水上学園日記
笑顔と感謝があふれた「お弁当の日」〜成長を支える温かなステップ〜
本日は「お弁当プロジェクト」の実施日でした。各ご家庭でのご準備やご協力、本当にありがとうございました。
教室をのぞいてみると、子供たちは朝から楽しみにしていたお弁当箱を嬉しそうに広げていました。手作りのおかずを美味しそうに口へ運ぶ笑顔や、友だちとお弁当を見せ合いながら楽しそうに会話が弾む様子がとても印象的でした。
今回のプロジェクトでは、子供たち自身がコースを選んでお弁当作りに参加し、食の大切さや栄養のバランスを考える機会としました。
また、高学年や中学生のステージでは、タブレットを活用してお弁当の写真を撮影・記録し、学びを深める取り組みも行っています。
自分で準備に関わったからこそ感じられる「いただきます」の重みや、普段作ってくれる方への感謝の気持ちが、子供たちの表情からもしっかりと伝わってきました。
なお本日は、通知表を配付いたしました。子供たちがこれまで積み重ねてきた努力や成長のあゆみが詰まっています。
ご家庭におかれましても、ぜひお子様と一緒にご覧いただき、できたことや頑張ったところをたくさん褒めてあげてください。その温かい言葉かけが、これからの学習活動や学校生活に向けた大きな励みとなります。
食を通じた成長と、日々の学びの成果。ご家庭の温かいサポートに心から感謝申し上げます。今後とも本校の教育活動へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
実りの秋、感謝の稲刈り体験
本日はフリー参観を行いました。早朝からたくさんのご来校をいただきありがとうございました。
さて、昨日14日水曜日は、爽やかな秋晴れが広がる素晴らしいお天気のもと、本校の5・6年生が恒例の稲刈り体験を行いました。
今回の稲刈りも、JA青壮年部のみなさんの温かいご協力のおかげで無事に実施することができました。子どもたちが6月に心を込めて植えた小さな苗は、地域の皆様の見守りと自然の恵みを受け、見事な金色の稲穂へと成長しました。
作業では、手作業で丁寧に稲を刈り取るだけでなく、機械を使った収穫の様子を体験・見学する貴重な機会もいただきました。
地域のみなさんに優しく教わりながら、汗を流して一生懸命に取り組む子どもたちの表情は、とても輝いていました。
刈り取った稲穂は現在、竿掛け(掛け干し)にして乾燥させています。2週間後には脱穀を行い、年末にはみんなが楽しみにしている「もちつき」を予定しています。自分たちの手で育て、収穫したお米でつくお餅の味は、きっと特別なものになるはずです。
豊かに実った自然の恵みへの感謝と、日々子どもたちの学びを力強く支えてくださるJA青壮年部のみなさんへの感謝の気持ちを大切に、これからも豊かな体験学習を重ねてまいります。
温かいご支援をいただき、本当にありがとうございました。
【水上村子ども議会】9年生、村の未来へ堂々の質問と提案
本日、9年生が水上村議会議場へ出向き、「水上村子ども議会」が開催されました。
これまで社会科の公民分野や総合的な学習の時間を通じ、約4か月間にわたって村の現状や課題を見つめ直してきた生徒たち。福祉、自然環境、地方創生、財政など多岐にわたるテーマについて、自分たちの手で質問や提案を練り上げてきました。
いざ足を踏み入れた本会議場は、村の未来を決めるための厳格で特別な空間です。開会当初は独特の緊張感が漂っていましたが、いざ質問が始まると空気は一変。中嶽村長をはじめとする村当局の方々を前に、自らの言葉で堂々と発言する姿が見られました。
英語教育の充実や国際交流の可能性、村の象徴である桜の保全活動、新設されるトラックを活用したスポーツイベントの提案、中学生にも分かりやすい財政の学び(出前講座など)の要望、さらには高齢者の移動支援の拡充についてなど、まさに子どもならではの純粋でまっすぐな視点から、村の将来を真剣に考え抜いた提言ばかりでした。
村当局の皆様からも、それぞれの質問に対して大変丁寧かつ真摯なご答弁をいただきました。自分たちの発した声が、実際の村政や地域の未来に繋がっていくかもしれない――そんな主権者としての大きな手応えと学びを得られた、実に価値ある1日となったはずです。
