学校生活

平成29年度~

文字の姿・形を目で追いながら ~5年・毛筆指導~

9月11日(水)

文化展毛筆の部の作品完成に向けて、苓北町の毛筆指導の先生が、9月は2時間続きでご指導くださっています。先週は6年生、この日は5年生の授業でした。いつものように「お習字の教え」をみんなで復唱し、黙想で心を整えます。そして、先生のお話。まず、紙をきちんと折って練習することの大切さについてお話しになりました。紙を縦に折ることで「文字の中心をそろえる」、横に折ることで「文字の大きさをそろえる」をより意識して書くことができるそうです。また、5年生の課題「成長」はどちらも、書き順を間違えやすい文字です。書き順が決まっているのは、文字をはやく、美しく書くため、それ故書き順をおろそかにしてはきれいな文字は書けないのです。 

一つ一つの文字の姿・形を手本をよく見て目で追いながら、書いていくことの大切さも子供たちに伝えられ、子供たちも真剣な表情で、手本とにらめっこしながら練習に取り組んでいました。

 1時間の練習が終わると、次の2時間目は、いよいよ清書です。3枚の清書にチャレンジし、その中でよくできた作品に名前を書いて提出します。2時間の授業で、ぐんと手本に近づいた作品ができあがっていました。

しかし、文化展毛筆作品の締め切りまで、まだ1ヶ月ほどあるので、学級でも時間をとって練習することと思います。毛筆指導の先生から教えていただいたことを忘れずに、さらにいい作品へと高められるよう頑張ってください。

2時間の活動を大いに楽しみました ~クラブ活動~

9月10日(火)

この日の午後は、4年生以上の児童による2時間続きのクラブ活動でした。今年度は、3つのクラブに分かれて活動しています。まずは、ものつくりクラブ。1学期は、スノードーム、スライム作りに挑戦し、今回はオレンジゼリー、ホットケーキづくりです。先生方から手順の説明を受け、あとはグループで協力し合いながらおいしいスイーツができあがりました。

次は、室内遊びクラブ。室内でできる遊び(トランプ、カルタ、折り紙、人生ゲームなど)をペアやグループで楽しみます。この日は、将棋にチャレンジしました。やり方を知らない子も説明書を見たり、友達に教えてもらったりしながら、2時間たっぷり将棋の世界に浸っていました。

最後の3つめのクラブは、スポーツクラブ。2時間続きのクラブ活動の時は、2種類のスポーツゲームを楽しみます。熱中症に気を付けながら、教育実習生も一緒にサッカーやキックベースボールを楽しみました。

クラブ活動は、残り2学期に2回、3学期に1回です。共通の興味・関心をもって集まった仲間同士、学年の枠を越えて、なかよく楽しく充実した活動にしていってください。

リクエスト給食

9月10日(火)

7月に、リクエスト給食(学級でリクエストしたメニューが給食の献立として出されます)券をかけたチャレンジ(残さい調べ)が2週間実施され、各学校1位だった学級の希望メニューが9月から登場しています。9月は、志岐小と富小からのリクエスト給食です。この日は、見事1位を獲得した富岡小学校1年生のリクエスト、メニューは、オムライスでした。チキンライスはあっても、卵がのせてあるオムライスはめったに給食で出てこないので1年生はもちろんのこと、他の学級の子供たちも大喜びで食べていました。

10月は、残りの坂瀬川小、都呂々小、苓北中のリクエスト給食です。12月にまた、リクエスト給食券をかけたチャレンジが実施されるそうですので、次こそ1位を取って希望のメニューが給食に登場するといいですね。

教育実習 がんばっています!

9月10日(火)

9月9日(月)~20日(金)までの2週間、富岡小学校では教育実習生が先生になるための勉強(教育実習)を頑張っています。本校の卒業生でもあります。この日は、校長と一緒に各学級の授業の様子を見て回りました。たんぽぽ学級では、1年生が色の名前を確かめ、いろいろな色で線をなぞったり、枠からはみ出さないよう気を付けながら色を塗ったりしていました。1年生は国語、元気な声で一人ずつ音読を披露しました。

 6年生は、タブレットを使って教科書の2つの文章を色分けし、推敲の良さを見つけていました。ICTを活用した授業で、子供たちのレベルの高さに実習生の先生も驚かれていました。2年生は、身の回りにあるポスターや看板などからどんな情報を伝えているのかについて考えていました。

