東小の日常風景

2023年6月の記事一覧

小5集団宿泊教室

 本日(6/30)までの2日間、5年生は南小(37名)と連合で、菊池少年自然の家に行きました。この集団宿泊教室の目的は、子どもが自然体験等を通じて、“知識”と“体験”をつなぎ“生きて働く力”を身に付けることや自己肯定感を高めることにあります。従って、“体験学習を沢山積んだ子どもは、学力も高い”という結果も出ています。

 あいにくの雨。予定していた沢登り等のアクティビティは体験できませんでしたが、通常よりも2つも多くの活動を追加して楽しむことができました。また、雨の間隙(かんげき)を縫って、夕飯後にはみんなで“山歩き”もしました。(※臨機応変に対応いただいた菊池少年自然の家の所員の方には感謝しかありません。)

 今回、東小と南小の子どもたちにはいくつもの共通点が見られました。

 1つめは、夕飯の“カツカレー”に歓喜が湧いたこと。

 2つめは、“ニジマスつかみ&調理”を精一杯楽しみ、大切な命をいただいたこと。

 3つめは、どのアクティビティも心から楽しんでいたこと。 等々

 これから、南小とは、水俣に学ぶ肥後っ子教室なども一緒に行きますが、更に仲良くなり、修学旅行や中学校へつなげたいと思います。

  

ニジマスを“捕まえ”“炭で焼いて”“みんなでいただく”

 

 盛り上がったアクティビティ  山歩き

 

ねじばな 最後に挨拶

ニコニコ集会

 本日(6/28)、ニコニコ集会をしました。

 この集会では、①教材での学び、②そこで考えたこと、③自分自身のことを、各学年が発表します。他人(ひと)事ではなく、自分事とした会となり、とても温かな気分になりました。

 子どもたちの感想は、次のようなものがありました。

「1年生は、自分のことを素直に言えていて素晴らしかった。」

「2年生は、自分の悪いところを認め、変わりたいというのが凄い。」

「(3・4年生の発表から)自分の気持ちを伝えることは大切だと思った。」

「(5・6年の発表から)おかしさに気づくことが大切と思った。」

大切なのは、これからの生活です。更に、楽しい学校になっていくことを期待しています。

  

人権教育主任の説明 歌“にじ”

 

  小1     小2

 

 小3・4    小5・6

CMを作ろう!~笑顔いっぱい~

 昨日(6/25)、劇団きらら(代表:池田さん)の5名の方々をお迎えして、3年生以上の児童は演劇ワークショップを体験しました。

 今回のテーマは、“CMを作ろう!”です。

 5つのチームに分かれ、チラシをもとにCM作りをしました。某ハンバーガー店や葬儀社、扇風機、ピザやそうめんの販売のCMです。自分たちのアイデアで、面白いCMに仕上げます。

 中間発表。「ムリムリ。おぼえてねーッ。」

 自信なさげな子どもたちも、他のチームの発表を見て俄然やる気に火が付きました。発表会(本番)では、とても面白い力作が揃い、笑顔が溢れました。発表ができた充実感、発表を聞いてくれた満足感など味わいました。子どもの感想は、次のようなものがありました。

「ミスも笑いに変えていたのが良かったです。楽しかったし、すごいと思った。」

「ちょっと緊張したけど、発表できて楽しかった。」

 池田さんからは、“チームワークを大切にして作っていた”ことや“他の人の発表を興味を持って見ていた”ことを褒めていただきました。

 演劇のプロの皆さんは、凄い方ばかりでした。とても貴重な学びとなりました。お世話になりました。

 

CMクイズ   CMづくり

 

扇風機のCM 葬儀社のCM

建具工事

 本校の校舎は、50年を超す歴史があります。当然建具も古くなっているため、常に少しずつ改修をしています。そして今回は、放送室と資料室のドアを交換していただきました。カンナとノミを使い、最終調整をされる建具屋さんの技術に感心しました。

     

さすが!プロの技  after(完成)

 また、校内のロッカーや廊下の柱等については、以前お伝えしたように校務の先生に、綺麗に塗っていただきました。ささくれもなくなり、安心して使えるようになりました。そして今回は、低学年の流しを塗っていただきました。清潔感のある水色と白色で仕上げていただき、流しを使用する子どもたちの笑顔も増えたように思います。校務の先生には頭が下がります。

 清潔感アップ!笑顔いっぱい!

