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失ったものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ。 (平井孝明氏講演)

失ったものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ。
(平井孝明氏講演)


令和3年12月16日


 東京2020パラリンピックで、視覚障害柔道60㎏級の柔道に出場された平井孝明氏(県立盲学校教諭)による講演会が開催されました。
 講演では、柔道の出会いから、パラリンピック出場までのお話が、5年生の児童に向けてありました。
 お話の最後に、子供たちに3つの伝えたいことを述べられました。

 1,失われたものを数えるな、残されたものを最大限に生かせ。
 2,継続は力なり。
 3,まわりの方へ感謝を忘れない。

 最後に、子供たちの大きな拍手で、講演会は終わりました。

 
 子供たちとの、柔道の実演(組手)もありました。JAPANのゼッケンをつけ、代表児童3名が組手を体験しました。

 

 

 追伸


It’s ability, not disability, that counts.
失ったものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ。

「失われたものを数えるな、残されたものを最大限に生かせ」は、パラリンピックの父であるルードウィッヒ・グットマン博士が生きることに絶望していた傷痍軍人にかけ続けた言葉です。

 第二次世界大戦の傷痍軍人の治療にスポーツを取り入れ成果を上げました。入院患者を対象とした競技大会を開催し、後に国際大会として行われた車椅子競技大会(1961年)が、パラリンピックの第1回大会「ローマパラリンピック」と見なされるまでにいたりました。
やがて厚生省からの研修生として中村医師を受け入れ、1964年の東京オリンピックにもパラリンピックの開催を実現しました。