学校生活

平成29年度~

マリン校舎のみなさんと楽しい時間 ~5年・稚魚放流体験~

7月2日(火)

3校時、5年生は天草拓心高校マリン校舎の海洋科学科3年生13名のみなさんと、富岡海水浴場海岸で稚魚放流と行いました。まずは、高校生からマダイ・クルマエビの生育について説明を受け、子どもたちもわからないこと、もっと聞きたいことなどを質問します。マダイ・クルマエビの稚魚も近くで見せてもらいました。

説明が終わると、2つのグループに分かれ、まずはマダイの稚魚放流から。放流の仕方を教えていただき、高校生の後ろからのサポートで、海に稚魚を放流することができました。後半のグループは、稚魚を観察しながら高校生との会話を楽しんでいました。互いの緊張もほぐれ、仲良くなっていきました。

マダイの稚魚放流が終わると、次はクルマエビです。潮が引くときに上手く放流しないと、小さくて力の弱い稚魚は、波に押されてまた、砂浜に戻ってきてしまいます。子供たちは、高校生と一緒に戻ってきた稚魚を優しく海にまた放してあげていました。

海に放した後、子どもたちは「大きくなって帰ってきてね」と海に向かって叫んでいました。テレビ局の方も来られていて、インタビュー取材を受けていました。

稚魚放流が終わると、再び高校生への質問タイム。「どのくらいで、大きくなって戻ってくるのか」など、積極的に質問をしていました。

最後は、5年生と高校生で記念撮影。

終わった後も、名残惜しそうに高校生とおしゃべりをしていた5年生でした。

高校生の皆さん、楽しくて貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。

2学期には、「ようこそ先輩」でまた会えることを楽しみにしています。

聴き合い、学び合い、子どもが夢中になって学ぶ授業を目指して

6月26日(水)

富岡小は、今年度子どもたちが主体となって「聴き合い、学び合う学習」を充実させていこうと先生方も日々学び合っています。授業では、以下のような「4つのポイント」を意識しながら進めています。

また、夢中で学習に取り組み、一人一人が学びの主人公となっていくために、授業の中で「共有の課題(確実に内容を理解するべき教科書レベルの課題)」と「ジャンプの課題(理解したことを基礎として挑戦する教科書レベル以上の課題)」を取り入れた学習活動を行っています。

この日は、鹿児島国際大学から講師の先生をお招きし、3校時は全クラスの授業を見ていただきました。

体育館では、3年生の理科「ゴムと風の力のはたらき」の授業が行われていました。ゴムの力の動きについて学んだことを生かして、ねらった場所に車を止めるにはどんな工夫をしたらいいか(共有の課題)、もっと遠くの場所をねらうにはどうしたらよいか(ジャンプの課題)について試行錯誤しながら考えました。1年生は、音楽「うみ」。海の様子を表すには、どこをもりあげて歌ったらよいか、ペアで相談しながら気持ちを込めて歌っていました。

2年生は、算数「100をこえる数」。共有の課題で、100円玉を使って計算の仕方を考えた後、ジャンプの課題では、A商店とB商店での買い物場面を設定してどちらがお得かをタブレットを使いながらペアで考えました。4年生は、算数「垂直・平行と四角形」。カードの点をつないでいろいろな四角形をつくり(共有の課題)、辺の平行関係に着目して分類し、台形と平行四辺形について学びました(ジャンプの課題)。

5年生は、算数「小数のわり算」。あまりのあるわり算で、計算問題から商と余りについて考え(共有の課題)、ジャンプの課題では、文章問題から商や余りを求めていきました。6年生は、算数「場合を順序よく整理して」。いくつかを選んで並べるとき何通りあるかを求めていきます。グループの隊形になりながらも、一人で黙々と解いていく子もいれば、友だちと一緒に考える子もいます。そして、「分からない」とヘルプを出して友だちからヒントをもらう子・・・等それぞれに合った方法で学習を進めていました。

 たんぽぽ学級では、1年国語「わけをはなそう」、5年国語「敬語」。それぞれ、違う学習内容ですが、時折、1年生が発表した答えに対し、5年生だったらどう答えるかと意見や感想をたずね、関わり合う場面も設定されていました。