 5年生は社会、グループで協力し合いながらいろいろな資料から水産業の変化について読み取れることを調べていました。4年生は、外国語の授業でした。グループに分かれてのゲームもとても楽しそうでした。

 最後は、3年生、理科の授業を参観しました。植物の育ち方を学習です。植物が枯れた時の様子を、実習生の先生の前で思い切り体で表現しました。かわいらしい子供たちの姿に、先生も思わず目を細めていらっしゃいました。

おもに、3年生の教室で実習を行っていらっしゃいますが、ほかの学級の子供たちも、若くて優しい実習生の先生が大好きで、休み時間は自然と先生の周りに子供たちが集まってきます。昼休みも一緒に遊びたいところですが、このところWBGT値(暑さ指数)が高く、外遊びが思うようにできず、朝の時間に一緒にサッカーをして(なんと30人が一緒にゲームをしていました)楽しんでいました。

 毎日子供たちとしっかり向き合いながら、一生懸命頑張っていらっしゃいます。富岡小学校での2週間で、子供たちと素敵な思い出をたくさんつくり、「先生になりたい」という気持ちがさらに強くなればと願っています。

 

おいしいお米が届きました

9月6日(金)

5年生は、水土里ネットの方々のご協力のもと、志岐小学校の子供たちと一緒に4月に田植え、8月に稲刈りを行いました。そのお米が学校に届き、昼休みに贈呈式が行われました。うるち米、もち米2俵ずついただきました。貴重な経験をさせていただいただけでなく、おいしいお米まで届けてくださり感謝の気持ちでいっぱいです。おいしくいただかせていただきます。ありがとうございました。

優しい心、笑顔で接すれば・・・~3年認知症サポーター講座~

9月6日(金)

2、3校時、図書室で社会福祉協議会、役場の方4名をお招きして、3年生の認知症サポーター講座が行われました。

認知症という言葉を知っている、聞いたことがあると答えた子供は、13名中2名。そこで、ちびまる子ちゃんの家族の例などをあげながら認知症について分かりやすく教えていただきました。おじいちゃん、おばあちゃんのように年をとることで体に変化が起こり、その中でかかりやすい病気の一つが認知症であること、認知症は脳の病気だけど、こわい病気ではない、でも分からないことが多くなって不安な気持ちになり投げやりになったり、怒りっぽくなることもある、そのことでますます病気が進む、しかし周りの助けがあれば心が穏やかになってできることが増えることもある・・・など、子供たちの心の中にもすっと入っていき、真剣な表情でお話を聞いていました。

また、認知症の方に言ってはいけない言葉(「さっきも言うたろ」「はよせんね」「何ばしよっと」「何でわからんと」)や話しかけるときのポイント(前から、笑顔で、ゆっくりと、わかりやすい言葉で、短い文章で、優しい態度で)、3つの「ない」(いそがせない、おどろかせない、心をきずつけない)が大切ということについても教えていただきました。寸劇「おばあちゃん どうしたの?おサイフがない!」もあり、認知症の方にどう接していくといいかしっかり考えていました。

前半の部の最後では、認知症予防にもなる手遊びや数を探していくシートにチャレンジし、休み時間の間もそのまま取り組んでいる子もいました。

後半の部は、いろいろな場面から自分だったらどうするかをグループで意見を出し合い、発表し合いながら前半の部で学習したことを深めていきました。

学習を終えた後、子供たちは「認知症サポーター」として認定され、オレンジのバンドやカードなどが渡されました。認知症サポーターは、病気のことを正しく知って認知症の方の応援者になることだそうです。

きっと、富岡小学校3年生の子供たちは、これから認知症サポーターとして、認知症の方ばかりでなく、自分の周りの人に優しい心で、笑顔で接しながら活躍していくことでしょう。子供たちのためにすてきな心の学びの時間を与えてくださった社会福祉協議会の皆様、ありがとうございました。

 

 

 

同じ富岡に学ぶ先輩の姿を通して ~ようこそ先輩~

9月6日(金)

朝の時間を使って、毎年恒例の「ようこそ先輩」が実施されました。これは、特色ある教育活動を進める県立拓心高校マリン校舎の生徒さんたちが、「学校のこと・自分たちが学んでいること・将来に向けて」等の内容で、話をしてくださるものです。今年度は、マリン校舎2年の生徒会長と副会長の生徒さんが来てくださり、4年生以上の子供たちが参加しました。

