最終更新日 2024.11.20
平成29年度~
感動の音楽を再び ~天草郡市音楽会~
11月20日(水)
午前8時過ぎ、郡市音楽会に参加する5・6年生が会場となる天草市民センターに到着しました。会場の席を確認し、武道場に入り軽く音出しをして演奏を確認(打楽器等はエアー演奏でしたが・・・)しました。
午前9時30分。いよいよ音楽会が始まりました。開会式が終わると、早速トップバッターである富岡小学校の5・6年生の子供たちが舞台に上がります。昨日の練習よりも更に素晴らしい演奏でした。器楽の演奏は富岡小学校だけだったので、合唱とは違う迫力、一体感のある演奏に他の学校の子供たちや先生方も釘付けでした。
小学校の演奏が全て終了し、閉会式が行われました。講評では、講師の先生から「学級単位でこれだけの演奏に仕上げてくるんだと感心した。譜面を見ることなく、先生の指揮を見て、目に見えない大切なものを感じながら演奏していた。終わったとき涙が出そうになった。」と最高のお褒めの言葉をいただきました。そして、各学校の代表児童が賞状を受け取り、最後は会場全員で「もみじ」を合唱して終了しました。
ドボルザーク作曲「新世界 第4楽章」は、38ページもある大曲です。2学期から練習に取り組み始めた子供たち、途中最後まで通せるのだろうかと不安になることもあったと思いますが、「あきらめない心」で、指導してくださる先生を信じ、5・6年みんなで力を合わせながら一生懸命頑張ってきました。その結果が、今日のような会場の人々を感動させる音楽となったのです。この経験は、次へときっと生かされていくことでしょう。富っ子の更なる活躍がとても楽しみです。
いよいよ明日は郡市音楽会
11月19日(火)
明日の郡市音楽会に向けて、今日は最後の練習が体育館で行われました。8日(金)のキラキラ富岡フェスタで、演奏を披露した子供たちでしたが、今日の演奏を聴いてその素晴らしい仕上がりに驚きました。
6分ほどある大曲を、器楽部担当の先生が空き時間に指導に来てくださり、担任の先生と力を合わせながら素晴らしい演奏に仕上げてくださいました。本校の器楽部の演奏も素晴らしいですが、5・6年の子供たちの演奏もコンクールに出場しても恥ずかしくないくらいの演奏です。音楽が苦手な子もたくさんいたと思いますが、一生懸命練習に取り組み、富岡小伝統の感動の音楽をつくりあげました。
明日は、トップバッター(午前9時45分頃)で登場します。保護者の皆様、どうぞ会場に足を運んで子供たちの素晴らしい演奏をお聴きになられてください。
苓北町防災訓練
11月10日(日)
苓北町の防災訓練が、富岡小学校を会場として実施されました。朝から、運動場や体育館前では炊き出し訓練の準備、消火・救助活動に備えての準備や打ち合わせが行われていました。
午前9時、2階5年教室にてコンセント発火による火災が発生したという想定で訓練開始。職員室では知らせを受け、消防本部へ通報、子供たちには放送で避難指示を行います。子供たちも、煙を吸い込まないようハンカチや衣服で鼻や口を押えながら運動場に避難します。
学校独自で行う避難訓練は、消防署の方のお話を聞いたり、簡単な消火訓練をしたりして終了ですが、この日は違いました。2階にいる逃げ遅れた人を救出する様子や、苓北町全ての消防団が集合し協力して迅速に消火活動を行う様子を間近に見ることができ、子供たちもその迫力に驚いていたようでした。
天候の関係で、ここからの訓練は室内で行うことになりました。まずは、体育館渡り廊下に設置されたテントの中に入って、火災時濃煙に巻き込まれた場合の脱出訓練です。煙で周りがまったく見えなくなること、煙の性質を知って低い姿勢で逃げることなどを体験によって学んだ子供たちでした。