4校時は、3年生算数の授業「時こくと時間」を全職員で参観し、学び合いについて考えます。時こくをよんだり、時間を求めたりする活動は3年生の子どもたちは、やや苦手意識をもっているようですが、この日はたくさんの先生方に見ていただいているとあって、みんな張り切って学習に取り組みました。

共有の課題をみんなで解決した後、いよいよ次はジャンプの課題が示されます。子どもたちは、難しくてもジャンプの課題が大好きで、わくわくした表情で問題を読み取っていました。正解にたどりつけなくても、友だちと「あーでもない、こーでもない」「これはどうかな?」等と夢中になる学びを体験し、その中で、基礎・基本の大切さも感じ、内容を理解していく良さがジャンプの課題にはあります。

 放課後の授業研究会では、教師の発言や指導法を議論するのではなく、子どもたちの発言や活動の記録をもとに、聴き合い、かかわり合い、援助要請、探索的会話がどのように行われていたか、共有やジャンプの課題が子どもたちにとって適切であったかなどを中心に授業を振り返っていきます。講師の先生にも、最後にご指導・ご助言をいただきました。2月にも来校され、授業を見ていただきましたが、その頃より子どもたちの学び合いは進化しているとお褒めの言葉をいただきました。

1月18日(土)には、九州学びの会主催による公開授業が富岡小で行われる予定です。今後、子どもたちが主体的に学び、学びの質を高めていくことができるよう、子どもたちとともに、学び続けていきます。

4年生 ペーロンに触れる 

6月20日(木)

4年生では総合的な学習の時間において、地区の行事であるペーロン大会やペーロンの歴史について調べたり、体験を行ったりしながら、自分と地域のつながりに気付き、地域の活動に参加しようとする態度を養っていきます。

この日は、富岡地区のペーロンに深く関わってくださっている地域の方をお招きして、お話を聞いたり、体験活動を行ったりしました。まず、今年の苓北町じゃっと祭のポスターや競技中の写真を見ながら、ペーロンの歴史や漕ぐときのいろいろな役割についてお話しいただきました。

次に実際に櫂を持ち、いすに座ってこぎ方を練習しました。

予定では、プールに移動してプールサイドで実際に漕ぐ体験となっていましたが、この日は雨でプールでの練習は残念ながら中止。そこで、体育館のステージを使って船に乗っているイメージをもたせながらの練習にチャレンジします。

はじめは、リズムが合わず、櫂がぶつかったり動きがバラバラになったりしていましたが、次第にコツをつかみはじめ、9人の動きが合ってきました。海で漕ぐ時間は大体4分くらいということで、かけ声をかけながら4分間休まずに漕ぐことにチャレンジしてみました。かなりきつかったようで、終わったときには肩や腕を押さえ倒れ込む子も・・・そんな子どもたちに対して、地域の方がペーロンは「きつい」けど、みんなと力を合わせこいでいるうちに「楽しい」ものになってくると、話してくださいました。きつさや苦しさをみんなの励まし合いによって乗り越え心が一つになるペーロンの素晴らしさに少し触れることができたのではないでしょうか。

今回は、体育館でしたが、次回は実際に船に乗り、漕ぐ体験を予定しています。ペーロンの素晴らしさをもっと感じ、ペーロン大会にも参加し、苓北町の伝統行事を盛り上げていってほしいと思います。

5年・集団宿泊教室速報③

6月21日(金)

集団宿泊教室第2日目、昨日は一日中雨でしたが、今朝は曇り空、雲の隙間から青空ものぞいていました。

午前7時、広場で朝のつどいが行われます。昨日の夜行った「チクサクコール」で気合いを入れます。

朝食タイム。昨日一日一緒に活動し、すっかりなかよしになっています。朝食もしっかり食べていました。

最後の活動に入る前に、自分たちが使った部屋の掃除を行います。

最後の活動は、昨日実施予定だったスコアオリエンテーリング。地図を頼りに制限時間内にたくさんのチェックポイントを回るために班で協力しながら頑張っていました。活動が終わると、青年の家での最後の食事です。メニューはカツカレー。友だちとの最後の楽しい時間を惜しみながら、カレーを味わっていました。

