水上学園ブログ

水上学園日記

充実の1学期に感謝、そして新たな目標へ!

本日、無事に1学期の終業式を迎えることができました。保護者の皆様、そして地域住民の皆様の温かいご支援とご協力のおかげで、子どもたちは大きな怪我や病気もなく、充実した毎日を過ごすことができました。心より感謝申し上げます。

終業式では、3人の児童生徒が代表として、1学期の振り返りとこれからがんばりたいことを堂々と発表してくれました。

まず、4年生のそうせいさんは、お家でのお手伝いや日々の勉強にしっかりと取り組んでいきたいという決意を話してくれました。

続いて7年生のあらたさんは、学習における苦手分野の克服と、陸上の練習に励みたいという目標を力強く語ってくれました。

最後に9年生のゆいなさんは、最高学年として苦手なことにも恐れずチャレンジし、かけがえのないクラスメイトと共にすばらしい学級をつくりあげたいという熱い思いを伝えてくれました。

それぞれの成長と未来への意気込みが感じられる、大変立派な発表でした。

校長からは、始業式でお話しした「目指す児童生徒像」と学校経営スローガンについて振り返りをしました。
子どもたち自身に、「実践力」を高める行動ができたかを問いかけ、さらに「明るく・楽しく・元気な水上学園」に向けて、

・明るく:気持ちのよい明るいあいさつができましたか?

・楽しい:いじめや差別のない、誰もが安心して過ごせる温かい学校にできましたか?

・元気な:「早寝早起き朝ごはん」の規則正しい生活習慣が守れましたか?

と、それぞれの取り組みを振り返ってもらいました。2学期に向けて、できたことは自信を持ってさらに伸ばし、できなかったことはこれからできるようになるために、前を向いてがんばってほしいと伝えています。

式の最後には、全校児童生徒と教職員で心を一つに記念撮影を行いました。充実感に満ちた子どもたちの笑顔がとても印象的です。

明日からはいよいよ夏休みが始まります。健康と安全に気をつけ、地域の中で様々な経験を積んでほしいと願っています。改めまして、1学期間ありがとうございました。どうぞ素敵な夏休みをお過ごしください。

スマホやネットとどう付き合う?「ネット依存」と「これからの使い方」

本日、熊本県球磨教育事務所から社会教育主事の先生をお招きし、8・9年生を対象に「親の学び」次世代編講座を実施しました。最初は緊張をほぐすアイスブレイクからスタート。会場は一気に楽しい雰囲気に包まれ、リラックスした表情で本題へと入っていきました。今回のテーマは、もうすぐ始まる夏休みを前に、ぜひじっくりと考えてほしかった「スマホやネット、SNSなどの使い方を考えよう」です。

自分自身の生活を振り返る
生徒たちはまず、日頃の自分自身のスマホの使い方や生活習慣を振り返り、知らず知らずのうちに「ネット依存」になっていないかを考えました。
ネットに依存してしまうと、心や体への悪影響だけでなく、家族との関係(家庭的影響)や学校生活・友達関係(社会的影響)にも深く関わってくることを、分かりやすく教えていただきました。

現代ならではの課題「生成AI」や情報バイアス
さらに、最近急激に身近な存在となった「生成AI」についても意見を交わしました。生徒たちからは、

*「頼りすぎると語彙力が低下してしまう」
*「著作権の問題がある」
*「出力される情報に間違いが含まれることがある」

といった、極めて鋭く、的確な問題点が次々と出されました。
また、自分が見たい情報ばかりが偏って表示される「フィルターバブル」や、同じような意見ばかりに囲まれて極端な考えに陥りやすくなる「エコーチェンバー」といった現代のネット社会の仕組みと落とし穴についても学び、真剣な表情で聞き入っていました。

安全・安心で充実した夏休みに向けて
最後に、ネット依存やネットのトラブルに巻き込まれないために、具体的に「これからどのように生活していけばよいか」を一人一人がワークシートにまとめました。

いよいよ今週末から、待ちに待った夏休みが始まります。
今回学んだことをしっかりと胸に刻み、スマホやネットと上手に、そして主体的に付き合いながら、安全・安心で、何より充実した最高の夏休みにしてもらいたいと思います。