次に、ホールに移動し、救助訓練です。胸骨圧迫(心臓マッサージ)やAEDを用いた訓練を各学年毎の5つのグループ(1・2年は一緒に行いました)に分かれて行いました。高学年は、救急救命講習を受けたことがある子もいましたが、低学年の子供たちにとっては初めての経験だったと思います。しかし、真剣に説明を聞き、みんなで声をかけ合いながら訓練に取り組みました。その様子に苓北消防署の分署長さんも驚かれ、「富岡小学校の子供たちは災害に対する姿勢が身に付いていて素晴らしいですね。」とお褒めの言葉をいただきました。
1・2年生の訓練の様子。
3・4年生の訓練の様子。
5・6年の訓練の様子。高学年にもなると、救助を行う時、周りにいる人に明確に指示を出したり、数人で交代しながら胸骨圧迫を行ったりするなどより高度な訓練にチャレンジしていました。
体育館では、消防団の方たちの訓練が行われていました。
全ての活動が終わり、体育館で閉会式が行われました。子供たちの横に並ぶ消防団や消防署の方々のきびきびした行動に、子供たちは驚き、尊敬のまなざしで見つめていました。最後は、6年生代表の子が誓いの言葉を立派に述べて防災訓練は無事終了となりました。教室に帰る際、炊き出し訓練でつくられたビニル袋に入ったご飯を受け取り、教室で訓練を振り返りながら試食を行いました。
6年生の誓いの言葉のように、いつ起こるか分からない自然災害に備えて、日頃から防災意識を高めること、そのために「災害は自分の近くでは起きないと決めつけない」「災害が起きた時は、自分にできる最善を尽くしてできるだけ早く避難すること」を心がけ、自分の命は自分で守ることを強く意識していきたいものです。
子供たちは、4年に一度経験する町の防災訓練で大切なことを学ぶことができました。この日のために準備を進めていただいた役場の方、消防署や消防団の方々、本当にありがとうございました。
一生懸命発表する姿に感動! ~キラキラ富岡フェスタ~
11月8日(金)
4月からの学習の成果を発表する「キラキラ富岡フェスタ」が体育館で開催されました。
プログラム1番は、5年生による「生きる~『水俣に学ぶ肥後っ子教室』から学んだこと~」。水俣に学ぶ肥後っ子教室を通して学んだこと、考えたこと、感じたことを見ている人たちの心に届くように伝えようと頑張りました。最後の詩「生きる」の群読は、子どもたちの声が重なり合い、心に響くものでした。
プログラム2番は、2年生による「必見!ウルトラ2年生は、実在した!!」。かけ算九九、鍵盤ハーモニカ演奏と歌、そして長縄と授業での学びを披露しました。練習の時は、恥ずかしがって小さな声だった子供も、本番当日は大きな声で堂々とした発表で自分をアピールしていました。長縄もみんなで声を合わせて跳び、会場から大きな拍手をもらいました。
プログラム3番は、4年生による「つながり、つなぐ~町と人と4年生とともに~」。総合的な学習の時間においてペーロン学習や苓北支援学校との共同学習を行ってきた4年生が、その中で学んだことや感じた町や人と自分たちとのつながりについて発表しました。今年度でちょうど10歳を迎える4年生がありがとうの気持ちを伝える歌も感動的でした。
プログラム4番は、器楽部による演奏「チャイコフスキー作曲 弦楽セレナード第4楽章」。10月12日に行われた熊本県器楽合奏コンクールで金賞、最優秀賞を受賞した曲を心を込めて演奏し、会場中の人々がコンクールの時の感動を再び味わうことができました。
プログラム5番は、1年生による「くじらぐも~富岡小1年生バージョン~」。一人一人が力いっぱい声を出し、大きく体を動かして発表する姿はかわいらしく、入学してからの成長を感じる感動的なものでした。くじらぐも(特別支援教育支援員さんが扮していました)も、2階体育館ギャラリーから優しく見守っていました。また、鍵盤ハーモニカでの「剣の舞」は、1年生とは思えないほどレベルの高い素晴らしい演奏でした。