いよいよ、退所する時間がやってきました。各学校の代表の子どもたちが2日間の感想を発表し、最後は富岡小の子どもが代表で天草青年の家の先生にお礼の言葉を述べました。

午後2時40分、予定通りの時間に5年生が元気に学校に帰ってきました。最後に、スクールバスの運転手さんや2日間引率してくださった先生方にお礼の挨拶をして、解散となりました。

集団宿泊教室を通して学んだ「集団で過ごすときの時間・規則を守ることの大切さ」、「お互いに協力し合うことの大切さ」をこれからの日常生活に生かし、6年生をサポートしながら富岡小学校を笑顔の花満開の小学校にしていってくださいね。まずは、ゆっくり体を休め、月曜日元気に学校に来てください!

 

 

5年・集団宿泊教室速報②

6月20日(木)

第一日目、午後3時30分過ぎから、野外炊飯に取り組みました。もってきた米を洗って袋に入れて準備します。かまどで火をおこし、お湯を沸かすのに苦労し、夕食のカレーライスにたどり着くまでに時間がかかった班もあったようです。

夕べのつどいを屋内運動場で行った後、体育館に移動。まずは、各学校の紹介から。富岡小の順番がくると、全員元気よく返事をして立ち、富岡小の良さをしっかりとアピールしました。

ゲームに入る前に、みんなで肩を組み、「チクサクコール」。元気よい声が体育館中に響き渡りました。

その後、ニュースポーツ体験活動。ここでは、「ボッチャ」を行いました。この種目は、みんな4年生の時に、支援学校との交流で経験していますが、この日は、少しルールが違いました。チーム対抗戦でどちらが的となるボールに近づくかで、一投ごとにボールの行方を見つめ、その結果で歓声が上がっていました。

活動を終えた後は、入浴→班長会議→班での反省会→就寝準備と進み、午後9時45分には消灯・就寝となりました。朝から大はしゃぎで、どの活動にも元気いっぱいに参加していた子どもたち、きっとぐっすりと深い眠りについたことでしょう(それとも、こっそり部屋の中で友だちといろいろな話に花を咲かせていたのかも・・・?!)。

第2日目の様子は、速報第三弾で・・・

 

  

5年・集団宿泊教室速報①

6月20日(木)

午前7時40分、5年生全員集合。天草青年の家で守らなければならない5分前の行動もバッチリです。これからの活動にワクワクしている様子でした。

午前8時10分、バスが体育館前に到着。いよいよ出発です。すると、1年生、6年生、4年生が体育館にやってきて5年生を盛大に見送ってくれました。

 青年の家に着くとまずは、入所式です。各学校で役割を分担して進めていきます。

 その後、各学校親睦を深めるためのアイスブレイクゲームを楽しみ、昼食です。もう違う学校の友達と仲良くなり、楽しそうに食べていました。

 午後の活動は雨のため、ニュースポーツに変更。初めて経験するガガボール、楽しかったようです。

 

第一弾はここまで...

速報第二弾をお楽しみに。

「人権の花」運動 花の種子等伝達式

6月19日(水)

今年度、富岡小学校は「人権の花」運動に取り組みます。花の栽培を通して、人権意識を高めていくことをねらいとした取組で、この日は法務局天草支局長様、天草人権擁護委員協議会、苓北町教育委員会の皆様をお迎えして、花の種子の伝達式が、3時間目ホールにて行われました。

進行は、環境委員会の子どもたちが行います。「人権の花」運動の立て看板や昨年度取り組んだ姫戸小、本渡東小からの花の種子を代表の子どもたちが受け取りました。1年生はひまわり、2年生はあさがお、3年生は千日紅・百日草、4年生はマリーゴールド、5年生はサルビア・ケイトウ、6年生はパンジーの種です。いろいろな種類の花がこれから富岡小学校を彩っていくと思うと、とても楽しみです。