温かく子どもたちを迎え入れ、貴重な議論の機会をご協力いただきました中嶽村長をはじめ、村当局の皆様、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
村の未来を担う頼もしい9年生の姿に、大きな拍手を送りたいと思います。
豊かな心と福祉の視点を育む〜読み聞かせスタート&高齢者体験講座〜
本日から、いよいよ今年度の「読み聞かせ」がスタートしました。
この取り組みは、子どもたちが読書に親しみ豊かな感性と想像力を育むこと、そしてクラス全員で同じ本の世界を共有することで一体感を高め、心を落ち着かせることを目的に行っています。10月から3月までの火曜日の朝、読書の時間に実施していきます。
本日は全学年で実施し、地域や保護者のボランティアの皆様がそれぞれの学年に合わせた素敵な本を選び、趣向を凝らして読み聞かせを行ってくださいました。絵本の世界に入り込み、真剣な眼差しで見入ったり、楽しそうに反応したりする子どもたちの姿がとても印象的でした。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
また、4年生では高齢者との交流会の事前学習として「高齢者体験講座」が開催されました。 村の保健福祉課や社会福祉協議会から講師の方をお招きし、高齢者の体の状態や生活での困りごとについて学んだあと、実際の疑似体験に挑戦しました。
重りや特製のゴーグル、ヘッドホンなどの道具を身につけ、階段の上り下りをしたり、本をめくったりする体験を行いました。普段は何気なくできている動作も、体に大きな負荷がかかることで一苦労です。体験した子どもたちからは、「歩くだけでも大変だった」「高齢者の方がこんなにも大変なんだと初めて知った」「今日勉強したことを交流会で生かしたい」といった素直な感想が聞かれました。
読書を通じて豊かな心を育むこと、そして体験を通して相手の立場や痛みに寄り添う福祉の心を学ぶこと。どちらも子どもたちの健やかな成長にとって欠かせない貴重な学びの機会となりました。今後も、地域のみなさまと連携しながら、温かい心を育む教育活動を進めてまいります。
オリンピアンから学ぶ「あきらめない心」と「挑戦のヒント」
本日、後期課程(7〜9年生)の生徒たちを対象に、「笑顔と元気を届けよう!」プロジェクトによる特別授業が行われました。
講師にお迎えしたのは、日本陸上界のレジェンドである瀬古利彦さんと、熊本県出身のオリンピアンである川上優子さん。さらに司会として“日本一走るアナウンサー”の長谷川朋加さんにお越しいただき、非常に贅沢で温かい時間を過ごすことができました。
授業前半のトークセッションでは、苦しい長距離走に何度も挑み続けてこられたお二人から、人生の糧となる貴重なお話をたくさん伺いました。
「失敗するのは当たり前。大切なのは、その後に何がいけなかったのか、何が足りなかったのかを考えて次につなげること」 「若いうちに流さなかった汗は、歳をとってから涙となって流れる」
生徒からの「走っているときの苦しさを乗り越えるコツは?」という質問には、「乗り越えた先にある、ゴールした後の笑顔の自分の姿を思い描くこと」と教えていただきました。また、けがをした時の気持ちの保ち方について「神様はこの経験から何を学び取れと言っているのだろうと考え、けがの後にはもっとレベルアップしている自分を想像する」とおっしゃっていた姿が印象的でした。さらに、これまでの指導者から教わった言葉として「やってきたことを人に語れる人になれ!」という力強いメッセージも送られました。
司会の長谷川朋加さんからも、「絶対アナウンサーになってやると思って100社くらい入社試験を受けた」というエピソードが紹介され、夢に向かってあきらめない心の大切さを実感しました。
後半はグラウンドに出てランニングクリニックが行われ、プロの指導のもとで体を動かす楽しさを全身で体験しました。そして最後は、各教室でお二方を交えて給食のカレーをいただき、和やかな雰囲気の中で一日を締めくくりました。
昨日の中体連駅伝大会、そして本日の特別授業を通し、子どもたちの心には「あきらめずに挑戦する大切さ」が深く刻まれたはずです。今後の学校生活や将来の夢に向かって一歩を踏み出す、大きなきっかけになってくれることを願っています。
瀬古さん、川上さん、長谷川さん、素晴らしい時間を本当にありがとうございました!
