水上学園ブログ

水上学園日記

イタリアの風を感じてー美術室で出会う「ルネサンスの鼓動」ー

ミラノ・コルティナオリンピック公式サイト https://www.olympics.com/ja/milano-cortina-2026 より 

ミラノ・コルティナ冬季オリンピックが幕を閉じました。17日間にわたり、氷上や雪上で繰り広げられた選手たちの躍動感あふれる姿は、私たちに多くの感動を与えてくれましたね。開会式や閉会式でも、開催国イタリアらしい芸術性の高い演出が随所に見られ、あらためて「芸術の国」としての層の厚さを感じた方も多いのではないでしょうか。

そんな興奮冷めやらぬ中、本校の美術室を覗くと、8年生たちが、まさにそのイタリアが生んだ至宝「ルネサンス美術」の鑑賞授業に取り組んでいました。

500年の時を超えて対話する

授業の主役は、誰もが一度は耳にしたことがある巨匠、ミケランジェロ・ブオナローティです。モニターに映し出された『ダヴィデ像』の凛々しい姿に、生徒たちの視線が集中します。

「この像、実際はどれくらいの大きさだと思う?」という先生の問いかけに、ワークシートを埋めながら想像を膨らませる生徒たち。実は5メートルを超える巨大な大理石像であることを知ると、「えっ、そんなに大きいの?」「どうやって削ったんだろう」と驚きの声が上がります。

「万能の天才」から学ぶグローバルな視点

授業では、ミケランジェロだけでなく、レオナルド・ダ・ヴィンチやラファエロといった「ルネサンスの三大巨匠」についても学びを深めました。ピエタ像の持つ圧倒的な慈愛の表現。バチカン市国のシスティーナ礼拝堂に描かれた、天井を埋め尽くす壮大な壁画。

500年以上も前に作られた作品が、今なお世界中の人々を魅了し続けている理由は何なのか。生徒たちは、資料を読み解きながら、当時の人々が「人間」をありのままに表現しようとした情熱に触れていました。

教室から世界へ

オリンピックを通じてスポーツの力を感じた今、この鑑賞授業は、異文化を理解し、世界各国の素晴らしい遺産に敬意を払う「グローバルな視点」を養う絶好の機会となりました。教科書の中の知識として覚えるだけでなく、「いつか本物を見てみたい」という憧れや、異なる時代の価値観を認め合う心が、これからの国際社会を生きる生徒たちの糧になると信じています。美術室の窓から差し込む光を浴びながら、熱心にノートを取る生徒たちの姿。その姿もまた、ルネサンス(再生)の精神のように、新しい自分を見つけ出そうとする輝きに満ちていました。

紅梅が告げる春の足音、9年生の「あと10日」

2月も残すところあと1週間となりました。ふと中庭に目を向けると、鮮やかな紅梅が次々に花を咲かせています。青空に映えるそのピンク色は、冬を耐え抜いた力強さと、新しい季節の訪れを感じさせてくれます。

教室で見つけた「10」の重み

今日、9年生の教室前を通りかかると、掲示されている「進路カレンダー」が目に留まりました。そこには、卒業まで、そしてこの学び舎に登校する日数が「残り10日」であることが記されていました。「10」という数字をどう感じるでしょうか。受験という大きな壁に立ち向かっている彼らにとっては、緊張感のあるカウントダウンかもしれません。しかし、同時にこの校舎で仲間と笑い、語り合える時間が、砂時計の最後の一粒のように、とても貴重なものに思えてなりません。

かけがえのない「今」を刻む

教室をのぞけば、カメラにピースを送ってくれる元気な笑顔があります。「WE CAN! WE MUST! WE WILL!」という掲示物の通り、自分たちの可能性を信じて突き進もうとする9年生の姿は、下級生にとっても大きな道標です。卒業式までの10日間は、単なる通過点ではありません。

当たり前だった授業、昼休みのはしゃぎ声、放課後の静かな教室

そのすべてが、彼らの人生の土台となる「水上学園での最後の記憶」として刻まれていきます。

私たちは、彼らがこの10日間を一日たりとも無駄にせず、充実した時間を過ごしてくれることを願っています。そして迎える3月8日の卒業式。涙と笑顔が混ざり合う、最高の旅立ちの日にしましょう。その先に広がる未知の未来が、この紅梅のように美しく花開くものであることを、教職員一同、心から信じています。

あと10日。一分一秒を、大切に。

地域の味、伝統のバトンをつなぐ調理実習

窓の外には春の気配が漂い、調理室からは出汁の芳醇な香りが廊下まで広がっています。7年生は家庭科の授業で「郷土料理」の調理実習を行いました。

今回挑戦したのは、私たちの地域に古くから伝わる「つぼん汁」「まぜご飯」「白和え」「ねったんぼ」の四品。地域の行事やお祝いの席には欠かせない、心温まる献立です。

この学びを力強く支えてくださったのは、いつも水上学園を温かく見守っていただいている地域の女性部の皆様です。

匠の技を間近で学ぶ

生徒たちは、慣れない手つきで包丁を握り、こんにゃくを切ったり、野菜を細かく刻んだりすることに大苦戦。しかし、各グループに入ってくださった女性部の皆さんが、「ここはこうすると味が染みやすいよ」「包丁はこう構えて」と、優しく、時には職人のような鋭い眼差しで丁寧に指導してくださいました。

教科書を読むだけでは決して得られない、経験に裏打ちされた「生きた知恵」。生徒たちの表情は真剣そのもので、鍋の中で具材が踊る様子を食い入るように見つめていました。

世代を超えた「おいしい」の共有

調理が進むにつれ、調理室には活気ある対話が溢れました。
「昔はね、この料理をこうやって作っていたのよ」
そんな地域の歴史や食文化に触れるお話は、生徒たちにとって何よりのスパイスになったはずです。

出来上がった料理を口にした生徒たちの顔には、パッと明るい笑顔が広がりました。
自分たちの手で作った喜びと、地域の方々と一緒に作り上げた達成感。
「郷土の味」とは、単なるレシピではなく、こうした人とのつながりの中で受け継がれていくものなのだと、改めて実感する貴重な時間となりました。

おいそがしい中、朝早くからご協力いただいた女性部の皆様、本当にありがとうございました。
水上学園の生徒たちは、こうして地域の方々の愛情をたっぷり注がれながら、故郷の誇りを学んでいます。

次はどんな「地域の宝」を見つけることができるでしょうか。

今回の調理実習について、ご家庭でもぜひ感想を聞いてみてくださいね。

「令和の学び」へバージョンアップ!〜辻准教授と考える、今日からできる小さな一歩〜

本日は前期課程の授業参観に合わせ、鹿児島国際大学の辻慎一郎准教授をお招きし、「令和の時代にふさわしい教育」をテーマに講演会を開催いたしました 。会場では、保護者の皆様が熱心にメモを取られたり、スマートフォンを使ってリアルタイムのアンケートに参加されたりする姿が印象的でした 。

「2040年以降」を見据えた子育てのバージョンアップ

講演の中で辻先生は、今の子供たちが社会に出る「2040年以降」に視点を置くことの大切さを強調されました 。人生100年時代、学校を卒業した後の人生の方がずっと長くなります 。私たちはつい、目先のテストの点数や高校入試に意識が向きがちですが、本当に必要なのは、卒業後の「本番の人生」で力を発揮できる「資質・能力」です 。

特に印象的だったのは、アンケートで皆様が「どんな大人になってほしいか」という問いに対し、「思いやりがある」「自分で考えられる」「人から信頼される」といった、テストでは測れない「非認知能力」を多く挙げられたことです 。これはまさに、これからの時代に最も求められる力と合致しています 。

水上学園の教育と「個別最適な学び」

本校が進めているICTの活用や、一人ひとりの進度に合わせて学ぶ「AIドリル」の導入、そして自ら課題を探っていく「探究学習」についても、辻先生から「方向性はピシャリです」と力強い太鼓判をいただきました 。

少人数ならではの良さを活かし、デジタルとアナログ(本物体験)をバランスよく組み合わせる本校の教育環境は、全国的に見ても非常に恵まれているとのことです 。

今日からできる「小さな一歩」

「子育てに正解はないけれど、みんなで意見を出し合い、納得解を見つけていく力がこれからの時代には必要」という辻先生の言葉から、多くの気づきをいただきました 。

保護者の皆様におかれましても、今日からできる「小さな一歩」を考えてみませんか ?

学校と家庭、そして地域が手を取り合い、子供たちの「ウェルビーイング」を支えていけるよう、これからも共に歩んでいきましょう 。

授業参観と教育講演会へのご参加、誠にありがとうございました。

 

春の陽気の中、運動場で行われる「作戦会議」

 

2月中旬とは思えない、4月上旬並みのあたたかな日差しが運動場を包み込みました。絶好の体育日和となった2時間目、3・4年生たちが元気にサッカーの授業に取り組んでいます。

それぞれの学年で2つのチームに分かれ、ゲーム形式で対戦。子どもたちは、転がるボールを一心不乱に追いかけます。しかし、本校の体育はただボールを蹴るだけではありません。

「考える」から「つながる」へ

試合の合間、笛の合図とともに各チームが円陣を組みました。「作戦会議」の時間です。

「もっと広がって守ろうよ」「次は私が前に出るから、パスをちょうだい」

そんな声が聞こえてきます。ただがむしゃらに動くのではなく、自分のポジションを考え、仲間の動きを予測する。そして何より、仲間の気持ちを思いやりながら言葉を交わす。体育の時間は、まさに「頭と心と言葉」をフル回転させるコミュニケーションの場なのです。

育まれる3つの資質・能力

こうした光景の中に、本校が教育目標として掲げる「身に付けたい資質・能力」の姿がはっきりと見えました。

実践力:自ら考え、どう動くべきかを判断して行動する力。
表現力:自分の意見を伝え、仲間とともに高め合いながら表現する力。

作戦会議で自分たちの課題を見つめ直し、次のプレーに生かそうとする姿は、まさにこの2つの力が体現された瞬間でした。

こうした小さな積み重ねが、仲間との深い「きずな」を生み、ひいては自分たちの学び舎や地域を大切に思う「郷土愛」へとつながっていくのだと確信しています。

あたたかな春風の中、子どもたちの健やかな成長を感じる、清々しい1時間となりました。

明日2月18日は、前期課程の授業参観と懇談会、そして教育講演会を行います。保護者の皆様どうぞよろしくお願いします。

春の香りと、成長への階段

三寒四温。先週までの厳しい寒さが嘘のように、この週末は春を感じさせる温かな空気に包まれました。中庭に目を向けると、紅梅が鮮やかに咲き誇っています。温かな南風に乗って、ふわりと甘い花の香りが校舎まで届き、春の訪れを五感で感じる季節となりました。そんな春めく陽気の中、二年生の教室を覗くと、子どもたちが活気あふれる表情で作業に取り組んでいました。

これまでの自分、これからの自分

二年生は今、明後日の授業参観で行う「発表会」の準備に夢中です。黒板には「はっぴょう会にむけてじゅんびしよう」の文字。その横には「できるようになったよ」「じょうずになったよ」「二年生だいすき」といった、子どもたちの真っ直ぐな言葉が並んでいます。床に大きな模造紙を広げてプログラムを書く子、タブレットでイラストを調べながら招待状や小道具を丁寧に作る子。どの子も「自分たちの成長を伝えたい!」という意欲に溢れています。

一歩ずつ、次の学年へ

三学期も残すところ、いよいよあと一ヶ月余りとなりました。この一年間、子どもたちは勉強だけでなく、友達との関わりや行事を通して、心も体も大きく、たくましく成長しました。

発表会の準備をすることは、単なる練習ではありません。これまでの自分を振り返り、「頑張った自分」を認め、「新しい学年」への期待を膨らませる大切なプロセスです。一歩一歩、確かな足取りで成長の階段を上っていく子どもたち。明後日の授業参観では、そんな彼らの勇姿と、この一年間の輝かしい成果をぜひ温かく見守っていただければ幸いです。

