学校生活

平成29年度~

4年生みんなでペーロン体験(総合的な学習の時間)

7月5日(水)

先週からペーロン大会に向けての練習が行われていますが、4年生では総合的な学習の時間において、地区の行事であるペーロン大会やペーロンの歴史について調べたり、体験を行ったりしながら、自分と地域のつながりに気付き、地域の活動に参加しようとする態度を養っていきます。

この日は、富岡地区のペーロンに深く関わってくださっている地域の方をお招きして、お話を聞いたり、体験活動を行ったりしました。まず、最初の1時間は、体育館でお話を聞き、櫂の持ち方やこぎ方を練習しました。

後半の1時間は、水着に着替え、プールでの練習です。

初めて体験する子は、水の抵抗などあり、始めは櫂をこぐのにかなり苦戦していましたが、次第にみんなの櫂の動きがそろってきました。声も大きさも大きくなってきました。最後は、実際にペーロン大会で船をこぐ時間(3分30秒くらい)こぎ続けることにチャレンジ。かなりきつそうでしたが、声をかけ合いながらがんばりました。

ペーロンは「きつい」けど、みんなと力を合わせこいでいるうちに「楽しい」ものになってくると、話してくださいました。来週は、いよいよ船に乗っての体験活動です。きつさの中の楽しさを味わえる時間となるといいですね。

 

マダイ・クルマエビの合同稚魚放流体験(5年)

7月4日(火)

天草拓心高校マリン校舎の海洋科学科3年生のみなさんと、富岡海水浴場海岸で稚魚放流と行いました。まずは、お互いに自己紹介から・・・どちらも緊張気味でした。高校生からマダイ・クルマエビの生育について説明を受けた後、まずはクルマエビの稚魚放流から行いました。

バケツの中に入ったクルマエビの小ささに子供たちも驚いていました。

波が引くタイミングに合わせて、稚魚を放流します。しかし、まだ稚魚は泳ぐ力がないため、波に押し戻されて砂浜に戻ってきてしまう魚もいます。その度に、子供たちは魚をすくって海に優しく放してあげていました。

クルマエビが終わると、次はマダイの稚魚放流です。

マダイの稚魚を見て、「オタマジャクシみたい」といっていました。しかしよく見ると、ちゃんと鯛の形をしていました。こちらもタイミングを合わせて海に放流してあげました。

この日、天草ケーブルテレビとTKUの方が取材に来られていて、子供たちもインタビューを受けていました。

最初は、お互いに恥ずかしがって会話も少なかったのが、「好きな芸能人は?」「彼氏いるんですか?」など話が盛り上がり、すっかり打ち解けていました。

 

最後に、高校生と5年生のみんなで記念撮影。その日に書いたお礼の手紙には、「最初は緊張したけど、みなさんの優しさのおかげでいろんなことに興味をもつことができました。」「また、ようこそ先輩で会えるのを楽しみにしています。」「高校ではこんなに楽しい活動を行ったりするんだなと思い、拓心高校に行きたくなりました。」など子供たちの素直な気持ちが綴られていました。

マリン校舎のみなさん、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

学校運営協議会(富小サミット)

6月30日(金)

授業参観・学級懇談会とあわせて、この日学校運営協議会(富小サミット)も開催されました。学校運営協議会とは、地域と学校が課題を共有し、課題解決のために協働することを通し「地域とともにある学校づくり」を目指す組織です。(以下のような仕組みになっています)

まずは、子供たちの学習の様子を見ていただきました。

その後、校長室で校長からの学校の概要説明を聞き、児童代表2名を加え、2つのグループに分かれ、富小の課題、解決策などについて意見を出し合いました。

今後も、保護者や地域の皆様の意見や要望を学校運営により反映させ、学校・地域・家庭、そして行政が一体となって、富岡の子供たちの健全育成を図っていきたいと思います。

『命を大切にする心』を育む授業

6月30日(金)

1学期最後の授業参観日でした。この日は、どのクラスも「『命を大切にする心』を育む週間」の取組として、道徳の授業が行われました。

たんぽぽ学級、1年生では「ハムスターの赤ちゃん」を学習。ハムスターの誕生と成長の様子から、小さな動物にもそれぞれ命があり、かけがえのないものであること、命あるものを大切にしていこうといくことを考えました。

2年生の教材は「たんじょうび」。主人公が自分が生まれた時のことについてお母さんから話を聞き、自分の命について考えを深めるというお話。教材を学習した後、お家の人からの手紙をプレゼントされ、嬉しそうに読んでいた子供たちでした。最後は、子供たちからもお家の方にお返事を書いていました。

3年生は「ヌチヌグスージ~いのちのまつり~」。ヌチヌスグージは沖縄でおこなわれている命の祭り、自分の命が大勢のご先祖様から命を受け継いだものであることを知った主人公の気持ちに共感し、命のつながりや命の尊さについてしっかり考えました。