プログラム6番は、3年生による「苓北町のよかとこ見っけ!!」。社会科や総合的な学習時間を通して、苓北町のすてきな所を学習してきた3年生が、人気テレビ番組の取材風にアレンジして紹介していきます。子どもたちの劇団員顔負けの大きな声、演技にびっくりしました。そして、あらためて苓北町や3年生のよかとこを再発見できた発表でした。
プログラム7番は、6年生による「新世界で旅立とう!!」。修学旅行で学んだことを、同窓会仕立てで発表し、平和の尊さを低学年の子供たちにも分かるように伝えます。最後は、会場にいる人たちみんなを巻き込んでの一本締めで発表をまとめました。
プログラム8番は、5・6年による合奏「ドボルザーク作曲 新世界第4楽章」。今回、38ページにもわたる超大作に挑戦した5・6年生の演奏は、キラキラ富岡フェスタの最後を飾るにふさわしいものでした。11月20日(水)の郡市音楽会でもトップバッターとして演奏予定です。
どの学年も、見る人を飽きさせない趣向を凝らした発表でした。そして何よりも、子どもたちが一生懸命自分たちの発表を伝えようと頑張る姿が素晴らしかったです。「キラキラ富岡フェスタ」の名のごとく、キラキラ笑顔で自分を輝かせた時間となりました。また、今回も笑顔の花がたくさん咲きました。
修学旅行速報⑤(最終)
10月18日(金)
和泉屋に到着し、昼食タイム。長崎での最後の食事は、皿うどん、酢豚、卵スープでした。
食事が終わると、お楽しみの買い物タイムです。お小遣い5000円を有効に使おうと悩みながら一生懸命選んでいました。
買い物が終わると、いよいよ帰路につきます。時間にかなり余裕があったので、計画にはなかった小浜の足湯に立ち寄り、ちょっとのんびり気分を味わいました。
口之津港につくと、長崎でお世話になった運転手さんに別れを告げ、たくさんのおみやげを手にフェリーに乗り込みます。
予定通りに午後4時30分、鬼池港に到着。港には保護者の方も迎えに来てくださっていました。そして、最後の解団式、2日間の報告を保護者の方々に伝え、お世話になった添乗員さんにお礼の気持ちを伝えます。この2日間、集会の進行や代表の言葉をみんなで分担し、一人一人活躍の場がありました。この2日間で得た貴重な学びを、これからの生活にぜひ生かしてほしいと思います。
今日は、家族にたくさんのお土産話をして、ゆっくり体を休めてください。そして、来週からまた、富岡小のリーダーとしてよろしくお願いします!
修学旅行速報④
10月18日(金)
2日目、最初の学習地は、出島和蘭商館跡。
ミニ出島をバックにみんなで記念撮影。出島は来舶ポルトガル人を居住させるために海中を埋築し、江戸時代に完成しましたが、その後ポルトガル人を渡航禁止となったため、平戸のオランダ商館をここに移したと言われています。この地を通じて日本とヨーロッパを結ぶ経済・文化の交流が行われ、日本の近代化に果たした功績が大きい場所でもあります。
一つ目の見学が終わると、長崎市科学館に向かいます。おもしろ実験を見たり、実際に触ったり動かしたりしながら科学の不思議を体験します。たっぷり科学を楽しんだ子供たちはプラネタリウムも見学しました。すてきな夜空の星を堪能したことでしょう。
修学旅行の学習はこれで終了です。あとは和泉屋で最後の昼食を取り、お楽しみのお買い物タイムです。続きは速報⑤で・・・
修学旅行速報③
10月18日(金)
修学旅行2日目、長崎はとてもいい天気です。子供たちの昨晩の様子は、部屋で友達との会話を楽しみながらも就寝時間には静かに床についた子が多かったようです。睡眠もたっぷりとって、朝はみんな元気で朝食をおかわりする子も・・・
楽しい思い出ができたホテルにも別れを告げ、予定よりも20分ほど早く出発しました。昨年に引き続き早め早めの行動ができる富岡小の子供たち、素晴らしいです!
