学校生活

2020年12月の記事一覧

夏休みより長い冬休み

 今日は、2学期最後の日、感染症防止対策を徹底し、終業式が行われました。

 8月20日(木)からスタートした例年より長い2学期でした。主に日奈久小での生活でしたが、今日の終業式を八竜小で全校児童60人全員がそろって迎えられたことが、何よりの幸せでした。

 1年生は、運動会、持久走大会など初めて経験することばかりでしたが、いつも明るく元気に取り組めました。

 2年生は、なんといっても「かけ算 九九」を本当に頑張りました。毎日毎日一生懸命取り組んでいる2年生のみんなを見ると、「頑張んなきゃ!」という元気が出ました。

 3年生は、遊びと学習とメリハリのある生活を送り、クラスでいろんな事を話し合って解決し、成長していました。夢倉庫での「芸術体験」では表現力も抜群でした。

 4年生は、運動場でよく全員遊びをしていました。男女ともに仲がよくユーモアな面もいっぱいです。生活の中では、進んで元気なあいさつを心がけてくれてみんなのお手本でした。

 5・6年生は、運動会の応援団をはじめ、学校のリーダーとして学校のみんなを本当に引っ張っていってくれました。感謝です。4年生も一緒に委員会活動を日奈久小でも一生懸命取り組んでくれたことが、八竜小のみんなが楽しく・安全に・落ち着いて生活できたことにつながりました。

 本当に2学期よく頑張りました。3学期にこの頑張りを続けていくためにも、冬休みはゆっくり休んでください。今年度は、「夏休みより冬休みが長い」というびっくりことになっています。感染症に気をつけながら、お家の人と楽しいお正月を過ごしてください。

 それでは、皆さん、良いお年をお迎えください。

出席率120%の「授業参観」

 昨日、12月22日(火)は、今年度初めての「授業参観日」でした。1年生にとっては、小学校入学後初となりますし、2年生から6年生にとっても、約一年ぶりに授業参観日となりました。普段より子供達は緊張しているのかなぁと感じましたし、先生方もいつもより気合いが入っているなぁと伝わってきました。

 受付では、養護教諭西本先生の体温チェック、手指消毒、マスク徹底はもちろんのこと、感染症防止対策が万全にとられていました。西本先生と受付をしていて驚いたことは、授業開始前には保護者の方々の出席がパーフェクト(残念ながら欠席者1名を除きますが)だということです。ご両親でお越しのご家庭もありましたので、出席率はなんと驚きの「120%」越えでした。これまで、7校の小学校に勤務しましたが、こんな数字は初めてでした。

 1年生から6年生、そしてすぎのこ学級で、2学期の学習成果の発表や普段の学習の様子が伝わる授業が行われました。いつもよりボリュームの大きい発表の声に、改めてお家の方々の力の大きさを感じました。

すぎのこ11年生2年生4年生5年生6年生

 

 授業後は、ホッとしたような満足感のある表情が子供達から見られました。

 出席率「120%」とは、学校対する期待でもあると思います。出席率「120%」に対し満足度「200%」となるよう、次回の授業参観も職員一同頑張りたいと思います。

坂本の谷間に「復興の大輪」

 本日6時過ぎから、坂本に「サプライズ花火」が打ち上がりました。球磨川の上、坂本の谷間に色とりどりの花火が打ち上がり大輪の花を咲かせてくれました。

 八代市からの依頼で、八竜小図工室からもインターネットで全国にライブ中継もされました。サプライズの打ち上げでしたが、市イベント推進課にお願いし、八竜小保護者には事前にご案内ができたので、たくさんの子供達・保護者の皆様と一緒に見ることができました。

 新型コロナウイルス等の疫病退散、令和2年7月豪雨災害からの復興など、みんなの願いが込められた花火でした。八竜小から「ほぼ目線の高さ」で見ることができた花火は、感動ものでした。

みんなのエールをエネルギーに変えて!

職員室前のろうか

 これまでたくさんいただいた応援メッセージや寄せ書き、千羽鶴など。

 日奈久小では保護者の皆様にご覧いただく機会がなかったため、来週火曜日授業参観を前に、職員室前のろうかに掲示しました。

 熊本県内はもちろん、宮城県や広島県からも届いている一人一人からの言葉を改めて読み返してみました。「よし、子供達と頑張っていこう。」とエネルギーになりました。

 読んでいただいた保護者の皆様にもきっと「エネルギー」を与えてくれると思います。

引き続きの支援「ありがとうございます」

手作りのぞうきん「

一昨日、昨日も八竜小に支援が届きました。

やまびこ福祉会「きょうされん熊本支部」の皆様から、「手作りぞうきん」、

「熊本県小中学校生活協同組合」様から、「図書券」をいただきました。

どちらも、子供達のために大切に使わせていただきます。本当にありがとうございました。

 

至高の「クリスマスケーキ」作れそうです!

一人一鉢届きました美味しいイチゴが実っています

10月14日に、日奈久小で「苗植え」を行った「イチゴのプランター」を、日奈久中PTA会長(JAやつしろ昭和いちご部会員)山下さんがわざわざ八竜小へ届けていただきました。一人一鉢のプランターには、大ぶりで鮮やかな赤色に熟した実がなっていました。クリスマスにはこれでケーキを作る計画の児童もいるようです。自家栽培イチゴ(それも高級ブランド「ゆうべに」)を使った手作りクリスマスケーキとは、非常に贅沢な至高のケーキですね。

各自持ち帰り、暖かく日当たりのよい室内でさらに栽培を続けていきます。

山下さん本当にありがとうございました。感謝していただきます。

感謝して「いただきます。」

今日、10時頃、「学校再開おめでとうございます。」と男性の方が職員室を訪ねてこられました。「お菓子の彦一本舗」の大村國治社長様でした。「子供達に食べさせてあげてください。」とたくさんの「ドラヤキ」を持ってきてくださいました。彦一本舗の大村社長には、日奈久小にいた8月にも「お菓子の詰め合わせ」をいただいたところです。