花の種を渡し終わったところで、サプライズゲストの登場です。マスコットキャラクターのまもるくんとあゆみちゃんがホールにやってくると、子どもたちは大喜びでした。

まもるくんとあゆみちゃんが見守るなか、全員で「種をまこう」という詩を音読。最後に、各学年の「人権宣言」を発表しました。

伝達式が終わると、子どもたちは握手をしたり話しかけたり・・・と大人気のまもるくんとあゆみちゃんでした。かわいいマスコットキャラクターと全校児童で撮った記念写真はとてもいい思い出になったようです。

詩「種をまこう」のように、「人権」という名の種をまき、「思いやり」という名の水と「愛」という名の栄養をたっぷり注ぎ、みんなの「笑顔」という名の陽をあびて、芽が出て、花が咲き、大きな幸せの実が実るといいですね。美しい人権の花、なかよしの花、笑顔の花が咲き誇ることを願っています。

 

 

プール開き(高学年)

6月18日(火)

今週は、プール開き週間。まずは、先頭を切って高学年のプール開きが行われました。6月6日(木)に全校児童で掃除を行ったプールは、その後床面の補修を行い、きれいな水をたたえ太陽の陽を浴びてキラキラ輝いていました。準備運動を行い、シャワーを浴びてプールに入ります。

始めに、自由に水慣れをした後、子どもたちが大好きな「人間洗濯機?(プールの縁に沿ってぐるぐる何周も歩いて水の流れを作るもの)」を行いました。流れができた後、反対向きに歩こうとすると水の抵抗でなかなか前に進まず、歓声が上がっていました。

宝探しゲームも、学年対抗で楽しみました。この日は、高学年もたくさんのゲームや自由時間で初のプールを楽しみましたが、これからは7月23日(火)の苓北部会水泳記録会に向けて練習も頑張っていく予定です。高学年に引き続き、中学年は6月19日(水)にプール開きが行われ、低学年は6月21日(金)からプールでの学習が始まります。今年も、事故がなく、楽しい学習が進められていくことを願っています。

 

 

ふるさとのために ~ごみゼロ実践運動~

6月14日(金)

毎年行われている「苓北町小・中学校ごみゼロ実践運動」。本来ならば、5月30日前後に実施されるのですが、富岡小は運動会等で他の学校より遅い実施となりました。環境委員会の子どもたちが中心となって、ゴミ袋の準備や開始式の進行を務めます。

開始式が終わると、学年ごとに分かれて富岡の町のごみ拾いに出かけていきます。1年生は、富岡海水浴場駐車場、2年生は松林から山陽公園にかけてのごみを、燃えるゴミ・燃えないゴミに分別しながら拾ってビニル袋に入れていきます。

3年生は、フェリー乗り場から富岡神社に向かって、4年生は、フェリー乗り場周辺のごみを拾います。海岸には、洗面器やざるなどいろいろなプラスチックのごみが落ちていました。

5年生は、富岡海水浴場、6年生は、白岩崎キャンプ場に向かってゴミを拾っていきました。

最後は、各学年から集められたごみを環境委員会の子どもたちが、分別確認をしながらまとめていました。

6月9日(日)に、苓北町では各地区で清掃活動が行われていたので、例年よりゴミの量は少なかったようですが、それでも子どもたちは、いろいろなごみが捨てられていることに驚き、自分たちが住む富岡をきれいにしていかなくてはという意識をもつことができた時間となりました。

 

かなた班活動開始!

6月14日(金)

今年度のかなた班(縦割り班)の初顔合わせが朝の時間に行われました。

6つの班に6年生がリーダーとして入り、これから掃除や全校遊びなど様々な異学年との交流活動に取り組んでいきます。まずは、自己紹介から・・・

この日から早速かなた班掃除も始まりました。6年生のリーダーが掃除場所を分担して、下級生に指示を出していました。低学年の子供たちも、新しい掃除場所で上級生の掃除を見ながら黙々と掃除に取り組んでいました。最後は、班ごとに反省会。お互いに協力し合いがら学校をきれいにしていってくださいね。