最終更新日 2024.11.20
平成29年度~
感動の音楽を再び ~天草郡市音楽会~
11月20日(水)
午前8時過ぎ、郡市音楽会に参加する5・6年生が会場となる天草市民センターに到着しました。会場の席を確認し、武道場に入り軽く音出しをして演奏を確認(打楽器等はエアー演奏でしたが・・・)しました。
午前9時30分。いよいよ音楽会が始まりました。開会式が終わると、早速トップバッターである富岡小学校の5・6年生の子供たちが舞台に上がります。昨日の練習よりも更に素晴らしい演奏でした。器楽の演奏は富岡小学校だけだったので、合唱とは違う迫力、一体感のある演奏に他の学校の子供たちや先生方も釘付けでした。
小学校の演奏が全て終了し、閉会式が行われました。講評では、講師の先生から「学級単位でこれだけの演奏に仕上げてくるんだと感心した。譜面を見ることなく、先生の指揮を見て、目に見えない大切なものを感じながら演奏していた。終わったとき涙が出そうになった。」と最高のお褒めの言葉をいただきました。そして、各学校の代表児童が賞状を受け取り、最後は会場全員で「もみじ」を合唱して終了しました。
ドボルザーク作曲「新世界 第4楽章」は、38ページもある大曲です。2学期から練習に取り組み始めた子供たち、途中最後まで通せるのだろうかと不安になることもあったと思いますが、「あきらめない心」で、指導してくださる先生を信じ、5・6年みんなで力を合わせながら一生懸命頑張ってきました。その結果が、今日のような会場の人々を感動させる音楽となったのです。この経験は、次へときっと生かされていくことでしょう。富っ子の更なる活躍がとても楽しみです。
いよいよ明日は郡市音楽会
11月19日(火)
明日の郡市音楽会に向けて、今日は最後の練習が体育館で行われました。8日(金)のキラキラ富岡フェスタで、演奏を披露した子供たちでしたが、今日の演奏を聴いてその素晴らしい仕上がりに驚きました。
6分ほどある大曲を、器楽部担当の先生が空き時間に指導に来てくださり、担任の先生と力を合わせながら素晴らしい演奏に仕上げてくださいました。本校の器楽部の演奏も素晴らしいですが、5・6年の子供たちの演奏もコンクールに出場しても恥ずかしくないくらいの演奏です。音楽が苦手な子もたくさんいたと思いますが、一生懸命練習に取り組み、富岡小伝統の感動の音楽をつくりあげました。
明日は、トップバッター(午前9時45分頃)で登場します。保護者の皆様、どうぞ会場に足を運んで子供たちの素晴らしい演奏をお聴きになられてください。
苓北町防災訓練
11月10日(日)
苓北町の防災訓練が、富岡小学校を会場として実施されました。朝から、運動場や体育館前では炊き出し訓練の準備、消火・救助活動に備えての準備や打ち合わせが行われていました。
午前9時、2階5年教室にてコンセント発火による火災が発生したという想定で訓練開始。職員室では知らせを受け、消防本部へ通報、子供たちには放送で避難指示を行います。子供たちも、煙を吸い込まないようハンカチや衣服で鼻や口を押えながら運動場に避難します。
学校独自で行う避難訓練は、消防署の方のお話を聞いたり、簡単な消火訓練をしたりして終了ですが、この日は違いました。2階にいる逃げ遅れた人を救出する様子や、苓北町全ての消防団が集合し協力して迅速に消火活動を行う様子を間近に見ることができ、子供たちもその迫力に驚いていたようでした。
天候の関係で、ここからの訓練は室内で行うことになりました。まずは、体育館渡り廊下に設置されたテントの中に入って、火災時濃煙に巻き込まれた場合の脱出訓練です。煙で周りがまったく見えなくなること、煙の性質を知って低い姿勢で逃げることなどを体験によって学んだ子供たちでした。