待ちに待った外遊び!久しぶりの元気な声が響くグラウンド

7月8日の梅雨明け以来、連日厳しい日差しと猛暑が続いていました。

毎日のように暑さ指数(WBGT)が危険な数値に達していたため、子どもたちが大好きな昼休みの外遊びは、ずっと禁止にせざるを得ない日々が続いていました。

しかし、今日は朝から曇り空が広がり、一時的に雨が降るお天気となりました。

湿度は82%と高めだったものの、気温は25.7℃。お昼12時時点の暑さ指数(WBGT)は30.4と、久しぶりに外遊びができる基準となりました。

「今日の昼休みは、外で遊べます!」という知らせを聞いた子どもたちは大喜び。

久しぶりに解禁されたグラウンドには、一気に明るい歓声が戻ってきました。

広いコートで思いきりサッカーに熱中する高学年、涼しい木陰に集まって楽しそうにおしゃべりをする黄色い帽子の低学年、そしていろんなところを元気いっぱいに駆け抜ける子どもたち。

それぞれが思い思いの場所で、本当に嬉しそうな笑顔を見せてくれました。

やはり、子どもたちがのびのびと体を動かす姿は、学校全体を元気にしてくれます。

早いもので、1学期も残すところあと2日となりました。

最後まで、この明るく、楽しく、そして元気いっぱいの水上学園らしく、みんなで笑顔で締めくくりたいと思います。

税金から学ぶ私たちの未来!9年生の租税教室

 

中学校における租税教育の大きな目的は、小学校で学んだ「税金の役割」からさらに一歩踏み込んで、「財政の役割」を深く理解することにあります。納税の義務に基づく公平な税負担の仕組みや、集められた税金がどのように社会へ還元されているのかを学ぶことは、生徒にとって大切な機会となります。

本日、本校の9年生を対象に、人吉球磨法人会の方々を講師としてお迎えし、租税教室を開催いたしました。

租税教室では、税金の種類やその分配方法について分かりやすく解説していただきました。特に「子ども一人あたりに、どれくらいの税金が使われているか」という具体的な数字や、学校を維持するためにかかっている税金の額には、生徒たちも驚きを隠せない様子でした。また、私たちの身近な地域である水上村の実際の税収や支出についても詳しく学び、税金がどれほど自分たちの暮らしに直結しているかを実感できたようです。

租税教室の途中には、なんと「1億円のレプリカ」を持たせていただく貴重な体験もありました。ずっしりとしたその重みに、生徒たちからは歓声が上がっていました。最後はクイズ形式で楽しく学んだことを振り返り、終始笑顔の絶えない、充実した学びの時間となりました。

学校生活のあらゆる場面で、たくさんの税金が活かされています。生徒たちには今回の租税教室をきっかけに、社会を支える未来の「納税者」として、社会や国の在り方を自分事として主体的に考える自覚を育んでほしいと願っています。

 

 

猛暑に負けず、それぞれの目標へ!〜「個別最適な」水泳学習〜

本日も厳しい日差しが照りつけ、お昼の気温はなんと36.8℃に達しました。

暑さ指数(WBGT)も32.1と、熱中症対策において「危険」とされるレベルの猛暑日です。

そんな中、4時間目のプールでは5・6年生の水泳の授業が行われていました。

きらきらと輝く青い水面は、見ているだけでも気持ちよさそうですが、子どもたちはただ水浴びをして涼んでいるわけではありません。

プール内はそれぞれの泳力に応じたコースやメニューが細かく設定されており、子どもたちは自分の目標に向かってひたむきに練習に取り組んでいました。

浅いコースで自信がつくまで何度もバタ足に励む子

ビート板を使ってクロールの丁寧な息継ぎを確かめる子

そして息継ぎのタイミングに気をつけながら「少しでも長く泳ぎたい」と距離に挑戦する子。

暑さに負けない熱いエネルギーで、まさに「個別最適な学び」がプールいっぱいに展開されていました。

もちろん、この危険な暑さの中ですので、こまめな水分補給や休憩など、安全面には最大限の配慮と対策を講じて授業を行っています。

気がつけば、1学期もあと4日で終了となります。

厳しい暑さはまだまだ続きそうですが、子どもたちが最後まで安全に、そして充実したまとめの時間を過ごせるよう、職員一同しっかりと見守ってまいります。

小さな親切が繋ぐ、温かい笑顔の輪

夏の青空の下、スクールバスの車庫の横にある斜面に大きなカエルが登場し、笑顔でみんなを出迎えています。

実はこれ、バスの運転手さんが草刈りをする際、少しずつ草を残しながら工夫して作ってくださったアートなのです。最近、子どもたちの間でも「あそこにカエルがいる!」と大きな話題になっています。毎日、子どもたちを安全に送り迎えするだけでなく、目を楽しませようとしてくださる運転手さんの粋な心遣いに、心から感謝の気持ちでいっぱいです。