野菜などの生長

 本校では、6月に入り野菜の苗植え、芋の苗植え、そして田植えなど、多くの体験活動を実施してました。

 そして大切なことは、野菜や芋、稲の生長の観察とお世話です。野菜は直ぐに実がなることもあって、子どもたちの関心が比較的高いと言えます。

 優しい1年生は、自分で育てているアサガオに声をかけています。2年生も、毎朝水やりをしています。その他の学年の子どもたちもです。

 “植えること”や“収穫すること”は、とても楽しいです。また直ぐに収穫できるものについては、関心が高いと言えます。大人もそうですが、関心は個人差があることは確かです。

 しかし、その楽しさを知ったら、自らお世話をするようになります。当番ではなく、自発的にです。このような野菜や稲作等の観察やお世話を通じて、子どもたちには豊かな心を育んでいきたいと思います。

 なお、昨日(23日)の放課後には、先生方が芋畑の通路にマルチを張っていました。梅雨明けや夏休み明けに、苗が草に覆われないためです。こういった先生方の裏方としての取組に、校長として頭が下がります。東小の先生方は、とても素晴らしいということも一言お伝えいたします。

 マルチで覆われた芋畑の通路

風の子教室

 先日(6/23)の熊本の新聞の朝刊に、本校の“風の子教室”の記事が掲載されました。

 本校の“風の子教室”は、9年前(平成26年12月)、優れた学校支援活動や学校・家庭・地域への多大な貢献が認められ、文部科学大臣表彰を受けています。(※このような団体を有する学校は珍しく、本校の宝です。)

 そして今回は、本町在住の台湾出身の方から、台湾の暮らしなどについてお話しいただいたようです。国際社会に羽ばたいていくであろう子どもたち。その礎をこの自然豊かな大津町で育んでいけることをうらやましく思います。

 風の子教室の皆様。たいへんありがとうございました。

※写真は掲載できません。県内情報満載の新聞でご確認ください。

学校経営訪問

 昨日(6/23)、吉良教育長様をはじめ、大津町教育委員会の方々7名をお迎えして、学校経営訪問がありました。

 本校の教育課題や実践の現状を説明した後、それぞれの授業の様子を参観いただきました。教育委員会からは一定の評価とともに、とても参考になるアドバイス(指導)を賜りました。新たなアイデアに溢れ楽しく、子どもファーストの学校づくりをしていこうと、職員も志を新たにしたところです。

 校長先生の説明

ICT活用

 今朝(6/21)の朝自習時間は、ICT活用の時間でした。

 20分程度でしたが、みんな集中してICTを使っていました。1年生はアサガオ観察記録作りを、2年生以上はタイピングをしていました。

 

  1年生     2年生

 

 3・4年生    5・6年生

みつばち文庫寄贈

 本日(6/20)、みつばち文庫から8冊の本が寄贈されました。

 これは、図書室の先生が公募で応募し、今回見事に当選したものです。このみつばち文庫のチラシには、このようなことが書いてあります。

「子どもたちが本を読むことは、種をまくことに似ているように思います。それは、命を育てることを学び、他者を慈しむ心を育て、未来への想像力を身に付けることに繋がるからです。」

 正しくその通りです。子どもたちには、多くの本と出会って、心を耕して欲しいと期待しています。

地震避難訓練

 本日(6/20)、地震を想定した避難訓練をしました。

 放送の後、運動場に集まります。その完了までにかかった時間は、1分48秒。“命を守る”ための、とても立派な行動がとれました。(※昨年、11月に実施した際は1分57秒でした。)

 子どもたちは、「押さない・走らない・喋らない・戻らない」の“お・は・し・も”の4つの約束を守り、避難できました。天災は当然起こらない方がよいに決まっています。いつか、どこかで出くわした時も、今回の備えを活かして欲しいと思います。

 防災主任のお話を聞く子どもたち