4年生は「わたしの見つけた小さな幸せ」。病気をきっかけに小さな幸せに気付くことができるようになった主人公わたしを通して、「当たり前」だと感じ、目を向けてこなかったことからも「小さな幸せ」を感じ、健康や命を大切にしようという気持ちをもった時間でした。

5年生は「おばあちゃんが残したもの」。なくなったおばあちゃんが残してくれたものを考え、命が多くの命のつながりの中にあるかけがえのないものであることを感じたのではないかと思います。

6年生は「お母さんへの手紙」。病気と一緒に戦ってきた母への感謝の気持ちを書いた手紙を通して、命の大切さについて考えました。学校運営協議会委員として授業を参観された富岡保育園の先生は、6年間の子供たちの心の成長に感動され、涙を流しておられました。

どの学年も「命」についていろいろな視点から考えた1時間でした。授業だけでなく日頃の生活の中で「命を大切にしよう」という気持ちが育まれていくことを願っています。

 

 

みんなでやろう!イーライブラリ

6月30日(金)

イーライブラリ(eライブラリ)とは、子供たちの「主体的な学び」をサポートする学習支援サービスです。子供たちは習熟度に応じて自動構成された問題を解くことで学力向上できるだけでなく、自ら主体的に学ぶ力を育むことを目的とした機能も用意されています。富小でも、このイ―ライブラリを活用した学習を学校や家庭で行っていこうと、全校一斉に朝自習で取り組んでみました。

1・2年生も、先生から出された課題に集中して取り組んでいました。

どれだけ解いたのか、一覧で分かるようにもなっています。一つの問題を解くときに入力し直しがきかないため、慎重に答えないと不正解で結果が出てしまいます。

3年生以上には、国語・算数に加え社会・理科の問題もあります。5年以上からは英語の問題も入っています。5年生は英語にチャレンジ。リスニングの力も付きそうです。6年生は算数、ノートに計算しながら答えをえらんでいました。

今後、家庭にもタブレットを持ち帰って学習を進めていきます。(家庭学習で使う時は、家庭にWi-Fiがなくてもダウンロード学習ができます)どんどん使っていくと、「自動個別学習」を選択すれば、その子の力に応じた問題が出題されるようになります。まさに、「個別最適な学び」です。やればやるだけ、ホーム画面の木が成長していきます。夏休み、たくさん活用して力を付けていってほしいと思います。

不審者対応避難訓練

6月29日(木)

2時間目から業間にかけて、不審者対応避難訓練が行われました。今回は、2階の5年教室に不審者が入ってきたという設定でした。男性職員がさすまたや催涙スプレーを持って対応にあたり、その他の職員が子供たちを体育館に誘導します。子供たちも真剣な表情で避難し、体育館に集まってからも不審者確保の連絡があるまでは、息をのんで静かに待っていました。

不審者役を務められた警察の方や職員が体育館に来られて、みんなでまとめの会を行いました。警察の方からは、自分の命を守るための「いかのおすし(ついていかない・らない・おごえをだす・ぐにげる・らせる)」についてお話しくださいました。

まとめの会が終わると、子供たちは不審者対応に関する動画を全校で視聴、体育館の後ろでは職員に対して警察の方から不審者対応についての指導が行われました。今回は、男性職員が対応しましたが、男性職員が不在の場合は女性職員も対応しなければなりません。全職員危機意識をもって熱心に聞いていました。

 

  まとめの会で校長からは、子供たちでもできる防犯について話をしました。学校には防犯カメラなど設置されていますが、不審者にとって最もこわいのは防犯カメラではなく、「人の眼」です。悪いことをしようと考えている人は、挨拶をされたときにちゃんと挨拶を返すことができません。挨拶をすることでそういった怪しい人を見破ることもできるし、不審者側も「まずい」と思い、悪いことをしなくなります。また、地域の方に普段から挨拶をして顔を覚えてもらって顔見知りになっておくと、いざというときに助けてもらえます。まさに、「挨拶」は誰でもできる防犯です。これからも元気に挨拶をして、防犯に努めていってほしいと思います。

 

ペーロン練習開始(プール練習)

6月26日(月)

7月16日(日)に、4年ぶりにペーロン大会が開催されます。今年度は、以前と要項も変わり、小学生は保護者や先生方と一緒に船をこぎます(ファミリーの部)。4年生以上のご家庭に参加を募ったところ、富岡小からは2艇出場することになりました。この日は、結団式とプールでの初練習が行われました。

ほとんどの子供たちが、ペーロン初体験。まず櫂を持って、自分が左右どちら側でこいだ方がいいかを決めます。ペーロン経験者の保護者の方も来てくださり、子供たちにこぎ方を丁寧に教えてくださいました。

「1・2・3!」と全員で声をかけながら練習。櫂を持ってこぐだけで精一杯で、まだ大きな声は出せなかったようでした。しかし、少しずつコツをつかみ始めた子も出てきました。最後に、先生のたたくリズムに合わせて5分間こぎ続けました。

