2022年1月の記事一覧
【3年生】性教育〜家族ってなぁに?〜
今日の3時間目に性教育で「家族って何?」というテーマについて考えました。
「子ども哲学」の手法を用いて正解のないテーマを子どもたちと一緒に考えていきました。
大人が、そっか〜となるような考えを子どもたちは持っていることがわかりました。
まずは、子どもたちの率直な考えを聞きました。
愛し合っていること、命のつながり、大事な人たち、など、
予想以上に深い考えを持っている子どもたちが多く驚きました。
次に、考えるきっかけになればと思い、担任の家族の変遷を伝えました。
その中から、遠くに住んでいても家族だ、なくなっていても家族だと思う、ペットも家族ではないか、など様々な考えが出されました。
もちろん、ペットなど、そう思わないと言う意見もありましたが、どちらが正しいと言うことではないと伝えました。
最後に、「タンタンタンゴはパパふたり」という、ペンギン家族の実話の絵本を読みました。
お話を聞いた子どもたちは、命のつながりがなくても家族なんだ、愛し合っているから家族だと思う、友達も家族かもしれない、という意見が出されました。
授業の最後には、今までにない考えがたくさん増えました。(青色カード)
「家族ってなぁに」という問いの答えはこれだけに留まらないと思いますが、
子どもたちは対話の中から、たくさんの新たな考えを持つことができていました。
ぜひ、ご家庭でも話題にされてみてください。
子どもたちの感想を紹介します。
・愛している人が家族だと思います。
・いつも一緒にいる人が家族だと思いました。
・やっぱり家族は大切な宝物だな、と思いました。
・友達も家族なんじゃないかな、と思いました。
・一緒に暮らして、いつもそばにいてくれる人が家族だと思います。
・大切な人が家族だから、いとこも家族だと思います。
・友達とも仲がいいから、家族だ、と思いました。
・愛している人は、友達もペットも家族だと思います。
・私は、愛し合っていれば、男の人と男の人、女の人と女の人が結婚しても、家族だと思いました。
・一生大切な人が家族だと思います。
・お互いが家族だと思えば、家族になるんだと思いました。
・命のつながりがなくても、ペットも家族だと思います。
・家族は、命のつながりがあってもなくても、一生懸命育ててくれた人だと思う。
・一緒に住んでいなくても、心がつながっていれば家族だと思います。
・家族は、大事な人です。
・愛し合って大切な人を家族というと思う。
・新しい家ができるまで、おばあちゃんたちと離れて暮らしていたけど、遠くにいても家族だと思います。