学校生活

平成29年度~

書き初めに挑戦!(3~6年 毛筆指導)

1月30日(木)、1月31日(金)

令和7年初めての毛筆指導が行われました。今年初めての毛筆ということで、どの学年も条幅紙(「全紙」を縦半分に切った大きさの紙)に3~4文字の言葉を書いていきました。

まず、第1日目(1月30日)2時間目は、5年生。課題は「新しい風」です。文字の大きさ(漢字はやや大きめ、平仮名は小さめに)、文字の中心を意識しながら丁寧に取り組んでいました。「手本をよく見て、しかもアドバイスしたことに気を付けて、前よりも良い作品が書けるようになった」と講師の先生も5年生の成長をほめていらっしゃいました。

3時間目は3年生、課題は「友だち」。いつも練習している半紙より、長いので紙をずらしながら書くことも初めての経験です。しかし、初めてとは思えないほど立派な仕上がりになっていました

2日目(1月31日)2時間目は4年生、課題は「明るい心」。4年生も、漢字と平仮名の文字の大きさの違いや中心に気を付けながら一枚一枚丁寧に作品を仕上げました。文字を書く姿勢も美しかったです。

 3時間目は6年生、課題は「将来の夢」。他の学年に比べ、文字のバランスもとりにくく難易度の高い課題ですが、手本と見比べながら集中して取り組みました。自分の将来の夢のことも考えながら、心を込めて書いたことでしょう。素晴らしい作品に仕上がっていました。

どの学年も、素晴らしい書き初めの時間となりました。今年も自分自身の文字がさらに上達していくよう、毛筆指導の先生のお力を借りながら、頑張ってほしいと願っています。

仕上がりが楽しみです ~苓北町内小学校4年生と苓北支援学校の子供たちとの共同製作~

1月27日(月)

苓北町内各小学校4年生は、苓北支援学校の子供たちとすでに2回交流を実施し、今回は第3回、今年度最後の交でした。例年この時期は感染症の流行のため、オンラインで行われることが多かったのですが、対面で交流を行うことができました。交流のまとめとして、4つの小学校との交流をしながら少しずつ海や島ができ上がっていくことになっています。富岡小は、交流1番目だったので、共同作品の土台となる海を大きな用紙に描いていきます。

支援学校の先生が、まず手本を見せてくださいました。その後、2つのグループに分かれ、支援学校の子供と一緒にぞうきんを投げてその軌跡で描いていったり、絵の具の入ったカップをこぼして広げていったり・・・

 最初は、絵の具が体や衣服につくのを気にしていた子供たちでしたが、次第に描き方が大胆になり、足の裏などで絵の具の感触を楽しんでいました。

 そして、素敵な海の絵が完成。その後、1年間の交流の感想を記入した魚のカードを使って、一人ずつ発表しました。ウツボ、クジラ、虹色の魚・・・など独創的でかわいい魚のカードには、「してあげるではなくて、できるように少し手伝うということを学ぶことができた」「難しかったことも多かったけれど、その分達成感を感じられたし、支援学校の友達と遊ぶのも楽しかったのでよかった」「みんながみんな同じではないので、相手の気持ちを考えて行動することをがんばった」など素晴らしい学びが記されていました。

 

 最後は、支援学校の友だちを固い握手を交わし、今年度の交流学習を終えました。富小と支援学校の子供たちが描いた海の絵に、他の小学校の子どもたちが作る島や全員の魚のカードが付け加わっていきます。完成がとても楽しみです。

素晴らしい学びの姿でした!~九州学びの会研究大会~

1月18日(土)

この日、九州学びの会主催の研究大会が富岡小学校を会場に開催され、全学級の学び合いの授業を公開しました。午後から講演をしていただく東京大学名誉教授の佐藤学先生やこれまでアドバイザーとしてお世話になった九州学びの会や大学の先生方の他、熊本県内外から150名をこえる参加者をお迎えし、子供たちも多くの熱いまなざしを浴び、緊張しながらも張り切って学習に臨みました。各公開授業の様子は、参加者のアンケートを用いながら紹介していきます。

まず、10時からの公開授業1では、たんぽぽ学級、1年、2年、3年の4学級が授業を公開しました。

たんぽぽ学級の授業についてのアンケートでは、「2人の学習意欲がずっと高くてびっくりした。」「参観者がたくさんおられ緊張や集中が難しい中で、子供たちが落ち着いて学び合う姿が見られ、よく頑張っているなと思った」と、1年生と5年生が交流しながら意欲的に学習に取り組んでいる姿に感心されていました。

 1年生国語の授業では、「はじめの音読から、子供たちが物語の情景が浮かぶほど上手だった。子供が自らやりたいと思わせる先生の関わり方が勉強になった。」「子供同士のやり取りが素晴らしかった。お互いを思いやる気持ちが伝った。」など、4人の1年生の豊かな表現力や、担任の先生の子供たちの能力を引き出す温かい言葉かけに多くの賞賛の意見が寄せられていました。

 2年生国語の授業では、「ペアで、テキストを読んだり、課題文の意味を確認したりする姿が多く見られた。」「とても温かい関係だなと感じた」という意見が寄せられていました。とても、しっとりとした雰囲気の中で授業が進み、45分間集中して課題解決に取り組んだ2年生でした。

 3年生算数の授業では、「『分からないこと』を『分からない』と素直に言える環境づくりがなされていた。授業最後の『えっ!もう終わり』『(次回)早く解きたい』」がとても印象的だった。」「先生の声かけや語り方がとても優しく、安心して子供たちが学習できていたと思う」といった子供たちの意欲の高さ、担任や子供たち同士の関係性のよさについての意見がアンケートに多く書かれていました。

 次に、11時からの公開授業2では、4年、6年、理科(3年)の授業が公開されました。

4年算数の授業では、「班の中で積極的に自分の考えを発言する児童が、困っているであろう児童に懸命に話していて“班で学ぶ”ということを子供たちが意識しているのだろうと感じた。」「多くを語らず、ポイントを絞った先生の出方はとても参考になった。子ども同士の学びに向かう姿勢に感動した。」と、難しい課題に一生懸命取り組む子供たちの姿と担任の関わり方について高評価を得ていました。

 6年算数の授業では、「よく気付き、お互いに説明し合える姿が高学年らしく学力が高い印象を受けた。」「何よりすてきだったのは授業が終わる直前にグループの子供たちが笑顔で見つめ合った瞬間だった。この時間の学びが彼らにとってどういう価値があったのかを物語っていると思った。」とアンケートにあるように、落ち着いた温かい雰囲気の中でさすが6年生といえる素晴らしい学びを披露しました。

 3年理科の授業では、「グループでも全体でも子どものつぶやきがあり、子供たちがいい表情をしていた。」「終わりのチャイムが鳴っても、この謎を解き明かしたいという子供たちの想いがよく伝わってきた。」とアンケートに書かれており、理科専科の先生が工夫して作成された磁石の教具を操作しながら夢中になって課題解決に取り組む3年生の子供たちの学びの姿を高く評価されていました。

 午後からは、5年算数の授業が体育館で行われます。150名をこえる参加者の中で学習を行う子供たちは、かなり緊張したことでしょう。その緊張をほぐそうと、授業前に自己紹介や富岡の自慢などが書かれた手作りのカードを参加者の先生方に配り、たくさんの先生方との対話にチャレンジしていました。

 そして、午後1時、算数の授業が始まりました。後半のジャンプの課題はかなり難易度の高い問題でした。しかし、どのグループも模型を操作しながら、誰一人取り残されることのない学び合いが進められていました。アンケートでは、「どのグループもしっかりと考えていたように感じた。具体物を操作しながら試行錯誤している姿が印象的だった。」「穏やかに学び合う様子が印象的だった。安心できる仲間の中で過ごせているのだろうと感じた。」など、子供たちの頑張りや学級の雰囲気のよさをほめる意見が多数ありました。最後は参観の先生方から子供たちや担任の先生に大きな拍手が送られ、子供たちも少し照れながらも満足そうな表情でした。

 公開授業が終わると、次は5年生算数の授業についての研究会を参観者の先生方に公開します。富岡小学校の職員に苓北町小中学校の先生方も加わり、子供たちの学びの様子について各グループで協議を行っていきました。

 研究大会の最後には、学び合いの理論の提唱者でもある佐藤学先生の講演が行われました。学び合いにおけるジャンプの課題の重要性や、さらなる探求と協同に向けた示唆に富む内容で、豊富な知識と経験に基づいた具体的な事例を通して、参加者の先生方も自らの教育実践に対する新たな視点と刺激を得ることができたという感想を述べられていました。また、講演の中で、富岡小学校の子供たちの学びの柔らかさ、素晴らしさに感動したこともお話しくださいました。

 閉会行事では、九州学びの会会長挨拶の後、全学級授業公開に取り組んだ富岡小学校の先生方に参加者の先生方から温かい労いの拍手が送られました。

 このように、無事研究大会を富岡小学校で開催することができたのも、九州学びの会や教育委員会の皆様をはじめ、多くの方々のご協力あってのことです。前日や当日の準備運営や後片付け等大変お世話になりました。そして、週休日にもかかわらず子供たちの参加にご協力いただいた保護者の皆様にも深く感謝申し上げます。

 この研究大会を機に、学んだことを生かして「子供たちが育ちあう学校、私たち教師も学び育ち合う学校」目指して、更に学びを深めてまいります。

 

多くのお客様を迎えるために・・・~明日、九州学びの会研究大会開催~

1月17日(金)

明日は、九州学びの会主催の研究大会が富岡小学校で開催されます。午前中は5年生以外の全ての学級で授業を公開し、午後は体育館で5年生の授業、その後本校と苓北町内小中学校の教職員(一部)による授業研究会を公開したあと、「学びの共同体」理論の提唱者である佐藤学東京大学名誉教授の講演が予定されています。(授業日程は学校だよりNo.11に掲載しております)苓北町の教職員研修会を兼ねるため、町内の先生方は全員参加されますが、天草管内・管外の他、県外からも参加希望があり、現在のところ参加者数は150名をこえています。(保護者の皆様も参観できますのでどうぞご来校ください・・・)たくさんのお客様を富岡小学校にお迎えするということで、今日の朝の活動は、4~6年生は体育館や周辺の清掃、1~3年生も自分の机の中を整理や窓拭き等を頑張りました。