たすきをつなぎ、走りきった秋晴れの日〜球磨人吉中体連駅伝競走大会〜
秋晴れの心地よい青空のもと、球磨人吉中体連駅伝競走大会が開催されました。本校からも男女ともに出場し、選手一人ひとりが持てる力を存分に発揮してくれました。
目標に掲げていたのは、前年度の順位からの「ジャンプアップ」です。仲間や沿道からの温かい声援を受けながら、選手たちは期待を超える素晴らしい走りを見せてくれました。走る姿はもちろん、前を走る走者を懸命に追いかける表情や、仲間を全力で応援する姿には胸が熱くなるものがありました。
結果として、目標としていた「躍進賞(昨年の順位より3つ以上の上昇)」にはあと一歩届かず、悔しい思いも残りました。しかし、競技を終えて学校に戻ってきた生徒たちの表情は、今日の爽やかな秋晴れの空と同じように、全力を出し切った満足感と清々しい笑顔に満ちあふれていました。
観測史上最も暑かったと言われる今年の夏。その厳しい暑さの中でも諦めず、汗を流しながら練習を積み重ねてきた経験は、目に見える結果以上の大きな成長となり、確実に生徒たちの力となっています。
厳しい練習を乗り越え、最後まで走りぬいた選手・応援の皆さんに心からの拍手を送ります。そして、この経験を糧に、次の目標に向かってさらに羽ばたいていく皆さんの今後の活躍を大いに期待しています。保護者・地域の皆様におかれましても、温かいご声援をいただき本当にありがとうございました。
秋空のもと、歌声と学びが深まる水上学園の一日
今朝の最低気温は10℃前後となり、少し肌寒さを感じる秋晴れの朝となりました。爽やかな空気が広がる校内では、今日もしっかりと学びに向き合う子供たちの姿が見られました。
音楽室から聴こえてきたのは、6年生の澄んだきれいな歌声です。授業では「星の世界」の歌唱に取り組んでいました。教科書の楽譜を見つめながらピアノの伴奏に合わせて歌声を重ねていました。高学年らしい伸びやかで綺麗なハーモニーが、秋の静かな朝に優しく広がっていきました。
1年生の教室では、道徳「よりみち」の学習が行われていました。決まりを守ることの大切さは分かっていても、時には心が揺れて道を逸れてしまう……そんな誰もが持っている「心の弱さ」に素直に向き合う時間です。友達と意見を交わしながら、自分の行動や心について深めていました。
また、3年生の道徳では「たまちゃんだいすき」という教材を通し、友達のことについて考えました。登場人物の気持ちの変化や葛藤に寄り添いながら、「本当の友達とは何か」「お互いを大切にするとはどういうことか」について活発に話し合い、自分の考えを発表していました。
音楽を通して豊かに表現する心や、道徳の時間に自分や友達の心とじっくり向き合う姿勢など、一人一人の確かな成長を感じる一日となりました。
日毎に寒さが増してまいります。ご家庭での体調管理もよろしくお願いいたします。
感性を咲かせるひととき〜フラワーアレンジメントに挑戦!〜
心地よい秋風が吹き抜ける爽やかな一日、9年生の美術の授業では「フラワーアレンジメント」の体験学習を行いました。
今回の授業では、熊本県花木園芸農業協同組合から専門の講師の先生をお招きしました。生徒たちの多くにとって、本格的なフラワーアレンジメントはこれが初めての体験です。
目の前に用意された色とりどりの新鮮なお花や緑の葉を前に、最初は「どこから挿せばいいのだろう」と少し緊張した様子の生徒たち。花々の高さや前後の立体感、顔の向き、色の組み合わせや全体のバランスなど、考えるポイントはたくさんあります。しかし、講師の先生からアドバイスをいただきながら「頭で細かく考えるよりも、自分の感覚を大切に」と手を動かし始めると、表情が一変しました。
「ここにもう少し高さを出してみようかな」「この色とこの緑の組み合わせが好きかも」と、試行錯誤を重ねながら真剣な眼差しで花と向き合っていきます。一本一本の挿し方にそれぞれの個性が表れ、教室には一つとして同じものがない、感性の光る素敵な作品が次々と出来上がっていきました。
