最終更新日 2025.1210
仕上がりが楽しみです ~苓北町内小学校4年生と苓北支援学校の子供たちとの共同製作~
1月27日(月)
苓北町内各小学校4年生は、苓北支援学校の子供たちとすでに2回交流を実施し、今回は第3回、今年度最後の交でした。例年この時期は感染症の流行のため、オンラインで行われることが多かったのですが、対面で交流を行うことができました。交流のまとめとして、4つの小学校との交流をしながら少しずつ海や島ができ上がっていくことになっています。富岡小は、交流1番目だったので、共同作品の土台となる海を大きな用紙に描いていきます。
支援学校の先生が、まず手本を見せてくださいました。その後、2つのグループに分かれ、支援学校の子供と一緒にぞうきんを投げてその軌跡で描いていったり、絵の具の入ったカップをこぼして広げていったり・・・
最初は、絵の具が体や衣服につくのを気にしていた子供たちでしたが、次第に描き方が大胆になり、足の裏などで絵の具の感触を楽しんでいました。
そして、素敵な海の絵が完成。その後、1年間の交流の感想を記入した魚のカードを使って、一人ずつ発表しました。ウツボ、クジラ、虹色の魚・・・など独創的でかわいい魚のカードには、「してあげるではなくて、できるように少し手伝うということを学ぶことができた」「難しかったことも多かったけれど、その分達成感を感じられたし、支援学校の友達と遊ぶのも楽しかったのでよかった」「みんながみんな同じではないので、相手の気持ちを考えて行動することをがんばった」など素晴らしい学びが記されていました。
最後は、支援学校の友だちを固い握手を交わし、今年度の交流学習を終えました。富小と支援学校の子供たちが描いた海の絵に、他の小学校の子どもたちが作る島や全員の魚のカードが付け加わっていきます。完成がとても楽しみです。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 木場
運用担当者 教頭 川端
教務主任 亀子