水上学園日記
笑顔と感謝があふれた「お弁当の日」〜成長を支える温かなステップ〜
本日は「お弁当プロジェクト」の実施日でした。各ご家庭でのご準備やご協力、本当にありがとうございました。
教室をのぞいてみると、子供たちは朝から楽しみにしていたお弁当箱を嬉しそうに広げていました。手作りのおかずを美味しそうに口へ運ぶ笑顔や、友だちとお弁当を見せ合いながら楽しそうに会話が弾む様子がとても印象的でした。
今回のプロジェクトでは、子供たち自身がコースを選んでお弁当作りに参加し、食の大切さや栄養のバランスを考える機会としました。
また、高学年や中学生のステージでは、タブレットを活用してお弁当の写真を撮影・記録し、学びを深める取り組みも行っています。
自分で準備に関わったからこそ感じられる「いただきます」の重みや、普段作ってくれる方への感謝の気持ちが、子供たちの表情からもしっかりと伝わってきました。
なお本日は、通知表を配付いたしました。子供たちがこれまで積み重ねてきた努力や成長のあゆみが詰まっています。
ご家庭におかれましても、ぜひお子様と一緒にご覧いただき、できたことや頑張ったところをたくさん褒めてあげてください。その温かい言葉かけが、これからの学習活動や学校生活に向けた大きな励みとなります。
食を通じた成長と、日々の学びの成果。ご家庭の温かいサポートに心から感謝申し上げます。今後とも本校の教育活動へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
実りの秋、感謝の稲刈り体験
本日はフリー参観を行いました。早朝からたくさんのご来校をいただきありがとうございました。
さて、昨日14日水曜日は、爽やかな秋晴れが広がる素晴らしいお天気のもと、本校の5・6年生が恒例の稲刈り体験を行いました。
今回の稲刈りも、JA青壮年部のみなさんの温かいご協力のおかげで無事に実施することができました。子どもたちが6月に心を込めて植えた小さな苗は、地域の皆様の見守りと自然の恵みを受け、見事な金色の稲穂へと成長しました。
作業では、手作業で丁寧に稲を刈り取るだけでなく、機械を使った収穫の様子を体験・見学する貴重な機会もいただきました。
地域のみなさんに優しく教わりながら、汗を流して一生懸命に取り組む子どもたちの表情は、とても輝いていました。
刈り取った稲穂は現在、竿掛け(掛け干し)にして乾燥させています。2週間後には脱穀を行い、年末にはみんなが楽しみにしている「もちつき」を予定しています。自分たちの手で育て、収穫したお米でつくお餅の味は、きっと特別なものになるはずです。
豊かに実った自然の恵みへの感謝と、日々子どもたちの学びを力強く支えてくださるJA青壮年部のみなさんへの感謝の気持ちを大切に、これからも豊かな体験学習を重ねてまいります。
温かいご支援をいただき、本当にありがとうございました。
【水上村子ども議会】9年生、村の未来へ堂々の質問と提案
本日、9年生が水上村議会議場へ出向き、「水上村子ども議会」が開催されました。
これまで社会科の公民分野や総合的な学習の時間を通じ、約4か月間にわたって村の現状や課題を見つめ直してきた生徒たち。福祉、自然環境、地方創生、財政など多岐にわたるテーマについて、自分たちの手で質問や提案を練り上げてきました。
いざ足を踏み入れた本会議場は、村の未来を決めるための厳格で特別な空間です。開会当初は独特の緊張感が漂っていましたが、いざ質問が始まると空気は一変。中嶽村長をはじめとする村当局の方々を前に、自らの言葉で堂々と発言する姿が見られました。
英語教育の充実や国際交流の可能性、村の象徴である桜の保全活動、新設されるトラックを活用したスポーツイベントの提案、中学生にも分かりやすい財政の学び(出前講座など)の要望、さらには高齢者の移動支援の拡充についてなど、まさに子どもならではの純粋でまっすぐな視点から、村の将来を真剣に考え抜いた提言ばかりでした。
村当局の皆様からも、それぞれの質問に対して大変丁寧かつ真摯なご答弁をいただきました。自分たちの発した声が、実際の村政や地域の未来に繋がっていくかもしれない――そんな主権者としての大きな手応えと学びを得られた、実に価値ある1日となったはずです。
温かく子どもたちを迎え入れ、貴重な議論の機会をご協力いただきました中嶽村長をはじめ、村当局の皆様、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
村の未来を担う頼もしい9年生の姿に、大きな拍手を送りたいと思います。
豊かな心と福祉の視点を育む〜読み聞かせスタート&高齢者体験講座〜
本日から、いよいよ今年度の「読み聞かせ」がスタートしました。
この取り組みは、子どもたちが読書に親しみ豊かな感性と想像力を育むこと、そしてクラス全員で同じ本の世界を共有することで一体感を高め、心を落ち着かせることを目的に行っています。10月から3月までの火曜日の朝、読書の時間に実施していきます。
本日は全学年で実施し、地域や保護者のボランティアの皆様がそれぞれの学年に合わせた素敵な本を選び、趣向を凝らして読み聞かせを行ってくださいました。絵本の世界に入り込み、真剣な眼差しで見入ったり、楽しそうに反応したりする子どもたちの姿がとても印象的でした。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
また、4年生では高齢者との交流会の事前学習として「高齢者体験講座」が開催されました。 村の保健福祉課や社会福祉協議会から講師の方をお招きし、高齢者の体の状態や生活での困りごとについて学んだあと、実際の疑似体験に挑戦しました。
重りや特製のゴーグル、ヘッドホンなどの道具を身につけ、階段の上り下りをしたり、本をめくったりする体験を行いました。普段は何気なくできている動作も、体に大きな負荷がかかることで一苦労です。体験した子どもたちからは、「歩くだけでも大変だった」「高齢者の方がこんなにも大変なんだと初めて知った」「今日勉強したことを交流会で生かしたい」といった素直な感想が聞かれました。
読書を通じて豊かな心を育むこと、そして体験を通して相手の立場や痛みに寄り添う福祉の心を学ぶこと。どちらも子どもたちの健やかな成長にとって欠かせない貴重な学びの機会となりました。今後も、地域のみなさまと連携しながら、温かい心を育む教育活動を進めてまいります。
オリンピアンから学ぶ「あきらめない心」と「挑戦のヒント」
本日、後期課程(7〜9年生)の生徒たちを対象に、「笑顔と元気を届けよう!」プロジェクトによる特別授業が行われました。
講師にお迎えしたのは、日本陸上界のレジェンドである瀬古利彦さんと、熊本県出身のオリンピアンである川上優子さん。さらに司会として“日本一走るアナウンサー”の長谷川朋加さんにお越しいただき、非常に贅沢で温かい時間を過ごすことができました。
授業前半のトークセッションでは、苦しい長距離走に何度も挑み続けてこられたお二人から、人生の糧となる貴重なお話をたくさん伺いました。
「失敗するのは当たり前。大切なのは、その後に何がいけなかったのか、何が足りなかったのかを考えて次につなげること」 「若いうちに流さなかった汗は、歳をとってから涙となって流れる」
生徒からの「走っているときの苦しさを乗り越えるコツは?」という質問には、「乗り越えた先にある、ゴールした後の笑顔の自分の姿を思い描くこと」と教えていただきました。また、けがをした時の気持ちの保ち方について「神様はこの経験から何を学び取れと言っているのだろうと考え、けがの後にはもっとレベルアップしている自分を想像する」とおっしゃっていた姿が印象的でした。さらに、これまでの指導者から教わった言葉として「やってきたことを人に語れる人になれ!」という力強いメッセージも送られました。
司会の長谷川朋加さんからも、「絶対アナウンサーになってやると思って100社くらい入社試験を受けた」というエピソードが紹介され、夢に向かってあきらめない心の大切さを実感しました。
後半はグラウンドに出てランニングクリニックが行われ、プロの指導のもとで体を動かす楽しさを全身で体験しました。そして最後は、各教室でお二方を交えて給食のカレーをいただき、和やかな雰囲気の中で一日を締めくくりました。
昨日の中体連駅伝大会、そして本日の特別授業を通し、子どもたちの心には「あきらめずに挑戦する大切さ」が深く刻まれたはずです。今後の学校生活や将来の夢に向かって一歩を踏み出す、大きなきっかけになってくれることを願っています。
瀬古さん、川上さん、長谷川さん、素晴らしい時間を本当にありがとうございました!
たすきをつなぎ、走りきった秋晴れの日〜球磨人吉中体連駅伝競走大会〜
秋晴れの心地よい青空のもと、球磨人吉中体連駅伝競走大会が開催されました。本校からも男女ともに出場し、選手一人ひとりが持てる力を存分に発揮してくれました。
目標に掲げていたのは、前年度の順位からの「ジャンプアップ」です。仲間や沿道からの温かい声援を受けながら、選手たちは期待を超える素晴らしい走りを見せてくれました。走る姿はもちろん、前を走る走者を懸命に追いかける表情や、仲間を全力で応援する姿には胸が熱くなるものがありました。
結果として、目標としていた「躍進賞(昨年の順位より3つ以上の上昇)」にはあと一歩届かず、悔しい思いも残りました。しかし、競技を終えて学校に戻ってきた生徒たちの表情は、今日の爽やかな秋晴れの空と同じように、全力を出し切った満足感と清々しい笑顔に満ちあふれていました。
観測史上最も暑かったと言われる今年の夏。その厳しい暑さの中でも諦めず、汗を流しながら練習を積み重ねてきた経験は、目に見える結果以上の大きな成長となり、確実に生徒たちの力となっています。
厳しい練習を乗り越え、最後まで走りぬいた選手・応援の皆さんに心からの拍手を送ります。そして、この経験を糧に、次の目標に向かってさらに羽ばたいていく皆さんの今後の活躍を大いに期待しています。保護者・地域の皆様におかれましても、温かいご声援をいただき本当にありがとうございました。
秋空のもと、歌声と学びが深まる水上学園の一日
今朝の最低気温は10℃前後となり、少し肌寒さを感じる秋晴れの朝となりました。爽やかな空気が広がる校内では、今日もしっかりと学びに向き合う子供たちの姿が見られました。
音楽室から聴こえてきたのは、6年生の澄んだきれいな歌声です。授業では「星の世界」の歌唱に取り組んでいました。教科書の楽譜を見つめながらピアノの伴奏に合わせて歌声を重ねていました。高学年らしい伸びやかで綺麗なハーモニーが、秋の静かな朝に優しく広がっていきました。
1年生の教室では、道徳「よりみち」の学習が行われていました。決まりを守ることの大切さは分かっていても、時には心が揺れて道を逸れてしまう……そんな誰もが持っている「心の弱さ」に素直に向き合う時間です。友達と意見を交わしながら、自分の行動や心について深めていました。
また、3年生の道徳では「たまちゃんだいすき」という教材を通し、友達のことについて考えました。登場人物の気持ちの変化や葛藤に寄り添いながら、「本当の友達とは何か」「お互いを大切にするとはどういうことか」について活発に話し合い、自分の考えを発表していました。
音楽を通して豊かに表現する心や、道徳の時間に自分や友達の心とじっくり向き合う姿勢など、一人一人の確かな成長を感じる一日となりました。
日毎に寒さが増してまいります。ご家庭での体調管理もよろしくお願いいたします。
感性を咲かせるひととき〜フラワーアレンジメントに挑戦!〜
心地よい秋風が吹き抜ける爽やかな一日、9年生の美術の授業では「フラワーアレンジメント」の体験学習を行いました。
今回の授業では、熊本県花木園芸農業協同組合から専門の講師の先生をお招きしました。生徒たちの多くにとって、本格的なフラワーアレンジメントはこれが初めての体験です。
目の前に用意された色とりどりの新鮮なお花や緑の葉を前に、最初は「どこから挿せばいいのだろう」と少し緊張した様子の生徒たち。花々の高さや前後の立体感、顔の向き、色の組み合わせや全体のバランスなど、考えるポイントはたくさんあります。しかし、講師の先生からアドバイスをいただきながら「頭で細かく考えるよりも、自分の感覚を大切に」と手を動かし始めると、表情が一変しました。
「ここにもう少し高さを出してみようかな」「この色とこの緑の組み合わせが好きかも」と、試行錯誤を重ねながら真剣な眼差しで花と向き合っていきます。一本一本の挿し方にそれぞれの個性が表れ、教室には一つとして同じものがない、感性の光る素敵な作品が次々と出来上がっていきました。
作品が完成したときの生徒たちの満足そうな笑顔と、それを温かく見守ってくださった講師の先生方の眼差しがとても印象的でした。花の香りと色彩に包まれながら、自分の感性と心地よく対話する、とても豊かで爽やかな秋のひとときとなりました。
ご指導いただきました熊本県花木園芸農業協同組合の皆様、誠にありがとうございました。
「しっかり読み解く力」を目指して〜5年生がRSTに挑戦!〜
今日の2時間目、5年生の教室を訪ねると、いつも以上に静かな緊張感が漂っていました。子どもたちがタブレット端末の画面を真剣な表情で見つめ、集中して取り組んでいたのは、熊本県教育委員会が本年度から導入した「リーディング・スキル・テスト(RST)」です。
「RST(リーディング・スキル・テスト)」とは?
RSTは、単に文章の感想を書いたり場面を想像したりするものではなく、教科書や説明文などの意味を事実に基づいて正確に読み解く「基礎的読解力」を測るテストです。 画面には大人でも一瞬考え込んでしまうような精密で複雑な文章が表示され、問いに対して選択肢から回答します。端末を使ったCBT方式(Computer Based Testing)で行われますが、単に正解・不正解を見るだけではありません。回答にかかった時間や反応パターンなども細かく測定されるため、適当に選んだのか、しっかり読んで考え抜いたのかという「真剣度」まで客観的に把握できる非常に先進的な仕組みになっています。
なぜ今、このテストに取り組むのか
小学校高学年以降、教科書の内容は一気に専門的で抽象的になります。「算数の文章題が苦手」「理科や社会の解説が頭に入りにくい」といったつまずきは、実は「教科書の文章を正しく読み取れていないこと」が根本的な原因になっていることが少なくありません。 主語と述語の関係、代名詞が指す内容、文章と図表との関係など、子どもたちが文章のどこを正確に捉えられていて、どこで迷いやすいのかを把握することで、日々の授業や個に応じた指導をより確かなものにする大きな意味があります。
テスト中のようす
テスト中、子どもたちは頭を抱えたり画面をじっと見つめたりしながら、一つひとつの言葉の意味を確かめるように深く思考を重ねていました。画面に向かい、最後まで決して諦めずに言葉と向き合い続ける姿がとても印象的でした。
今回の結果は、子どもたちの本当の読解力を育むための授業改善や丁寧な支援にしっかりと活用してまいります。ご家庭でもぜひ、「今日のテスト、どんな問題が出たの?」と声をかけてみてくださいね。
「さくらの里」の皆さんと笑顔あふれるあたたかな交流
今日は4年生が「総合的な学習の時間」の取り組みとして、特別養護老人ホーム「さくらの里」へ校外学習に出かけました。
スクールバスに乗って「さくらの里」に到着した子どもたち。緊張した面持ちもありましたが、入所者の皆様が温かく迎えてくださり、すぐに会場全体にあふれるような笑顔が広がりました。
交流会では、自己紹介に始まり、じゃんけんゲームや一緒に絵を描く活動など、心を通わせるさまざまな時間を過ごしました。
じゃんけん対決では「勝った!」「あー、負けた~!」と賑やかな歓声が上がり、おじいちゃん・おばあちゃんたちも身を乗り出して楽しんでくださいました。また、テーブルで一緒に色鉛筆を使ってお絵描きをした時間では、子どもたちが優しく声をかけながら寄り添う姿が見られ、とても微笑ましい光景でした。
今回のテーマは「高齢者の方と交流しよう」。
子どもたちにとっても、日常の暮らしの中での違いや思いやりの大切さを肌で感じる、大変貴重で学びの多い時間となったようです。
温かく包み込んでくださった「さくらの里」の皆様、そして入所者の皆様、素晴らしい時間を本当にありがとうございました!
確実にかわる季節と、学びに向かう子どもたちの姿
いよいよ10月を迎えました。今朝の最低気温は18℃前後。連日猛暑が続いていた7月や8月には、「本当に秋は来るのだろうか」と半ば疑いたくなるほどでしたが、季節はしっかりと移り変わり、心地よい秋風が校内を吹き抜けています。そんな秋の深まりとともに、校内の至る所で子どもたちが生き生きと、そしてじっくりと学びに向き合う姿が見られます。
各学年の教室を覗いてみると、それぞれの成長に合わせた探究の輪が広がっていました。
1年生の国語では、可愛いお面をつけた子どもたちが「登場人物になりきって」声を弾ませながら音読劇。3年生の国語では、教科書を手がかりに説明文づくりに挑戦しています。
高学年になると、学びはより実践的・深遠なものへ。5年生の国語では、校内施設をバリアフリーの視点で見つめ直し、課題発見から解決策の提案手順を考えていました。6年生の国語では、「上から下へ、一体どっちからどう移動しているのか?」と、文章の細かな表現を噛み砕きながら読み解く高度な読解に取り組んでいます。
さらに後期課程でも熱い学びが展開されています。7年生の社会科では、東南アジアの経済発展における格差はなぜ生まれたのか、互いの考えをぶつけ合いながら議論して探究中。そして9年生はいよいよ進路実現に向けた本格的なスタートです。今日から始まった実力テストに、緊張感をもって真剣な眼差しで挑んでいました。
季節の変わり目、子どもたちは1日1日を大切にしながら、たしかに成長の歩みを進めています。ご家庭でもぜひ、今日学校でどんな発見があったのか話題にしてみてください。
深く「考え、議論する」道徳の授業をめざして
本校では、教職員の指導力向上と豊かな心を育む教育の推進を図るため、校内研究授業を行いました。
本日は、1年生と7年生の道徳の授業を全職員で参観し研修を行いました。
1年生の授業では、「わがまま」をテーマに学習を進めました。日常の経験や登場人物の気持ちを重ね合わせながら、自分の行動が周りにどのような影響を与えるかを一生懸命に考え、友達と意見を交わす姿が見られました。
一方、7年生の道徳では、「相互理解・寛容」をテーマに、相手の個性や立場を尊重することの大切さについて議論を深めました。互いの考えや価値観の違いに触れながら、多角的な視点で自分自身を振り返るたくましい成長ぶりを感じさせる時間となりました。
放課後には、前期課程・後期課程に分かれて研究協議会を実施しました。
「どのようにすれば、子供たちがより主体的に考え、深く議論する道徳の授業ができるか」について、活発な意見交換が行われました。
多様化やグローバル化、情報化が進み、社会がより複雑さを増していくこれからの時代。そうした中で子供たちが自分らしさを保ちつつ、他者と協調して心豊かに生きていくためには、確かな道徳性を育むことが欠かせません。
子供たちの確かな成長を支えるため、私たち教職員も日々研鑽を重ね、よりよい授業づくりに努めてまいります。
今後とも本校の教育活動へのご理解とご協力をよろしくお願いします。
本物の仕事にふれる大切さ〜7年生 農林業体験学習〜
昨日と今日の2日間、7年生が「農林業体験学習」に取り組みました。
水上村の基幹産業である農業と林業の現場へと出向き、実際の仕事や作業を体験させていただく貴重な機会です。
あいにくの空模様で少々残念な天候ではありましたが、生徒たちは各事業所で真剣な表情で活動に励んでいました。
ハウスの中での農作業や樹木の伐採や木材加工、生き物を相手にする畜産など、日頃の学校生活や教室の授業だけでは決して味わうことのできない「本物の仕事」にふれることができました。
作物を育てることも含めて、命ある生き物を育てることの大変さ・重要性を肌で感じると同時に、現場で働く方々の情熱や仕事へのやりがいを直接学び取る姿がとても印象的でした。
8年生での職場体験にもつながるこの2日間の体験は、働くことの意義を考えるとともに、自分たちの生まれ育ったふるさと・水上村の魅力を再発見する大きな一歩となったはずです。
この経験が、生徒たちの将来の生き方や進路について考える大切な糧となることを期待しています。
あいにくの天気の中でも温かく受け入れ、熱心にご指導いただきました関係の皆様に、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
地域で学ぶ、未来を描く〜8年生職場体験学習〜
本日と明日の2日間、本校では7年生の「農林業体験学習」と8年生の「職場体験学習」を実施しています。
8年生は地域の事業所に赴き、実際の仕事に挑戦しました。
子どもたちは、保育所での小さな子どもたちとのふれあい、消防署での身の引き締まる訓練体験、商店や物産館での接客や商品の梱包作業、さらには木工や自動車整備の本格的な作業など、それぞれの現場で一生懸命に取り組んでいました。
真剣な表情で指示を聞く姿や、人々と笑顔で交流する姿からは、学校の授業や教科書だけでは決して得ることのできない貴重な学びと成長を感じ取ることができました。
社会の中で働くことの喜びや大変さを肌で感じ、自らの将来や生き方について見つめ直すこの特別な学びは、彼らの今後の人生にとって非常に重要で意味のある経験となるはずです。
おいそがしい中、子どもたちを温かく受け入れ、根気強く指導してくださっている各事業所の皆様に心より感謝申し上げます。
明日も引き続き貴重な体験が続きますが、子どもたちの健やかな成長を地域全体で見守っていただけますと幸いです。
言葉とカラダがつながる瞬間〜ビーチボールで育む一生ものの「運動センス」〜
連日、アジア大会では各競技で熱戦が繰り広げられており、日本選手の目覚ましい活躍にたくさんの元気と勇気をもらっていますね。
さて、本日の2時間目、体育館からは1・2年生の元気な声が聞こえてきました。 バドミントンコートを使い、柔らかくて扱いやすいビーチボールを使った運動の授業です。ボールの動きを目で追いながら、タイミングを合わせて打ち返したり、お互いに声を掛け合ってコンビネーションを意識したりと、みんな夢中になってボールを追っていました。
一見すると楽しそうな「ボール遊び」のように見えますが、実はこれ、子どもたちの将来にとって非常に大切な学びが詰まっています。
児童期にあたるこの時期は、一生に一度だけ訪れる「ゴールデンエイジ(およびその前段階のプレゴールデンエイジ)」と呼ばれ、神経系が急速に発達する極めて重要な時期です。この時期に「投げる・捕る・打つ」といった多様な動きや、素早いフットワークなどを体験することで、脳と体を結ぶ神経回路が網の目のように広がっていきます。
ここで身についた体の使い方や感覚(いわゆる「運動センス」)は、大人になっても忘れることのない、一生ものの財産になります。さらに、自分の思い通りに体を動かせるようになることで、怪我の予防はもちろん、空間認識能力や学習面の集中力向上にもつながっていくのです。
単一の競技の技術を磨くだけでなく、ゲーム感覚で「楽しく」体を動かしながら神経系を刺激すること。そして、子どもたちの発達段階に応じたカリキュラムを9年間の中で体系的に実践していけること――。これこそが、水上学園の大きな強みであり魅力だと改めて感じています。
これからも、子どもたちが楽しみながら健やかに成長できるよう、日々の授業や活動を工夫してまいります。
秋晴れの中、1・2年生が南稜高校で動物ふれあい体験!
