方をチェックしました。全員合格はしましたが、これから毎日の登下校でもっと上手になってほしいと思います。
4時間目が終わると、1年生にとっては初めての給食です。今日のメニューは「ミルクパン、アスパラのクリームスープ、コールスローサラダ、花型ハンバーグ、牛乳、お祝いデザート」でした。教室を訪れた時には、みんなほとんど食べ終わっていました。野菜もモリモリ食べています。ニンジンが苦手な子もいましたが、「鼻をつまんで食べました」と言っていました。嫌いなものでもこうやって我慢して食べることが、学習や生活にいい効果をもたらしていきます。
初めてづくしの1日だった1年生、明日以降もまた、いろいろな初めての学びを経験していくことでしょう。元気いっぱいで頑張ってくださいね。
かわいい5人の富っ子が仲間入り ~入学式~
4月9日(火)
この日は、かわいい新入生が富小にやってくる入学式。朝早くから、最上級生の6年生が式場となる体育館にゴミが落ちていないか、チェックを行っていました。国歌や校歌を演奏する器楽部も最後の練習をしていました。
6年生以外の子供たちも、廊下や玄関いろいろなところを念入りに掃除していました。
9時になると保護者の方と一緒に1年生がやってきます。6年生は受付近くで、教室まで案内したり、名札を付けてあげたりしようと1年生がやってくるのを今か今かと待ちわびていました。(集合時間の関係で1人の1年生しかお世話ができませんでした…)
予定時間より少し早く入学式が始まりました。担任の先生に名前を呼ばれ、全員元気よく返事ができました。その後、校長から一人一人ずつ教科書が渡され、その時も「ありがとうございます」と立派に言えました。校長や来賓の方からのお祝いの言葉もしっかり聞くことができました。
お話が終わると、2年生以上の子供たちからのお迎えの言葉です。前に出て発表する2年生も、緊張しながらも1年生に学校生活の1年について自分たちが描いた絵を見せながら上手に紹介しました。
入学式が終わると、教室に戻り担任の先生からのお話を聞き、机の上に配られた多くの荷物を確認しました。教科書やいろいろな方から頂いたプレゼントを嬉しそうに手に取り眺めていた1年生でした。
1年生が5人加わって、富岡小学校の児童数は68人となりました。富っ子みんなで笑顔の花をたくさん咲かせていきましょうね!
創立151年目の富小 スタート!
4月8日(月)
令和6年度1学期のスタートです。桜も雨で散り始めていましたが、正門の桜はまだきれいに子供たちを迎えてくれていました。始業式に配られる教科書も準備完了、教室では、電子黒板にメッセージが用意されていました。
始業式の前に、新しく富小に来られた先生方の就任式が行われました。今年度は2名の先生が「チーム富小」の仲間に加わりました。
そして、富っ子も2名加わりました。2年生と5年生が1名ずつ増えて、今年度は全校児童68名でのスタートです。
始業式、まずは、校長の話。今年度の学校教育目標「笑顔の花いっぱい ともに学び、ともにかがやく富っ子 ~かしこく なかよく たくましく ふるさとのために~」を児童と一緒に確認しました。昨年度まで子供たちも児童会や運動会のめあてなどに「笑顔の花を咲かせる」を取り入れながら頑張っていたので、今年も「笑顔の花を咲かせる」を合い言葉に4つの花「がんばりの花」「なかよしの花」「元気の花」「感謝の花」を咲かせながら笑顔の花満開の富岡小にしていきます。少しバージョンアップしたところが「ふるさとのために」です。ふるさとの中には、自分・家族・友だち・地域全て含まれます。自分のために、周りの人のために、地域のために自分が何ができるかを考え、行動できる富っ子に育ってほしいという願いをこめました。
校長の話の後は、生徒指導担当から「命」「楽」「幸」「夢」をキーワードととして、言葉の大切さや目標をもち頑張ることの大切さなどについて話をしました。
始業式が終わると、翌日の入学式の「お迎えの言葉」の練習です。各学年から一言ずつ発表した後、昨年度は迎えられる立場だった2年生が、1年生のために学校での活動を紹介していきます。