3時間目は、5年生が実際に体育館で授業を行いました。子供たちは「たくさんの先生から見られて緊張する~」「わくわくする」など口々につぶやいていました。今日は、直径の違う円の円周を測って円周率を求める課題(共有の課題)、複合図形の周りの長さを求める課題(ジャンプの課題)にグループで集中して学び合っていました。明日は、きっとどの学級も素晴らしい学びの姿を見せてくれると期待しています。

今年もお世話になります! ~あいさつ運動~

1月15日(水)

今年初めてのあいさつ運動が実施されました。今日は、朝から雨模様だったため、車で登校する班もありましたが、多くの班の子供たちが、肥後銀行前、郵便局近くの交差点、富小正門前、富小裏門前(裏門前は登校班が通り過ぎたあとで間に合いませんでした。すみません・・・)に立って挨拶してくださる地域・保護者の方、先生方に挨拶を返しながら元気に登校しました。なかには、登校班の子供たちと一緒に歩きながら子供たちの様子を見守ってくださっている方もいらっしゃいます。登下校の様子で「挨拶に元気がない」「並んで登校していない」「危ないことをしている」・・・などお気づきになったことがありましたら、いつでも富岡小にご連絡ください。学校・家庭・地域で子供たちの安全を見守っていくことができればと思っております。今年もどうぞよろしくお願いします。

 

「夢」「ありがとう」をキーワードに・・・~3学期始業式~

1月8日(水)

2025年、新しい年を迎えました。今年は巳年、十干十二支でいうと「乙巳(きのとみ)」とよばれる年。「乙(きのと)」は、成長し始めた草木の様子を象徴するもので、柔軟性や協調性をもちながらも、しなやかに自らの道を切り拓くエネルギーを示し、「巳(み・へび)」は、脱皮を繰り返しながら成長していく蛇、神様の使いとして大切にされてきた動物であることから、成長や変化、知恵のシンボルとされています。この2つが合わせる「乙巳」の年は、新しい方向に進むための準備や、新たな始まりに適した年になるといわれています。

学校では、今日から3学期がスタートしました。玄関、外掲示板、教室の黒板など新たな気持ちで子供たちを迎える準備が行われ、子供たちも元気な体、元気な心そして笑顔で登校してきました。

始業式は、インフルエンザ等の感染症対策から各教室をつなぐオンライン方式で行いました。校長からは、3学期のキーワード「夢」「ありがとう」について話をしました。1年間のまとめであり、次の学年の準備の学期(0学期)でもある3学期、「こうなりたい」「これができるようになりたい」という夢(目標)をもち、その中で自分を支えてくれる人への感謝の気持ちを忘れずに「ありがとう」の言葉をかけ合いながら夢を叶え、笑顔の花を咲かせてほしいと思います。その後、生活・保健・図書の担当の先生から3学期に向けた話がありました。また、保健からは2学期に取り組んだ「ハテナツ」パーフェクトだった子供、図書からは2学期たくさん本を読んだ子供の名前も紹介され、名前を呼ばれた子は各教室で元気よく返事して立ち、みんなから拍手をもらい嬉しそうでした。

始業式が終わると、各学級では3学期のめあてや係を決めたり、冬休みの思い出を伝え合ったりして久しぶりに先生や友だちと楽しく充実した時間を過ごしていました。

50日間という短い学期ですが、「夢」「ありがとう」を大切にしながら、たくさんの笑顔の花を咲かせてくれると期待しています。3学期も保護者・地域の皆様におかれましては、ご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

 

「あきらめない心」で「ふるさとのために」頑張った2学期でした!

12月24日(火)

78日(台風接近で2日短くなりましたが)の一番長い2学期が終了しました。明日からたくさんの友だちとも遊べなくなるからでしょうか、朝から学年関係なくたくさんの子供たちが運動場でサッカーをしたり鬼ごっこをしたりして遊んでいました。

1時間目、ホールで終業式が行われました。各学年代表が「2学期の反省と冬休み・3学期頑張りたいこと」発表しました。文化展、器楽コンクール、フェスタ、音楽会、持久走大会・・・などの行事や計算大会、県学力調査、学び合いなどの学習ともに最後まであきらめない心で頑張ったことを、堂々と発表していました。そして、冬休みは「お手伝いを頑張る」「宿題を早く終わらせていっぱい遊びたい」・・・と期待に胸膨らませた発表でした。

校長からは、2学期の頑張りを4つの花(がんばり・なかよし・元気・感謝)で振り返り、「あきらめない心」で「ふるさと(自分・友だち・家族・学校・地域・・・)のために」頑張った、努力の先に大きな成長が見られた2学期だったことを話しました。続いて、生徒指導担当が「命」「楽」「夢」のキーワードや卓球選手のエピソードから、2学期の生活を振り返りました。保健担当からは、冬休み3つの「すぎ」(食べ過ぎ・飲み過ぎ・ゴロゴロし過ぎ)に注意して規則正しく過ごすことについて話をしました。

最後に、器楽部の伴奏で元気よく校歌を歌って2学期の終業式を終えました。式の後は、6年生が後片付けを行います。これも今回までです。3学期からはいよいよ5年生が、学校のリーダーとなるべく準備や片付けなど6年生から引き継いでいきます。6年生のみなさん、ありがとうございました。そして、5年生のみなさん、よろしくお願いします。

終業式が終わると、大掃除です。1年間学んだ場所に感謝の気持ちを込めて、時間をかけて一生懸命すみずみまで掃除に取り組みました。

いろいろな場面で全力投球で頑張り、大きな成長を遂げた2学期でした。これも、ひとえに保護者・地域の皆様のご支援・ご協力の賜物と感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

令和7年もどうぞよろしくお願いします。

皆様、よいお年をお過ごしください。

ありがとうございました ~2学期最後の毛筆指導~

12月19日(木),12月20日(金)

2日間にわたって,2学期最後の毛筆指導が行われました。

まず、19日(木)2時間目は5年生。課題は「読む」。漢字と平仮名交じりの言葉は,文字の大きさに気を付けて(漢字や大きく、平仮名は小さめに)書くことを学びました。その他、横画の傾き具合などそろえて書くときれいな文字になるとポイントを教えていただきました。先生のアドバイスで手本をしっかり見て丁寧に書いたことで、作品ががらりと変わった子もいました。

次の、3時間目は3年生。課題は「つり」。3年生にとっては、初めての平仮名の課題です。漢字より簡単そうに見えますが、漢字にはない丸みを出していくのはけっこう難しく、手本をなぞり、筆の運び方に気を付けながら一生懸命練習していました。

20日(金)の2時間目は,4年生。課題は「らん」。3年生の平仮名と比べて、「折れ」の難しさが加わります。はじめの頃は文字の大きさがそろわなかったり、最後の「はらい」まで墨がもたず、かすれてしまったり・・・しかし、先生のアドバイスを受け、何回も練習するうちにバランスのとれたいい作品に仕上がってきました。

3時間目、今年最後の毛筆指導は6年生でした。課題は「感謝」。画数が多く,文字のバランスを取るのが難しい課題です。しかし、さすが6年生、手本とにらめっこしながら「中心線からどのくらい離れているか」「傾きはどのくらいか」・・・などしっかり考えながら集中して練習に取り組んでいました。

今日で、今年の毛筆指導は終わりとなります。講師の先生には,文化展に向けての練習など文字をきれいに書くポイントをたくさん教えていただき、子供たちの文字もかなり上達しました。本当にありがとうございました。3学期も引き続きご指導よろしくお願いします。

ちなみに、3学期1月の毛筆指導(1月30日、31日予定)は、どの学年も書き初め(小型条幅用紙に書きます)を行います。課題は、3年「友だち」、4年「明るい心」、5年「新しい風」、6年「将来の夢」です。お正月、ご家族で書き初めにチャレンジされてみてはいかがでしょう・・・

 

 

外国語の授業にスペシャルゲスト!!

12月13日(金)

この日は、午後から5・6年の外国語の授業が予定されていました。ご指導いただいている英語専科の先生から午前中連絡があり、東京で歌を中心に芸能活動をしている娘さんが帰省されていて、GT(ゲストティーチャー)として富岡小の外国語の授業に参加されるとのことでした。知らせを聞きつけた子供たちは、昼休みから職員室にやってきて、外国語の授業のない低学年の子供たちも話ができてとてもうれしそうでした。掃除直前だったので、少しの時間しかとれませんでしたが、中央階段でミニライブが行われました。

5時間目は、6年生の授業でした。まず、GTである娘さんに今まで学習してきたことを一人ずつ英語で説明します。その後、GTにどんなことを質問するか友だちと話し合い、いろいろなことをGTから聞き出していたようです。最後は、ミニライブ。澄んだきれいな歌声にみんな聞き入っていました。

6時間目は、5年生の授業。ここでも授業の最後に歌を披露してくださいました。隣の教室で音楽をしていた3年生も一緒に鑑賞させてもらいました。英語専科の先生の話によると、小学校5年生までは自信をもてず、引っ込み思案の娘さんだったそうですが、ご両親がプレゼントしたウクレレがきっかけとなり、毎日欠かさずギターや歌の練習を行い、音楽で活躍するまでになったということです。一生懸命になれるものと出会い、こつこつと努力を続けていけば必ず夢は叶うというメッセージを子供たちに残してくださったすてきな時間となりました。ありがとうございました。

 

クリーンタイム

12月13日(金)

朝の活動「クリーンタイム」、この日は人権の花運動で育てた一人一鉢やプランターの片付けや花壇や運動場の手入れを行いました。花が咲き、種を取ったあとの土をかえし、次の花植えに向けてきれいにプランターや鉢を洗います。

3年生は、理科で植えた大根の間引きや植えかえを行っていました。1・2年生も枯れたひまわりや雑草を抜き、花壇をきれいにしました。

鉢やプランターの片付けが終わると、子供たちは運動場の草取りを始めました。今年度、クリーンタイム等での子供たちの姿を見ると、進んで植物の水やりや草取りを行うようになったなと子供たちの成長を感じます。これも、人権の花運動の取組の成果だとうれしく思います。これからも、引き続き美しい学校目指して頑張ってほしいと願っています。

