学校生活

2021年6月の記事一覧

晴れ渡る空 透き通る水 「プール開き」

低学年の水遊び

待ちに待った「プール開き」が今日の午後行われました。

八竜小のプールが使用できない状況にあるため、今年度は八代市民プールをお借りしての水泳学習です。

1・2年生は小プールで、3年生以上は25mプールで今年初めてのプールを楽しみました。

中学年の水慣れ高学年は伏し浮きからクロール

八代市教育委員会、市スポーツ振興課そしてスクールバスのドライバーさんなど、たくさんの方々のおかげで、水泳学習ができることに感謝して、一回一回の授業を楽しみながら、かつ「命を守る大切な授業」として取り組んでいきます。

 

命と防災を考える集会

大塚教授による心のサポート授業

今日の3校時、令和2年7月豪雨災害からもうすぐ一年を迎えるにあたって、全校児童で「命と防災を考える集会」を行いました。

まず、全員で犠牲者の方々等への黙祷を行いました。

その後は、熊本大学教職大学院の大塚芳生教授をお招きして、「心のサポート授業」を行っていただきました。

大塚先生は、県立教育センター勤務時、H28熊本地震やH30広島豪雨災害の際、災害支援チームとして現地に赴き、子供達や学校の支援にあたってこられました。そして県教育委員会発行「防災教育と心のケアのハンドブック」作成にも関わってこられています。

今日は授業形式で、「いらいらするとき」「不安を感じたとき」などアニバーサリー反応を想定して、心のケアの対処法を子供達に考えさせる内容でした。子供達からも積極的に意見が出されとてもよかったです。

そして、ストレス対処法として「イメージ呼吸法」「肩リラックス法」を教えていただきました。本校の「心のケアタイム」でも取り組んできたことでしたので、より専門的なアドバイスをもらい、子供達も真剣に取り組む姿が見

られました。

肩リラックス法を試しています

最後には、子供達からたくさんの感想発表も出され、有意義な集会となりました。

大塚教授ご多用な中、八竜小の子供達のために本当にありがとうございました。

 ※今日の「心のサポート授業」の動画を、後日「動画コーナー」にアップします。他の学校でも視聴できる許可を

  大塚教授からいただいていますので、多くの学校でご活用ください。

 

昼休みミニシアター「早木先生の読み聞かせ」

二回目となる早木先生の読み聞かせ

今日は、少しぐずついた天気でしたので、図書館教育支援員の早木先生が、昼休みに二回目となる「読み聞かせ」を行ってくださいました。

まず、1冊目は「ちゅうちゅう どっちかいな?」。タコの手品に引き込まれて、みんながどんどん集まってきました。

みんなが集まり集中してきたところで、2冊目は「11ぴきのねこ」。そして3冊目は「いいから いいから」という楽しい話で、知っている子供達もけっこういました。

そして最後は、先生達もお待ちかねの「パネルシアター」でした。今日は「かたつむり」でした。あじさいの花に隠れているかたつむりが長い列をつくって登場してくるので、引き込まれていったみんなは自然に「でんでんむしむし かたつむり」を口ずさんでいました。

梅雨の時期にピッタリの楽しいミニシアターでした。

※今日の早木先生の読み聞かせ・パネルシアターの動画を、八竜小ホームページ→学校からのお知らせ→家庭学習コーナー→動画コーナー にアップしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ともだち100人プロジェクト 31/100人目

広安西小のみんなと交流クイズで大盛り上がり

本日、益城町立広安西小学校1年1組の皆さん28人と、本校にいなさん・みゆさんが生活科の学習で「リモート交流学習」を行いました。

それぞれの学校では生活科の学習「がっこうたんけん」が行われましたので、その学習のまとめとしてそれぞれの学校の良さを発表し合いました。

八竜小の発表に、広安西小のみんなが次々に感想や質問をしてるれるので、本校の二人は圧倒されながらもとても嬉しそうでした。

また、本校からのクイズ「運動場によく来る動物は何でしょうか?(答え:鹿)」「八竜小にはスクールバスが何台あるでしょうか?(答え:6台)」「5月の運動会で優勝したのは赤団でしょうか白団でしょうか?(答え:赤団)」がとても盛り上がったのも二人は大満足のようでした。

「お互いの学校のよさを探そう」という学習のめあても達成できた、いい交流学習ができました。広安西小の皆さんこれからも交流をよろしくお願いします。(2組・3組・4組のみんなと今後交流する予定です。)

ともだち100人プロジェクト これで 31/100人 となりました。

「水色が咲きました」アサガオ開花

水色が咲きました!