秋の大型連休が明け、「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、今朝は秋らしいさわやかな空気に包まれた心地よい朝となりました。田んぼのあぜ道に赤い彼岸花が綺麗に咲き誇る中、子どもたちは明るく元気に登校してくれました。連休明けも、いつもの元気な笑顔で登校してくれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
そんな秋晴れの素晴らしい日、1・2年生が生活科の体験学習として、熊本県立南稜高等学校へ出かけました。
南稜高校に到着した子どもたちを待っていたのは、高校生のお兄さん・お姉さんたちと可愛らしい動物たちです。高校生の皆さんが動物に関するクイズを用意して優しく説明してくれたおかげで、子どもたちは興味津々で耳を傾けていました。
ふれあい体験では、ウサギやヤギ、ポニーといった動物たちと直接ふれあいました。最初は少しドキドキしていた子も、高校生にサポートしてもらいながら優しく背中をなでたり、人参や草などのエサをあげたりするうちに、すっかり笑顔に。動物たちの温もりや鳴き声、毛並みの質感などを肌で感じ、命の温もりや大切さを学ぶ貴重な体験となったようです。
体験の後は、みんなで楽しみなお弁当タイム。最後はしっかりとゴミ拾いやマナーを守る行動もでき、集団行動としての成長も実感できた一日でした。
あたたかく迎えてくださり、優しく教えてくださった南稜高校の先生方と生徒の皆さん、本当にありがとうございました!
地域のお店で大発見!3年生の社会科見学
本日、3年生が、スーパーマーケットへ見学に出かけました。普段から家族と一緒に買い物で訪れる機会も多いスーパーマーケットですが、今日は探検ボードとメモを手に、少し違った「社会科の目」で店内を見つめる子どもたちの姿がありました。
お店に到着すると、店員さんからお店の工夫や仕事について丁寧なお話をしていただきました。子どもたちは真剣な表情でメモを取り、気になることを進んで質問する様子が見られました。
店内見学では、商品の並べ方や陳列のルール、工夫されているポップ(掲示物)に注目したり、お店で働く方々がどんな思いでお客さんに接しているのかをインタビューしたりと、教室では得られない生きた学びに触れることができました。また、実際にお買い物体験として買い物かごを手に商品をしっかり選び取る経験も行い、社会の中で働く人々の工夫や便利さを肌で感じ取る貴重な機会となったようです。
見学を通して学んだ集団行動のマナーや、働く人々への感謝の気持ちを、これからの学校生活や家庭での学習にもしっかりと生かしていってほしいと思います。温かく迎えてくださり、親身に教えてくださった関係者の皆様、誠にありがとうございました。
共に学び、世界とつながる〜6年生の1日〜
今日の6年生の授業の様子をご紹介します。
【1時間目:算数〜学び合いで解き明かす難しい問題〜】
1時間目の算数では、分数を使った割合や文章題という、少し難度の高い問題に挑戦しました。
「もとにする量はどれかな?」「どんな計算式になるだろう?」と、一人ひとりがじっくり考えた後、お互いにノートやプリントを指さしながら教え合う姿が見られました。自分の考えを友達に言葉で説明したり、アドバイスに耳を傾けたりすることで、一人では難しかった問題も納得しながら理解を深めることができています。
【3時間目:外国語〜画面の向こうへ!オンライン英会話〜】
3時間目は、子どもたちが楽しみにしていたオンライン英会話です。
ヘッドセットを装着し、画面の向こうにいる海外の講師と1対1で英語のやり取りを行いました。事前に準備したやり取りをスムーズにこなすだけでなく、時間が余ると「自分から自由に質問してみる」という積極的な姿も見られました。
決められた枠にとらわれず、「もっと伝えたい」「もっと知りたい」と主体的にコミュニケーションを楽しめるようになったのは、これまでの日々の積み重ねがあってこそです。
算数での「対話を通じた深い学び」と、英会話での「実践的なアウトプット」。日々の地道な積み重ねが、子どもたちの確かな自信と成長につながっていると感じる素敵な1日となりました。
自ら問い、仲間と挑む〜「情報」と「言葉」で切り拓く探求力〜
今日も校舎には、子どもたちが探求の目を輝かせる姿があふれていました。
2時間目の7年生社会科では、「アジア州の気候の特徴」について学習していました。地図帳や雨温図といった多様な資料を机いっぱいに広げ、「どうしてこの地域は雨が多いんだろう?」と仲間と指を差しながら議論を交わします。一人では見落としがちな視点も、対話を通して思考が深まり、情報を科学的に読み解く力が育まれています。
5時間目の8年生社会科では、「名古屋・東海の工業の変化」を250字以内でまとめるという高度な課題に挑戦していました。単に検索するだけでなく、「自動車産業」「中京工業地帯」「東海工業地域」のキーワードを駆使し、必要な情報を収集・整理して自分の言葉で再構築します。タブレットに向かい一字一字推敲しながら、隣の友達と「伝わりやすい構成かな?」と確認し合う姿が見られました。
同じく5時間目、9年生の技術科ではプログラミング学習が行われました。小型基板(micro:bit)を操作し、「振るとLEDに回数が表示され、音が鳴る」仕組みを作ります。現代は、県内でも半導体関連産業が集積を深め、AIやIoT技術が日常に急速に溶け込んでいる時代です。生徒たちは、自ら組んだプログラムで目の前の機器が動く感動を味わいながら、「技術が社会でどう役立つか」という技術の仕組みと社会へのつながりを肌で実感していました。
情報があふれる現代社会だからこそ、単に技術を使うだけでなく、「情報を科学的に理解する」「目的に応じて活用する」「技術や情報と適切に関わり社会へ参画する」といった情報活用能力が欠かせません。
資料を読み解く7年生、言葉で表現する8年生、プログラミングで仕組みを創る9年生。どの学年でも、自ら学びを深め、協働して課題に向き合う頼もしい姿が見られました。これからも、子どもたちが自信を持って未来を切り拓いていけるよう、探究心と情報活用能力を育む教育を推進してまいります。
秋の気配と「読書の秋」、そして生活習慣を見直す「がんばりウィーク」
9月に入ったというのにスッキリとしない天候が続き、この時期らしくない雨模様や蒸し暑さに悩まされる毎日です。それでも、ふとした瞬間に雲の間から覗く青空には、どこか澄んだ秋の気配が感じられるようになってきました。
村内を巡ると、水上村ならではの心温まる風景に出会います。バス車庫前の土手に目をやると、スクールバスの運転手さんが手入れしてくださった見事な「草アート」が広がっています。秋の青空に向かって爽やかに跳ねるイルカの姿は、見ているだけで気持ちをパッと明るくしてくれますね。また、村のあちこちには鮮やかな赤い彼岸花が咲き始め、少しずつ季節が秋へと巡っていることを教えてくれます。
そんな秋の訪れを感じる本日、昼の時間を活用して「全校読書」を行いました。本を手にした子どもたちは、シーーーンと静まりかえった教室の中でじっくりとページをめくり、それぞれの本の世界へと没頭していました。真剣な眼差しで物語や図鑑に見入る姿からは、豊かな集中力と探究心が感じられます。じっくりと「読書の秋」に取り組んでほしいものです。
さて、今週末19日(土)は「水上っ子家庭の日」です。学校ではこの日と秋の大型連休に合わせて、2ヶ月に1回の「水上っ子がんばりウィーク」を実施します。
この取組は、専用のワークシートを使い、「起きる時刻」「朝食」「テレビ・ゲーム等の時間」「寝る時刻」の目標をご家庭で振り返り、基本的生活習慣の確立を目指すものです。メディアと少し距離を置いて、みんなでじっくり読書を楽しんだり、一緒にご飯を食べるなど、日頃できない家族団らんやふれあいの時間を大切にしていただきたいと考えています。
涼しい風が吹き始めるこれからの季節。ぜひご家庭でも生活リズムを見直し、心豊かで健康的な「家族の時間」にしていきましょう。保護者の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
本物の響きに心揺れるひととき〜いきいき芸術体験教室〜
本日、「和楽器にぎわい座」の皆様をお招きして「いきいき芸術体験教室」を開催しました。
公演が始まると、体育館は一瞬にして和の世界へ。力強い太鼓の音色や箏、三味線の美しい旋律が響き渡り、児童生徒は一気に引き込まれていきました。和楽器の筐体から出される生の音や振動は、子どもたちの心と体にダイレクトに共鳴し、会場全体を包み込みます。
迫力ある演奏に包まれるうち、子どもたちの間からは自然と拍手が沸き起こり、会場には弾けるような笑顔があふれ出しました。ただ聴くだけでなく、全身で音を楽しむ様子はまさに「本物の響きに感動」している姿そのものでした。
後半の体験コーナーでは、実際に和楽器に触れさせていただきました。琴の弦を爪で弾いたり、バチを手にして太鼓に向き合ったりと、真剣な眼差しで挑戦する姿が見られました。最後には全員で「ソーラン節」を合同演奏し、一体感あふれる素晴らしい時間を創り上げることができました。
本物の芸術に触れ、五感で味わったこの感動は、子どもたちの豊かな情操と創造性を育むかけがえのない財産となったはずです。ご協力いただきました関係者の皆様、誠にありがとうございました。
地域の温もりに包まれて〜笑顔あふれる「第4回 水上っ子タイムトンネル」〜
最後に地域の皆さんと全員で記念撮影
子どもたちが心待ちにしていた「第4回 水上っ子タイムトンネル」を開催いたしました。
今年度は学校行事全体の見直しに伴い、例年の10月末から9月上旬へと開催時期を変更しての実施となりましたが、地域の指導者の皆様にたくさんお越しいただき、校内の各会場は温かい笑顔と熱気に包まれました。
この行事は、水上村に伝わる豊かな文化や伝統的な遊び、手仕事などを体験し、子どもたちの縦のつながりと地域の方々との交流を深める大切な機会です。
各活動場所では、子どもたちが地域の皆様の手ほどきを真剣な表情で見つめていました。
草アートで繊細な形を編み上げる技に見入る姿、絵手紙で一筆一筆に心を込める姿、布ぞうりづくりで足の指に糸をかけながら熱中する姿、そしてコサージュづくりで細かな作業に挑戦する姿。どの教室でも、日頃の授業とはまた一味違う、目の輝きと感動の笑顔があふれていました。
地域の皆様が隣にそっと寄り添い、優しく声をかけながら丁寧に教えてくださるおかげで、子どもたちも安心して夢中で手を動かすことができていました。
活動の締めくくりには、地元のJA女性部の皆さんと青壮年部の皆さんによる心づくしの「カレー給食」を、地域の皆さんと全校児童生徒一緒に味わい、世代を超えた和やかな会話で交流を深めました。
手づくりのぬくもりと、人とのつながりの温かさを肌で感じた一日。まさに「地域に支えられ、地域とともにある水上学園」であることを深く実感できた、かけがえのない時間となりました。
おいそがしい中、子どもたちのために温かく丁寧にご指導いただきました地域の皆様、そして準備から支えてくださった関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。
これからも地域とともに、子どもたちの豊かな学びと成長を見守ってまいります。
カレーをつくっていただいたJA青壮年部と女性部の皆様
おいしいカレーをありがとうございました!
多彩な学びに輝く1年生!元気いっぱいの1日
入学して約半年。1年生の子どもたちは毎日、たくさんの発見と「できた!」を積み重ねながら、たくましく成長しています。今日は、授業から集会まで、目を輝かせて多様な学びにふれる1年生の様子をご紹介します。
【午前:さまざまなスタイルの授業に挑戦】
1時間目・国語「カタカナを探そう」:教科書をしっかり手に持ち、声をそろえて音読に取り組みました。正しい姿勢で大きな声を出し、文字を学ぶ楽しさを全身で味わっています。
2時間目・英会話:デビット先生と一緒に、電子黒板を使った英語の「神経衰弱」に挑戦!画面上のカードをタッチしながら、楽しく自然に英語の表現に親しみました。
3時間目・算数「AIドリル」:一人ひとりがタブレットを操作し、数の問題にトライ。お友達と画面を覗き込み、教え合いながら進める姿にも成長を感じます。
【午後:児童生徒集会で大活躍!】
午後からは体育館で児童生徒集会が行われました。今回の企画は、情報委員会が心を込めて準備してくれた「イントロクイズ」です。
曲が流れた瞬間、真っ先に「はい!」と元気に手を挙げたのは、なんと1年生たち!上級生や先生方の前でも物怖じせず、意欲いっぱいに参加する姿がとても頼もしく、体育館全体が笑顔と温かい歓声に包まれました。
声を出して学び、デジタルや英語に親しみ、集会では上級生と一緒に思い切り楽しむ——。水上学園の豊かな環境の中で、1年生のできることはどんどん増えています。明日もどんなわくわくや発見が待っているのか、とても楽しみです。
土と砂で大実験!水のしみ込み方の謎に迫る4年生
今朝の1時間目は、久しぶりに気持ちの良い青空が広がりました。そんな絶好の理科日和の中、4年生の子どもたちが虫眼鏡やカップを手に運動場へと飛び出していきました。
今回の理科のめあては「雨水のゆくえと地面の様子」。土の粒の大きさによって、水のしみ込み方にどのような違いがあるのかを調べる実験です。
まずはみんなで運動場へ向かい、場所による土の違いを観察しながら試料を採取しました。
運動場の真ん中あたりの土:手で触るとさらさら・つるつるしていて粒が細かい
砂場の砂:粒が大きめで、手触りも少しざらざらしている
子どもたちは虫眼鏡をじっくり覗き込み、「あ、粒の大きさが全然違う!」と自分の目で確かめながら真剣に観察していました。
理科室に戻ったらいよいよ比較実験です。プラスチックカップとろ過装置をセットし、運動場の土と砂場の砂それぞれに同じ量の水を同時に注ぎます。
「どっちが早く水が落ちてくるかな?」
「砂の方が粒が大きいから、すき間を通って早く落ちそう!」
子どもたちは食い入るようにカップを見つめ、水が落ちてくる瞬間をじっと観察していました。自分たちの目で見て、手で触って、根拠を持って予想し、実験で確かめる。4年生たちの「なぜだろう?」を追求する眼差しがとても頼もしい1時間でした。
湯山探検で大発見!地域に学び、地域とともに育つ子どもたち
生活科の学習「とび出せ!村のたんけんたい」の一環で、2年生が湯山地区の校区探検に出かけました。
黄色の帽子をかぶった元気いっぱいの11名の子どもたちは、グループごとに湯山保育所周辺の散策へ。気になる場所を見つけると、手に持ったタブレットや探検バッグをしっかり構えて記録を取り、地域の魅力的な場所を熱心に調べていました。普段見慣れているはずの景色も、探検隊の目で見ると新しい発見の連続だったようです。
続いて向かったのは「湯山温泉元湯」です。ここでは地域の温かいご厚意により、なんと温泉の建物内や浴室にまで入らせていただきました。普段はなかなか見ることができないお風呂場や露天風呂の様子を間近で見学し、子どもたちは「すごい!」「ここが元湯なんだ!」と興味津々。タブレットで写真を撮ったり、一生懸命メモを取ったりしながら、自分たちの暮らす地域のすばらしさを肌で感じていました。
「地域を知り、地域を学び、地域に学ぶ」。子どもたちのキラキラとした笑顔の裏には、こうして優しく温かく温情を注いでくださる地域の方々の支えがあります。
水上学園は、地域に支えられているからこそ、地域とともに歩む学校です。快く見学を受け入れてくださった皆様、そして日常の中で子どもたちを温かく見守ってくださる地域の皆様に、心より感謝申し上げます。
【お弁当対応へのお礼】愛情たっぷりのお弁当タイム&明日からの給食再開について
先週末9月4日(金)の夕方、給食センター内の機械の不具合による水漏れが発生いたしました。衛生管理と「食の安全」を最優先に考慮した結果、やむを得ず本日9月7日(月)、給食の提供を中止する判断をいたしました。
直前のお願いとなり、保護者の皆様には大変なご負担とご心配をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。
笑顔があふれたお弁当タイム
急なお願いだったにもかかわらず、本日は全校児童生徒がしっかりとお弁当を持参することができました。ご家庭の迅速なご協力に、感謝の気持ちでいっぱいです。
教室を覗くと、そこにはとびきりの笑顔で嬉しそうにお弁当を囲む子どもたちの姿が広がっていました!
