1年生からのサプライズ!心温まるバトンタッチ
いよいよ3月。別れと出発の季節がやってきました。今度の日曜日、8日は卒業式です。義務教育を終える9年生が、この学び舎に登校するのも残りわずか5日となりました。
体育館では会場設営がはじまり、業間には前期課程の児童たちが式歌や所作の練習に励む姿が見られるようになりました。学校全体が、少しずつ「その日」に向けて背筋を伸ばし始めているような、そんな独特の緊張感に包まれています。
そんな中、本日、9年生の教室でなんとも微笑ましく、心温まるサプライズがありました。
扉を開けて入ってきたのは、1年生の子供たち。手には一生懸命に作った色鮮やかな折り紙の花束と、メッセージカードが握られています。これまで優しくお世話をしてくれた9年生のお兄さん、お姉さんへ、「卒業おめでとう」の気持ちを届けにやってきたのです。
思い返せばちょうど1年前。4月の入学式で、緊張に震える小さな1年生の手を優しく引き、入場をエスコートしてくれたのが、当時最高学年になったばかりの9年生でした。
あれから1年。掃除の時間、昼休み、そして行事のたびに、1年生は常に9年生の背中を見て育ってきました。
プレゼントを手渡す1年生の姿は、1年前とは比べものにならないほど頼もしく、その成長ぶりに9年生も思わず目を細めて、とびきりの笑顔で応えていました。
「今までありがとう」「これからも頑張ってね」
言葉以上の思いが、教室中に溢れた時間。卒業を控えた9年生にとって、自分たちが注いできた愛情がしっかりと下級生に伝わっていたことを実感する、最高のはなむけになったのではないでしょうか。
お別れするのは寂しいものですが、こうして水上学園の伝統と優しさは、次の世代へと確実に引き継がれていきます。9年生が残してくれる「明るく・楽しく・元気な水上学園」の精神を胸に、1年生は明日からまた一歩、成長してくれることでしょう。