「子供達が戻れてよかったですね。私もたいへん俺しかったです。」と温かい言葉をかけていただきました。大村社長本当にありがとうございました。

彦一本舗名物「ドラヤキ」

午後には、「JAやつしろ昭和いちご部会」の橋本様と山下様が八竜小全校児童に「イチゴ」のプレゼントを届けてくださいました。日奈久中学校PTA会長でもある山下様には、5・6年生が「イチゴの苗植え」でもお世話になっていました。今日は青年部会長の橋本様とともに、「昭和いちご部会青年部」で栽培している高級ブランド「ゆうべに」を持ってきてくださいました。本当に見事でおいしそうなイチゴです。「手作りクリスマスケーキに使いたい。」という声も聞かれました。橋本様、山下様本当にありがとうございました。

ゆうべに一人一人にワンパック代表して6年宮本瑠七さんのお礼の言葉笑顔で記念写真

彦一本舗の大村社長も、JAやつしろ昭和いちご部会の橋本様、山下様も、八竜小の学校再開を本当に喜んでいただいていました。そしてプレゼントまでいただき、子供達と共に本当に感謝です。児童の皆さんおいしくいただいてください。

 

日奈久小最終日その2「お別れ」

日奈久小最終日午後は、「引越作業」でした。午前中の持久走大会応援に引き続き、40人近くの保護者の皆様が、トラック・軽トラまで準備いただいてご協力いただきました。本当にありがとうございました。

 

子供達もお世話になった感謝の気持ちを最後の掃除や片付けでしっかり表現していました。教室やろうかの隅々までていねいに拭き上げ、自分が使ってきた机を何度も何度も拭く姿もありました。

 

また、本校の先生方も子供達と一緒になって感謝の気持ちを形にしていただきました。4ヶ月以上使わせていただいた3階への踊り場に「全児童からの感謝のメッセージ」を当日完成させていました。いつ準備用意していたんだろうと、校長もびっくりしたサプライズに、先生方の気持ちもひしひしと伝わってきました。

感謝のメッセージ一人一人からお礼の言葉

 

お世話になった日奈久小とも最後のお別れ。スクールバス乗り場まで出発する八竜小のみんなに、日奈久小のみんなが2階3階から手を振って「さよなら。」「バイバイ!」「元気でね。」「あた会おうね!」など思い思いの声をかけてくれ、八竜小の子供達もそれにこたえて手を振り言葉を返していました。感動的な場面を見ることができました。

 

本当にお世話になった日奈久小。これからも「日奈久での思い出」を忘れず、他者への慈愛の精神に満ちあふれる「日奈久の心」を受け継いでいきたいと思います。

ありがとう日奈久小のみなさん。ありがとう日奈久のみなさん。

 

日奈久小最終日その1「持久走大会」

12月11日金曜日は、日奈久小での学び最終日でした。その日の朝刊には八竜小のみんなへのエールとなるニュースが。八竜小学校卒業生の東海大学陸上部4年「西田壮志さん」が、正月の箱根駅伝メンバー入りの記事がありました。

早速担任の先生方は、八竜小の先輩の頑張りを持久走大会前に話していました。

日奈久小からも八竜小からもたくさんの保護者の方々に応援に来ていただき、みんな最後まで一生懸命走り抜くことができました。西田先輩の話が刺激になったのか、高学年のタイムは例年にない好記録で、1位吉永昊生くん、2位山﨑侑

樹くんは、8分を切るタイムでした。

最終日に日奈久小のみんなとのいい思い出ができ、日奈久小中村道恵校長先生からも、みんなの頑張りやこれからもお互い頑張っていきましょうというエールをいただき、本当に素晴らしい持久走大会でした。

1・2年生スタート3・4年生スタート5・6年生スタート

中村校長先生からのエール

坂本地域の皆様・保護者の皆様・ボランティアの皆様 本当に感謝です!

12月14日(月)からの学校再開に向けて、前日13日(日)には、坂本住民自治協議会・民生委員の皆様、八竜小PTAによる学校清掃が行われました。グラウンドの土砂の片付けや、草取り落ち葉取り、体育館・校舎内の拭き上げなど、隅々まできれいにしていただきました。玄関のプランターには花も飾られ、子供達を温かく迎えたいという気持ちがひしひしと伝わってきて、感謝の言葉でいっぱいです。

きれいになったグラウンド玄関のプランター

広安西小学校の主幹教諭中島先生も再び駆けつけていただき、枯れ葉がいっぱいだった職員駐車場を見違えるほどきれいに掃除していただきました。本当にありがとうございます。

きれいになった職員駐車場

掃除の後は、「坂本で遊ぼう!運動しよう!」の2回目が行われ、今回は「ボッチャ」というニュースポーツ体験が体育館で行われ、子供達は楽しく挑戦していました。

ボッチャの説明いがいと難しそう

その後の、道の駅坂本での「第3回 坂本で会いましょう」もたいへん盛り上がっていました。被災地支援に何度も協力いただいていた「秀岳館高校」からは、「雅太鼓部の演奏」や「柔道部の協力」などがあり、一生懸命な若い力に感動しました。私ごとですが、益城町の「九州ラーメン党」のラーメン炊き出しに広安西小時代の教え子志佐もときくんが中心的に頑張っている姿も見れて、感無量でした。

坂本の復興・復旧に向けて、みんなの絆が強まっているなぁと感じました。その中で、八竜小の役割・八竜小だからできることをしっかり見つけていきたいです。