中庭の梅の花が満開になる頃には、子どもたちの自信もまた、満開の花を咲かせていることでしょう。

授業参観当日は、ぜひ子どもたちの「できた!」という喜びに共感し、たくさんの拍手を送ってあげてください。

心をたぐり寄せ、なかまづくりを深める一日〜3学期人権集会〜

日中は春の気配が感じられるようになってきましたね。そのような中、「なかまづくり〜ふりかえろう・たかめ合おう〜」をテーマに、3学期の人権集会を開催しました。

集会の第一部では、1学期に各学年で掲げた「人権宣言」や学習の歩みを振り返る学年発表を行いました。低学年の子どもたちが「いのちはみんなたいせつなんだよ」というメッセージを一生懸命に伝えたり、高学年が自分たちの言葉でなかまへの思いを語ったりする姿には、この一年間の大きな成長が感じられました。全校児童生徒が互いの顔が見えるかたちに向き合い、仲間の声を真っ直ぐに聴き入る姿は、まさに温かな「なかまづくり」の風景そのものでした。

第二部では、熊本県人権教育研究協議会の会長である森山資典様をお招きし、「なかまをつくる部落に生まれて自分を語る」という演題でご講話をいただきました。部落差別問題という重要なテーマを通じ、森山様は「自分を、家族を、故郷を大好きだと笑顔で言える人を育てる」という熊本の人権教育の神髄を、熱く、そして優しく語りかけてくださいました。子どもたちは「差別やいじめをなくすために自分ができること」を、自分自身の課題として真剣に受け止めているようでした。

また、この学びは子どもたちだけではありません。人権集会の後には、森山様による職員研修も実施いたしました。教職員一同、森山様の熱意に触れることで、「一人ひとりが自分らしく輝ける学校」を創るための使命感を新たにする貴重な機会となりました。

本日の学びは、事後指導や感想記入を通じてさらに深めてまいります。寄せられた感想は、後日森山様へお届けする予定です。ご家庭でもぜひ、今日の人権集会についてお子様と話題にしてみてください。

命のバトンを受け取って~2年生「赤ちゃんはどこから」の学習~

寒さの中にも日中は春の気配を感じる今日この頃。2年生は、水上村保健福祉課の保健師さんをお招きし、「赤ちゃんはどこから」というテーマについて学びました。

授業の始まりは、お母さんのお腹の中で命がどのように育っていくのかを学ぶ時間です。黒板には、月日を経て少しずつ大きくなっていく胎児の様子が掲示されました。最初は小さな「受精卵」だった命が、お腹の中で指ができ、心臓の音が聞こえるようになり、元気に動くようになる過程を、子どもたちは真剣な表情で見つめていました。

特に印象的だったのは、電子黒板に映し出されたエコー映像や、胎内の音を聴く場面です。トクントクンと響く力強い鼓動を耳にし、自分たちもこうして大切に育てられてきたのだという実感が、教室全体に広がっていきました。

後半には、実際の赤ちゃんと同じくらいの重さがある人形を抱っこする体験を行いました。
「うわあ、意外と重い!」
「首を支えないと、壊れちゃいそう……」
そんな声があちこちから上がります。慎重に、そして愛おしそうに人形を腕に抱く子どもたちの姿からは、命の重みと尊さを肌で感じ取っている様子がひしひしと伝わってきました。

最後に、担任や保健師さんから「あなたは、みんなに待ち望まれて生まれてきた大切な宝物なんだよ」という温かいお話がありました。授業後の振り返りシートには、驚きや発見、そして自分を支えてくれている周りの人々への感謝の気持ちがたっぷりと綴られていました。

自分自身を大切にすること、そして同じように他人の命も大切にすること。この学びが、子どもたちの心の中に優しい種として根付いてくれることを願っています。ご家庭でもぜひ、お子さんが生まれたときのエピソードなどを話題にしてみてください。

心に刻む、最後の一ページ

本日、9年生にとって、本校で最後となる読み聞かせが行われました。

今回、教壇に立ってくださったのは、長年、水上学園の子供たちを温かく見守り続けてくださっている永石様です。

教室に響く木魚と笑い声
今日の主役は、絵本『だじゃれ日本一周』。
しかし、ただの読み聞かせではありません。永石様が手書きで用意された各都道府県のダジャレ短冊を一枚一枚めくるたびに、生徒がリズムよく「ポク!」と木魚を叩いて音頭を取ります。

「上手い!」と思わず唸るような高度なものから、思わず吹き出してしまうようなユニークなものまで。受験期という緊張感の中にいる9年生の教室が、一気に温かな笑いと拍手に包まれました。

心と体をほぐす「魔法の時間」
読み聞かせの合間には、永石様から受験生へのエールとして、指や肩の体操、さらには太極拳を取り入れた深呼吸法も伝授していただきました。
凝り固まった体と心を解きほぐすその時間は、まさに今の彼らにとって何よりのプレゼントだったように思います。

「ふるさと」を胸に、未来へ
そして最後。卒業してこの村を離れていく子供たちへ、永石様が込めた願い。
それは、「この村の、この学校の素晴らしさを忘れないでほしい」という強い思いでした。

締めくくりに全員で歌ったのは、唱歌『ふるさと』。
歌詞の一つひとつを噛みしめるように、手話を交えながら皆で声を合わせました。手話で紡がれる「山」や「川」の動きは、そのまま彼らが育ったこの水上の風景そのものです。

永石様、長年にわたる温かいご支援と、卒業生への愛情あふれる最後の授業を本当にありがとうございました。

9年生の皆さん。
今日感じた温もりと、この村の風景を心の糧にして、自信を持って新しい世界へ羽ばたいていってください。

氷の世界と自然の驚異

今朝の冷え込みは、まさに身を切るような厳しさでした。あさぎり町上の測候所ではマイナス10.3度という、今季最低気温を記録。学校に到着すると、校庭も校舎の屋根も、うっすらと雪化粧をした静寂な「氷の世界」が広がっていました。

登校してきた湯山地区の子どもたちに話を聞くと、「家の周りはもっとすごかったよ!」と、驚きと興奮が混ざったような声が返ってきました。大人は寒さに身を縮めてしまいますが、子どもたちはこの非日常をどこか楽しんでいるようでもあり、そのたくましさに少しだけ心が温まりました。

しかし、この記録的な寒波は、目に見えないところで爪痕を残していました。

週末、水道管の凍結を防ぐために、学校ではあらかじめ大元の止水栓を閉めるなどの対策を講じていました。万全を期したつもりでしたが、自然の力は私たちの想像を超えていました。なんと、蛇口付近の配管が凍結によって破裂してしまったのです。

日中は破裂箇所が凍り付いていたため、誰一人として異変に気づくことはできませんでしたが、午後3時を過ぎ、少しずつ氷が解け始めたその瞬間、一気に水が噴き出しました。慌てて対応にあたりましたが、改めて自然の猛威と、水の膨張エネルギーの凄まじさを思い知らされる出来事となりました。

厳しい寒さのピークはどうやら越えたようですが、油断は禁物です。学校現場では、依然としてインフルエンザ等の体調不良による欠席が続いています。

保護者の皆様、地域の方々におかれましては、室内の保湿や換気、規則正しい生活など、体調管理にくれぐれもご留意ください。子どもたちが明日も元気に登校できることを願っております。

志を胸に:第8学年 立志式


「第8学年 立志式」を挙行いたしました。ご多用の中、多くの保護者の皆様にご参列いただき、生徒たちの門出を共に見守っていただけたことに心より感謝申し上げます。

■ 「元服」から「自立」へ
立志式の由来は、古くからの「元服」にあると言われています。現代において、14歳・15歳という年齢は刑法上の取り扱いも変化し、「自分の行動に責任を持つ」ことが強く求められる時期です。いわば、精神的な大人への第一歩を踏み出す、人生の重要な節目です。

「十五にして学に志す」
よく立志式に際して引き合いに出される言葉として、論語の有名な一節「吾十有五にして学に志す」という言葉があります。
先行きが不透明で、変化の激しい現代社会。これからを生き抜く生徒たちには、どんな変化にもしなやかに対応する力、そして周囲と手を取り合う協調性やコミュニケーション能力が不可欠です。
しかし、その土台として最も大切なもの。それこそが、自らの進むべき方向を定める「志」ではないでしょうか。

■ 今日の決意を、一生の宝に
一人一人が前に立って述べた「立志の決意」。
震える声で、あるいは力強い眼差しで語られたあの言葉を、どうか胸に深く刻んでほしいと願っています。
壁にぶつかったとき、迷ったとき、今日この場所で誓った「志」が、君たちの行く手を照らす道標になるはずです。

8年生の皆さん、君たちの前には無限の可能性が広がっています。
今日という日を糧に、自信を持って前へ進んでいきましょう!

参加していただいた保護者の皆様、誠にありがとうございました。家庭と学校で手を取り合い、これからも子どもたちの成長を支えていきましょう。どうぞよろしくお願いいたします。

伝統の味に挑戦!7年生が挑む「サバの味噌煮」


日増しに春の気配が感じられる季節となりました。本日、調理室からは何とも食欲をそそる、甘辛い良い香りが漂ってきました。のぞいてみると、7年生が家庭科の授業で「サバの味噌煮」の調理実習に励んでいました。


魚料理は、火加減や味付けのタイミングが難しく、中学生にとっては少しハードルの高い献立かもしれません。そこで今回は、担任の教諭だけでなく、学校栄養職員にも協力を依頼し、専門的な視点から「魚の扱い方」や「煮崩れしないコツ」などを直接指導してもらいました。


生徒たちは、生魚の感触に少し緊張気味。まずは生姜を丁寧に切り、煮汁を合わせる作業からスタートです。

「サバの皮を上にして入れるんだよ」「煮汁が沸騰してから入れると臭みが出にくいよ」

といった栄養士のアドバイスを真剣に聞きながら、一工程ずつ慎重に進めていました。


落とし蓋をしてコトコトと煮込むこと数分。ふっくらと仕上がったサバに、照りのある味噌ダレが絡む様子を見て、生徒たちの顔には自然と笑みがこぼれていました。


実習後の感想を聞くと、「意外と簡単にできた!」「魚の骨に苦戦したけど、自分で作ると美味しい」と、手応えを感じたようです。自分たちの手で「日本の伝統的な家庭の味」を作り上げたことは、大きな自信になったことでしょう。


保護者の皆様、今夜はぜひお子様に、今日の調理実習の様子を聞いてみてください。そして、もし機会があれば、休日の献立に「わが家のサバの味噌煮」を一緒に作ってみてはいかがでしょうか。学校で学んだ技を、ぜひご家庭でも披露してほしいと願っています。

 

 

春の陽気に誘われて、自分たちの「楽しい」を創り出す

今日は立春
朝の厳しい冷え込みに「春はまだかな」と首をすくめていたのも束の間、昼間にはおひさまがポカポカと顔を出し、まるで新しい季節の訪れを祝っているかのような、穏やかで温かい一日となりました。

そんな春の気配を感じる中、4年生の教室では、学年最後を締めくくる「お楽しみ会」に向けた、熱気あふれる大事な大事な学級会が行われていました。

「自分たちの力」で決めるプロセス
黒板には、子どもたちから出された楽しそうな案が並びます。

ドッジボール
フルーツバスケット
バレーボール
おにごっこ

どれも魅力的ですが、時間は限られています。ここからが4年生の腕の見せどころです。
「それはどんなルール?」「みんなが楽しめるかな?」といった活発な質問。
さらには、「前の時に楽しかったから」「これは苦手な人もいるかもしれないから」と、しっかりと理由を添えて賛成や反対の意見を出し合いました。

相手の意見を尊重しながら、よりよい活動を目指して対話を重ねる姿。
最終的には、納得感を持って「2つの活動」を採用することに決まりました。

義務教育学校としての「自治のバトン」
今回の学級会は、多くの先生たちも参観しました。
本校のような義務教育学校では、こうした「自治的な資質・能力」を、発達段階に応じて9年間でどう育んでいくかが非常に重要です。

低学年で自分の思いを伝える楽しさを知り
中学年で相手の意見を聞き、折り合いをつけることを学び
高学年で集団の未来を自分たちで切り拓く

このように系統立てて学びを積み重ねることで、自分たちの生活を自分たちでより良くしていく「市民性」が育ちます。今日の4年生の話し合いは、まさにその大切な一歩でした。

先生たちの研鑽の場にもなった今回の授業。今後の子どもたちの成長が、ますます楽しみになりました。
自分たちで決めたお楽しみ会、当日が待ち遠しいですね。

水上学園のこれからの教育活動に、どうぞご期待ください!