まずは、学校の説明から。マリン校舎にある学科(普通科総合コース、海洋科学科海洋航海コース、海洋科学科栽培・食品コース)についてプレゼン資料を提示しながら分かりやすく説明してくださいました。子供たちも、興味津々で聞いており、「自分もマリン校舎で勉強したい」と感想に書いていた子もいました。

学校行事や部活動の話も心に残ったようです。本渡校舎とマリン校舎との間を走る25㎞のマラソン大会や、カッター部(「カッター」とは、大型船に搭載されている救命艇のことで、子供たちは説明を受けて「ペーロンのようなものだ」と言っていました)については、子供たちから質問や感想がたくさん述べられていました。

質問・感想交流の中で、2人がなぜ、このマリン校舎を進学先に選んだのか、また将来の夢についても語っていただきました。一人の生徒さんは、小さい頃水族館に連れて行ってもらったことがきっかけとなり、将来飼育員となり魚の魅力を伝えたいという夢をもって、神奈川県からこのマリン校舎に入学を決めたそうです。もう一人の生徒さんは、同じ苓北町志岐小学校の卒業生です。高校の体験入学で、魚を加工して缶詰にすることに魅力を感じ、進学を決めたそうです。夢をもって、日々の学びを深めている2人の高校生の姿は、学ぶこと、夢をもつこと、将来の仕事等について考えるいいきっかけとなったことでしょう。しっかりとした目標をもち、頑張る高校生がこの富岡で富っ子の先輩としていることを誇りに思いました。マリン校舎の生徒の皆さん、ご指導いただいた先生方、本当にありがとうございました。

 

 

クリーンタイム ~一人一鉢しっかり育てていこう!~

9月5日(木)

朝からクリーンタイムが行われました。今回は、1学期人権の花で種を蒔き育てていた苗を一人ずつ鉢に植え替えます。環境委員会の子供たちが今回も土や鉢など作業がスムーズに進むように事前に準備してくれていました。自分の鉢の花が枯れてしまわないようにこれから心を込めてお世話をしていってほしいと思います。

運動場バックネット近くの花壇には、ひまわりの種を6年生が蒔き、たんぽぽ学級の子がたっぷり水をあげました。台風10号でなぎ倒されてしまったひまわりの花、もう一度きれいに咲いてくれるといいですね。

運動場では、一人一鉢の苗を植え終わった子供たちが草取りを頑張っていました。

朝から花を植え、花壇や運動場をきれいにした子供たちは、すっきりした気持ちで1時間目の授業に臨んでいました。

 

スタートダッシュ 好調!

9月4日(水)

朝から砂場で体育委員の子供たちが砂を掘り起こしたり、走路を整えたりしていました。10月2日(水)に予定されている陸上記録会の練習のために、準備をしていたのです。ふるさと(友達、学校)のために、自ら動く富っ子を早速実現してくれていてとてもうれしかったです。

1時間目の授業の様子です。理科室では、5年生が夏休みの自由研究の発表を行っていました。4年生では国語「あなたならどう言う」で、よりよい対話の仕方を身に付けるために、場面を設定しロールプレイなどを行いながらそれぞれの立場の気持ちを考えていました。 3年生では、算数「長さ」の学習を行っていました。

2時間目、6年生は2学期初めての毛筆指導でした。文化展の作品に取り組むため、今回は2時間続きの授業です。上手に書くためには、まずはしっかりと見ることが大切であると話され、6年生の課題「友情」のポイントを一つ一つ丁寧に教えていただきました。6年生の子供たちも、手本とにらめっこしながら一画一画丁寧に筆を進めていきます。後半は、3枚の清書に取り組み、一番よくできた作品を先生と一緒に選び、その作品に名前を書いて仕上げました。

3時間目、体育館では1年生が体育を行っていました。うつ伏せなどいろいろな姿勢からのダッシュをしたり、しっぽ取りゲームをしたりと広い体育館を4人で大きく使いながら楽しんでいました。たんぽぽ学級では、コンパスや定規で絵を描き、2学期のめあてを書いた後、3つめのプログラム、粘土に取り組んでいました。2年生は、生活科で話合いを行っていました。1年生を楽しませるためのおもちゃづくりを行っていくそうです。1年生が楽しんでくれるといいですね。

 2学期が始まって3日目。どの学級も落ち着いた雰囲気と2学期頑張るぞと言う子供たちの気合いの中で、学習が進められていました。スタートダッシュはバッチリといったところです。これから疲れが出て失速していかないよう、体調管理等に気を付けながら頑張ってほしいと思います。

2学期が始まりました!