最後まであきらめない心で走り抜きました! ~持久走大会~

12月12日(木)

昨年度は、雨で延期となったこの大会でしたが、今年度は天気にも恵まれ、子供たちも大会前からわくわくしていました。当日は、PTAや地域の方にコースの見守りや交通整理等を手伝っていただきました。

午前9時40分、体育委員会の子供たちの進行による開会式が行われました。

開会式が終わると、低学年の子供たちはウォーミングアップを始めます。中・高学年の子供たちは児童玄関前で声援を送ります。

いよいよ、低学年のスタートです。「がんばるぞー」「おー」の気合い入れをして、スタートの合図を待ちます。みんなちょっと緊張した様子でした。午前10時、スタート。校門を出るところでも保護者の方がたくさん応援にきていらっしゃいました。また、富岡保育園からもかわいい声援が送られていました。

スタートして、5分を過ぎると先導バイクの後ろからトップのランナーが帰ってきました。運動場のゴール地点では、先生方が着順カードの配付や記録の入力等を行います。

低学年がゴールし終わると、次は中学年の出番です。靴紐がほどけないように念入りに結ぶ子、準備運動をする子・・・やはり少し緊張している様子でした。午前10時15分、スタートしました。走り終わった低学年やスタートを待つ高学年の子供たちからも大きな声援が送られていました。

午前10時40分、最後の高学年のスタートです。高学年は、アップダウンのある3キロのコースを走ります。かなりきついコースですが、沿道の方々の声援を受け、最後まであきらめない心で全員ゴールまで走り抜きました。子供たちの応援の姿も素晴らしく、ゴール間近のランナーに「がんばれー」「あと少し」と大きな声で一生懸命応援していました。

そして、閉会式。表彰では、予想した宣言タイムと実際のタイムの差が10秒以内の銅賞、5秒以内の銀賞の子供たちの名前が呼び上げられました(残念ながら予想タイムとピタリタイムの金賞はいませんでした)。その後、学年男女1位の表彰が行われ、賞状を手にした子供たちはとてもうれしそうな表情でした。最後に、応援にきていただいた保護者や地域の方にお礼の挨拶をして、持久走大会を終えました。

素晴らしい天気のもと、子供たちは練習の成果を120%発揮し、最高の走りや励まし合う姿を見せてくれました。持久走大会は終わりますが、これからも「熊本城マラソンカード」への記入を続け、体力向上やあきらめない心を育んでいくことに努めてほしいと思います。

最後に、持久走大会の開催にあたって、保護者や地域の皆様からのご協力やご支援に深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 

 

 

 

薬物乱用防止教室

12月10日(火)

5・6年生を対象とした薬物乱用防止教室が5校時図書室で行われました。講師の先生は、学校薬剤師の先生です。学校保健委員会も兼ねてということで、保護者の方もご参加いただきました。今年度は、お酒やたばこの健康への影響や薬物乱用の恐ろしさ等についてわかりやすくお話しくださいました。

進行は、保健委員会の子供たちが行います。お酒やたばこは身近にあるもので、大人になる前に始めるきっかけもたくさんあることでしょう。脳や体の組織が成長していない子供のうちに飲酒や喫煙を始めることは、成長が止まったり、将来ガンなどの病気になるリスクも高いそうです。また、「薬物乱用」についても、説明があり、何度でも繰り返し使うことが乱用ではなく、1回でも間違えた使い方をしたら乱用になることも学びました。子供たちも真剣な表情で聞き、質問・感想タイムではたくさんの手があがり、講師の先生にまだまだたくさんお話を聞きたかったようです。

「たばこやお酒が健康に悪い影響を与えることが分かった。家族にも知らせたい」「身近にあるお酒やたばこも薬物乱用になる。気を付けて過ごしたい」・・・など子供たちはいろいろな感想をもったようです。健康な生活を送っていくためにこれからどんなことに気を付けていけばよいのか考える貴重な時間となりました。

「人権の花運動」終了式

12月6日(金)

今年度「人権の花運動」の取組校として、6月に種子伝達式を行い、7月に花の種を蒔き、プランターや自分の鉢、花壇にいろいろな花を育て、種を実らせてきました。本日は、法務局、人権擁護委員、教育委員会の方々を招き「人権の花運動」終了式が3校時ホールで行われました。特別ゲストとして「人権まもるくん」も登場し、子供たちは大喜びでした。

 

担当の先生から、これまでの取組の様子や花の様子について話があり、その後各クラスの代表児童が感想を発表しました。

次に、子供たちが育ててできた花の種を人権擁護委員さんに渡しました。この種は、来年度の人権の花運動の取組校に引き継がれます。子供たちには、取り組んだお礼として感謝状と人権まもるくんとあゆみちゃんのオブジェが贈呈されました。

種まきやなかよし集会にも来てくださっている苓北町の人権擁護委員さんからのお話もありました。みんなにありがとうの気持ちを込めて、拍手をおくりあいました。最後に児童代表が、「これからも花いっぱいの富岡小をつくっていこう!」と呼びかけ、全員で「種をまこう」の詩を音読し、閉会しました。

閉会後、まもるくんや人権擁護委員さんとともにみんなで記念撮影。

終わったあとも、まもるくんの周りには人だかりができていました。オブジェは玄関前に置かれ、昼休みは子供たちが「かわいい」と頭をなでたり、抱きかかえたりしていました。

人権の花運動は、これで終了しますが、これからも日々の生活の中で、人権を大切にし、思いやりの心をもち続けてほしいと思います。また、子供たち一人一人が、社会の中で大切な役割を担っていることを自覚し、周りの人とのつながりを深めていってほしいとも思います。子供たちの心の中に「人権の花」が咲き続けていくことを心から願っています。

 

 

持久走大会に向けて

12月5日(木)

12月12日(木)の持久走大会に向けて、朝のランニングや体育の授業で練習を重ねています。今週からはコースに出ての試走も始まりました。今日は2回目の試走です。まずは、低学年スタート。スタート前からわくわくしている様子でした。

低学年が走っている間に、次のスタートの中学年が外に出てきて、運動場に帰ってくる低学年の子供たちを応援していました。

中学年のスタートです。今度は、お返しとばかりにゴールした低学年の子供たちが、中学年を応援します。

最後は、高学年。1回目の試走の時スタートでスピードを上げすぎて途中きつくなった子もいて、今日は全体的にスローペースのスタートでした。

沿道では、保護者や地域の方が応援してくださっていました。富岡保育園からもかわいい声援が送られていました。

コース試走は、9日(月)のあと1回です。自分のペースをつかみ、本番では自己ベストが出るといいですね。応援もどうぞよろしくお願いします。

応援といえば・・・子供たちが安全にコースを走ることができるようにと子供たちのおじいちゃんや地域の方がコースの草刈りをしてくださっていました。本当にありがとうございました。

和気あいあいと・・・~苓P協ふらばーるバレーボール大会~

12月3日(火)

苓北町小中学校PTA会員間の親睦を図るため、19時から苓北町市民センターにおいてレクリエーション大会が開催されました。今年の種目は、「ふらばーるバレーボール」。変形したボールを使い、ワンバウンドしたボールを打つバレーボール型スポーツです。初めて体験する方も多かったので、各コートでの試合の前にデモンストレーションが行われました。

富岡小からは、先生・保護者の方々による2チームの参加でした。変形したボールなのでバウンドすると意外な方向に飛んでしまいレシーブも苦戦していましたが、勝っても負けても和気あいあいとした雰囲気で笑顔がたくさん見られた大会でした。

大会を運営していただいた事務局の皆様、ご参加くださった保護者の皆様、ありがとうございました。

地震津波避難訓練から学んだこと

11月28日(木)

本日は、地震津波避難訓練が3校時実施されました。本来なら第1次避難場所の運動場から第2次避難場所の鎮道寺に避難する予定でしたが、天候不良のため体育館への避難となりました。まず、地震発生、停電時や放送の不備がある想定でハンドマイクによる子供たちへの告知、指示が行われます。子供たちは地震発生から次の指示があるまで、机の下で自分の身を守りながらじっと待ちます。

地震の状況を確認し、次は体育館への避難指示が出されます。子供たちの避難の様子は、先日の防災訓練でも消防署の方からお褒めの言葉をいただきましたが、今回も素晴らしいものでした。「お(おさない)・は(はしらない)・し(しゃべらない)・も(もどらない)」をしっかり守り、今回は地震による落下物等に対応するために帽子をかぶったり、教科書などで頭を守ったりしながら迅速に避難することができました。

体育館に避難したあとは、みんなで動画を視聴。地震が起きたとき、外がどれだけ危険な状態になっているのか、その時どんな行動をとればよいのかについて考えさせられる内容のものでした。

先生方からも、東日本大震災の話から自分の身を守るためにどこに避難すれば安全か、また家族と日頃から避難場所について話し合うことの大切さなどについて話をしました。

きっと今日は、自分の通学路で危険なところを確かめながら帰る子もいることでしょう。ご家庭でも、子供たちが今日の地震津波避難訓練で学んだことを聞いていただき、家族で避難場所を確認し合うのもいいですね。

 

学びの姿を見ていただきました ~教育委員会学校訪問~

11月26日(火)

本日は、苓北町教育委員会から8名の方が来校され、子供たちの学びの様子や学習環境等を見ていただき、いろいろなご意見を伺いました。短い時間ではありましたが、全ての学級の授業を参観していただきました。

まずは、たんぽぽ学級。1年生の教材の挿絵を使ってどんな登場人物が出てくるか2人で話し合います。参観されている教育委員会の方も巻き込みながら楽しく活動が行われていました。

1年生は音楽。きらきら星をみんなの前で堂々と歌い、お互いによいところを発表し合います。それぞれに工夫しながら歌う姿に参観者の方々も目を細めて見ていらっしゃいました。

6年生は算数。比例の考えを使いながら、たくさんの紙の枚数をどうやったら数えることができるのかグループで解決していました。集中して取り組む姿はさすが6年生といった感じでした。