春の足音と、新しい仲間たち

今日は節分。給食には香ばしい節分豆が登場しました。暦の上では明日から立春。まだまだ冷え込みの厳しい日が続いていますが、本日の水上学園には、一足早く春の温かな光が差し込んだような、そんな素敵な行事がありました。

令和8年度に入学を予定している子どもたちの「体験入学」です 。

1年生はおもてなしの主役
1年生の教室では、今日のために一生懸命準備してきた「お兄さん・お姉さん」たちが、新入生を温かく迎えました。黒板には「ようこそ みずかみがくえんへ」と、カラフルなチョークで描かれた大きなメッセージと可愛らしいイラストが並びます。

1年生は、自分たちが学校で学んだことや楽しい生活の様子を堂々と発表してくれました。そして、準備していたお店屋さんごっこ。1年生がお店を開き、新入生がお客さんになっていろいろな商品のお買い物タイム。お客さんとしてやってきた新入生の目線に合わせて優しく語りかける姿に、この1年間の大きな成長を感じ、目頭が熱くなる思いでした。

水上学園は義務教育学校ですので、校内には後期課程の大きなお兄さん、お姉さんも一緒に生活しています。大きな体の後期課程の生徒に驚きながらも、興味津々で校内を歩く新入生の姿は、他の小学校では見られない、本校ならではの特別な光景です。
新入生の皆さんは、これから始まる新しい生活をどのように想像したでしょうか 。

入学を心待ちにしています
保護者の皆様には、入学に向けた準備や保健面、そして特別支援教育などについて説明をさせていただきました 。おいそがしい中ご来校いただき誠にありがとうございました。

新入生の皆さん、4月から、私たちと一緒に「明るく・楽しく・元気な水上学園」をつくっていきましょう!
皆さんが入学してくるのを、児童生徒・教職員一同、心から楽しみに待っています 。

 

2月のスタート、前期選抜、そして数年後の未来…

いよいよ2月が始まりました。校内にはどこかぴりっとした緊張感と、春を待つ温かな期待が入り混じっています。

2月2日(月)、9年生の多くは公立高校の前期選抜に挑んでいます。9年生の教室では、今日が受検日ではない生徒が5人で肩を寄せ合うようにして勉強していました。
これまで積み重ねてきた努力を信じ、持てる力を出し切って、全員の第一志望合格を願っています。最後までがんばれ、9年生!

一方、校舎を回ると、5年生の教室では落ち着いた雰囲気の中で国語の授業が行われていました。

黒板には「あなたは、どう考える」という大きな問いが。友達と文章を読み合い、交流しながら、その内容や構成、言葉選びの良さを見つける学習です。子どもたちは一人一台の端末を自在に操り、自分の考えをまとめたり、友達の意見に真剣に目を通したりしていました。

思考を深める5年生の姿
今の5年生の学習内容を見ていると、情報の扱い方や自分の意見の表現の仕方が、非常に洗練されていることに驚かされます。

「内容」:どこが一番納得したか(主張・根拠・反論)
「構成」:はじめ、中、終わりの順序
「言葉」:納得した言葉、分かりやすかった言葉

これらの視点を持ちながら、ただ「おもしろかった」で終わらせず、論理的に分析しようとする姿勢。まさに、これからの時代に必要な「対話を通して納得解をつくる力」を養っている真っ最中です。

さらに驚かされたのは、子どもたちが一人一台の端末を、まるで身体の一部のように使いこなしている姿です。 自分の考えをまとめ、即座にクラスメートと共有する。かつての「自分と先生」だけの閉じた学びではなく、「クラス全員の思考をリアルタイムで参照する」という高度な学びが、当たり前の光景として展開されていました。

6年生の教室に見る「スピード感」
そのお隣、6年生の教室でも国語の授業が行われていました。 教材を読み進める中で「にわか雨」という言葉に出会った子どもたち。すると、指示を待つまでもなく、一斉にタブレット端末を叩き始めました。

かつて、言葉の意味を調べる手段といえば「国語辞典一択」でした。重い辞書をめくり、爪を立てて言葉を探した日々が懐かしく思い出されます。しかし今、子どもたちは数秒でその意味にたどり着き、付随する画像や関連語までをも同時に吸収しています。

時代の変遷と「辞書」の価値
辞書を引くという行為には、その前後の言葉が目に入ったり、手触りで言葉を探したりするという良さがありました。一方で、今のタブレット学習には、圧倒的な「スピード」と「情報の広がり」があります。

辞書を引く時間を、より深い「議論」や「表現」の時間へと充当する。情報の扱い方がこれほどまでに洗練されたのは、まさにこのスピード感があるからこそでしょう。

数年後の春を想像して
数年後、今の5年生や6年生が高校進学を目前にしたとき、世界はさらに変化していることだと思います。しかし、これほどまでに柔軟に道具を使いこなし、論理的に思考を深める彼らなら、どんな未来もたくましく切り拓いてくれるはずです。

9年生の背中を追いかけながら、下級生もまた、一日一日の学びを大切に積み重ねています。水上学園のすべての子どもたちの成長が、今から楽しみでなりません。
水上学園の子どもたちの成長を、これからも地域の皆様とともに見守っていきたいと思います。

寒波の先に待つ春を信じて

1月も最終登校日となりました。ここ最近、10日連続で最低気温が氷点下を記録するという、まさに厳しい寒波に包まれた1週間でした。吐く息の白さが冬の深さを物語っています。

学校内でも、この寒さと乾燥の影響か、インフルエンザや発熱でお休みする児童生徒が急増しています。学級によっては、登校している子がわずか3人という教室もあり、空席の目立つ光景に寂しさを感じざるを得ません。

中庭に見つけた「希望」の赤
そんな静かな校舎を歩いていると、中庭で小さな変化を見つけました。
厳しい寒風にさらされながらも、梅のつぼみがぷっくりと膨らみ、赤くほころび始めています。

「冬来たりなば春遠からじ」

どんなに冷え込みが厳しくても、自然界は着実に次の季節への準備を進めています。この寒さをじっと耐え忍んだ先にこそ、美しい花が咲く。その姿は、今、試練の中にいる子どもたちの姿とも重なって見えます。

9年生、いよいよ勝負の時
週明けからは、いよいよ2月が始まります。
最上級生である9年生(中学3年生)は、すでに私立高校などの入試がスタートしていますが、2月2日にはいよいよ公立高校の前期選抜が控えています。

学年閉鎖や欠席者が多い中、受験生本人もご家族も、例年以上に健康管理に気を揉む日々を過ごされていることとお察しいたします。今は何よりも、「体調を万全に整えること」が最大の準備です。

  • 栄養のある食事
  • 質の高い睡眠
  • こまめな手洗い・換気

これまでの努力を信じ、心も体も温かくして、落ち着いて当日を迎えてほしいと願っています。

しばらくは厳しい冷え込みが続く予報です。
この週末、保護者の皆様も地域の方々も、どうか温かくしてお過ごしください。月曜日、また子どもたちの活気が学校に戻ってくるのを待っています。

 

水上村の恵みに感謝!給食週間で学ぶ「食」の大切さ

今週、水上学園では「給食週間」として、食への感謝を深めるさまざまな取り組みを行っています。学校給食の歴史や意義を理解し、命の源である食べ物、そしてそれらを支える方々に思いをはせる大切な一週間です 。

毎日いただく美味しい給食ですが、今週はさらにひと工夫。給食の時間に合わせて、食に関する動画配信を行っています 。これまでに「給食センターの1日」や「精米工場の様子」などを視聴し、私たちが口にする食事がどのように作られているのかを学んできました 。

本日29日は、「水上村の恵みに感謝しよう」というテーマで、地産地消にスポットを当てた動画を楽しみました 。教室のモニターには「人吉球磨地域の特産品クイズ」が映し出され、子どもたちは興味津々。
「熊本県内で生産量1位のものは?」という問いに、お茶、こめ、くりといった地元の自慢の産品が正解として並ぶと、教室からは驚きや納得の声が上がりました。

いつも何気なく食べている給食ですが、一皿の料理が完成するまでには、食材を育てる生産者の方々、衛生管理を徹底し朝早くから調理してくださる調理員さん、そして運搬に関わる方々など、本当に多くの人の手が関わっています 。

水上村の豊かな自然が育んだ食材、例えば今回の特別献立でも活用されたいちごやきくらげ、ジビエぎょうざなどを通して、郷土の良さを再発見する機会にもなりました 。

「いただきます」「ごちそうさま」という言葉に心を込め、好き嫌いせず残さず食べようと努力すること。それが、作ってくれた方々や、命を捧げてくれた食材への一番の恩返しになります 。

ご家庭でもぜひ、今日の給食や地元の特産品について話題にしてみてください。食を通じて、心も体も健やかに育ってほしいと願っています。

冬の寒さを吹き飛ばせ!体育館に響くシャトル音と子供たちの活気

今朝も氷点下まで気温が下がり、身を切るような寒さが続いています。水上村の冬らしい、凛とした空気の中での一日の始まりとなりました。

学校では、インフルエンザ等の流行で欠席していた児童生徒たちが、少しずつ元気な顔を見せてくれるようになりました。教室に賑やかさが戻りつつあるのは嬉しい限りですが、一方で、本日も数名が発熱のため早退するという状況です。
「治ったから安心」ではなく、手洗い、うがい、換気といった基本的な予防対策を、引き続き学校とご家庭で連携して進めていければと思います。

寒さを忘れる熱戦!5・6年生のバドミントン
そんなキンキンに冷え切った体育館を覗いてみると、そこには寒さを微塵も感じさせない熱気がありました。5・6年生によるバドミントンの授業です。

まずはウォーミングアップでしっかりと体をほぐし、体温を上げてからラケットを握ります。今日の課題は「シャトルをコントロールすること」。特に、相手のネット付近にそっとシャトルを落とすドロップショットのような動きに、子供たちは一生懸命チャレンジしていました。

「どう振ればあそこに落ちるかな?」
「力加減が難しい!」

そんな声を掛け合いながら、何度もシャトルを追いかける姿は、まさに「元気な水上っ子」そのものです。冷たい空気の中でも、シャトルがラケットに当たる「パンッ!」という乾いた良い音が、体育館の高い天井まで響き渡っていました。

「健康」は、楽しく学ぶための絶対条件
「明るく・楽しく・元気な水上学園」をつくるためには、何よりも児童生徒の健康が絶対条件です。

運動を通じて体力を高めることはもちろんですが、今の時期は、自分の体調の変化に気づいたり、進んで予防に努めたりといった「健康管理の力」を伸ばすことも重要な教育活動の一つだと考えています。

厳しい冬はまだ続きますが、寒さに負けない強い体と心、そしてお互いを思いやる健康意識を育んでいけるよう、これからも見守っていきます。ご家庭でも、温かい食事と十分な睡眠を心がけ、健やかな毎日をサポートしていただければ幸いです。

心を育む冬の贈り物:読み聞かせの豊かな時間

 

冬らしい凛とした冷え込みが続く今日この頃、水上学園の教室には温かく優しい空気が流れていました。本日も、村内外からお越しいただいたボランティアの皆様による「読み聞かせ」が行われました。

1・2年生向けには、この季節にぴったりの『かさじぞう』が披露されました。
雪の中に立つお地蔵様に、自分たちの売り物である傘を被せてあげるおじいさんの優しさ。そして、その真心に応えるお地蔵様たち。長く語り継がれてきた日本古来の物語ですが、ボランティアの方による「まんが日本昔ばなし」を彷彿とさせる味わい深い語り口に、子供たちは一気に物語の世界へと引き込まれていきました。

食い入るように紙芝居を見つめる子供たちの瞳は、雪の中に立つお地蔵様の寒さを案じ、そして最後に訪れる奇跡を自分のことのように喜んでいるようでした。

 