作品が完成したときの生徒たちの満足そうな笑顔と、それを温かく見守ってくださった講師の先生方の眼差しがとても印象的でした。花の香りと色彩に包まれながら、自分の感性と心地よく対話する、とても豊かで爽やかな秋のひとときとなりました。
ご指導いただきました熊本県花木園芸農業協同組合の皆様、誠にありがとうございました。
「しっかり読み解く力」を目指して〜5年生がRSTに挑戦!〜
今日の2時間目、5年生の教室を訪ねると、いつも以上に静かな緊張感が漂っていました。子どもたちがタブレット端末の画面を真剣な表情で見つめ、集中して取り組んでいたのは、熊本県教育委員会が本年度から導入した「リーディング・スキル・テスト(RST)」です。
「RST(リーディング・スキル・テスト)」とは?
RSTは、単に文章の感想を書いたり場面を想像したりするものではなく、教科書や説明文などの意味を事実に基づいて正確に読み解く「基礎的読解力」を測るテストです。 画面には大人でも一瞬考え込んでしまうような精密で複雑な文章が表示され、問いに対して選択肢から回答します。端末を使ったCBT方式(Computer Based Testing)で行われますが、単に正解・不正解を見るだけではありません。回答にかかった時間や反応パターンなども細かく測定されるため、適当に選んだのか、しっかり読んで考え抜いたのかという「真剣度」まで客観的に把握できる非常に先進的な仕組みになっています。
なぜ今、このテストに取り組むのか
小学校高学年以降、教科書の内容は一気に専門的で抽象的になります。「算数の文章題が苦手」「理科や社会の解説が頭に入りにくい」といったつまずきは、実は「教科書の文章を正しく読み取れていないこと」が根本的な原因になっていることが少なくありません。 主語と述語の関係、代名詞が指す内容、文章と図表との関係など、子どもたちが文章のどこを正確に捉えられていて、どこで迷いやすいのかを把握することで、日々の授業や個に応じた指導をより確かなものにする大きな意味があります。
テスト中のようす
テスト中、子どもたちは頭を抱えたり画面をじっと見つめたりしながら、一つひとつの言葉の意味を確かめるように深く思考を重ねていました。画面に向かい、最後まで決して諦めずに言葉と向き合い続ける姿がとても印象的でした。
今回の結果は、子どもたちの本当の読解力を育むための授業改善や丁寧な支援にしっかりと活用してまいります。ご家庭でもぜひ、「今日のテスト、どんな問題が出たの?」と声をかけてみてくださいね。
「さくらの里」の皆さんと笑顔あふれるあたたかな交流
今日は4年生が「総合的な学習の時間」の取り組みとして、特別養護老人ホーム「さくらの里」へ校外学習に出かけました。
スクールバスに乗って「さくらの里」に到着した子どもたち。緊張した面持ちもありましたが、入所者の皆様が温かく迎えてくださり、すぐに会場全体にあふれるような笑顔が広がりました。
交流会では、自己紹介に始まり、じゃんけんゲームや一緒に絵を描く活動など、心を通わせるさまざまな時間を過ごしました。
じゃんけん対決では「勝った!」「あー、負けた~!」と賑やかな歓声が上がり、おじいちゃん・おばあちゃんたちも身を乗り出して楽しんでくださいました。また、テーブルで一緒に色鉛筆を使ってお絵描きをした時間では、子どもたちが優しく声をかけながら寄り添う姿が見られ、とても微笑ましい光景でした。
今回のテーマは「高齢者の方と交流しよう」。
子どもたちにとっても、日常の暮らしの中での違いや思いやりの大切さを肌で感じる、大変貴重で学びの多い時間となったようです。
温かく包み込んでくださった「さくらの里」の皆様、そして入所者の皆様、素晴らしい時間を本当にありがとうございました!