2年生は算数。紙を折りながら長方形をつくりその特徴をペアの友だちと確かめ合っていました。落ち着いたしっとりとした雰囲気の中で学習が進められ、子供たちの成長を感じました。

5年生は算数の割合の問題にチャレンジ。後半のジャンプの課題は子供たちにとってはかなり難問で、友だちと力を合わせて解決しようと頑張る姿がありました。

3年生も算数「式と計算」のジャンプの課題に取り組んでいました。グループで話し合う中で、自分たちが出した解答の間違いに気付いたとき、「あーそうかぁ」ととてもうれしそうな表情を見せていました。

4年生は、社会。タブレットを使って新田開発に携わった人の苦心や努力について調べながら、みんなで考えを深めていく授業でした。ICT活用能力も高い4年生に、参観の方々も感心されていました。

最後に、校長室で懇談の時間がありましたが、子供たちの学び合いの姿をほめていただきました。「学びの共同体」の理念に基づいた授業実践に本格的に取り組みだしたのは今年度からですが、いろいろな先生方からのご指導やご助言を受け、子供主体の学び合う授業に近づいています。教育長からも「1月18日の公開授業に向けて学校総体として頑張ってください。」と激励の言葉をいただきました。「学び合い」を深めることで、学力向上はもとより心の絆も深まっていくような授業をめざし、今後も取組を続けていきます。

本日は、教育委員会の皆様からいろいろなご意見を伺うことができました。今後の教育活動にぜひ生かしていきたいと思います。ご来校いただき、ありがとうございました。

 

感動の音楽を再び ~天草郡市音楽会~

11月20日(水)

午前8時過ぎ、郡市音楽会に参加する5・6年生が会場となる天草市民センターに到着しました。会場の席を確認し、武道場に入り軽く音出しをして演奏を確認(打楽器等はエアー演奏でしたが・・・)しました。

午前9時30分。いよいよ音楽会が始まりました。開会式が終わると、早速トップバッターである富岡小学校の5・6年生の子供たちが舞台に上がります。昨日の練習よりも更に素晴らしい演奏でした。器楽の演奏は富岡小学校だけだったので、合唱とは違う迫力、一体感のある演奏に他の学校の子供たちや先生方も釘付けでした。

小学校の演奏が全て終了し、閉会式が行われました。講評では、講師の先生から「学級単位でこれだけの演奏に仕上げてくるんだと感心した。譜面を見ることなく、先生の指揮を見て、目に見えない大切なものを感じながら演奏していた。終わったとき涙が出そうになった。」と最高のお褒めの言葉をいただきました。そして、各学校の代表児童が賞状を受け取り、最後は会場全員で「もみじ」を合唱して終了しました。

ドボルザーク作曲「新世界 第4楽章」は、38ページもある大曲です。2学期から練習に取り組み始めた子供たち、途中最後まで通せるのだろうかと不安になることもあったと思いますが、「あきらめない心」で、指導してくださる先生を信じ、5・6年みんなで力を合わせながら一生懸命頑張ってきました。その結果が、今日のような会場の人々を感動させる音楽となったのです。この経験は、次へときっと生かされていくことでしょう。富っ子の更なる活躍がとても楽しみです。

いよいよ明日は郡市音楽会

11月19日(火)

明日の郡市音楽会に向けて、今日は最後の練習が体育館で行われました。8日(金)のキラキラ富岡フェスタで、演奏を披露した子供たちでしたが、今日の演奏を聴いてその素晴らしい仕上がりに驚きました。

6分ほどある大曲を、器楽部担当の先生が空き時間に指導に来てくださり、担任の先生と力を合わせながら素晴らしい演奏に仕上げてくださいました。本校の器楽部の演奏も素晴らしいですが、5・6年の子供たちの演奏もコンクールに出場しても恥ずかしくないくらいの演奏です。音楽が苦手な子もたくさんいたと思いますが、一生懸命練習に取り組み、富岡小伝統の感動の音楽をつくりあげました。

明日は、トップバッター(午前9時45分頃)で登場します。保護者の皆様、どうぞ会場に足を運んで子供たちの素晴らしい演奏をお聴きになられてください。

 

苓北町防災訓練

11月10日(日)

苓北町の防災訓練が、富岡小学校を会場として実施されました。朝から、運動場や体育館前では炊き出し訓練の準備、消火・救助活動に備えての準備や打ち合わせが行われていました。

午前9時、2階5年教室にてコンセント発火による火災が発生したという想定で訓練開始。職員室では知らせを受け、消防本部へ通報、子供たちには放送で避難指示を行います。子供たちも、煙を吸い込まないようハンカチや衣服で鼻や口を押えながら運動場に避難します。

学校独自で行う避難訓練は、消防署の方のお話を聞いたり、簡単な消火訓練をしたりして終了ですが、この日は違いました。2階にいる逃げ遅れた人を救出する様子や、苓北町全ての消防団が集合し協力して迅速に消火活動を行う様子を間近に見ることができ、子供たちもその迫力に驚いていたようでした。

天候の関係で、ここからの訓練は室内で行うことになりました。まずは、体育館渡り廊下に設置されたテントの中に入って、火災時濃煙に巻き込まれた場合の脱出訓練です。煙で周りがまったく見えなくなること、煙の性質を知って低い姿勢で逃げることなどを体験によって学んだ子供たちでした。

次に、ホールに移動し、救助訓練です。胸骨圧迫(心臓マッサージ)やAEDを用いた訓練を各学年毎の5つのグループ(1・2年は一緒に行いました)に分かれて行いました。高学年は、救急救命講習を受けたことがある子もいましたが、低学年の子供たちにとっては初めての経験だったと思います。しかし、真剣に説明を聞き、みんなで声をかけ合いながら訓練に取り組みました。その様子に苓北消防署の分署長さんも驚かれ、「富岡小学校の子供たちは災害に対する姿勢が身に付いていて素晴らしいですね。」とお褒めの言葉をいただきました。

1・2年生の訓練の様子。

3・4年生の訓練の様子。

5・6年の訓練の様子。高学年にもなると、救助を行う時、周りにいる人に明確に指示を出したり、数人で交代しながら胸骨圧迫を行ったりするなどより高度な訓練にチャレンジしていました。

体育館では、消防団の方たちの訓練が行われていました。

全ての活動が終わり、体育館で閉会式が行われました。子供たちの横に並ぶ消防団や消防署の方々のきびきびした行動に、子供たちは驚き、尊敬のまなざしで見つめていました。最後は、6年生代表の子が誓いの言葉を立派に述べて防災訓練は無事終了となりました。教室に帰る際、炊き出し訓練でつくられたビニル袋に入ったご飯を受け取り、教室で訓練を振り返りながら試食を行いました。

6年生の誓いの言葉のように、いつ起こるか分からない自然災害に備えて、日頃から防災意識を高めること、そのために「災害は自分の近くでは起きないと決めつけない」「災害が起きた時は、自分にできる最善を尽くしてできるだけ早く避難すること」を心がけ、自分の命は自分で守ることを強く意識していきたいものです。

子供たちは、4年に一度経験する町の防災訓練で大切なことを学ぶことができました。この日のために準備を進めていただいた役場の方、消防署や消防団の方々、本当にありがとうございました。

 

 

一生懸命発表する姿に感動! ~キラキラ富岡フェスタ~

11月8日(金)

4月からの学習の成果を発表する「キラキラ富岡フェスタ」が体育館で開催されました。

プログラム1番は、5年生による「生きる~『水俣に学ぶ肥後っ子教室』から学んだこと~」。水俣に学ぶ肥後っ子教室を通して学んだこと、考えたこと、感じたことを見ている人たちの心に届くように伝えようと頑張りました。最後の詩「生きる」の群読は、子どもたちの声が重なり合い、心に響くものでした。

プログラム2番は、2年生による「必見!ウルトラ2年生は、実在した!!」。かけ算九九、鍵盤ハーモニカ演奏と歌、そして長縄と授業での学びを披露しました。練習の時は、恥ずかしがって小さな声だった子供も、本番当日は大きな声で堂々とした発表で自分をアピールしていました。長縄もみんなで声を合わせて跳び、会場から大きな拍手をもらいました。

プログラム3番は、4年生による「つながり、つなぐ~町と人と4年生とともに~」。総合的な学習の時間においてペーロン学習や苓北支援学校との共同学習を行ってきた4年生が、その中で学んだことや感じた町や人と自分たちとのつながりについて発表しました。今年度でちょうど10歳を迎える4年生がありがとうの気持ちを伝える歌も感動的でした。

プログラム4番は、器楽部による演奏「チャイコフスキー作曲 弦楽セレナード第4楽章」。10月12日に行われた熊本県器楽合奏コンクールで金賞、最優秀賞を受賞した曲を心を込めて演奏し、会場中の人々がコンクールの時の感動を再び味わうことができました。

プログラム5番は、1年生による「くじらぐも~富岡小1年生バージョン~」。一人一人が力いっぱい声を出し、大きく体を動かして発表する姿はかわいらしく、入学してからの成長を感じる感動的なものでした。くじらぐも(特別支援教育支援員さんが扮していました)も、2階体育館ギャラリーから優しく見守っていました。また、鍵盤ハーモニカでの「剣の舞」は、1年生とは思えないほどレベルの高い素晴らしい演奏でした。

プログラム6番は、3年生による「苓北町のよかとこ見っけ!!」。社会科や総合的な学習時間を通して、苓北町のすてきな所を学習してきた3年生が、人気テレビ番組の取材風にアレンジして紹介していきます。子どもたちの劇団員顔負けの大きな声、演技にびっくりしました。そして、あらためて苓北町や3年生のよかとこを再発見できた発表でした。

プログラム7番は、6年生による「新世界で旅立とう!!」。修学旅行で学んだことを、同窓会仕立てで発表し、平和の尊さを低学年の子供たちにも分かるように伝えます。最後は、会場にいる人たちみんなを巻き込んでの一本締めで発表をまとめました。