始業式が終わると、教室に戻り新しい担任の先生との学級開きです。担任の思いを伝えたり、クイズ形式で担任の紹介をしたり、新しい教科書を配り名前を丁寧に書くことで学習への意欲をもたせたり・・・いろいろな活動が行われていました。持ち上がりの先生もいますが、新しい学年となり、また新たな新鮮な気持ちで担任の先生との出会いを喜び、楽しんでいました。
午後からは、4年生以上で入学式の準備です。自分の仕事が終わったら、まだ終わっていないところの手伝うなど意欲的に準備を進め、予定時間より早く終わることができました。
この日は雨模様で準備がしにくかったのですが、頼もしい高学年の子供たちの活躍で、5人の新入生を迎える準備がすっかり整いました。
感動の卒業証書授与式
3月22日(金)
いよいよ、創立150周年の記念すべき年に最高学年として富小を引っ張ってくれた12名の卒業生が巣立つ日がやってきました。前日準備では、3~5年生が午後から教室や式場の飾りつけや掃除など一生懸命頑張っていました。
当日も、始業前から5年生が玄関を掃除していました。4年生も渡り廊下の掃除を頑張っていました。来年度、富小を引っ張っていく高学年として、強い自覚と意欲を感じました。
そして、卒業証書授与式。富岡小伝統の鐘を次のリーダーとなる5年生が鳴らし、拍手を浴びながら卒業生が入場します。
開式。器楽部の伴奏による国歌斉唱。その後、12名の卒業生に卒業証書が一人ずつ手渡されていきます。
12名の卒業生は、卒業証書を受け取った後、一人ずつ自分の将来の夢について力強く語っていきました。
今年度は、教育委員会や来賓の方もお招きすることができ、教育委員会告示、お二人の方からの祝辞もいただきました。
記念品授与、記念品贈呈と式は順調に進んでいきます。
そして、卒業生と在校生による「別れの言葉」。感極まって涙ぐみ、言葉に詰まる場面もありました。在校生から卒業生へ、卒業生から在校生、先生方、地域の方そして家族の方への感謝の思いが込められた言葉や歌が交わされ、感動の時間となりました。
卒業生にとって最後となる校歌を高らかに歌い上げ、閉式。保護者代表の方が謝辞を述べられ、卒業生退場です。卒業生、在校生ともに目標としていた「最高の卒業式」となりました。
式が終わると、卒業生は教室に戻り担任の先生との最後の時間を過ごします。その間、在校生は式場を片付け、卒業生の見送りの準備を着々と進めていました。
最後の見送りでは、いつも6年生がみんなにしてくれていた「万歳コール」を高学年の子供たちが引継ぎ、卒業生家族をお祝いしていました。在校生と卒業生との心温まる和やかな時間でした。
最後は、家族や友達、先生と記念写真を撮ったり、おしゃべりをしたりと富小との別れを惜しんでいました。
卒業生の皆さん、中学校でも笑顔の花をたくさん咲かせながら、自分の夢に向かって頑張ってくださいね。
次の学年に「つなぐ」ことができた3学期 ~修了式~
3月21日(木)
51日間3学期のまとめとして、体育館で修了式が行われました。各学年ごとに代表が修了証をもらっていきます。呼ばれた学年は「はい」と元気よく返事し、起立。1年間の学習を立派にやり遂げた満足感の笑顔がありました。
修了証を手にした後、各学年の代表が3学期やこの1年間頑張ったこと、そして春休みや次の学年で頑張りたいことを発表していきました。校長からは、3学期のキーワードだった「つなぐ(繋ぐ)」について話をしました。みんな次の学年につないでいくために、自分ができることを一生懸命頑張り、「笑顔の花満開富岡小」となりました。中には、努力したけど成果が出なかった子もいることでしょう。しかし、努力の先に必ずあるものは成功ではなく成長です。あきらめず、努力を続け、喜びへとつなげていってほしいと願っています。
修了式後、春休みのくらしや健康について担当の先生から話がありました。生徒指導担当からは、いつも子供たちに提示してきた4つの言葉「命」「幸」「楽」「夢」について3学期を振り返りました。富小の子供たちは、命を大切にできる優しい子供たちです。先生方の話を自分事として聞き、これから安心安全で楽しい富小にしていくためにしっかり考え、気付き、行動していくことをみんなで誓い合いました。
最後に、3月で富小を転出する児童の紹介があり、一人ずつ挨拶を行いました。あいさつの後、みんなから「富小を離れても元気で頑張って!」という思いを込めて温かい拍手が送られました。