確実にかわる季節と、学びに向かう子どもたちの姿
いよいよ10月を迎えました。今朝の最低気温は18℃前後。連日猛暑が続いていた7月や8月には、「本当に秋は来るのだろうか」と半ば疑いたくなるほどでしたが、季節はしっかりと移り変わり、心地よい秋風が校内を吹き抜けています。そんな秋の深まりとともに、校内の至る所で子どもたちが生き生きと、そしてじっくりと学びに向き合う姿が見られます。
各学年の教室を覗いてみると、それぞれの成長に合わせた探究の輪が広がっていました。
1年生の国語では、可愛いお面をつけた子どもたちが「登場人物になりきって」声を弾ませながら音読劇。3年生の国語では、教科書を手がかりに説明文づくりに挑戦しています。
高学年になると、学びはより実践的・深遠なものへ。5年生の国語では、校内施設をバリアフリーの視点で見つめ直し、課題発見から解決策の提案手順を考えていました。6年生の国語では、「上から下へ、一体どっちからどう移動しているのか?」と、文章の細かな表現を噛み砕きながら読み解く高度な読解に取り組んでいます。
さらに後期課程でも熱い学びが展開されています。7年生の社会科では、東南アジアの経済発展における格差はなぜ生まれたのか、互いの考えをぶつけ合いながら議論して探究中。そして9年生はいよいよ進路実現に向けた本格的なスタートです。今日から始まった実力テストに、緊張感をもって真剣な眼差しで挑んでいました。
季節の変わり目、子どもたちは1日1日を大切にしながら、たしかに成長の歩みを進めています。ご家庭でもぜひ、今日学校でどんな発見があったのか話題にしてみてください。
深く「考え、議論する」道徳の授業をめざして
本校では、教職員の指導力向上と豊かな心を育む教育の推進を図るため、校内研究授業を行いました。
本日は、1年生と7年生の道徳の授業を全職員で参観し研修を行いました。
1年生の授業では、「わがまま」をテーマに学習を進めました。日常の経験や登場人物の気持ちを重ね合わせながら、自分の行動が周りにどのような影響を与えるかを一生懸命に考え、友達と意見を交わす姿が見られました。
一方、7年生の道徳では、「相互理解・寛容」をテーマに、相手の個性や立場を尊重することの大切さについて議論を深めました。互いの考えや価値観の違いに触れながら、多角的な視点で自分自身を振り返るたくましい成長ぶりを感じさせる時間となりました。
放課後には、前期課程・後期課程に分かれて研究協議会を実施しました。
「どのようにすれば、子供たちがより主体的に考え、深く議論する道徳の授業ができるか」について、活発な意見交換が行われました。
多様化やグローバル化、情報化が進み、社会がより複雑さを増していくこれからの時代。そうした中で子供たちが自分らしさを保ちつつ、他者と協調して心豊かに生きていくためには、確かな道徳性を育むことが欠かせません。
子供たちの確かな成長を支えるため、私たち教職員も日々研鑽を重ね、よりよい授業づくりに努めてまいります。
今後とも本校の教育活動へのご理解とご協力をよろしくお願いします。
本物の仕事にふれる大切さ〜7年生 農林業体験学習〜
昨日と今日の2日間、7年生が「農林業体験学習」に取り組みました。
水上村の基幹産業である農業と林業の現場へと出向き、実際の仕事や作業を体験させていただく貴重な機会です。
あいにくの空模様で少々残念な天候ではありましたが、生徒たちは各事業所で真剣な表情で活動に励んでいました。
ハウスの中での農作業や樹木の伐採や木材加工、生き物を相手にする畜産など、日頃の学校生活や教室の授業だけでは決して味わうことのできない「本物の仕事」にふれることができました。
