学校生活

12月24日 クリスマスイブですね。 2学期終業式となりました

2学期も今日で終わりとなりました。感染症が流行するのではないかと心配もありましたが、2学期の終業式を迎えられました。

これも、いつも学校教育にとてもご理解とご支援をいただいている、保護者の皆さんそして地域の皆様のおかげです。

子どもたちもとても成長した2学期であったと思います。また、その陰にある先生方の真摯な取組の成果と思っています(手前味噌ですが・・・)。

各学級の代表の子どもたちの振り返りも自分を振り返ってすばらしい発表をしてくれました。

漢字計算大会を頑張ったこと、持久走大会を自分の目標目指して練習から頑張ったこと、持久走大会でたくさん保護者や地域の皆さんの声援で頑張れたこと、学び合いの中で考えの違いに気を付けて考えられたこと、JFA夢の教室の講師の方の話を聞いて、自分も頑張りたいと思ったこと、学習発表会に協力して、いい発表ができたこと、図工の版画を集中して頑張ったこと、陸上記録会で自己新記録を出せたこと、修学旅行で平和の尊さをしっかり考えたこと、苓北支援学校との交流を相手意識を大切にして取り組んだこと・・・・・・たくさんの学びが子どもたちの成長につながったと思いました。

生活担当の先生から次のような話がありました。

 

〇トイレのスリッパがよく並ぶようになって、細かいことにも気づける富っ子になってきたんだなとステキに思ったこと

〇言葉の遣い方は自分を表している・・・意識していきましょう。

〇冬休みの生活について「夕方5時には家に帰り着いておくようにしましょう」「交通量も多くなってくる季節、交通安全には十分気を付けましょう」「あいさつは、学校で出来ていることを地域にも広げられたらステキですね」

 

次に、保健の先生からは「ふ」「ゆ」「や」「す」「み」を「あいうえお作文」にして次のような話がありました。

「ふ」・・・・ふとりすぎ 食べ過ぎ注意 運動しよう

「ゆ」・・・油断しないで 続けよう 感染症対策

「や」・・・やりすぎに 注意してね テレビ・ゲーム

「す」・・・すいみんは しっかりとって 早寝早起き

「み」・・・磨こうよ 食べたらすぐに 自分の歯

 

少し、昨日の学習の様子を紹介しますね。昨日紹介できませんでしたので・・・・・♪

1年生はタブレットを使ってe-ライブラリーに挑戦中です。

 

2年生は、収穫祭で大根の味噌汁を作成中です。

5年生は、体育でベースボール型ゲームをエンジョイ中です。

6年生は、版画で集中して彫り♪彫り♪中です。

 最後に、終業式で私が話した内容です。


「おはようございます。今日は12月24日、クリスマスイブですね。2学期は、78日間ありました。暑かった8月29日の2学期のスタートから78日間いろんな学びや体験ができた2学期だったと思います。1番2学期の暑い日で37.3度ありました。季節が変わって今日はもう冬ですね。

 少し2学期を振り返ってみましょう。10月には6年生修学旅行、敬老ふれあい会、JFA夢の教室、5・6年生の陸上記録会、5年生の水俣に学ぶ肥後っ子教室たくさんの行事がありましたね。11月には、5,6年生が出場した音楽会もありましたね。また、皆さんが堂々と発表した学習成果発表会、12月には皆さんがんばった校内持久走大会がありました。2学期の学びや、体験を通して、「自分 のよさ」「友だちのよさ」「学校のよさ」「富岡のよさ」をたくさん感じたと思います。

さて、校長室の前の廊下に「日々是進(にちにちこれすすむ)」という額があります。昔の文部大臣の中村梅吉さんという方が書いた直筆の書です。私もそうですが、毎日の生活の中で目に見えていいこと、成長したと感じることばかりではありませんよね。「ああ~やってしまった」「失敗したなあ」と感じることも多いですね。その時「次は、こうしよう」「こうすればよかったなあ」と自分を省みたり、次の行動につなげられれば前に進んだことと一緒ですよね。「失敗することも前に進むこと」と思います。

2学期の始業式で、3つの大切にしてほしいことという内容で話をしました。少し振り返ってみたいと思います。その3つは、 1つ目は「言葉の使い方」、2つ目は、「あいさつ」、3つ目は、「字を丁寧に」でした。

1つ目の「言葉の使い方」2つ目の「あいさつ」はどちらも「相手意識」 に関わります。2学期も「~合う」「~合い」を大切にして、活動を充実させてきましたね。「相手意識」って、人権に関することと思っています。人権とは、「一人一人が大切にされること」です。

「~合い」「~合う」ということを大切にするということは、「ことば」を大切にすることです。「友だちと話すときの言葉」「何かに書いて伝える言葉」ひょっとしたらスマートフォンやタブレットで見たり使ったりする「言葉」・・・・皆さんmも分かっていると思いますが、言葉は、相手の心を励ましたり、 相手の心を温かくする不思議な力を持っています。逆に、言葉は相手の気持ちを冷たくしたりする力も持っています。だから、言葉って大切に使っていかなくてはいけないんですよね。

みなさん、「相田みつを」さんという書家で詩人の方を知っていますか。

相田みつをさんの詩に「自分の番 いのちのバトン」という詩があります。

自分が生まれるまでに父と母で2人、父と母の両親で4人、そのまた両親で8人・・・数えていくと10代前では1024人、20代前では100万人を超すそうです。こんなふうに命のバトンを受け継いで今、自分の番を生きています。 

そんな大切な皆さんですから、自分もそして友だちも、家族も地域の人も同じように大切にしてほしいと思っています。だからこそ、皆さんも分かっていると思いますが、「いじめはどんな理由があってもゆるされない」んですよね。

14日間の冬休みに入ります。そして、1月1日には令和8年となりますね。これまでの自分の成長や友だちやまわりの支えてくれた人に感謝の気持ちを大切にこの14日を過ごしてほしいと思います。「ありがとう」の気持ちを大切にしながら、冬休みを楽しんで、そして健康に過ごしてください。」

2学期、保護者の皆さん、地域の皆様には大変お世話になりました。

年の暮 いい年をお迎えください。

2026年 午年もよろしくお願いします。