味(　　　　あじ)の旅～日本・札幌～

　冬季(とうき)オリンピックの開催地(かいさいち)を巡ってきました味(あじ)の旅(たび)ですが、今回(こんかい)は日本(にほん)の札幌(さっぽろ)です。今日(きょう)は北海道(ほっかいどう)の郷土(きょうど)料理(りょうり)の石狩(いしかり)汁(しる)を出(だ)しています。石狩(いしかり)汁(しる)は鮭(さけ)をメインに使(つか)いみそやバターで味付(あじつ)けした汁物(しるもの)です。明治(めいじ)時代(じだい)に地元(じもと)の漁師(りょうし)がまかない料理(りょうり)としてみそ汁(しる)の中(なか)に鮭(さけ)のぶつ切(き)りやあら、野菜(やさい)などを入(い)れたものが由来(ゆらい)と言(い)われています。

キッシュについて

今日(きょう)の一口(ひとくち)メモは「キッシュ」についてです。キッシュとは、パイやタルトのきじで作(つく)った器(うつわ)の中(ちゅう)に、卵(たまご)、生(なま)クリーム、ひき肉(にく)や野菜(やさい)を入れ、チーズをのせてオーブンで焼(や)いた、フランスの家庭(かてい)料理(りょうり)です。中(なか)に入れる具材(ぐざい)も、ハムやほうれんそう、シーフードなど、地域(ちいき)や家庭(かてい)によってさまざまです。最初(さいしょ)のころはパンきじを使(つか)って作(つく)っていたそうです。今日(きょう)はパイきじを敷(し)かずに作りました。

　
　もずくについて

　もずくは海藻(かいそう)の仲間(なかま)です。わかめや昆布(こんぶ)は岩(いわ)について大きくなりますが、もずくは他(ほか)の海藻(かいそう)に巻(ま)きついて育(そだ)つので、もにつくから、もずくと呼(よ)ばれるようになりました。もずくには歯(は)や骨(ほね)を強(つよ)くするカルシウムや、肌(はだ)をきれいにするビタミン、鉄分(てつぶん)、食物(しょくもつ)繊維(せんい)が含(ふく)まれています。みなさんは日本(にほん)で一番(いちばん)もずくを食(た)べているのは、どこの県(けん)か知(し)っていますか？それは沖縄県(おきなわけん)です。沖縄県(おきなわけん)は長寿(ちょうじゅ)の県(けん)としても有名(ゆうめい)です。きょうのもずくも沖縄(おきなわ)のもずくです。

今日から１２月です。「風邪」がはやる季節になりました。「風邪」の予防に役立つ栄養素は「ビタミンＡ」「ビタミンＣ」「たんぱく質」です。「ビタミンＡ」は「色の濃い野菜」のにんじんやほうれん草、ブロッコリーなどにたくさん含まれています。そして、「ビタミンＣ」は「果物」のみかんやキウイフルーツ、「いも類」のさつまいもやじゃがいもなどにたくさん含まれています。それから「たんぱく質」は魚や肉・卵・豆・豆製品・乳製品にたくさん含まれています。風邪を引かないようにたくさん栄養をとってくださいね。