作物を育てることも含めて、命ある生き物を育てることの大変さ・重要性を肌で感じると同時に、現場で働く方々の情熱や仕事へのやりがいを直接学び取る姿がとても印象的でした。
8年生での職場体験にもつながるこの2日間の体験は、働くことの意義を考えるとともに、自分たちの生まれ育ったふるさと・水上村の魅力を再発見する大きな一歩となったはずです。
この経験が、生徒たちの将来の生き方や進路について考える大切な糧となることを期待しています。
あいにくの天気の中でも温かく受け入れ、熱心にご指導いただきました関係の皆様に、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
地域で学ぶ、未来を描く〜8年生職場体験学習〜
本日と明日の2日間、本校では7年生の「農林業体験学習」と8年生の「職場体験学習」を実施しています。
8年生は地域の事業所に赴き、実際の仕事に挑戦しました。
子どもたちは、保育所での小さな子どもたちとのふれあい、消防署での身の引き締まる訓練体験、商店や物産館での接客や商品の梱包作業、さらには木工や自動車整備の本格的な作業など、それぞれの現場で一生懸命に取り組んでいました。
真剣な表情で指示を聞く姿や、人々と笑顔で交流する姿からは、学校の授業や教科書だけでは決して得ることのできない貴重な学びと成長を感じ取ることができました。
社会の中で働くことの喜びや大変さを肌で感じ、自らの将来や生き方について見つめ直すこの特別な学びは、彼らの今後の人生にとって非常に重要で意味のある経験となるはずです。
おいそがしい中、子どもたちを温かく受け入れ、根気強く指導してくださっている各事業所の皆様に心より感謝申し上げます。
明日も引き続き貴重な体験が続きますが、子どもたちの健やかな成長を地域全体で見守っていただけますと幸いです。
言葉とカラダがつながる瞬間〜ビーチボールで育む一生ものの「運動センス」〜
連日、アジア大会では各競技で熱戦が繰り広げられており、日本選手の目覚ましい活躍にたくさんの元気と勇気をもらっていますね。
さて、本日の2時間目、体育館からは1・2年生の元気な声が聞こえてきました。 バドミントンコートを使い、柔らかくて扱いやすいビーチボールを使った運動の授業です。ボールの動きを目で追いながら、タイミングを合わせて打ち返したり、お互いに声を掛け合ってコンビネーションを意識したりと、みんな夢中になってボールを追っていました。
一見すると楽しそうな「ボール遊び」のように見えますが、実はこれ、子どもたちの将来にとって非常に大切な学びが詰まっています。
児童期にあたるこの時期は、一生に一度だけ訪れる「ゴールデンエイジ(およびその前段階のプレゴールデンエイジ)」と呼ばれ、神経系が急速に発達する極めて重要な時期です。この時期に「投げる・捕る・打つ」といった多様な動きや、素早いフットワークなどを体験することで、脳と体を結ぶ神経回路が網の目のように広がっていきます。
ここで身についた体の使い方や感覚(いわゆる「運動センス」)は、大人になっても忘れることのない、一生ものの財産になります。さらに、自分の思い通りに体を動かせるようになることで、怪我の予防はもちろん、空間認識能力や学習面の集中力向上にもつながっていくのです。
単一の競技の技術を磨くだけでなく、ゲーム感覚で「楽しく」体を動かしながら神経系を刺激すること。そして、子どもたちの発達段階に応じたカリキュラムを9年間の中で体系的に実践していけること――。これこそが、水上学園の大きな強みであり魅力だと改めて感じています。
これからも、子どもたちが楽しみながら健やかに成長できるよう、日々の授業や活動を工夫してまいります。
秋晴れの中、1・2年生が南稜高校で動物ふれあい体験!