2日目は、出島和蘭商館跡、長崎市科学館を訪れ学習を進めていきます。学習の様子は速報④で・・・
今年もお世話になります! ~あこうタイム始まる~
10月17日(木)
1・2年生のみなさん、大変お待たせしました。あこうタイムがこの日からスタートしました。あこうタイムは、地域の方を丸つけ先生としてお招きし、1・2年生の学力充実を図っていく取組です。今年は7名の方が学習支援ボランティアにご登録いただき、この日は6名の方が来てくださいました。
時間になると、1年生、2年生の代表の子供が丸つけ先生を呼びに来ます。どちらもちょっと緊張気味に校長室にやってきました。そんな子供たちに優しい笑顔で応えながら子供たちの待つ教室に向かわれます。
教室に到着すると、まずは丸つけ先生との顔合わせ。お名前を紹介され、子供たちの元気のいい「よろしくお願いします。」であこうタイムスタートです。
いつもの授業よりかなり多いプリントなどの課題が用意されていましたが、子供たちは丸つけ先生に丸をもらい、シールを貼っていくのがうれしいようで次々に課題を終わらせていきます。1年生が問題を解きながら「勉強が楽しい!」と言っていました。地域の方も、子供たちに「すごいね、100点満点!」「惜しい、ここをなおすといいよ。がんばって!」と効果的な声かけをしてくださり、ますますやる気になっていました。
30分間のあこうタイムは、あっという間に過ぎ、最後はそれぞれの学年で丸つけ先生にお礼を言って終了となりました。10月はあと2回予定されています。子供たちも来週の木曜日が待ち遠しいと言っていました。来週もどうぞよろしくお願いします。
海に住む生き物について学ぶ ~天草自然学習出前授業(3年)~
10月17日(木)
自然資源活用推進連絡会の学芸員の方をお招きして、2時間目に5年生、3時間目に3年生の天草自然学習出前授業が行われました。3年生の授業では、海に住む生き物について学習しました。理科の学習で、動物は生きていくために「擬態(体の色や形、においや動きを周囲のものや動植物に似せること)」を行うことを学びましたが、今回は海に住む生き物の擬態について詳しくお話を聞くことができました。
擬態を行っている海の生き物の写真が提示され、一体どこに生き物が潜んでいるのかをみんなで見つけていきます。子供たちは目を輝かせ、時には自然と席を離れスクリーンに近づいて生き物を探し、見つけたときにはとてもうれしそうな表情をしていました。
45分の授業があっという間に終了。富岡の海の生き物に一層興味をもった子供たちでした。5年生も学芸員の先生のお話に引き込まれながら、楽しく学習を進めていました。次回は、6年生の出前授業、白岩崎に出かけ学習を行う予定です。とても楽しみです!