交流から生まれる「心の教育」
読み聞かせの魅力は、単に本を読んでもらうことだけではありません。物語が終わった後の、ほんの数分間の「交流」こそが、子供たちにとってかけがえのない時間となっています。

「おじいさん、優しかったね」

「雪の日は寒かっただろうね」

「次はどんなお話が聞きたい?」

ボランティアの方々と交わす何気ない言葉の一つひとつが、子供たちの情操を育み、地域の方との絆を深めています。デジタル化が進む現代だからこそ、こうした「人の声」で伝えられる物語や、対面での温かなやり取りは、子供たちの心に深く根を張る心の栄養となるはずです。

 

ボランティアの皆様に感謝
寒い中、子供たちのために足を運んでくださるボランティアの皆様、いつも本当にありがとうございます。皆様からいただいた温かな心の火を、大切に守っていきたいと思います。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

 

寒さのなかにも学びの熱気

1月も最終週を迎えました。新年の賑わいが落ち着く間もなく、3学期が飛ぶような速さで過ぎ去っていくのを感じます。

 

先週末から全国を襲った強烈な寒波。本校でも水道管の凍結という不測の事態を防ぐため、校内の元栓を閉めるなどの対策を講じてきました。しかし、玄関前にある屋外の水道からは、わずかに漏れ出した水が厳しい冷気にさらされ、一晩のうちに50センチほどの見事な氷柱となって現れました。自然が作り出した透明な彫刻に、登校してきた子供たちも驚きの声を上げていました。

 

外は凍てつく寒さですが、校舎の中は子供たちの学びの熱気で満ちています。

算数の時間
5年生は円と多角形の関係を探る学習に取り組んでいました。「ここはどうしてこうなるの?」と、友達のノートをのぞき込みながら教え合う姿。自分たちの言葉で納得するまで話し合うプロセスが、学びを確かなものにしています。正に、個別最適な学びと協働的な学びが一体的になっている瞬間です。

道徳の時間
6年生は手塚治虫さんの教材を通し、「あきらめない心」について議論していました。困難に直面したとき、自分ならどう向き合うか、それぞれの考えを出し合い、多面的・多角的に考えていました。

美術の時間
8年生は粘土細工に没頭していました。本物の和菓子と見紛うばかりの繊細な「うさぎ」や「バラ」。指先に神経を集中させ、一つひとつ形を整えていく真剣な眼差しは、まさに芸術家そのものでした。

国語の時間
9年生は教科書の記述を根拠に、自分の考えを深め合うグループ学習。SNSの普及や情報過多な現代において、「言葉」をどう使い、どう向き合うべきかについて考え、議論していました。学年が上がるにつれ、多角的な視点から意見を交わす姿に頼もしさを感じます。

 

残念ながら、校内では依然としてインフルエンザの流行が続いています。この厳しい寒さはもうしばらく続く予報ですので、ご家庭でも引き続き手洗い・うがいの徹底と、十分な睡眠、栄養摂取を心がけていただければと思います。

 

「1月行く、2月逃げる、3月去る」と表現される3学期。正に「光陰矢の如し」。一日一日を大切に、この寒さに負けない心と体を育みながら、充実した学校生活を送りたいものですね。

 

凛とした寒さの中で見つけた、小さな「冬」の不思議

日本列島を今季一番の強い寒波が覆っています。東北や北陸からは大雪のニュースが届いていますが、ここ水上村は、刺すような冷気の中にも、吸い込まれそうなほど深い「水上ブルー」の青空が広がっています。

そんな凍てつく朝、1年生たちが「ふゆみつけ」に校庭へ飛び出してきました。

「うわっ、つめたい!」
いつもお昼休みに元気いっぱい遊んでいるジャングルジムや雲梯。その鉄の感触は、まるで氷に触れているかのようです。秋には鮮やかな黄金色で私たちの目を楽しませてくれたイチョウの木も、今はすっかり葉を落とし、冬の空に静かに枝を伸ばしています。子どもたちは、肌に感じる冷たさや景色の変化を通して、季節が確実に進んでいることを五感で学んでいるようでした。

ふと足元に目を向けると、駐車場でも面白い発見がありました。
地面の透水ブロックにある丸い穴。そこにある苔や土が、霜柱の力によってぐぐっと押し上げられ、まるで地面から浮き上がっているようです。自然が作り出すこの不思議な造形に、子どもたちも興味津々。寒さの中にも、こうした小さな発見や驚きが隠れているのですね。

「冬来たりなば春遠からじ」

この厳しい寒さを耐え忍ぶからこそ、春の暖かさが待ち遠しく、また尊いものになります。植物たちが土の下で春を待つように、今は力を蓄える時期かもしれません。

今週末はさらに冷え込み、雪の予報も出ています。学校内でもインフルエンザが蔓延し、体調を崩す児童が増えています。この週末は不要不急の外出を避け、ご家庭で暖かくして過ごしてください。

月曜日、また元気な子どもたちの笑顔に会えるのを楽しみにしています。

 

オンラインでつながる全校集会 ― 寒波に負けず、志は熱く

厳しい寒波が日本列島を包み込み、水上学園の校舎周辺もキリリとした冷気に包まれています。暦の上では大寒を過ぎ、今季一番と言われる寒さはやはり体にこたえますね。

本日、児童生徒会による全校集会が行われました。本来であれば体育館に全校児童生徒が一同に会し、顔を合わせて行う予定でしたが、現在、校内ではインフルエンザが流行しています。

学年によって状況は異なりますが、学校全体としては大流行となった12月上旬と同じくらいの罹患者数となってしまいました。これ以上の感染拡大を防ぐため、そして何より子供たちの健康を第一に考え、今回は急遽、オンライン形式での開催に切り替えました。

### 画面越しに伝わる、リーダーたちの熱意
各教室をGoogle Meetでつなぎ、大型モニターに映し出される仲間たちの姿。直接会えないもどかしさはありますが、画面の中の役員や委員会の人たちは、そんな状況を感じさせないほど堂々と、そしてハキハキとした態度で進行や発表を務めてくれました。

掲げられた令和7年度の児童生徒会スローガンは「アドベンチャー ~始めよう!一人一人が自分らしく輝く物語(ストーリー)を~」。このスローガンのもと、自分たちの学校をより良くしていこうという熱い思いが、デジタル通信の壁を越えて、それぞれの教室で見守る児童生徒たちにしっかりと届いたはずです。

### 9年生へのエールと、健康管理のお願い
さて、特に気をつけてあげたいのが、人生の大きな節目である受験シーズンに突入している9年生です。彼らにとって、今はまさに一分一秒が惜しい、気が抜けない時期。学校でも「うがい・手洗い・換気」の徹底を呼びかけ、教室の環境保持に細心の注意を払っています。

ご家庭におかれましても、以下の点に改めてご配慮いただけますと幸いです。

  • 十分な睡眠と栄養の摂取(免疫力を高めましょう)
  • 不要不急の外出を控えること
  • 朝の検温と健康観察の徹底

「寒いね」と言い合う代わりに「頑張ろう」と励まし合える、そんな温かい冬にしていきたいものです。この寒波と流行をみんなで乗り越え、また元気な笑顔が体育館に揃う日を楽しみにしています。

「想いのタスキ」を次世代へ ― 生徒会役員任命式・引継ぎ式 ―

先日の生徒会役員改選を受け、本日、新生徒会役員の任命証交付式、並びに旧役員への感謝状贈呈式を執り行いました。体育館に集まった児童生徒たちの表情からは、一つの大きな節目を迎えたという、心地よい緊張感が伝わってきました。

いよいよ、児童生徒会の世代交代の時期です。

これまで学校を引っ張ってくれた旧役員の皆さんは、「明るく・楽しく・元気な水上学園」の実現を目指し、常に先頭に立って活動してくれました。特に、校内の活気を呼び起こそうと企画・展開した「新あいさつ運動」は、学園全体に清々しい風を吹き込んでくれました。自分たちで考え、行動し、より良い学校をつくろうと奔走してくれた旧役員の皆さん、その情熱と努力に心から感謝します。本当にお疲れ様でした。

式の中では、タスキを受け継ぐ新生徒会長から、旧役員の一人ひとりへ感謝状が贈られました。先輩たちが築き上げた足跡への敬意と、次は自分たちが引き継ぐのだという強い覚悟が感じられる、非常に感動的な光景でした。

新役員の皆さんには、先輩たちが大切にしてきた思いをしっかりと受け継ぎながらも、決してそれだけに留まることなく、新しい時代にふさわしい、水上学園の新たな伝統を自分たちの手で築いていってほしいと願っています。皆さんの若いエネルギーと新しい発想で、この学園がさらに輝いていくことを大いに期待しています。

保護者の皆様、地域の皆様。子供たちが自ら主体となって歩み出す、これからの「水上学園児童生徒会」の活躍を、どうぞ温かく見守り、応援していただければ幸いです。

 

 

地域とプロの技が彩る、感謝のケーキ作り

今年度最後となるクラブ活動の時間。校内を歩いていると、家庭科室から甘く幸せな香りが漂ってきました。「地域探索・交流クラブ」が、一年の締めくくりにふさわしい特別な活動に挑戦していました。

今回の活動は、なんと本格的なケーキ作りです。講師としてお招きしたのは、長年関西方面でパティシエとして活躍され、退職後に故郷である水上村に戻られた椎葉さんです。本物の職人さんから直接手ほどきを受けられるという、子どもたちにとってこれ以上ない贅沢な学習の機会となりました。

写真からも伝わるように、その指導は本格的です。スポンジを均等にスライスする繊細な包丁さばき、生クリームを美しく塗り広げるナッペの技術。子どもたちは、椎葉さんの魔法のような手つきを真剣な眼差しで見つめていました。また、当日は椎葉さんだけでなく、地域のボランティアの方々もお手伝いに駆けつけてくださり、あたたかな雰囲気の中で作業が進んでいきました。

そして、このケーキに欠かせない主役のイチゴ。実はこれ、本校の保護者であるイチゴ農家の方から「子どもたちのために」と譲っていただいたものなのです。水上村の豊かな大地で育った真っ赤に輝くイチゴが、子どもたちの手によってデコレーションされ、まるで宝石箱のような素晴らしいケーキが完成しました。

最後には、自分たちで作ったケーキを前に、みんなで最高の笑顔でピース。

本校が目指しているのは、「地域とともにある学校」です。地域の達人に技を学び、地域の恵みをいただき、地域の皆様の愛情に見守られながら、子どもたちは成長しています。今回のケーキ作りは、まさにその象徴のような時間でした。

講師を務めてくださった椎葉さん、お手伝いいただいた地域の皆様、そして美味しいイチゴを届けてくださった保護者の方に、心より感謝申し上げます。

皆さんの真心が詰まったケーキの味は、きっと子どもたちの心に一生残る甘い思い出になったことでしょう。

 

未来への好奇心が動き出す ~学校に現れた「未来の乗り物」~


透き通るような青空が広がった今日の昼休み。本校の駐車場に、見慣れない、でもどこかワクワクさせるような白い車が姿を現しました。

「わあ、何これ!」「かっこいい!」

運動場で元気に遊んでいた子供たちが、吸い込まれるように集まってきました。そこにいたのは、丸みを帯びた近未来的なフォルムの電気自動車(EV)です。


### 水上村と未来をつなぐ「走る技術」

実は、私たちの水上村はユナイテッドトヨタ熊本様と包括連携協定を結んでいます。今日は、今後村内で開催される駅伝大会などの行事でこの車両を活用することを想定し、試験的に村内を走行されていたそうです。

車内を見学させてもらった子供たちの想像力は、一気に加速します。

 「これ、いくらくらいするんだろう?(現実的!)」

 「広くて、この車の中で生活できそうだよ!」

 「次のサンタさんに、この車をお願いしてみようかな」

目を輝かせてハンドルやシートに触れる姿は、まさに未来の探検家そのものでした。


### 変化する社会と、9年生のまなざし

一方で、少し離れたところからその様子を見つめていた9年生たちの言葉には、ハッとさせられるものがありました。

彼らは、技術の進歩を「すごい」と感じつつも、「AIや自動運転が発展していくと、将来、人間の仕事がなくなってしまうのではないか」という不安も漏らしていました。ニュースや授業で社会の変化を学んでいるからこそ、新しい技術を自分事として、少し複雑な思いで捉えていたようです。


