学校生活

平成29年度~

教育実習 がんばっています!

9月10日(火)

9月9日(月)~20日(金)までの2週間、富岡小学校では教育実習生が先生になるための勉強(教育実習)を頑張っています。本校の卒業生でもあります。この日は、校長と一緒に各学級の授業の様子を見て回りました。たんぽぽ学級では、1年生が色の名前を確かめ、いろいろな色で線をなぞったり、枠からはみ出さないよう気を付けながら色を塗ったりしていました。1年生は国語、元気な声で一人ずつ音読を披露しました。

 6年生は、タブレットを使って教科書の2つの文章を色分けし、推敲の良さを見つけていました。ICTを活用した授業で、子供たちのレベルの高さに実習生の先生も驚かれていました。2年生は、身の回りにあるポスターや看板などからどんな情報を伝えているのかについて考えていました。

 5年生は社会、グループで協力し合いながらいろいろな資料から水産業の変化について読み取れることを調べていました。4年生は、外国語の授業でした。グループに分かれてのゲームもとても楽しそうでした。

 最後は、3年生、理科の授業を参観しました。植物の育ち方を学習です。植物が枯れた時の様子を、実習生の先生の前で思い切り体で表現しました。かわいらしい子供たちの姿に、先生も思わず目を細めていらっしゃいました。

おもに、3年生の教室で実習を行っていらっしゃいますが、ほかの学級の子供たちも、若くて優しい実習生の先生が大好きで、休み時間は自然と先生の周りに子供たちが集まってきます。昼休みも一緒に遊びたいところですが、このところWBGT値(暑さ指数)が高く、外遊びが思うようにできず、朝の時間に一緒にサッカーをして(なんと30人が一緒にゲームをしていました)楽しんでいました。

 毎日子供たちとしっかり向き合いながら、一生懸命頑張っていらっしゃいます。富岡小学校での2週間で、子供たちと素敵な思い出をたくさんつくり、「先生になりたい」という気持ちがさらに強くなればと願っています。

 

おいしいお米が届きました

9月6日(金)

5年生は、水土里ネットの方々のご協力のもと、志岐小学校の子供たちと一緒に4月に田植え、8月に稲刈りを行いました。そのお米が学校に届き、昼休みに贈呈式が行われました。うるち米、もち米2俵ずついただきました。貴重な経験をさせていただいただけでなく、おいしいお米まで届けてくださり感謝の気持ちでいっぱいです。おいしくいただかせていただきます。ありがとうございました。

優しい心、笑顔で接すれば・・・~3年認知症サポーター講座~

9月6日(金)

2、3校時、図書室で社会福祉協議会、役場の方4名をお招きして、3年生の認知症サポーター講座が行われました。

認知症という言葉を知っている、聞いたことがあると答えた子供は、13名中2名。そこで、ちびまる子ちゃんの家族の例などをあげながら認知症について分かりやすく教えていただきました。おじいちゃん、おばあちゃんのように年をとることで体に変化が起こり、その中でかかりやすい病気の一つが認知症であること、認知症は脳の病気だけど、こわい病気ではない、でも分からないことが多くなって不安な気持ちになり投げやりになったり、怒りっぽくなることもある、そのことでますます病気が進む、しかし周りの助けがあれば心が穏やかになってできることが増えることもある・・・など、子供たちの心の中にもすっと入っていき、真剣な表情でお話を聞いていました。

また、認知症の方に言ってはいけない言葉(「さっきも言うたろ」「はよせんね」「何ばしよっと」「何でわからんと」)や話しかけるときのポイント(前から、笑顔で、ゆっくりと、わかりやすい言葉で、短い文章で、優しい態度で)、3つの「ない」(いそがせない、おどろかせない、心をきずつけない)が大切ということについても教えていただきました。寸劇「おばあちゃん どうしたの?おサイフがない!」もあり、認知症の方にどう接していくといいかしっかり考えていました。