9月2日(月)

2日遅れの2学期が今日から始まりました。久しぶりに登校班の子供たちからの「おはようございます!」を聞くことができてとてもうれしかったです。

始業式の前に、中学年はたんぽぽホールによる読み聞かせが行われました。今日は「ヤマタノオロチ」というお話。絵本の読み聞かせだけでなく、日本の神話について興味深いお話をたくさんしていただきました。子供たちも目を輝かせながらお話に聞き入っていました。たんぽぽホールの皆様、2学期もよろしくお願いします。

1時間目にホールで始業式が行われました。校長からは、パリオリンピックの選手の姿から学んだことについて話をしました。金メダルを確実にとれると思っていた選手がまさかの敗退であったり、最後の最後で大逆転の金メダルであったりと、オリンピックは何が起こるかわからないもの、それだけに最後まで「あきらめない心」をもつことが大事であると感じました。「努力の先に得られるものは『成功』ではなく『成長』である」子供たちにとってもこれからの2学期、たくさんの行事や活動の中で「あきらめない心」で努力を続け、自分が成長できたといえる学期にしてほしいと願っています。また、「ありがとう」の言葉や気持ちを大切にしながら、ふるさと(自分・友達・家族・地域・・・)のために自分ができることを考え、進んで行動できる富っ子にもなってほしいと話しました。

生活担当の先生からは、携帯電話等(メール、ライン)でつながることの危険性について話をされました。小学生がSNS等の問題で事件に巻き込まれないためにも、日頃からメールやラインはお家の方にチェックしていただくことが必要になってくることもあります。ご家庭でも、携帯電話等の使用ルールをしっかり話し合っておかれてください。また、夏休みに積極的に本を借りた児童の紹介も行われました。

保健と図書担当の先生から、1学期の「はてなつ(ハンカチ・ティッシュ・名札・つめ)パーフェクト賞」と本の貸し出し冊数が多かった子供たちの名前が呼ばれ、賞状が渡されました。

恐竜絵画コンテストの表彰も行われました。

最後に、器楽部の伴奏で元気よく校歌を歌い、始業式を終わりました。話を聞く姿勢もよく、立派な参加態度でした。

式が終わった後、体育主任の先生からうれしいお知らせが・・・ロアッソ熊本を運営する(株)アスリートクラブ熊本から、サッカーボールを5個いただきました。ロアッソ熊本の1ゴールにつき、サッカーボールを5球、県内の小学校に寄贈する「1ゴールアシスト事業」を行っているそうです。大谷選手のグローブに続き、子供たちも大喜びです。子供たちのために寄贈してくださる方の思いを大切にしながら、たくさん使ってほしいと思います。

始業式が終わると、各教室では2学期のめあてや係を決めたり、宿題の確認を行ったり・・・久しぶりの教室で友達や先生と楽しい時間を過ごしていたようです。給食もさっそく始まりました。今日のメニューは、「セルフおにぎり(しそ)、高野豆腐とわかめの味噌汁、切り干し大根の酢の物、イワシおかかに」。1年生も、にこにこしながらおいしそうに食べていました。

2学期スタート初日ではあったのですが、高学年は6時間目までしっかり学習を行っていました。これから1週間、暑い日も続き体もかなり疲れることでしょう。早く学校のリズムを取り戻し、実りのある2学期に向けてのスタートダッシュをきめることができるといいですね。

 

準備完了!~いよいよ2学期開始~

8月30日(金)

台風10号接近のため、2学期開始が延びてしまいましたが、いよいよ9月2日(月)から、78日間の長い2学期が始まります。今回の台風10号は、かなり大きな被害が出るのではないかと予想され、学校でも先生方が様々な台風対策を行いました。

8月29日(木)の朝は、暴風が吹き荒れましたが、午後にはおさまり、学校も特に被害はありませんでした。8月30日(金)に雨が止むと、先生方は雨風で汚れた各教室の窓を洗い流したり、台風に備えて片付けたプランター等をもとに戻したりと、2学期に子供たちを気持ちよく迎える準備に大忙しでした。

そして、教室には、夏休みの宿題のことや子どもたちに向けて担任の先生からの温かいメッセージが黒板に書かれていました。職員室前の掲示板も、9月の行事予定や秋を感じさせる掲示がしてありました。

さあ、2学期に向けての準備は完了です。

9月2日(月)、子どもたちが元気に登校してくるのを楽しみに待っています・・・

 

 

 

 

夏休みの様子は・・・

8月26日(月)