### 最新の「技術」を使いこなし、「未来」を創る力を

確かに、これからの社会は私たちが経験したことのないスピードで変化していくでしょう。しかし、大切なのは「技術に飲み込まれるのではなく、技術をどう使って、より良い社会を創るか」を考える力です。

今日、低学年の子たちが抱いた純粋な「ワクワク感」。そして、9年生が抱いた「鋭い危機感」。その両方を持って、これからの予測困難な時代を切り拓いていってほしいと思います。

水上学園では、新しいものに触れる機会を大切にしながら、自ら明るい未来を創造していける「水上っ子」を、これからも地域と共に育ててまいります。

突然の訪問で、子供たちに夢を与えてくださったユナイテッドトヨタ熊本の皆様、村長はじめ村当局の皆様、ありがとうございました。

 

 

新たな志を胸に ―三学期意見発表会―

 

今日は全校集会が開かれ、各ステージの代表児童生徒が「冬休みの思い出と三学期の目標」について堂々と発表してくれました。

トップバッターの1年生は、冬休みにお姉さんたちと一生懸命歩いた石段登りの思い出からお話が始まり、三学期は「計算を早く答えられるようになりたい」と力強く宣言しました。2年生よりも早く答えられるようになりたいという高い目標に向け、たくさんの問題にチャレンジする姿勢がとても頼もしく感じられました。

 

第2ステージ代表の7年生は、お父さんと釣りに行った経験を振り返りつつ、学習と部活動の両面で具体的な決意を述べました。二学期後半の反省を生かし、「苦手な問題から逃げない」「学習の質を変える」と自分を律する言葉には、後期課程の生徒らしい自覚が溢れていました。また、剣道部での県大会出場という目標も、日々の積み重ねの先にあるものとして見据えていました。

 

第3ステージ代表の8年生は、充実した冬休みのエピソードを披露しながらも、目前に迫った「受験生」としての自覚を語りました。ただ問題を解くだけでなく「なぜ間違えたのか」を考える学習へと深化させたいという、一歩踏み込んだ目標を掲げました。柔道での「最初から全力で取り組む」という意識改革も含めて、すべてのことに通じる大切な姿勢を堂々と宣言しました。

 

三人の発表に共通していたのは、単なる願望ではなく「そのためにどう行動するか」という具体的なプロセスを自分の言葉で語っていた点です。

前に立った三人だけでなく、フロアで耳を傾けていた皆さんの心の中にも、きっと新しい「志」が芽生えているはずです。三学期は、今の学年の締めくくりであると同時に、次のステージへの準備期間でもあります。一人ひとりが掲げた目標に向かって、一歩一歩、力強く前進していく姿を、私たち教職員も全力で応援していきたいと思います。

ご家庭でも、ぜひお子様がどんな目標を立てたのか、話題にしてみてください。

 

 

 

伝統と革新が交差する学び:教育委員の皆様による学校訪問

冬の澄んだ空気の中、本日は水上村教育委員会の皆様をお迎えし、子供たちが生き生きと学ぶ姿、そして先生方の創意工夫が光る授業を参観していただきました。

多様なアプローチで深まる学び
今日の授業風景は、まさに「多様性」に溢れていました。

五感を研ぎ澄ます学び

音楽室では様々な楽器の音色を響かせ、体育館では軽快にシャトルを追う姿が見られました。また、図工では身近な道具を使って創造力を駆使した造形活動が行われ、算数ではコンパスを使いこなし、正確な図形を描こうと集中する児童の姿が印象的でした。

「言葉」と向き合う

国語の授業では、自分自身の支えとなる「座右の銘」を探す活動が行われていました。子供たちは図書室の書籍とICT端末の両方を活用し、数ある名言の中から「今の自分」に響く言葉を熱心に選んでいました。

対話から生まれる思考

提示された数学の課題に対し、グループで顔を突き合わせて議論を深める姿や、寒々しい体育館の中では、バドミントンの技術向上に向けて意見を出し合い、それを体現するために夢中になってシャトルを追う姿も見られました。

教育委員の皆様からの声
授業参観後の意見交換では、委員の皆様から今後の励みとなる貴重なご意見をいただきました。

  • 先生方へのねぎらい

「時代の変化とともに学ぶ内容が高度化する中、それに対応されている先生方の苦労に頭が下がります」

  • 「不易と流行」の学び

先進的なICTの活用が見られる一方で、鉛筆で書くことや発言するといった従来の学びも大切にされており、ありがたいと感じました」

  • 体験と継続の重要性

「実際に触れてみる、体験する授業が多く、子供たちの感性を育てている。」

「5年生の英語の授業からは、低学年から継続して取り組んでいくことの重要性を感じました。」

 

また、現在の児童生徒の実態や、学校施設の課題についても率直なご指摘をいただきました。

教育委員の皆様からいただいた「応援」の声を糧に、私たちはこれからも「伝統的な学びの価値」と「時代の要請に応える革新的な学び」を融合させ、水上学園の教育をさらに高めていきたいと考えています。

本日ご来校いただいた委員の皆様、誠にありがとうございました。

 

 

「創造」の息吹を感じる美術室 〜5年生、糸ノコで描く新しいカタチ〜

美術室から、リズミカルな振動音。教室の扉を開くと、その振動音とともに、子どもたちの心地よい緊張感が伝わってきました。現在、5年生の図工では「糸のこスイスイ」という、電動糸ノコギリを使った工作に取り組んでいます。

今回の活動の面白さは、あらかじめ「これを作る」という完成図を決めすぎないところにあります。まずは一枚のベニヤ板に、心が動くままに「思い思いの線」を引くことから始まります。それはパズルのピースのようでもあり、迷路のようでもある、自由な曲線です。

集中力が生む「偶然の形」
次に、その線に沿って糸ノコで板を切り分けていきます。
初めて触る電動工具に、最初は「少し怖いな」と慎重に板を動かしていた子どもたち。しかし、次第に機械の扱いに慣れてくると、自分の描いた複雑なカーブに沿って、真剣な眼差しで板を滑らせていきました。

切り進めるたびに、元の板からは想像もつかなかった不思議な「カタチ」が次々と生まれていきます。バラバラになったピースを手に取り、机の上に並べてみたり、積み上げてみたり。「あ、これ雲みたいに見える!」「こっちを組み合わせたら、面白い建物になりそうだよ」と、あちこちで発見の声が上がります。

校訓「創造」を形にする力
本校の校訓の一つに「創造」があります。
創造とは、単に新しいものを作るだけではありません。今回のように、目の前にあるバラバラの形から新しい意味を見出したり、失敗を恐れずに自分のイメージを形にしようと試行錯誤したりするプロセスそのものが、まさに「創造」の原点です。

白紙の板に線を引く勇気、慣れない道具を使いこなす努力、そして生まれた形から物語を紡ぎ出す想像力。美術室で過ごすこの時間は、子どもたちの中に眠る「創造」の芽を大きく育てる大切なひとときとなっています。

切り出された一つひとつのピースが、子どもたちの手によってどんな立体作品に生まれ変わるのでしょうか。美術室の片隅に積み上げられた木の欠片たちが、どこか誇らしげに見えました。完成した作品が校内に展示される日が、今からとても楽しみです。

 

 

 

心をつなぐ「言葉」の贈り物。〜新年初の読み聞かせ〜

新しい年が明け、いよいよ本格的に教育活動が動き出しました。そんな中、今日は本校にとって欠かせない、楽しみな行事が行われました。地域ボランティアの皆様による、「年明け初めての読み聞かせ」です。

お昼休みが終わり、静けさが戻った校舎に、ボランティアの方々の温かな声が響き渡ります。

驚きと興奮、そして感動の教室

低学年の教室を覗くと、子供たちはまるで物語の世界に吸い込まれたかのように、目を丸く見開いて身を乗り出し、一言も聞き漏らすまいと集中していました。

一方、8年生の教室では、手作りの着ぐるみが登場したり、歌や踊りが飛び出したり!教室はまるで小さな劇場のよう。弾けるような笑顔と驚きの声が廊下まで聞こえてくる、活気あふれる時間となりました。

9年生、心に刻む「人生の物語」

そして、卒業を間近に控えた9年生の教室は、打って変わって思索にふけるような、静謐な空気に包まれていました。
これから新しい世界へ羽ばたこうとする彼らの背中をそっと押してくれるような、「人生」を考えさせるお話。ボランティアの方が込めてくださった「これからの人生を自分らしく歩んでほしい」という願いが、生徒たちの心に深く染み渡っていくのが分かりました。

読み終わった後に述べられた生徒の素直な感想に、読み手の方が瞳を潤ませるという場面もあり、世代を超えて心が通い合った瞬間に胸が熱くなりました。

不思議なもので、読み聞かせが終わった後の学校全体は、魔法にかかったように和やかで穏やかな空気に満たされます。言葉の持つ力、そしてそれを届けてくださる地域の方々の深い愛情が、子供たちの「心の栄養」になっているのでしょう。

「明るく・楽しく・元気な水上学園」にとって、この時間はなくてはならない宝物です。
ボランティアの皆様、いつも本当にありがとうございます。今年も、本と人との素敵な出会いを大切に育んでまいります。

極寒の中庭で、おひさまの温もりとエネルギーを学ぶ

今朝の冷え込みは、まさに「身を切るような」という言葉がぴったりでした。あさぎり町上の観測地点でマイナス8.6度。今季一番の冷え込みを記録し、水上学園の周囲も一面、真っ白な霜に包まれました。
登校してきた子どもたちの吐く息も白く、冬の厳しさを肌で感じる一日のスタートとなりました。

寒さに耐える命と、冬の知恵
ふと中庭に目を向けると、そこには厳しい寒さに耐える小さな命の姿があります。野草たちが葉を地面にぴったりと広げ、円盤状になっている「ロゼット」の状態です。

> ロゼット(Rosette)とは
> 地面からの地熱を逃さず、冷たい風をやり過ごすために、多くの野草が冬に見せる「知恵」の姿です。

凍てつくような霜をまといながらも、じっと春を待つその健気な姿には、自然の力強さを感じずにはいられません。

 

凍えそうな中庭で始まった「光」の実験
そんな極寒の中庭に、防寒着に身を包んだ6年生たちが現れました。理科の授業で「光電池(ソーラーパネル)」の実験を行うためです。

子どもたちは手に手に光電池を持ち、豆電球を点灯させたり、モーターを回したりすることに挑戦していました。

  • どうすればもっと勢いよくモーターが回るのか?
  • どの角度が一番効率よく光を捉えられるのか?

