水上学園日記
合唱への思いを深める授業研究会
急に秋が深まって来ました。水上学園では子供たちが文化祭に向けて活発に活動しています。芸術の秋、文化の秋の雰囲気が感じられるようになってきました。
県立教育センターより指導主事の先生をお招きし、7年生の音楽の授業研究会を実施しました。今回の授業は、文化祭で披露する合唱曲「友達の友達」を題材に、「仲間とともに、表情豊かに合唱しよう」というテーマで展開されました。
本時の学習課題は「曲にふさわしい表現にするために、歌詞や音楽的な特徴を踏まえて、どのように表現を工夫すればよいだろうか」というものです。生徒たちは、前時に録音した自分たちの歌声と模範演奏を聴き比べ、その違いから表現を工夫する必要性に気づきました 。
授業では、歌詞の内容や「作曲者の思い」を踏まえながら、どのような歌い方が曲にふさわしいか、グループで活発に意見交換する姿が見られました。特に、一人一台端末のCanva(キャンバ)を活用し、各自の考えをホワイトボード機能で共有・集約することで、多様な意見に触れ、自分の考えを広げたり深めたりすることができていました 。
生徒たちは「強弱をつけて歌う」「音のつながりを滑らかにする」「歌詞の内容を想像して歌う」といった具体的な工夫点を出し合い、楽譜に書き込みながら全体で歌い試しました 。
指導主事の先生からは、生徒一人ひとりが音楽を形づくる要素と曲想、歌詞の内容との関わりを深く考え、主体的に学びに臨んでいる点について、温かいお言葉をいただきました。
今回の学びを経て、7年生の合唱に対する思いは一層深まったことでしょう。11月16日の文化祭で、生徒たちが工夫を凝らした、心に響く「友達の友達」の歌声を披露してくれるのが今から本当に楽しみです。保護者の皆様、地域の皆様のご来場を心からお待ちしております。
主体的な活動が見られた学活の研究授業
本校を会場に「人吉球磨特別活動研究会」の授業研究会が行われ、8年生が生き生きと活動する姿を公開しました。ご参会いただいた皆様、誠にありがとうございました。
今回の授業は、単元名「チームビルディングを通した課題解決ができる集団づくり」の最終段階として、「謎のマラソンランナー」という課題解決学習に取り組みました 。この活動は、目標情報が分散された課題に協力して取り組むことを通して、協力することと責任を果たすことの重要性を学びながら、自分のグループの中での働きを考え、行動することを目標としています。
生徒たちは、与えられた情報カードを相手に分かりやすく伝えたり、相手の話を聴いたりしながら課題達成を目指しました。話の聴き方である「ハーリス(HEART LISTENING)」や「ボディリス(BODY LISTENING)」を意識しながら、真剣に、そして楽しそうに、自らの役割を考え行動する姿が見られました。
授業後の研究協議では、この単元に取り組むにあたり、「チームビルディング」を軸とした一連の活動を積み重ねてきたプロセスや、日常の学級経営における「関係の質」を高める取り組みについて、活発な意見交換がなされました。
最後のまとめでは、特別活動研究会会長より「特別活動では、生徒が自己決定をする場面をどのように作っていくかが大切であり、それは今後の生き方につながる」という貴重な言葉をいただき、本校の研究テーマ「主体的に学びに向かい、自らの考えを表現できる児童生徒の育成」に向けて、指導の方向性を再確認することができました。
今回の学びを活かし、これからも子どもたちの主体的で協働的な活動を支援してまいります 。ご参加いただいた各学校の先生方、誠にありがとうございました。
水上っ子タイムトンネルに向けて
10月31日(金)に迫った「第3回水上っ子タイムトンネル」に向け、指導いただく皆様と学校職員との事前打ち合わせ会を実施しました。ご多用な中、ご協力くださる地域の皆様に心より感謝申し上げます。
この「水上っ子タイムトンネル」は、子どもたちの縦のつながりを強くするとともに、水上村の大人と子どもが交流を深め、地域に伝わる文化や遊びなどを体験する貴重な機会です。
