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違いは、学べるチャンスです
6月16日(月)の5校時に、大津国際交流協会・会長の大塚麻里子さんに『ちがいに橋をかけよう』というテーマで講話をしていただきました。JICA(ジャイカ:国際協力機構)で様々な国へ行った経験や、現在大津町で交流されている外国ルーツの方々とのエピソードを交えながら話をしていただきました。
アメリカで言葉が分からず、自信を無くして落ち込んだこともあったそうですが、「くよくよしていたら無駄だ」と自分にできることを探したそうです。
大塚さんは、『言葉だけがコミュニケーションではない。笑顔や態度で通じ合うことはできる。』と教えてくださいました。
他にも、ミャンマーやウズベキスタンで日本との文化の違いに衝撃を受けたことや、そこから学んだことを教えてくださいました。
最後に、
『違いは、学べるチャンスです。やってみたいという気持ちを大切にしてほしい。自分の当たり前は世界の当たり前ではない。柔らかい心で受け止めること。そうすると、「それもありかも」と思えます。』
と力強く伝えてくださいました。
多文化共生に大切なことだけでなく、生きるうえでも大切なことを学ぶ貴重な機会になりました。
もしも日本に税金がなかったら、、、
12日(木)の3校時に、6年生で租税教室が開かれました。社会科の授業で税金について知り、勉強してきましたが、菊池法人会の方々にさらに詳しく教えていただきました。
税金がない世の中になると、どうなってしまうのか。動画を視聴して学びました。そして、税の集め方や使われ方のお話を聞きました。
子どもたちの感想を一部、紹介します。
「小学生一人に1年間で92万円も税金が使われていることに驚きました。学校のいすや机、教科書を大切に使いたいです。」
「消費税は必要ないと思っていたけど、みんなが安心して生活をするために必要だと思いました。税金の使い道を決めていくのは、内閣や国会なので18歳になったら選挙へ行って、よりよい国や県をつくっていきたいです。」
「税金のおかげで学校に通えていることが分かりました。今の日本は、人口が減っていっているので、税金を納める人が減るとどうなるのか疑問に思いました。」
など様々な感想を持っていました。今回でた疑問をさらに調べていき解決していきたいと思います。
全校集会「名前の大切さを知っていますか」
6月4日(水)の全校集会で、全校児童にむけて宮脇校長先生からメッセージが送られました。
私たちは、友達や家族を名前で呼びます。名前は単なる「呼び方」ではなく、それぞれの人にとって大切な意味を持つものです。ところが、子ども同士の会話の中で、あだ名で呼び合うことが聞かれることがあります。あだ名で呼ばれることが嬉しくない人もいるのを知っていますか? 「本当の名前で呼んでほしい」「からかわれているみたいでイヤだ」と感じることもあります。
そんな気持ちに気づくことで、もっと優しく、お互いを大切にできることにつながります。
名前には、家族が込めた思いや願いがあります。自分の名前を大切にすることは、自分自身を大事にすることにもつながります。そして、周りの人の名前を尊重することで、よりよい関係を築いてきましょう。
だからこそ、あだ名や呼び捨てではなく、「〇〇さん」と名前で呼ぶことを大切にしていきたいですね。
集会後、すぐに3年生数名が校長先生のもとにかけより、感想を伝えていました。
校長先生の想いが伝わったのでしょう。全校児童で素敵な学校をつくっていきたいです。
がっこうにいるひととなかよくなろう!
1年生の生活科の学習で、学校の先生方にそれぞれの仕事についてインタビューをしました。「こんなお仕事をしていたんだ!」「これはなんだろう」と、驚いたり感心したりしながら楽しく学ぶ姿が見られました。
インタビューの後には、「先生、やさしかった!」「いろんなことがわかってうれしかった!」と話しており、学校の中で働く人たちへの親しみや感謝の気持ちも育っているようです。今後も、身近な人やものへの関心を大切にしながら学びを広げていきたいと思います。
輝いた一人ひとりの全力 〜みんなが主役の運動会〜
5月25日、室小学校の運動会が盛大に行われました。今年の運動会スローガンは「輝〜みんなが主役 最後までベストをつくす〜」。その言葉通り、すべての児童がそれぞれの種目で主役として輝きを放った一日となりました。空は曇り空ながら、過ごしやすい気候に恵まれ、絶好のコンディション。子どもたちは全力を尽くし、走って、跳んで、声を合わせて応援して、それぞれの持ち場で輝きを放っていました。一人ひとりの真剣な表情となかまを思いやる姿が印象的で、見ている私たちの心にも深く響きました。この運動会で得た達成感となかまとの絆を、これからの学校生活のエネルギーに変えて、ますますたくましく成長してくれることを願っています。