あと3日で、夏休みも終わりです。たくさんの楽しい思い出をつくることができたでしょうか。現在のところ、大きな病気・けが・事故の報告もなく子どもたちも元気に過ごしているようです。そしてこのホームページも気付けば40万アクセスを突破し、41万に届こうとしております。いつも、ご覧いただき感謝申し上げます。

さて、2学期開始を前に、夏休みの学校の様子をお知らせします。

7月22日(月)には、水泳記録会の練習(5・6年)がプールで行われました。翌日に控えた水泳記録会のために、最終調整を行い、記録をとりました。残念ながら水泳記録会は、熱中症予防の観点から中止となってしまいました。(記録鉦は、記録をとった子どもたちには後日配付される予定です)

8月4日(日)には、6年生の学年レクレーションが行われました。まず、富岡海水浴場で海水浴を楽しみ、夕方になると、学校に戻り家庭科室でカレー作りを親子で行います。食事が終わると、運動場でスイカ割り、暗くなった校舎で肝試しを行い、最後は海水浴場で花火を楽しむという盛りだくさんの内容でした。昨年の学年レクレーション(そうめん流し)は、残念ながら親子で行うことができなかったので、今年は全員参加で小学校最後の楽しい夏の思い出づくりができたことでしょう。企画や準備等お世話いただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。

8月6日(火)には、5年生が志岐小学校の子供たちと一緒に稲刈りを行いました。4月に田植えをした稲はしっかり実っていました。稲の刈り方、まとめ方を教えていただいた後、早速稲刈り開始です。1時間程度の稲刈りでしたが、水土里ネットの皆様に助けていただきながら、子供たちは田植えに加え、また一つ貴重な体験ができました。

夏休みの間、先生方も学んでいました。8月5日(月)には、水俣から講師の方をお招きし、水俣病について学び、子供たちにこれから水俣病や人権学習等についてどう伝え、何を学ばせていくのかグループで協議を行い、考えを深め合いました。

 

8月23日(金)には、初任者の先生を講師として、ICT活用のミニ研修も行いました。2学期からの学習に生かしていけるよう、先生方同士で学び合いました。

学童の子供たちも元気に過ごしていました。志岐学童、富岡学童、放生を訪問させていただきましたが、それぞれ子供たちが生活のリズムを崩さず、多くの学びがあるようカリキュラムを工夫され、子供たち一人一人に丁寧に接してくださっていました。子供たちもとても楽しそうに活動に取り組んでいました。8月22日(木)には、たんぽぽホールお話会が志岐集会所で行われ、お話会の前に富岡学童の子供たちが、ハンドベル、鍵盤ハーモニカ、合唱と夏休みに練習した成果を立派に披露しました。

器楽部の子供たちも、10月12日(土)の器楽合奏コンクールに向けて、練習を頑張っていました。スラスラと弾けるのはもちろん、いい音色になるまで繰り返し繰り返しパート練習や全体練習を積み重ねていきます。感動の音楽までまだまだ高まっていきそうな感じです。

今年度は、人権の花運動に取り組み、たくさんの草花を育てています。子供たちが種を蒔き育てた草花を枯らさないよう、毎日職員で当番を決め水やりを行っています。学校閉庁日は、学校主事が毎日早朝に水やりを行っていましたが、幾度か地域の方がすでに水やりをしてくださっていたこともあったとか・・・富岡小学校のために、地域の方が温かいお気持ちで動いてくださっていることに感謝の気持ちでいっぱいです。おかげさまで、学校は雨が降らない暑い夏の中でも多くの草花が咲き誇っています。本当にありがとうございました。2学期は、子どもたちが、職員が地域の方々のためにできることをお返ししていこうと思います。

 

 

 

富っ子ファミリー 心を合わせて・・・ ~ペーロン大会~

7月21日(日)

天草苓北ペーロン大会当日。子どもたちは午前7時30分にテントに集合し、開会を待ちます。この日も朝から強い日差しです。しかし、暑さに負けず子供たちは元気いっぱいです。

午前8時、開会式が、百閒土手前広場で行われました。開会式では、富岡小代表が選手宣誓を行いました。周りの大人も感心するくらいとても立派な内容・態度の選手宣誓でした。

開会式が終わると、いよいよレース開始。みんなで円陣を組み気合い入れをしました。そして、最初のレースを行う富っ子ファミリーAチームは、船に乗る準備を始めます。

レース前には、ウォーミングアップで応援テント前まで船をこぎ、応援パワーをもらいます。

午前9時10分、富っ子ファミリーAチームの初陣です。残念ながら1位にはなれませんでしたが、後半も力を抜かず見事なラストスパートでした。他の2チームもテント前から大きな声援、拍手を送っていました。