目に入ってきたのは、思わずニッコリしてしまうクオリティの高いキャラ弁や、彩り豊かで工夫の凝らされたお弁当の数々。開けた瞬間の嬉しそうな表情や、美味しそうにおかずを頬張る様子から、ご家庭の深い愛情がしっかりと子どもたちに届いていることを実感いたしました。
明日(9月8日)からの給食再開について
修理および衛生・清掃作業が完了いたしましたので、明日9月8日(火)から通常の給食提供を再開いたします。
なお、献立につきましては当初予定より「1日ずつずらしての提供」となります。ご理解とご了承のほど、よろしくお願いいたします。
- 9月8日(火)の給食:当初「9月7日(月)」に予定していた献立を提供
再発防止に向けて
今回の給食中止によりご迷惑をおかけしたことを重ねてお詫び申し上げます。
今後は教育委員会や施設設備の施工会社等と密に連携を図り、再発防止に全力で取り組んでまいります。
保護者の皆様の温かいご理解とご協力に、職員一同、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
「生きた数学的思考」を育むために 〜今日の算数の授業から〜
今日の2時間目、校内を巡回すると、1年生から5年生までが真剣な表情で算数の授業に向き合っていました。
それぞれの学年が取り組んでいた課題は次の通りです。
- 1年生:2桁の数を「10といくつ」に分ける学習(「10のまとまり」という十進法の根幹に触れています)
- 2年生:繰り下がりのある引き算(「10のまとまり」から崩して計算する仕組みを考えています)
- 3年生:単位の違う距離の引き算(「km」と「m」という連続した量を揃えて処理する思考です)
- 4年生:3桁÷2桁の割り算(商の見当を立てるという、数感覚をフルに使う難所です)
- 5年生:約数の理解(数の構成や整律性を抽象的に捉えるステップに入っています)
子どもたちが一生懸命に頭を悩ませ、ノートに向かう姿は実に頼もしいものでした。しかし同時に、私たちが指導を行う上で強く意識しなければならないのが、子どもたちの脳内に形成される「数のスキーマ(概念の枠組み)」です。
認知科学者・今井むつみ氏の著書『学力喪失』によれば、子どもは日常経験から「数は物を数えるためのもの(自然数スキーマ)」といった直感的な知識体系を構築します。この暗黙のスキーマは低学年の整数計算では有効ですが、高学年で小数や分数、割合といった抽象的な概念に移行した際、正しく「記号接地(抽象的な記号と現実の感覚やイメージを結びつけること)」ができていないと、深刻な学習障壁となってしまいます。
単に計算のやり方や公式を暗記させるだけの「死んだ知識」では、学年が上がるにつれて壁にぶつかってしまいます。1年生の「10のまとまり」の捉え方から、5年生の「約数」に至るまで、単一の解き方に縛られず、図や数直線、身体的イメージと結びついた「正しい数のスキーマ」を段階的に築いていくことが極めて重要です。
水上学園では、子どもたちが表面的な暗記にとどまらず、試行錯誤を通じて「真の概念理解」へと到達できるよう、義務教育学校の強みを活かしたカリキュラム・マネジメントにより、系統的な指導を一層推進してまいります。
ご家庭でもぜひ、「どうやってその答えになったの?」とお子様の思考プロセスに耳を傾けてみてください。
9年間でつむぐ学びのバトン
観測史上最も暑いと言われた8月が過ぎ、本校の運動場も雨が少なくカラカラの状態が続いていました。風が吹くたびに砂煙が舞うほどでしたが、今日は朝から久しぶりの雨。体育館から見える校庭もしっとりと濡れ、ほっと一息つけるような「お湿り」となりました。
もっとも、今週末にかけては台風の進路や秋雨前線の動きに十分な警戒が必要です。
少し涼しさを感じられる雨模様となった今日の2時間目。体育館のフロアからは、子どもたちの元気な声が聞こえてきました。3・4年生の体育「走り幅跳び」の授業です。
電子黒板に映し出された「力強いふみきりをするためにはどうすればよいか」という課題をもとに、子どもたちは自分のめあてに向かって真剣に取り組んでいます。タブレットで自分のフォームを撮影して確認したり、工夫された練習場所で力強く踏み切ったり。手書きのカードには「ふみきりを意識して遠くに飛ぼう」と、一人ひとりが考えた言葉が力強く書かれていました。
実は、昨日の1・2年生の体育でも同じ系統の学習が行われていました。本校では、同じ系統の種目を同じ時期に1年生から9年生まで揃えて計画的に実施しています。
低学年から発達段階に合わせて学びを深めていくことで、運動の得意・不得意にかかわらず着実に力を伸ばすことができます。
そして何より、9年間を通じた成長のプロセスを教職員全体で見守り、次へつないでいけること。それこそが、義務教育学校である水上学園ならではの大きな強みだと実感しています。
小さな胸の「どきどき」から感じる、命のあたたかさ
今日の2時間目、1年生の教室では道徳の授業「どきどき どっきんぐ」が行われていました。
「どんなときに、胸がどきどきするかな?」という問いかけに、子どもたちは元気に手を挙げながら、自分の経験と思いをつぎつぎと発表していきます。「走ったとき」「うさぎをだきしめたとき」「お母さんにだっこされたとき」——。みんなで意見を出し合いながら、心臓の鼓動の変化や、そのとき感じる温もりについて考えを深めていきました。
授業の途中、みんなでそっと自分の胸に手を当ててみる時間がありました。目を閉じ、じっと静かに自分の小さな胸の「どきどき」を感じる子どもたち。「動いてる!」「温かい!」と、自分のからだの中でたしかに脈打つ鼓動に、どこか不思議そうで、うれしそうな表情を浮かべていました。自分が今こうして生きていることの喜びや不思議さに、肌で触れた瞬間でした。
続く3時間目は体育の授業です。今度は体育館へ移動し、思いっきりからだを動かしました。元気に走り回ったあと、再び胸に手を当ててみると……さっきよりもずっと速く、力強く「ドキドキ!」と胸が鳴っています。
静かに感じた温かいどきどきも、全力で走ったあとの速いドキドキも、すべて自分が懸命に「生きている」証拠です。
自分の心臓の音を感じ、体温を実感することを通して、子どもたちは「生きているってすばらしい」という大切な事実に気づくことができました。自分自身の命はもちろんのこと、となりにいるお友だちや、まわりの人たちの命も同じように温かく、かけがえのないものです。今日の授業で感じた胸のあたたかさを忘れず、これからも自分やお友だちを大切にできる心豊かな子どもたちに育っていってほしいと願っています。
「防災の日」に考える食と命の備え
カレンダーは9月に入りました。しかし、今日のお昼の運動場は気温が上がり、38℃ほどの危険な暑さとなりました。子どもたちの安全を第一に考え、熱中症には十分に気をつけながら日々の教育活動を進めています。
9月1日は防災の日
さて、今日9月1日は「防災の日」です。本校でもこの日に合わせ、給食の時間に非常食である「救給根菜汁」が出されました。子どもたちは容器から直接おいしそうに口にしながら、防災食について学んでいました。
令和8年熊本地震の発生から1か月が経ちました。大きな被害を受けた八代市などの学校では、2学期が始まったものの給食が提供できず、まさに今日の本校と同じようなレトルトの防災食が提供されているとのことです。不自由な避難生活や支援が続く被災地の方々の苦労に思いを寄せるとともに、一日も早い復興を心より願うばかりです。
ローリングストック
いつ発生するかわからない自然災害だからこそ、日頃からの備えが欠かせません。ご家庭で日常的に食べ慣れたものを多めに買い置きし、食べた分を買い足していく「ローリングストック」をぜひ意識してみてください。詳しくは今月の給食だよりをご覧ください。
マイタイムライン
また、災害時に「いつ・誰が・どのような行動をとるか」を時系列で整理する「マイタイムライン」の策定も非常に有効です。大雨や台風、地震が起きた際、どこへ避難し、どのように連絡を取り合うのか、この機会にぜひご家庭で話し合ってみてください。
当たり前が有り難い~感謝の気持ちを忘れずに
当たり前のように温かい給食が食べられる毎日の有り難さに感謝しながら、学校とご家庭と地域が一体となって防災意識を高めてまいりましょう。
手で測り、体感する算数〜実感を伴う「記号接地」の学び〜
今日で8月も終わり、明日からは9月を迎えます。暦の上では秋が近づいていますが、運動場にはまだまだ真夏の眩しい太陽が照りつけ、厳しい暑さが続いています。
そんな暑さにも負けず、元気いっぱいに外へ飛び出していったのは3年生の子どもたちです。算数の「長い長さをはかろう」の授業で、メジャーを手にして校内のさまざまなものの長さを測定する活動を行いました。
「花壇の長さは4m5cmもあったよ!」
「ジャングルジムの高さは1m70cmだ!」
「この木の幹の周りは、ちょうど1m30cmだね」
子どもたちは思い思いの場所へ散らばり、メジャーをピンと張ったり、木に巻き付けたりしながら、夢中で数値を読み取っていました。そして、測った結果はその場でノートにしっかりと記録していきます。
教室で机に向かい、教科書やノートの上で「1m=100cm」という知識を覚えるだけでは、なかなか「本当の大きさの感覚」は身につきません。実際に自分の手を動かし、目で確かめ、身体を使って測定することで、頭の中の数字(記号)が現実の大きさ(意味)としっかりと結びつきます。これこそが、まさに「記号接地」と呼ばれる実感を伴う学びの瞬間です。
汗をかきながら発見を喜ぶ子どもたちの姿に、確かな成長を感じた8月の締めくくりとなりました。酷暑の夏を乗り越え、いよいよ実りの秋が始まります。これからも子どもたちの「できた!」「わかった!」という実感を大切にした教育活動を続けてまいります。
子どもたちの笑顔と真剣な表情が戻った校舎 — 2学期の本格スタートに向けて
夏休みが明け、校舎に子どもたちの明るい歓声と笑顔が戻ってきました。静まり返っていた教室に活気が戻り、学校全体にふたたび「命」が吹き込まれたような温かさを感じます。
熊本地震などの自然災害のニュースに触れるたび、こうして子どもたちが元気に登校し、当たり前の日常を過ごせることがいかに有り難いことかを改めて実感させられます。2学期のスタートにあたり、昨日と今日の2日間は大切な「助走期間」となります。心と体に少しずつ学校のペースを取り戻しながら、余裕をもって充実した2学期へとつなげていくための時間にできたように思います。
この助走期間中も、子どもたちはさっそくそれぞれの目標に向かってしっかりと前進しています。
後期課程の教室では、夏休みに蓄えた学習の成果を発揮しようと、課題テストや実力テストに真剣な面持ちで臨む姿が見られました。自分の将来や進路を見つめ、集中してペンを走らせる中学生の表情は実に頼もしいものです。中には、外での活動の合い間にも教科書を手放さず、熱心に学習内容を確認する生徒の姿もありました。
前期課程の教室でも、タブレット端末を活用したデジタル学習や、仲間と顔を寄せ合って辞書を引きながら意見を交わし合う活発な学びが展開されています。さらに、秋の文化祭に向けた鼓笛の練習も動き出しました。
テストで見せる凛とした表情や、友達と学び合う中でこぼれる弾けるような笑顔。多様な表情を見せながら一歩ずつ歩みを進める子どもたちを、今学期も温かく支えてまいります。
2学期スタート!「日常のありがたさ」を胸に、みんなで支え合う水上学園へ
本日、無事に第2学期の始業式を迎えることができました。校舎に子どもたちの明るい笑顔と元気が戻り、全員そろってスタートを切れたことを心から嬉しく思っております。
■ 「あたりまえの毎日」の尊さをかみしめて
この夏休み中には令和8年熊本地震が発生し、大きな揺れや不安を経験されたことと思います。被害を受けられた県内各地の皆様にお見舞いを申し上げますとともに、お亡くなりになられた方々のご冥福を心からお祈りいたします。
本校では体育館の一部が損壊する被害が出ましたが、人的な被害はなく、今日、全校児童生徒が無事に全員揃うことができました。何よりもありがたいと感じたことです。
「おはよう」と挨拶を交わし、友達と笑い合い、共に学ぶこと。この「あたりまえの毎日」がどれほどありがたく尊いものか、改めて子どもたちと共に深く噛みしめる1日になりました。
■ 心と体のSOSを一人で抱え込まないために
始業式では、子どもたちに次のようなメッセージを伝えました。
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地震のあとに「怖くなる」「夜眠れない」「心がモヤモヤする」「頭やお腹が痛む」といった変化が出るのは、誰にでも起こる『あたりまえの反応』であり、決してあなたが弱いからではありませんし、恥ずかしいことでもありません。
一人で抱え込まず、先生やおうちの人など信頼できる大人に遠慮なく声をかけてください。言葉にできなければ、近くの先生のそばに来るだけでも大丈夫です。学校にはみんなを全力で守り、支える大人がたくさんいます。
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ご家庭におかれましても、お子様の様子で気になることがございましたら、遠慮なくご相談ください。
■ 助け合い・支え合いながら歩む2学期へ
2学期は、文化祭をはじめ、みんなで協力して成長できる行事が目白押しです。困っている友達がいれば声をかけ合い、悲しい思いをしている人がいれば寄り添いながら、一日一日を大切に積み重ねていければと考えています。
みんなで助け合い、支え合いながら生き生きと過ごせる「明るく・楽しく・元気な水上学園」を一緒につくっていきたいと思っています。
保護者の皆様、地域の皆様におかれましても、共に「チーム水上」の一員として、引き続き子どもたちを温かく見守り、支えていただきますようお願い申し上げます。
充実の1学期に感謝、そして新たな目標へ!
本日、無事に1学期の終業式を迎えることができました。保護者の皆様、そして地域住民の皆様の温かいご支援とご協力のおかげで、子どもたちは大きな怪我や病気もなく、充実した毎日を過ごすことができました。心より感謝申し上げます。
終業式では、3人の児童生徒が代表として、1学期の振り返りとこれからがんばりたいことを堂々と発表してくれました。
まず、4年生のそうせいさんは、お家でのお手伝いや日々の勉強にしっかりと取り組んでいきたいという決意を話してくれました。
続いて7年生のあらたさんは、学習における苦手分野の克服と、陸上の練習に励みたいという目標を力強く語ってくれました。
最後に9年生のゆいなさんは、最高学年として苦手なことにも恐れずチャレンジし、かけがえのないクラスメイトと共にすばらしい学級をつくりあげたいという熱い思いを伝えてくれました。
それぞれの成長と未来への意気込みが感じられる、大変立派な発表でした。
校長からは、始業式でお話しした「目指す児童生徒像」と学校経営スローガンについて振り返りをしました。
子どもたち自身に、「実践力」を高める行動ができたかを問いかけ、さらに「明るく・楽しく・元気な水上学園」に向けて、
・明るく:気持ちのよい明るいあいさつができましたか?
・楽しい:いじめや差別のない、誰もが安心して過ごせる温かい学校にできましたか?
・元気な:「早寝早起き朝ごはん」の規則正しい生活習慣が守れましたか?
と、それぞれの取り組みを振り返ってもらいました。2学期に向けて、できたことは自信を持ってさらに伸ばし、できなかったことはこれからできるようになるために、前を向いてがんばってほしいと伝えています。
式の最後には、全校児童生徒と教職員で心を一つに記念撮影を行いました。充実感に満ちた子どもたちの笑顔がとても印象的です。
明日からはいよいよ夏休みが始まります。健康と安全に気をつけ、地域の中で様々な経験を積んでほしいと願っています。改めまして、1学期間ありがとうございました。どうぞ素敵な夏休みをお過ごしください。
スマホやネットとどう付き合う?「ネット依存」と「これからの使い方」
本日、熊本県球磨教育事務所から社会教育主事の先生をお招きし、8・9年生を対象に「親の学び」次世代編講座を実施しました。最初は緊張をほぐすアイスブレイクからスタート。会場は一気に楽しい雰囲気に包まれ、リラックスした表情で本題へと入っていきました。今回のテーマは、もうすぐ始まる夏休みを前に、ぜひじっくりと考えてほしかった「スマホやネット、SNSなどの使い方を考えよう」です。
自分自身の生活を振り返る
生徒たちはまず、日頃の自分自身のスマホの使い方や生活習慣を振り返り、知らず知らずのうちに「ネット依存」になっていないかを考えました。
ネットに依存してしまうと、心や体への悪影響だけでなく、家族との関係(家庭的影響)や学校生活・友達関係(社会的影響)にも深く関わってくることを、分かりやすく教えていただきました。
現代ならではの課題「生成AI」や情報バイアス
さらに、最近急激に身近な存在となった「生成AI」についても意見を交わしました。生徒たちからは、
*「頼りすぎると語彙力が低下してしまう」
*「著作権の問題がある」
*「出力される情報に間違いが含まれることがある」
といった、極めて鋭く、的確な問題点が次々と出されました。
また、自分が見たい情報ばかりが偏って表示される「フィルターバブル」や、同じような意見ばかりに囲まれて極端な考えに陥りやすくなる「エコーチェンバー」といった現代のネット社会の仕組みと落とし穴についても学び、真剣な表情で聞き入っていました。
安全・安心で充実した夏休みに向けて
最後に、ネット依存やネットのトラブルに巻き込まれないために、具体的に「これからどのように生活していけばよいか」を一人一人がワークシートにまとめました。
いよいよ今週末から、待ちに待った夏休みが始まります。
今回学んだことをしっかりと胸に刻み、スマホやネットと上手に、そして主体的に付き合いながら、安全・安心で、何より充実した最高の夏休みにしてもらいたいと思います。
待ちに待った外遊び!久しぶりの元気な声が響くグラウンド
7月8日の梅雨明け以来、連日厳しい日差しと猛暑が続いていました。
毎日のように暑さ指数(WBGT)が危険な数値に達していたため、子どもたちが大好きな昼休みの外遊びは、ずっと禁止にせざるを得ない日々が続いていました。
しかし、今日は朝から曇り空が広がり、一時的に雨が降るお天気となりました。
湿度は82%と高めだったものの、気温は25.7℃。お昼12時時点の暑さ指数(WBGT)は30.4と、久しぶりに外遊びができる基準となりました。
「今日の昼休みは、外で遊べます!」という知らせを聞いた子どもたちは大喜び。
久しぶりに解禁されたグラウンドには、一気に明るい歓声が戻ってきました。
広いコートで思いきりサッカーに熱中する高学年、涼しい木陰に集まって楽しそうにおしゃべりをする黄色い帽子の低学年、そしていろんなところを元気いっぱいに駆け抜ける子どもたち。
それぞれが思い思いの場所で、本当に嬉しそうな笑顔を見せてくれました。
やはり、子どもたちがのびのびと体を動かす姿は、学校全体を元気にしてくれます。
早いもので、1学期も残すところあと2日となりました。
最後まで、この明るく、楽しく、そして元気いっぱいの水上学園らしく、みんなで笑顔で締めくくりたいと思います。
税金から学ぶ私たちの未来!9年生の租税教室
中学校における租税教育の大きな目的は、小学校で学んだ「税金の役割」からさらに一歩踏み込んで、「財政の役割」を深く理解することにあります。納税の義務に基づく公平な税負担の仕組みや、集められた税金がどのように社会へ還元されているのかを学ぶことは、生徒にとって大切な機会となります。
本日、本校の9年生を対象に、人吉球磨法人会の方々を講師としてお迎えし、租税教室を開催いたしました。
租税教室では、税金の種類やその分配方法について分かりやすく解説していただきました。特に「子ども一人あたりに、どれくらいの税金が使われているか」という具体的な数字や、学校を維持するためにかかっている税金の額には、生徒たちも驚きを隠せない様子でした。また、私たちの身近な地域である水上村の実際の税収や支出についても詳しく学び、税金がどれほど自分たちの暮らしに直結しているかを実感できたようです。
租税教室の途中には、なんと「1億円のレプリカ」を持たせていただく貴重な体験もありました。ずっしりとしたその重みに、生徒たちからは歓声が上がっていました。最後はクイズ形式で楽しく学んだことを振り返り、終始笑顔の絶えない、充実した学びの時間となりました。
学校生活のあらゆる場面で、たくさんの税金が活かされています。生徒たちには今回の租税教室をきっかけに、社会を支える未来の「納税者」として、社会や国の在り方を自分事として主体的に考える自覚を育んでほしいと願っています。
猛暑に負けず、それぞれの目標へ!〜「個別最適な」水泳学習〜
本日も厳しい日差しが照りつけ、お昼の気温はなんと36.8℃に達しました。
暑さ指数(WBGT)も32.1と、熱中症対策において「危険」とされるレベルの猛暑日です。
そんな中、4時間目のプールでは5・6年生の水泳の授業が行われていました。
きらきらと輝く青い水面は、見ているだけでも気持ちよさそうですが、子どもたちはただ水浴びをして涼んでいるわけではありません。
プール内はそれぞれの泳力に応じたコースやメニューが細かく設定されており、子どもたちは自分の目標に向かってひたむきに練習に取り組んでいました。
浅いコースで自信がつくまで何度もバタ足に励む子
ビート板を使ってクロールの丁寧な息継ぎを確かめる子
そして息継ぎのタイミングに気をつけながら「少しでも長く泳ぎたい」と距離に挑戦する子。
暑さに負けない熱いエネルギーで、まさに「個別最適な学び」がプールいっぱいに展開されていました。
もちろん、この危険な暑さの中ですので、こまめな水分補給や休憩など、安全面には最大限の配慮と対策を講じて授業を行っています。
気がつけば、1学期もあと4日で終了となります。
厳しい暑さはまだまだ続きそうですが、子どもたちが最後まで安全に、そして充実したまとめの時間を過ごせるよう、職員一同しっかりと見守ってまいります。
小さな親切が繋ぐ、温かい笑顔の輪
夏の青空の下、スクールバスの車庫の横にある斜面に大きなカエルが登場し、笑顔でみんなを出迎えています。
実はこれ、バスの運転手さんが草刈りをする際、少しずつ草を残しながら工夫して作ってくださったアートなのです。最近、子どもたちの間でも「あそこにカエルがいる!」と大きな話題になっています。毎日、子どもたちを安全に送り迎えするだけでなく、目を楽しませようとしてくださる運転手さんの粋な心遣いに、心から感謝の気持ちでいっぱいです。
1年生の道徳「考え、議論する道徳」
そんな素敵な親切に包まれる中、教室でも「温かい心」についての学びが行われていました。1年生の道徳の時間です。
この日のテーマは、教材『はしのうえのおおかみ』をもとにした「親切・思いやり」について。子どもたちは、みんなで「考え、議論する道徳」に一生懸命取り組んでいました。
- それぞれの体験を振り返る:これまでに自分が優しくしてもらったこと、嬉しかったことを思い出しながら意見を出します。
- みんなで意見を交わす:ワークシートを手に持ちながら、「親切にすると、どんな気持ちになるかな?」「おおかみさんはどうして気持ちが変わったんだろう?」と、お互いの考えを熱心に伝え合っていました。
> 「優しくされると、あたたかい気持ちになるね」
> 「今度は自分も、誰かに優しくしてあげたいな」
教室の黒板には、子どもたちの素直で優しい言葉がたくさん並び、まさに「あたたかいこころ」が溢れる時間となりました。
世の中は、誰かの「小さな親切」や「思いやりの心」の積み重ねで成り立っています。
運転手さんが作ってくれた草刈りのカエルも、1年生が学んだ親切の心も、すべては誰かを笑顔にしたいという温かい気持ちから生まれたもの。
水上学園が、これからもそんな優しさと感謝の笑顔でいっぱいの学校であり続けるよう、みんなで温かい輪を広げていきたいと思います。
地域が教室!2年生の町探検で出会った「本物の学び」
梅雨が明け、いよいよ本格的な猛暑がやってきました。そんな暑さにも負けず、本日、2年生は生活科の授業「とび出せ!村のたんけんたい」として、元気に町探検へ出かけました。
最初に向かったのは、「猫寺」の愛称で地域に親しまれている生善院です。お寺に到着すると、なんとちょうど貴重な茅葺屋根の葺き替え作業が行われている真っ最中でした。今回はご住職と職人のみなさんのご厚意により、特別にヘルメットを着用して、普段は立ち入ることのできない作業現場を見学させていただきました。間近で見る職人さんの技と伝統の重みに、子どもたちは真剣な眼差しを向けていました。
次にお邪魔したのは、「愛甲畳店」さんです。こちらでは、日本の伝統的な畳が目の前で出来上がっていく様子を、驚くほどの近さで見学させていただきました。機械の動く音やいぐさの心地よい香りに包まれながら、子どもたちは熱心にお話を聞き、タブレットで写真を撮ったりノートにメモを書き留めたりしていました。