最後は、翌日の卒業式に向けて起立のタイミングや歌の練習など最終確認を行いました。子供たちの練習態度から、卒業生も在校生も最高の卒業式にしようという気持ちが強く伝わってきました。
富岡の昔を学ぶ(3年)
3月5日(火)
総合的な学習の時間に、3年生は2人のゲストティーチャーをお招きして、富岡の昔の様子を聞きました。地域学校協働活動推進員さんも一緒にお話を聞きに来られました。
まずお一人目の方には、ご自分が富岡小学校に通っていた頃のことを話してくださいました。おやつはどんぐり、ごちそうはいも、その頃は中学校も一緒で、教室には50~60人の子供たちが勉強していたとか・・・現在と違う子供たちのくらしに目を丸くして聞いていました。また、富岡地域にある袋池のことも、自作の絵を使って分かりやすくお話しいただきました。
お二人目は、毎朝登校の見守りをしてくださっている前地域学校協働活動推進員です。富岡小学校に給食が始まった頃のこと(メニューはミルクのみ・・・それも脱脂粉乳というあまりおいしくないものだったそうです)、当時の履き物、草履も見せてくださいました。先日久しぶりに開催された富岡稲荷神社の初午についても教えてくださいました。
お二人のお話は、大変興味深く、ついつい聞き入ってしまいました。子供たちもたくさんメモをとっていました。感想発表では、「昔、戦争で給食がなかった話に驚いた。」「元袋の名前の由来が袋池からきたなんて面白いし、すごいと思った。」と伝えていました。これからお話をもとに新聞を作成するそうです。素敵な新聞が仕上がりそうですね。
お話しいただいた地域の皆様、ありがとうございました。
かなた班で楽しい思い出 ~お別れ遠足~
3月1日(金)
感動的なお別れ会が終わると、いよいよ遠足に出発です。お別れ遠足は、今まで掃除や行事などで一緒に活動してきたかなた班(縦割り班)で、5つのチェックポイントでクイズやゲームをしながら目的地である四季咲岬公園に向かいます。児童玄関に集合し、6つの班の班長がくじを引いてスタート順を決めます。4~5分おきにスタートしていきました。
まず、第1チェックポイントは四季咲ホテル前。6年生に関するクイズを1~5年生が話し合って解答していきます。6年生は答えを知っているので遠くで見守りながら、在校生が正解してくれると喜んでいました。
第2チェックポイントは、持久走大会中学年の折り返し地点付近です。ここでは3・4年生がお題(今回はスポーツ競技でした)を引き、ジェスチャーで他の学年に当ててもらうゲームでした。
第3チェックポイントは、持久走大会高学年の折り返し地点、春の迫公民館前でした。ここでは1・2年生(人数が足りないときは他の学年も参加)が、担当の先生とじゃんけんをして、勝った分だけポイントが入るというゲームです。みんなじゃんけんの様子をじっと見守り、勝つと大歓声が上がっていました。
第4チェックポイントは、四季咲岬公園入り口駐車場です。ここでは5・6年生がお題を引き、それを絵にかいて当ててもらうゲームです。キティちゃん、ミッキーマウスなどいざ描くとなるとなかなかうまくかけません。しかし、メンバーの子供たち完成できていなくてもイメージを捉え正解を答えていました。
最後の第5チェックポイントは、ゴールの公園で大縄跳びを行い、全員で制限時間に飛んだ回数がそのまま得点ポイントとなります。全員で息を合わせて跳ぶのは結構難しく、10回が最高記録でした。全部の班が到着したところで、各班のポイントを集計し、優勝チームの発表です。今年度の優勝は4班でした。
そして待ちに待ったお弁当タイム。かなた班ごとに場所を決め、お家の方が朝早くから作ってくださったお弁当をおいしそうにほおばります。天気もよく、風も穏やかであまり寒くありませんでした。
お弁当を食べ終わると、自由時間です。展望台まで足を伸ばし、海の景色を堪能する子どももいました。思い思いの自由時間を過ごした後は、集合しゴミ拾いです。「来たときよりも美しく」と、自分たちが落としたゴミ以外のゴミも拾い、公園をきれいにしていました。