1年生の道徳「考え、議論する道徳」

そんな素敵な親切に包まれる中、教室でも「温かい心」についての学びが行われていました。1年生の道徳の時間です。

この日のテーマは、教材『はしのうえのおおかみ』をもとにした「親切・思いやり」について。子どもたちは、みんなで「考え、議論する道徳」に一生懸命取り組んでいました。

  • それぞれの体験を振り返る:これまでに自分が優しくしてもらったこと、嬉しかったことを思い出しながら意見を出します。
  • みんなで意見を交わす:ワークシートを手に持ちながら、「親切にすると、どんな気持ちになるかな?」「おおかみさんはどうして気持ちが変わったんだろう?」と、お互いの考えを熱心に伝え合っていました。

> 「優しくされると、あたたかい気持ちになるね」
> 「今度は自分も、誰かに優しくしてあげたいな」

教室の黒板には、子どもたちの素直で優しい言葉がたくさん並び、まさに「あたたかいこころ」が溢れる時間となりました。

世の中は、誰かの「小さな親切」や「思いやりの心」の積み重ねで成り立っています。
運転手さんが作ってくれた草刈りのカエルも、1年生が学んだ親切の心も、すべては誰かを笑顔にしたいという温かい気持ちから生まれたもの。

水上学園が、これからもそんな優しさと感謝の笑顔でいっぱいの学校であり続けるよう、みんなで温かい輪を広げていきたいと思います。

地域が教室!2年生の町探検で出会った「本物の学び」

梅雨が明け、いよいよ本格的な猛暑がやってきました。そんな暑さにも負けず、本日、2年生は生活科の授業「とび出せ!村のたんけんたい」として、元気に町探検へ出かけました。

最初に向かったのは、「猫寺」の愛称で地域に親しまれている生善院です。お寺に到着すると、なんとちょうど貴重な茅葺屋根の葺き替え作業が行われている真っ最中でした。今回はご住職と職人のみなさんのご厚意により、特別にヘルメットを着用して、普段は立ち入ることのできない作業現場を見学させていただきました。間近で見る職人さんの技と伝統の重みに、子どもたちは真剣な眼差しを向けていました。

次にお邪魔したのは、「愛甲畳店」さんです。こちらでは、日本の伝統的な畳が目の前で出来上がっていく様子を、驚くほどの近さで見学させていただきました。機械の動く音やいぐさの心地よい香りに包まれながら、子どもたちは熱心にお話を聞き、タブレットで写真を撮ったりノートにメモを書き留めたりしていました。

教科書を開くだけでは決して得られない、地域の歴史や職人さんの息遣いに直接触れる「本物の学び」が、そこにはありました。水上村の素晴らしい人や場所のよさに気づき、自分たちの暮らす地域への愛着がさらに深まった一日となったはずです。

温かく子どもたちを迎え入れ、貴重な経験をさせてくださった関係の皆様、本当にありがとうございました。本校はこれからも、こうした「地域とともにある学校づくり」を大切に推進してまいります。

梅雨明けの青空と、それぞれの真夏の一歩

ついに九州北部地方も梅雨明けしたとみられるとの発表がありました。
学校の周りでも一斉にセミが鳴き始め、見上げる夏空がまぶしく、昨日に引き続き厳しい暑さの真夏日となっています。

そんな本格的な夏の幕開けとなった今日から、6年生は2泊3日の体験学習へと出発しました。行き先は鹿児島県の大隅青少年自然の家です。
朝早くから多くの保護者の皆さんに見送られ、元気いっぱいにバスに乗り込んでいきました。今日の日程では、鹿屋航空基地資料館の見学や、新城海の家での海の活動などが予定されています。自然の中での様々な体験を通して、一回りも二回りも成長し、たくさんの楽しい思い出を作ってきてほしいと願っています。

一方、お留守番となる水上学園の昼休みは、WBGT(暑さ指数)の測定結果から「危険な暑さ」となりました。
そのため、熱中症予防として外遊びはぐっと我慢し、冷房の効いた室内での活動に切り替えました。そんな中、校内を盛り上げてくれたのが図書委員会主催の「カルタ大会」です。

今日は1、2年生の部が開催されました。図書委員会のお兄さん、お姉さんが優しく読み札を読んでくれる中、子どもたちは床に並んだ絵札をじっと見つめ、真剣勝負!「はい!」と元気な声が教室に響き渡り、暑さを忘れるほどの熱戦が繰り広げられていました。