秋の大型連休が明け、「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、今朝は秋らしいさわやかな空気に包まれた心地よい朝となりました。田んぼのあぜ道に赤い彼岸花が綺麗に咲き誇る中、子どもたちは明るく元気に登校してくれました。連休明けも、いつもの元気な笑顔で登校してくれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
そんな秋晴れの素晴らしい日、1・2年生が生活科の体験学習として、熊本県立南稜高等学校へ出かけました。
南稜高校に到着した子どもたちを待っていたのは、高校生のお兄さん・お姉さんたちと可愛らしい動物たちです。高校生の皆さんが動物に関するクイズを用意して優しく説明してくれたおかげで、子どもたちは興味津々で耳を傾けていました。
ふれあい体験では、ウサギやヤギ、ポニーといった動物たちと直接ふれあいました。最初は少しドキドキしていた子も、高校生にサポートしてもらいながら優しく背中をなでたり、人参や草などのエサをあげたりするうちに、すっかり笑顔に。動物たちの温もりや鳴き声、毛並みの質感などを肌で感じ、命の温もりや大切さを学ぶ貴重な体験となったようです。
体験の後は、みんなで楽しみなお弁当タイム。最後はしっかりとゴミ拾いやマナーを守る行動もでき、集団行動としての成長も実感できた一日でした。
あたたかく迎えてくださり、優しく教えてくださった南稜高校の先生方と生徒の皆さん、本当にありがとうございました!
地域のお店で大発見!3年生の社会科見学
本日、3年生が、スーパーマーケットへ見学に出かけました。普段から家族と一緒に買い物で訪れる機会も多いスーパーマーケットですが、今日は探検ボードとメモを手に、少し違った「社会科の目」で店内を見つめる子どもたちの姿がありました。
お店に到着すると、店員さんからお店の工夫や仕事について丁寧なお話をしていただきました。子どもたちは真剣な表情でメモを取り、気になることを進んで質問する様子が見られました。
店内見学では、商品の並べ方や陳列のルール、工夫されているポップ(掲示物)に注目したり、お店で働く方々がどんな思いでお客さんに接しているのかをインタビューしたりと、教室では得られない生きた学びに触れることができました。また、実際にお買い物体験として買い物かごを手に商品をしっかり選び取る経験も行い、社会の中で働く人々の工夫や便利さを肌で感じ取る貴重な機会となったようです。
見学を通して学んだ集団行動のマナーや、働く人々への感謝の気持ちを、これからの学校生活や家庭での学習にもしっかりと生かしていってほしいと思います。温かく迎えてくださり、親身に教えてくださった関係者の皆様、誠にありがとうございました。
共に学び、世界とつながる〜6年生の1日〜
今日の6年生の授業の様子をご紹介します。
【1時間目:算数〜学び合いで解き明かす難しい問題〜】
1時間目の算数では、分数を使った割合や文章題という、少し難度の高い問題に挑戦しました。
「もとにする量はどれかな?」「どんな計算式になるだろう?」と、一人ひとりがじっくり考えた後、お互いにノートやプリントを指さしながら教え合う姿が見られました。自分の考えを友達に言葉で説明したり、アドバイスに耳を傾けたりすることで、一人では難しかった問題も納得しながら理解を深めることができています。
【3時間目:外国語〜画面の向こうへ!オンライン英会話〜】
3時間目は、子どもたちが楽しみにしていたオンライン英会話です。
ヘッドセットを装着し、画面の向こうにいる海外の講師と1対1で英語のやり取りを行いました。事前に準備したやり取りをスムーズにこなすだけでなく、時間が余ると「自分から自由に質問してみる」という積極的な姿も見られました。
決められた枠にとらわれず、「もっと伝えたい」「もっと知りたい」と主体的にコミュニケーションを楽しめるようになったのは、これまでの日々の積み重ねがあってこそです。