ゴミ拾いも終わり、登校班ごとに並ぼうとしたとき、6年生が在校生にお礼を言いたいと前に並びました。お別れ会、遠足と自分たちにとって最高の思い出ができたこと、本当に卒業したくないなという気持ちがわいてきたことなどを在校生に伝えました。その後、登校班ごとに並びます。この日から登校班長もバトンタッチです。今までの登校班長にお礼を言い、新登校班長が先頭となって自分たちの家へと帰っていきました。
お天気にも恵まれ、お別れ会、お別れ遠足と富っ子全員で素晴らしい思い出をつくることができた一日でした。
感謝の気持ちにあふれたお別れ会
3月1日(金)
お別れ遠足に出かける前に、ホールでお別れ会が行われました。校長や担当の先生から「今日は、これまで富小のリーダーとして頑張ってきてくれた6年生に感謝の気持ちを伝え、6年生が卒業したくないなぁと思うような一日にしましょう」と子供たちに伝えました。各学年毎に発表が行われていきました。
トップバッターは1年生。隣の教室で行き来しながら、休み時間等6年生にはたくさん遊んでもらいました。一人一人の似顔絵を描いたお面を付け、「6年生クイズ~私は誰でしょう~」。フェスタでも披露した「ありがとうの花」を6年生バージョンに変え、ジェスチャー付きで一生懸命歌う姿は涙を誘うものがありました。最後はお面を6年生にプレゼント。6年生も早速お面を付け、喜んでいました。
2年生は、グループ毎に6年生にまつわるクイズを出題。クイズの後は手作りのメダルや折り紙で作った作品を6年生に手渡しました。
3年生は、ショートコントを披露。卒業式や中学校生活に関するネタを自分たちで考え、面白おかしく発表し、大爆笑でした。
4年生は、感動的なBGMにのせ、6年生へのメッセージを発表。一人一人にプレゼントも用意されていました。お面やメダル、お手紙等子供たちからの心のこもったプレゼントは6年生にとって小学校生活の貴重な思い出の宝物となることでしょう。
在校生トリを飾るのは、4月からは富小のリーダーとして活躍してくれる5年生。担任の先生が悪役に扮し、富小の子供たちを守る今までの6年生の活躍と、それを引き継ぐ5年生の様子を劇仕立てにして披露。面白さの中にも、自分たちがこれから6年生のバトンをつないでいくんだという決意が感じられ、感動的な発表でした。6年生もこの5年生なら安心して富小を任せていけると確信したことでしょう。
在校生の発表が終わると、最後は6年生から・・・。6年生は、在校生や先生方に感謝の気持ちを込めて「バンザイ株式会社」によるバンザイの披露です。各学年の良さを発表し「〇年生、バンザイ!」と順に行っていくうちに、自然と全校児童でのバンザイに広がっていきました。
6年生は、お別れ会が終わって教室に帰って泣いていたそうです。私も、子供たちの心の温かさに触れ各学年の出し物毎に涙を流してしまいました。
在校生、卒業生ともに感謝の気持ちを伝え合う、素敵な時間でした・・・
もちつき大会復活! ~保護者・地域の方の協力に感謝~
2月18日(日)
午前7時・・・学校にはすでに保護者の方でもちつき大会の準備が行われていました。町会議員さんご夫妻も朝早くから来てくださり、お二人のご指導を受けながら、家庭科室では、16日(金)に子供たちが洗ってつけていたもち米をざるにあげ、蒸す準備を進め、図書室前のベランダでは、かまどに火をつけお湯を沸かしていきます。
午前7時30分。直前にメールで運営委員以外の保護者の方に協力を依頼したのですが、この日はたくさんの保護者の方が集まってくださいました。それに加え、富岡女性の会の方も来てくださり、もちのちぎり方、丸め方など私たちが知らないコツをたくさん伝授していただきました。
子どもたちがつくもちは、白いもちでしたが、事前につき上がったもちに食紅を混ぜ赤いもちもできていました。また、6年生のために、特別に赤飯も作ってくださっていました。
ひと通り準備が整ったところで、保護者の方は授業参観、学級懇談会へ・・・
午前10時45分。子供たちが身支度を整え、学年ごとにもちつきにやってきました。まずは、1年生。保護者の方の手本を見て、杵を持ってもちをつきますが、なかなか大人のようにうまくつけず、苦戦していました。
2年生→5年生→3年生→4年生の順に、二人組や三人組で掛け声をかけながらもちをついていきます。うまくつくことはできなくても、生まれて初めての体験にみんなとても楽しそうでした。