外は焦げるような暑さですが、子どもたちはそれぞれの場所で、充実した夏の1日目を全力で過ごしています。

七夕の奇跡! グラウンドに響く歓声

7月7日、今日は七夕です。梅雨の終わりが近づき、台風の接近も心配される不安定な天候が続いていましたが、子供たちの願いが届いたのか、今日は久しぶりに太陽が力強い顔を見せてくれました。まるで織り姫と彦星の再会を祝福しているかのような、まぶしい青空の広がる一日のスタートです。

7月に入ってからというもの、ぐずついた天気が続き、子供たちは大好きな運動場で遊ぶのをずっと我慢していました。それだけに、昼休みのチャイムが鳴ると、待ってましたとばかりに元気よくグラウンドへ飛び出していく姿が見られました。

今、世間ではサッカーワールドカップの話題で持ちきりですが、ここ水上学園のグラウンドも、本家に負けないほどの熱気に包まれています。

最高学年である9年生は、学年全員で「男子対女子」のガチンコサッカー対決を開催!ビブスを身にまとい、制服のスカートをなびかせながらも、男子の鋭いドリブルに果敢に挑む女子生徒たち。そして、手加減なしで真剣にゴールを狙う男子生徒たち。お互いに声を掛け合いながらボールを追いかける姿は、さすが最上級生、素晴らしいチームワークと迫力です。

お兄さん、お姉さんたちの熱い戦いに負けじと、前期課程の小さな子供たちも黄色い帽子をかぶってサッカーに興じていました。体いっぱいに太陽の光を浴びながら、一生懸命にボールを蹴る姿がとても微笑ましかったです。

緑豊かな山々に見守られた広いグラウンドに、子供たちの「ナイスパス!」「いけー!」という弾んだ歓声が響き渡りました。そんな当たり前の、だけどかけがえのない活気ある日常が戻ってきたことを、心から嬉しく思う七夕の午後でした。子供たちの健やかな成長への願いも、きっと天まで届くことでしょう。

雨空を吹き飛ばす、水上学園の日常―義務教育学校の強み―

 

日曜日は県内で線状降水帯が発生するなど、梅雨末期の大雨が心配される不安定な天候が続いています。しかし、そんな雨雲を吹き飛ばすかのように、水上学園の子どもたちは今日もそれぞれの「学び」に深く向き合っています。

今日から後期課程では期末テストが始まりました。教室にはピンと張り詰めた緊張感が漂い、真剣に問題用紙に向き合う先輩たちの姿があります。

先日、本校を視察に訪れた他町の教育委員会の方々と、こんな話題になりました。
「定期テストに挑む中学生の真剣な姿を、同じ校舎内で小学生が日常的に目にするのは、学習意欲やキャリア意識にとても良い効果があるのではないか」

実は今、次期学習指導要領の改訂に向けた中教審の審議において、これからの時代に必要な「高次の資質能力」の育成が注目されています。単なる暗記にとどまらない「生きて働く知識及び技能:統合的な理解」や、正解のない時代を生き抜く「未知の状況にも対応できる思考力、判断力、表現力等:総合的な発揮」をどう育むか、という論点です。

まさに今日、期末テストが行われているすぐお隣の教室では、前期課程の5年生が国語の授業で「同じ読みの熟語」を学んでいました。子どもたちは国語辞典を片手に、単に言葉を覚えるだけでなく、既習の知識を結びつけながら(統合的な理解)、お互いに意見を出し合い、主体的に思考を巡らせていました(総合的な発揮)。

わずか数メートル先の教室では、数年後の自分たちがテストに挑む姿があります。先輩たちの背中から未来の自分の姿を予想し、自分の現在地を知る。そして、日々の学びがどう未来へつながるかを肌で感じる。

施設一体型の義務教育学校である水上学園では、中教審が目指すような、知識を統合し、未知の状況へ向かうための確かな資質・能力の基盤が、特別なことではなく「日常の風景」として当たり前に育まれているのかもしれません。

雨の日も、子どもたちの未来へつながる確かな一歩が、この校舎の中で力強く刻まれています。

 

地域とともに歩む水上学園~学校運営協議会を開催~

今年度第2回目となる学校運営協議会を開催いたしました。委員の皆様にはご多用な中ご出席いただき、誠にありがとうございました。

まずは、子どもたちの普段の学習の様子を見ていただくため、各教室の授業参観からスタート。いつも以上に張り切る子、少し緊張した面持ちの子など様々でしたが、地域の方々に見守られる温かい雰囲気の中で授業が行われました。