 次は、富っ子ファミリーBチーム。Aチームの分も頑張って1位を取るぞと気合を入れて船に乗り込みます。

レースが始まりました。Bチームの船は、ぐんぐん進みスタートからトップに躍り出ます。そのままの勢いを保ちながら見事1位でゴール。子どもたちも応援に来ていた先生方もとても喜びました。

そして、最後は富っ子ファミリーCチームの出番です。Cチームは6年生を中心としたチームで、小学校最後のペーロン大会ということで気合も十分です。

Cチームのレースも、下級生の力強い応援を受けて、見事1位でゴール。

午前11時ごろからは、1回戦の結果をもとに2回戦が行われます。まずは、Bチームのレースから。Aチーム・Cチームの声援を受けて、2回戦も見事1位でゴールしました。

 

最後のレースは、Aチーム・Cチーム一緒に競うことになりました。

どちらのチームも、今年最後のペーロンということで、悔いが残らないよう、きつさを乗り越え、みんなで心を一つにしながら一生懸命櫂をこぎました。結果は、Cチーム1位、Aチーム2位と素晴らしい成績を残すことができました。

午前11時30分頃には、子どもたちのレースが終了。お弁当を食べ、午後からのチャンピオンシップの決勝戦と閉会式を待ちます。決勝戦は、大人チームの勇壮なペーロンのレースで、大変見応えがありました。

閉会式も、かなり暑い中でしたが、みんな立派な参加態度でした。ファミリーの部は、勝敗はつかず、表彰はありませんが、大会事務局から参加賞の旗がおくられました。参加した子どもたちにとって、ペーロンは大変貴重な体験になったと思います。多くの学びもありました。練習や大会参加に向けて支えてくださった保護者の皆様、地域の皆様にあらためて感謝申し上げます。これから、子どもたちが支えてくださった方々に恩返しができるよう、自分の力を磨き、苓北町のよき伝統を引き継ぎ、ふるさとのために行動していくことを期待します。

 

 

 

 

 

1学期終了、充実した夏休みを!

7月19日(金)

この日で、1学期終了。朝から正門のセミが勢いよく鳴いていました。

1時間目ホールで終業式が行われました。まず、各学年の代表の子どもたちが、1学期頑張ったこと・心に残ったことや夏休み・2学期頑張りたいことを発表します。運動会で力いっぱいがんばったこと、何回も練習して漢字・計算大会で見事100点が取れたこと、音楽は苦手だったけど部活で上級生に優しく教えてもらって頑張れたこと、今までギリギリになって勉強などに取り組んでいたけど、最高学年になって計画的に進めることができるようになったこと・・・それぞれに実りの多い1学期となったようです。

校長からは、4つの笑顔の花の頑張りを写真などで振り返り、夏休みもたくさんの笑顔の花を咲かせてほしいと話をしました。

次に、夏休みの生活、図書、健康について担当の先生からの話。生活担当の先生が、登校するとき遠くまで聞こえるくらい大きな挨拶ができていた子をみんなの前で紹介し、夏休み・2学期以降も友達や地域の方々に元気よく大きな声で挨拶をしていこうと呼びかけました。

また、「命」を大切にするために、自転車の乗り方(スピードを出さない、イヤホンなどで耳をふさがず周りの音が聞こえるようにする)、インターネットの使い方(ライン等のトラブルがないよう気を遣う、ゲーム等の貸し借りやデータのやり取りはトラブルのもとになるのでしない)に気を付けて過ごすこと、「楽」しく過ごすために、言葉遣いに気を付け、相手を大切にすること、「夢」をもつために、夏休みも自分の目標を決めて過ごす、オリンピック選手の頑張りから学ぶことについて、話をしました。図書担当の先生は、夏休みの本の貸し借りの仕方について説明を行い、夏休みはたくさん本を読むチャンスであると読書への意欲を高めていました。

夏休みの健康については、「朝ご飯を必ず食べる」「虫歯予防」「熱中症予防」の3点に特に気を付けて元気に過ごしてほしいと話をしました。

 終業式最後は、器楽部の伴奏で校歌を元気よく歌います。閉式後、教頭先生から1学期で富岡小を転出する児童の紹介があり、みんなにお別れの挨拶を行いました。富岡小で過ごした楽しい思い出を胸に、新しい学校でも元気に頑張ってくださいね。