最後は、6年生。保護者も飛び入り参加され、親子もちつきという微笑ましい光景も見られ、大いに盛り上がりました。また、保護者にとって担任だった先生とも一緒にもちつきをすることもできて、とても喜ばれていました。
もちつきが終わると、4年生以上はついたもちを丸める作業に取り掛かります。簡単そうに見えて、結構難しくきれいな丸にならなかったり、ひびが入ったり・・・それでも、心を込めて作ったもちは、6年生が用意したメッセージカード付きの袋に入れられ、おいしそうに仕上がりました。最後は、6年生が在校生やお世話になった保護者に感謝の言葉を述べながらもちを配りました。
コロナ禍等で久しく行われておらず、授業参観や学級懇談会と同時に実施できるのだろうかという不安もありましたが、「子供たちに富岡小伝統の行事を体験させてあげたい」という保護者の方の強い思いから見事復活できたもちつき大会でした。おかげさまで子供たちにたくさんの笑顔が見られました。実施にあたっての事前の綿密な準備、当日の保護者や地域の方のご協力等感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
もちつき大会開催に向けて
2月16日(金)
18日(日)に予定されているもちつき大会に向けての準備が行われました。コロナ禍等で何年も中止となり、ノウハウを知る保護者の方も少なく開催できるのかという不安もあったと思いますが、子ども育成会会長さんはじめ保護者の皆さんが「子供たちに伝統のもちつきを是非経験させてあげたい」という強い思いから、道具の手配や手順の確認等かなり前から準備を進めてくださっていました。
この日は、5・6年生と運営委員の保護者の方とで、米を研いだり、会場の準備を行いました。
6年生は、米をはかり取り、大きなボールで研ぐ作業を担当。普段家で米を研ぐのと違い、大量のコメを洗うのは子供たちもかなり苦戦していました。
5年生は、ざるやボウル、杵など使う道具を洗い、ベランダに干していきます。図書室の会場づくりも保護者の方と一緒に頑張っていました。
6年生は、外回りの準備を終えた後、教室で当日配付のもち袋につけるメッセージカードを作成。在校生や保護者の方々に6年生からの感謝の思いを込めて、たくさんのメッセージカードを仕上げていました。
5・6年生や保護者の方のおかげで、18日のもちつき大会の準備もほぼ終了。
5・6年生のみなさん、保護者の皆様 ありがとうございました。
あいさつ運動
2月15日(木)
この日は、5のつく日ということで朝からあいさつ運動が行われました。朝早くから交通指導員さん、保護者の方、先生、地域の方が子供たちの登校を見守り、声をかけてくださいます。肥後銀行前では3つの班が通過します。遠くから大きな声で挨拶する子、寒い日でも半袖で登校する子・・・富っ子は元気いっぱいです。また、毎日登校班に付き添ってくださるご家族の方、前地域学校協働活動推進員さんもいらっしゃいます。その方のおかげで子供たちも安全に登校できています。ありがとうございます。
正門前になると多くの班が集まり、挨拶の声も一段と大きく響き渡ります。時々当番で立たれる地域の方が、遠くから大きな声で挨拶する子供たちに「富小の子供たちは元気のよかですね。」と言ってくださいます。私も自分のことのように嬉しくなります。これからもずっと続けていってほしいと思います。
あいさつ運動も、今年度あと数回となりました。これからもどうぞよろしくお願いします。
1年間ご指導ありがとうございました ~毛筆指導~
2月14日(水)
月に1回程度、苓北町の3年生以上の子供たちは、地域の方から毛筆をご指導いただいています。
この日は、令和5年度最後の毛筆指導でした。まずは5年生。各自練習に入る前に、文字を上手に書くポイントを教えてくださいます。いつもお話しになるのは、「文字のきまり」をしっかり意識して書くことが大切だということです。しんにょうの傾き具合に気を付けて書く、平仮名は漢字より小さめに書くとバランスがよくなる・・・など、教えていただいたことを守りながら集中して取り組んでいました。
