学校生活

最高の1日 ~卒業式~

3月24日(金)

いよいよ、卒業式当日・・・正門の桜も開花し、卒業を祝福しているようです。

卒業式が始まる前には、在校生で式場や教室をもう一度掃除します。渡り廊下の鉢の向きまで揃えるなど入念な最終チェックを行い、6年生のために最高の式にしようという意欲が伝わってきました。

9時53分(集まりがとても早かったので、予定より2分早く開始しました。)まずは、5年生代表児童によって「伝統の鐘」が鳴らされます。チャイムがなかった時代に、本校で実際使われていた鐘を鳴らし、6年生の門出を祝うという富岡小ならでは卒業式スタートです。

また、富岡小学校器楽部の子供たちによる国歌、卒業式の歌、校歌の伴奏も式を更に素晴らしいものにしてくれました。

厳かな雰囲気の中で、卒業証書授与、祝辞、記念品贈呈等順調に進んでいきました。

そして、最後は卒業生と在校生による「別れの言葉」です。6年生への感謝の気持ちを歌と言葉で一生懸命伝える在校生、入学からの6年間を振り返り、在校生・先生・地域そしてお家の方への感謝の気持ちを伝える卒業生・・・それぞれの思いが一つになり、式場全体が感動の空気に包まれていました。

式が終わると、式場で保護者の方々とともに記念撮影。式を終えてほっとした表情の6年生です。

6年生は、その後教室で最後の学活を行いました。保護者の方々が見守る中、担任の先生からのお話をしっかり聞き、感謝の気持ちを思い思いに伝えていました。

6年生が最後の学活を行っている間、在校生の方はというと・・・後片付けを頑張っていました。令和5年度の富岡小学校もしっかり任せられそうです。そしてもう一つ準備が行われていたのが・・・

そうです!もち投げです。コロナ禍で、できなかった富岡小伝統行事の復活です。PTA(子ども育成会)の方々が、式が行われている間に職員室で6年生が配る餅の仕分けなどをしてくださっていました。本来ならば、6年生が2階のベランダから運動場に餅を投げるのですが、雨上がりだったため、体育館で行いました。子ども育成会会長の進行のもと、まずは6年生が一人一人2階から、在校生、先生方、保護者の方々に向けて将来の夢や感謝の気持ちを大きな声で伝えます。下からは、「がんばれ~」という声援が送られます。卒業式も感動しましたが、この場面も胸を打つものがありました。6年生の言葉が終わると、いよいよもち投げ開始。6年生が投げた餅を子供たちが必死に拾っていました。みんなで最後に楽しい思い出ができました。

最後に、卒業式でお世話になった来賓の方をお招きしてお礼の気持ちを伝えることができなかったのが一つ残念でした。子供たちの成長を見守り、いろいろな場面でご支援いただき、誠にありがとうございました。

3月24日は、最高の卒業式が行われ、富岡小学校にとって最高の思い出深い1日でした。

卒業生の皆さん、中学校でも富岡小学校の卒業生であることを誇りに思い、夢に向かって頑張ってください!!