教科書を開くだけでは決して得られない、地域の歴史や職人さんの息遣いに直接触れる「本物の学び」が、そこにはありました。水上村の素晴らしい人や場所のよさに気づき、自分たちの暮らす地域への愛着がさらに深まった一日となったはずです。
温かく子どもたちを迎え入れ、貴重な経験をさせてくださった関係の皆様、本当にありがとうございました。本校はこれからも、こうした「地域とともにある学校づくり」を大切に推進してまいります。
梅雨明けの青空と、それぞれの真夏の一歩
ついに九州北部地方も梅雨明けしたとみられるとの発表がありました。
学校の周りでも一斉にセミが鳴き始め、見上げる夏空がまぶしく、昨日に引き続き厳しい暑さの真夏日となっています。
そんな本格的な夏の幕開けとなった今日から、6年生は2泊3日の体験学習へと出発しました。行き先は鹿児島県の大隅青少年自然の家です。
朝早くから多くの保護者の皆さんに見送られ、元気いっぱいにバスに乗り込んでいきました。今日の日程では、鹿屋航空基地資料館の見学や、新城海の家での海の活動などが予定されています。自然の中での様々な体験を通して、一回りも二回りも成長し、たくさんの楽しい思い出を作ってきてほしいと願っています。
一方、お留守番となる水上学園の昼休みは、WBGT(暑さ指数)の測定結果から「危険な暑さ」となりました。
そのため、熱中症予防として外遊びはぐっと我慢し、冷房の効いた室内での活動に切り替えました。そんな中、校内を盛り上げてくれたのが図書委員会主催の「カルタ大会」です。
今日は1、2年生の部が開催されました。図書委員会のお兄さん、お姉さんが優しく読み札を読んでくれる中、子どもたちは床に並んだ絵札をじっと見つめ、真剣勝負!「はい!」と元気な声が教室に響き渡り、暑さを忘れるほどの熱戦が繰り広げられていました。
外は焦げるような暑さですが、子どもたちはそれぞれの場所で、充実した夏の1日目を全力で過ごしています。
七夕の奇跡! グラウンドに響く歓声
7月7日、今日は七夕です。梅雨の終わりが近づき、台風の接近も心配される不安定な天候が続いていましたが、子供たちの願いが届いたのか、今日は久しぶりに太陽が力強い顔を見せてくれました。まるで織り姫と彦星の再会を祝福しているかのような、まぶしい青空の広がる一日のスタートです。
7月に入ってからというもの、ぐずついた天気が続き、子供たちは大好きな運動場で遊ぶのをずっと我慢していました。それだけに、昼休みのチャイムが鳴ると、待ってましたとばかりに元気よくグラウンドへ飛び出していく姿が見られました。
今、世間ではサッカーワールドカップの話題で持ちきりですが、ここ水上学園のグラウンドも、本家に負けないほどの熱気に包まれています。
最高学年である9年生は、学年全員で「男子対女子」のガチンコサッカー対決を開催!ビブスを身にまとい、制服のスカートをなびかせながらも、男子の鋭いドリブルに果敢に挑む女子生徒たち。そして、手加減なしで真剣にゴールを狙う男子生徒たち。お互いに声を掛け合いながらボールを追いかける姿は、さすが最上級生、素晴らしいチームワークと迫力です。
お兄さん、お姉さんたちの熱い戦いに負けじと、前期課程の小さな子供たちも黄色い帽子をかぶってサッカーに興じていました。体いっぱいに太陽の光を浴びながら、一生懸命にボールを蹴る姿がとても微笑ましかったです。
緑豊かな山々に見守られた広いグラウンドに、子供たちの「ナイスパス!」「いけー!」という弾んだ歓声が響き渡りました。そんな当たり前の、だけどかけがえのない活気ある日常が戻ってきたことを、心から嬉しく思う七夕の午後でした。子供たちの健やかな成長への願いも、きっと天まで届くことでしょう。
雨空を吹き飛ばす、水上学園の日常―義務教育学校の強み―
日曜日は県内で線状降水帯が発生するなど、梅雨末期の大雨が心配される不安定な天候が続いています。しかし、そんな雨雲を吹き飛ばすかのように、水上学園の子どもたちは今日もそれぞれの「学び」に深く向き合っています。
今日から後期課程では期末テストが始まりました。教室にはピンと張り詰めた緊張感が漂い、真剣に問題用紙に向き合う先輩たちの姿があります。
先日、本校を視察に訪れた他町の教育委員会の方々と、こんな話題になりました。
「定期テストに挑む中学生の真剣な姿を、同じ校舎内で小学生が日常的に目にするのは、学習意欲やキャリア意識にとても良い効果があるのではないか」
実は今、次期学習指導要領の改訂に向けた中教審の審議において、これからの時代に必要な「高次の資質能力」の育成が注目されています。単なる暗記にとどまらない「生きて働く知識及び技能:統合的な理解」や、正解のない時代を生き抜く「未知の状況にも対応できる思考力、判断力、表現力等:総合的な発揮」をどう育むか、という論点です。
まさに今日、期末テストが行われているすぐお隣の教室では、前期課程の5年生が国語の授業で「同じ読みの熟語」を学んでいました。子どもたちは国語辞典を片手に、単に言葉を覚えるだけでなく、既習の知識を結びつけながら(統合的な理解)、お互いに意見を出し合い、主体的に思考を巡らせていました(総合的な発揮)。
わずか数メートル先の教室では、数年後の自分たちがテストに挑む姿があります。先輩たちの背中から未来の自分の姿を予想し、自分の現在地を知る。そして、日々の学びがどう未来へつながるかを肌で感じる。
施設一体型の義務教育学校である水上学園では、中教審が目指すような、知識を統合し、未知の状況へ向かうための確かな資質・能力の基盤が、特別なことではなく「日常の風景」として当たり前に育まれているのかもしれません。
雨の日も、子どもたちの未来へつながる確かな一歩が、この校舎の中で力強く刻まれています。
地域とともに歩む水上学園~学校運営協議会を開催~
今年度第2回目となる学校運営協議会を開催いたしました。委員の皆様にはご多用な中ご出席いただき、誠にありがとうございました。
まずは、子どもたちの普段の学習の様子を見ていただくため、各教室の授業参観からスタート。いつも以上に張り切る子、少し緊張した面持ちの子など様々でしたが、地域の方々に見守られる温かい雰囲気の中で授業が行われました。
委員の皆様との熱心な意見交換
その後の協議会では、今年度の学校経営基本方針や1学期の子どもたちの様子についてご説明し、委員の皆様から大変貴重なご意見やご提案をいただきました。
・学校行事の平日開催に向けての方向性
・夏休み中における児童生徒の安全確保(水難事故防止やネットトラブルへの対応)
・職員トイレをはじめとする学校環境の整備について
子どもたちの安全安心、そしてこれからの時代に合わせた学校運営について、多角的な視点から熱心に議論が交わされました。
新たな試み「学びを支える環境づくり」の視点
また、今回は新たな試みとして、事務職員が中心となり「子どもたちの学びを支える環境づくり」という視点での参観・評価もお願いいたしました。
施設や設備が子どもたちにとって安全で使いやすいものになっているか、事務職員が直接ご説明を交えながら委員の皆様に確認していただきました。
1年間を通して地域の皆様にお気づきをいただきながら、今後の具体的な環境整備や教育条件の改善にしっかりと役立ててまいりたいと考えております。
水上学園は、これからも地域の皆様のお知恵と協力をいただきながら、「地域とともにある学校づくり」をより一層推進してまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
未来の水上村を創るのは私たち!~熱気に満ちた村長講話~
後期課程(7年生~9年生)を対象に、水上村長・中嶽弘継様をお招きしての「村長講話」が開催されました。
講話のテーマは、水上村が直面する「地方創生に向けた施策」。村長からは、平成26年に始まった国の地方創生事業の歩みや、令和6年に改訂された最新の「水上村人口ビジョン」に基づいた、村の現状と将来への展望が熱く語られました。
人口減少という厳しい現実に向き合いつつも、村を元気にするための具体的な挑戦が次々と紹介されました。アスリートが集う「水上スカイビレッジ」を核としたスポーツ交流や観光の振興、ふるさと納税による財政基盤の強化、そして手厚い子育て・教育環境の整備など、村の魅力を活かした自律的な街づくりの数々に、生徒たちは目を見開き、真剣な眼差しで聞き入っていました。
特に9年生にとっては、今回の講話は特別な意味を持ちます。10月に予定されている「子ども議会」に向けて、村の財政や産業、福祉の現状を直接学べる最高の機会となったからです。生徒たちは「自分たちの質問をより深く、村の未来を見据えたものにしたい」と、早くも本番への意欲を高めていました。
「これからの水上村を支え、創っていくのは自分たちだ」
そんな高い志と郷土への誇りを胸に刻んだ、大変意義深い一日となりました。
大変おいそがしい中にご講話いただいた中嶽村長に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
先生たちも日々勉強!〜水上学園で音楽の公開授業が開催されました〜
今年度から、人吉球磨管内では新たな試みとして、全教科の教育研究会が同日に一斉開催されることになりました。これまでは教科ごと開催日が異なっていたため、「行きたいけれど参加できない」という課題がありましたが、この見直しによって先生方がそれぞれの専門や担当教科の研究会へ一斉に出向いて学べるようになりました。
そんな中、本校は「音楽研究会」の会場となり、黒﨑真梨先生が8年生の音楽の授業を公開しました。授業では、J.S.バッハの「フーガト短調」を教材に、生徒たちが1人1台のタブレット端末を活用。Canvaのホワイトボード機能を使って、自分が感じ取った曲想の変化や音楽の構造を付箋に書き込み、リアルタイムで画面上で共有し合いながら、旋律の重なりや曲の魅力を探る協働学習が行われました。
管内から集まった40人を超える先生方が教室の後方まで熱心に見守る中、生徒たちは緊張しながらも、生き生きと自分の考えを表現し、友達と意見を交わしていました。
授業後の研究協議では、参観した先生方からたくさんの素晴らしい意見や感想をいただき、講師の先生からも専門的な指導・講評をいただくなど、非常に中身の濃い充実した研究会となりました。
子どもたちに「主体的で深い学び」を届けるために、先生たちもこうして日々、指導法の工夫を凝らし、学び続けています。今回の成果を今後のすべての授業づくりに生かしてまいります。
未来の地球と向き合う一日〜「水俣に学ぶ肥後っ子教室」〜
本日、5年生が「水俣に学ぶ肥後っ子教室」へと出発し、現地で深く、あたたかい学びの時間を過ごしました。
環境学習では、「地球環境問題と私たちのくらし〜ごみと循環社会〜」をテーマに勉強しました。「環境を守るために、自分には何ができるだろう?」という目標に向かって、子どもたちは大奮闘。友達同士で「これってどう思う?」と意見を伝え合いながら、真剣にこれからの暮らし方について考えていました。
正しく知り、心で受け止める
水俣病資料館等へも足を運びました。
子どもたちの様子を見ていて胸が熱くなったのは、その「学ぶ姿勢」です。「水俣病のことを正しく知る」という目的に向かって、展示物の一文字一文字を食い入るように見つめ、ノートが真っ黒になるほど熱心にメモを取っていました。
そして何よりも心に響いたのは、語り部の方の講話でした。
シーンと静まり返った部屋の中で、子どもたちは語り部の方の言葉を一言も聞き漏らすまいと、真剣な眼差しで聞き入っていました。当時の苦しみやつらさだけでなく、「命の大切さ」や「これからの未来を生きる子どもたちへの願い」が、しっかりと子どもたちの心に届いたのを感じます。
講話の終了後には、感謝の気持ちを伝えるとともに、一緒に記念撮影をするなど温かい交流のひとときを持つこともできました。
これからの5年生に期待すること
今回の学びは、教科書を読むだけでは決して得られない、心に深く刻まれるものになったはずです。
- 環境を守るために、今日からできることを始めること
- 正しい知識を持ち、人の痛みに寄り添える優しさを持つこと
この二つの宝物を胸に、5年生がこれから学校や地域でどんな行動を起こしてくれるのか、今からとても楽しみです。
ご家庭でもぜひ、今日のお土産話をたくさん聞いてあげてください。
青空広がる水上学園!〜きらめく夏の足音〜
うっとうしい梅雨の合間を縫うようにして、本日は見事なまでのさわやかな青空が広がりました。美しくそびえる緑の山々を背景に、水上学園の校庭には子どもたちの元気な声が響き渡っています。まさに、本格的な夏の到来を予感させる絶好の活動日和となりました。
水しぶきを上げて!3・4年生の水泳学習
プールからは、きらきらと輝く水面と一緒に、歓声が聞こえてきます。3・4年生の水泳の授業です。
子どもたちはそれぞれの泳力に合わせ、個別の課題に一生懸命取り組んでいます。「もっと遠くまで泳げるようになりたい!」「バタ足をかっこよく決めたい!」と、目標はそれぞれ。先生や友だちに見守られながら、自分の限界に挑戦して何度も水に飛び込む姿は、とても頼もしく映りました。
夢中で追いかける!2年生の虫探し
一方、帽子をかぶった2年生は、虫網と虫かごを手に校庭や中庭へと飛び出していきました。生活科の「虫探し」の時間です。
「あっちにトンボが飛んだぞ!」「草の中にバッタがいる!」と、目を輝かせながら夢中で生き物たちを追いかけています。地面にしゃがみ込んでダンゴムシをそっと観察したり、捕まえた虫を嬉しそうに見せ合ったり。自然豊かな水上学園だからこそできる、五感をフルに使った素晴らしい学びのひとときとなりました。
【お願い】
本日の午後は、久しぶりに最高気温が30℃を超え真夏日になりました。学校でもこまめな水分補給や休憩を促し、熱中症対策に万全を期してまいります。ご家庭におかれましても、体調管理の基本である「早寝・早起き・朝ごはん」のご協力をよろしくお願いいたします。
笑顔いっぱい!「お弁当プロジェクト」を実施しました
本日、水上学園では「お弁当プロジェクト」を実施しました。この取り組みは、子どもたちがお弁当作りに携わることで、食の重要性を実感し、自身に必要な食品を選ぶ力を身につけるとともに、日々食事を作ってくれる家族への感謝の心を養うことを目的としています。
子どもたちは、買い物から調理まで全てを一人で行う「完璧コース」から、メニューの相談やお弁当をバッグに詰める手伝いをする「相談&バッグ詰めコース」まで、自分の成長や目標に合わせたコースを選び、計画的に準備を進めてきました。
待ちに待ったお昼の時間、教室には工夫を凝らした素晴らしいお弁当がたくさん並びました。「主食3・主菜1・副菜2」の理想的なバランスを意識したものや、彩り豊かなおかずを隙間なくきれいに詰め込んだものなど、どれも子どもたちの心のこもった力作ばかりです。
自分自身が関わって作ったお弁当の味は格別だったようで、教室はいつも以上のまぶしい笑顔であふれていました。お互いのお弁当を見せ合いながら、嬉しそうに頬張る姿がとても印象的でした。今回の体験を通して、食への関心はもちろん、家族への「ありがとう」の気持ちがさらに深まったことと思います。
保護者の皆様におかれましては、事前のメニュー相談や材料の買い出し、調理のサポートなど、多大なるご協力と温かい応援をいただき、本当にありがとうございました。
1年生から9年生までが紡ぐ「心の絆」~温かい空気にあふれた人権集会~
本日、「人権集会」を開催しました 。この集会は、全校児童生徒が「仲間づくり」について深く考え、お互いの人権を尊重し合う豊かな人権感覚を養うことを目的としています 。
体育館に足を踏み入れると、そこにはあどけない表情の1年生から、最高学年として凛々しく頼もしい姿の9年生までがズラリ 。この「1年生から9年生が一堂に会する」光景こそが、本校ならではの大きな魅力であり、誇りです。
第1部では、各学年が工夫を凝らして決めた今年度の「人権宣言」や「なかよし宣言」の紹介が行われました 。
ステージ前に並んだ下級生たちが、声をそろえて一生懸命に発表する姿はとても健気で、そのまっすぐな眼差しからは「仲間を大切にしたい」という強い決意がひしひしと伝わってきました。それを温かく見守り、大きな拍手を送る上級生たちの眼差しもまた、優しさに満ちあふれていました。
第2部では、児童生徒会が主導する「縦割り班活動」を実施しました 。
まずは「ふうせんラリー」のアイスブレイクからスタート !年齢も体格も違う仲間たちが、手を取り合い、一つの風船を落とさないように必死に追いかけます。あちこちで笑顔がはじけ、体育館は一気に歓声と拍手に包まれました。中学生が小学生の動きに合わせて、そっと優しくリードする姿がとても印象的でした。
そして、集会のなかでも特に心が温まったのが、円になって語り合う「つながりタイム」です 。
「最近がんばっていること」をお題に、たすきを回しながら一人ずつ話をしていきました 。驚いたのは、9年生の男子生徒たちが自然と床に腰を落とし、小さな1年生と同じ目線になって「うん、うん」と優しく頷きながら話を聴いていたことです。
自分の話を真剣に聴いてもらえる喜びは、子どもたちの心をそっと満たしてくれます。上級生が下級生の話に共感し、温かい言葉をかける姿がそこかしこで見られ、体育館全体がまるでお日様のような優しさに包まれていました 。
「明るく・楽しく・元気な水上学園」をつくり上げるため、子どもたちは今日、児童生徒会スローガンどおり、前向きな心で「新しい一歩」を確かに踏み出しました 。
実生活のなかでも、今日誓い合った人権宣言や、縦割り活動で深まった「心の絆」を大切に、みんなで温かい学校を創っていってほしいと願っています 。
雨の日はしっとりと、じっくりと〜水上学園の豊かな学び〜
九州各地では線状降水帯の発生が懸念されるなど、ここのところ梅雨らしい天気が続いています。
本校の校舎も、しとしとと降る雨と山にかかる霧に包まれ、どこかしっとりと落ち着いた雰囲気が漂っています。
そんな雨の日だからこそ、子どもたちはいつも以上に集中し、各教室でじっくりと学習に取り組んでいます。本日の生き生きとした授業の様子を紹介します。
各学年の工夫を凝らした授業風景
1年生:図書室でのわくわく読み聞かせ
国語の授業では、図書室でお気に入りの本を借りた後、担任の先生による絵本の読み聞かせが行われました。みんな先生の声に耳を傾け、お話の世界にすっかり引き込まれていました。
3・4年生:体育館でダイナミックにマット運動
雨でも体育館は熱気に満ちています。3・4年生の体育ではマット運動に挑戦中。「前回り」や「後ろ回り」の手のつき方や回転のコツを意識しながら、何度も一生懸命に練習を重ねていました。
9年生:音楽室に流れる美しい調べ
最上級生である9年生は、音楽室で名曲「ブルタバ」の学習に取り組んでいました。電子黒板や資料を活用しながら、曲の背景や旋律の美しさを感じ取り、じっくりと楽曲の魅力に向き合う姿はさすが最高学年です。
外の雨音を心地よいBGMにしながら、それぞれの学年が素晴らしい集中力を見せてくれた1日でした。これからもしばらく不安定な天気が続く予報ですが、安全第一に気を配りながら、日々の充実した学びを支えてまいります。
雨の日は、静かに本を開いて。〜心と頭を育む「読書タイム」〜
しっとりとした雨が降る日の水上学園。校舎を囲む山々の豊かな緑が、雨に濡れていっそう鮮やかに映る中、子どもたちは落ち着いた雰囲気のなかで学校生活を送っています。外で元気に遊べない雨の日だからこそ、校内にはいつもと違う、穏やかで充実した時間が流れています。
水上学園では、原則週2回、火曜日と木曜日の13:40〜14:00までの20分間を「読書タイム」としています。この時間が始まると、校内はそれまでの賑やかさが嘘のように、心地よい静寂に包まれます。ページをめくる微かな音だけが教室に響き、子どもたち一人ひとりが自分の世界へと没頭していきます。
教室を覗いてみると、小学校の低学年から中学校の最高学年まで、それぞれが選んだお気に入りの本を熱心に読み進めています。そして水上学園の素晴らしいところは、子どもたちだけでなく、担任をはじめとする職員も一緒になって自分の本を開き、読書に勤しんでいる点です。大人も子どもも同じ空間で、共に静かに本と向き合う。この「全員で取り組む」という姿勢が、学校全体の落ち着いた環境作りに深くつながっています。
ある研究結果では、読書量が多い子どもほど学習意欲が向上し、さらに心が安定して落ち着く傾向にあることが分かっています。文字を追いかけ、物語の世界に想像を膨らませる時間は、知識の引き出しを増やすだけでなく、相手の気持ちを思いやる豊かな感性や、じっくりと物事に取り組む集中力を養うために欠かせないものです。情報が溢れる現代だからこそ、こうした「静かに文字と対話する時間」の価値はいっそう高まっています。
真剣な眼差しで本と向き合い、日々、心も頭も大きく成長を続けている水上学園の子どもたち。これからも、たくさんの素敵な本との出会いを通して、自らの世界をさらに広げ、豊かな内面をじっくりと育んでいってほしいと願っています。ご家庭でもぜひ、今日どんな本を読んだのか、お子様との会話のきっかけにしてみてください。
【中体連大会】全力で挑んだ3日間、それぞれの輝きと次へのステップ
先週の20日(土)から、いよいよ今年の郡市中体連大会が幕を開けました。天候に一喜一憂しながらも、生徒たちはこれまでの練習の成果を胸に、それぞれの舞台で全力の挑戦を見せてくれました。
土曜日の開幕:雨の中での緊張と躍進
初日の20日は朝からあいにくの雨模様となり、テニスと野球は順延を余儀なくされました。そんな中、屋内競技のバドミントンが開催。今回が初めての大会出場となった7年生の二人は、言葉にできないほどの緊張感を抱えながらも、コートに立つと持てる力をしっかりと発揮していました。素晴らしい粘りを見せ、女子の部では西川さんが見事に3位入賞を果たしました!
日曜日の熱戦:合同チームの絆と団体戦のプライド
翌21日は雨も上がり、順延された競技が行われました。
野球部:湯前中・錦中・相良中との4校合同チームで出場しました。人吉一中・球磨清流合同チームを相手に最後まで声を掛け合い、がんばりましたが、結果は1-8(5回コールド)での敗退。しかし、学校の垣根を越えた熱い絆が見える素晴らしい戦いぶりでした。
テニス部(団体戦):男子は1回戦の人吉一中戦を3-0で見事勝ち上がりましたが、2回戦であさぎり中に一歩及ばず。女子も1回戦であさぎり中と対戦し、惜しくも敗退となりました。
本日の個人戦と静かな教室
本日22日(月)は、テニスの個人戦が開催されました。
そのため、学校に残った生徒たちの教室を覗いてみると、テニス部のメンバーがいない分、写真のとおり空席が目立ち、いつもより少し静かな一日となりました。
テニスの個人戦では、一人ひとりが最後まで善戦したものの、惜しくも県大会出場の切符をつかむことはできませんでした。しかしその中で女子の、井上・藤原ペアと多田・椎葉ペアが激戦を勝ち抜き、ベスト8入りを果たす健闘を見せてくれました!
培ってきた力は、必ず次のステージへ
それぞれの部で、最後まで諦めずに白球やシャトルを追いかけた生徒たち。
結果こそ悔しいもの、残念なものもありましたが、これまで仲間と共に流した汗、苦しい練習を乗り越えて培ってきた力は、これからの人生において必ず大きな財産となります。
この悔しさと経験を糧に、生徒たちが次のステージでさらに大きく羽ばたいてくれることを期待しています。保護者の皆様、地域の方々、温かい応援を本当にありがとうございました!
自分を信じ、仲間を信じて―中体連へ挑む水上学園健児へのエール
外は警報級の大雨が断続的に降り続く、あいにくの週末となりました。
そんな悪天候ではありますが、いよいよ明日から、夏季総合体育大会(中体連)が開催されます。これに先立ち、本日、大会に挑む選手たちの「選手推戴式」を行いました。
大雨の影響による競技の順延やスケジュールの変更なども予想される中、選手のみなさんにとっては、コンディションやモチベーションを維持することが非常に難しい局面だと思います。しかし、条件はどの学校も同じです。どうか焦らず、今できる最善の準備を尽くしてほしいと願っています。
これまでこの大会に向けて、日々練習を積み重ね、流してきた汗は嘘をつきません。
これまで重ねてきた自分の努力を信じてください。
苦しいときに互いに声を掛け合い、切磋琢磨してきた仲間を信じてください。
そして最後は、自分自身を強く信じて、堂々と戦ってきてください。
また、スポーツは一人ではできません。これまで熱心に指導してくださったコーチや先生方、そして何より、一番近くで温かく支え、お弁当を作ったり送り迎えをしてくれたりしたおうちの方々がいます。そのすべての人への感謝の気持ちを、ぜひ精一杯のプレーで表現してほしいと思います。
がんばれ、水上学園の選手たち!
水上学園健児の健闘を心から祈っています。
地域の皆様、保護者の皆様、悪天候の折ではございますが、子どもたちへの温かい応援をどうぞよろしくお願いいたします。
梅雨空の下、元気に出発!
