水上学園ブログ

額を突き合わせ、技を磨き合う子どもたち

今週の水上学園は、先生方がお互いの授業を見せ合って指導法を磨く今年度最初の「授業参観ウィーク」です。本校の教職員が目指すのは、子どもたちが主役となる「主体的・対話的で深い学び」の実現。今回は、そんな熱気あふれる3年生と4年生の算数の授業レポートをお届けします。

【3年生】「1目もりはいくつ?」答えを導くきらめく対話
3年生が挑戦していたのは「一万をこえる数」の単元です。
デジタル教科書に映し出された一本の数直線を見ながら、「1目もりの大きさに気をつけて数直線をよもう」というミッションに挑みました。黒板の「1目もりは、100?1000?」という問いかけをきっかけに、本校が大切にしている『学び合い』がスタート。子どもたちは自然と机を寄せ合い、床に教科書を広げて額を突き合わせます。

「0から10000の間に、小さい線が10個あるから1000じゃない?」

「あ、じゃあ『あ』のところは1万4000だ!」

ノートを指さしながら自分の言葉で一生懸命に説明し、ひとりの気づきが隣の「あ、分かった!」に繋がっていく心地よい思考の熱気が教室を包んでいました。

【4年生】「どうあてる?」三角定規を駆使する技の学び合い
続いて訪ねた4年生の教室では、「垂直・平行と四角形」の作図に挑んでいました。「1組の三角定規を使って、垂直や平行な直線をかこう」という手強い技能の習得です。離れた「点A」を通る線を引くため、2枚の三角定規をどう組み合わせるかが運命の分かれ道。子どもたちは友だちの席へ集まり、お互いの手元をじっと見つめ合います。

「この定規を下の線に合わせて、もう1枚を点Aまでスライドさせるんだよ」

「あ、動いちゃった!もう一回おさえてて!」

手元が狂わないようにノートをそっと押さえたり、定規の滑らせ方を実演したり。言葉だけでなく、お互いの「手つき」や「技」を見せ合いながら、パズルを解くように楽しく課題を乗り越えていきました。

先生たちも、子どもたちと共に
子どもたちが仲間と共に高め合っているように、私たち教職員も日々、教材研究や問いかけの工夫に熱心に取り組んでいます。これからも水上学園が一丸となって、子どもたちが「もっと知りたい!」とワクワクする、輝く授業づくりを推進してまいります。