最終更新日 2025.2.11
平成29年度~
最後まであきらめない心で走り抜きました! ~持久走大会~
12月12日(木)
昨年度は、雨で延期となったこの大会でしたが、今年度は天気にも恵まれ、子供たちも大会前からわくわくしていました。当日は、PTAや地域の方にコースの見守りや交通整理等を手伝っていただきました。
午前9時40分、体育委員会の子供たちの進行による開会式が行われました。
開会式が終わると、低学年の子供たちはウォーミングアップを始めます。中・高学年の子供たちは児童玄関前で声援を送ります。
いよいよ、低学年のスタートです。「がんばるぞー」「おー」の気合い入れをして、スタートの合図を待ちます。みんなちょっと緊張した様子でした。午前10時、スタート。校門を出るところでも保護者の方がたくさん応援にきていらっしゃいました。また、富岡保育園からもかわいい声援が送られていました。
スタートして、5分を過ぎると先導バイクの後ろからトップのランナーが帰ってきました。運動場のゴール地点では、先生方が着順カードの配付や記録の入力等を行います。
低学年がゴールし終わると、次は中学年の出番です。靴紐がほどけないように念入りに結ぶ子、準備運動をする子・・・やはり少し緊張している様子でした。午前10時15分、スタートしました。走り終わった低学年やスタートを待つ高学年の子供たちからも大きな声援が送られていました。
午前10時40分、最後の高学年のスタートです。高学年は、アップダウンのある3キロのコースを走ります。かなりきついコースですが、沿道の方々の声援を受け、最後まであきらめない心で全員ゴールまで走り抜きました。子供たちの応援の姿も素晴らしく、ゴール間近のランナーに「がんばれー」「あと少し」と大きな声で一生懸命応援していました。
そして、閉会式。表彰では、予想した宣言タイムと実際のタイムの差が10秒以内の銅賞、5秒以内の銀賞の子供たちの名前が呼び上げられました(残念ながら予想タイムとピタリタイムの金賞はいませんでした)。その後、学年男女1位の表彰が行われ、賞状を手にした子供たちはとてもうれしそうな表情でした。最後に、応援にきていただいた保護者や地域の方にお礼の挨拶をして、持久走大会を終えました。
素晴らしい天気のもと、子供たちは練習の成果を120%発揮し、最高の走りや励まし合う姿を見せてくれました。持久走大会は終わりますが、これからも「熊本城マラソンカード」への記入を続け、体力向上やあきらめない心を育んでいくことに努めてほしいと思います。
最後に、持久走大会の開催にあたって、保護者や地域の皆様からのご協力やご支援に深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
薬物乱用防止教室
12月10日(火)
5・6年生を対象とした薬物乱用防止教室が5校時図書室で行われました。講師の先生は、学校薬剤師の先生です。学校保健委員会も兼ねてということで、保護者の方もご参加いただきました。今年度は、お酒やたばこの健康への影響や薬物乱用の恐ろしさ等についてわかりやすくお話しくださいました。
進行は、保健委員会の子供たちが行います。お酒やたばこは身近にあるもので、大人になる前に始めるきっかけもたくさんあることでしょう。脳や体の組織が成長していない子供のうちに飲酒や喫煙を始めることは、成長が止まったり、将来ガンなどの病気になるリスクも高いそうです。また、「薬物乱用」についても、説明があり、何度でも繰り返し使うことが乱用ではなく、1回でも間違えた使い方をしたら乱用になることも学びました。子供たちも真剣な表情で聞き、質問・感想タイムではたくさんの手があがり、講師の先生にまだまだたくさんお話を聞きたかったようです。
「たばこやお酒が健康に悪い影響を与えることが分かった。家族にも知らせたい」「身近にあるお酒やたばこも薬物乱用になる。気を付けて過ごしたい」・・・など子供たちはいろいろな感想をもったようです。健康な生活を送っていくためにこれからどんなことに気を付けていけばよいのか考える貴重な時間となりました。
「人権の花運動」終了式
12月6日(金)
今年度「人権の花運動」の取組校として、6月に種子伝達式を行い、7月に花の種を蒔き、プランターや自分の鉢、花壇にいろいろな花を育て、種を実らせてきました。本日は、法務局、人権擁護委員、教育委員会の方々を招き「人権の花運動」終了式が3校時ホールで行われました。特別ゲストとして「人権まもるくん」も登場し、子供たちは大喜びでした。