プログラム8番は、5・6年による合奏「ドボルザーク作曲 新世界第4楽章」。今回、38ページにもわたる超大作に挑戦した5・6年生の演奏は、キラキラ富岡フェスタの最後を飾るにふさわしいものでした。11月20日(水)の郡市音楽会でもトップバッターとして演奏予定です。

どの学年も、見る人を飽きさせない趣向を凝らした発表でした。そして何よりも、子どもたちが一生懸命自分たちの発表を伝えようと頑張る姿が素晴らしかったです。「キラキラ富岡フェスタ」の名のごとく、キラキラ笑顔で自分を輝かせた時間となりました。また、今回も笑顔の花がたくさん咲きました。

 

 

修学旅行速報⑤(最終)

10月18日(金)

和泉屋に到着し、昼食タイム。長崎での最後の食事は、皿うどん、酢豚、卵スープでした。

食事が終わると、お楽しみの買い物タイムです。お小遣い5000円を有効に使おうと悩みながら一生懸命選んでいました。

買い物が終わると、いよいよ帰路につきます。時間にかなり余裕があったので、計画にはなかった小浜の足湯に立ち寄り、ちょっとのんびり気分を味わいました。

口之津港につくと、長崎でお世話になった運転手さんに別れを告げ、たくさんのおみやげを手にフェリーに乗り込みます。

予定通りに午後4時30分、鬼池港に到着。港には保護者の方も迎えに来てくださっていました。そして、最後の解団式、2日間の報告を保護者の方々に伝え、お世話になった添乗員さんにお礼の気持ちを伝えます。この2日間、集会の進行や代表の言葉をみんなで分担し、一人一人活躍の場がありました。この2日間で得た貴重な学びを、これからの生活にぜひ生かしてほしいと思います。

 

今日は、家族にたくさんのお土産話をして、ゆっくり体を休めてください。そして、来週からまた、富岡小のリーダーとしてよろしくお願いします!

修学旅行速報④

10月18日(金)

2日目、最初の学習地は、出島和蘭商館跡。

ミニ出島をバックにみんなで記念撮影。出島は来舶ポルトガル人を居住させるために海中を埋築し、江戸時代に完成しましたが、その後ポルトガル人を渡航禁止となったため、平戸のオランダ商館をここに移したと言われています。この地を通じて日本とヨーロッパを結ぶ経済・文化の交流が行われ、日本の近代化に果たした功績が大きい場所でもあります。

一つ目の見学が終わると、長崎市科学館に向かいます。おもしろ実験を見たり、実際に触ったり動かしたりしながら科学の不思議を体験します。たっぷり科学を楽しんだ子供たちはプラネタリウムも見学しました。すてきな夜空の星を堪能したことでしょう。

修学旅行の学習はこれで終了です。あとは和泉屋で最後の昼食を取り、お楽しみのお買い物タイムです。続きは速報⑤で・・・

修学旅行速報③

10月18日(金)

修学旅行2日目、長崎はとてもいい天気です。子供たちの昨晩の様子は、部屋で友達との会話を楽しみながらも就寝時間には静かに床についた子が多かったようです。睡眠もたっぷりとって、朝はみんな元気で朝食をおかわりする子も・・・

楽しい思い出ができたホテルにも別れを告げ、予定よりも20分ほど早く出発しました。昨年に引き続き早め早めの行動ができる富岡小の子供たち、素晴らしいです!

2日目は、出島和蘭商館跡、長崎市科学館を訪れ学習を進めていきます。学習の様子は速報④で・・・

 

 

今年もお世話になります! ~あこうタイム始まる~

10月17日(木)

1・2年生のみなさん、大変お待たせしました。あこうタイムがこの日からスタートしました。あこうタイムは、地域の方を丸つけ先生としてお招きし、1・2年生の学力充実を図っていく取組です。今年は7名の方が学習支援ボランティアにご登録いただき、この日は6名の方が来てくださいました。

時間になると、1年生、2年生の代表の子供が丸つけ先生を呼びに来ます。どちらもちょっと緊張気味に校長室にやってきました。そんな子供たちに優しい笑顔で応えながら子供たちの待つ教室に向かわれます。

教室に到着すると、まずは丸つけ先生との顔合わせ。お名前を紹介され、子供たちの元気のいい「よろしくお願いします。」であこうタイムスタートです。

いつもの授業よりかなり多いプリントなどの課題が用意されていましたが、子供たちは丸つけ先生に丸をもらい、シールを貼っていくのがうれしいようで次々に課題を終わらせていきます。1年生が問題を解きながら「勉強が楽しい!」と言っていました。地域の方も、子供たちに「すごいね、100点満点!」「惜しい、ここをなおすといいよ。がんばって!」と効果的な声かけをしてくださり、ますますやる気になっていました。

30分間のあこうタイムは、あっという間に過ぎ、最後はそれぞれの学年で丸つけ先生にお礼を言って終了となりました。10月はあと2回予定されています。子供たちも来週の木曜日が待ち遠しいと言っていました。来週もどうぞよろしくお願いします。

 

海に住む生き物について学ぶ ~天草自然学習出前授業(3年)~

10月17日(木)

自然資源活用推進連絡会の学芸員の方をお招きして、2時間目に5年生、3時間目に3年生の天草自然学習出前授業が行われました。3年生の授業では、海に住む生き物について学習しました。理科の学習で、動物は生きていくために「擬態(体の色や形、においや動きを周囲のものや動植物に似せること)」を行うことを学びましたが、今回は海に住む生き物の擬態について詳しくお話を聞くことができました。

擬態を行っている海の生き物の写真が提示され、一体どこに生き物が潜んでいるのかをみんなで見つけていきます。子供たちは目を輝かせ、時には自然と席を離れスクリーンに近づいて生き物を探し、見つけたときにはとてもうれしそうな表情をしていました。

45分の授業があっという間に終了。富岡の海の生き物に一層興味をもった子供たちでした。5年生も学芸員の先生のお話に引き込まれながら、楽しく学習を進めていました。次回は、6年生の出前授業、白岩崎に出かけ学習を行う予定です。とても楽しみです!

修学旅行速報②

10月17日(木)

午後の平和学習。まずは、追悼平和記念館で平和集会を行いました。事前に学習してきたこと、午前中の被爆者の方のお話から感じたことなどを思い起こしながら、平和を願う「折り鶴」の歌を記念館に響き渡らせました。

 

平和集会を終えると、子供たちは長崎原爆資料館に向かいました。グループごとに展示資料を見て、メモをとったり、写真におさめたり・・・午前中の平和講話を思い出しながら原爆が人類に与えた悲劇を感じ取ったことと思います。

その後、爆心地、平和公園、浦上天主堂・・・戦争の爪痕の残るいろいろな場所を歩いて巡りました。

ガイドさんや説明してくださる方の話を目と耳と心で聞き、平和について真剣に考えた旅行1日目の学習を終え、午後5時過ぎに宿泊先である「アイランド長崎」に到着。歩き回って少し疲れた様子でしたが、まだまだみんな元気です。これから、子どもたちが最も楽しみにしている時間が始まります。ホテルでの様子は次回速報③でお知らせいたします・・・

 

修学旅行速報①

10月17日(木)

富岡小学校6年生9名、全員元気に鬼池港にそろいました。見送りに来てくださった保護者の方々が見守るなか、出発式が行われます。修学旅行中、平和集会、ホテル入館式、解団式など何回か式を行いますが、9名の子供たちが司会や挨拶の言葉などを分担し、どの子も活躍の場が与えられています。

楽しく学びの多い旅行にしていこうと意欲満々の表情で、船に乗り込みます。30分もすると、船は長崎、口之津港に到着。バスに乗って長崎市内をめざします。

午前11時、最初の学習地である追悼平和記念館に到着しました。ここでは、被爆体験者の方のお話を伺いました。被爆された方の思いを受け止め、これから自分たちが平和を守るためにどんな行動をとっていくとよいのかしっかり考えたことでしょう。

被爆体験講話が終わると、出島テラスでの昼食タイム。メニューは長崎名物のトルコライスでした。みんな完食でした。

昼食後は、みんなで記念撮影。

午後からは、追悼平和記念館で平和集会を行った後、原爆資料館や如己堂など歩いて回りながら平和学習を行っていきます。その様子は、速報②でお知らせします。

楽しいイベント満載 ~5年学年レクレーション~

10月13日(日)

この日、5年生の学年レクレーションが開催されました。午後2時45分、子供たちとお世話をする保護者の方々が図書室に集合。まず、はじめに行うのは「学校かくれんぼ」。子供たちが学校の敷地内に隠れ、制限時間内に保護者の方が見つけるというものです。子供たちはあらかじめ隠れる場所を決めており、お世話をする保護者の方が近くで安全を見守ります。

図書室での打ち合わせが終わると早速、校内に散らばり隠れ始めます。隠れていない部屋にもバリケードを作るなど保護者の方が探すのに時間がかかるよう工夫します。

子供たちが必死で隠れている3時15分頃、子供たちを見つける役の保護者の方々が図書室に集まってきます。保護者の方も、やる気満々、子供たちを早く見つけるための作戦会議を行っていらっしゃいました。午後3時30分、学校かくれんぼスタートです。保護者も勢いよく図書室を飛び出し、方々に分かれ隠れている子供たちを探し始めます。

子供たちも上手に隠れていて、保護者も探すのに苦戦・・・前半が終わったところで10人近くの子供たちがまだ見つからずにいました。結局制限時間内に子供たち全員を見つけ出すことができず、隠れた子供たちの勝利となりました。隠れる方も、見つける方もドキドキハラハラのとても楽しい「学校かくれんぼ」でした。

一つ目のイベントが終わると、次は富岡公民館に移動し、「カレー作り」です。保護者の方に手伝っていただきながら、ご飯を炊き、カレーの具材を切り煮込んでいきます。

そして、おいしいカレーができあがりました。全員でおいしくいただきました。

子供たちが、公民館でカレーを作っている頃、学校では3つめのイベント「きもだめし」の準備が着々と行われていました。保護者の方も、レクレーションとは思えないほどのはまり具合です。きもだめしの写真は残念ながら暗くて写りが悪く紹介できませんでしたが、夜の学校を怖がりながらも(泣いた子もいたとか・・・)普段は味わえない体験を友達や保護者のみなさんと楽しんでいました。

楽しいイベント盛りだくさんの学年レクレーションでした。子供たちも大満足だったようです。計画・準備・運営等ご尽力いただいた学年委員や多くの保護者の皆様、本当にありがとうございました。

 

感動の音楽を響かせて! ~器楽合奏コンクールを前に~

10月11日(金)

熊本県立劇場で行われる熊本県小学校器楽合奏コンクールを、いよいよ明日に控え、朝の音楽集会で全校児童、職員の前で演奏を披露しました。

14名の器楽部の子供たちと指揮者の先生の心が一つになり、体育館中に心揺さぶられる感動の音楽が響き渡ります。演奏する曲は、一昨年のコンクールで演奏した曲と同じですが、その時よりもはるかにレベルアップしたできばえの音楽でした。

聴いている子供たちも、音楽の世界に自然と引き込まれていきます。演奏が終わった後、器楽部の子供たちに対して、激励の拍手や言葉がおくられました。

10月12日(土)、今まで最高の音楽をつくりあげるためにみんなで頑張ってきたことを思い出しながら、自信をもって富岡小学校の感動の音楽を県劇ホールいっぱいに響かせてください!