また、「水上村人づくり推進委員会」の機能を生かし、地域とともに子どもを育む実践として、岩野小学校時代から地域の皆様のご協力のもと、長きにわたり取り組んできたものを、水上学園で引き継いでいます。
打ち合わせでは、当日の日程や活動内容について、細部にわたり最終確認を行いました 。特に、地域の皆様には、竹細工、わら細工、じゅず玉遊び、絵手紙、布ぞうり、紙工作、草アートなど、多岐にわたる10の活動の指導者としてご尽力いただきます。それぞれの活動について、指導者の方々から具体的な内容や、子どもたちへの指導のポイントなどを共有していただきました。
地域の方々の温かいご協力と情熱に触れ、改めて水上っ子たちの笑顔が目に浮かび、開催が本当に楽しみになりました。子どもたちにとって、思い出深い一日となるよう、職員一同、準備を進めてまいります!ご協力いただく皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
全校お弁当の日! 食を学び、感謝の心を育む「お弁当プロジェクト」
本日10月17日(金)は、水上学園の「お弁当プロジェクト」実施日でした。
目的は、家族との相談を通して食事の重要性を知り、感謝の心を養うこと、そしてお弁当作りを通して食品を選択する能力を身につけることです。
プロジェクトでは、学年や目標に合わせて選べる「完璧コース」から「相談&バッグ詰めコース」まで、5つのコースを用意しました。最上級生は「買い物から調理、盛り付けまで一人で全部」に挑戦する「完璧コース」 を、低学年の児童は家族とメニューを相談して自分でバッグに詰める「相談&バッグ詰めコース」 を選ぶなど、それぞれの目標に向かって積極的に取り組みました。
写真に写っている子どもたちの笑顔が、今日の達成感と楽しさを物語っていますね。色とりどりのお弁当を前に、皆誇らしげな表情を浮かべていました。
お弁当作りの過程では、事前に献立を家族と相談し、どんな食材が必要か、栄養バランスはどうかなど、真剣に考えたことでしょう。お弁当箱を6つに分けた場合、「主食(ごはんやパン)3つ、主菜(魚・肉・たまご)1つ、副菜(野菜・きのこ・海そう)2つ」の割合にする、という指導も参考に、バランスの良いお弁当を目指しました。
このプロジェクトは、単に料理の技術を学ぶだけでなく、食の大切さ、そして日頃支えてくれるご家族への「ありがとう」という感謝の言葉を伝える機会にもなりました。
ご協力いただいた保護者の皆様に心より感謝申し上げます。子どもたちの学びを深める貴重な一日となりました。
五穀豊穣に感謝!5・6年生が稲刈りに挑戦!
秋晴れの空の下、5・6年生が地域の方々のご協力のもと、稲刈りを行いました。6月5日に小さな苗を植えた田んぼは、黄金色の稲穂が頭を垂れ、まさに収穫の時を迎えていました。
この日も、田植えでお世話になったJA青壮年部の皆様が、安全管理から作業指導まで、温かくサポートしてくださいました。鎌を使って稲を刈る作業は初めての児童も多く、最初は恐る恐る手を動かしていましたが、すぐに慣れ、青壮年部の皆さんの教えを受けながら、力強い手つきで次々と稲を刈り取っていきました。
機械化された現代の農業ですが、こうして手作業で汗を流すことで、子どもたちは食の恵みや、米作りに関わる人々の苦労を肌で感じたようです。
刈り取った稲は、日本の伝統的な手法である「はざ掛け」をして天日干しをします。青壮年部の皆さんが立ててくださった「はざ」に、協力して稲束をかけていく作業は、チームワークが試される大切な工程でした。天高く組まれた「はざ」に、黄金色の稲が美しく並ぶ光景は、日本の原風景そのもので、子どもたちにとっても印象深い体験になったことでしょう。
しばらく乾燥させた後、脱穀や籾すりといった工程を経て、いよいよ新米となります。そして、この収穫した大切なお米を使って、12月にはもちつきを行う予定です。自分たちで植えて収穫したお米で作るお餅は、きっと格別の味がすることでしょう。
体験を通して、自然の恵みと地域の方々への感謝の気持ちを育んでほしいと願っています。ご協力くださったJA青壮年部の皆様、本当にありがとうございました。
児童生徒集会で高まる水上学園の自治と活力!