算数での「対話を通じた深い学び」と、英会話での「実践的なアウトプット」。日々の地道な積み重ねが、子どもたちの確かな自信と成長につながっていると感じる素敵な1日となりました。
自ら問い、仲間と挑む〜「情報」と「言葉」で切り拓く探求力〜
今日も校舎には、子どもたちが探求の目を輝かせる姿があふれていました。
2時間目の7年生社会科では、「アジア州の気候の特徴」について学習していました。地図帳や雨温図といった多様な資料を机いっぱいに広げ、「どうしてこの地域は雨が多いんだろう?」と仲間と指を差しながら議論を交わします。一人では見落としがちな視点も、対話を通して思考が深まり、情報を科学的に読み解く力が育まれています。
5時間目の8年生社会科では、「名古屋・東海の工業の変化」を250字以内でまとめるという高度な課題に挑戦していました。単に検索するだけでなく、「自動車産業」「中京工業地帯」「東海工業地域」のキーワードを駆使し、必要な情報を収集・整理して自分の言葉で再構築します。タブレットに向かい一字一字推敲しながら、隣の友達と「伝わりやすい構成かな?」と確認し合う姿が見られました。
同じく5時間目、9年生の技術科ではプログラミング学習が行われました。小型基板(micro:bit)を操作し、「振るとLEDに回数が表示され、音が鳴る」仕組みを作ります。現代は、県内でも半導体関連産業が集積を深め、AIやIoT技術が日常に急速に溶け込んでいる時代です。生徒たちは、自ら組んだプログラムで目の前の機器が動く感動を味わいながら、「技術が社会でどう役立つか」という技術の仕組みと社会へのつながりを肌で実感していました。
情報があふれる現代社会だからこそ、単に技術を使うだけでなく、「情報を科学的に理解する」「目的に応じて活用する」「技術や情報と適切に関わり社会へ参画する」といった情報活用能力が欠かせません。
資料を読み解く7年生、言葉で表現する8年生、プログラミングで仕組みを創る9年生。どの学年でも、自ら学びを深め、協働して課題に向き合う頼もしい姿が見られました。これからも、子どもたちが自信を持って未来を切り拓いていけるよう、探究心と情報活用能力を育む教育を推進してまいります。
秋の気配と「読書の秋」、そして生活習慣を見直す「がんばりウィーク」
9月に入ったというのにスッキリとしない天候が続き、この時期らしくない雨模様や蒸し暑さに悩まされる毎日です。それでも、ふとした瞬間に雲の間から覗く青空には、どこか澄んだ秋の気配が感じられるようになってきました。
村内を巡ると、水上村ならではの心温まる風景に出会います。バス車庫前の土手に目をやると、スクールバスの運転手さんが手入れしてくださった見事な「草アート」が広がっています。秋の青空に向かって爽やかに跳ねるイルカの姿は、見ているだけで気持ちをパッと明るくしてくれますね。また、村のあちこちには鮮やかな赤い彼岸花が咲き始め、少しずつ季節が秋へと巡っていることを教えてくれます。
そんな秋の訪れを感じる本日、昼の時間を活用して「全校読書」を行いました。本を手にした子どもたちは、シーーーンと静まりかえった教室の中でじっくりとページをめくり、それぞれの本の世界へと没頭していました。真剣な眼差しで物語や図鑑に見入る姿からは、豊かな集中力と探究心が感じられます。じっくりと「読書の秋」に取り組んでほしいものです。
さて、今週末19日(土)は「水上っ子家庭の日」です。学校ではこの日と秋の大型連休に合わせて、2ヶ月に1回の「水上っ子がんばりウィーク」を実施します。
この取組は、専用のワークシートを使い、「起きる時刻」「朝食」「テレビ・ゲーム等の時間」「寝る時刻」の目標をご家庭で振り返り、基本的生活習慣の確立を目指すものです。メディアと少し距離を置いて、みんなでじっくり読書を楽しんだり、一緒にご飯を食べるなど、日頃できない家族団らんやふれあいの時間を大切にしていただきたいと考えています。
涼しい風が吹き始めるこれからの季節。ぜひご家庭でも生活リズムを見直し、心豊かで健康的な「家族の時間」にしていきましょう。保護者の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。