最終更新日 2024.9.30
平成29年度~
「命を大切にする心」を育む授業
7月12日(金)
午後から、授業参観・学級懇談会が開催されました。この日の授業参観は、どの学級も「命を大切にする心」を育む授業が行われました。
たんぽぽ学級は、「どきどき どっきんぐ」。うさぎを抱っこしたり、お母さんに抱きしめてもらったりしたとき、心臓が重なり合い、鼓動がはやくなる体験をした主人公の話を通して、「生きているな」「楽しいな」「うれしいな」と感じるときについて考えました。
1年生は、「つながっている『いのちのまつり』」。「お母さん、ありがとう!」と言って抱きつく主人公の気持ちを考えることを通して、あらためて自分の家族からの愛情を確認し、感謝の気持ちを手紙で伝えていた1年生でした。手紙を渡した後、お家の方からギュッと抱きしめていただいてとても嬉しそうでした。
2年生は、「たんじょう日」。主人公が自分が生まれた時のことについてお母さんに話を聞くお話で、自分の誕生のこと、自分の命の大切さについて考えを深めていました。
3年生は、「ヌチヌグスージ」。ヌチヌスグージは、沖縄で行われる命の祭りのことです。自分の命がご先祖様から受け継いだものであることを知った主人公の気持ちに共感し、命のつながりやどうして命は大切なのかについて考えました。
4年生は、「わたしの見つけた小さな幸せ」。病気をきっかけに小さな幸せに気付くことができるようになった主人公わたしを通して、今まで当たり前だと思い、目を向けてこなかったことからも「小さな幸せ」を感じ、健康や命を大切にしようという気持ちをもった時間でした。
5年生は、「お母さんへの手紙」。病気になった主人公が、一緒になって闘ってきた母への感謝の気持ちを記した手紙を通して、自分を支える家族の存在を確認し、家族への思いを深めたことと思います。
6年生は、「ある犬のおはなし」。幸せな子犬時代から、殺処分になる犬の生涯を描いた絵本を題材に、生きものと関わったり、育てたりした経験のある子供たちは、「大切な命」を預かる責任についてもしっかり考えたことでしょう。
どの学級も「命」についていろいろな視点から考えた1時間でした。
授業で感じたことや、命について考えることなどを話題にあげ、家族みんなで話し合う時間をつくってみられてはいかがでしょうか。学校でも、一つしかない自分の命、自分以外の命を大切にする心を、授業や日常生活の中で育む取組をこれからも続けていきます。
4年・ペーロン体験学習
7月11日(木)
4年生は、総合的な学習の時間の中で、地域の伝統ペーロンについて学んでいます。6月は学校で地域の方からお話をうかがったり、体育館で櫂の漕ぎ方を教えていただいたりしました。この日は、実際にペーロン船に乗り、海に出る体験をしました。ペーロン小屋にはたくさんの船が収納されていました。
救命胴衣を身に付け、船に乗る準備を整えます。
船の中の仕組みもしっかり観察し、全員で記念写真も撮りました。
いよいよ、船に乗り込み、海に出ます。担任の先生も初めてペーロン船に乗り、太鼓をたたきます。
短い時間でしたが、4年生全員貴重な体験ができました。雨の予報も出ていて中止と思っていたのですが、この時間だけ、雨も上がり海に出ることができ、本当にラッキーな4年生でした。2回にわたり、丁寧にご指導いただいた地域の方、引率のお手伝いをしてくださった保護者の方、ありがとうございました。
ペーロン練習 頑張っています!
7月8日(月)
7月21日(日)のペーロン大会に向けて、先週から練習が始まりました。まずは、プール練習から・・・。水の抵抗等あり、櫂を思うように漕ぐことができず苦戦していましたが、少しずつコツをつかんできて、掛け声をかけながら櫂の動きもそろってきました。
そして、いよいよ今週からは海に出ての練習が始まりました。初めての海練習ということで子供たちもワクワクしていたようです。ライフジャケットを身に付け、さっそうと船に乗り込み、櫂を漕ぎ始めました。
最後は、かじ取りをしてくださった方からアドバイスをいただき、この日の練習を終えました。保護者の皆様にも平日の夕方にもかかわらず、練習にご協力いただき、ありがとうございました。ペーロン大会まで、練習はあと3回、楽しみながら次第に心を一つにして漕げるようになるといいですね。頑張ってください!!
地域の方々の力を借りて・・・
7月8日(月)
1・2時間目、1・2年生は、サツマイモの苗植えを行いました。地域の方のご厚意で学校のために畑を貸してくださっており、6月はジャガイモ掘りを体験させていただきました。今回は、サツマイモの苗を植えます。雑草などが生えないようにと今年はマルチシートを事前に張ってくださいました。
子どもたちは、苗をもらい、順番に植えていきます。最後に、地域の方からおいしく実るために心を込めて育てていらっしゃることなど心に響くいいお話を子供たちにしていただきました。秋にはおいしいサツマイモが実るといいですね。
また、この日は水泳インストラクターの方が来校され、4時間目は低学年、5時間目は中学年、6時間目は高学年と子供たちに指導をしてくださいました。子供たちのこともよくご存じで、わかりやすく指導してくださり、みるみる子供たちの泳ぎが上達していくのがわかりました。
地域の方の様々なご協力のおかげで、子供たちは充実した学習活動ができております。学習で身に付けた力を地域に役立てていけるよう頑張ります。
これからもよろしくお願いいたします。
新紙幣を手にしました! ~6年・租税教室~
7月5日(金)
苓北町税務課の方2名をお招きして、6年生対象の「租税教室」が行われました。まず、税金とは何か、説明していただき、どんなところに税金が使われているのかについて考えました。
また、子どもたちが義務教育を終えるまで学校に通うために使われる税金は、1年間で、一人約100万円。義務教育は9年間、6年生9名分だと8100万円、一億円に近い額になります。そこで、1億円という金額を実感してもらうために、ケースに入った見本を見せていただきました。実際にもってみてその重さを体験することができました。
そして、お金といえば、7月3日から新紙幣が導入され話題となっています。子どもたちはいち早く新紙幣を手に取ってみることができ、みんなじっくり眺めていました。
最後に、国民の三大義務(教育を受けさせる義務・勤労の義務・納税の義務)について話してくださいました。税金や日本の経済等について子どもたちなりにしっかり考えることができた1時間でした。
熊本県教育情報システム
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管理責任者 校長 小田原 美芽
運用担当者 教頭 川端 智紀