担当の先生から、これまでの取組の様子や花の様子について話があり、その後各クラスの代表児童が感想を発表しました。
次に、子供たちが育ててできた花の種を人権擁護委員さんに渡しました。この種は、来年度の人権の花運動の取組校に引き継がれます。子供たちには、取り組んだお礼として感謝状と人権まもるくんとあゆみちゃんのオブジェが贈呈されました。
種まきやなかよし集会にも来てくださっている苓北町の人権擁護委員さんからのお話もありました。みんなにありがとうの気持ちを込めて、拍手をおくりあいました。最後に児童代表が、「これからも花いっぱいの富岡小をつくっていこう!」と呼びかけ、全員で「種をまこう」の詩を音読し、閉会しました。
閉会後、まもるくんや人権擁護委員さんとともにみんなで記念撮影。
終わったあとも、まもるくんの周りには人だかりができていました。オブジェは玄関前に置かれ、昼休みは子供たちが「かわいい」と頭をなでたり、抱きかかえたりしていました。
人権の花運動は、これで終了しますが、これからも日々の生活の中で、人権を大切にし、思いやりの心をもち続けてほしいと思います。また、子供たち一人一人が、社会の中で大切な役割を担っていることを自覚し、周りの人とのつながりを深めていってほしいとも思います。子供たちの心の中に「人権の花」が咲き続けていくことを心から願っています。
持久走大会に向けて
12月5日(木)
12月12日(木)の持久走大会に向けて、朝のランニングや体育の授業で練習を重ねています。今週からはコースに出ての試走も始まりました。今日は2回目の試走です。まずは、低学年スタート。スタート前からわくわくしている様子でした。
低学年が走っている間に、次のスタートの中学年が外に出てきて、運動場に帰ってくる低学年の子供たちを応援していました。
中学年のスタートです。今度は、お返しとばかりにゴールした低学年の子供たちが、中学年を応援します。
最後は、高学年。1回目の試走の時スタートでスピードを上げすぎて途中きつくなった子もいて、今日は全体的にスローペースのスタートでした。
沿道では、保護者や地域の方が応援してくださっていました。富岡保育園からもかわいい声援が送られていました。
コース試走は、9日(月)のあと1回です。自分のペースをつかみ、本番では自己ベストが出るといいですね。応援もどうぞよろしくお願いします。
応援といえば・・・子供たちが安全にコースを走ることができるようにと子供たちのおじいちゃんや地域の方がコースの草刈りをしてくださっていました。本当にありがとうございました。
和気あいあいと・・・~苓P協ふらばーるバレーボール大会~
12月3日(火)
苓北町小中学校PTA会員間の親睦を図るため、19時から苓北町市民センターにおいてレクリエーション大会が開催されました。今年の種目は、「ふらばーるバレーボール」。変形したボールを使い、ワンバウンドしたボールを打つバレーボール型スポーツです。初めて体験する方も多かったので、各コートでの試合の前にデモンストレーションが行われました。
富岡小からは、先生・保護者の方々による2チームの参加でした。変形したボールなのでバウンドすると意外な方向に飛んでしまいレシーブも苦戦していましたが、勝っても負けても和気あいあいとした雰囲気で笑顔がたくさん見られた大会でした。
大会を運営していただいた事務局の皆様、ご参加くださった保護者の皆様、ありがとうございました。
地震津波避難訓練から学んだこと
11月28日(木)
本日は、地震津波避難訓練が3校時実施されました。本来なら第1次避難場所の運動場から第2次避難場所の鎮道寺に避難する予定でしたが、天候不良のため体育館への避難となりました。まず、地震発生、停電時や放送の不備がある想定でハンドマイクによる子供たちへの告知、指示が行われます。子供たちは地震発生から次の指示があるまで、机の下で自分の身を守りながらじっと待ちます。
地震の状況を確認し、次は体育館への避難指示が出されます。子供たちの避難の様子は、先日の防災訓練でも消防署の方からお褒めの言葉をいただきましたが、今回も素晴らしいものでした。「お(おさない)・は(はしらない)・し(しゃべらない)・も(もどらない)」をしっかり守り、今回は地震による落下物等に対応するために帽子をかぶったり、教科書などで頭を守ったりしながら迅速に避難することができました。