修学旅行速報②
10月17日(木)
午後の平和学習。まずは、追悼平和記念館で平和集会を行いました。事前に学習してきたこと、午前中の被爆者の方のお話から感じたことなどを思い起こしながら、平和を願う「折り鶴」の歌を記念館に響き渡らせました。
平和集会を終えると、子供たちは長崎原爆資料館に向かいました。グループごとに展示資料を見て、メモをとったり、写真におさめたり・・・午前中の平和講話を思い出しながら原爆が人類に与えた悲劇を感じ取ったことと思います。
その後、爆心地、平和公園、浦上天主堂・・・戦争の爪痕の残るいろいろな場所を歩いて巡りました。
ガイドさんや説明してくださる方の話を目と耳と心で聞き、平和について真剣に考えた旅行1日目の学習を終え、午後5時過ぎに宿泊先である「アイランド長崎」に到着。歩き回って少し疲れた様子でしたが、まだまだみんな元気です。これから、子どもたちが最も楽しみにしている時間が始まります。ホテルでの様子は次回速報③でお知らせいたします・・・
修学旅行速報①
10月17日(木)
富岡小学校6年生9名、全員元気に鬼池港にそろいました。見送りに来てくださった保護者の方々が見守るなか、出発式が行われます。修学旅行中、平和集会、ホテル入館式、解団式など何回か式を行いますが、9名の子供たちが司会や挨拶の言葉などを分担し、どの子も活躍の場が与えられています。
楽しく学びの多い旅行にしていこうと意欲満々の表情で、船に乗り込みます。30分もすると、船は長崎、口之津港に到着。バスに乗って長崎市内をめざします。
午前11時、最初の学習地である追悼平和記念館に到着しました。ここでは、被爆体験者の方のお話を伺いました。被爆された方の思いを受け止め、これから自分たちが平和を守るためにどんな行動をとっていくとよいのかしっかり考えたことでしょう。
被爆体験講話が終わると、出島テラスでの昼食タイム。メニューは長崎名物のトルコライスでした。みんな完食でした。
昼食後は、みんなで記念撮影。
午後からは、追悼平和記念館で平和集会を行った後、原爆資料館や如己堂など歩いて回りながら平和学習を行っていきます。その様子は、速報②でお知らせします。
楽しいイベント満載 ~5年学年レクレーション~
10月13日(日)
この日、5年生の学年レクレーションが開催されました。午後2時45分、子供たちとお世話をする保護者の方々が図書室に集合。まず、はじめに行うのは「学校かくれんぼ」。子供たちが学校の敷地内に隠れ、制限時間内に保護者の方が見つけるというものです。子供たちはあらかじめ隠れる場所を決めており、お世話をする保護者の方が近くで安全を見守ります。
図書室での打ち合わせが終わると早速、校内に散らばり隠れ始めます。隠れていない部屋にもバリケードを作るなど保護者の方が探すのに時間がかかるよう工夫します。
子供たちが必死で隠れている3時15分頃、子供たちを見つける役の保護者の方々が図書室に集まってきます。保護者の方も、やる気満々、子供たちを早く見つけるための作戦会議を行っていらっしゃいました。午後3時30分、学校かくれんぼスタートです。保護者も勢いよく図書室を飛び出し、方々に分かれ隠れている子供たちを探し始めます。
子供たちも上手に隠れていて、保護者も探すのに苦戦・・・前半が終わったところで10人近くの子供たちがまだ見つからずにいました。結局制限時間内に子供たち全員を見つけ出すことができず、隠れた子供たちの勝利となりました。隠れる方も、見つける方もドキドキハラハラのとても楽しい「学校かくれんぼ」でした。
一つ目のイベントが終わると、次は富岡公民館に移動し、「カレー作り」です。保護者の方に手伝っていただきながら、ご飯を炊き、カレーの具材を切り煮込んでいきます。
そして、おいしいカレーができあがりました。全員でおいしくいただきました。
子供たちが、公民館でカレーを作っている頃、学校では3つめのイベント「きもだめし」の準備が着々と行われていました。保護者の方も、レクレーションとは思えないほどのはまり具合です。きもだめしの写真は残念ながら暗くて写りが悪く紹介できませんでしたが、夜の学校を怖がりながらも(泣いた子もいたとか・・・)普段は味わえない体験を友達や保護者のみなさんと楽しんでいました。
楽しいイベント盛りだくさんの学年レクレーションでした。子供たちも大満足だったようです。計画・準備・運営等ご尽力いただいた学年委員や多くの保護者の皆様、本当にありがとうございました。
感動の音楽を響かせて! ~器楽合奏コンクールを前に~
10月11日(金)
熊本県立劇場で行われる熊本県小学校器楽合奏コンクールを、いよいよ明日に控え、朝の音楽集会で全校児童、職員の前で演奏を披露しました。
14名の器楽部の子供たちと指揮者の先生の心が一つになり、体育館中に心揺さぶられる感動の音楽が響き渡ります。演奏する曲は、一昨年のコンクールで演奏した曲と同じですが、その時よりもはるかにレベルアップしたできばえの音楽でした。
聴いている子供たちも、音楽の世界に自然と引き込まれていきます。演奏が終わった後、器楽部の子供たちに対して、激励の拍手や言葉がおくられました。
10月12日(土)、今まで最高の音楽をつくりあげるためにみんなで頑張ってきたことを思い出しながら、自信をもって富岡小学校の感動の音楽を県劇ホールいっぱいに響かせてください!