委員の皆様との熱心な意見交換
その後の協議会では、今年度の学校経営基本方針や1学期の子どもたちの様子についてご説明し、委員の皆様から大変貴重なご意見やご提案をいただきました。

・学校行事の平日開催に向けての方向性
・夏休み中における児童生徒の安全確保(水難事故防止やネットトラブルへの対応)
・職員トイレをはじめとする学校環境の整備について

子どもたちの安全安心、そしてこれからの時代に合わせた学校運営について、多角的な視点から熱心に議論が交わされました。

新たな試み「学びを支える環境づくり」の視点
また、今回は新たな試みとして、事務職員が中心となり「子どもたちの学びを支える環境づくり」という視点での参観・評価もお願いいたしました。

施設や設備が子どもたちにとって安全で使いやすいものになっているか、事務職員が直接ご説明を交えながら委員の皆様に確認していただきました。

1年間を通して地域の皆様にお気づきをいただきながら、今後の具体的な環境整備や教育条件の改善にしっかりと役立ててまいりたいと考えております。

水上学園は、これからも地域の皆様のお知恵と協力をいただきながら、「地域とともにある学校づくり」をより一層推進してまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

未来の水上村を創るのは私たち!~熱気に満ちた村長講話~

後期課程(7年生~9年生)を対象に、水上村長・中嶽弘継様をお招きしての「村長講話」が開催されました。

講話のテーマは、水上村が直面する「地方創生に向けた施策」。村長からは、平成26年に始まった国の地方創生事業の歩みや、令和6年に改訂された最新の「水上村人口ビジョン」に基づいた、村の現状と将来への展望が熱く語られました。

人口減少という厳しい現実に向き合いつつも、村を元気にするための具体的な挑戦が次々と紹介されました。アスリートが集う「水上スカイビレッジ」を核としたスポーツ交流や観光の振興、ふるさと納税による財政基盤の強化、そして手厚い子育て・教育環境の整備など、村の魅力を活かした自律的な街づくりの数々に、生徒たちは目を見開き、真剣な眼差しで聞き入っていました。

特に9年生にとっては、今回の講話は特別な意味を持ちます。10月に予定されている「子ども議会」に向けて、村の財政や産業、福祉の現状を直接学べる最高の機会となったからです。生徒たちは「自分たちの質問をより深く、村の未来を見据えたものにしたい」と、早くも本番への意欲を高めていました。

「これからの水上村を支え、創っていくのは自分たちだ」
そんな高い志と郷土への誇りを胸に刻んだ、大変意義深い一日となりました。

大変おいそがしい中にご講話いただいた中嶽村長に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

先生たちも日々勉強!〜水上学園で音楽の公開授業が開催されました〜

今年度から、人吉球磨管内では新たな試みとして、全教科の教育研究会が同日に一斉開催されることになりました。これまでは教科ごと開催日が異なっていたため、「行きたいけれど参加できない」という課題がありましたが、この見直しによって先生方がそれぞれの専門や担当教科の研究会へ一斉に出向いて学べるようになりました。

そんな中、本校は「音楽研究会」の会場となり、黒﨑真梨先生が8年生の音楽の授業を公開しました。授業では、J.S.バッハの「フーガト短調」を教材に、生徒たちが1人1台のタブレット端末を活用。Canvaのホワイトボード機能を使って、自分が感じ取った曲想の変化や音楽の構造を付箋に書き込み、リアルタイムで画面上で共有し合いながら、旋律の重なりや曲の魅力を探る協働学習が行われました。

管内から集まった40人を超える先生方が教室の後方まで熱心に見守る中、生徒たちは緊張しながらも、生き生きと自分の考えを表現し、友達と意見を交わしていました。

授業後の研究協議では、参観した先生方からたくさんの素晴らしい意見や感想をいただき、講師の先生からも専門的な指導・講評をいただくなど、非常に中身の濃い充実した研究会となりました。

子どもたちに「主体的で深い学び」を届けるために、先生たちもこうして日々、指導法の工夫を凝らし、学び続けています。今回の成果を今後のすべての授業づくりに生かしてまいります。

未来の地球と向き合う一日〜「水俣に学ぶ肥後っ子教室」〜

 

本日、5年生が「水俣に学ぶ肥後っ子教室」へと出発し、現地で深く、あたたかい学びの時間を過ごしました。

環境学習では、「地球環境問題と私たちのくらし〜ごみと循環社会〜」をテーマに勉強しました。「環境を守るために、自分には何ができるだろう?」という目標に向かって、子どもたちは大奮闘。友達同士で「これってどう思う?」と意見を伝え合いながら、真剣にこれからの暮らし方について考えていました。