児童生徒会主催の「児童生徒集会」が開催されました。児童生徒が主体となり、学校生活をより良くするための素晴らしい取り組みが発表・共有され、学園全体の活力が一段と高まった一日となりました。
集会ではまず、環境委員会からの報告がありました。かねてより取り組んでいた、途上国へのワクチン購入に繋がるペットボトルキャップ集めについて、全校児童生徒の頑張りが発表されました。その結果、最も多くのキャップを集めたのは9年生で、みごと表彰を受けました!環境問題への意識だけでなく、社会貢献への熱意も高い本校の子どもたちを誇りに思います。ご家庭でのご協力にも感謝申し上げます。
次に、図書委員会からは「読書アンケート」の結果報告がありました。この結果に基づき、読書の楽しさや大切さを伝えるためのクイズ形式の啓発活動が行われ、生徒たちは楽しみながら読書への関心を深めていました。読書は知識を広げ、心を豊かにする大切な活動です。秋の夜長、ぜひご家族で読書に親しんでいただきたいと思います。
そして、執行部からは「新あいさつ運動」の提案がありました。「よりよいあいさつ」を目指し、その意義と実践方法が説明された後、全員で元気の良いあいさつの練習が行われました。「あいさつ」は人と人との関係を築く第一歩です。今回の集会で練習した、響きのある気持ちの良いあいさつが、日常の学校生活や地域にも広がっていくことを期待しています。
今回の集会は、児童生徒一人一人が「自分たちの学校を自分たちの手で良くしていこう」という自治の意識を持って運営されていることを示すものであり、大変感動しました。主体的な活動を通じて、将来社会で活躍するための資質・能力を育んでまいります。保護者の皆様、地域の皆様、引き続き温かいご支援とご協力をよろしくお願いいたします。
命を守るお仕事!3年生が上球磨消防本部へ社会科見学
3年生は社会科見学で上球磨消防本部を訪問しました!
学校での学習を深め、「自分たちの生活は、様々な人の働きによって支えられている」ということを肌で感じる、貴重な体験となりました。
子どもたちは黄色い帽子をかぶり、消防署に着くとすぐに、その迫力に目を輝かせていました。特に、大きな消防車や救急車を間近で見た時の歓声は、とても印象的でしたね。
消防士の皆さんから、消防車に積まれている様々な道具や、それらがどんな時に、どのように使われるのかを、詳しく教えていただきました。子どもたちはメモを取りながら、真剣な眼差しで話を聞いていました。
特に、レスキュー隊の皆さんが使う機材を見せてもらった時には、「わあ、すごい!」「かっこいい!」と、感動の声が上がっていました。子どもたちにとって、消防士さんの仕事は、ただ火を消すだけでなく、人命救助という、命を守るとても大切で、専門的なお仕事なんだということがよく理解できたようです。
また、「火事や災害を未然に防ぐために、日頃からどんなことに気を付けているか」といった質問にも、消防士さんが丁寧に答えてくださいました。子どもたちからは、「どうして消防士さんになろうと思ったんですか?」「怖くないですか?」といった、素朴で鋭い質問も飛び出し、消防士さんたちも笑顔で応じてくださる温かいやり取りもありました。
今回の見学を通して、子どもたちは地域のために働く人々の尊さと、その強い使命感を感じ取ってくれたことと思います。
「備えあれば憂いなし」という言葉を胸に、学校としても、子どもたちが安全について考え、行動できる力を育むよう、指導を続けてまいります。
上球磨消防本部の皆様、お忙しい中、子どもたちのために丁寧なご対応をいただき、本当にありがとうございました!
熱い想いをタスキに込めて!中体連駅伝大会、感動の力走!
球磨人吉中体連駅伝競走大会に、本校の代表選手が出場し、素晴らしいレースを見せてくれました。最高気温が30度を超えるという厳しい暑さでしたが、選手たちはそれを吹き飛ばすような熱い走りで、水上学園の誇りを胸に懸命にタスキをつなぎました。
女子・男子ともに堂々の力走!
女子の部(10時スタート)
女子の部は10時にスタート。エース区間である1区を任された平井さんが、序盤から力強い走りで集団に食らいつき、なんと4位という素晴らしい順位でタスキをつなぎました!チームが大きく沸いた瞬間でした。その後も粘り強く走りきり、結果は8位でゴール。一人ひとりが自分の役割を果たし、持てる力を出し切った結果です。
男子の部(12時スタート)
男子の部は正午スタート。気温が最も高くなる時間帯でしたが、選手たちは果敢に挑みました。強豪校との差はあったものの、5区を走った小林君が区間5位の力走を見せ、チームの順位を押し上げる活躍を見せてくれました!最終順位は女子と同じく8位でしたが、最後まで諦めず、懸命に前を追う姿は感動的でした。
努力が実を結んだ素晴らしい大会
この厳しい暑さの中で、多くの選手が自己記録を更新するという素晴らしい走りを見せてくれたことは、これまでの地道な努力が実を結んだ証拠です。記録的な暑さとなった夏休みの練習に始まり、2学期になっても早朝や放課後の練習で流した汗、仲間と励まし合った日々が、この日の感動的なレースを生み出しました。
結果はもちろん大切ですが、それ以上に、一つの目標に向かってチーム一丸となり、最後までタスキを繋ぎきった強い意志と団結力こそが、選手たちにとって何物にも代えがたい財産になったと確信しています。
選手の皆さん、本当にお疲れ様でした!そして感動をありがとう!