かじかむ手でパネルの向きを微調整し、友だちと試行錯誤を繰り返す姿は真剣そのものです。日差しが少しでも遮られると止まってしまうモーターに、「あ、止まった!」「もっとこっちだよ!」と元気な声が響きました。

 

クリーンエネルギーと「おひさま」のありがたみ

光電池は、二酸化炭素などの温室効果ガスを出さないクリーンエネルギーの代表格です。

地球温暖化が深刻な課題となっている今、私たちはこうした環境に優しいエネルギーの活用を真剣に考えていかなければなりません。子どもたちが今学んでいることは、まさに未来の地球を守るための大切な一歩です。

しかし、今日のような厳しい寒さの中に立つと、理屈抜きに感じるものがあります。それは、「おひさまの熱」の圧倒的なありがたさです。

温暖化を防ぐために太陽光をエネルギーに変える一方で、この寒さを凌ぐためにおひさまの温もりを心から待ちわびている――。

最先端の環境学習に取り組みながら、昔ながらの「おひさまの恵み」に感謝する。今季一番の寒さがもたらした、ちょっぴり皮肉で、そして温かな学びの風景でした。

今日はぜひ、お子さんに「外での実験はどうだった?」と聞いてみてください。寒さの中で見つけた小さな発見を、たくさん話してくれるはずです。

丙午の勢いに乗って!―令和8年の幕開け―

新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、いよいよ令和7年度の締めくくりとなる、第3学期の始業式を行いました。冬休み中、大きな事故や病気の報告もなく、今日こうして全校児童生徒の元気な笑顔に再会できたことを、心から嬉しく思います。

 

箱根駅伝の感動を力に
お正月の風物詩といえば「箱根駅伝」ですが、今年は本校にとっても非常に嬉しいニュースがありました。毎年春に、ここ水上村で合宿を行っている青山学院大学が、見事な優勝を果たしました。昨年の3月には本校の運動場で陸上教室を開催していただき、今回の箱根路を走った選手たちも一緒に、楽しい時間を過ごしたことは、今でもよく覚えています。

選手たちがタスキを繋ぎ、一歩一歩、前を向いて走り抜ける姿には、多くの人が勇気と感動をもらったはずです。彼らが栄冠を勝ち取れたのは、個人の力はもちろんのこと、何よりも「チーム全員で一つの目標に向かう強い気持ち」と「最後まで諦めない心」があったからこそでしょう。

学校生活も同じです。一人ひとりが自分の目標を持ち、そしてクラスや学年というチームで支え合いながら、この1年を締めくくってほしいと願っています。

 

60年に一度の「丙午(ひのえうま)」
今年は「午年(うまどし)」です。馬が駆ける姿は、古くから「物事がスイスイと進む」「運気が上がる」と言われ、大変縁起が良いとされています。特に今年は、60年に一度巡ってくる「丙午」という、最も勢いのある年です。

3学期は「1年のまとめ」の時期であると同時に、次の学年への「準備」の時期でもあります。時間はあっという間に過ぎていきますが、この午年の勢いに乗って、一日一日を大切に過ごしてほしいと思います。

 

健康管理へのご協力のお願い
一方で、心配な状況も続いています。現在、校内で再びインフルエンザの罹患者が出ています。年末はA型が流行していましたが、現在はB型の流行へと移っているようです。中にはA型とB型の両方に罹患してしまう人もいるようですので、ご家庭でも手洗い・うがい等の予防に努めていただきますよう、改めてお願いいたします。

 

この3学期も、寒さに負けず、丙午のような力強いエネルギーで「明るく・楽しく・元気に」駆け抜け、大きく成長することを期待しています。

 

 

丙午のように勢いに乗って「明るく・楽しく・元気に」やるゾウ!水上学園!!

2学期終業式―「本物」に触れ、心豊かに成長した2学期―

今日、水上学園の長い2学期が幕を閉じました。8月末の始業式で子供たちに呼びかけた「やるゾウ!」という合言葉に応えるように、この約4ヶ月間、子供たちは大きく力強く成長してくれました。

今学期、子供たちは教室を飛び出し、多くの「本物」に触れる学びを経験しました。

1・2年生は地域の宝探しへ、3・4年生は社会科見学へ、そして5・6年生は宿泊行事や音楽祭、稲刈りと、自らの目や耳、手を使って、教科書だけでは学べない生きた知識を吸収しました。後期課程においても、7年生の農林業体験や8年生の職場体験を通して、地域で働く方々の想いや尊さを肌で感じることができました。特に9年生が「子ども議会」で村の未来を堂々と語る姿は、最高学年としての頼もしさに満ち溢れていました。

先日のロードレース大会で見せた、白い息を吐きながら自分の限界に挑む姿、そして多くの児童生徒が自己ベストを更新した結果は、まさにこの1年間のたゆまぬ努力の結晶です。

明日からの冬休み、子供たちには「この1年を振り返り、新年の目標を立てましょう」とお願いをしました。新しい年を迎えるにあたり、地域の皆様に支えられている感謝を忘れず、自分なりの決意を固めてほしいと願っています。

保護者の皆様、地域の皆様、この1年間、温かいご支援とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。どうぞ事故や怪我に気をつけて、ご家族で健やかな新年をお迎えください。1月8日、また子供たち全員の元気な笑顔に会えるのを楽しみにしています。

 

 

 2学期の締めくくりは笑顔で!児童生徒会主催の「全校レクリエーション」


2学期の授業もいよいよ今日が最終日。お昼から体育館にて児童生徒会主催の「全校レクリエーション」が行われました。今回の行事は、役員の生徒たちが自ら企画を練り、当日の司会進行から運営までを立派に務め上げてくれました。


全力疾走!「新聞紙リレー」

最初の種目は、新聞紙を胸に当てて走る「新聞紙リレー」です。スピードを緩めると新聞紙が落ちてしまうため、子どもたちは一生懸命に前を向いて駆け抜けていました。学年を問わず、仲間に声援を送る姿が印象的で、体育館の空気は一気に熱を帯びました。


集中力が試される「ボール運びリレー」

続く「ボール運びリレー」では、ラケットの上の小さなボールを落とさないよう、慎重かつ素早く運びます。新聞紙リレーとはまた違った緊張感があり、アンカーがゴールした瞬間には大きな拍手が沸き起こりました。中学生が小学生をリードし、優しく見守る姿に、水上学園らしい温かさを感じました。


つながる絆「貨物列車」

最後は全員で「貨物列車」を楽しみました。じゃんけんで勝つたびに列が長くなり、最後には学年の壁を越えた一つの大きな列が完成!子どもたちの笑顔が重なり合い、体育館全体が一体感に包まれた素晴らしい締めくくりとなりました。


自分たちで考え、みんなで楽しむ。そんな児童生徒会の自発的な活動によって、2学期最後に最高の思い出を作ることができました。

行事が多かった2学期。子どもたちはこの数ヶ月で、学習面でも生活面でも大きく成長しました。今日のレクリエーションで見せてくれた弾けるような笑顔は、その充実感の表れだと確信しています。

杵と臼でペッタンコ! 5・6年生、稲作の総仕上げ!

いよいよ2学期も残すところあと3日。各学年で学期のまとめが進む中、5・6年生はこれまで長い期間をかけて取り組んできた「稲作学習」の総仕上げ、待望の「餅つき」を行いました。

今の時代、年末にお餅をつくといっても機械を使うことが多く、臼(うす)と杵(きね)を使った昔ながらの風景に出会うことは少なくなりました。子どもたちにとっても、これだけ大きな杵を振り上げるのは一苦労です。最初は重さにふらついたり、タイミングを合わせるのに戸惑ったりしていましたが、そこはさすが水上の子どもたち。「よいしょ!よいしょ!」と、すぐにコツをつかんで、力強くつきあげていきました。

田植えからずっとご指導いただいているJA総青年部の皆様に、今回も多大なるご協力をいただきました。慣れない手つきの子どもたちを優しく、時には力強くサポートしてくださり、おかげさまで真っ白でふっくらとした、たくさんのおいしいお餅がつきあがりました。

自分たちの手で泥だらけになって育てた苗が稲となり、こうして美味しいお餅になる。この一連の過程と、日本の年末の伝統行事を肌で感じられたことは、子どもたちにとって何よりの食育であり、心の財産になったと思います。

つきたてのお餅を食べて、2学期の疲れも吹き飛んだことでしょう。
子どもたちが、そして皆様が、素晴らしい年越しを迎えられますよう願っております。

霧の中の激走!そして驚きの『ピタリ賞』~ロードレース大会~

霧の中のスタート、そして輝く汗

今朝の水上学園は、珍しく深い霧に包まれ、寒々とした朝となりました。しかし、子供たちの熱気からか、いつの間にか霧が晴れ渡り、青空の下でのロードレース大会になりました。1年生にとっては、小学校生活で初めて挑むドキドキのロードレース 。そして、義務教育学校の最高学年である9年生にとっては、9年間の集大成となる最後のロードレースでした 。

困難を乗り越えて

正直なところ、直前までインフルエンザ等の影響があり、全員が万全のコンディションというわけではありませんでした。練習期間中に思うように走れなかった児童生徒もいたことでしょう。しかし、いざスタートのピストルが鳴ると、どの子も自分の持てる力を振り絞り、最後まで粘り強く走り抜く姿を見せてくれました 。そのひたむきな姿に胸を打たれました。

驚きの「ピタリ賞」が2名も!

本校のロードレース大会の大きな特徴は、単に速さを競うだけでなく、「自ら設定した目標タイムにいかに近づけるか」という、自己管理能力(主体性)を大切にしている点です 。本日の結果を見て、驚くべきことがありました。なんと、事前に宣言した「目標タイム」と、今日の本番の記録が1秒の狂いもなく「プラスマイナス0秒」だった児童生徒が2名もいたのです! 。自分のペースを完璧に把握して走り切る、まさにプロフェッショナルな走りでした。その他にも、多くの児童生徒が自己ベストを更新したり、目標順位を上回ったりと、それぞれのドラマがありました。

地域の皆様への感謝

本大会の開催にあたり、コース上の交通整理や誘導には、PTA役員の皆様や地域おこし協力隊の方々に多大なるご協力をいただきました 。皆様の安全管理のおかげで、大きな事故もなく無事に大会を終えることができました。また、沿道から温かい声援を送ってくださった保護者の皆様、地域の皆様。皆様の「がんばれ!」という声が、苦しい時の子供たちの背中をどれだけ強く押してくれたことか計り知れません 。霧が晴れた後の青空のように、子供たちの表情も達成感で晴れ晴れとしていました。本日は誠にありがとうございました。

【保護者の皆様へ】今夜はぜひ、お子様の頑張りをたくさん褒めてあげてください。そして、温かい食事とお風呂で、疲れた体をゆっくり休ませてあげてください。

未来のシェフたちの作戦会議!~6年生 調理実習に向けて~

 

6年生の教室では「栄養バランスのよいおかずを考えよう」というめあてに向かって、子どもたちが活発に活動していました。

栄養バランスの「いろは」を学ぶ
授業の冒頭では、栄養教諭の先生から栄養素についてのお話がありました。
「赤・黄・緑」の3つの食品群。皆さんも聞き覚えがあるのではないでしょうか?
・体を作る(赤)
・エネルギーになる(黄)
・体の調子を整える(緑)
ただ「美味しいもの」を作るだけでなく、これらをバランスよく組み合わせることが、健康な体づくりの第一歩です。子どもたちは真剣な眼差しで、献立作りのポイントを学んでいました。

タブレットも活用しながら献立づくり
基礎知識を学んだ後は、いよいよ班ごとの実践です。
ここ数年で、学校の風景も大きく変わりました。子どもたちの手元には、教科書やノートだけでなく、1人1台のタブレット端末があります。

「このレシピ、美味しそう!」
「でも、これだと『緑』の野菜が足りないんじゃない?」
「主菜がこれなら、副菜はさっぱりしたものがいいかな」

インターネット上のレシピサイトや画像を検索しながら、班のメンバーで頭を寄せ合い、楽しそうに、けれど真剣に話し合う姿がとても印象的でした。自分たちで情報を調べ、議論し、一つの答え(献立)を作り上げていく。まさに「主体的・対話的で深い学び」の実践です。

来週の実習が待ち遠しい!

