水上学園ブログ

旅立ちの日に寄せて:卒業式へのカウントダウン

早いもので、カレンダーは3月を迎え、今日は桃の節句「ひな祭り」でした。校内にも春の気配が少しずつ漂い始めていますが、それと同時に、別れの季節特有の、どこか引き締まった空気が流れ始めています。今週の日曜日、3月8日に挙行される第3回卒業証書授与式に向けて、学校全体が「感謝を形にする」モードに切り替わりました。

心を込めた会場づくり

2日月曜日には、7・8年生が、これまで学校を引っ張ってくれた9年生のために会場設営を行いました。重いシートを敷き詰め、椅子を一つひとつ定規で測ったかのように真っ直ぐに並べていく。その真剣な表情からは、最高学年のバトンを受け継ごうとする自覚と、先輩への敬意がひしひしと伝わってきました。ガランとしていた体育館が、一気に「式典の場」へと姿を変え、主役たちの登壇を待つばかりとなっています。

歌声に込める「ありがとう」

一方、多目的ホールからは、1〜6年生の元気な、そしてどこか切ない歌声が響いています。昨日から始まった呼びかけや合唱の練習。1年生にとっては、優しく遊んでくれたお兄さん・お姉さん。6年生にとっては、背中を追い続けてきた憧れの存在。それぞれの学年が、9年生との思い出を胸に、言葉一つひとつを丁寧に発しています。ピアノの伴奏に合わせて響く「Tomorrow」のメロディ。気持ちを込めて歌っている子供たちの真っ直ぐな瞳を見ていると、指導にも熱が入ります。

卒業式は、単なる学校行事ではありません。送り出す側にとっては「感謝の心」を育む場であり、旅立つ側にとっては「自立の決意」を固める場です。

水上学園の全児童生徒、そして教職員が一丸となって、9年生の門出を最高の形で祝福できるよう、残りの日々を大切に過ごしてまいります。保護者の皆様、地域の皆様、当日はぜひ子供たちの立派な姿を見守ってください。