笑顔いっぱいの 敬老ふれあい会
10月10日(木)
子供たちのおじいちゃん・おばあちゃんや富岡地区にお住まいのおじいちゃん・おばあちゃんをお招きして「敬老ふれあい会」が体育館で開催されました。今年度も、4年生が会場の準備や司会進行等中心となって頑張りました。
会場にはほとんどの参加者がそろい、開始まで時間があったとき、4年生の子供たちが機転を利かせ、全校児童で校歌を披露することを提案。元気よい子供たちの歌声におじいちゃん・おばあちゃんたちも手拍子をしながら目を細めて聴いていらっしゃいました。
開会行事。富岡地区老連会代表の方のお話の後、4年生が活動の内容や場所について説明を行いました。先生方も地域の方々に自己紹介を行いました。児童全員で「お願いします。」と挨拶をして、活動スタートです。
縦割り班(かなた班)ごとに、3つのコーナーを体験して回ります。一つ目は、「お手玉コーナー」。おばあちゃんたちのお手玉の技を見て、「すご~い!」と感心し、自分たちも・・・と粘り強く練習していました。
二つ目は、「竹とんぼコーナー」。手のひらで竹トンボの軸をすべらせ押し出して飛ばすのですが、なかなかうまくいきません。おじいちゃん・おばあちゃんたちが見本を見せたり、手を添えたりしながらコツを伝授してくださいました。少しずつコツをつかんで高く飛ぶようになり、とてもうれしそうな子供たちの姿がありました。
三つ目は、「おはじきコーナー」。2~3人の組を作り、おはじき遊びを楽しみました。指でうまくはじき、たくさんおはじきを取ることができて喜んでいました。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、閉会式となりました。たくさんの子供たちが感想発表に手を挙げました。「最初は、できなかったけど、コツを教えてもらったらできるようになってうれしかった。」「おじいちゃん・おばあちゃんたちと一緒に遊べて楽しかった」などの意見が出され、参加されたおじいちゃん・おばあちゃんたちもニコニコ笑顔で聞いていらっしゃいました。最後は、参加してくださった方々にお礼の言葉を伝え、会を終了しました。
たくさんの方から、見守られ助けていただいていることを実感できた「敬老ふれあい会」でした。ありがとうございました。
栄養のバランスを考えて・・・~5年・家庭科の授業から~
10月9日(水)
5年生は家庭科の授業で、「栄養のバランスに注意して献立を考える」学習を行っています。この日は、アドバイザーとして苓北町の栄養職員の先生に来ていただきました。まずは、自分たちの家で食べた献立を発表し、その後、アニメの動画に出てくる食事のメニューについて問題点はないかをみんなで考えました。
栄養職員の先生から、五大栄養素についてのお話をしていただき、5つの栄養素を含んだ食品を使ったバランスのよい献立を考えていくことが大切ということを学びました。お話を聞いた後は、実際にアプリを使って自分で献立作りです。使いたい食品を選んで並べてみると、栄養が偏っていたり、バランスよく食品を選んでみたものの、それからできる献立メニューが思い浮かばなかったり・・・試行錯誤しながら自分なりの献立を考えていました。これから、調理実習も予定されています。子供たちも、その練習として家庭でも栄養バランスのとれた献立メニューを考え、家族のために料理に取り組んでくれるとうれしいなと思います。
授業が終わると給食です。栄養職員の先生は、各学年の給食の準備の様子をご覧になりました。どの学年も身支度を整え、協力し合って給食の準備を行っていました。
1年生の学習 がんばっています!