今回の授業で計画した献立は、来週22日(月)の調理実習で実際に調理します。
自分たちで考え抜いた栄養満点のメニュー、一体どんな料理が完成するのでしょうか。今からその出来栄えが楽しみでなりません。

6年生の保護者の皆様、ぜひご家庭でも「どんな献立にしたの?」と話題にしてみてください。そして、冬休みにはその成果を家庭のキッチンでも発揮してくれることを期待しています。

胸に刻んだ水俣の教訓 ~5年生 肥後っ子教室~


16日に5年生はスクールバスで水俣へと向かいました。この「肥後っ子教室」は、単なる社会科見学ではありません。熊本県の子どもとして、水俣病の教訓から環境の大切さを学び、差別や偏見を許さない心を育てる、極めて重要な学習の機会です。

環境センターでの体験学習
熊本県環境センターでは、実際に体を動かし、目で見て触れる体験学習を行いました。
水質汚染の実験やごみ問題についての学習を通じ、子供たちは「環境を守る」ということが、遠い世界の話ではなく、自分たちの毎日の暮らしと密接につながっていることを実感したようです。地球環境のために、今自分たちに何ができるのか。真剣な眼差しでメモを取る姿が印象的でした。

心に刻んだ「水俣の教訓」
水俣市立水俣病資料館や情報センターでは、これまで事前学習で学んできた歴史や事実を、より深く、重みを持って受け止める時間となりました。
特に、語り部の方から直接お話を伺えたことは、子供たちの心に強く響いたに違いありません。教科書の文字だけでは伝わらない、被害に遭われた方の苦しみ、悔しさ、そして「二度と同じ過ちを繰り返してはならない」という切実な願い。それらを正面から受け止め、涙を浮かべたり、深く頷いたりしながら聞き入る子供たちの姿に、確かな成長を感じました。

学びを未来へ
今回の訪問で、子供たちは多くのことを感じ取ってくれたと思います。
しかし、大切なのは「行ってきました、勉強になりました」で終わらせないことです。

正しい知識を持ち、差別や偏見に流されない強い心を持つこと。
そして、環境を守るために、小さなことからでも「行動」に移すこと。

今回の貴重な一日が、子供たち一人ひとりにとって、「自分にできることは何か」を考え、実践できる人へと成長する大きなきっかけになることを願っています。

【保護者の皆様へ】
朝早くからのお弁当の準備や送り出しなど、保護者の皆様のご協力、本当にありがとうございました。
ご家庭でも、ぜひお子様から水俣での話を聞いてあげてください。「どんな話を聞いたの?」「どう思った?」という問いかけが、子供たちの学びをより深いものにします。どうぞよろしくお願いします。

静寂(集中)と活気(対話) ~AI・ALT・仲間と創る英語の授業~県教委視察報告

 本日も本校には視察のお客様がいらっしゃいました。県教育委員会の皆様、そして県内各地の県立高校や県立中学校の英語科の先生方をお迎えし、本校が先進的に取り組んでいる「AIを活用した英語学習」の授業を参観していただきました。


シーン1:静寂の中の熱気 ~AIとの一対一~

授業の前半、教室を支配したのは心地よい静寂でした。生徒たちは一人一台の端末に向かい、ヘッドセットを装着。聞こえてくるのは、AIに向かって英語を話しかける生徒たちの小さな、しかし自信に満ちた声だけです。視察に訪れた多くの先生方が見守る中でも、誰一人として集中を乱すことなく、画面の中のAIのキャラクターとの音声対話に没頭していました。この「学習規律が徹底された集中した姿」こそが、本校の自慢です。AIがもたらす即時フィードバックにより、生徒たちは自分のペースで発音や表現を何度も修正し、着実に力をつけています。


シーン2:あふれる活気 ~ALT、そして仲間との対話~

一転して授業の後半は、活気あふれる対話の実践の場となりました。AIで練習したフレーズを使い、今度は生の人間を相手にコミュニケーションを図ります。生徒同士がペアを作り、その場その場で生き生きとリアクションをしたり、質問を投げかけたりしながら、対話を繰り返す姿が見られました。また、ALTの先生と目を合わせ、身振り手振りを交えて熱心に語り合う場面もありました。AIで培った「正確さ」を土台に、ALTや仲間との関わりの中で「伝えるための熱意」や「自然なやり取り」を学ぶ。このデジタルとリアルの融合が、生徒たちの実践的な英語力を育んでいます。


最高の賛辞「学習規律の徹底」

視察後の意見交換では、AI活用の成果(粘り強く続けたことによる発音の飛躍的向上など)や課題について活発な議論が交わされました。そして締めくくりに、藤岡市町村教育局長から、授業中の生徒の姿に対し、大変ありがたいお言葉をいただきました。

「授業の質の高さもさることながら、なにより素晴らしいのは、その最先端の授業を成立させている土台、すなわち『学習規律』が徹底されていることです。生徒たちの学ぶ姿勢に感銘を受けました」

新しいツールを導入しても、教室が落ち着きを失っていては深い学びは生まれません。生徒たちが見せてくれた、自律的に学ぶ態度そのものを評価していただいたことは、本校として何よりの喜びであり、誇りです。

今回の視察で得た確信と、いただいた貴重なご意見を胸に、水上学園はこれからも、変えてはいけない基本を大切にしつつ新しい変化を取り入れる「不易と流行」の精神を大切にして、未来を生き抜く力を育む教育を推進してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

笑顔が戻り始めた学校と、年末のラストスパート!

 

学校では11月末からインフルエンザの波が押し寄せ、先週がピークとなったように感じています。熊本県全体では依然として警報レベルが続いており、本校でも、先週は残念ながら1年生から3年生まで学年閉鎖の措置をとらせていただきました。他のクラスでも数名ずつの罹患者が出ており、ご家庭での対応にご苦労されたことと存じます。

週明けの今日、学校には久しぶりに元気な笑顔がずいぶんと戻ってきました!やはり、子どもたちの活気ある姿は学校の宝だと改めて感じています。しかしながら、まだ罹患者が多く残っているクラスもあり、引き続き手洗いやうがい、体調管理には十分な注意が必要です。ご家庭でも、引き続きご協力をお願いいたします。

そんな状況ではありますが、今週19日(金)には、いよいよロードレース大会が迫っています!体調が整わず参加を見送る生徒もいるかもしれませんが、参加できる生徒たちには、この日のために積み重ねてきた練習の成果を発揮し、どうか自己ベストを目指して力いっぱい頑張ってほしいと願っています。

そして、2学期の登校日数は今日を含めて残すところあと8日となりました。インフルエンザの影響で思うように活動できなかった期間もありますが、生徒たちにはこの残り少ない日々で、2学期と令和7年の学校生活をしっかりと振り返り、新しい年に向けて心の準備をしてほしいと思います。

寒さも本格化してまいりました。皆様におかれましても、どうかご自愛ください。

 

※注)この画像はAIによるイメージです

次世代へ託す想い!児童生徒会役員改選の告示が行われました


水上学園では今年度の児童生徒会役員改選の告示が行われました。

体育館に集まった児童生徒の前で、現役員と選挙管理委員が、これからの選挙活動の流れや、立候補・投票に関する大切なルールを説明しました。スクリーンには児童生徒会規約の一部(役員の選出方法など)も投影され、皆真剣に聞いていました。

特に、改選要項にもあるように、会長・副会長・書記といった三役は、水上学園の「立派な校風を樹立し、明朗なる生活をつくり出す」という目的のために、中心となって活動していく大変重要な役割です。

残念ながら、インフルエンザの影響で欠席している児童生徒も多かったため、彼らには後日改めて説明を行う予定です。感染対策を徹底し、まずは皆が健康で過ごせるよう努めてまいります。

義務教育学校として開校して丸3年が経ち、水上学園はいよいよ順調に走り出したように感じられる今年度。学校がさらにそのスピードを上げて発展していくためには、次の世代のリーダーとなる児童生徒会役員に大きな期待がかかります。

立候補の受付は12月18日(木)から22日(月)の昼休みに行われます。7・8年生の児童生徒会会員から、熱意ある立候補者が名乗りを上げてくれることを心から願っています。

新たなリーダーたちが誕生し、水上学園の伝統と未来を築いてくれることを楽しみにしています。今後の水上学園児童生徒会のさらなる発展にご期待ください!

 

年の瀬の風物詩!PTAの皆様と地域の力で門松設置に感謝!


いよいよ今年も残すところわずかとなり、慌ただしくも、どこか清々しい年末の雰囲気に包まれ始めていますね。本校でも、新しい年を迎える準備が着々と進んでいます!


水上学校の「顔」が華やかに!

先日12月6日土曜日の朝早くから、PTA役員の皆様がご来校くださり、児童生徒玄関の前に立派な門松を設置してくださいました。

冷え込んだ朝でしたが、皆様の熱意あふれる作業のおかげで、青々とした松や竹、そして飾りのナンテンや梅、葉牡丹が見事に調和した、素晴らしい門松が完成しました。


特に、縄を使って美しく竹を束ねる「男結び」は、まさに職人技!皆さんが和気あいあいと、それでいて真剣に作業されている姿は、本校にとって何よりの「お正月飾り」だと感じました。


地域の温かいご支援に感謝

この立派な門松は、PTAの皆様の労力だけでなく、地域の皆様の温かいご協力によって実現したものです。

実は、門松に使われた生命力あふれる竹は、学校前の安牧神社様より、ご厚意で切り出させていただいたものです。また、門松の土台を立派に覆っている畳表は、愛甲様から寄贈いただきました。


竹:まっすぐに伸び、生命力にあふれた成長の象徴


松:厳しい冬でも緑を保ち、不老長寿の願い


梅:新春に咲き、希望の象徴

これらが揃う門松には、「今年も一年、お迎えした神様が家や学校に幸せをもたらしてくれますように」という願いが込められています。

伝統的な門松づくりを通じて、子どもたちの成長を見守ってくださる地域の皆様の温かいつながりを改めて実感いたしました。このような地域一体となった支えがあることに、心より感謝申し上げます。

この門松には、「今年も一年、お迎えした神様が家や学校に幸せをもたらしてくれますように」という願いと共に、「地域との絆を大切にしたい」という思いも込められています。

子どもたちには、この門松を見て、日本の伝統や、学校を大切に思ってくださる方々の気持ちを感じ取ってほしいと願っています。

令和7年も、残りの日々を大切に過ごし、この門松に込められた希望と発展の願いと共に、良い年を迎えたいですね。

来年も皆様にとって、そして水上学校にとって、実り多き一年となりますように!

修学旅行最終日!USJでの最高の笑顔と帰途のご報告 

8年生の修学旅行もついに最終日を迎えました。本日は、生徒たち待望のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)での班別自主研修です!

生徒たちは、これまでの旅行で培ったチームワークを活かし、事前に計画した班ごとの「行きたい場所」「楽しみたいアトラクション」へと散らばっていきました。

シンボルの地球儀の前で集合写真を撮った後は、人気のアトラクションやエリアを満喫し、最高の笑顔がはじけています。

特筆すべきは、生徒たちの「思い思いの格好」です。マリオの世界観を楽しめる場所では、大きな袋を抱えた生徒の姿が見られましたし、セーラー服の上からキャラクターのカチューシャや帽子を被って、パーク内の雰囲気と一体化して楽しむ姿は、見ていて微笑ましい限りでした。これは、旅先でしかできない、心に残る大切な思い出作りになったことでしょう。

最後は、伊丹空港から空路にて鹿児島空港へと向かいます。大きな荷物と、それ以上に「重い思い」出をたくさん詰め込んでの帰途となります。

この3泊4日の修学旅行は、日本の歴史や文化に触れ、集団生活の中で協調性や自立心を育む、大変充実した旅行となりました。この貴重な経験が、今後の学校生活、そして彼らの人生を豊かにするための大きな糧となることを心から願っています。


最後になりますが、今回の修学旅行の実施にあたり、多岐にわたりご協力いただいた保護者の皆様、そして費用面で多大なるご支援をいただいた村当局に、改めて深く感謝申し上げます。

 

 

【8年生修学旅行3日目】京都・班別自主行動で世界と触れ合う学び!