 

笑顔いっぱいの 敬老ふれあい会

10月10日(木)

子供たちのおじいちゃん・おばあちゃんや富岡地区にお住まいのおじいちゃん・おばあちゃんをお招きして「敬老ふれあい会」が体育館で開催されました。今年度も、4年生が会場の準備や司会進行等中心となって頑張りました。

会場にはほとんどの参加者がそろい、開始まで時間があったとき、4年生の子供たちが機転を利かせ、全校児童で校歌を披露することを提案。元気よい子供たちの歌声におじいちゃん・おばあちゃんたちも手拍子をしながら目を細めて聴いていらっしゃいました。

 開会行事。富岡地区老連会代表の方のお話の後、4年生が活動の内容や場所について説明を行いました。先生方も地域の方々に自己紹介を行いました。児童全員で「お願いします。」と挨拶をして、活動スタートです。

 縦割り班(かなた班)ごとに、3つのコーナーを体験して回ります。一つ目は、「お手玉コーナー」。おばあちゃんたちのお手玉の技を見て、「すご~い!」と感心し、自分たちも・・・と粘り強く練習していました。

 二つ目は、「竹とんぼコーナー」。手のひらで竹トンボの軸をすべらせ押し出して飛ばすのですが、なかなかうまくいきません。おじいちゃん・おばあちゃんたちが見本を見せたり、手を添えたりしながらコツを伝授してくださいました。少しずつコツをつかんで高く飛ぶようになり、とてもうれしそうな子供たちの姿がありました。

 三つ目は、「おはじきコーナー」。2~3人の組を作り、おはじき遊びを楽しみました。指でうまくはじき、たくさんおはじきを取ることができて喜んでいました。

 楽しい時間はあっという間に過ぎ、閉会式となりました。たくさんの子供たちが感想発表に手を挙げました。「最初は、できなかったけど、コツを教えてもらったらできるようになってうれしかった。」「おじいちゃん・おばあちゃんたちと一緒に遊べて楽しかった」などの意見が出され、参加されたおじいちゃん・おばあちゃんたちもニコニコ笑顔で聞いていらっしゃいました。最後は、参加してくださった方々にお礼の言葉を伝え、会を終了しました。

たくさんの方から、見守られ助けていただいていることを実感できた「敬老ふれあい会」でした。ありがとうございました。

栄養のバランスを考えて・・・~5年・家庭科の授業から~

10月9日(水)

5年生は家庭科の授業で、「栄養のバランスに注意して献立を考える」学習を行っています。この日は、アドバイザーとして苓北町の栄養職員の先生に来ていただきました。まずは、自分たちの家で食べた献立を発表し、その後、アニメの動画に出てくる食事のメニューについて問題点はないかをみんなで考えました。

 

栄養職員の先生から、五大栄養素についてのお話をしていただき、5つの栄養素を含んだ食品を使ったバランスのよい献立を考えていくことが大切ということを学びました。お話を聞いた後は、実際にアプリを使って自分で献立作りです。使いたい食品を選んで並べてみると、栄養が偏っていたり、バランスよく食品を選んでみたものの、それからできる献立メニューが思い浮かばなかったり・・・試行錯誤しながら自分なりの献立を考えていました。これから、調理実習も予定されています。子供たちも、その練習として家庭でも栄養バランスのとれた献立メニューを考え、家族のために料理に取り組んでくれるとうれしいなと思います。

授業が終わると給食です。栄養職員の先生は、各学年の給食の準備の様子をご覧になりました。どの学年も身支度を整え、協力し合って給食の準備を行っていました。

1年生の学習 がんばっています!

10月8日(火)

1年生の授業の様子をのぞいてみました。算数は、たし算の繰り上がりの学習でした。たす数、たされる数どちらを分けても10のまとまりにできることに気づき、ペアで自分のやり方をブロックを使ったり、ノートに書いたりしながら説明し合っていました。練習問題も「できた、できた!」と喜びながら取り組んでいました。

たんぽぽ学級の1年生は、一から十までの漢字の練習に取り組んでいました。平仮名からいよいよ漢字の練習が始まり、ノートに丁寧に練習していました。最後は、元気な音読を披露してくれました。

国語、算数ともに、少しレベルが上がってきた学習に、1年生も意欲満々です。この意欲を大切にしながらこれからの学習の基礎となる内容をしっかりと身に付けさせていきたいと思います。

4年・苓北支援学校との交流②

10月7日(月)

4年生は総合的な学習の時間に、苓北支援学校との交流学習を行っています。1学期も支援学校を訪問し、3名の子供たちとの交流を行いました。その時は、支援学校側が用意されたボッチャなどのゲームで交流を行いましたが、今回は、富岡小学校の子供たちが交流の内容を考え、進行も任されました。まずは、3つのグループに分かれて自己紹介から。1学期は、初対面でお互い緊張していましたが、今回はかなりリラックスムードで再会を喜んでいました。

早速、チーム対抗戦のゲームが始まります。まずは、すごろくゲーム。4年生の子供たちによる手作りすごろくは、なかなかの出来です。2年間の学校生活をすごろくに表してあり、「授業参観で発表できず、叱られ3マス戻る」「苓北支援学校との交流が楽しい!4マス進む」・・・など楽しいマス目となっていました。サイコロも支援学校の子供たちが振りやすいように坂道を作ったり、手を添えて一緒に行ったりと心優しい場面が至る所で見られました。

すごろくゲームが終わると、次は〇×ゲームと宝探しゲーム。富岡小学校に関する問題を支援学校の子供たちに考えてもらい、正解すると宝が隠されている場所のヒントが出されていきます。宝は、子供たちが作った折り紙やお手紙などで、宝を手にした支援学校の子供たちもとても喜んでいました。最後は、感想を交流し合いました。お互いのことを知り、一緒に活動する喜びを感じることのできた時間でした。

 

 

今年も大盛況! ~町民体育祭富岡大会~

10月5日(土)

午後1時、翌日の町民体育祭に向けて準備が行われていました。トラックのラインを引いたり、テントを設営したり・・・役場の担当の方や各地区の役員さんには、大変お世話になりました。

10月6日(日)

町民体育祭当日。午前7時45分から、役員の打ち合わせが行われていました。

そして、午前8時30分。いよいよ町民体育祭のスタートです。各地区選手団入場の後、開会式が行われました。

開会式が終わると、競技スタートです。トップバッターを飾るのは、富岡保育園の子供たち。切れのあるダンスとポーズもビシッと決まった組体操を披露。会場から大きな拍手が沸き起こりました。

びんおこし・びんたおしは、各地区ごとにリレーでつないでいきます。

パン食い競争には、富小の子供たちも参加。小中学生の部、大人の部ともに吊り下げられたパンを口で挟むのに苦戦しながらもおいしいパンをゲットできたようです。

「あわてず急げ」・・・ボールをドリブルしながら、リレーでつないでいきます。

じゃんけん競走。なかなかじゃんけんに勝つことができず、何度もいすの周りを走っていた人もいました。

「やんちゃ子守」ボールをバウンドさせて背負った籠の中に入れるのにかなり苦戦。正に、ボールがやんちゃな子供だったようです。

百足競走リレー。各地区声を掛け合いながら、進んでいきます。ゴールは大接戦でした。

ボール運びリレーは各老人クラブの対抗戦でした。ボール配りリレーは、3つのボールを行きは小さな皿にのせ、帰りは回収して次の走者に渡します。

プログラムの最後は、地区混成リレーです。小学生チームから大人チームへとバトンをつないでいきます。選手の迫力ある走りに、地区ごとのテントも応援で大いに盛り上がりました。

快晴の秋空のもと(やや暑かったですが・・・)午前11時頃には閉会式を迎え、大きなけがもなく無事終了することができました。後片付けまで大変お世話になりました。

昨年度に引き続き、今年度も大盛況に終わった町民体育祭でした。このような地区あげての体育祭にたくさんの方が参加し、楽しい交流の場がこれからも続いていくことを願っております。

陸上記録会(5・6年)

10月4日(金)

雨によるグラウンドコンディション不良のため、延期となっていた陸上記録会。2日(水)の時点では、木、金と雨の予報が出ていて予備日の実施も無理かと思われていました。水泳記録会も熱中症予防から中止となり、子供たちの頑張りを発揮する場として何とか陸上記録会は実施したいという先生方の思いが通じて、グラウンドも実施できる状態まで回復し、当日午前6時はまだ弱い雨が降る中でしたが、実施を決断しました。朝から、体育主任や校長先生方で消えかけていたラインを引き直し、会場設営を行いました。すると、次第に雨も上がり、晴れ間まで見えるようになってきました。先生方がそろうとメンバー確認や各種目に分かれて役員の打ち合わせを行います。

 子供たちはというと、各学校それぞれに準備運動やウォーミングアップを行います。

 

開会式を終えると、まずは全員出場する100m走の競技が始まります。5年女→5年男→6年女→6年男の順に走りました。最後まで力を抜くことなく、一生懸命ゴールまで走りました。

 

