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【3年生】性教育〜家族ってなぁに?〜

今日の3時間目に性教育で「家族って何?」というテーマについて考えました。

「子ども哲学」の手法を用いて正解のないテーマを子どもたちと一緒に考えていきました。

大人が、そっか〜となるような考えを子どもたちは持っていることがわかりました。

まずは、子どもたちの率直な考えを聞きました。

愛し合っていること、命のつながり、大事な人たち、など、

予想以上に深い考えを持っている子どもたちが多く驚きました。

次に、考えるきっかけになればと思い、担任の家族の変遷を伝えました。

その中から、遠くに住んでいても家族だ、なくなっていても家族だと思う、ペットも家族ではないか、など様々な考えが出されました。

もちろん、ペットなど、そう思わないと言う意見もありましたが、どちらが正しいと言うことではないと伝えました。

最後に、「タンタンタンゴはパパふたり」という、ペンギン家族の実話の絵本を読みました。

お話を聞いた子どもたちは、命のつながりがなくても家族なんだ、愛し合っているから家族だと思う、友達も家族かもしれない、という意見が出されました。

授業の最後には、今までにない考えがたくさん増えました。(青色カード)

「家族ってなぁに」という問いの答えはこれだけに留まらないと思いますが、

子どもたちは対話の中から、たくさんの新たな考えを持つことができていました。

 

ぜひ、ご家庭でも話題にされてみてください。

子どもたちの感想を紹介します。

・愛している人が家族だと思います。

・いつも一緒にいる人が家族だと思いました。

・やっぱり家族は大切な宝物だな、と思いました。

・友達も家族なんじゃないかな、と思いました。

・一緒に暮らして、いつもそばにいてくれる人が家族だと思います。

・大切な人が家族だから、いとこも家族だと思います。

・友達とも仲がいいから、家族だ、と思いました。

・愛している人は、友達もペットも家族だと思います。

・私は、愛し合っていれば、男の人と男の人、女の人と女の人が結婚しても、家族だと思いました。

・一生大切な人が家族だと思います。

・お互いが家族だと思えば、家族になるんだと思いました。

・命のつながりがなくても、ペットも家族だと思います。

・家族は、命のつながりがあってもなくても、一生懸命育ててくれた人だと思う。

・一緒に住んでいなくても、心がつながっていれば家族だと思います。

・家族は、大事な人です。

・愛し合って大切な人を家族というと思う。

・新しい家ができるまで、おばあちゃんたちと離れて暮らしていたけど、遠くにいても家族だと思います。