学校生活
資源回収、授業参観、PTA教育講演会、学級懇談とお世話になりました。
第2回目の資源回収を11月27日(土)に実施していただきました。準備から当日の運営とPTA役員の方々にお世話になりました。地域の皆様にもご協力いただき、本当にありがとうございました。
また、12月3日㈮には、授業参観、教育講演会、学級懇談を行いました。
講演会では、日本総合専門学校講師の松本英祥様から「命を見つめて」という演題でお話をいただきました。
ガタピシ(我他彼此)とは、たてつけの悪い引き戸の音を表していますが、もともとは漢字のとおり自他の関係がうまく行かない様を現しているそうです。現代社会はその傾向が強まっているからこそ、自分と同じように相手も大切にしていきましょうと具体例を交えて紹介されました。会場にいた方は、優しい気持ちになれたのではないでしょうか。多数参加いただきましてありがとうございました
いらっしゃいませ!(1年 保育園との交流)
11月30日(木)1年生は、こどもが丘保育園の年長児をご招待して、交流活動をしました。どんぐりやもみじなど秋の自然をいかしたおもちゃを作り、お店を開き、遊び方を説明していっしょに遊びました。
交流を終えた1年生は、
「いらっしゃいませ。」が言えてよかったです。
ほいくえんせいが、よろこんでくれてよかったです。
と満足げな様子でした。
頑張ったかいがありましたね。
かぜ薬も、薬物乱用になってしまう??(薬物乱用防止教室)
12月2日(木)講師として本校の学校薬剤師、吉永先生にお越しいただき、6年生を対象として薬物乱用防止教室を行いました。ドラッグの害はもちろんのことですが、普段使っている薬も用量や方法を間違えてしまうと薬物乱用になってしまうことや、身近にある薬物「お酒」「たばこ」の体への害についても分かりやすく説明していただきました。吉永先生のあたたかい、やさしい話しぶりにみんな真剣に聞き入っていました。
後半は、身近な人から誘われたときの断り方を一人一人が考えたあと、ロールプレイを行いました。「薬物を勧められたときは、きっぱり断ろうと思います。」「今日、学んだことは家族にも伝えようと思います。」など、薬物乱用の恐ろしさを知るとともに、自分や身近にいる人の体や将来を大切にしようと再確認した45分となりました。
行動の原動力は?~出動!落ち葉集め隊
南関第一小学校には、さまざまな樹木が植えられています。落葉樹も多く、運動場には毎日落ち葉がたくさんあります。
そこで、南先生が定期的に「南関第一小学校のよい子の皆さん、時間が空いている人で協力できる人は、落ち葉集めに来て下さい。」と放送でよびかけています。何人かの子が集まってボランティアで作業してくれています。えらいなあと感心しています。
ところが、12月3日(金)の朝、放送前にリヤカーを出して木の下に集まっている子どもたちがいました。そして、自分たちで落ち葉を集め始めたのです。
なぜしようと思ったのでしょう。子どもはふつう遊ぶことが最優先ですから、大きな疑問となりました。
①落ち葉が落ちているから、きれいにしようと思ったから。
②今日は落ち葉が多いので、南先生が呼びかけると予想したから。
③習慣化しているから。
④楽しいから。
と予想をたてました。子どもたちに聞くと①だと答えましたが、納得いきません。そんな単純ではないはずです。まわりにはサッカーや鬼ごっこをしている子もたくさんいたのにもかかわらず作業をしたのですから。
ある保護者の方が「④だと思いますよ」と言われて、はっとしました。
ボランティアをされる方は、楽しんで取り組まれます。その楽しさは、人に役立っているとかみんなが笑顔になることを思い浮かべているところからきているそうです。自分という存在が、人のためになっていることを実感でき、それが満足感や達成感につながっています。それは、自己肯定感が高まりへとなっていきます。
④「楽しいから」という回答でも、もしかしたらこのような深い思いが心の奥底にあるかもしれません。そうだとしたら、すごく高まった意識をもっていることになります。
作業をしない理由を、「遊びたい」「自分の仕事ではない」「きついから嫌」「負担感増」としてしまいがちなのに、何と素晴らしいことでしょうか。
頼もしい存在の「落ち葉集め隊」でした。
怒らない、急がせない。(認知症学習)
11月24日(水)4年生は、社会福祉協議会の方から認知症について教えていただきました。
認知症になる原因や症状、周囲の望ましい対応などについて、本の読みきかせ、ロールプレイングやDVDなどを通してわかりやすく説明していただきました。子どもたちも真剣に話を聞き、しっかり学ぶことができました。
子どもたちの感想です。
「認知症の人が忘れてしまって、それを強く言うとよけい悪化するのを知り、高齢者に優しくしていきたいです。」
「おばあちゃんが認知症になったら①怒らない ②急がせない ③馬鹿にしない を守っておばあちゃんをやすませたいです。」
「… ゆっくりせかせずに、目の前から声をかけることが大切だと思いました。」
「ぼくは、認知症という病気はだれにでもなる可能性があることを知りました。もしも自分が認知症になって色々なことが分からなくなったら不安になると思います。だから…。」
優しい気持ちで、しかもしっかり自分のこととして学べていることが立派ですね。
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