正しく知り、心で受け止める
水俣病資料館等へも足を運びました。
子どもたちの様子を見ていて胸が熱くなったのは、その「学ぶ姿勢」です。「水俣病のことを正しく知る」という目的に向かって、展示物の一文字一文字を食い入るように見つめ、ノートが真っ黒になるほど熱心にメモを取っていました。

そして何よりも心に響いたのは、語り部の方の講話でした。
シーンと静まり返った部屋の中で、子どもたちは語り部の方の言葉を一言も聞き漏らすまいと、真剣な眼差しで聞き入っていました。当時の苦しみやつらさだけでなく、「命の大切さ」や「これからの未来を生きる子どもたちへの願い」が、しっかりと子どもたちの心に届いたのを感じます。
講話の終了後には、感謝の気持ちを伝えるとともに、一緒に記念撮影をするなど温かい交流のひとときを持つこともできました。

これからの5年生に期待すること
今回の学びは、教科書を読むだけでは決して得られない、心に深く刻まれるものになったはずです。

  • 環境を守るために、今日からできることを始めること
  • 正しい知識を持ち、人の痛みに寄り添える優しさを持つこと

この二つの宝物を胸に、5年生がこれから学校や地域でどんな行動を起こしてくれるのか、今からとても楽しみです。

ご家庭でもぜひ、今日のお土産話をたくさん聞いてあげてください。

青空広がる水上学園!〜きらめく夏の足音〜

 

うっとうしい梅雨の合間を縫うようにして、本日は見事なまでのさわやかな青空が広がりました。美しくそびえる緑の山々を背景に、水上学園の校庭には子どもたちの元気な声が響き渡っています。まさに、本格的な夏の到来を予感させる絶好の活動日和となりました。

水しぶきを上げて!3・4年生の水泳学習
プールからは、きらきらと輝く水面と一緒に、歓声が聞こえてきます。3・4年生の水泳の授業です。

子どもたちはそれぞれの泳力に合わせ、個別の課題に一生懸命取り組んでいます。「もっと遠くまで泳げるようになりたい!」「バタ足をかっこよく決めたい!」と、目標はそれぞれ。先生や友だちに見守られながら、自分の限界に挑戦して何度も水に飛び込む姿は、とても頼もしく映りました。

夢中で追いかける!2年生の虫探し
一方、帽子をかぶった2年生は、虫網と虫かごを手に校庭や中庭へと飛び出していきました。生活科の「虫探し」の時間です。

「あっちにトンボが飛んだぞ!」「草の中にバッタがいる!」と、目を輝かせながら夢中で生き物たちを追いかけています。地面にしゃがみ込んでダンゴムシをそっと観察したり、捕まえた虫を嬉しそうに見せ合ったり。自然豊かな水上学園だからこそできる、五感をフルに使った素晴らしい学びのひとときとなりました。

【お願い】
本日の午後は、久しぶりに最高気温が30℃を超え真夏日になりました。学校でもこまめな水分補給や休憩を促し、熱中症対策に万全を期してまいります。ご家庭におかれましても、体調管理の基本である「早寝・早起き・朝ごはん」のご協力をよろしくお願いいたします。

 

笑顔いっぱい!「お弁当プロジェクト」を実施しました

本日、水上学園では「お弁当プロジェクト」を実施しました。この取り組みは、子どもたちがお弁当作りに携わることで、食の重要性を実感し、自身に必要な食品を選ぶ力を身につけるとともに、日々食事を作ってくれる家族への感謝の心を養うことを目的としています。

子どもたちは、買い物から調理まで全てを一人で行う「完璧コース」から、メニューの相談やお弁当をバッグに詰める手伝いをする「相談&バッグ詰めコース」まで、自分の成長や目標に合わせたコースを選び、計画的に準備を進めてきました。

待ちに待ったお昼の時間、教室には工夫を凝らした素晴らしいお弁当がたくさん並びました。「主食3・主菜1・副菜2」の理想的なバランスを意識したものや、彩り豊かなおかずを隙間なくきれいに詰め込んだものなど、どれも子どもたちの心のこもった力作ばかりです。

自分自身が関わって作ったお弁当の味は格別だったようで、教室はいつも以上のまぶしい笑顔であふれていました。お互いのお弁当を見せ合いながら、嬉しそうに頬張る姿がとても印象的でした。今回の体験を通して、食への関心はもちろん、家族への「ありがとう」の気持ちがさらに深まったことと思います。