次は、フィールド競技です。ソフトボール投げ、走り幅跳び、走り高跳びに分かれて同時進行で競技が進んでいきます。

 最後は、800m走です。フィールド競技が行われている間にウォーミングアップを行っていました。5・6年女子→5・6年男子の順に競技が行われました。短距離走に近いスピードで4周近く走るので、かなりきつかったと思いますが、各学校の応援席から大きな声援を受けて、全員最後まで走り抜きました。

 今年は、残念ながら新記録は出ませんでしたが、みんな「あきらめない心」で最後まで力を尽くして頑張った陸上記録会となりました。この頑張りは、今後自分に対する自信となり、いろいろな場面で生かされていくことと思います。平日にもかかわらず、たくさんの方が応援にかけつけてくださいました。本当にありがとうございました。

町民体育祭に向けて ~運動場整備~

9月29日(日)

10月6日(日)の富岡地区町民体育祭に向けて、運動場整備が行われました。午前7時開始だったのですが、6時過ぎから草刈りをしてくださっている方もいらっしゃいました。この日は地域の方、保護者の方、そして子供たちと100名以上の方が参加され、刈り払い機で草を刈る、草刈り鎌でしつこい芝を引き抜く、刈った草を集める・・・それぞれの仕事を汗だくになりながら頑張ってくださいました。

おかげで、1時間もすると運動場も見違えるほどきれいになり、予定していた時間より早く終了することができました。富岡地区の団結力の強さを感じました。また、子供たちが、保護者の方だけでなく地域の方々と一緒に作業をする光景はとてもいいものだなと思いました。きっと6日の町民体育祭は大いに盛り上がることでしょう。(天気がちょっと心配ですが…)

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

 

1年生に楽しんでもらうために ~2年生活・おもちゃのまちづくり~

9月27日(金)

2年生の教室をのぞいてみると、生活科の学習が行われていました。黒板には、「1年生をおもちゃのまちにしょうたいしよう」と書かれていました。10月に1年生を招いて手作りのおもちゃやゲームで楽しむ計画をたてているそうです。1年生の人数にあわせて5種類のおもちゃ・ゲームコーナー(ダーツ・魚つり・ボーリング・とことこ車・ビュンビュンカー)を考え、分担して準備を進めていきます。9月末までにおもちゃやゲームを完成させようと、どのグループも友達と協力しながら頑張っていました。おもちゃだけでなく、すてきな景品もできあがっていました。

おもちゃやゲームができあがると、これから1年生に楽しんでもらうために遊び方を工夫したり、招待状をつくったりと準備を進めていく予定です。昨年は、招待される側だった2年生が、1年生のために話し合ったり、準備したりする姿を見て、立派なお兄さん・お姉さんに成長しているなと感慨深いものがありました。きっと、10月にすてきな「おもちゃのまち」が開催されることでしょう。2年生のみなさん、頑張ってくださいね!

水俣に学ぶ肥後っ子教室(5年)

9月26日(木)

苓北町内4小学校の5年生は、2台のバスに分かれフェリーを使って水俣を訪問しました。「水俣に学ぶ肥後っ子教室」です。この「水俣に学ぶ肥後っ子教室」は熊本県内全ての5年生が水俣に行って学ぶ学習です。社会科で公害を学習する5年生が、実際に水俣市を訪問し、水俣病資料館や環境センターなどで公害被害から環境再生へと立ち上がる水俣の姿を学んでほしいという願いから2011年度から始まりました。

午前6時15分。体育館に富岡小学校5年生がそろいました。担任の先生から説明を受けた後、いよいよバスに乗り込みます。朝早くからお家の方も大勢見送りに来てくださっていました。

午前7時50分、牛深港に到着。4校の5年生がそろったところで出発式を行いました。各学校の代表が、今から始まる「水俣に学ぶ肥後っ子教室」のめあてを発表しました。

出発式を終え、フェリーに乗り込み、水俣へ。フェリーの中では、集団宿泊教室で仲良くなった4校の5年生が、学校の垣根を越えて一緒に海風にあたったり、客室内でおしゃべりをしたり、楽しい時間を過ごしていました。

午前10時過ぎ、予定通りに水俣に到着。まずは、水俣病情報センターで語り部の方の講話を聞きます。とてもお話が分かりやすく(実は、語り部の方は夏休みに本校職員が研修を受けた方だったのです)子供たちの心に響くものがありました。子供たちは、しおりのメモ欄が足りなくなるくらい、たくさんメモをとって真剣な表情で聞いていました。(語り部の方の写真掲載はNGなので開始前の様子しかお伝えできませんが・・・)

講話が終わり、館内を10分ほど見学し、外に出て5年生全員で記念撮影を行いました。

そして、お楽しみの昼食の時間。外が暑かったので室内で昼食をとることになりました。朝早かったので、みんなお腹がすいていたようであっという間にお弁当を食べてしまいました。

 

 お弁当を食べ終わった子供たちは、班ごとに環境センターにあるいろいろなコーナーを回り、体験ゲームを楽しんでいました。午後からは、環境学習です。クイズを交えながら地球温暖化、CO₂排出実質ゼロ(ゼロカーボン)に向けた取組などについて分かりやすく説明してくださいました。子供たちも、環境のために自分がどんな取組をしていくか決めてシートに書き込んでいました。是非、実行していってほしいと思います。

最後に、水俣病資料館に移動し、語り部の方のお話を思い出しながら、展示してある資料を写真におさめたり、メモをしたりして水俣病についての理解を深めました。

水俣での学習を終え、帰路につきます。行きと変わらず、フェリーの中もみんな楽しそうでした。牛深港に到着し、解散式を行いました。各学校の代表が一日の学びを発表しました。

 

解散式が終わると、志岐小、坂瀬川小の友達に別れを告げ、都呂々小の友達とともにバスで学校に向かいます。帰りは、きっと子供たちは疲れてみんな爆睡だろうと思っていたのですが、寝ている子はほんのわずかで、〇〇ランキング発表など、都呂々小学校の友達も巻き込みながら大盛り上がりのバスの中でした。そして、午後6時、富岡小学校到着。たくさんの保護者の方、先生方、器楽部の子供たちに出迎えてもらいました。

朝早くからのお弁当作りや送迎等、保護者の皆様には大変お世話になりました。子供たちは、水俣での学びを知識だけに終わらせず、心で受け止め、これからの生活にどうつなげていくのかを、これからの学習できっと深めていってくれることでしょう。半年後は、最高学年となる5年生の子供たちが、学びを生活に生かして素晴らしい富岡小学校のリーダーへと成長していくことを大いに期待しています。

陸上記録会に向けて・・・

9月25日(水)

10月2日(水)の陸上記録会に向けて、5・6年生の練習が本格的に始まりました。先週までは、朝から夕方まで、暑さ指数(WBGT)が31℃をこえることが多く、体育の授業はもちろん練習もほとんど外ではできない状況でした。今週になってようやく外で運動できる暑さ指数になってきました。この日は6時間目、5・6年生合同の体育でした。

まず、走力を高める運動を行い、100Mのタイムを測定しました。100M全力疾走・・・といいたいところですが、あまり走り込んでいない子にとっては100Mはとても長く感じ、ゴール付近では失速していたようです。本番では、失速してしまっても、遅くなってしまっても、最後まであきらめず、ゴールまで走り抜けてほしいと願っています。

6時間目が終わると、5・6年生担任以外の先生方も運動場に集まり、今度は種目別に分かれての練習です。

走り高跳び。今年度は、標準記録をこえていないと出場できないため、富岡小学校からは2名の参加となります。

ソフトボール投げ。記録をとった後は、より遠く飛ばすためにキャッチボールで肩を鍛えていきます。

800m走。800mは、中長距離種目ですが、かなり短距離色の強い走りとなるのできつい種目と言われます。全力で走ったり、ゆっくり走ったりを繰り返しながら少しずつペースを上げていく練習を行っています。

最後は、走り幅跳び。20㎝×120㎝の踏み切りラインをこえてしまうと、記録とならないのでみんな足をあわせるのに苦労していました。着地は「ん」の形になるよう友達同士で見合い、アドバイスし合いながら練習しています。

本番まで、あと数回の練習ですが、自己ベストが出せるよう、自分の力を信じて頑張ってほしいと思います。

応援も、どうぞよろしくお願いします。

 

 

あいさつ運動 ~秋の交通安全運動実施中~

9月25日(水)

今朝は、あいさつ運動でした。現在秋の交通安全運動も実施中(9月21日~30日)で、あいさつ運動の当番の方だけでなく、交通安全の呼びかけのための地域の方も加わり、子供たちの登校を見守っていただきました。子供たちも元気に挨拶を行っていました。

秋の交通安全運動では、反射材用品の活用や安全な横断方法、ライト点灯や自転車等のヘルメット着用が重点取組事項となっているようです。子供たちも、交通ルールを守り、交通事故ゼロで元気に過ごしてほしいと願っています。

親子でサップ体験 ~1年・学年レクレーション~

9月23日(月)

この日、富岡海水浴場でサップ体験イベントが行われ、1年生の学年レクレーションとして親子でサップを楽しみました。サップ・SUPとは、正式名称で「スタンドアップパドルボード(Stand Up Paddleboard)」というウォータースポーツの一種です。ボード(板)の上に立ちパドル(水かき)を使って水面を漕ぎ進んでいきます。体験の前に、参加者全員で砂浜に落ちているゴミを拾うクリーンタイム。ビニルや木切れなど子供たちもたくさんゴミを拾っていました。

クリーンタイムが終わると、いよいよ救命胴衣を身に付け、サップについての説明を聞きます。まずは、子供たちからチャレンジします。子供たちは、一人ずつインストラクターの方と一緒にボードにのり、行きは恐る恐るパドルを漕いでいましたが、帰りはすっかり慣れて、立ち上がってボードを漕ぐ子も・・・帰り着いたとき、みんな口々に「楽しかった!」「もう一回乗りたい」と生き生きした表情でお家の方に話していました。

  

子供たちが終わると、次はお父さん・お母さんたちの番です。子供たちは・・というと、海に飛び込み、みんなで楽しそうに遊んでいます。しかし、お家の方が折り返しで帰ってくるときは、みんなで「がんばれ~」と大きな声援をおくっていました。