今日は梅雨らしい雨の一日となりました。天気予報を見ると、週末から来週にかけてもすっきりとしない雨の予報が続いています。大雨になって被害が出たり、子どもたちの活動に影響が出たりしないよう、ひどくならないことを祈るばかりです。
そんなちょっぴり憂鬱な雨空を吹き飛ばすように、今日は2年生の生活科「町探検」が実施されました。傘と水筒、探検バッグを準備して、元気いっぱいの挨拶とともに出発していきました。
目的地①:市房ダムの秘密に迫る
最初の目的地は、水上村が誇る「市房ダム」です。ふだん、生活の中でいつも目にしている馴染み深い建造物ですが、その内部に入る機会は滅多にありません。子どもたちは「中はどうなっているんだろう?」と出発前から興味津々でした。
管理事務所に到着すると、まずはダムの役割や仕組みについてスライドやモニターを見ながらお話を聞きました。大きなパネルを使ってのお話に、子どもたちの視線は釘付けです。
そして、いよいよお待ちかねの内部探検です!エレベーターに乗って、一気に地下2階まで下りました。扉が開くと、そこは地上とは別世界。管理事務所の方の詳しい解説を聞きながら、ひんやりとした空気が心地よい地下通路を歩きました。安全のために白いヘルメットをしっかりとかぶって進む子どもたちの後ろ姿は、まるで小さな探検隊のようで、とても頼もしかったです。
目的地②:水の上の市場でたくさんの発見
次に向かった目的地は、地域の魅力がぎゅっと詰まった「水の上の市場」です。ここでは、お店に並んでいるたくさんの品物を見学させていただきました。
お店の中には、今が旬の大きなスイカや、新鮮な地域の特産品がずらりと並んでいます。子どもたちは、驚いたことや気になったものを手元のタブレットで写真に収め、真剣な表情で記録をとっていました。
また、「この品物はどこから来ているんですか?」「一番人気の商品はなんですか?」など、お店の方にたくさん質問をし、多くのことを学んでくることができました。みんなで一斉に元気よく手を挙げて質問する姿からは、主体的に学ぼうとする素晴らしい意欲が伝わってきました。
地域に学び、地域に親しむ
「近くて遠い地元の施設」という言葉がありますが、毎日見ている風景や場所でも、こうして一歩踏み込んで関心を持って見てみると、そこにはたくさんの新しい発見や地域の方々の工夫が隠されているのですね。子どもたちにとって、地元がもっと大好きになる素晴らしい一日になりました。
雨の中、子どもたちを温かく迎えてくださり、丁寧にご指導いただきました市房ダム管理事務所の皆様、ならびに水の上の市場の皆様に、心より感謝申し上げます。ありがとうございました!
泥にまみれて五感で学ぶ! 5・6年生の田植え体験
昨日、6月16日(火)の素晴らしい青空のもと、本校の5・6年生が湯山小学校下の田んぼにて、待ちに待った「田植え体験」を行いました。
この体験の目的は、昔ながらの田植えを通じて先人の努力や大変さを肌で知り、私たちが毎日いただく「食」への感謝の気持ちを育むこと。そしてもう一つは、「JAくま青壮年部」の皆様という地域の人材との交流を通して、郷土との温かいつながりを築くことにあります。
当日はJAくま青壮年部の皆様に温かくサポートしていただきながら、活動がスタートしました。まずは、ひんやりとした泥の中に裸足で一歩を踏み出します。子供たちは泥だらけになりながら、オタマジャクシなどの生き物に触れたり、泥の独特な感触を楽しんだりしていました。
一列に並んで息を合わせ、昔ながらの「手植え」に挑戦する子供たち。「あっとっと!」と思わず尻餅をついてしまい、せっかく植えた苗が倒れてしまう微笑ましいハプニングもありましたが、それもまた貴重な経験です。さらに今回は、実際に子供たちが操作をしての「田植機」による田植えも体験させていただきました。
そして活動の最後には、現代農業の象徴ともいえる「農業用ドローン」の見学をさせていただきました。ドローンが勢いよく飛び立ち、空中から肥料や除草剤をまく様子を間近に見た子供たちからは、大きな歓声が上がっていました。
教室の机の上だけでは決して得られない、自然や泥に触れる「五感を通じた学び」。農業の仕組みを知り、先人の知恵に触れることで、理科や社会といった教科の枠を超えた興味・関心を高める最高の機会となりました。
ご協力いただきましたJAくま青壮年部の皆様、本当にありがとうございました。これから苗がどのように育っていくのか、子供たちと共に温かく見守っていきたいと思います。
子どもたちの輝く瞳と、これからの挑戦
本日は、球磨教育事務所より所長、指導課長、管理主事、学校経営アドバイザーの皆様をお迎えし、すべての先生方の授業を参観していただきました。
参観を終えた皆様からは、水上学園の教育活動について、たくさんの温かいお言葉と素晴らしい気付きをいただきました。
- 子どもたちの学習に向かう姿勢がすばらしい
- すばらしい表情で指導されている先生の授業
- 丁寧な板書とノート指導がすばらしい授業
- 工夫された学習のヒントを提示して考えさせている授業
- 子供たちが生き生きと学び合っている協働的な授業
- 課題を工夫して子供たちが主体的に取り組んでいる授業
教室を回ると、先生の丁寧な指導のもとで真剣にノートをとる姿や、タブレットを手に「どう思う?」と生き生きと意見を交わし合う協働的な学びの姿など、たくさんの「輝く瞬間」が見られました。主体的に課題へ挑戦する子どもたちの表情は、どれも本当にすばらしいものでした。
一方で、より質の高い教育を目指すための課題も的確に指摘していただきました。いただいた指導を真摯に受け止め、全職員で今後の授業改善にしっかりと生かしていきたいと思います。
ご来校いただいた皆様、そして日頃から本校の教育を支えてくださる保護者・地域の皆様、本当にありがとうございました。これからも水上学園は、一歩一歩前へ進んでまいります!
額を突き合わせ、技を磨き合う子どもたち
今週の水上学園は、先生方がお互いの授業を見せ合って指導法を磨く今年度最初の「授業参観ウィーク」です。本校の教職員が目指すのは、子どもたちが主役となる「主体的・対話的で深い学び」の実現。今回は、そんな熱気あふれる3年生と4年生の算数の授業レポートをお届けします。
【3年生】「1目もりはいくつ?」答えを導くきらめく対話
3年生が挑戦していたのは「一万をこえる数」の単元です。
デジタル教科書に映し出された一本の数直線を見ながら、「1目もりの大きさに気をつけて数直線をよもう」というミッションに挑みました。黒板の「1目もりは、100?1000?」という問いかけをきっかけに、本校が大切にしている『学び合い』がスタート。子どもたちは自然と机を寄せ合い、床に教科書を広げて額を突き合わせます。
「0から10000の間に、小さい線が10個あるから1000じゃない?」
「あ、じゃあ『あ』のところは1万4000だ!」
ノートを指さしながら自分の言葉で一生懸命に説明し、ひとりの気づきが隣の「あ、分かった!」に繋がっていく心地よい思考の熱気が教室を包んでいました。
【4年生】「どうあてる?」三角定規を駆使する技の学び合い
続いて訪ねた4年生の教室では、「垂直・平行と四角形」の作図に挑んでいました。「1組の三角定規を使って、垂直や平行な直線をかこう」という手強い技能の習得です。離れた「点A」を通る線を引くため、2枚の三角定規をどう組み合わせるかが運命の分かれ道。子どもたちは友だちの席へ集まり、お互いの手元をじっと見つめ合います。
「この定規を下の線に合わせて、もう1枚を点Aまでスライドさせるんだよ」
「あ、動いちゃった!もう一回おさえてて!」
手元が狂わないようにノートをそっと押さえたり、定規の滑らせ方を実演したり。言葉だけでなく、お互いの「手つき」や「技」を見せ合いながら、パズルを解くように楽しく課題を乗り越えていきました。
先生たちも、子どもたちと共に
子どもたちが仲間と共に高め合っているように、私たち教職員も日々、教材研究や問いかけの工夫に熱心に取り組んでいます。これからも水上学園が一丸となって、子どもたちが「もっと知りたい!」とワクワクする、輝く授業づくりを推進してまいります。
晴れ渡る空の下、義務教育学校ならではの熱い攻防!
雲一つない爽やかな青空が広がった今日の昼休み。今週後半はちょうど「梅雨の中休み」となり、心地よい晴天が3日ほど続きました。明日からは再び梅雨空に戻る予報が出ていますので、この貴重な晴れ間は、子どもたちにとってまさに恵みの時間となったようです。
ちょうど世間ではワールドカップサッカーが開幕し、テレビやネットもサッカーの話題で持ちきりですね。日本代表の活躍への期待も高まる中、その熱気は水上学園のグラウンドにもしっかりと届いているようです。
今日のグラウンドを覗いてみると、あちこちから元気な声が響いていました。中でも一段と盛り上がっていたのが、サッカーを楽しむ子どもたちの姿です。
驚いたのは、その対戦カード。なんと5年生対7年生の真剣勝負が行われていたのです!
普通の小学校や中学校であれば、これほど体格やスピードが違う学年同士が、昼休みに一緒になってボールを追いかける光景を見ることはできません。まさに、小学生から中学生までが同じ校舎、同じグラウンドで過ごす「義務教育学校」ならではの、微笑ましくもダイナミックな一幕です。
7年生が体格の差を意識しながらも手加減なしの鋭いドリブルを見せれば、5年生も負けじと抜群のチームワークと素早い動きでボールを奪いにいきます。年齢の垣根を越え、お互いをリスペクトしながら白球を追いかける姿に、見ているこちらも自然と胸が熱くなりました。
来週末からは、いよいよ夏季中体連が始まります。明日からの雨予報、大きな被害が出ない程度に収まってくれることを祈りつつ、子どもたちにはこのエネルギーをそのまま次の目標へと繋げていってほしいと思います。
町探検へ出発!〜龍泉寺での座禅とたくさんの発見〜
2年生が生活科の学習で「町探検」に出かけました。
子どもたちは朝からワクワクした表情でスクールバスに乗り込み、準備万端。今回の目的地は、地域にあるお寺「龍泉寺」です。
長い石段を一生懸命に登り、本堂に到着した子どもたち。お寺では、お経を一緒に唱え、お線香をあげるという貴重な体験をさせていただきました。
さらに、その後は心を落ち着かせて「座禅」にも挑戦。
ピンと張り詰めた空気の中、静かに自分と向き合う時間を過ごした子どもたちは、「なんだかすっきりした!」と、とても晴れやかな表情で行程を終えることができました。
歩いて気付く、地域のすてきな宝物
道中やお寺の行き帰りには、歩いてみないと気付けない発見が盛りだくさんでした。
*とうふみそのお店
*歴史を感じる焼酎蔵
*地域の生活を支える郵便局
*村の小さなレストラン
タブレットを手に「あそこに何かある!」「これ知ってる!」と、地域のすてきな場所を熱心に写真に収める姿が印象的でした。
学校を飛び出し、五感を使って地域の魅力をたっぷりと肌で感じた1日となりました。
ご協力いただいた龍泉寺の皆様、そして温かく見守ってくださった地域の皆様、本当にありがとうございました!
梅雨の晴れ間に響く熱意!令和8年度生徒総会
梅雨の晴れ間のさわやかなお天気に恵まれた本日、体育館にて令和8年度の生徒総会を開催いたしました。
今年度の児童生徒会スローガンは「Let's try! 〜前向きな心で挑戦し、新しい一歩を踏み出そう〜」です。「やるゾウがいっぱいの水上学園」をキーワードに、何事にもまずは「やってみよう」という前向きな気持ちでチャレンジしてほしい、という子どもたちの熱い思いが込められています。
総会では、このスローガンのもとで「明るく・楽しく・元気な水上学園」をめざし、全校生徒による活発な議論が展開されました。
特に「児童生徒会規約」の審議では、「中学生らしい髪型とは何か」という身近で大切なテーマについて、各学年から本当にたくさんの具体的な意見が出されました。
「受験に響かないような髪型がいいと思う」という将来を見据えた意見や、「プールも始まるので、長い髪をハーフアップやお団子にするのも許可してほしい」といったこれからの季節に合わせた切実な要望が上がりました。また、「今のきまりは、何が良くて何がだめなのかが分かりづらい」といった、ルールの曖昧さに切り込む本質的な指摘もありました。
子どもたちはこれまでの当たり前をただ受け入れるのではなく、「自分たちのきまり」として真剣に向き合っていました。まさに本校が目指す「自ら考え、行動する姿」そのものであり、今年度の重点目標でもある「実践力」を存分に発揮する素晴らしい場となりました。
髪型や服装のルールは、学校生活の送りやすさだけでなく、社会性など多様な視点が必要な問題です。そのため、今回は生徒会の中だけで性急に結論を出すことはせず、今後は先生たちや保護者の皆様も交えて、一緒に話し合いを続けていくこととなりました。
子どもたちが主体となってきまりのあり方を考え、大人がそれをサポートしながらより良い方向を探っていく。このプロセス自体が、生きた学びの場になると確信しています。
児童生徒のみなさんには、これからも自ら学び、自ら考え、新たな気持ちで一歩前へ進んでほしいと願っています。保護者の皆様、地域住民の皆様、挑戦を続ける子どもたちの歩みを、これからも温かく見守り、応援していただけますと幸いです。
ふるさとの守り神、市房ダムの秘密に迫る!~地域交流・地域散策クラブ~
あいにくの雨模様となりましたが、子供たちの探究心は雨雲を吹き飛ばすほど元気いっぱいです!本日、本校の「地域交流・地域散策クラブ」の子供たちが、私たちの水上村が誇る「市房ダム」の見学に出かけました。
今回の目的は、地域の重要な施設を実際に目で見て、その役割や歴史を学ぶことです。まずは管理事務所の室内で、ダムの歴史や造られた目的について詳しく説明を受けました。市房ダムには「洪水調節」「発電」「かんがい(農業用水の供給)」という3つの大きな目的があることを知り、子供たちは熱心に聞きいっていました。
説明の後は、お楽しみの質疑応答タイムです。事前によく考えてきた子供たちからは、次々と鋭い質問が飛び出しました。
* 「流れてきた木が挟まって、水が流れなくなることはあるのですか?」
* 「ダムの高さはどれくらいあるのですか?」
* 「ゲートを開けるのはどんなタイミングなのですか?」
* 「ダムの水が一番少なくなったときは、どんなときですか?」
どの質問にも、職員の方が丁寧に答えてくださり、子供たちは「なるほど!」と目を輝かせていました。
その後は、ヘルメットを着用して普段は入ることのできないダムの内部「監査廊」を見学させていただきました。まるで秘密の地下迷宮のようなひんやりとした通路を進み、大きな機械を間近で見上げながら、ダムが24時間体制で私たちの暮らしを守ってくれていることを肌で感じたようです。
今回、市房ダム見学で学んだたくさんの発見や驚きは、秋の文化祭などで発表する予定です。子供たちがどのようにまとめ、発信してくれるのか、今からとても楽しみです。
お忙しい中、子供たちのために温かく迎えてくださった市房ダム管理事務所のみなさま、本当にありがとうございました!
AIと共に自ら学びを深める!第1回英語授業づくりプロジェクト開催
本日、本校(後期課程)を会場に「令和8年度第1回英語授業づくりプロジェクト」が開催されました。熊本県教育委員会義務教育課長様や球磨教育事務所指導課長様をはじめ、管内外から多くの英語教育関係者の皆様をお迎えし、熱気あふれる研究授業と研究協議が行われました。
今回、研究授業に臨んだのは第9学年の子供たちです。「友達とより深く知り合うために、自分がずっと続けていることを伝え合おう」という目標のもと、現在完了形の継続用法を使った言語活動に挑戦しました。
教室が多くの参観者に見守られる中でも、子供たちは全く物怖じすることなく、堂々と自分たちが主体となって学ぶ姿を見せてくれました。これまでのスモールトークなどで培ってきた「相手に伝えようとする前向きな姿勢」が、大舞台でも見事に発揮されていました。
今回の授業では、ICTを活用した個別最適な学びがおおきな見どころの一つでした。子供たちはタブレット端末とヘッドセットを使い、AI音声認識アプリ「ELSA」を用いた個別練習に取り組みました。自分が話したスピーチに対して、AIから発音や表現の即時評価やフィードバックをもらい、可視化された自分の課題をもとに自ら熱心に発話練習を繰り返して学びを深めていく姿がとても印象的でした。
その後に行われたペアでのやり取りでは、会話を継続させるテクニックを意識しながら、お互いの意外な一面を知るコミュニケーションに取り組むとともに、全体の前での発表でも、学んだ表現を工夫して使いながら、生き生きとコミュニケーションを楽しんでいました。最後には、子供たちの姿から確かな学びの実感と達成感が伝わってきました。
参観された先生方からは、最新のAIツールを使いこなしながら、主体的に、そして友達と教え合いながら協働的に学びに向かう子供たちの姿に対して、たくさんの賞賛やお褒めの言葉をいただきました。
これからも水上学園では、デジタルとアナログの良さを融合させながら、子供たちが「できた!」「分かった!」を実感できる授業づくりを全校一丸となって推進してまいります。
梅雨入り、むしむし暑さも吹き飛ばす元気な子供たち!
昨日、九州北部地方を含む西日本の広い範囲で梅雨入りが発表されました。今朝はまださわやかな空気を感じられましたが、午後になると一気に梅雨らしいむしむしとした暑さに変わってきました。
これから約1か月、ときには大雨が予想される日もあるかと思います。学校でも安全指導を徹底してまいりますが、登下校の安全確保のため、保護者や地域の皆様には再びお迎えなどのご協力をいただくこともあるかと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
1年生の教室に広がる、色鮮やかな夢の世界
そんな蒸し暑さの中でも、水上学園の子供たちはエネルギー全開で元気いっぱいです!
1年生の教室を覗くと、図工の授業の真っ最中でした。折り紙を細かく折りたたんで、ハサミで慎重に切り込みを入れていきます。
「どんな形になるかな?」と、みんな夢中になってハサミを動かしていました。そっと折り紙を広げると、パッと素敵な模様が目の前に現れます。
できあがった作品は、教室の窓辺にきれいに飾られました。カラフルで個性豊かな飾りが並び、外のどんよりした梅雨空を吹き飛ばすかのように、教室がパッと明るくなりました。
お昼休みは、自然を舞台に大冒険!