この経験を、これからの学校生活や次の目標への大きなステップとして活かしてくれることを期待しています。
1年生をご招待! 2年生が考えた「おもちゃランド」は大成功!
今日は朝から、多目的ホールが歓声に包まれました。生活科の授業で2年生が企画・準備を進めてきた「おもちゃランド」に、1年生を招待したのです。
2年生の子どもたちは、この日のために約10時間もの授業時間を費やし、準備を重ねてきました。単に自分たちが作りたいおもちゃを作るのではなく、「どうすれば1年生がもっと喜んでくれるかな?」「飽きずに楽しく遊んでもらうにはどんなルールがいいかな?」と、友達と真剣に話し合い、意見をぶつけ合いながら、おもちゃの工夫やゲームのアイデアを練り上げてきました。
例えば、紙コップや牛乳パックを使った工作のおもちゃ一つをとっても、色使いを工夫したり、遊び方を何パターンも試したりと、「相手意識」をもって取り組む姿が見られました。
そして、いよいよ迎えた当日。
1年生を教室まで迎えに行き、優しく手を引いて案内する2年生の姿は、まるで小さな先生のようでした。
「さあ、これはね、こうやって遊ぶんだよ!」「もしよかったら、もう一回挑戦してみる?」
遊び方の説明をする真剣な表情。1年生がうまくいったときに見せる、自分のことのように喜ぶ笑顔。
一番印象的だったのは、1年生が遊んでいる間、2年生はただ立っているのではなく、常に1年生の表情や反応を見ていることです。遊びに夢中になってルールがわからなくなった子にはすぐに駆け寄り、景品が当たって嬉しそうな子には一緒に拍手。多目的ホールのあちらこちらで、温かい交流の輪が広がっていました。
この日の主役は、もちろん楽しそうに目を輝かせて遊んでいた1年生です。でも、裏の主役は、その「楽しい」を一生懸命に作り上げ、見事に役割を果たした2年生の子どもたちでした。準備の過程で培われた、計画性、協力、そして相手を思いやる気持ち。これこそが、生活科で学ぶべき大切な力です。
帰る前の1年生から、「また遊びたい!」「楽しかった!」という声がたくさん聞こえてきました。この成功体験は、きっと2年生の大きな自信につながったことでしょう。
子どもたちの成長を感じる素晴らしい一日となりました。
薬物乱用防止キャンペーン
登校時間に合わせて「薬物乱用防止キャンペーン」が実施されました。
このキャンペーンは、免田ライオンズクラブの皆様を中心に、保護司、そして駐在さんにもご協力いただき、日頃から学校の安全を見守ってくださる皆様が一堂に会しての活動となりました。
近年、残念ながら全国的に違法薬物等の所持や利用により検挙される青少年が増加傾向にあります。これは、私たち教育に携わる者、そして保護者・地域住民の皆様にとっても、決して見過ごすことのできない重大な問題です。
今朝は、登校してくる子どもたち一人ひとりに、薬物乱用の恐ろしさや、身近に潜む誘惑から身を守るための知識を啓発するリーフレットを配布しながら、「絶対に手を出してはいけない」というメッセージを伝えました。リーフレットを家庭に持ち帰ると思いますので、ぜひご家庭でも話題にしてみてください。
改めて、今回のキャンペーンにご尽力くださった免田ライオンズクラブの皆様、保護司の山中様、駐在所の村﨑さんに心より感謝申し上げます。
学校・家庭・地域が一体となり、子どもたちが健やかに、そして安全に成長できる環境を守り続けることが、私たちの使命です。水上学園は、今後も薬物乱用防止教育を徹底し、子どもたちの未来を守るための活動を継続してまいります。
保護者の皆様、地域の皆様におかれましても、引き続き、子どもたちの変化に目を配り、もしもの時には学校や関係機関にご相談いただくなど、ご協力をお願いいたします。