10月8日(火)
1年生の授業の様子をのぞいてみました。算数は、たし算の繰り上がりの学習でした。たす数、たされる数どちらを分けても10のまとまりにできることに気づき、ペアで自分のやり方をブロックを使ったり、ノートに書いたりしながら説明し合っていました。練習問題も「できた、できた!」と喜びながら取り組んでいました。
たんぽぽ学級の1年生は、一から十までの漢字の練習に取り組んでいました。平仮名からいよいよ漢字の練習が始まり、ノートに丁寧に練習していました。最後は、元気な音読を披露してくれました。
国語、算数ともに、少しレベルが上がってきた学習に、1年生も意欲満々です。この意欲を大切にしながらこれからの学習の基礎となる内容をしっかりと身に付けさせていきたいと思います。
4年・苓北支援学校との交流②
10月7日(月)
4年生は総合的な学習の時間に、苓北支援学校との交流学習を行っています。1学期も支援学校を訪問し、3名の子供たちとの交流を行いました。その時は、支援学校側が用意されたボッチャなどのゲームで交流を行いましたが、今回は、富岡小学校の子供たちが交流の内容を考え、進行も任されました。まずは、3つのグループに分かれて自己紹介から。1学期は、初対面でお互い緊張していましたが、今回はかなりリラックスムードで再会を喜んでいました。
早速、チーム対抗戦のゲームが始まります。まずは、すごろくゲーム。4年生の子供たちによる手作りすごろくは、なかなかの出来です。2年間の学校生活をすごろくに表してあり、「授業参観で発表できず、叱られ3マス戻る」「苓北支援学校との交流が楽しい!4マス進む」・・・など楽しいマス目となっていました。サイコロも支援学校の子供たちが振りやすいように坂道を作ったり、手を添えて一緒に行ったりと心優しい場面が至る所で見られました。
すごろくゲームが終わると、次は〇×ゲームと宝探しゲーム。富岡小学校に関する問題を支援学校の子供たちに考えてもらい、正解すると宝が隠されている場所のヒントが出されていきます。宝は、子供たちが作った折り紙やお手紙などで、宝を手にした支援学校の子供たちもとても喜んでいました。最後は、感想を交流し合いました。お互いのことを知り、一緒に活動する喜びを感じることのできた時間でした。
今年も大盛況! ~町民体育祭富岡大会~
10月5日(土)
午後1時、翌日の町民体育祭に向けて準備が行われていました。トラックのラインを引いたり、テントを設営したり・・・役場の担当の方や各地区の役員さんには、大変お世話になりました。
10月6日(日)
町民体育祭当日。午前7時45分から、役員の打ち合わせが行われていました。
そして、午前8時30分。いよいよ町民体育祭のスタートです。各地区選手団入場の後、開会式が行われました。
開会式が終わると、競技スタートです。トップバッターを飾るのは、富岡保育園の子供たち。切れのあるダンスとポーズもビシッと決まった組体操を披露。会場から大きな拍手が沸き起こりました。
びんおこし・びんたおしは、各地区ごとにリレーでつないでいきます。
パン食い競争には、富小の子供たちも参加。小中学生の部、大人の部ともに吊り下げられたパンを口で挟むのに苦戦しながらもおいしいパンをゲットできたようです。
「あわてず急げ」・・・ボールをドリブルしながら、リレーでつないでいきます。
じゃんけん競走。なかなかじゃんけんに勝つことができず、何度もいすの周りを走っていた人もいました。
「やんちゃ子守」ボールをバウンドさせて背負った籠の中に入れるのにかなり苦戦。正に、ボールがやんちゃな子供だったようです。
百足競走リレー。各地区声を掛け合いながら、進んでいきます。ゴールは大接戦でした。
