3月7日（金）

６年生の卒業まで１０日あまりとなったこの日、お別れ集会と遠足が行われました。まずは、ホールでお別れ集会。進行も次の富小のリーダーとなる５年生によって行われます。

１年生から順に、６年生への感謝の気持ちを込めて出し物を披露していきます。１年生は、笑いの要素たっぷりの出し物で上級生を楽しませていました。しかし、最後は入学当初から一番お世話になった６年生に感謝の言葉を伝えました。

２年生は、替え歌にして感謝の気持ちを伝えます。

３年生は、「やさしい６年生」「かっこいい６年生」をコミカルなダンスで表現しながら伝えました。

４年生は、担任の先生の名前と６年生と言う言葉を使って、あいうえお作文形式で感謝の言葉を発表しました。

５年生は、６年生の姿を寸劇で表現したあと、手話つきの替え歌で思いを伝えました。

最後は、６年生の出し物です。６年生は、おなじみの「６年ジャー」が登場し、きついときも下級生がいたから頑張れたことを寸劇で表現しました。そして、各学年に向けて感謝の言葉とメッセージを贈りました。

今年のお別れ集会も、笑いあり、感動の涙ありの温かく素敵な時間となりました。閉会の言葉のあと、遠足担当の先生から諸注意があり、いよいよ四季咲岬公園に出発です。

今年の遠足も、昨年と同じように今年１年掃除や行事などで一緒に活動してきたかなた班（縦割り班）で、５つのチェックポイントでクイズやゲームを楽しみながら目的地に向かいます。チェックポイント担当の先生方も一足先にポイント地点に向かい子供たちがやってくるのを待ちます。

まず、第１チェックポイントは四季咲ホテル前。６年生に関するクイズを１～５年生が話し合って答えを出します。６年生はクイズには参加できないので、下級生の子供たちは６年生の表情を観察しながら答えを相談し合っていました。

第２チェックポイントは、持久走大会中学年の折り返し地点手前。ここでは、代表の子供たちがお題（今回は動物だったようです）を見て、ジェスチャーで班のメンバーに当ててもらいます。

第３チェックポイントは、持久走大会高学年折り返し地点、春の迫公民館前。班全員が担当の先生とじゃんけんして勝った人数分ポイントが入るというゲームです。みんな、じゃんけんの様子をじっと見守り、勝つと歓声が上がっていました。

第４チェックポイントは、四季咲岬公園入り口駐車場。ここでは、代表がお題を選び、それを絵に描いてメンバーに当ててもらい、正解だとポイントが入ります。いざ、お題を絵に描くとなるとけっこう難しく、代表の子供たちも悩みながら描いていましたが、班のメンバーの子供たちが当ててくれたときはとても嬉しそうでした。

そして、最後のチェックポイントは、険しい坂道、階段を上りきったゴールの公園です。

最後の課題は、長縄です。昨年度は全員で縄を跳ぶ大縄飛びでしたが、今年度は長縄チャレンジでも練習してきた八の字跳びです。ただ、時間は３０秒しかないので、途中で引っかかるとなかなか記録が伸びず、どの班も苦戦していました。しかし、低学年の子の後ろに高学年が入り、タイミングを見計らって背中を押してあげたり、かけ声をかけ合ったり、力を合わせて記録に挑戦していました。

全ての班が終了したところで、各班の班長が自分たちの班のポイントを集計し、みんなの前で発表します。その結果、今年の優勝チームは１班と４班でした。

そして待ちに待ったお弁当タイムです。かなた班ごとにお家の方が朝早くから作ってくださったお弁当をおいしそうにほおばります。お弁当のあとは、眺めのよい展望所と公園を行き来したり、おやつを食べたりと思い思いの楽しい自由時間を過ごしていました。

自由時間も終わり、帰りの準備をします。帰りは登校班で並びます。３月から来年度の登校班長に交代していますが、１年間朝からみんなを引っ張ってきてくれた今年の登校班長にお礼を伝え、帰路につきました。

天気にも恵まれ、お別れ集会、遠足と６年生とともに楽しい思い出をつくることができました。