 

8年生の修学旅行は3日目を迎えました。本日は、京都市内を巡る班別自主行動です。素晴らしいお天気に恵まれ、生徒たちは清水寺を出発し、事前に計画したルートで活動しました。


この班別自主行動は、ただ観光地を巡るだけでなく、生徒たちが自律的に行動し、仲間と協力する力を育む大切な学びの場です。見知らぬ土地で時間や予算、そして班のメンバーの意見を調整しながら目的地を目指す。これこそが、社会で生きていくために必要な「生きる力」を養います。


特に目を引いたのは、生徒たちがこれまでの学習で習得した英語力を実践で試す姿です。清水寺周辺や金閣寺といった国際的な観光地では、多くの外国人観光客と接する機会があります。生徒の中には、積極的に英語で話しかけ、交流を深め、一緒に写真を撮るなど、AI学習で培った知識をアウトプットし、異文化とのコミュニケーションを楽しむ姿が見られました。世界の広さを感じ、多様な文化に触れたことは、教室での学びだけでは得られない貴重な財産となるでしょう。


古い街並みや寺社仏閣では、京都の歴史に触れるだけでなく、多くの人が集まる中での公共のルールやマナーについても身をもって学びました。お団子を味わう時のマナー、賑わう参道を歩く時の配慮など、全てが学びです。


生徒たちは、仲間と助け合い、時には道に迷いながらも、無事ホテルへと戻ってきました。疲れた様子も見えますが、その表情には充実感と達成感が満ち溢れています。


明日は、修学旅行最終日、USJでの活動となります。その後、伊丹空港から空路で帰路につきます。最後まで安全第一で、最高の思い出を作ってくれることを願っています。

 

 

平和と成長を実感する修学旅行 1日目・2日目レポート


本校の8年生は、12月7日(日)から2泊3日の日程で広島・関西方面への修学旅行に出発しております。


広島での「平和学習」

初日の12月7日(日)は、メインの目的地である広島平和記念公園を訪問しました。天候にも恵まれ、色づいた紅葉の木々が青空に映える、大変美しい一日でした。

生徒たちはまず原爆資料館を見学。歴史的な事実を目の当たりにし、真剣な表情で一つひとつの展示に見入っていました。その後、「原爆の子の像」前にて平和祈念行事を実施。自分たちがこの旅で学んだ平和への思いを込めたメッセージを伝え、世界平和について深く考える時間となりました。この一連の学習を通して、生徒一人ひとりの心に「平和の尊さ」が深く刻まれたことと思います。

宿泊は、神戸市内の大変素敵なホテル。慣れない旅路の疲れを癒し、翌日に備えました。


六甲山で挑む「スキー実習」

そして二日目の12月8日(月)は、場所を移し、六甲スノーパークにて終日スキー実習を行いました。

ほとんどの生徒にとって初めてのスキーでしたが、経験豊富なインストラクターの方々から懇切丁寧に指導を受け、みるみるうちに上達!最初は雪の上で立ち上がるのも難しそうでしたが、午後には自力で滑れるようになる生徒が増え、「楽しい!」という歓声がゲレンデに響き渡りました。

夜は、頑張った分だけお腹が空いた生徒たちを待っていた豪華バイキング!みんな心ゆくまで食事を楽しみ、笑顔あふれる素敵な夜を過ごしました。


12月8日(火)は京都での班別自主行動を予定しています。この修学旅行が生徒たちの心身の成長と、忘れられない思い出になるよう、教員一同最後まで安全に努めてまいります。

寒風を切り裂いて!〜9年生ロードレース試走と人生のレース〜


今朝の熊本県水上村は、とても冷え込みましたね。現在の気温は7°C、乾燥注意報も出ており、身の引き締まるような寒さです。寒さに負けず、子どもたちは元気に登校し、インフルエンザから復帰した児童生徒の姿も増えてきました。学校に活気が戻り、大変嬉しく思っています。


さて、学校では来る12月19日(金)のロードレース大会に向けて、準備と練習が本格化しています。


特に、今日は9年生が体育の時間に大会コースでの試走を行いました。冷たい風が吹き付ける中、子どもたちは懸命に走っていました。その姿は、まるで冷たい風を切り裂いて前進する刃のようでした。


ロードレース大会は、単に順位を競うだけでなく、以下の目的を持っています。


* 自ら目標を立て、努力する主体性の育成

* 最後まで走り抜く持久力と精神力の育成(粘り強さ)


9年生は、今まさに高校受験という「自分の人生のレース」に向けて、大切な時期を迎えています。目標を定め、試行錯誤しながら努力を重ねる姿は、まさにこの大会の目的に通じるものです。今日の試走での力強い走りは、受験という大きな壁を乗り越えるエネルギーを蓄えている証だと感じました。


「走る」という単純な運動ですが、自分と向き合い、ペースを考え、粘り強くゴールを目指す過程は、生きていく上で必要な力を養います。


子どもたち全員が、大会当日、そしてその先の人生のレースにおいても、今日のように力強く前進できるよう、私たち教職員も全力でサポートしてまいります。


保護者のみなさま、地域のみなさま、当日は子どもたちへの温かいご声援をどうぞよろしくお願いいたします!

 

新しい学びのカタチ!熊本県学力・学習状況調査を実施しました

今年度の熊本県学力・学習状況調査を実施しています。この調査は、児童生徒の学力や学習状況を把握し、今後の教育指導の充実に役立てる目的で行われています。

後期課程(中学年)は「CBT」を初導入!
後期課程(第7・8学年)は、今年度初めて、CBT(Computer Based Testing)方式で実施されました。
CBTとは、タブレット端末を使って、画面上で問題に答え、解答していく方式のことです。生徒はヘッドセットを装着し、国語や英語の聞き取り問題、さらには動画を見て答える問題にWeb上で取り組みました。

まさに、GIGAスクール構想で整備された一人一台端末を活用した、新しい学びのカタチを実感することができました!生徒は皆、日頃の学習の成果を発揮しようと、真剣に画面に向き合い、集中して取り組んでいました。

 

前期課程(小学年)は「PBT」で実施!
一方、前期課程(3~6年)は、従来通りのPBT(Paper Based Testing)方式で実施されました。
PBTとは、紙の問題用紙と解答用紙を使って、鉛筆などで記入していく、お馴染みのテスト方式のことです。国語の聞き取り問題はラジカセやパソコンを活用しましたが、それ以外は紙と向き合うスタイルです。後期課程とはまた違った緊張感の中、最後まで粘り強く問題に取り組んでいました。

 

インフルエンザ等で欠席した生徒の皆さんへ
インフルエンザなど体調不良で調査を受けられなかった児童生徒については、予備日(12月5日(金)、8日(月)、9日(火))に実施しますのでご安心ください。体調をしっかり整えて、後日頑張りましょう!

 

この調査結果を基に、より一層、本校の教育指導の改善に努めてまいります。引き続き、ご理解とご協力をお願いいたします。
なお、各児童生徒の結果については、1月末ごろにお知らせする予定です。

 

 

体育公開授業と生徒の頑張り!

 8年生保健体育科公開授業を実施しました

本日12月3日(水)、球磨教育事務所から指導主事をお招きし、水上学園運動場にて第8学年保健体育科の公開授業を実施しました。

本時のテーマは、「自分に合ったピッチとストライドを考え、一定のペースを守って走る」こと。「効率的な走りのポイントを身に付けよう!」をめあてに、持久走の活動を通して、自分にとって最も良いペースと走り方を見つける学習に取り組みました。

課題解決に向けた主体的・対話的な学び

授業ではまず、ピッチ走法とストライド走法の2種類を試走し、どちらが自分の体力や感覚に合っているかを比較しました。生徒たちは、前時に学んだ呼吸法(2呼2吸など)のポイントも意識しながら真剣に取り組みました。

その後、いよいよ10分間走です。生徒たちは2人1組でペアを組み、走者は設定した自分の目標ペースを意識して走り、ペアの仲間は100mごとのラップタイムや気付きを記録しました。

走った後には、心拍数やドキドキメーターを記入し、ペアで撮影した動画を見ながら、自分のペースやピッチ・ストライドの変化について熱心に分析し合う姿が見られました。主体的に学び、仲間と対話しながら課題解決に向かう、大変素晴らしい学習の様子でした。

病に負けず、一生懸命に取り組む生徒たち

さて、現在、他学年でも新規感染者が出始め、インフルエンザが流行しています。そんな中、本日の体育の授業では、病み上がりでまだ本調子ではない生徒もいましたが、自らの体調と相談しながら、懸命に走る姿、一生懸命に学ぶ姿を見ることができました。その頑張りには心から拍手を送りたいと思います。

しかし、明日からは予報によると冷え込みが厳しくなるようです。保護者の皆様におかれましても、引き続き生徒たちの体調管理、特に手洗い・うがいなどの感染症対策にご協力をお願いいたします。

 

イチョウの絨毯と健康管理のお願い

学校の周り、特に運動場の外側の道路沿いのイチョウ並木が、今、まさに見頃を迎えています。黄金色に染まった葉が風に舞い、道路脇には鮮やかな黄色い絨毯が敷き詰められたような美しい光景が広がっています。子どもたちは、この季節の移り変わりを感じながら登校しています。

さて、学校では子どもたちがそれぞれの目標に向かって日々活動していますが、残念ながら、インフルエンザの報告が今日も増加しています。学校全体で感染予防に努めていますが、集団生活の中で感染症の広がりを止めるのは難しいのが実情です。

特に心配なのは、来週に修学旅行を控えた8年生です。教室を覗くと、京都での班別自主行動の計画を、タブレットを使って熱心に練っている最中でした。「ここで抹茶パフェを食べよう!」「清水寺から金閣寺への移動ルートは?」など、期待に満ちた笑顔が弾けていました。

「どうか、みんな元気に修学旅行に参加できますように」と、心から願っています。

つきましては、保護者の皆様に改めて感染拡大防止へのご協力をお願い申し上げます。

  •  登校前の健康チェック(検温、体調確認)を必ず行ってください。
  •  少しでも体調が悪い場合(発熱、咳、だるさなど)は、「これくらいなら大丈夫」と無理をせず、登校を控えて休養し、病院受診をお願いします。
  •  引き続き、手洗い・うがいの徹底、適切な換気にご協力をお願いします。

子どもたちの学びを止めないため、そして8年生が最高の思い出を作れるよう、学校・家庭・地域が一丸となってこの流行期を乗り越えていきましょう。

師走に入り、冬休みまでラストスパート!感染対策も万全に!

今日からいよいよ師走。2学期も残すところ登校日数は18日となりました。短い期間ですが、学園では様々な行事が控えています。

特に、8年生は来週7日から楽しみにしている修学旅行へ出発します!事前学習を通して、日本の歴史や文化を深く学ぶ良い機会になることを願っています。

そして、再来週19日には、全校生徒が自己の体力と精神力の限界に挑む校内ロードレース大会が予定されています。

しかしながら、先週から校内でインフルエンザが流行しています。

週明けの今日は欠席者が多く、寂しい状況が続いています。特に大切な受験を控えた9年生にとっては、体調管理が何よりも重要です。

この状況を受け、学校では改めて基本的な感染症対策を徹底しています。

帰りのバスに乗る前の手指消毒やマスク着用を呼びかけ、児童生徒の健康と安全を守るよう努めています。

冬休みまであとわずかです。生徒の皆さんが、体調を崩すことなく、学習や行事に全力で取り組み、元気に2学期を締めくくることを願っています。

ご家庭や地域の方々におかれましても、引き続きご理解とご協力をお願いいたします。

みんなで元気にこの師走を乗り切りましょう!

空席が目立つ教室

バスに乗る前にはマスク着用の確認と手指消毒

私たちの安全を守るヒーロー!~多良木警察署見学~

爽やかな秋晴れの下、3年生の子どもたちが元気いっぱいに学校を出発しました。

今日の行き先は「多良木警察署」。社会科の授業「安全な暮らしを守る」という単元の学習として、実際に地域の安全を守っている警察署へ見学に行きました。

普段、教科書で学んでいることでも、やはり「本物」に触れる経験は何よりの学びになります。

警察署では、警察官の皆さんが実際に使用している装備品を見せていただきました。シュッと伸びる警棒や、警察手帳などを目の当たりにし、子どもたちの視線は釘付けです。

また、事件や事故の現場で身を守るための防刃チョッキを着させてもらう体験もありました。「うわっ、重い!」「これを着て走るなんてすごい!」と、その重みから、命を守る仕事の責任の重さを肌で感じているようでした。タブレット端末を使って、学んだことをしっかり記録に残す姿も頼もしい限りです。

さらに、子どもたちが大興奮だったのがパトカーの乗車体験です。

かっこいいパトカーの座席に座らせてもらい、無線機やたくさんのスイッチ類を間近で見学。「ここから緊急の連絡をするんだね」と、いち早く現場に駆けつけるための工夫にも気づくことができました。

私たちの暮らしが安全で平和であるのは、こうして24時間体制で交通事故や事件から守ってくださる警察官の皆さんのおかげです。

質疑応答の時間では、「どんな時にやりがいを感じますか?」「大変なことは何ですか?」など、たくさんの質問が飛び出しました。一つひとつ丁寧に答えてくださる署員の方々の真剣な眼差しに、子どもたちも「自分たちの町は自分たちで守る」という意識を高めたのではないでしょうか。

最後は全員で、おまわりさんと一緒に「敬礼!」のポーズで記念撮影。

多良木警察署の皆様、お忙しい業務の中、子どもたちのために貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。

これからも水上学園の子どもたちが、交通ルールを守り、安全に過ごせるよう学校でも指導を続けていきます。