前半の部の最後では、認知症予防にもなる手遊びや数を探していくシートにチャレンジし、休み時間の間もそのまま取り組んでいる子もいました。

後半の部は、いろいろな場面から自分だったらどうするかをグループで意見を出し合い、発表し合いながら前半の部で学習したことを深めていきました。

学習を終えた後、子供たちは「認知症サポーター」として認定され、オレンジのバンドやカードなどが渡されました。認知症サポーターは、病気のことを正しく知って認知症の方の応援者になることだそうです。

きっと、富岡小学校3年生の子供たちは、これから認知症サポーターとして、認知症の方ばかりでなく、自分の周りの人に優しい心で、笑顔で接しながら活躍していくことでしょう。子供たちのためにすてきな心の学びの時間を与えてくださった社会福祉協議会の皆様、ありがとうございました。

 

 

 

同じ富岡に学ぶ先輩の姿を通して ~ようこそ先輩~

9月6日(金)

朝の時間を使って、毎年恒例の「ようこそ先輩」が実施されました。これは、特色ある教育活動を進める県立拓心高校マリン校舎の生徒さんたちが、「学校のこと・自分たちが学んでいること・将来に向けて」等の内容で、話をしてくださるものです。今年度は、マリン校舎2年の生徒会長と副会長の生徒さんが来てくださり、4年生以上の子供たちが参加しました。

まずは、学校の説明から。マリン校舎にある学科(普通科総合コース、海洋科学科海洋航海コース、海洋科学科栽培・食品コース)についてプレゼン資料を提示しながら分かりやすく説明してくださいました。子供たちも、興味津々で聞いており、「自分もマリン校舎で勉強したい」と感想に書いていた子もいました。

学校行事や部活動の話も心に残ったようです。本渡校舎とマリン校舎との間を走る25㎞のマラソン大会や、カッター部(「カッター」とは、大型船に搭載されている救命艇のことで、子供たちは説明を受けて「ペーロンのようなものだ」と言っていました)については、子供たちから質問や感想がたくさん述べられていました。

質問・感想交流の中で、2人がなぜ、このマリン校舎を進学先に選んだのか、また将来の夢についても語っていただきました。一人の生徒さんは、小さい頃水族館に連れて行ってもらったことがきっかけとなり、将来飼育員となり魚の魅力を伝えたいという夢をもって、神奈川県からこのマリン校舎に入学を決めたそうです。もう一人の生徒さんは、同じ苓北町志岐小学校の卒業生です。高校の体験入学で、魚を加工して缶詰にすることに魅力を感じ、進学を決めたそうです。夢をもって、日々の学びを深めている2人の高校生の姿は、学ぶこと、夢をもつこと、将来の仕事等について考えるいいきっかけとなったことでしょう。しっかりとした目標をもち、頑張る高校生がこの富岡で富っ子の先輩としていることを誇りに思いました。マリン校舎の生徒の皆さん、ご指導いただいた先生方、本当にありがとうございました。

 

 

クリーンタイム ~一人一鉢しっかり育てていこう!~

9月5日(木)

朝からクリーンタイムが行われました。今回は、1学期人権の花で種を蒔き育てていた苗を一人ずつ鉢に植え替えます。環境委員会の子供たちが今回も土や鉢など作業がスムーズに進むように事前に準備してくれていました。自分の鉢の花が枯れてしまわないようにこれから心を込めてお世話をしていってほしいと思います。

運動場バックネット近くの花壇には、ひまわりの種を6年生が蒔き、たんぽぽ学級の子がたっぷり水をあげました。台風10号でなぎ倒されてしまったひまわりの花、もう一度きれいに咲いてくれるといいですね。

運動場では、一人一鉢の苗を植え終わった子供たちが草取りを頑張っていました。

朝から花を植え、花壇や運動場をきれいにした子供たちは、すっきりした気持ちで1時間目の授業に臨んでいました。