次に、ホールに移動し、救助訓練です。胸骨圧迫(心臓マッサージ)やAEDを用いた訓練を各学年毎の5つのグループ(1・2年は一緒に行いました)に分かれて行いました。高学年は、救急救命講習を受けたことがある子もいましたが、低学年の子供たちにとっては初めての経験だったと思います。しかし、真剣に説明を聞き、みんなで声をかけ合いながら訓練に取り組みました。その様子に苓北消防署の分署長さんも驚かれ、「富岡小学校の子供たちは災害に対する姿勢が身に付いていて素晴らしいですね。」とお褒めの言葉をいただきました。
1・2年生の訓練の様子。
3・4年生の訓練の様子。
5・6年の訓練の様子。高学年にもなると、救助を行う時、周りにいる人に明確に指示を出したり、数人で交代しながら胸骨圧迫を行ったりするなどより高度な訓練にチャレンジしていました。
体育館では、消防団の方たちの訓練が行われていました。
全ての活動が終わり、体育館で閉会式が行われました。子供たちの横に並ぶ消防団や消防署の方々のきびきびした行動に、子供たちは驚き、尊敬のまなざしで見つめていました。最後は、6年生代表の子が誓いの言葉を立派に述べて防災訓練は無事終了となりました。教室に帰る際、炊き出し訓練でつくられたビニル袋に入ったご飯を受け取り、教室で訓練を振り返りながら試食を行いました。
6年生の誓いの言葉のように、いつ起こるか分からない自然災害に備えて、日頃から防災意識を高めること、そのために「災害は自分の近くでは起きないと決めつけない」「災害が起きた時は、自分にできる最善を尽くしてできるだけ早く避難すること」を心がけ、自分の命は自分で守ることを強く意識していきたいものです。
子供たちは、4年に一度経験する町の防災訓練で大切なことを学ぶことができました。この日のために準備を進めていただいた役場の方、消防署や消防団の方々、本当にありがとうございました。
一生懸命発表する姿に感動! ~キラキラ富岡フェスタ~
11月8日(金)
4月からの学習の成果を発表する「キラキラ富岡フェスタ」が体育館で開催されました。
プログラム1番は、5年生による「生きる~『水俣に学ぶ肥後っ子教室』から学んだこと~」。水俣に学ぶ肥後っ子教室を通して学んだこと、考えたこと、感じたことを見ている人たちの心に届くように伝えようと頑張りました。最後の詩「生きる」の群読は、子どもたちの声が重なり合い、心に響くものでした。
プログラム2番は、2年生による「必見!ウルトラ2年生は、実在した!!」。かけ算九九、鍵盤ハーモニカ演奏と歌、そして長縄と授業での学びを披露しました。練習の時は、恥ずかしがって小さな声だった子供も、本番当日は大きな声で堂々とした発表で自分をアピールしていました。長縄もみんなで声を合わせて跳び、会場から大きな拍手をもらいました。
プログラム3番は、4年生による「つながり、つなぐ~町と人と4年生とともに~」。総合的な学習の時間においてペーロン学習や苓北支援学校との共同学習を行ってきた4年生が、その中で学んだことや感じた町や人と自分たちとのつながりについて発表しました。今年度でちょうど10歳を迎える4年生がありがとうの気持ちを伝える歌も感動的でした。
プログラム4番は、器楽部による演奏「チャイコフスキー作曲 弦楽セレナード第4楽章」。10月12日に行われた熊本県器楽合奏コンクールで金賞、最優秀賞を受賞した曲を心を込めて演奏し、会場中の人々がコンクールの時の感動を再び味わうことができました。
プログラム5番は、1年生による「くじらぐも~富岡小1年生バージョン~」。一人一人が力いっぱい声を出し、大きく体を動かして発表する姿はかわいらしく、入学してからの成長を感じる感動的なものでした。くじらぐも(特別支援教育支援員さんが扮していました)も、2階体育館ギャラリーから優しく見守っていました。また、鍵盤ハーモニカでの「剣の舞」は、1年生とは思えないほどレベルの高い素晴らしい演奏でした。
