日誌

2019年2月の記事一覧

今日の給食 ★2月28日★

2月28日(木)

麦ごはん 牛乳 かしわ汁 厚揚げのうま煮

 

【給食メモ】

 今日は、かしわ汁に入っている『鶏肉』についてのお話です。日本では、大正時代の終わりごろから鶏がよく育てられるようになりました。そのころは、卵をとることが主な目的で、鶏肉として食べることはほとんどなかったそうです。そのため、価格も安くありませんでした。その後、食用としてブロイラーが育てられるようになり、鶏肉が身近な食材となりました。今日はかしわ汁に鶏肉が入っています。昔お祝いごとがあるときに作られていた水俣の郷土料理です。庭先で飼っていた鶏を使って作り、みそ味で、根菜などが入った具だくさんの汁物です。

今日の給食 ★2月27日★

2月27日(木)

麦ごはん 牛乳 のっぺい汁 小いわし梅の香あげ ざぜん豆

 

【給食メモ】

 ざぜん豆は熊本の郷土料理の一つです。大豆を砂糖としょうゆで甘く味つけし、じっくりと煮込んで作ります。お客さんが来たときのごはんのおかずやお茶うけにするだけでなく、日頃からよく食べていたそうです。日持ちもよいので、保存食として作られていました。ざぜん豆という名前は、お坊さんが修行をするときに食べたことからこの名前がついたと言われています。全国的に作られる豆料理ですが、黒豆で作ることがほとんどで、熊本では大豆で作ります。豆が苦手な人もいるかもしれませんが、ふるさとに伝わる味をしっかりとあじわってみてください。

今日の給食 ★2月26日★

2月26日(火)

ミニコッペパン 牛乳 ひじきスパゲッティ えだまめサラダ

 

【給食メモ】

 ひじきは、昆布やわかめと同じ海藻の仲間です。見た目は真っ黒ですが、乾燥させることで黒くなり、生のときはおうど色をしています。乾燥させてあるので、水で戻してから使います。ひじきには、私たちの体にうれしい栄養素がつまっています。みなさんの歯や骨を作る「カルシウム」、お腹の掃除をしてくれる「食物せんい」。そして、ひじきと言えば煮物のイメージが強いかもしれませんが、他にもおいしい食べ方がたくさんあります。今日はスパゲッティにしてみました。日本で昔からよく食べられてきており、ぜひ、みなさんにも食べてほしい食材のひとつです。 

今日の給食 ★2月25日★

2月25日(月)

麦ごはん 牛乳 わかめのスープ ビビンバ ナムル

 

【給食メモ】

 給食では、日本の食文化を伝えるために和食や各地域の郷土料理を献立に取り入れています。さらに、我が国だけでなく、中国や韓国、アメリカやドイツなどの他国の料理も登場します。それは、給食を通して、日本の事を知ることはもちろん、他の国にも興味を持ち文化の違いを学ぶきっかけにしてもらいたいからです。そこで、今日は韓国の混ぜご飯『ビビンバ』をお届けします。ごはんにビビンバの具とナムルをのせて食べましょう。

今日の給食 ★2月22日★

2月22日(金)

コッペパン 牛乳 野菜のスープ煮 フルーツあえ

 

【給食メモ】

 今日はフルーツあえに入っている『バナナ』についてのお話です。現在、バナナは200~300種類ぐらいあると言われています。皮の色も黄色のものだけでなく、赤茶色、淡い褐色などがあり、果肉も白色、黄色、ピンク色などがあります。大きさも、親指ぐらいの大きさのモンキーバナナから50cmぐらいの大きさのものもあります。今では、安く手に入れることができるバナナですが、昔は値段も高く、特別な日にしか食べることができなかったそうです。