体育館に避難したあとは、みんなで動画を視聴。地震が起きたとき、外がどれだけ危険な状態になっているのか、その時どんな行動をとればよいのかについて考えさせられる内容のものでした。
先生方からも、東日本大震災の話から自分の身を守るためにどこに避難すれば安全か、また家族と日頃から避難場所について話し合うことの大切さなどについて話をしました。
きっと今日は、自分の通学路で危険なところを確かめながら帰る子もいることでしょう。ご家庭でも、子供たちが今日の地震津波避難訓練で学んだことを聞いていただき、家族で避難場所を確認し合うのもいいですね。
学びの姿を見ていただきました ~教育委員会学校訪問~
11月26日(火)
本日は、苓北町教育委員会から8名の方が来校され、子供たちの学びの様子や学習環境等を見ていただき、いろいろなご意見を伺いました。短い時間ではありましたが、全ての学級の授業を参観していただきました。
まずは、たんぽぽ学級。1年生の教材の挿絵を使ってどんな登場人物が出てくるか2人で話し合います。参観されている教育委員会の方も巻き込みながら楽しく活動が行われていました。
1年生は音楽。きらきら星をみんなの前で堂々と歌い、お互いによいところを発表し合います。それぞれに工夫しながら歌う姿に参観者の方々も目を細めて見ていらっしゃいました。
6年生は算数。比例の考えを使いながら、たくさんの紙の枚数をどうやったら数えることができるのかグループで解決していました。集中して取り組む姿はさすが6年生といった感じでした。
2年生は算数。紙を折りながら長方形をつくりその特徴をペアの友だちと確かめ合っていました。落ち着いたしっとりとした雰囲気の中で学習が進められ、子供たちの成長を感じました。
5年生は算数の割合の問題にチャレンジ。後半のジャンプの課題は子供たちにとってはかなり難問で、友だちと力を合わせて解決しようと頑張る姿がありました。
3年生も算数「式と計算」のジャンプの課題に取り組んでいました。グループで話し合う中で、自分たちが出した解答の間違いに気付いたとき、「あーそうかぁ」ととてもうれしそうな表情を見せていました。
4年生は、社会。タブレットを使って新田開発に携わった人の苦心や努力について調べながら、みんなで考えを深めていく授業でした。ICT活用能力も高い4年生に、参観の方々も感心されていました。
最後に、校長室で懇談の時間がありましたが、子供たちの学び合いの姿をほめていただきました。「学びの共同体」の理念に基づいた授業実践に本格的に取り組みだしたのは今年度からですが、いろいろな先生方からのご指導やご助言を受け、子供主体の学び合う授業に近づいています。教育長からも「1月18日の公開授業に向けて学校総体として頑張ってください。」と激励の言葉をいただきました。「学び合い」を深めることで、学力向上はもとより心の絆も深まっていくような授業をめざし、今後も取組を続けていきます。
本日は、教育委員会の皆様からいろいろなご意見を伺うことができました。今後の教育活動にぜひ生かしていきたいと思います。ご来校いただき、ありがとうございました。
感動の音楽を再び ~天草郡市音楽会~
11月20日(水)
午前8時過ぎ、郡市音楽会に参加する5・6年生が会場となる天草市民センターに到着しました。会場の席を確認し、武道場に入り軽く音出しをして演奏を確認(打楽器等はエアー演奏でしたが・・・)しました。
午前9時30分。いよいよ音楽会が始まりました。開会式が終わると、早速トップバッターである富岡小学校の5・6年生の子供たちが舞台に上がります。昨日の練習よりも更に素晴らしい演奏でした。器楽の演奏は富岡小学校だけだったので、合唱とは違う迫力、一体感のある演奏に他の学校の子供たちや先生方も釘付けでした。
小学校の演奏が全て終了し、閉会式が行われました。講評では、講師の先生から「学級単位でこれだけの演奏に仕上げてくるんだと感心した。譜面を見ることなく、先生の指揮を見て、目に見えない大切なものを感じながら演奏していた。終わったとき涙が出そうになった。」と最高のお褒めの言葉をいただきました。そして、各学校の代表児童が賞状を受け取り、最後は会場全員で「もみじ」を合唱して終了しました。