次は、3年生。どの学年も「お習字の教え」を唱え、黙想で心を落ち着けることから始まります。3年生から始まった毛筆学習ですが、先生のおかげで子供たちの1年間の上達は著しいものがあります。文字の決まりと同じく、文字の中心を意識して書くことも繰り返し話してこられました。最後は、先生から朱墨で丸をもらい満足感たっぷりの子供たちでした。
技術のみでなく、心の指導もたくさんしていただきました。このように地域の方から指導してもらえる苓北町の子供たちは、本当に幸せだと思います。
1年間、本当にありがとうございました。また、来年もどうぞよろしくお願いします。
4月 待っていますよ! ~新入生体験入学・保護者説明会~
2月8日(木)
来年度富岡小学校に入学してくる子供たちは5人。
この日、体験入学として1年生・5年生との交流の時間が設けられました。1年生は、いよいよ4月からお兄さん・お姉さんとなるということで交流をとても楽しみにしていました。自分たちのランドセルを新入生に背負ってもらい、「どんな気持ちですか?」とインタビュー。新入生も「嬉しいです。」と答えていました。次に、グループに分かれてお手玉体験。上手に見本を見せたり、コツを教えたりする姿はまさにお兄さん・お姉さんでした。
最後に、お手紙と自分たちが育てた朝顔の種をプレゼント。5人の子供たちは、嬉しそうにプレゼントを眺めていました。「4月 待ってるよ!」と1年生も名残惜しそうに新入生とお別れしていました。
廊下では、次の交流予定の5年生が優しく見守っていました。1年生との交流が終了すると5年生にバトンタッチ。新入生と対面し、交流場所である音楽室に手をつないで移動していきます。
5年生との交流が行われている間、保護者の方は図書室に移動し、保護者説明会が行われました。学校生活のこと、入学前の準備等について各担当から説明を受けます。
音楽室では・・・じゃんけん列車や本の読み聞かせ等が行われていました。
あっという間に交流の時間が過ぎ、お別れの時間です。階段ではけがをした子を抱えて降りる優しい5年生の姿がありました。新入生もすっかり5年生に心を開き、お互いに笑顔でさよならの挨拶を交わしていました。
1年生・5年生のみなさん、素敵な交流の時間にしてくれてありがとうございました。4月からもどうぞよろしくお願いします。
5人の新入生のみなさん、1年・5年だけでなく、全校児童そして先生方もみなさんの入学を心待ちにしていますよ。
苓北支援学校との交流(4年)
2月8日(木)
4年生は、総合的な学習の時間において「人に優しい町づくり」という単元の中で苓北支援学校の友だちとの交流を重ねてきました。この日は最後の交流でした。オンラインでの交流でしたがそれぞれの学校の子供たちが1年間の活動で学んだことを写真やカードを提示しながら紹介し合いました。
まずはじめは、支援学校の友だちの発表から。子供たちは画面を食い入るように見つめ、一人一人の発表が終わると自然と温かい拍手が起こっていました。支援学校の友だちの発表が終わると、次は富小4年生の子供たちの発表です。一人ずつ作成したカードを画面に提示しながら、発表していき紙粘土で作った島に飾り付けていきます。感心したのは、支援学校の友だちに自分の発表が聞き取りやすいように全員が間をとりながらはっきりと発表することを心がけていたことです。相手意識をもって発表できる4年生、素晴らしかったです!最後の子どもが発表し終えると写真のような素敵な島に仕上がりました。支援学校の先生方もそのクオリティの高さに驚いていらっしゃいました。
対面では1回しか交流できなかったのですが、子供たちにとってはすっかり仲のいい友だち同士となっていたようです。誰とでも仲良く活動できる4年生の子供たちの素晴らしさや心の成長を感じ、涙が溢れてきました。人に優しい町を子供たちが今まで以上に築いていてくれることでしょう・・・
苓北発電所見学(6年)
2月7日(水)
6年理科「私たちの生活と電気」の学習の一環として、スクールバスを使って苓北発電所に出かけました。まずは、お世話になるスクールバスの運転手さんにきちんと挨拶。発電所に到着すると、案内や説明をしていただく係の方が子供たちを出迎えてくださいました。(その係の方は、何と富岡小の保護者の方でした!)