 2時間目は、大掃除。いつもは15分間の掃除ですが、この日は45分間。いつもはできない隅々の掃除、窓ふきや棚の整理など汗だくになりながら、1学期お世話になった学校を感謝の気持ちを込めてきれいにしました。

人権の花は、家に持ち帰ることができないので職員室前まで運び、夏休み中は職員で水やり等行います。学校に来たときは、花の成長の様子を確かめ、声かけなどを行ってくださいね。

明日から、40日間の夏休みが始まります。心に残る充実した夏休みを過ごしてほしいと願っています。始業式に、元気な子どもたちに会えることを楽しみしています。

 

自分たちで育てた野菜はおいしい!

7月18日(木)

たんぽぽ学級は、5月から学級園で野菜を育てていました。なす、ピーマン、キュウリ、トマト、とうもろこしです。毎日、欠かさず2人で水やりや畑の手入れを頑張っていました。7月には、次々とおいしそうな野菜が実ってきました。

今日は、1時間目、収穫した野菜を使って炒め物やサラダを作りました。5年生はさすが、家庭科で経験しているということもあり、包丁さばきも手慣れたものです。1年生は、先生に手伝ってもらいながら野菜切りに挑戦です。二人で協力しながらおいしそうな料理ができあがりました。彩りもとてもきれいでした。

先生方と4人で「いただきます。」自分たちで心を込めて育てた野菜の味は格別だったことでしょう。満足そうな表情で野菜料理をほおばっていたたんぽぽ学級の子どもたちでした。

命を守るために ~着衣水泳~

7月17日(火)

最近、全国では海・川・プールなど水の事故で命を落とすというニュースが報道されています。そこで、いざというときのために自分の命を守れるようにと、4時間目、3~6年生を対象に着衣水泳を行いました。

始まる前は、いつもと違った水泳の授業にわくわくして、やや浮き足立っていた子どもたちでしたが、「『人の話をしっかり聞く』『返事をする』・・・など当たり前のことができない人たちは、命を落とすことにつながる」という話を聞いてからは、真剣な表情になり指示をしっかり聞きテキパキと動いていました。まずは、洋服を着たまま、プールを全力で走ったり、25Mを泳いだりします。

「服が重くて、思うように動けない」「何かに、引っ張られているみたい」など、感想を出し合った後は、今度はいつもの水着になって同じことをやってみます。子どもたちは、服を着ているときにどれだけ動きにくいのか違いを体験し、もし海などに流されたときどうすればよいのかについて考えました。

次に、泳いで帰ることが困難な場合、浮いた状態で救助を待つために、ペットボトルを使って浮く練習を行いました。全身の力を抜いてペットボトルを胸に抱いて体を浮かせます。小さなペットボトルやふたのないペットボトルでも浮くことができ、みんな驚いていました。

これから、いつ水の事故に遭遇するかもしれません。この時間で学んだ知識や技能を実際の場面に生かしていくことが自分や自分以外の大切な命を守ることにつながります。また、危険な状況にならないために、日頃から大人の注意をしっかり聞き、周りを確認・判断し、落ち着いて行動する力も身に付けてほしいと思います。

最後は、全員で渦をつくって(人間洗濯機)水の流れを楽しみました。いつもより人数が多かったので流れも強く、子どもたちから歓声が上がっていました。

自分の命は、自分で守るという強い気持ちをもって、楽しい夏を過ごしてくださいね。

「命を大切にする心」を育む授業

7月12日(金)

午後から、授業参観・学級懇談会が開催されました。この日の授業参観は、どの学級も「命を大切にする心」を育む授業が行われました。

たんぽぽ学級は、「どきどき どっきんぐ」。うさぎを抱っこしたり、お母さんに抱きしめてもらったりしたとき、心臓が重なり合い、鼓動がはやくなる体験をした主人公の話を通して、「生きているな」「楽しいな」「うれしいな」と感じるときについて考えました。

1年生は、「つながっている『いのちのまつり』」。「お母さん、ありがとう!」と言って抱きつく主人公の気持ちを考えることを通して、あらためて自分の家族からの愛情を確認し、感謝の気持ちを手紙で伝えていた1年生でした。手紙を渡した後、お家の方からギュッと抱きしめていただいてとても嬉しそうでした。