1年生生活科で育てている「アサガオ」。今朝、にいなさんの鉢にも一輪開きました。「水色が咲きました!」とうれしそうな笑顔で報告してくれたにいなさんでした。

3つの鉢とも咲きました

これで、にいなさん、みゆさん、宮本先生、三人の鉢全部に咲きました。

観察記録表

教室の「観察記録表」も色々工夫してありました。「咲いた花の数」はシールではなく「折り紙の花」でした。手先も器用になります。また、一番いいなぁと思ったのが、「自分のアサガオに名前をつける」ということです。(みゆさん「きぬちゃん」、にいなさん「ばぶちゃん」)生き物と同様、植物にも名前を付けるとそれだけ愛着がわき、大事に育てようという心情が育ちますね。宮本先生、勉強になりました。

子育て・教育の町さかもとを大事に「保小連絡会」

1年生「算数」の参観2年生「音楽」の参観

昨日24日(木)の午後は、あさひ森の保育園、川岳保育園、真愛保育園、わかあゆ保育園の四園と八竜小との連絡会が行われました。

昨年度は、新型コロナや豪雨災害もあり、二年ぶりの実施となりましたので、1年生と2年生の授業を参観していただきました。1年生は数字カードを使った算数、2年生は「輪唱」の発表にのりのりだった「音楽」でした。保育園の先生方も、子供達の成長ぶりにとても喜んでおられました。

授業参観後の連絡会では、人口減少・人口流出により園児・児童数が少なくなることへの不安・課題もありますが、この自然環境豊かな坂本の地は「子育て・教育の町」であることを再確認できました。今後も、四園と小学校で連携を深めていきたいと思います。

VS 鹿 ラウンド2

3年生枝豆が無残な姿1・2年生からいもの葉がなくなっています

火曜日の朝、学級園の野菜に異変が起きているのに子供達が気づきました。

3年生の枝豆、1・2年生のからいもの葉っぱがなくなっています。

犯人は・・・

犯人の足跡がしっかり

そう「鹿」です。花の苗の後は、美味しい野菜をねらってきました。

ネットでは高さが不十分だった心配が的中しました。鹿もさるもの、ネットの上から首を突っ込むことを考えついたようです。

鹿よけテープ設置

対策として、鹿よけに色と音で効果があると言われている「ピンクテープ」を設置しました。これから夏野菜の収穫時期を迎えますので、なんとかこれで鹿被害を防止できることを願っています。

 

もしこれでもだめなら・・・ 八代農業高校泉分校の生徒の皆さん、ぜひ助っ人お願いします!

アニバーサリー反応に備えて「心のストレッチ」

今日の「心のケアタイム」、養護教諭西本先生から示されたプログラムは「心のストレッチ」でした。

間もなく発災から一年を迎えようとして、心配なのは「アニバーサリー反応」です。

それを想定して自律神経のストレス解消のためのリラックス方法を身に付けるのがねらいです。

5・6年生は着座スタイルで脱力「自律神経」って何だろう?

5・6年教室では、田口先生から「自律神経」についての説明があり、人間の体の仕組みを学んだ後、着座スタイルでの脱力法や呼吸法を習得していました。

眠くなるくらい体が軽くなる

2年生東田先生は、伏臥スタイルでの脱力法と呼吸法を子供達に体験させていました。静かな空間で自分の体の感覚をつかんでいた子供達は、体が軽くなる感じとともに眠気まで生じていたようです。まさに「リラックス」です。

 

来週火曜日には、熊本大学教職員大学大塚芳生教授をお招きして、心のストレス解消法をさらに学びたいと思います。

青田を渡るそよ風

田植えの後の田んぼ

30度を超える暑い午後でしたが、八竜小は球磨川からの上昇気流が風を起こし、青田の稲苗を揺らしていました。

5年生の「田植え」が、JAやつしろの皆吉さん、山下さんのご指導のもと、本日行われました。

田植え初めてという人が多く、みんな説明を一生懸命聞いています。

JAやつしろ皆吉さんの説明

その後、全員で田んぼに入り、手植えで苗を植えていきました。はじめはおそるおそるでしたが、慣れてくると手つきも非常に上手になっていました。

横一列で植えていきます田植え綱の目印を探します

これからは、水の管理をはじめ観察をしっかり行い、大事に育てていきます。10月下旬の収穫「稲刈り」を楽しみにします。

 

道徳授業レポート➀ ポイントは「価値への方向付け」

食い入るように読む なのさん教材文に集中

本校の道徳教育推進教師である、3年生担任飯田先生の道徳授業を参観しました。

教材は「わたしのしたこと」、主題は「親切とおせっかい」です。

 

何にびっくりしたかというと、教材文を黙読する子供達の集中です。飯田先生の音読にそって、みんな身じろぎもせず文字を追っかけていきます。なぜ、ここまで教材文に引き込まれているのか? それは、導入の「価値への方向付け」だと思います。

 

めあては「親切とおせっかいのちがいについて考えよう」です。「親切とはどんなこと?」「おせっかいって何?」と投げかけることで、子供達はこれまでの自分の経験などから答えようとします。今日の学習はどんなことを考えるのか焦点化した上で、登場人物の二人を挿絵を掲示して紹介します。子供達はどんな話が待っているのか引き込まれています。

めあてから価値の方向付け

教材文を読んだ後の、登場人物二人の人間理解でも、色々な意見が発言されつぶやかれました。飯田先生はそれを丁寧に拾い板書していきます。自分の言葉で伝えていいんだという雰囲気が教室に満ちています。

自分の考えを発表

まず今日は、導入の「価値の方向付け」について書きましたが、他にも飯田先生の道徳授業から伝えたいことがたくさんあります。八竜小みんなの道徳授業レベルアップにもつながる「道徳授業レポート」をこれからも継続したいと思います。