保護者の皆様におかれましては、事前のメニュー相談や材料の買い出し、調理のサポートなど、多大なるご協力と温かい応援をいただき、本当にありがとうございました。

 

1年生から9年生までが紡ぐ「心の絆」~温かい空気にあふれた人権集会~

本日、「人権集会」を開催しました 。この集会は、全校児童生徒が「仲間づくり」について深く考え、お互いの人権を尊重し合う豊かな人権感覚を養うことを目的としています 。

体育館に足を踏み入れると、そこにはあどけない表情の1年生から、最高学年として凛々しく頼もしい姿の9年生までがズラリ 。この「1年生から9年生が一堂に会する」光景こそが、本校ならではの大きな魅力であり、誇りです。

第1部では、各学年が工夫を凝らして決めた今年度の「人権宣言」や「なかよし宣言」の紹介が行われました 。
ステージ前に並んだ下級生たちが、声をそろえて一生懸命に発表する姿はとても健気で、そのまっすぐな眼差しからは「仲間を大切にしたい」という強い決意がひしひしと伝わってきました。それを温かく見守り、大きな拍手を送る上級生たちの眼差しもまた、優しさに満ちあふれていました。

第2部では、児童生徒会が主導する「縦割り班活動」を実施しました 。
まずは「ふうせんラリー」のアイスブレイクからスタート !年齢も体格も違う仲間たちが、手を取り合い、一つの風船を落とさないように必死に追いかけます。あちこちで笑顔がはじけ、体育館は一気に歓声と拍手に包まれました。中学生が小学生の動きに合わせて、そっと優しくリードする姿がとても印象的でした。

そして、集会のなかでも特に心が温まったのが、円になって語り合う「つながりタイム」です 。
「最近がんばっていること」をお題に、たすきを回しながら一人ずつ話をしていきました 。驚いたのは、9年生の男子生徒たちが自然と床に腰を落とし、小さな1年生と同じ目線になって「うん、うん」と優しく頷きながら話を聴いていたことです。
自分の話を真剣に聴いてもらえる喜びは、子どもたちの心をそっと満たしてくれます。上級生が下級生の話に共感し、温かい言葉をかける姿がそこかしこで見られ、体育館全体がまるでお日様のような優しさに包まれていました 。

「明るく・楽しく・元気な水上学園」をつくり上げるため、子どもたちは今日、児童生徒会スローガンどおり、前向きな心で「新しい一歩」を確かに踏み出しました 。
実生活のなかでも、今日誓い合った人権宣言や、縦割り活動で深まった「心の絆」を大切に、みんなで温かい学校を創っていってほしいと願っています 。

雨の日はしっとりと、じっくりと〜水上学園の豊かな学び〜

 

九州各地では線状降水帯の発生が懸念されるなど、ここのところ梅雨らしい天気が続いています。
本校の校舎も、しとしとと降る雨と山にかかる霧に包まれ、どこかしっとりと落ち着いた雰囲気が漂っています。

そんな雨の日だからこそ、子どもたちはいつも以上に集中し、各教室でじっくりと学習に取り組んでいます。本日の生き生きとした授業の様子を紹介します。

各学年の工夫を凝らした授業風景

1年生:図書室でのわくわく読み聞かせ
国語の授業では、図書室でお気に入りの本を借りた後、担任の先生による絵本の読み聞かせが行われました。みんな先生の声に耳を傾け、お話の世界にすっかり引き込まれていました。
3・4年生:体育館でダイナミックにマット運動
雨でも体育館は熱気に満ちています。3・4年生の体育ではマット運動に挑戦中。「前回り」や「後ろ回り」の手のつき方や回転のコツを意識しながら、何度も一生懸命に練習を重ねていました。
9年生:音楽室に流れる美しい調べ
最上級生である9年生は、音楽室で名曲「ブルタバ」の学習に取り組んでいました。電子黒板や資料を活用しながら、曲の背景や旋律の美しさを感じ取り、じっくりと楽曲の魅力に向き合う姿はさすが最高学年です。

外の雨音を心地よいBGMにしながら、それぞれの学年が素晴らしい集中力を見せてくれた1日でした。これからもしばらく不安定な天気が続く予報ですが、安全第一に気を配りながら、日々の充実した学びを支えてまいります。

 