そして待ちに待ったお昼休み。むしむしする暑さなんてお構いなしに、子供たちは外へ飛び出していきます。
今日のお目当ては、運動場の横を流れる側溝です。みんなで地面にしゃがみ込んだり、のぞき込んだりして、夢中で何かを探しています。
「あそこにいるよ!」「見つけた!」と大はしゃぎ。お目当ては、この季節ならではの「オタマジャクシ」です。泥んこになるのも忘れて、みんなでオタマジャクシ探しに興じていました。
水上学園は、四季折々の表情を見せてくれる豊かな自然に囲まれています。ただ教科書を見るだけでなく、こうして五感を通して季節を感じ、学びを深めていく日々を、これからも大切にしていきたいと思います。
一生モノの歯を守るために!「むし歯の日」の歯磨き指導
本日6月4日は「むし歯の日」です。
本校では今日から「歯と口の健康週間」が始まりました。
これに合わせて、第1ステージの集会を開き、養護教諭による歯磨き指導を行いました。
集会では、大きなモニターを使って分かりやすいスライドが映し出されました。
まずは「はみがきのコツ①」として、毛先の開いていないきれいな歯ブラシを使うことの大切さを確認しました。
次に、歯に対してどのようにブラシを当てるのが正しいのか、良い例と悪い例を画面で見比べながら、子どもたちは真剣に話を聞いていました。
さらに、前歯をみがくときは「口をとじてみがこう!」というアドバイスや、イラストを交えた上手なみがき方のコツが紹介されました。
「一番うしろの奥歯のまわり」や「歯と歯の間」など、むし歯になりやすい要注意ポイントについてもみんなで一緒に確かめました。
今の時代は「人生100年時代」と言われています。
これから先もずっと自分の歯でおいしく食事をし、元気に長生きするためには、乳幼児期や児童期といった幼いころからの正しい歯磨き習慣が何よりも大切です。
学校でも給食後の歯みがきを徹底していきますが、本日ご家庭向けに「歯みがきカレンダー」を配付いたします。
ぜひ、お家でも丁寧なブラッシングができているか声をかけていただき、親子で歯の健康について話し合うきっかけにしていただければ幸いです。
皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
台風6号通過ーご協力への感謝、そして今後に向けてー
昨日は台風6号の接近に伴い、急な連絡だったにもかかわらず、保護者の皆様には「引渡し下校」への迅速なご協力をいただき、誠にありがとうございました。皆様の温かいご理解と連携のおかげで、全児童生徒を無事に保護者の方へと引き渡すことができました。心より感謝申し上げます。
皆様のご自宅の周りは大丈夫でしたでしょうか。被害などが出ていないか心配しております。
今回の緊急対応では、先日に実施した避難訓練とその反省がしっかりと生かされたと感じています。しかしながら、すべてが万全だったわけではなく、実際に動いてみて初めて見えてきた、いくつかの課題もありました。これらの反省点は決してそのままにせず、今後のより安全な対応へと確実につなげてまいります。
一夜明けた学校の様子
台風が去った今朝、学校の見回りを行いました。幸いにも校舎への大きな被害はなく一安心したところですが、強い風の爪痕が残っていました。
校内の倒木:グラウンド周辺や敷地内の桜の木が数本、激しい風によって倒れてしまいました。
プランターの転倒:昇降口前のプランターがすべて横倒しになっていました。
プールの日よけが破損:日よけのために付けてある寒冷紗とワイヤーの接続部分が強風により裂けていました。
大きな怪我人や建物への致命的な被害がなかったことは不幸中の幸いです。倒木の処理や安全確認を含め、子どもたちが毎日安心して過ごせる学校施設を目指し、今後も教育委員会や水上村当局とも緊密に協力しながら、速やかに環境を整えていきます。
これから迎える「梅雨・出水期」に向けて
今回の台風は過ぎ去りましたが、季節的にはこれから本格的な梅雨入り、そして大雨の警戒が必要な「出水期」を迎えます。今後も今回のような急な下校措置や、災害への備えを迫られる場面が想定されます。
学校としても一歩進んだ防災意識を持ち、子どもたちの命を守る最善の行動をとってまいります。保護者の皆様、地域住民の皆様には、今後とも変わらぬご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
電柱の傾き:フェンス沿いの電柱が今にも倒れそうに大きく傾いていました。
植木鉢の避難:低学年の植木鉢は、事前に教室内に避難させていたためすべて無事でした。
9年生によるプール掃除:奇しくも今日はプール掃除の日でした。台風一過の澄み渡る青空の下、生徒たちは協力してプールをきれいに磨き上げました。
アジサイの花:校内には青空に映える美しいアジサイの花が咲き誇り、夏の訪れを感じさせてくれています。
【重要】台風接近に伴う「引き渡し下校」への変更について
現在、学校周辺では断続的に雨が降り続いています。また、風がお昼過ぎからかなり強まり、ヒューヒューと音を立てて木々を揺らし、緊張感のある空気が漂っています。
気象情報によりますと、台風6号は本日午後にも本県に最接近する見込みです。特に、子どもたちの下校時間帯に風雨が最も強まるという予報が出ております。
子どもたちの安全を最優先に考えた結果、本日の下校方法を急きょ「保護者への引き渡しによる下校」へと切り替える決断をいたしました。連絡アプリにお知らせしておりますので、そちらから、お迎え時刻等の入力をお願いいたします。
急な変更となり、お仕事やご予定の調整など、保護者の皆様には多大なるご負担とご心配をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。
学校としては、何よりも「安全第一」を最優先に、子どもたちが一歩も外に出ることなく、安全に皆様の元へ戻れるよう全力を尽くします。お迎えの際は、どうぞお気をつけて校内へお越しください。皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
###車での引き渡し順路###
- 進入(正門)
正門から校内へお入りください。 - 校内ルート(時計回り)
正門通過後、左折して「テニスコート」の脇を通り、「教室(5~9年)」の裏手を直進します。 - 引渡場所
「体育館」の玄関先が【引渡場所】となります。
こちらで停車いただき、お子様の引き渡しを行います。 - 退出(プール側出口)
引き渡し完了後は、そのまま直進し、「プール」の手前を右折して敷地外へ退出してください。
【お願いとご注意】
校内は一方通行(時計回り)となります。逆走やUターンはご遠慮ください。
風雨が強まっております。視界が悪い中での移動となりますので、校内では最徐行での運転をお願いいたします。
お仕事の調整など、大変な中でご対応いただき心より感謝申し上げます。慌てず、安全第一でお越しください。よろしくお願いいたします。
6月がスタート!じっくり学び、深く考える水上の子供たち
今日から6月が始まり、1学期もいよいよ後半戦に突入です。梅雨入りを間近に控え、今朝はまださわやかな青空が広がっていましたが、台風6号の影響で今夜から雨の予報も出ており、今後の気象情報には十分な注意が必要です。
学校では学習がいよいよ深まりを迎える時期。今日の1時間目も、各教室では子供たちが頭をフル回転させて課題に向き合う素晴らしい姿が見られました。
【第1ステージ:学びの土台と思考の深まり】
1年生(国語):「のばすおとにきをつけよう」では、言葉の響きの違いを頭の中で一生懸命に整理し、真っ直ぐに手を挙げて発表しようとするエネルギーにあふれていました。
2年生(国語):「かんさつ名人になろう」ではミニトマトの観察に挑戦。五感のヒントを意識しながらじっくり見つめて丁寧にメモを取る姿は、まさに「かんさつ名人」そのものでした。
3年生(国語):説明文の段落の役割を学ぶため、友達と頭を突き合わせて熱心に対話しながら、文章の仕組みへと思考を深めていました。
4年生(国語):説明文「アップとルーズで伝えよう」の読解。驚くほどの集中力で、教科書の記述を根拠に自分の考えをノートに書き進めていました。
【第2ステージ:論理的なアプローチと自立】
5年生(国語):筆者の「主張」とそれを支える「具体例」の関係を考える学習。事例が置かれた意味を筋道立てて捉えようと、深く思考を巡らせていました。
6年生(国語):「時計の時間と心の時間」で自らの経験を振り返り、筆者の論拠をもとに自分の事例をどう位置づけるか、熱心にノートに書き留めていました。
7年生(理科):理科室では、生物の共通点について問題集を活用して学習のまとめ。静まり返った教室の中で、高い集中力をもって自立して問題を解き進めていました。
【第3ステージ:高度な課題への挑戦と最高学年の熱量】
8年生(国語):「自立語」を活用の有無で分類する抽象度の高い文法学習に挑戦。言葉を感覚ではなく論理的に捉えようとする真剣な眼差しが教室を満たしていました。
9年生(英語):最上級生として、難関「現在完了形」に挑戦。過去形との違いを必死に考え、英文構造を組み立てる姿に進路への確かな熱量が伝わってきました。
後半戦も、子供たちの「知的な駆動」を支えます
すべての教室を回って強く感じたのは、どの子も、座ってただ話を聞いているだけではなく、「自分の頭をしっかり駆動させて学んでいる」ということです。
自ら伝えようとする積極的なエネルギー、五感を働かせて目の前の自然を見つめる探究心、そして学年が上がるにつれて深まる論理的な思考力。義務教育学校である本校だからこそ、9年間の地続きの確かな成長の姿が、この1時間の中に凝縮されていました。
1学期の後半戦も、子供たちのこの輝く知的好奇心と確かな学びを、全職員でしっかりと支え、伸ばしてまいります。保護者の皆様、地域の皆様、今月も温かいご支援とご協力をよろしくお願いいたします。
初夏の恵みを体感!梅ちぎりと前向きに挑戦する英検
爽やかな青空が広がる一日となりました。本日も水上学園の子供たちは、それぞれのステージで輝かしい姿を見せてくれました。
午前中、1・2年生は「ほいほい広場」へ出かけ、梅ちぎりに挑戦しました。1年生にとっては初めての経験です。木にたくさん実った青梅を前に、子供たちからは新鮮な驚きや気付きの声が次々と飛び交いました。
先生たちが長い竹の棒で枝を揺らして梅を落とすと、子供たちは大喜び!中には頭に梅がポツンと落ちてくるハプニングもありましたが、それすらも楽しい思い出です。「先生、あそこにもあるよ!落として!」とお願いする元気な声が響く中、みんな夢中になって拾い集め、袋いっぱいの梅を収穫することができました。
収穫した梅は、これからみんなで梅ジュースにする予定です。青い実がどんな風に変化していくのか、今からとても楽しみですね。梅の収穫やジュース作りといった、五感で様々な「本物」に触れ、感じる機会こそが、子供たちの豊かな心の成長と、主体的な学びの土台になるものだと思います。
ちなみに、梅ちぎりの後はほいほい広場の遊具でも遊びました。きまりを守り、友達のことを考えながら仲良く遊ぶ姿にも、大きな心の成長が感じられました。
一方、校内では最高学年である9年生が「実用英語技能検定(英検)」に挑んでいました。
直前まで「難しいです……」と苦手意識を吐露していた生徒もいましたが、いざ本番を迎えると、「頑張ります!」と前向きな心で一歩を踏み出していました。まさに今年度の児童生徒会スローガンである「Let's Try!~前向きな心で挑戦し、新しい一歩を踏み出そう~」を、9年生自らが体現してくれた素晴らしい姿勢でした。
英語を通じて自分のことを伝える楽しさ、そして相手の言葉が分かる楽しさ。そうした成功体験を積み重ね、「英語って楽しいな」と思えることこそが、主体的に学習に向き合う基礎となっていくものだと思います。
自然の恵みに触れて目を輝かせる低学年と、自らの可能性を広げるために果敢に挑戦する9年生。どちらも水上学園が大切にしている「主体的な学び」の素晴らしい一歩となった一日でした。
雲を吹き飛ばす熱気と挑戦!〜体力テストで育む、心と体のたくましさ〜
山々に低い雲がかかり、少し蒸し暑さを感じる曇り空の一日となりましたが、本日は全校で「体力テスト」を実施しました。どんよりとした天気を吹き飛ばすような、子どもたちの元気な声と熱気がグラウンドや体育館に満ちあふれていました。
◆異学年の絆と、優しさのバトン
特に微笑ましかったのは、初めて体力テストを体験する1年生の姿です。今回は3・4年生が「お兄さん・お姉さん」としてバディを組み、一緒について回りました。
ボール投げのコツを優しくお手本を見せながら教える姿
反復横跳びの計測で、「がんばれ!」と一生懸命に記録を応援する姿
上の学年の子どもたちが、1年生の目線に合わせてやさしくリードする姿に、大きな心の成長を感じて胸が熱くなりました。
◆自己ベストへの熱い挑戦
一方、学年が上がるにつれて空気はガラリと引き締まります。高学年の子どもたちは、過去の自分を超える「自己ベストの更新」を目標に、一種目ごとに並々ならぬ力を込めていました。
立ち幅跳びでの力強い踏み切り、ハンドボール投げで、深い緑の山々に向かってボールが力強く放たれる瞬間、反復横跳びでは必死に足を動かし、上体起こしでは自分の限界に挑戦。真剣な眼差しで自らの限界に挑む姿は、さすが水上学園の先輩たちです。
◆体育祭の熱気から、生涯の健康へ
先日の体育祭で見せてくれた、仲間と力を合わせて全力で駆け抜けた子どもたちのあの躍動する姿は、今も記憶に新しいところです。
熊本県教育庁体育保健課の「令和8年度取組の方向」では、めざす児童生徒像として「主体的に心身の健康づくりに取り組み、生涯にわたって運動に親しむ資質や能力を身に付けた子ども」の育成が掲げられています。
学校行事を通じて運動の楽しさを実感し、仲間を支えながら「他者を思いやる心」を育む。これらすべてが、子どもたちが生涯にわたって健康でたくましく生きるための土台となります。
これからも水上学園では、心身ともに健やかな子どもの育成に努めてまいります。ご家庭でも、ぜひ今日の頑張りをたくさん聞いて、褒めてあげてくださいね!
命を守るために――水防避難・保護者引き渡し訓練を実施しました
近頃は全国的に激しい大雨や集中豪雨による災害が頻発しており、いつ大規模な水害が発生してもおかしくない状況が続いています。このような万が一の事態に備え、本校では「大雨により道路が冠水し、河川の氾濫の危険性が高まったため、児童生徒のみでの下校が困難になった」という想定のもと、水防避難訓練および保護者引き渡し訓練を実施いたしました。
訓練の第1部は、体育館への避難です。放送の合図とともに、子どもたちは担任の先生の誘導に従い、真剣な表情で迅速に動くことができていました。高学年のリーダーを中心に地区ごとに整列する姿も見られ、日頃の集団行動の成果と、「自他の生命を守る」という高い意識が行動に表れており、大変頼もしく感じました。
続く第2部は、保護者の皆様への引き渡し訓練です。実際の災害時を想定し、お迎えに来ていただいた保護者の方々へ確実に、そして安全に児童生徒を引き渡す手順を確認いたしました。平日の大変お忙しい時間帯であったにもかかわらず、多くの皆様に迅速にご協力いただき、混乱もなくスムーズに訓練を終えることができました。
災害はいつ、どのような形で私たちを襲うか分かりません。だからこそ、学校での訓練だけでなく、ご家庭でも「いざというとき、どう動くか」をあらかじめ確認しておくことが重要です。災害時の家族の行動計画である「マイタイムライン」を家族で話し合っておくことも大切です。「どこの避難所に、どのルートで向かうのか」「連絡はどう取り合うのか」を共有しておくことで、万が一のときの落ち着いた行動につながります。くまもとマイタイムライン
学校と家庭、そして地域が一体となって防災への意識を高めることの大切さを改めて実感する一日となりました。ご多用の中、子どもたちの安全のために訓練へご参加・ご協力いただきました保護者の皆様、本当にありがとうございました。今後とも、本校の安全教育へのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
先生たちの秘密をインタビュー!〜4年生の国語の挑戦〜
体育祭が終わり、校内にはまたいつもの落ち着いた学習の活気が戻ってきました。
本日、4年生の国語の時間に、教室を飛び出して活動する子どもたちの姿がありました。「聞き取りメモのくふう」という学習で、教科書を使ってメモの取り方やインタビューの仕方を学んだあと、いよいよ実践の本番です!
子どもたちは探検ボードを手に、校長室や副校長室、そして職員室へと出向いていきました。
【めあて】聞き方に気をつけながら、学校の先生から話を聞き、要点をメモしよう。
「大事なことを短い言葉で書く」「箇条書きにする」といった、教室の黒板で確かめたポイントを意識しながら、先生たちの話を真剣な表情で聞き入る子どもたち。
「先生が小学生のころ夢中になっていたことは何ですか?」
そんな質問に、先生たちも少し照れながら、自分の小学生時代を思い出して嬉しそうに話していました。
インタビューを終えた廊下では、さっそく友達同士でメモを見せ合い、「どんな風に書いた?」と振り返りをする微笑ましい姿も見られました。学んだことをすぐに実践し、しっかりとメモに残すことができた4年生。さて、これからどんな紹介記事が出来上がるのでしょうか?今から完成がとても楽しみです。
ここ数日、校内でも少しずつ蒸し暑さを感じるようになってきました。そろそろ梅雨入りの足音が聞こえてきそうです。
季節の変わり目、子どもたちが元気に学校生活を送れるよう、学校でも水分補給や体調管理への声かけを丁寧に行ってまいります。ご家庭でも、体調管理に十分ご留意ください。
令和8年度体育祭、全力で駆け抜けました!
本日、無事に体育祭を開催することができました!今年度のスローガン「Let'stry!〜前向きな心で挑戦し、新しい一歩を踏み出そう〜」のもと、1年生から9年生までの児童生徒が、これまでの練習の成果を存分に発揮してくれました!それぞれの競技で見せた子供たちの真剣な表情と弾ける笑顔は、どれも本当に輝いていました。
興奮の渦に包まれた赤白対抗リレー!
そして、プログラムの終盤を大いに盛り上げてくれたのが「赤白対抗リレー」です。
なんと今回は、**9年生の父親チームが急遽飛び入り参戦!お父様方の大人げない(?)本気の激走と、それに負けじとバトンを繋ぐ子供たちのデッドヒートに、会場のボルテージは最高潮に達しました。筋肉痛を恐れず(笑)、体育祭を最高に盛り上げてくださったお父様方、本当にありがとうございました!
温かいサポートに、心からの感謝
早朝からの温かいご声援、そして競技中のたくさんの拍手をありがとうございました。また、事前の準備から最後の片付けまで、多大なご協力をいただきました保護者の皆様、地域の皆様に心より御礼申し上げます。
皆様の支えがあったからこそ、子供たちにとって「新しい一歩」を踏み出す最高の体育祭となりました。本当にありがとうございました!
ツバメの応援を背に、いよいよ明日は体育祭!
毎年この時期になると、学園の軒下に数羽のツバメがやってきて雛を生み育てます。
今年もたくさんの雛が孵り、親鳥がせっせと餌を運ぶ微笑ましい姿が見られるようになりました。
大きく口を開けて待つ雛たちの賑やかな声は、まるで明日を控えた子どもたちを一生懸命に応援してくれているかのようです。
いよいよ明日24日(日)は、令和8年度の体育祭当日を迎えます。
本日は午前中に最後の仕上げの練習を行い、午後からはテント設営や椅子並べなどの準備を行いました。ご協力いただいた保護者の皆様、大変お世話になりました。
午前中の練習では、心温まる素晴らしい場面がありました。1〜6年生による鼓笛隊や、7〜9年生による表現の練習の後に、それぞれ先輩や後輩から感想や温かいエールが送られたのです。学年を超えて互いを認め合い、高め合う子どもたちの素晴らしい絆が見られました。
今年度の児童生徒会スローガンは
「Let's try! 〜前向きな心で挑戦し、新しい一歩を踏み出そう〜」です。
明日のプログラムは、このスローガンにふさわしい見どころが満載です。
特に、練習でエールを送り合った1〜6年生の「みんなの心を一つに! 鼓笛の響き 2026」や、7〜9年生の「心ひとつに舞い踊れ!」は、どちらも一体感のある美しい表現に仕上がっています。
また、5〜9年生による熱い「一心燃焼(応援演舞)」や、全学年でバトンを繋ぐ「赤白対抗リレー」など、どの種目からも子どもたちの情熱を感じていただけるはずです。
これまでの練習の成果を発揮し、前向きに挑戦する子どもたちの輝く姿を、ぜひ温かい声援とともにご覧ください。地域の皆様、保護者の皆様のご来校を心よりお待ちしております!
青空に響け!最後の学ラン演舞と、いよいよ迎える運動会
気になる週末の天気予報ですが、ここへ来て晴れ、または曇りのマークが並ぶようになってきました。どうやら予定どおり、絶好のコンディションの中で運動会が実施できそうな雰囲気になり、ホッと胸をなでおろしているところです。
一昨日の総練習を受け、本日は足りなかった部分や細かな修正点を中心に、最後の仕上げとなる練習を行いました。各ステージのリレー練習では、バトンパスのタイミングやコーナリングなど、見違えるほど精度が上がってきています。子どもたちの「次へ繋ぐ」という強い気持ちが、その走りに表れていました。
そして練習の最後を締めくくったのは、応援演舞の総見です。本番さながらに学ランを身にまとった子どもたちがグラウンドに集結しました。
実は、今年度は本校の学ラン制服の「最終年」となります。現在の9年生は、学ラン・セーラー服で登校する最後の学年。つまり、この伝統ある学ラン姿での応援演舞を見られるのも、これが本当に最後となります。
「みんなで知恵を出し合い、声を掛け合いながら紡いできた演舞」
これまで互いに励まし合い、高め合ってきたその成果を、当日はグラウンドいっぱいに、思う存分に舞ってほしいと願っています。彼らの雄姿を、ぜひ目に焼き付けてください。
【保護者・地域の皆様へご案内】
日時:5月24日(日)午前8時30分開始
準備:明日23日(土)午後4時30分より、地区テントの準備もお世話になります。
子どもたちがこれまでの練習の成果を発揮し、最高の輝きを放つ一日となりますよう、温かいご声援をよろしくお願いいたします。皆様のお越しを心よりお待ちしております。
本番に向けて一致団結!
24日の体育祭本番を控え、本日は総練習を行いました。
昨日の天気予報から判断し、雨を想定して金曜日との日課入れ替えを急遽保護者の皆様に通知いたしましたが、今朝の空は見事な青空!「これならできる!」と判断し、午前中にほぼ全てのプログラムを通して練習を行うことができました。
梅雨の走りを感じさせる不安定な天候の中、練習が進むにつれて空には徐々に雨雲が広がっていきました。しかし、子どもたちの熱気と集中力が勝ったのか、なんとか最後の全校ダンスまで無事に通しきることができました。鼓笛隊の息の合った演奏や、元気いっぱいのダンスなど、これまでの練習の成果が随所に光る素晴らしい総練習となりました。
頑張った後の最高の味
今日はお天気こそ持ちこたえたものの、湿度が高く非常に蒸し暑い一日でした。全力を出し切った子どもたちの疲れも、今がピークに達していることと思います。
そんな体を癒してくれたのが、今日の給食の「カレーライス」です!
