学校生活

道徳授業レポート➀ ポイントは「価値への方向付け」

食い入るように読む なのさん教材文に集中

本校の道徳教育推進教師である、3年生担任飯田先生の道徳授業を参観しました。

教材は「わたしのしたこと」、主題は「親切とおせっかい」です。

 

何にびっくりしたかというと、教材文を黙読する子供達の集中です。飯田先生の音読にそって、みんな身じろぎもせず文字を追っかけていきます。なぜ、ここまで教材文に引き込まれているのか? それは、導入の「価値への方向付け」だと思います。

 

めあては「親切とおせっかいのちがいについて考えよう」です。「親切とはどんなこと?」「おせっかいって何?」と投げかけることで、子供達はこれまでの自分の経験などから答えようとします。今日の学習はどんなことを考えるのか焦点化した上で、登場人物の二人を挿絵を掲示して紹介します。子供達はどんな話が待っているのか引き込まれています。

めあてから価値の方向付け

教材文を読んだ後の、登場人物二人の人間理解でも、色々な意見が発言されつぶやかれました。飯田先生はそれを丁寧に拾い板書していきます。自分の言葉で伝えていいんだという雰囲気が教室に満ちています。

自分の考えを発表

まず今日は、導入の「価値の方向付け」について書きましたが、他にも飯田先生の道徳授業から伝えたいことがたくさんあります。八竜小みんなの道徳授業レベルアップにもつながる「道徳授業レポート」をこれからも継続したいと思います。