## 世代を超えて交流! 地域の方とのグランドゴルフ大会
「地域交流・散策クラブ」は、地域のお年寄りの皆さまと一緒に、ほいほい広場でグランドゴルフを楽しみました!子どもたちもみんな地域社会の一員であることを肌で感じ、世代を超えた交流を通じて、多様な価値観を学ぶ貴重な時間となりました。
この活動は、日頃から水上学園が大切にしている「地域に開かれた学校づくり」の一環でもあります。
当日は、クラブの生徒たちと地域の皆さんが混合チームを作り、広々とした芝生の上で和気あいあいとボールを追いかけました。
グランドゴルフが初めての生徒も多く、最初は戸惑う姿も見られましたが、そこはさすが、長年地域で様々な活動をされてきたお年寄りの皆さん! 打ち方のコツや力加減を、優しく丁寧に教えてくださいました。
生徒たちは、「ナイスショット!」「すごいね!」と励まし合い、「どうやったら入るんですか?」と真剣に質問。お年寄りの皆さんも、生徒たちの元気な姿に触れ、満面の笑みを浮かべてプレーを楽しんでおられました。
ナイスショットが出た時には、広場全体に歓声が響き渡り、まさに世代の垣根を越えた一体感が生まれていました。一緒に汗を流し、笑い合う中で、子どもたちと地域の皆さんの間に温かい絆が結ばれていくのを実感しました。
活動後は、皆さんの笑顔が輝いており、充実した時間だったことを物語っています。
水上学園では、これからも地域との連携を深め、子どもたちが郷土を愛し、人を思いやる心豊かな人間に育つよう、様々な活動を推進してまいります。
地域の皆様、今後ともどうぞ温かいご支援とご協力をお願いいたします。
未来を問う!「水上村子ども議会」:地域課題に挑んだ若きリーダーたちの提言
「水上村子ども議会」が開催され9年生が議員となって登壇しました。これは、生徒たちが社会科や総合的な学習の時間で学んだ村の福祉、産業、防災といった課題について、村政に直接提言する極めて貴重な実践の場です。
中嶽村長をはじめ、村役場の各課責任者の皆様が生徒たちを温かく迎え入れてくださいました。村長からは、議会制度の解説とともに「皆さんの違う切り口からの視点は、私たちにとっても新たな気づきとなる」という、生徒の意見を尊重する真摯な言葉をいただきました。生徒たちは、水上村の一員として村政に主体的に関わる、記念すべき第一歩を踏み出したのです。
事前学習に裏打ちされた、本質を突く質問
生徒たちが積み重ねてきた学びは、質疑応答に明確に表れていました。彼らが投げかけた質問は、深い探究心と村の現実的な課題への高い理解度を示すものでした。
【質問テーマの例】
- 子育て支援の充実: 合計特殊出生率が高い本村の強みをさらに伸ばすため、具体的な支援策の効果と展望を問いました。
- スポーツ振興と地域活性化: クロススカントリーコース「水上スカイビレッジ」などの施設整備がもたらした経済効果や、村全体の活性化に向けたビジョンについて当局の見解を求めました。
他にも、農業政策、鳥獣害対策、財政計画といった複雑な問題にまで質問は及び、生徒たちは村の課題を包括的に理解していることを示しました。そして、質問に留まらず、より良い未来を目指すための具体的な政策を提案しました。
「問い」の先へ:若者らしい柔軟な発想からの政策提言
生徒たちの提案は、村の持つ資産と彼ら自身のデジタル技術への精通を活用した、実践的で影響力の大きい解決策でした。
【主な提言内容】
- 国際理解の促進: 村内在住の外国の方と交流イベントを学園で開催し、生きた英語力と多文化共生への意識を育む。