プログラム6番は、3年生による「苓北町のよかとこ見っけ!!」。社会科や総合的な学習時間を通して、苓北町のすてきな所を学習してきた3年生が、人気テレビ番組の取材風にアレンジして紹介していきます。子どもたちの劇団員顔負けの大きな声、演技にびっくりしました。そして、あらためて苓北町や3年生のよかとこを再発見できた発表でした。
プログラム7番は、6年生による「新世界で旅立とう!!」。修学旅行で学んだことを、同窓会仕立てで発表し、平和の尊さを低学年の子供たちにも分かるように伝えます。最後は、会場にいる人たちみんなを巻き込んでの一本締めで発表をまとめました。
プログラム8番は、5・6年による合奏「ドボルザーク作曲 新世界第4楽章」。今回、38ページにもわたる超大作に挑戦した5・6年生の演奏は、キラキラ富岡フェスタの最後を飾るにふさわしいものでした。11月20日(水)の郡市音楽会でもトップバッターとして演奏予定です。
どの学年も、見る人を飽きさせない趣向を凝らした発表でした。そして何よりも、子どもたちが一生懸命自分たちの発表を伝えようと頑張る姿が素晴らしかったです。「キラキラ富岡フェスタ」の名のごとく、キラキラ笑顔で自分を輝かせた時間となりました。また、今回も笑顔の花がたくさん咲きました。
修学旅行速報⑤(最終)
10月18日(金)
和泉屋に到着し、昼食タイム。長崎での最後の食事は、皿うどん、酢豚、卵スープでした。
食事が終わると、お楽しみの買い物タイムです。お小遣い5000円を有効に使おうと悩みながら一生懸命選んでいました。
買い物が終わると、いよいよ帰路につきます。時間にかなり余裕があったので、計画にはなかった小浜の足湯に立ち寄り、ちょっとのんびり気分を味わいました。
口之津港につくと、長崎でお世話になった運転手さんに別れを告げ、たくさんのおみやげを手にフェリーに乗り込みます。
予定通りに午後4時30分、鬼池港に到着。港には保護者の方も迎えに来てくださっていました。そして、最後の解団式、2日間の報告を保護者の方々に伝え、お世話になった添乗員さんにお礼の気持ちを伝えます。この2日間、集会の進行や代表の言葉をみんなで分担し、一人一人活躍の場がありました。この2日間で得た貴重な学びを、これからの生活にぜひ生かしてほしいと思います。
今日は、家族にたくさんのお土産話をして、ゆっくり体を休めてください。そして、来週からまた、富岡小のリーダーとしてよろしくお願いします!
修学旅行速報④
10月18日(金)
2日目、最初の学習地は、出島和蘭商館跡。
ミニ出島をバックにみんなで記念撮影。出島は来舶ポルトガル人を居住させるために海中を埋築し、江戸時代に完成しましたが、その後ポルトガル人を渡航禁止となったため、平戸のオランダ商館をここに移したと言われています。この地を通じて日本とヨーロッパを結ぶ経済・文化の交流が行われ、日本の近代化に果たした功績が大きい場所でもあります。
一つ目の見学が終わると、長崎市科学館に向かいます。おもしろ実験を見たり、実際に触ったり動かしたりしながら科学の不思議を体験します。たっぷり科学を楽しんだ子供たちはプラネタリウムも見学しました。すてきな夜空の星を堪能したことでしょう。
修学旅行の学習はこれで終了です。あとは和泉屋で最後の昼食を取り、お楽しみのお買い物タイムです。続きは速報⑤で・・・
修学旅行速報③
10月18日(金)
修学旅行2日目、長崎はとてもいい天気です。子供たちの昨晩の様子は、部屋で友達との会話を楽しみながらも就寝時間には静かに床についた子が多かったようです。睡眠もたっぷりとって、朝はみんな元気で朝食をおかわりする子も・・・
楽しい思い出ができたホテルにも別れを告げ、予定よりも20分ほど早く出発しました。昨年に引き続き早め早めの行動ができる富岡小の子供たち、素晴らしいです!