みんなの息が合い、船がぐんと進むうれしさは、なんとも言えないものがあります。私も以前参加したとき、一緒に船に乗った人たちとの一体感を味わうことができ、参加してよかったと思いました。練習はきついかもしれませんが、みんなで声をかけ合い、達成感や満足感を味わえるようがんばってほしいと願っています。

ご協力いただく、PTAや地域の皆様、大会まで大変お世話になります。

プール開き週間

6月20日(火)

この日、低学年と高学年合同のプール開きが5時間目に行われました(中学年は21日でした)。1年生の始めの言葉でスタート。プールでの学習の約束を確認した後、準備運動をすませ、いよいよプールに入ります。

高学年は、大プールで水慣れです。みんなでプールをぐるぐる回り、水の流れができたところで逆方向に・・・流れに逆らうのはとても難しく、子供たちからも歓声が上がっていました。

低学年は、小プールで水慣れです。天気が良く、水も気持ちよく感じていたようです。子供たちは、誰一人水を怖がることなく、顔を水につけたり、もぐったり・・・感心しました。

それぞれの水慣れが終わると、低学年と高学年の子供たちで2~3人のグループをつくり、大プールで自由時間を楽しみました。1・2年生にとって大プールは、深くて怖さを感じる子もいるかと思いましたが、高学年の子供たちがおんぶをしたり、手を引いたりしながら楽しく泳げるようにと工夫していました。中には、泳ぎ方を丁寧に教えているペアもいました。

中学年は、21日(水)にプール開きを行いましたが、この日はあいにくの雨。少し肌寒くプールの中に入る時間も短くなってしまいましたが、23日(金)には、よい天気の中、楽しく水泳の学習に取り組むことができました。

 

 

先生にインタビュー(1年・生活科の学習より)

6月20日(火)

2時間目、理科室、職員室、校長室に「小さなお客さん」が訪れました。生活科で、先生方にインタビューする活動だそうです。3~4人のグループで、自分たちだけでそれぞれの場所を訪問し、「どんなお仕事をしているんですか。」など、インタビューを行い、学習シートに一生懸命聞きとったことをメモしていました。中には、「ハッピーな時はどんな時ですか?」という質問も・・・まさに、1年生の子供たちのかわいらしいインタビューにハッピーな気分になったひとときでした。

おじいちゃん おばあちゃん ありがとうございました ~敬老ふれあい会~

6月15日(木)

子供たちのおじいちゃん・おばあちゃんや富岡地区にお住まいのおじいちゃん・おばあちゃんをお招きして「敬老ふれあい会」が体育館で開催されました。例年なら6年生や企画委員の子供たちが担当するのですが、今年度は4年生が総合的な学習の時間の取組の一環として準備や進行を任されました。開催日までに招待状や名札を作成したり、当日も会場設営や開閉会式のリハーサルをしたりと頑張りました。

1年生による始めの言葉で会がスタート。招待者を代表して富岡地区老連会会長さんからもメッセージをいただきました。4年生によるコーナーの紹介等が終わると、いよいよ縦割り班(かなた班)ごとに5つのコーナーでの活動開始です。

 

5つのコーナーでの活動の様子です。まずは、「七夕飾り・折り紙コーナー」。出来上がった飾りや願い事を書いた短冊を両脇におかれた竹に結び付けていました。

「竹とんぼコーナー」。地域の方が子供たちのために、よく飛ぶ竹とんぼを作ってきてくださいました。コツを教えてもらい、夢中で飛ばしていました。

「おはじきコーナー」。2~3人の組をつくり、おはじき遊びを楽しみました。指でうまくはじき、たくさんおはじきをとることができて喜ぶ子供たちでした。

「めんこコーナー」。昔めんこの達人だったおじいちゃんたちからコツを教えてもらい、次第に子供たちのめんこの音が変わってきました。

「お手玉コーナー」。おばあちゃんたちのお手玉の技を見て「すご~い」と感心する子供たち、自分たちも・・・と粘り強く練習していました。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、閉会式となりました。感想発表では、「おじいちゃんやおばあちゃんたちとおしゃべりできて楽しかった」「人生で初めて竹とんぼを飛ばすことができてうれしかった」など出され、参加された方々も、ニコニコ笑顔で聞いていらっしゃいました。

最後は、参加して下さった方に富っ子みんなでお礼の言葉を伝え、会を終了しました。久しぶりに行うことができた全校児童と地域の方との交流活動、今後子供たちも地域のためにできることは何かを考えながら、双方向的な地域学校協働活動を進めていきたいと思います。

ご多用の中、ご参加くださった方々、中心となって会の準備に携わっていただいた地域学校協働活動推進員さん、本当にありがとうございました。これからも、どうぞよろしくお願いします。