ドボルザーク作曲「新世界 第4楽章」は、38ページもある大曲です。2学期から練習に取り組み始めた子供たち、途中最後まで通せるのだろうかと不安になることもあったと思いますが、「あきらめない心」で、指導してくださる先生を信じ、5・6年みんなで力を合わせながら一生懸命頑張ってきました。その結果が、今日のような会場の人々を感動させる音楽となったのです。この経験は、次へときっと生かされていくことでしょう。富っ子の更なる活躍がとても楽しみです。
いよいよ明日は郡市音楽会
11月19日(火)
明日の郡市音楽会に向けて、今日は最後の練習が体育館で行われました。8日(金)のキラキラ富岡フェスタで、演奏を披露した子供たちでしたが、今日の演奏を聴いてその素晴らしい仕上がりに驚きました。
6分ほどある大曲を、器楽部担当の先生が空き時間に指導に来てくださり、担任の先生と力を合わせながら素晴らしい演奏に仕上げてくださいました。本校の器楽部の演奏も素晴らしいですが、5・6年の子供たちの演奏もコンクールに出場しても恥ずかしくないくらいの演奏です。音楽が苦手な子もたくさんいたと思いますが、一生懸命練習に取り組み、富岡小伝統の感動の音楽をつくりあげました。
明日は、トップバッター(午前9時45分頃)で登場します。保護者の皆様、どうぞ会場に足を運んで子供たちの素晴らしい演奏をお聴きになられてください。
苓北町防災訓練
11月10日(日)
苓北町の防災訓練が、富岡小学校を会場として実施されました。朝から、運動場や体育館前では炊き出し訓練の準備、消火・救助活動に備えての準備や打ち合わせが行われていました。
午前9時、2階5年教室にてコンセント発火による火災が発生したという想定で訓練開始。職員室では知らせを受け、消防本部へ通報、子供たちには放送で避難指示を行います。子供たちも、煙を吸い込まないようハンカチや衣服で鼻や口を押えながら運動場に避難します。
学校独自で行う避難訓練は、消防署の方のお話を聞いたり、簡単な消火訓練をしたりして終了ですが、この日は違いました。2階にいる逃げ遅れた人を救出する様子や、苓北町全ての消防団が集合し協力して迅速に消火活動を行う様子を間近に見ることができ、子供たちもその迫力に驚いていたようでした。
天候の関係で、ここからの訓練は室内で行うことになりました。まずは、体育館渡り廊下に設置されたテントの中に入って、火災時濃煙に巻き込まれた場合の脱出訓練です。煙で周りがまったく見えなくなること、煙の性質を知って低い姿勢で逃げることなどを体験によって学んだ子供たちでした。
次に、ホールに移動し、救助訓練です。胸骨圧迫(心臓マッサージ)やAEDを用いた訓練を各学年毎の5つのグループ(1・2年は一緒に行いました)に分かれて行いました。高学年は、救急救命講習を受けたことがある子もいましたが、低学年の子供たちにとっては初めての経験だったと思います。しかし、真剣に説明を聞き、みんなで声をかけ合いながら訓練に取り組みました。その様子に苓北消防署の分署長さんも驚かれ、「富岡小学校の子供たちは災害に対する姿勢が身に付いていて素晴らしいですね。」とお褒めの言葉をいただきました。
1・2年生の訓練の様子。
3・4年生の訓練の様子。
5・6年の訓練の様子。高学年にもなると、救助を行う時、周りにいる人に明確に指示を出したり、数人で交代しながら胸骨圧迫を行ったりするなどより高度な訓練にチャレンジしていました。
体育館では、消防団の方たちの訓練が行われていました。
全ての活動が終わり、体育館で閉会式が行われました。子供たちの横に並ぶ消防団や消防署の方々のきびきびした行動に、子供たちは驚き、尊敬のまなざしで見つめていました。最後は、6年生代表の子が誓いの言葉を立派に述べて防災訓練は無事終了となりました。教室に帰る際、炊き出し訓練でつくられたビニル袋に入ったご飯を受け取り、教室で訓練を振り返りながら試食を行いました。
6年生の誓いの言葉のように、いつ起こるか分からない自然災害に備えて、日頃から防災意識を高めること、そのために「災害は自分の近くでは起きないと決めつけない」「災害が起きた時は、自分にできる最善を尽くしてできるだけ早く避難すること」を心がけ、自分の命は自分で守ることを強く意識していきたいものです。
子供たちは、4年に一度経験する町の防災訓練で大切なことを学ぶことができました。この日のために準備を進めていただいた役場の方、消防署や消防団の方々、本当にありがとうございました。
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