夏休みから天候不良のため延期になった1年・学年レクレーションでしたが、秋の爽やかな風が吹く海で、親子で楽しい体験ができ、最高の思い出ができたことでしょう。子供たちのにこやかな笑顔が印象的でした。お世話いただいた学年委員の皆様、ありがとうございました。

子供たちの学びを深めていくために・・・

9月20日(金)

1月18日(土)開催予定の九州学びの会研究大会(富岡小学校公開授業・講演会)に向けて、子供たちが自分たちで学び合いながら一人一人の学びを深めていく授業に取り組んでいます。教師の出番をできるだけ減らし、子供たち同士がかかわり合いながら学びを深めるにはどうしたらよいのか、子供たちが意欲的に自分たちで問題解決を進めていくにはどのような課題(共有の課題・ジャンプの課題)が適切なのか、先生方も話し合い、悩みながら試行錯誤の毎日です。この日、鹿児島大学の講師の先生、大学院生が本校を訪問され、子供たちの学び合いの様子を見ていただきました。

まず4時間目は、2年生→1年生→たんぽぽ学級→3年生の授業を参観。

5時間目は、6年生→4年生→5年生の順に授業を見ていただきました。

全ての学級の授業を参観後、お二人の先生が各学級の授業の様子についての気付きを丁寧に説明してくださいました。研究主任も参加し、本校の校内研修で悩んでいることなどについてお話しすると、的確なアドバイスもいただきました。時間の都合上、先生方は全員参加することができなかったので、動画を撮影し、後で確認を行いました。

子供たちの学びを深めるために、先生方も悩みながら、いろいろな方法を試しながら、研究を進めています。この日は、いろいろなアドバイスをいただいたことで、研究もかなり前進したような気がします。講師の先生方、ありがとうございました。

教育実習 総まとめの一日

9月19日(木)

9月9日(月)から始まった教育実習も、早いもので明日が最終日・・・本日は、実習の総まとめとして、一日学級担任として授業をしたり、給食・掃除などの指導を行ったりしました。朝からは、クリーンタイムが行われ、3年生の子供たちに指示を出しながら一緒に運動場の草引きを頑張りました。2時間目は、算数の授業。デジタル教科書もしっかりと使いこなしながら、あまりのあるわり算の指導を行いました。

そして、3時間目は先生方にも見ていただいた道徳の授業。実習生とは思えないほど、落ち着いて(きっと内心はかなり緊張されていたのかもしれませんが)、子供たち一人一人の意見を大切にしながら、「がんばることのよさ」について心に響く授業を進めていかれました。

授業の最後に、子供たちが頑張っている様子をおさめた写真を紹介され、子供たちもとてもうれしそうな表情でした。きっと、今頑張っていることをもっと頑張ろうと意欲を高めたことでしょう。

給食の時間は、前にいる実習生の先生と楽しく会話をしながら、おいしそうに食べていた子供たちでした。

今日一日、立派に担任業務をこなされた実習生の先生、明日はいよいよ教育実習最終日です。富岡小学校で子供たちと素敵な思い出をつくってくださいね。

 

クリーンタイム

9月12日(木)

朝からのクリーンタイム、3年生以上は、運動場の草引きを行いました。いよいよ翌週から10月2日(水)に予定されている陸上記録会に向けての練習が始まります。10月6日(日)には、富岡地区の町民体育祭も予定されています。5・6年生が練習を頑張れるように、地域の方々が気持ちよく使っていただけるように、晴れ続きで根をはって抜きにくくなっている草に苦戦しながらも一生懸命取り組んでいました。

1・2年生は、花壇の雑草の草引きです。ひまわりも元気に育っています。花壇の草引きが終わると、その周りの草引きも頑張っていました。

昨年は、かなり草が生えていて教育委員会や地域の方にもお手伝いいただきました。今年は、子供たちも学校のため、地域のためという意識をもち学校をきれいにしようと頑張っています。しかし、子供たちや職員が草を刈ったり、抜いたりしても植物の生命力はすごいもので、すぐに草は伸びてくるので、これからも頑張り続けたいと思います。

※29日(日)は朝7時から、町民体育祭に向けての運動場整備が予定されています。保護者、地域の皆様大変お世話になります。

文字の姿・形を目で追いながら ~5年・毛筆指導~

9月11日(水)

文化展毛筆の部の作品完成に向けて、苓北町の毛筆指導の先生が、9月は2時間続きでご指導くださっています。先週は6年生、この日は5年生の授業でした。いつものように「お習字の教え」をみんなで復唱し、黙想で心を整えます。そして、先生のお話。まず、紙をきちんと折って練習することの大切さについてお話しになりました。紙を縦に折ることで「文字の中心をそろえる」、横に折ることで「文字の大きさをそろえる」をより意識して書くことができるそうです。また、5年生の課題「成長」はどちらも、書き順を間違えやすい文字です。書き順が決まっているのは、文字をはやく、美しく書くため、それ故書き順をおろそかにしてはきれいな文字は書けないのです。 

一つ一つの文字の姿・形を手本をよく見て目で追いながら、書いていくことの大切さも子供たちに伝えられ、子供たちも真剣な表情で、手本とにらめっこしながら練習に取り組んでいました。

 1時間の練習が終わると、次の2時間目は、いよいよ清書です。3枚の清書にチャレンジし、その中でよくできた作品に名前を書いて提出します。2時間の授業で、ぐんと手本に近づいた作品ができあがっていました。

しかし、文化展毛筆作品の締め切りまで、まだ1ヶ月ほどあるので、学級でも時間をとって練習することと思います。毛筆指導の先生から教えていただいたことを忘れずに、さらにいい作品へと高められるよう頑張ってください。

2時間の活動を大いに楽しみました ~クラブ活動~

9月10日(火)

この日の午後は、4年生以上の児童による2時間続きのクラブ活動でした。今年度は、3つのクラブに分かれて活動しています。まずは、ものつくりクラブ。1学期は、スノードーム、スライム作りに挑戦し、今回はオレンジゼリー、ホットケーキづくりです。先生方から手順の説明を受け、あとはグループで協力し合いながらおいしいスイーツができあがりました。

次は、室内遊びクラブ。室内でできる遊び(トランプ、カルタ、折り紙、人生ゲームなど)をペアやグループで楽しみます。この日は、将棋にチャレンジしました。やり方を知らない子も説明書を見たり、友達に教えてもらったりしながら、2時間たっぷり将棋の世界に浸っていました。

最後の3つめのクラブは、スポーツクラブ。2時間続きのクラブ活動の時は、2種類のスポーツゲームを楽しみます。熱中症に気を付けながら、教育実習生も一緒にサッカーやキックベースボールを楽しみました。

クラブ活動は、残り2学期に2回、3学期に1回です。共通の興味・関心をもって集まった仲間同士、学年の枠を越えて、なかよく楽しく充実した活動にしていってください。

リクエスト給食

9月10日(火)

7月に、リクエスト給食(学級でリクエストしたメニューが給食の献立として出されます)券をかけたチャレンジ(残さい調べ)が2週間実施され、各学校1位だった学級の希望メニューが9月から登場しています。9月は、志岐小と富小からのリクエスト給食です。この日は、見事1位を獲得した富岡小学校1年生のリクエスト、メニューは、オムライスでした。チキンライスはあっても、卵がのせてあるオムライスはめったに給食で出てこないので1年生はもちろんのこと、他の学級の子供たちも大喜びで食べていました。

10月は、残りの坂瀬川小、都呂々小、苓北中のリクエスト給食です。12月にまた、リクエスト給食券をかけたチャレンジが実施されるそうですので、次こそ1位を取って希望のメニューが給食に登場するといいですね。

教育実習 がんばっています!

9月10日(火)

9月9日(月)~20日(金)までの2週間、富岡小学校では教育実習生が先生になるための勉強(教育実習)を頑張っています。本校の卒業生でもあります。この日は、校長と一緒に各学級の授業の様子を見て回りました。たんぽぽ学級では、1年生が色の名前を確かめ、いろいろな色で線をなぞったり、枠からはみ出さないよう気を付けながら色を塗ったりしていました。1年生は国語、元気な声で一人ずつ音読を披露しました。

 6年生は、タブレットを使って教科書の2つの文章を色分けし、推敲の良さを見つけていました。ICTを活用した授業で、子供たちのレベルの高さに実習生の先生も驚かれていました。2年生は、身の回りにあるポスターや看板などからどんな情報を伝えているのかについて考えていました。

 5年生は社会、グループで協力し合いながらいろいろな資料から水産業の変化について読み取れることを調べていました。4年生は、外国語の授業でした。グループに分かれてのゲームもとても楽しそうでした。

 最後は、3年生、理科の授業を参観しました。植物の育ち方を学習です。植物が枯れた時の様子を、実習生の先生の前で思い切り体で表現しました。かわいらしい子供たちの姿に、先生も思わず目を細めていらっしゃいました。

おもに、3年生の教室で実習を行っていらっしゃいますが、ほかの学級の子供たちも、若くて優しい実習生の先生が大好きで、休み時間は自然と先生の周りに子供たちが集まってきます。昼休みも一緒に遊びたいところですが、このところWBGT値(暑さ指数)が高く、外遊びが思うようにできず、朝の時間に一緒にサッカーをして(なんと30人が一緒にゲームをしていました)楽しんでいました。

 毎日子供たちとしっかり向き合いながら、一生懸命頑張っていらっしゃいます。富岡小学校での2週間で、子供たちと素敵な思い出をたくさんつくり、「先生になりたい」という気持ちがさらに強くなればと願っています。

 

おいしいお米が届きました

9月6日(金)

5年生は、水土里ネットの方々のご協力のもと、志岐小学校の子供たちと一緒に4月に田植え、8月に稲刈りを行いました。そのお米が学校に届き、昼休みに贈呈式が行われました。うるち米、もち米2俵ずついただきました。貴重な経験をさせていただいただけでなく、おいしいお米まで届けてくださり感謝の気持ちでいっぱいです。おいしくいただかせていただきます。ありがとうございました。