雨の日は、静かに本を開いて。〜心と頭を育む「読書タイム」〜

しっとりとした雨が降る日の水上学園。校舎を囲む山々の豊かな緑が、雨に濡れていっそう鮮やかに映る中、子どもたちは落ち着いた雰囲気のなかで学校生活を送っています。外で元気に遊べない雨の日だからこそ、校内にはいつもと違う、穏やかで充実した時間が流れています。

水上学園では、原則週2回、火曜日と木曜日の13:40〜14:00までの20分間を「読書タイム」としています。この時間が始まると、校内はそれまでの賑やかさが嘘のように、心地よい静寂に包まれます。ページをめくる微かな音だけが教室に響き、子どもたち一人ひとりが自分の世界へと没頭していきます。

教室を覗いてみると、小学校の低学年から中学校の最高学年まで、それぞれが選んだお気に入りの本を熱心に読み進めています。そして水上学園の素晴らしいところは、子どもたちだけでなく、担任をはじめとする職員も一緒になって自分の本を開き、読書に勤しんでいる点です。大人も子どもも同じ空間で、共に静かに本と向き合う。この「全員で取り組む」という姿勢が、学校全体の落ち着いた環境作りに深くつながっています。

ある研究結果では、読書量が多い子どもほど学習意欲が向上し、さらに心が安定して落ち着く傾向にあることが分かっています。文字を追いかけ、物語の世界に想像を膨らませる時間は、知識の引き出しを増やすだけでなく、相手の気持ちを思いやる豊かな感性や、じっくりと物事に取り組む集中力を養うために欠かせないものです。情報が溢れる現代だからこそ、こうした「静かに文字と対話する時間」の価値はいっそう高まっています。

真剣な眼差しで本と向き合い、日々、心も頭も大きく成長を続けている水上学園の子どもたち。これからも、たくさんの素敵な本との出会いを通して、自らの世界をさらに広げ、豊かな内面をじっくりと育んでいってほしいと願っています。ご家庭でもぜひ、今日どんな本を読んだのか、お子様との会話のきっかけにしてみてください。

 

 

【中体連大会】全力で挑んだ3日間、それぞれの輝きと次へのステップ

先週の20日(土)から、いよいよ今年の郡市中体連大会が幕を開けました。天候に一喜一憂しながらも、生徒たちはこれまでの練習の成果を胸に、それぞれの舞台で全力の挑戦を見せてくれました。

土曜日の開幕:雨の中での緊張と躍進
初日の20日は朝からあいにくの雨模様となり、テニスと野球は順延を余儀なくされました。そんな中、屋内競技のバドミントンが開催。今回が初めての大会出場となった7年生の二人は、言葉にできないほどの緊張感を抱えながらも、コートに立つと持てる力をしっかりと発揮していました。素晴らしい粘りを見せ、女子の部では西川さんが見事に3位入賞を果たしました!

日曜日の熱戦:合同チームの絆と団体戦のプライド
翌21日は雨も上がり、順延された競技が行われました。
野球部:湯前中・錦中・相良中との4校合同チームで出場しました。人吉一中・球磨清流合同チームを相手に最後まで声を掛け合い、がんばりましたが、結果は1-8(5回コールド)での敗退。しかし、学校の垣根を越えた熱い絆が見える素晴らしい戦いぶりでした。
テニス部(団体戦):男子は1回戦の人吉一中戦を3-0で見事勝ち上がりましたが、2回戦であさぎり中に一歩及ばず。女子も1回戦であさぎり中と対戦し、惜しくも敗退となりました。

本日の個人戦と静かな教室
本日22日(月)は、テニスの個人戦が開催されました。
そのため、学校に残った生徒たちの教室を覗いてみると、テニス部のメンバーがいない分、写真のとおり空席が目立ち、いつもより少し静かな一日となりました。

テニスの個人戦では、一人ひとりが最後まで善戦したものの、惜しくも県大会出場の切符をつかむことはできませんでした。しかしその中で女子の、井上・藤原ペアと多田・椎葉ペアが激戦を勝ち抜き、ベスト8入りを果たす健闘を見せてくれました!

培ってきた力は、必ず次のステージへ
それぞれの部で、最後まで諦めずに白球やシャトルを追いかけた生徒たち。
結果こそ悔しいもの、残念なものもありましたが、これまで仲間と共に流した汗、苦しい練習を乗り越えて培ってきた力は、これからの人生において必ず大きな財産となります。

この悔しさと経験を糧に、生徒たちが次のステージでさらに大きく羽ばたいてくれることを期待しています。保護者の皆様、地域の方々、温かい応援を本当にありがとうございました!