写真や動画を見ながら、火力発電の仕組みや発電所で行っている環境保全対策について学びました。発電だけでなく、持続可能な社会に向けた自然エネルギーの活用や地域社会への貢献への取組がいろいろ行われていることが分かりました。説明を受けた後は、係の人の案内で施設内を見学。大きな作業音の中でも説明が聞き取れるようイヤホンを付けて回ります。
屋上からも見学しました。約80万㎡(福岡PayPayドームの約11倍の広さ)という広い敷地や施設にびっくりしていました。遠く富岡の町も確認することができました。
最後は、バスに乗って、構内の施設を見学し、そのままバスの中で係の方にお礼を告げ帰路につきました。短い時間でしたが、これからの生活について考える有意義な学習でした。苓北発電所の皆様、本当にありがとうございました。
子供は風の子!
1月24日(水)
今年一番の寒気到来という予報で、道路凍結や積雪等心配されましたが、富岡地区はうっすら畑や屋根に雪が積もる程度で学校も通常通りに学習を行うことができました。
この日は朝からとても寒い一日でした。しかし、子供たちはというと…朝から運動場に飛び出し、校庭の隅にうっすら積もっている雪をかき集め、雪合戦をしていました。縄跳びの練習を楽しむ姿もありました。
日中雪は、降ったりやんだりしていました。昼休みの時間には、ちょうど雪が舞い、風も強く寒さも厳しかったのですが、子供たちは雪に大はしゃぎで、空に向かって口を大きく開け雪を食べようとする子、手で雪を集めようとする子さまざまでした。まさに、“子供は風の子”ですね。
富岡小にも大谷グローブが…
1月23日(火)
お待たせしました!
富岡小学校にも、大谷翔平選手のグローブが届きました。全校児童の前でお披露目する時間が取れず、昨日体育主任から放送でお知らせし、今日各学級でじっくり見たり触ったりする時間を設けました。(まだ、最後の学年まで回っていませんが…)
たんぽぽ学級では、ようやく届いたグローブを付け、世界一のピッチャーになった気分で投球フォームを披露していました。1年生の教室では、担任が大谷選手の手紙を紹介。「この3つのグローブが、私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます。・・・野球しようぜ。」といった内容のお手紙でした。1年生にとってはやや大きめのグローブでしたが、3つのグローブを一人一人触ったり、つけてみたりしてとても嬉しそうでした。
学級でのお披露目を終えた後は、体育委員会の子供たちと先生方で使うときのルールなどを決めていく予定です。早く、昼休みなどに自由にグローブを使って遊べるようになるといいですね。
給食集会
1月22日(月)
今週は、給食記念週間。各学級で食に関する指導が行われたり、給食に関する作品作成に取り組んだりしてきました。この日は、学校栄養職員の先生をお招きして3時間目にホールで給食集会が開かれました。
まずは、今月の歌「ニコニコるんるん朝ごはん」をみんなで元気よく歌います。
校長の話の後は、給食委員会からの発表です。「いただきます」という言葉の大切さについて、いろいろなキャラクターに扮し寸劇風にアレンジした発表でした。楽しい中にも、食事に関わる人たちや食材の命をいただくことへの感謝を忘れてはいけないことをしっかりと伝えてくれました。
学校栄養職員の先生からは、給食の歴史について当時のメニューの写真を提示しながら分かりやすくお話しいただきました。最後に、子供たちから感謝の手紙を渡しました。
給食集会を企画し、当日も進行を務めてくれた給食委員会のみなさん、ありがとうございました。
※ 給食に関する絵やポスター(1・2年)、習字(3・4年)、標語(5・6年)等の作品が苓北町役場ホールに展示されています。1月30日(火)までですので、お時間がありましたら見に行かれてください。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 小田原 美芽
運用担当者 教頭 川端 智紀