- 移住・定住の促進: 子育て支援策などの充実した補助金制度を分かりやすくまとめた広報物を作成し、村外での配布・掲示を行う。
- 情報発信の強化: 村の公式SNS広告を活用し、「日本でトップの本数とも言える1万本桜」などの魅力を発信することで、観光やイベントの収益性を高める。
これらの提言は、生徒たちが受け身の学習者ではなく、村の未来を創る当事者であるという強い意志の表れです。
未来を築く、意欲的な若者たちへの投資
閉会の挨拶では、議長を務めた川俣くんが「水上村の課題を解決していくために、今、私たちにできることを考え、行動し、より良い未来を築いていきたい」と力強く決意を述べました。
この「子ども議会」は、単なる公民の授業ではなく、「生きた公民の実践」そのものであり、村の未来を築く準備ができている、意欲的で聡明な若者たちへの確かな投資です。
おいそがしい中、生徒たちの質問に丁寧にご答弁くださった村当局の皆様に心から感謝申し上げます。水上学園は、これからも地域全体で生徒たちの成長を見守り、彼らが描く水上村の明るい未来に大きな期待を寄せながら、教育活動に邁進してまいります。
「認知症サポーター」に!〜みんなで支え合う地域へ〜
本日、4年生を対象に保健福祉課の方を講師にお招きし、「認知症サポーター養成講座」を実施しました。
今回の講座は、単に「高齢者の病気」として認知症を学ぶだけでなく、10代でも発症のリスクがあるというお話や、認知症の方への接し方など、子どもたちにとっても身近な問題として捉えられる内容でした。
### 講座で学んだことのポイント
* 認知症とは?: 脳の病気で、記憶力や判断力などが少しずつ低下してしまうこと。高齢者だけではなく、若い人でも発症する可能性があることを学びました。
* サポーターの役割: 認知症の方やその家族を「温かく見守り」、「自分のできる範囲で手助け」をすること。特別なことをするのではなく、日頃からの「理解」と「声かけ」が大切であることを学びました。
* 具体的な接し方:
- 「驚かせない」、「急がせない」、「自尊心を傷つけない」の3つの「ない」を意識すること。
- 優しく「目線を合わせて」話を聞き、「落ち着いて対応」すること。
子どもたちは真剣に講師の方の話に耳を傾けていました。
### 地域社会の一員として
10歳になったばかりの4年生が、認知症というテーマについて深く学ぶことは、「地域社会の一員」としての意識を高める大変良い機会となりました。
この講座を通して、子どもたちは「自分たちの力で、困っている人を助けられる」という自信を持つことができたようです。講座の最後には、全員が「認知症サポーター」の証であるオレンジリングを受け取りました。
持ち帰ったオレンジリングを見て、ご家庭でもぜひ「今日、どんなことを学んだの?」と話題にしていただけると幸いです。
この学びをきっかけに、ご家庭や地域の中で、誰にでも優しい社会について考えるきっかけになればと思っています。
地域の未来を肌で感じる二日間!
10月1日(水)・2日(木)の二日間、7年生は農業林業体験、8年生は職場体験に臨みました。地域の皆様の温かいご協力のもと、生徒たちは働くことの意義や喜びを肌で感じることができました。
### 【7年生】大地の恵みと森の仕事に挑戦!
7年生は、水上村の基幹産業である農業と林業の現場を体験しました。体験を通して、生産者・従事者の方々の情熱や、日々の地道な努力を学びました。農業体験では、作物を育てる大変さと、それが食卓に届くまでのプロセスを実感し、林業体験では、木材を扱う技術や、森を守り育てる役割の重要性を知ることができました。