2年生は、「たんじょう日」。主人公が自分が生まれた時のことについてお母さんに話を聞くお話で、自分の誕生のこと、自分の命の大切さについて考えを深めていました。

3年生は、「ヌチヌグスージ」。ヌチヌスグージは、沖縄で行われる命の祭りのことです。自分の命がご先祖様から受け継いだものであることを知った主人公の気持ちに共感し、命のつながりやどうして命は大切なのかについて考えました。

4年生は、「わたしの見つけた小さな幸せ」。病気をきっかけに小さな幸せに気付くことができるようになった主人公わたしを通して、今まで当たり前だと思い、目を向けてこなかったことからも「小さな幸せ」を感じ、健康や命を大切にしようという気持ちをもった時間でした。

5年生は、「お母さんへの手紙」。病気になった主人公が、一緒になって闘ってきた母への感謝の気持ちを記した手紙を通して、自分を支える家族の存在を確認し、家族への思いを深めたことと思います。

6年生は、「ある犬のおはなし」。幸せな子犬時代から、殺処分になる犬の生涯を描いた絵本を題材に、生きものと関わったり、育てたりした経験のある子供たちは、「大切な命」を預かる責任についてもしっかり考えたことでしょう。

どの学級も「命」についていろいろな視点から考えた1時間でした。

授業で感じたことや、命について考えることなどを話題にあげ、家族みんなで話し合う時間をつくってみられてはいかがでしょうか。学校でも、一つしかない自分の命、自分以外の命を大切にする心を、授業や日常生活の中で育む取組をこれからも続けていきます。

4年・ペーロン体験学習

7月11日(木)

4年生は、総合的な学習の時間の中で、地域の伝統ペーロンについて学んでいます。6月は学校で地域の方からお話をうかがったり、体育館で櫂の漕ぎ方を教えていただいたりしました。この日は、実際にペーロン船に乗り、海に出る体験をしました。ペーロン小屋にはたくさんの船が収納されていました。

救命胴衣を身に付け、船に乗る準備を整えます。

船の中の仕組みもしっかり観察し、全員で記念写真も撮りました。

いよいよ、船に乗り込み、海に出ます。担任の先生も初めてペーロン船に乗り、太鼓をたたきます。

短い時間でしたが、4年生全員貴重な体験ができました。雨の予報も出ていて中止と思っていたのですが、この時間だけ、雨も上がり海に出ることができ、本当にラッキーな4年生でした。2回にわたり、丁寧にご指導いただいた地域の方、引率のお手伝いをしてくださった保護者の方、ありがとうございました。

ペーロン練習 頑張っています!

7月8日(月)

7月21日(日)のペーロン大会に向けて、先週から練習が始まりました。まずは、プール練習から・・・。水の抵抗等あり、櫂を思うように漕ぐことができず苦戦していましたが、少しずつコツをつかんできて、掛け声をかけながら櫂の動きもそろってきました。

そして、いよいよ今週からは海に出ての練習が始まりました。初めての海練習ということで子供たちもワクワクしていたようです。ライフジャケットを身に付け、さっそうと船に乗り込み、櫂を漕ぎ始めました。

最後は、かじ取りをしてくださった方からアドバイスをいただき、この日の練習を終えました。保護者の皆様にも平日の夕方にもかかわらず、練習にご協力いただき、ありがとうございました。ペーロン大会まで、練習はあと3回、楽しみながら次第に心を一つにして漕げるようになるといいですね。頑張ってください!!

 

地域の方々の力を借りて・・・

7月8日(月)

1・2時間目、1・2年生は、サツマイモの苗植えを行いました。地域の方のご厚意で学校のために畑を貸してくださっており、6月はジャガイモ掘りを体験させていただきました。今回は、サツマイモの苗を植えます。雑草などが生えないようにと今年はマルチシートを事前に張ってくださいました。

子どもたちは、苗をもらい、順番に植えていきます。最後に、地域の方からおいしく実るために心を込めて育てていらっしゃることなど心に響くいいお話を子供たちにしていただきました。秋にはおいしいサツマイモが実るといいですね。

また、この日は水泳インストラクターの方が来校され、4時間目は低学年、5時間目は中学年、6時間目は高学年と子供たちに指導をしてくださいました。子供たちのこともよくご存じで、わかりやすく指導してくださり、みるみる子供たちの泳ぎが上達していくのがわかりました。

地域の方の様々なご協力のおかげで、子供たちは充実した学習活動ができております。学習で身に付けた力を地域に役立てていけるよう頑張ります。

これからもよろしくお願いいたします。