学校生活

2025年2月の記事一覧

書き初めに挑戦!(3~6年 毛筆指導)

1月30日(木)、1月31日(金)

令和7年初めての毛筆指導が行われました。今年初めての毛筆ということで、どの学年も条幅紙(「全紙」を縦半分に切った大きさの紙)に3~4文字の言葉を書いていきました。

まず、第1日目(1月30日)2時間目は、5年生。課題は「新しい風」です。文字の大きさ(漢字はやや大きめ、平仮名は小さめに)、文字の中心を意識しながら丁寧に取り組んでいました。「手本をよく見て、しかもアドバイスしたことに気を付けて、前よりも良い作品が書けるようになった」と講師の先生も5年生の成長をほめていらっしゃいました。

3時間目は3年生、課題は「友だち」。いつも練習している半紙より、長いので紙をずらしながら書くことも初めての経験です。しかし、初めてとは思えないほど立派な仕上がりになっていました

2日目(1月31日)2時間目は4年生、課題は「明るい心」。4年生も、漢字と平仮名の文字の大きさの違いや中心に気を付けながら一枚一枚丁寧に作品を仕上げました。文字を書く姿勢も美しかったです。

 3時間目は6年生、課題は「将来の夢」。他の学年に比べ、文字のバランスもとりにくく難易度の高い課題ですが、手本と見比べながら集中して取り組みました。自分の将来の夢のことも考えながら、心を込めて書いたことでしょう。素晴らしい作品に仕上がっていました。

どの学年も、素晴らしい書き初めの時間となりました。今年も自分自身の文字がさらに上達していくよう、毛筆指導の先生のお力を借りながら、頑張ってほしいと願っています。

仕上がりが楽しみです ~苓北町内小学校4年生と苓北支援学校の子供たちとの共同製作~

1月27日(月)

苓北町内各小学校4年生は、苓北支援学校の子供たちとすでに2回交流を実施し、今回は第3回、今年度最後の交でした。例年この時期は感染症の流行のため、オンラインで行われることが多かったのですが、対面で交流を行うことができました。交流のまとめとして、4つの小学校との交流をしながら少しずつ海や島ができ上がっていくことになっています。富岡小は、交流1番目だったので、共同作品の土台となる海を大きな用紙に描いていきます。

支援学校の先生が、まず手本を見せてくださいました。その後、2つのグループに分かれ、支援学校の子供と一緒にぞうきんを投げてその軌跡で描いていったり、絵の具の入ったカップをこぼして広げていったり・・・

 最初は、絵の具が体や衣服につくのを気にしていた子供たちでしたが、次第に描き方が大胆になり、足の裏などで絵の具の感触を楽しんでいました。

 そして、素敵な海の絵が完成。その後、1年間の交流の感想を記入した魚のカードを使って、一人ずつ発表しました。ウツボ、クジラ、虹色の魚・・・など独創的でかわいい魚のカードには、「してあげるではなくて、できるように少し手伝うということを学ぶことができた」「難しかったことも多かったけれど、その分達成感を感じられたし、支援学校の友達と遊ぶのも楽しかったのでよかった」「みんながみんな同じではないので、相手の気持ちを考えて行動することをがんばった」など素晴らしい学びが記されていました。

 

 最後は、支援学校の友だちを固い握手を交わし、今年度の交流学習を終えました。富小と支援学校の子供たちが描いた海の絵に、他の小学校の子どもたちが作る島や全員の魚のカードが付け加わっていきます。完成がとても楽しみです。