この体験は、生徒たちが自分たちの生活する水上村について深く考え、働くことの意義を学ぶ貴重な機会となりました。
### 【8年生】多岐にわたる職場で「働く」を体験!
8年生23名は、村内外の多岐にわたる職場で、社会の仕組みやマナーを学ぶ職場体験に臨みました。
生徒たちは、緊張しながらも意欲的に業務に取り組んでいました。福祉の現場では優しさと責任感を、お客様と接する商業・サービスの現場では笑顔とコミュニケーションの大切さを、また、村を支える行政や消防・警察の仕事を通して地域貢献の意識など、それぞれの事業所で、学校だけでは学ぶことのできない、多くのことを学ぶことのできた二日間だったと思います。
この二日間を通して、生徒たちは人間関係の大切さや、社会で生きていくためのルールやマナーといった必要な資質を高めることができました。
### 地域の皆様への感謝を込めて
7年生、8年生ともに、この体験学習は生徒たちの将来の職業観や勤労観を養う上で、かけがえのないものとなりました。これもひとえに、生徒たちの受け入れにご理解と温かいご指導をくださった、全ての事業所様、そして農林業従事者の皆様のおかげです。お忙しい中、未来の担い手である生徒たちのために貴重な時間を割いていただき、本当にありがとうございました。
水上学園は、今後も「自らの可能性を拡げ、未来を切り拓く水上の人づくり」を目指してまいります。
成長の光景!1・2年生合同体育「風船トス」チャレンジ
体育館では1・2年生が合同で体育の授業に取り組んでいました。
今日のテーマは「風船トス」チャレンジ!4人一組のグループに分かれ、黄色い風船を床に落とさずに何回トスし続けられるかに挑戦しました。このチャレンジのポイントは、なんといっても「チームワーク」と「力加減」です。
### 垣間見える発達段階の違いと成長
グループは1年生と2年生の混合チームで構成されました。
写真に写っている子どもたちの真剣な眼差しから、その熱気が伝わってくるようです。
1年生は、全身を使って一生懸命に風船を追いかけ、大きな動きでトス! まだ力加減の調整が難しく、「エイッ!」と気合を込めたトスが勢いあまって遠くへ飛んでいってしまう場面も見られました。体全体で取り組むその姿は、見ていてとても微笑ましいものです。
一方、隣でプレーする2年生からは、お兄さん・お姉さんらしい成長が垣間見えました。
彼らは、指先を使ってそっと風船に触れ、優しくコントロールして隣の1年生にパスを送るような動きを見せていました。自分だけでなく、チームメイトの動きを意識し、風船を「繋ぐ」ことを考えたプレーに、この1年間で身につけた身体の調整能力や状況判断力の違いを強く感じました。
### 助け合い、学び合う時間
時には風船が予期せぬ方向へ飛んでしまい、グループで「ああ〜!」と悔しがる声も上がりましたが、すぐに「もう一回!頑張ろう!」と声を掛け合っていました。
2年生が1年生に「もっと優しく触ってみて」とアドバイスを送ったり、1年生が必死に風船を追いかける姿に2年生が拍手を送ったり...。この合同授業は、単なる運動能力の向上だけでなく、異学年との交流を通して、優しさや思いやり、そして教え合う楽しさを学ぶ貴重な時間にもなっています。
これからも子どもたちは、様々な活動を通じて心も体も大きく成長していきます。温かい応援をよろしくお願いします!
読書の楽しさを地域と共に!今年度初の読み聞かせ開催
今年度初めての読み聞かせが行われました。ご多忙の中、ご協力いただいたボランティアの皆様、心よりありがとうございました。子どもたちは、物語の世界に引き込まれ、豊かな時間を過ごすことができました。
読み聞かせがもたらす2つの大きな効果
小・中学生に対する読み聞かせは、それぞれの発達段階に応じた、多様で重要な教育効果が期待できます。
A. 子どもたちの内面を育む効果
- 言語能力・語彙力の向上
- 思考力・想像力・感性の育成
- 精神的な安定と集中力の向上
B. 地域とのつながりを深める教育効果
さらに、学校の教室で、地域の方々などのボランティアの皆さんに読み聞かせをしていただくことは、単に物語を聞く以上の、多面的な教育効果が期待できます。
- 子どもたちの学びや体験の拡大
- 地域とのつながりや社会性の育成
- 学校全体の読書活動の質が向上
- 開かれた学校づくり
ボランティアによる読み聞かせは、読書の楽しさを伝えるだけでなく、子どもたちにとって社会とつながり、様々な価値観に触れる生きた学びの場となるでしょう。
新しいご縁と今後の交流
今回から新たに、村内在住で以前からご協力いただいている方々に加え、ご縁があり、やまえおなはしグループ「おひさま」の皆さんにもご協力をいただけることになりました。貴重なご縁に心より感謝申し上げます。今後は「おひさま」の皆さんと、読み聞かせについての情報交換や交流ができることを楽しみにしています。
読書の秋を楽しみませんか
さて、めっきり秋らしくなってきました。読書の秋です。今回、子どもたちが体験したように、本には心を豊かにする力があります。ご家庭でも、秋の夜長に親子で一緒に読書を楽しんでみてはいかがでしょうか。
なお、本校では、読み聞かせにご協力いただくボランティアを募集しています。ご興味のあられる方は、学校にご連絡ください。
学び続ける先生たち!
先生たちも日々、学んでいます!