2日目は、出島和蘭商館跡、長崎市科学館を訪れ学習を進めていきます。学習の様子は速報④で・・・
今年もお世話になります! ~あこうタイム始まる~
10月17日(木)
1・2年生のみなさん、大変お待たせしました。あこうタイムがこの日からスタートしました。あこうタイムは、地域の方を丸つけ先生としてお招きし、1・2年生の学力充実を図っていく取組です。今年は7名の方が学習支援ボランティアにご登録いただき、この日は6名の方が来てくださいました。
時間になると、1年生、2年生の代表の子供が丸つけ先生を呼びに来ます。どちらもちょっと緊張気味に校長室にやってきました。そんな子供たちに優しい笑顔で応えながら子供たちの待つ教室に向かわれます。
教室に到着すると、まずは丸つけ先生との顔合わせ。お名前を紹介され、子供たちの元気のいい「よろしくお願いします。」であこうタイムスタートです。
いつもの授業よりかなり多いプリントなどの課題が用意されていましたが、子供たちは丸つけ先生に丸をもらい、シールを貼っていくのがうれしいようで次々に課題を終わらせていきます。1年生が問題を解きながら「勉強が楽しい!」と言っていました。地域の方も、子供たちに「すごいね、100点満点!」「惜しい、ここをなおすといいよ。がんばって!」と効果的な声かけをしてくださり、ますますやる気になっていました。
30分間のあこうタイムは、あっという間に過ぎ、最後はそれぞれの学年で丸つけ先生にお礼を言って終了となりました。10月はあと2回予定されています。子供たちも来週の木曜日が待ち遠しいと言っていました。来週もどうぞよろしくお願いします。
海に住む生き物について学ぶ ~天草自然学習出前授業(3年)~
10月17日(木)
自然資源活用推進連絡会の学芸員の方をお招きして、2時間目に5年生、3時間目に3年生の天草自然学習出前授業が行われました。3年生の授業では、海に住む生き物について学習しました。理科の学習で、動物は生きていくために「擬態(体の色や形、においや動きを周囲のものや動植物に似せること)」を行うことを学びましたが、今回は海に住む生き物の擬態について詳しくお話を聞くことができました。
擬態を行っている海の生き物の写真が提示され、一体どこに生き物が潜んでいるのかをみんなで見つけていきます。子供たちは目を輝かせ、時には自然と席を離れスクリーンに近づいて生き物を探し、見つけたときにはとてもうれしそうな表情をしていました。
45分の授業があっという間に終了。富岡の海の生き物に一層興味をもった子供たちでした。5年生も学芸員の先生のお話に引き込まれながら、楽しく学習を進めていました。次回は、6年生の出前授業、白岩崎に出かけ学習を行う予定です。とても楽しみです!
修学旅行速報②
10月17日(木)
午後の平和学習。まずは、追悼平和記念館で平和集会を行いました。事前に学習してきたこと、午前中の被爆者の方のお話から感じたことなどを思い起こしながら、平和を願う「折り鶴」の歌を記念館に響き渡らせました。
平和集会を終えると、子供たちは長崎原爆資料館に向かいました。グループごとに展示資料を見て、メモをとったり、写真におさめたり・・・午前中の平和講話を思い出しながら原爆が人類に与えた悲劇を感じ取ったことと思います。
その後、爆心地、平和公園、浦上天主堂・・・戦争の爪痕の残るいろいろな場所を歩いて巡りました。
ガイドさんや説明してくださる方の話を目と耳と心で聞き、平和について真剣に考えた旅行1日目の学習を終え、午後5時過ぎに宿泊先である「アイランド長崎」に到着。歩き回って少し疲れた様子でしたが、まだまだみんな元気です。これから、子どもたちが最も楽しみにしている時間が始まります。ホテルでの様子は次回速報③でお知らせいたします・・・
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 小田原 美芽
運用担当者 教頭 川端 智紀