ボール運びリレーは各老人クラブの対抗戦でした。ボール配りリレーは、3つのボールを行きは小さな皿にのせ、帰りは回収して次の走者に渡します。
プログラムの最後は、地区混成リレーです。小学生チームから大人チームへとバトンをつないでいきます。選手の迫力ある走りに、地区ごとのテントも応援で大いに盛り上がりました。
快晴の秋空のもと(やや暑かったですが・・・)午前11時頃には閉会式を迎え、大きなけがもなく無事終了することができました。後片付けまで大変お世話になりました。
昨年度に引き続き、今年度も大盛況に終わった町民体育祭でした。このような地区あげての体育祭にたくさんの方が参加し、楽しい交流の場がこれからも続いていくことを願っております。
陸上記録会(5・6年)
10月4日(金)
雨によるグラウンドコンディション不良のため、延期となっていた陸上記録会。2日(水)の時点では、木、金と雨の予報が出ていて予備日の実施も無理かと思われていました。水泳記録会も熱中症予防から中止となり、子供たちの頑張りを発揮する場として何とか陸上記録会は実施したいという先生方の思いが通じて、グラウンドも実施できる状態まで回復し、当日午前6時はまだ弱い雨が降る中でしたが、実施を決断しました。朝から、体育主任や校長先生方で消えかけていたラインを引き直し、会場設営を行いました。すると、次第に雨も上がり、晴れ間まで見えるようになってきました。先生方がそろうとメンバー確認や各種目に分かれて役員の打ち合わせを行います。
子供たちはというと、各学校それぞれに準備運動やウォーミングアップを行います。
開会式を終えると、まずは全員出場する100m走の競技が始まります。5年女→5年男→6年女→6年男の順に走りました。最後まで力を抜くことなく、一生懸命ゴールまで走りました。
次は、フィールド競技です。ソフトボール投げ、走り幅跳び、走り高跳びに分かれて同時進行で競技が進んでいきます。
最後は、800m走です。フィールド競技が行われている間にウォーミングアップを行っていました。5・6年女子→5・6年男子の順に競技が行われました。短距離走に近いスピードで4周近く走るので、かなりきつかったと思いますが、各学校の応援席から大きな声援を受けて、全員最後まで走り抜きました。
今年は、残念ながら新記録は出ませんでしたが、みんな「あきらめない心」で最後まで力を尽くして頑張った陸上記録会となりました。この頑張りは、今後自分に対する自信となり、いろいろな場面で生かされていくことと思います。平日にもかかわらず、たくさんの方が応援にかけつけてくださいました。本当にありがとうございました。
町民体育祭に向けて ~運動場整備~
9月29日(日)
10月6日(日)の富岡地区町民体育祭に向けて、運動場整備が行われました。午前7時開始だったのですが、6時過ぎから草刈りをしてくださっている方もいらっしゃいました。この日は地域の方、保護者の方、そして子供たちと100名以上の方が参加され、刈り払い機で草を刈る、草刈り鎌でしつこい芝を引き抜く、刈った草を集める・・・それぞれの仕事を汗だくになりながら頑張ってくださいました。
おかげで、1時間もすると運動場も見違えるほどきれいになり、予定していた時間より早く終了することができました。富岡地区の団結力の強さを感じました。また、子供たちが、保護者の方だけでなく地域の方々と一緒に作業をする光景はとてもいいものだなと思いました。きっと6日の町民体育祭は大いに盛り上がることでしょう。(天気がちょっと心配ですが…)
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 小田原 美芽
運用担当者 教頭 川端 智紀