汗をかき、疲れ切った体で食べるスパイシーなカレーライスは、まさに格別の味。子どもたちからもたくさんの笑顔がこぼれていました。
不思議なことに、みんなで美味しく給食をいただいていると、窓の外からはしとしとと雨の音が。子どもたちの頑張りを応援するかのように、総練習の間だけ天気が味方してくれたようです。
明日はしっかり体を休めて
明日は振替休日となります。
週末の本番を最高のコンディションで迎えるためにも、明日はご家庭でゆっくりと体を休め、エネルギーをチャージしてほしいと思います。
なお、今後の天候によっては、体育祭のスケジュールに急な変更が生じる可能性もございます。その際は、連絡アプリ等でお知らせいたしますので、ご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
「頭を抱えて悩む」その美しさ 〜思考が脱皮する瞬間〜
午前中はさわやかな五月晴れとなり、校庭からは子どもたちの元気な声が響いています。
さて、今週末に迫った体育祭ですが、天気予報は見るたびに予報が変わり開催はギリギリまで微妙な状況です。場合によっては雨天順延もあり得るため、保護者の皆様にはご心配をおかけしますが、何卒ご理解とご協力をお願いいたします。
空模様は心配ですが、子どもたちはそんな不安を吹き飛ばすかのように、毎日全力で練習に励んでいます。今日は、そんな子どもたちが教室内でも見せてくれた、もうひとつの「全力の姿」についてお伝えします。
■ 2年生:言葉を頼りに「事実を見つける」楽しさ
2年生の教室では『たんぽぽのちえ』の学習が行われていました。黒板には「二、三日たつと」「やがて」といった順序を表す言葉が色分けされ、視覚的に分かりやすく整理されています。子どもたちは手元の資料を広げ、「となりのお友だちとの対話」を生き生きと楽しんでいました。先生が用意したマーカーを頼りにしながらも、教科書の言葉を手がかりに事実を正しくつなぎ合わせる、論理的思考の基礎がしっかりと育まれている様子が伝わってきました。
■ 5年生:答えのない問いに「頭を抱えて殻を破る」瞬間
一方、5年生の『見立てる』の授業では、全く異なる光景が広がっていました。2年生のような分かりやすいマーカーはあえて置かれず、「筆者がなぜこの事例の次に、別の事例を持ってきたのか」という、文章全体の構成の意図に迫る高度な問いが投げかけられていました。
子どもたちは「うーん…」と頭を抱え、真剣に悩み抜いていました。この「頭を抱える姿」こそ、単に書いてある場所を探すステージから、筆者の論理展開を推理・吟味する「高度な論理的思考力(メタ認知)」へと脱皮しようとしている、最も価値のある美しい瞬間です。その後、早く気づいた子が「ミニ先生」となり、悩んでいる仲間の席へ行って教科書を指さしながら学び合う姿にも、高学年としての頼もしさを感じました。
■ 自分でレールを敷く「一生モノの思考力」を育てるために
2年生の「レールの上を楽しく走る学び」から、5年生の「自分でレールを敷くための深い学び」へ。学校では、こうして長い年月をかけて子どもの発達段階に応じた論理的思考力の育成をめざしています。
お家でも、子どもたちが何かに悩んだり壁にぶつかったりしている時は、すぐに答えを教えるのではなく、「じっくり考えているんだね」と、その価値ある葛藤の時間を温かく見守っていただければ幸いです。これからも子どもたちの「一生モノの思考力」を、学校と家庭で共に育んでまいりましょう。
AI時代だからこそ、目の前の「学び」を愚直に、普通に
今週末に控えた体育祭。管内の中学校や義務教育学校では先週無事に終えられたところが多いようですが、本校の週末の天気予報は少々怪しい状況です。急な予定変更をお願いするかもしれませんが、その際はご理解とご協力をお願いいたします。
そんな運動会練習の熱気と並行して、各教室では今日もじっくりと日々の学習に向き合う子どもたちの姿が見られました。
昨今、AIが身近なところで急速に進化し、私たちは日常生活のあらゆる場面で知らず知らずのうちにその力を借りるようになっています。まさに「AIが前提の時代」を迎えていると言えます。しかし、そんな時代だからこそ、学校の教室において変わらない本質、つまり「普通にいい授業を目指す」という姿勢が何よりも大切だと考えています。
1年生:言葉を紡ぎ、楽しむ「学びの原点」
1年生の算数では、「右から何番目?左から何番目?」という学習に取り組んでいました。黒板に伏せて貼られたカードを、指示された順番通りにめくっていく絵合わせゲームです。
見事、同じ絵を引き当てると、教室中から「やったー!」と歓声が上がります。この、自分の頭で条件を理解し、的確に言葉を捉える力は、将来AIに的確な指示(プロンプト)を出す力の大元になるのかもしれません。
6年生:手を使って深める「知識の探究」
一方、6年生の教室では、漢和辞典を使って漢字調べを行っていました。
昭和世代には必須だったこのツールも、令和の現代ではスマホの画像検索一つで一瞬にして答えにたどり着ける時代です。しかし、辞書を自分の手でめくり、目的のページを探すプロセスには、スマホの画面上だけでは得られない「情報の広がりや深まり、新たな発見」があります。そして何より、自ら手を動かして泥臭く探究する作業こそが、生きた知識の定着へとつながるのです。
変わらない本質を大切に
授業づくりにおいて「AIをどう使うか」という手段から考えるのではなく、まずは「その授業で子どもたちに何を実現したいのか」という目的を第一に考えること。そして、失敗を恐れずに挑戦し、生の授業を通じて同僚と語り合いながら、地道に授業の質を高めていくこと。これら教育の根本的なあり方は、どんなにテクノロジーが進化しても変わりません。
AIが当たり前にある社会だからこそ、何が子どもたちの資質・能力の育成にとって本当に効果的なのか。私たちはこれからも子どもたちと共に試行錯誤を続けながら、日々の「普通にいい授業」を大切に積み重ねてまいります。
身体化する学び:割り算の壁を乗り越えて
眩しい初夏の光が教室に差し込んでいます。今日から来週にかけて、最高気温が30度を超える「真夏日」になるかもしれないとの予報が出ています。体育祭の練習が本格化する中、まだ暑さに体が慣れていないこの時期は、熱中症への細心の注意が必要です。ご家庭でも「早寝・早起き・朝ごはん」を徹底し、万全の体調で登校できるようサポートをお願いいたします。
さて、校舎を歩くと、それぞれの学年で「学びの節目」に向き合う姿が見られました。
算数から数学へ、深まる学び
7年生の教室では、数学の授業が行われていました。小学校の算数から「数学」へと呼び名が変わって1か月余り。わずか10メートルほど教室を移動しただけですが、扱う内容はぐっと専門的になります。現在は「分数の割り算」に挑戦中。分数そのものに苦手意識を持つ子も少なくない中、さらに「逆数」を使う割り算となれば、混乱が生じやすいポイントです。しかし、生徒たちは互いの解き方を参考にしたり、友達に相談したりしながら、粘り強く自分のものにしようとしていました。
「わかる」を「できる」に変える
一方、4年生の教室でも割り算の学習が進んでいました。3・4年生で小数や分数、複雑な計算が登場する時期は、算数の「得意」と「苦手」が分かれやすい時期でもあります。黒板には丁寧な「確かめ算」の手順が示され、子供たちは一つひとつの工程を確認しながら問題に取り組んでいました。単にやり方を暗記するのではなく、繰り返し解くことで指先や思考に定着させる。いわば「学びの身体化」ができてこそ、一生モノの「生きた知識」になります。
自分に合った「学習方略」を見つける
本校では現在、授業や家庭学習をより効果的にするために「学習方略」(学習のやり方の工夫)を重視した教育活動を進めようとしています。次期学習指導要領の改訂に向けて現在検討が進められている中でも取り上げられていて、令和の日本型学校教育に必要不可欠な考え方です。
効率よく覚えるには?ケアレスミスを防ぐには?そのヒントとなる「学習方略」についいて解説されているマンガ本を、来週から5年生以上の教室に1冊ずつ設置します。
「頑張っているけれど、なかなか成果が出ない」と悩む子も、自分に合ったスタイルを見つけられれば、学びはもっと楽しくなります。一人ひとりの「学びたい」という気持ちを、最適な方法で応援してまいります。
青空に響く鼓笛と応援、そして未来を見据える真剣な眼差し
五月の爽やかな風が、水上学園の校舎を吹き抜けています。今日の空は、まるで子供たちのエネルギーを映し出したかのような、どこまでも続く澄み切った青色です。
そんな心地よい陽気の中、教室では9年生が実力テストの初日に挑みました。これまでの学びを自らの力で形にするべく、一問一問に集中する姿は、最高学年としての風格を感じさせます。ペンを走らせる音だけが響く静寂の中には、進路を見据えた強い覚悟が宿っていました。
一方、グラウンドや体育館からは活気ある声が聞こえてきます。来たる体育祭に向けた練習が本格的に始まっています。
3〜6年生の児童は、伝統の鼓笛練習に取り組みました。太鼓や鉄琴の音色、そして軽快にリズムを刻むメジャーバトン。全体の動きを合わせることは決して容易ではありませんが、周囲の音をよく聞き、自分の役割を果たそうと一生懸命に足並みを揃える姿が印象的でした。
後期課程(7〜9年生)の生徒たちは、応援練習に励んでいます。リーダーを中心に、どのようにすれば自分たちの熱意が伝わるのか、意見を出し合いながら試行錯誤を繰り返していました。生徒が主体となって創り上げていく。これこそが、水上学園が大切にしている「自ら学ぶ姿勢」です。
また、本日は1年生から4年生を対象に歯科検診も行われました。
6月4日からの「歯と口の健康週間」を前に、自分の体の健康状態を知る大切な機会です。初めての経験に少し緊張した様子の1年生も、お医者さんの前で大きく口を開け、静かに順番を待つことができました。「お願いします」「ありがとうございました」としっかり挨拶できる姿に、日々の成長を感じ、胸が熱くなりました。
学び、走り、奏で、そして自らの体を労わる。
今日も水上学園は、子供たちの生き生きとした活動で満ち溢れています。保護者の皆様、地域の皆様、一生懸命に「今」を積み重ねる子供たちを、これからも温かく見守ってください。
自ら学び、対話を楽しむ水上っ子たち
昨日の日中は夏日となり、昼休みに校庭で遊ぶ子どもたちは、顔を真っ赤にして汗を流していました。しかし夕方からは天気が一転、昨夜の激しい雷雨には驚かされましたね。でも今朝は、雨上がりの澄んだ空気が心地よい、爽やかな五月晴れとなりました。
校舎を回ると、今日も子どもたちの生き生きとした「学び」の姿があちこちで見られました。
5年生の国語の授業では、インタビューの学習が行われていました。自分たちがインタビューしている様子をタブレットで録画し、それを客観的に見直すことで、「もっとこうした方が伝わる」「今の質問は良かった」と、自分たちで改善点を探っていました。デジタル機器を文房具のように使いこなし、対話の質を高めようとする姿が印象的でした。
6年生の教室では、物語文「帰り道」の読解に熱心に取り組んでいました。登場人物の揺れ動く心情について、クラス全体で意見を出し合い、多角的な視点から物語を深掘りしていました。高学年らしい、深く落ち着いた対話の時間が流れていました。
低学年も負けてはいません。1年生は「はなのみち」の授業で、二つの絵を見比べながら、隠れた違いを一生懸命に発見し、元気よく発表し合っていました。
理科室では3年生がホウセンカとヒマワリの子葉をじっくりと観察。「こっちは丸いよ」「こっちは少し細長いかな?」と、小さな命の変化を鋭く見つけていました。
本校が目指しているのは、誰かに言われてやる「やりなサイ」ではなく、自分から進んで取り組む「やるゾウ」がいっぱいの学校です。
今日のように、子どもたちが自ら問いを持ち、仲間と対話し、発見を喜ぶ姿こそが「やるゾウ」の象徴です。明日もまた、そんな前向きなエネルギーが学校中にあふれることを楽しみにしています。
五月晴れに響く歌声、体育祭に向けて全校一丸となって
まさしく「五月晴れ」と呼ぶにふさわしい、さわやかな朝を迎えました。
雲一つない青空が広がり、水上学園の木造校舎を明るく照らしています。
登校した子どもたちが教室に入ると、それぞれの教室から朝の会が進む様子が聞こえてきました。
廊下を歩いていると、4年生の教室からは、元気いっぱいの歌声が響いてきます。
その明るい歌声に、聞いているこちらも元気をもらいました。
今日も明るく・楽しく・元気な水上学園の一日が、ここから始まります。
3時間目には、運動場で全校体育祭練習が行われました。
青空と山の緑を背景に、全校児童生徒が元気よく活動しました。まずは全校ダンス「スカイラン」の練習。
曲に合わせてみんなで楽しそうに踊る姿は、見ているこちらも自然と笑顔になります。
その後は、閉会式の練習へとスムーズに移行。
そして、練習の最後は全校児童生徒で校歌斉唱です。
運動場に大きく広がった全校児童生徒の元気な歌声が、さわやかな風に乗って、学園中に、そして地域へとも響き渡りました。
体育祭本番まであと少し。子どもたちは、全校一丸となって練習に励んでいます。
保護者の皆様、地域の方々、ぜひ当日をお楽しみに。
第4回体育祭は5月24日(日)開催です。
未来のエネルギーをデザインする:8年生の探究
週明けの月曜日、爽やかな初夏の風が教室の窓から吹き込んできます。先週末は感染症拡大防止へのご協力、誠にありがとうございました。おかげさまで、子どもたちは大きな混乱もなく、元気に一週間のスタートを切ることができました。引き続き、ご家庭での健康管理をよろしくお願いいたします。
校内を歩くと、運動会に向けた鼓笛の力強いリズムが響き、1年生の教室からは算数の学びに歓声を上げる元気な声が聞こえてきます。そんな活気あふれる校舎の中で、ふと足を止めたのが8年生の社会科の授業です。
「自分たちにできること」を考える
黒板には「持続可能な社会に向けて行われている取り組みを知ろう」という学習課題が掲げられていました。石油、鉄鉱石、石炭……。日本がその多くを海外に頼っている資源の現状を確認した上で、生徒たちは「これからのエネルギー」について深く考えを巡らせていました。
授業では、教科書の内容をただ暗記するのではなく、プリントや資料を囲んで活発な意見交換が行われていました。
「なぜこの発電方法が注目されているのか?」
「日本国内で資源を確保するにはどうすればいいのか?」
生徒たちが身を乗り出して資料を指し示し、互いの考えを共有する姿には、単なる知識の習得を超えた「当事者意識」が芽生えているのを感じます。
教室から未来へ
世界的なエネルギー不足や環境問題は、決して遠い国の出来事ではありません。自分たちが大人になったとき、どのような社会であってほしいか。そのために今、何を知るべきか。真剣な眼差しでワークシートに向き合う8年生の背中は、未来の創り手としての頼もしさに満ちていました。
水上学園では、こうした「生きた学び」を大切にしています。知識を得ることで世界の見え方が変わり、それが「持続可能な社会」を築く一歩になると信じています。
日常の風景の中に、子どもたちの確かな成長と未来への思考が息づいています。
畑のプロから学ぶ!2年生、野菜の苗植えに挑戦
初夏の風が心地よい今日この頃、2年生のテラスや畑が一段と賑やかになりました。生活科の授業「野菜を育てよう」がいよいよ本格始動です。
今回は、水上学園の強力なサポーターとして、保護者で農業を営まれているお二人を「ゲストティーチャー」にお招きしました。プロの農家さんから直接手ほどきを受けられるという、なんとも贅沢な授業です。
植え付けるのは、ミニトマト、ナス、ピーマン、キュウリ、ゴーヤ、エダマメ。
子どもたちは、植木鉢や畑を前に、どきどきしながら苗を手に取ります。土を優しく掘り、ポットから出した苗をそっと置いて、ふんわりと土を被せる。その指先から伝わる緊張感と丁寧さが伝わってきます。
植え付けが終わった後は、お待ちかねの質問コーナーです。
「この他には、どんな野菜を育てているんですか?」
「もし苗が折れてしまったら、どうすればいいですか?」
といった、子どもらしい素朴な疑問から切実な悩みまで、次々と手が挙がりました。
ゲストティーチャーからは、「水のやりすぎに気をつけて」という、プロならではの重要なアドバイスをいただきました。
つい可愛がりたくて毎日たっぷり水をあげたくなりますが、そこはグッと我慢。野菜が自らの力で根を張り、水を求めて強く育つのを待つのも、大切な愛情の一つなのだと学びました。
さあ、これから毎日の水やりと観察が始まります。
「あ、花が咲いた!」「小さな実がついてる!」
そんな発見の声をあげる子どもたちの姿が目に浮かびます。
収穫の喜びはもちろん楽しみですが、ただ育てるだけでなく、日々の変化をしっかり観察し、命の不思議を学んでいくプロセスを大切にしてほしいと願っています。
お忙しい中、子どもたちのために駆けつけてくださったお二人の保護者様、本当にありがとうございました!
水上学園の小さな農園が、子どもたちの笑顔と豊かな実りでいっぱいになる日が、今から待ち遠しくてなりません。
連休明けの再始動!体育祭練習と学びのひととき
5連休が明け、水上学園に再び子どもたちの活気ある声が戻ってきました。今日、運動場には南からの生ぬるく湿った風が吹き込み、季節が確実に夏へと歩みを進めているのを感じます。
3校時には、全校生徒が集まって第2回目となる体育祭の全体練習が行われました。開会行事の整列から始まり、一つひとつの動きを確かめるラジオ体操、そして学園の絆を象徴する全校ダンス。広い空の下、全体の動きを一つに合わせようと真剣に取り組む生徒たちの姿は、連休の余韻を吹き飛ばすような力強さに満ちていました。
一方で、校舎内では「静」の学びが着実に進んでいます。2校時、9年生は全国学力・学習状況調査の「英語・話すこと」の調査に臨みました。CBT(コンピュータを用いた試験)形式で行われ、ヘッドセットを装着して画面に向かって英語で答える姿は、まさに今の時代を象徴する光景です。
そのすぐ隣の教室では、8年生が道徳の授業で「いじめ問題」について向き合っていました。自分たちの心と真剣に対話し、活発に議論を交わす姿からは、互いを思いやる豊かな心を育もうとする意志が感じられました。
天気予報によれば、これから連日「夏日」が続く見込みです。体が暑さに慣れていないこの時期、学校ではこまめな水分補給や休憩を取り入れ、熱中症予防に万全を期してまいります。
体育祭の練習に通常の授業と、あわただしい毎日が続きますが、「明るく・楽しく・元気な水上学園」の原動力は、何と言っても規則正しい生活です。「早寝・早起き・朝ごはん」という基本の習慣を大切に、心身ともに充実した状態でこの活気あるシーズンを乗り切っていきましょう。ご家庭でも、お子様の健康管理へのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
駐在さんも驚く鋭い質問!交通安全教室で命を守る学びを
昨夜まで降り続いた雨のせいで、今朝のグラウンドはあいにくのコンディションでした。しかし、水上学園の子どもたちの学びを止めることはありません。本日、水上駐在所の方々や交通指導員の皆様をお招きし、「交通安全教室」を開催しました。
1・2年生は、まずは体育館での学習からスタート。横断歩道の渡り方の基本を学んだ後、天候の回復に合わせて実際の道路へと繰り出しました。学校の入り口にある横断歩道で、「右、左、右」と自分の目でしっかり確認し、ピンと手を挙げて渡る姿は、とても頼もしく見えました。
一方、3年生以上の児童生徒は、自転車の安全な乗り方や交通ルールについて深く学びました。特に盛り上がったのは、最後の質問コーナーです。
「自転車で歩道を通ってもいいですか?」
「歩道を自転車で通行できるのは、何歳までですか?」
といった、大人でも一瞬答えに迷ってしまうような、本質を突いた鋭い質問が次々と飛び出しました。これには講師の駐在さんも「いい質問ですね!」と驚きつつ、一つひとつ丁寧に、そして時には困惑しながらも熱心に解説してくださいました。こうした「なぜ?」「どうすればいいの?」という疑問こそが、自分自身の命を守る力に繋がっていくのだと感じた一幕でした。
さて、明日からは待ちに待った大型連休が始まります。この時期、私たちの水上村には美しい新緑を求めて多くの観光客の方々が訪れます。それに伴い、村内の交通量もぐっと増えることが予想されます。
お出かけや遊びの機会が増え、普段とは違う環境で過ごすことも多いでしょう。今日学んだ「交通ルールをしっかり守る」という約束を、ぜひご家庭でももう一度話し合ってみてください。
「自分の命は自分で守る」。その意識を胸に、安全で安心な、そして笑顔いっぱいの連休を過ごしてほしいと願っています。休み明け、また元気な皆さんに会えるのを楽しみにしています。
雨音を吹き飛ばす熱気!体育祭練習がスタートしました
4月も今日で最終日となりました。カレンダーをめくる準備をしながら外を眺めると、あいにくの雨模様。ここ数日、すっきりしない天気が続いていますね。少し肌寒さも感じられ、衣替えのタイミングに悩むような気候ですが、体調など崩されていませんでしょうか。
「五月晴れ」のさわやかな日差しが恋しいところですが、子どもたちの心の中は、すでに熱い太陽が昇っているようです。
本日から、いよいよ体育祭に向けた本格的な練習が始まりました。
あいにくの雨のため、グラウンドではなく体育館での始動となりましたが、一歩足を踏み入れると、そこには外の湿っぽさを忘れさせるほどの熱気が満ちていました。
全校児童生徒が一つになる瞬間
本校は義務教育学校ですので、1年生から9年生までが一堂に会して練習を行います。
体育館に整列した子どもたちの姿は、実に壮観です。上級生が下級生をリードし、ピリッとした緊張感の中にも、同じ目標に向かう連帯感が漂っていました。
開会式の隊形確認や、基本となる動きの練習が中心でしたが、一人ひとりの真剣な表情からは「最高の体育祭にしたい」という意気込みが伝わってきます。
- 規律ある整列
- 響き渡る返事と挨拶
- 仲間を支える声掛け
体育館という限られた空間だからこそ、子どもたちの声や足音がダイレクトに響き、その「本気度」を肌で感じることができました。
健康第一で最高の準備を
体育祭の練習は、体力を大きく消耗します。特に今の時期は、今日のような肌寒さと、晴れた日の急な暑さとの寒暖差が激しいため、体調管理が何よりも大切です。
学校でも十分に配慮してまいりますが、ご家庭でも「早寝・早起き・朝ごはん」を徹底し、万全のコンディションで練習に臨めるようサポートをお願いいたします。
雨降って地固まる。
この雨が上がる頃には、さらに一回り成長した子どもたちの姿をグラウンドで見られることを、私自身も楽しみにしています。
今年の体育祭も、どうぞご期待ください!
笑顔と歓声が響く校舎!今年度最初の授業参観・PTA総会
校庭の木々が鮮やかな緑に染まり、初夏の訪れを感じる日和となった本日、今年度最初となる授業参観、学年懇談会、そしてPTA総会を開催いたしました。
「学ぶ楽しさ」を親子で共有した授業参観
今回の授業参観では、1年生から9年生まで、各担任が趣向を凝らした授業を公開しました。低学年では、1年生が「あさがおのたねをまこう」と一生懸命に道具をいじる姿や、2年生が日記の書き方を学ぶ初々しい姿が見られました。中等部・高等部に目を向けると、3年生の社会科「わたしたちのすんでいるところ」の授業では、保護者の皆様も一緒になって地図を広げる姿があり、8年生の音楽室からは「翼をください」の美しい歌声が響いてきました。
特に印象的だったのは、多くの教室で見られた「参加型」の授業です。保護者の皆様が単なる「参観者」ではなく、お子さんと一緒に課題を考えたり、クイズに挑戦したりする場面が随所にあり、親子で和気あいあいと「学ぶ楽しさ」を共有されている様子がとても微笑ましく感じられました。
PTA総会:新たな一歩を共に
授業参観後に行われたPTA総会では、昨年度の事業報告や今年度の計画など、すべての議案について慎重に審議いただき、無事にすべての承認をいただくことができました。学校経営は、決して学校だけの力で成り立つものではありません。保護者の皆様、そして地域住民の皆様のご理解とご協力があってこそ、子供たちは安心して学び、成長することができます。本日の総会を通じて、改めて「チーム水上学園」としての絆を強く感じることができました。
旧役員の皆様、これまで本校の教育活動を支えてくださり、本当にありがとうございました。そのバトンを受け継ぎ、新しく役員となられた皆様、これから1年間どうぞよろしくお願いいたします。
今日、子供たちが見せてくれたキラキラした瞳を大切に守り、伸ばしていくために、教職員一同、全力で教育活動に邁進してまいります。今後とも、水上学園への温かいご支援とご協力をお願い申し上げます。本日は、誠にありがとうございました。
体育祭に向けて「やるゾウ」全開!心躍る結団式
久しぶりに爽やかな青空が広がり、校庭の木々の新緑が目に眩しい季節となりました。光を浴びて輝く葉の一枚一枚に、生命の力強さを感じる今日この頃です。
そんな清々しい空気の中、本日、本校ではいよいよ体育祭に向けた「結団式」が行われました。今日この日から、全校児童生徒が赤団・白団の二つに分かれ、体育祭当日までそれぞれの団で一致団結し、練習や準備に取り組んでいきます。
式の冒頭、生徒会役員から今年度の体育祭スローガンが力強く発表されました。
「Let'stry!〜前向きな心で挑戦し、新しい一歩を踏み出そう〜」
この「Let'stry!=やってみよう!」という言葉には、自分たちの手で体育祭を成功させたいという「やるゾウ!」という気概がたっぷりと込められています。結団式での子供たちの引き締まった表情、そして各団のリーダーによる力強い決意表明を聞き、今年度の体育祭が、児童生徒の主体性あふれる素晴らしいものになると確信しました。
体育祭当日は、一人一人が自分の限界に挑戦し、仲間と支え合いながら、一歩前へ踏み出す姿を見せてくれることでしょう。水上学園の子供たちが放つ「やるゾウ」エネルギーを、ぜひ楽しみにしていてください。
体育祭は5月24日(日)開催です。
保護者の皆様、地域の皆様、当日はぜひ子供たちの勇姿に温かいご声援をお願いいたします。どうぞ、お楽しみに!
雨の日、教室で見つけた「夢中」のきらめき
しとしとと雨の降る朝。このところ、すっきりとしない天気が続いていますね。
カレンダーをめくれば、もうすぐ大型連休。ご家庭でもいろいろな計画を立てていらっしゃることでしょう。せめて連休中だけでも、五月の爽やかな風と青空に恵まれることを祈るばかりです。
さて、そんな天気をよそに、水上学園の教室は熱気に包まれています。1時間目の各教室をのぞいてみると、そこには学びの世界にどっぷりと浸かる子どもたちの姿がありました。
各教室の様子:それぞれの「学びのカタチ」
1年生:先日の学校探検で発見した「ひみつ」を伝えるために、一生懸命にお絵かき。
2年生:国語「ふきのとう」の学習。動作を交えて、物語の世界を体全体でふりかえっていました。
3・4年生:創作意欲の爆発!3年生は物語の続きを綴り、4年生はわき目も振らずに「動くおもちゃ」作りに没頭しています。
5・6年生:5年生はタブレットで天気の変化を探り、6年生は図形の「対称性」を論理的に解き明かしていました。
7・8年生:7年生はスズメノカタビラのつくりをじっくり探り、8年生は名作「アイスプラネット」で登場人物の心情の機微に触れていました。
9年生:体育館では、体育祭に向けた「創作ダンス」の練習がスタート。リーダーの合図に合わせ、最高学年らしい一体感を見せてくれています。
今年、私たちが大切にしたいこと
今年度、本校でめざしているのは、「児童生徒が夢中になる授業」です。
何かを「やらされている」のではなく、自ら問いを持ち、表現し、友だちと高め合う。
今日、雨の教室で見せたあの子たちの真剣な眼差しこそ、私たちが目指す教育の核心です。
「学ぶって、おもしろい!」
子どもたちがそう実感できる毎日を、教職員一同、全力でデザインしていきます。
これからの水上学園の進化に、どうぞご期待ください。
雨の日の学びと成長:具体物から抽象へ
今日は朝からしとしとと雨が降り続き、少し肌寒さを感じる一日となりました。校庭の木々も雨に濡れ、静かな空気に包まれています。季節の変わり目、体調管理には十分に気をつけていきましょう。
さて、昨日の9年生英語に続き、今日は9年生と6年生の「全国学力・学習状況調査」が実施されました。どちらの教室も真剣な空気に包まれていました。
9年生の教室では、国語と数学のテストに集中して取り組む生徒たちの姿がありました。これまでの学習の成果を十二分に発揮しようとする、適度な緊張感が漂っていました。6年生も負けじと、国語と算数の問題に粘り強く向き合っていました。
こうした高学年の真剣な姿を支える基礎は、低学年・中学年からの学習の積み重ねにあります。
他の学年の様子をのぞいてみると、1年生は算数の授業で「どっちがおおいかな?」と数のお勉強をしていました。教科書の挿絵と、手元のカラフルなブロックを使って、一つずつ丁寧に数えながら、数の多い少ないを実感していました。具体物に触れることで、数の感覚をしっかりと養っています。
3年生の教室では、おはじきを使って「何個ずつに分けられるかな?」という割り算の素地となる学習をしていました。グループで頭を突き合わせ、おはじきを実際に動かしながら、自分の考えをみんなに説明している姿が見られました。「こうやったらうまく分けられたよ」と、試行錯誤の中から生まれた発見を言葉にすることで、理解を深めています。
1年生や3年生がブロックやおはじきといった具体物を使って学んでいる、この一見単純な活動こそが非常に重要です。この積み重ねが、やがて6年生や9年生で見られるような、数式や複雑な文章から論理的に考える「抽象的な思考」へとつながっていくのです。
今日の高学年の真剣な表情の裏側には、これまでの学校生活で育んできた確かな学びの連続性がある。そう確信できた一日でした。雨の日でも、水上学園の学びは深く、静かに広がっています。
ICTが拓く学びの形ー全国学力調査に挑む9年生ー
新緑がまぶしい季節となりました。運動場では5・6年生がリレーの練習に励んでいました。
本日、9年生を対象に「全国学力・学習状況調査」が実施されました。
今年度の大きな特徴は、英語の試験において、本調査では初となる「CBT(Computer Based Testing)」が導入されたことです。
これまでの紙と鉛筆による筆記試験とは異なり、生徒たちは一人一台のタブレット端末に向かい、ヘッドセットを装着して解答を進めます。
画面から流れる音声を聞き取り、英語で答えを録音したり、キーボードを叩いて英文を入力したりする姿は、まさに今の時代の学びを象徴する光景でした。
本校は昨年度、文科省の「AIを活用した英語教育強化事業」の指定を受け、ICTを効果的に活用した英語教育の充実に力を注いでまいりました。
日常的な授業の中で、AI型教材でのスピーキング練習やタブレットを用いた意見交換を積み重ねてきた生徒たちにとって、デジタル端末はもはや「特別な道具」ではなく、自身の考えを表現するための「文房具」の一部となっています。
その成果もあり、初めてのCBT形式にもかかわらず、生徒たちは操作に戸惑うことなく、非常にスムーズに、そして集中してテストに取り組んでいました。
日頃の積み重ねが、変化に対応する力、そして自信を持って課題に向き合う姿勢に繋がっていることを、心強く感じた一日でした。
生徒たちのこれまでの努力が、どのような結果として表れるのか、今から非常に楽しみです。
さて、明日は9年生の国語と数学、そして6年生の国語と算数の調査が行われます。
明日も子供たちがリラックスして、持てる力を十分に発揮できることを願っています。
ご家庭におかれましても、今夜はゆっくりと休めるよう、温かい励ましをお願いいたします。
春風の吹き抜ける、成長の一日
久しぶりに、これ以上ないほどのお天気に恵まれました。雲ひとつない真っ青な空に、山の新緑が眩しいほどに映え、心地よい春風が学校中を吹き抜けています。
3時間目、運動場からは元気な1年生の声が聞こえてきました。彼らにとって初めてのスポーツテスト、50m走です。
「用意、ドン!」の合図で、コースを全力で駆け抜ける姿は、まさにさわやかな春風のよう。本当に「はやい、はやい!」と、そのスピードに驚かされました。
走り終わった後、一人の男の子が汗を輝かせながら、「先生、1番になりました!」と誇らしげに報告に駆け寄ってきました。その真っ直ぐな笑顔に、これからの成長がますます楽しみに感じられます。
一方で、3年生の教室をのぞいてみると、こちらはじっくりと学ぶ国語の時間でした。
題材は、今の季節にぴったりの「春風をたどって」。子供たちは机を寄せ合い、まるでみんなで頭をつつき合うようにして、真剣に考えを出し合っていました。
2年前、この子たちが1年生だった頃を思い出すと、前を向いて座っておくことすら大変だった場面もありました。それが今では、仲間とじっくり意見を交わし、学び深める姿を見せてくれています。その確かな大きな成長に、感慨深いものがありました。
次の4時間目、運動場には9年生の姿がありました。
彼らはリレー練習に励んでいました。バトンパスの瞬間を見ると、昨日行われた3・4年生の練習とは比べ物にならないほど、格段にスムーズで、力強さを感じさせる「進化」したバトンパスでした。最高学年としての意地と練習の成果が、そこにはっきりと表れていました。
1年生の全力疾走から、9年生の洗練された動きまで、それぞれの学年で大きな成長の足跡が見られる。これこそが、義務教育学校ならではの春の一日の風景です。
これからも、子供たちの健やかな成長を、地域、保護者の皆様と共に見守り続けていきたいと思います。
バトンがつなぐ心
今日は二十四節気の一つ穀雨(こくう)。日差しが少しずつ力強くなってきてテレビのニュースでは早くも熱中症予防の話題も出始めました。校内ではシャクナゲの薄ピンク色の花が、新緑に映えてとても美しく咲き誇っています。
さて、体育館からは、元気いっぱいの子供たちの声が聞こえてきます。覗いてみると、3・4年生が合同で体育祭を前に、リレーの練習をしていました。
今回の授業では、ただ走るだけでなく、リレーの要である「バトンパス」をいかにスムーズに行うかがテーマです。
授業の冒頭、電子黒板には、「バトンをスムーズにつなぐためにはどうしたらいいのか」という問いかけとともに、20メートルという具体的な数字と、バトンパスの動作を示すイラストが映し出されました。子供たちは、自分たちで最適なタイミングや手の出し方を考えるところからスタートしました。
実技練習が始まると、体育館中を子供たちが駆け回ります。最初はタイミングが合わず立ち止まってしまったり、バトンを落としてしまったりする場面もありました。しかし、子供たちは諦めません。
ペアになって、「いつ、どのタイミングで手を出す?」、「声を掛け合った方がいい?」と、お互いに意見を出し合い、何度も試行錯誤を繰り返していました。
コーンを目印に、走るスピードを合わせながらバトンを渡そうと必死に手を伸ばす姿。その真剣な表情からは、チームのためにという強い思いが伝わってきます。
バトンパスが成功したときの子供たちの笑顔は、シャクナゲの花のように輝いていました。
今回の練習を通じて、子供たちは技術だけでなく、協力することの難しさと、息を合わせて成功させる喜びを学んだことと思います。
陸上競技の世界では日本のお家芸ともいわれるスムーズなバトンパス。その完成形にはまだ遠いかもしれませんが、自分たちで考え、工夫し、高め合おうとするその姿勢は、間違いなく一歩ずつ理想に近づいています。
体育祭本番で、水上学園の3・4年生がどのような「バトン」をつなぎ、どのような「心」を見せてくれるのか、今からとても楽しみです。
保護者の皆様、地域の皆様、子供たちの成長と挑戦を、温かく見守り、応援していただければ幸いです。
手をつなぎ、心を通わせる「学校探検」― 2年生が見せた頼もしい背中
1年生の「学校探検」が行われました。学校にはどんな教室があり、どんな先生や先輩たちがいるのか。期待と少しの緊張を抱えた1年生を案内してくれたのは、ひとつ年上の2年生たちです。
「こっちだよ」「迷子にならないようにね」と優しく声をかけ、1年生の手をしっかり握って歩く2年生。体育館や音楽室、図書室、保健室、そして職員室と、校内のさまざまな場所を巡りました。音楽室では壁に並んだ音楽家の肖像画を一緒に見上げ、保健室では具合が悪くなった時にどうすればいいか説明するなど、2年生は自分たちが学んだことを一生懸命、そして誇らしげに伝えていました。
特に印象的だったのは、案内する2年生の成長ぶりです。ついこの間まで、今の1年生と同じように「ここはどこかな?」と不安そうな表情で案内されていた彼らが、今では堂々と後輩をリードする立派な「先輩」になっていました。その小さな背中は、去年よりも一回りも二回りも大きく見え、頼もしさを感じずにはいられませんでした。
1年生はお兄さん・お姉さんの話を真剣に聞きながら、新しい発見に目を輝かせていました。案内を終えた2年生の表情にも、大役を果たした満足感と少しの自信が溢れていました。
こうして、教えられる側から教える側へとバトンが渡されていく。こうした日々の交流の中にこそ、子供たちの確かな成長の瞬間があるのだと改めて実感した一日でした。水上学園の子供たちが、これからも互いに支え合い、共に育っていく姿を、地域・保護者の皆様と共に温かく見守っていきたいと思います。
明るく・楽しく・元気に!響き合う「楽しい授業」の足跡
昨日のどんよりとした曇り空が嘘のように、今朝は雲一つない快晴に恵まれました。鮮やかな青空と瑞々しい新緑に映える校舎は、まさに本校のスローガンである「明るく・楽しく・元気な水上学園」を象徴しているかのようです。そんな清々しい空気の中、今日も各教室では活気ある「楽しい授業」が展開されていました。
水上学園では今年度、このスローガンの下で「楽しい授業」をさらに具現化するため、「児童生徒を学びの主体とした授業への転換」を掲げています。教員が教え込むのではなく、子供たち自身が問いを持ち、対話を通して納得解を見つけていく。そんな活気ある学びの姿が、今日も校内のあちこちで見られました。
5年生の算数の教室を覗くと、子供たちが自然と机を寄せ合い、熱心に語り合う「学び合い」の光景が広がっていました。「ここはこうなるんじゃない?」「なるほど!」といった声が飛び交い、真剣な表情で互いの考えをぶつけ合っています。まさに子供たちが「学びの主体」となり、自分たちの力で課題を解決しようとするエネルギーに溢れていました。自分一人では解決が難しい問題も、仲間の視点に触れることで、理解が深まる喜びへとつながります。これこそが、私たちが目指す「楽しい授業」の姿です。
一方、8年生の数学では、より高度で自律的な学びが見られました。生徒たちが自ら立ち上がり、仲間のノートを覗き込みながら、身振り手振りを交えて解説する姿は実に頼もしいものです。教えられるのを待つのではなく、自ら動き、学びを作る。こうした先輩たちの主体的な姿勢は、下の学年の子供たちにとっても素晴らしいお手本となります。
そして、1年生の教室では、学びの原点に出会いました。算数の授業で「なかまはどれ?」という課題に挑戦する1年生。カラフルな教科書を前に、「あ、わかった!」「こっちはどうかな?」と目を輝かせながら鉛筆を動かしています。どんなに小さな学年であっても、自ら発見し、自分の手で答えを導き出す経験が、学習への主体性を育みます。
本校は1年生から9年生までが共に過ごす義務教育学校です。それぞれの発達段階に応じて「学びの主体」として成長していく姿を間近で見られることは、私たちの大きな喜びです。子供たちが「明日も学校へ行きたい」「今日の授業も楽しかった」と思えるよう、これからも全職員で授業改善に取り組んでまいります。
保護者の皆様、地域の皆様、これからも本校の教育活動へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
雨を吹き飛ばす笑顔!心がつながった見知り遠足
本日は、子どもたちが待ちに待った「見知り遠足」の日でした。あいにくの雨空となり、村民体育館での実施となりましたが、会場は雨音をかき消すほどの熱気に包まれました。
まずは、ピカピカの1年生の入場、自己紹介です。お兄さん、お姉さんたちの温かい拍手に迎えられ、少し照れくさそうに、でも堂々と入場する1年生の姿がとても微笑ましく感じられました。また、同時に新しく転入してきたお友達の紹介もありました。
続いて行われたのは、今年度から水上学園の仲間に加わった「新しく来られた先生方のクイズ」です。先生方の意外な一面が発表されるたびに、「えーっ!」と大きな歓声が上がり、子どもたちとの距離が一気に縮まった瞬間でした。
その後は、全校児童で「お誕生月なかま」のダンスを踊り、学年を超えて手をつなぎ合いました。さらに、迫力ある部活動紹介や、体育館いっぱいに巨大な列ができたじゃんけん列車、班の絆を深める縦割り班活動と、笑顔の絶えない時間が続きました。
お昼には、保護者の皆様が準備してくださった愛情たっぷりのお弁当を、班のみんなで仲良く頬張りました。
午後からは、空が味方をしてくれました!雨が上がったため、急きょ旧岩野小学校の運動場へ移動。広々としたグラウンドで、縦割り班対抗のドッヂビー大会を開催しました。フライングディスクを一生懸命に追いかけ、必死に班の仲間を応援する姿は、まさに水上学園の「団結力」そのものでした。
最後は、改めて安全な登下校や生活についての諸注意を確認し、笑顔で解散となりました。
雨天スタートというハプニングはありましたが、それさえも思い出のスパイスに変えてしまう子どもたちのパワーに圧倒された一日でした。新しい友達、新しい先生との出会いを大切に、明日からの学校生活もさらに充実させていってほしいと願っています。
そして、美味しいお弁当を持たせてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。
熊本地震から10年。命を守る避難訓練
2016年4月に発生した熊本地震から、早いもので10年が経過しました。被災されたすべての方々に、改めて心よりお見舞い申し上げます。
本日、水上学園では、地震発生を想定した避難訓練を実施しました。あの大震災の記憶を風化させることなく、いつ起こるかわからない災害に備え、子どもたちの命を守るための大切な訓練です。
緊急地震速報の合図とともに、子どもたちは机の下に身を隠し、頭部を守る行動をとりました。その後、教員の指示に従い、静かに、そして素早く体育館へ避難しました。話し声がまったく聞こえないほど、全員が真剣に訓練に取り組み、「自らの命を守る避難」をすることができました。
体育館に全員が無事に避難した後、熊本地震で亡くなられた方々へ向けて、全員で黙祷を捧げました。静寂に包まれた体育館で、子どもたちは命の尊さについて改めて深く考えたことでしょう。
災害はいつ、どこで発生するか分かりません。日頃からの備えと、冷静な行動が命を守ることにつながります。ご家庭でも、この機会に避難経路や家族との連絡方法などについて、話し合ってみてはいかがでしょうか。
熊本地震から10年。水上学園では、あの日得た教訓を忘れず、子どもたちが安全に、そして安心して過ごせる学校づくりに努めてまいります。今回の避難訓練が、子どもたちの防災意識をさらに高め、自ら命を守る力を育むきっかけとなることを願っています。保護者の皆様におかれましても、引き続きご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
雨の月曜日、校舎に響く「成長の足音」
しとしとと雨が降る、静かな週明けとなりました。校舎の向こうに広がる水上の山々には霧が立ち込め、まるで水墨画のような幻想的な風景が広がっています。
そんな落ち着いた雰囲気の中、校舎内では子供たちの確かな成長のドラマが繰り広げられていました。
はじめての「学び」のカタチ
今日が登校二日目となる1年生。2時間目は「見知り遠足」に向けた準備のお話でした。
単に持ち物を確認するだけではありません。「先生のお話をどう聞くか」「お友達にどう発表するか」という、学校生活の土台となるルールを、一つひとつ丁寧に学んでいます。真っ直ぐに手を挙げるその姿は、立派な「水上っ子」の第一歩です。
1年、2年の積み重ねが生む自信
お隣の教室からは、2年生の元気な声が聞こえてきました。国語の教科書の扉の詩「たんぽぽ」を音読していました。1年前の幼さが影を潜め、自信に満ちた大きな声で読む姿に、この1年間の歩みを感じずにはいられません。
さらに3年生の教室を覗くと、そこにはまた違った成長の姿が。「わたしの最高の一日」を想像して日記を書く授業では、担任の説明を聞いたあと、すぐに自らの力でノートに向き合っていました。想像を膨らませてペンを走らせる集中力は、低学年からの大きな飛躍を感じさせます。
9年間を見守る、本校ならではの光景
一方で、高学年では打って変わって緊張感のある空気が漂っています。
4年生以上は本日までテストが実施されました。特に7年生以上は、タブレット端末を活用したCBT(ComputerBasedTesting)に臨んでいます。
9年生の教室では、ヘッドセットを装着し、画面上の問題に集中して取り組む姿が見られました。最上級生としての自覚と、デジタル時代を生き抜く頼もしさが同居しています。
1年生の「学びの始まり」から、9年生の「自立した学び」まで。
わずか百メートルほどの校舎の中を歩くだけで、9年間にわたる子供たちの成長のグラデーションを俯瞰できる。これこそが、義務教育学校である本校の大きな特徴であり、私たち教職員にとっての喜びでもあります。
雨の音に混じって聞こえる子供たちの声や、鉛筆を走らせる音。その一つひとつが、未来へと続く大切な足音のように感じられた一日でした。
「ハイ、元気です!」から始まる、新しい一歩
大雨に雷も鳴り、荒れた朝となりましたが、今日からいよいよ全校児童生徒が揃っての学校生活がスタートしました。昨日の入学式を無事に終え、水上学園の誇る135名が全員顔を合わせた、今年度初めての朝です。
はじめての「ドキドキ」と「元気」
1年生の教室を覗くと、そこには「はじめて」が溢れていました。最初の山場は、朝の会での健康観察。担任の先生に名前を呼ばれても、最初は「なんて答えればいいんだろう?」と戸惑う初々しい姿が見られました。先生のお手本をじっと聞き、勇気を出して、「ハイ、元気です!」一人、また一人と返事が続くにつれ、少しずつ声が大きくなっていく。その様子を見守るこちらも、思わず自然と笑顔になってしまいます。しばらくは慣れないことばかりで大変かもしれませんが、この元気な返事があれば大丈夫。焦らず一歩ずつ、成長していきましょう。
真剣勝負の学力調査
一方、3年生から9年生のフロアには、心地よい緊張感が漂っていました。今日は学期初めの学力調査です。
3年生の挑戦
初めて本格的な調査に挑む3年生。問題用紙と解答用紙が分かれているという「初めての形式」に少し驚きながらも、先生の説明を真剣に聞き、一生懸命えんぴつを走らせていました。
7年生以上のCBTスタイル
高学年になると、試験の光景も一変します。タブレット端末を活用したCBT(ComputerBasedTesting)です。1時間目の国語では、全員がヘッドセットを装着して「聞き取り問題」に集中。GIGAスクール構想も第2章に入り、デバイスをスムーズに使いこなす姿には、デジタルネイティブ世代の頼もしさを感じます。
お待ちかね!はじめての給食
そして、1年生にとって大きな楽しみ(あるいは試練?)となったのが、「はじめての給食」です。メニューは、子どもたちに不動の人気を誇るカレーライス!
自分たちで配膳の準備を整え、みんなで声を合わせて「いただきます」。自分たちの力で準備し、みんなで味わう食事は、きっと格別の味だったことでしょう。作ってくださった方々への感謝の気持ちを忘れずに、たくさん食べて心も体も大きく育ってほしいと願っています。
明日は初めての週末。そして週明けにはどんな「はじめて」が待っているのでしょうか。子どもたちの小さな一歩を、これからも温かく見守っていきたいと思います。