熊本県教育委員会主催の「共創型次世代教員研修」の一環として、授業研究会を開催いたしました。
この研修は、主に採用から6年目を迎える先生方が対象の、未来の教育を担うための重要な研修です 。教師自身や組織の課題を探究し、協働的に課題解決に向かう力を育成することを目的としています 。
吉田先生による研究授業:2年生「おもちゃランド」への挑戦
本日の研究授業の授業者は吉田先生です。
公開されたのは、2年生の生活科の授業でした。子どもたちの今日の課題は、「1年生を招待する『おもちゃランド』を、より楽しい遊びやおもちゃにするにはどうしたらいいか」を考えること。
各班の子どもたちは、「1年生が喜ぶには?」「もっと夢中になって遊んでもらうには?」と、相手を想像しながら活発に意見を出し合っていました。作ったおもちゃを実際に動かして確認したり、工夫点を何度も話し合ったりと、まさに思考錯誤の連続。活動を通して、子どもたちが深く学び、成長していく姿が見られました。
県立教育センター指導主事をお招きして
授業後には、県立教育センターから指導主事の先生をお招きし、研究協議を行いました。
「相手意識(1年生)を持たせるために、授業の冒頭でどんな仕掛けができるか」「子どもたちの協働的な活動を、さらに深めるための教師の働きかけ」といった専門的な視点から、具体的なご指導とアドバイスをいただきました。
今回の研修で得られた指導や学びは、吉田先生はもちろん、本校の全教職員で共有し、日々の授業改善に活かしていきます。
地域と共に、未来の学びを創る
この「共創型次世代教員研修」の目的の一つには、自身や学校の課題を探究し、協働的に解決に向かう力を育成することが挙げられています 。
今後も、地域や保護者の皆様と「共創」しながら、より魅力的な学校づくりを進めてまいります。
引き続き、本校の教育活動へのご理解とご協力をお願いいたします。
みんなの生活を守る人たち
4年生が社会科見学として球磨川上流浄化センターとクリーンプラザを訪れました。私たちの生活で使われた後の水やごみが、どのように処理され、環境が守られているのかを学び、子どもたちは驚きと感動の連続でした。
驚き!微生物の力が汚れた水をきれいにする下水処理施設
最初に訪れたのは球磨川上流浄化センターです。家庭や学校、工場から出た汚れた水(汚水)が、どうやって川や海に戻せるきれいな水に変わるのかを見学しました。
子どもたちが特に驚いたのは、水をきれいにするために微生物の力が使われていることです。最大の驚きは、その微生物を顕微鏡で直接観察した瞬間でした。
「うわっ、動いてる!」「小さいのがたくさんいる!」
顕微鏡をのぞいてみると、ウネウネと動き回る原生動物や、フワフワとした綿状の塊(活性汚泥)でした。子どもたちは、今まで目に見えなかった、何億もの小さな生き物たちが、汚水の中の汚れを必死に食べ、水をきれいにするという「命がけの浄化作業」を目の当たりにし、歓声を上げました。
薬や機械だけでなく、この小さな働き者たちの力と、それを24時間体制で管理する人々の仕事のおかげで、私たちの生活排水が自然に戻されていることを、強く実感した貴重な体験となりました。
命を守る仕事:ごみ処理施設での徹底した環境対策
続いては、クリーンプラザへ。ここでは、私たちが毎日出すごみがどのように処分されているか、その舞台裏を学びました。
ごみの収集から、焼却炉での徹底した燃焼処理、そして環境を汚染しないための排ガス処理の仕組みを見学しました。特に、ごみ処理の過程で発生する汚れた水(浸出水など)も、微生物の力で処理され、環境基準を満たした上で排出されていることを知り、その徹底した環境対策に感心しました。
汚水処理もごみ処理も、私たちの命と環境を守るなくてはならない仕事であり、そこには多くの専門的な知識と技術、そして強い責任感を持つ方々が携わっていることを実感しました。
見学を終えて
今回の社会科見学を通して、子どもたちは「水とごみ」という身近なテーマから、社会を支える人々の仕事の重要性を深く学びました。
そして、
・水を大切に使うこと
・ゴミを減らすこと
・ゴミを正しく分別すること
これらは、施設で働く方々の努力を無駄にせず、美しい環境を未来に引き継ぐために、私たち一人ひとりがすぐにできる大切な行動です。
今回の学びを生かし、4年生は家庭や地域でも、環境を守るための行動を呼びかけていくことだと思います。保護者の皆様、地域住民の皆様にも、ぜひこの学びの共有にご協力いただければ幸いです。
これからも、水上学園は子どもたちが社会の仕組みを理解し、水上村や熊本県、ひいては日本の「未来を切り拓く人」として成長できるよう、様々な学習活動を続けてまいります。
山江村の皆様が視察に来られました!
義務教育学校の設立を検討されている山江村の皆様がお見えになりました。山江村の皆様が熱心に検討されている様子に触れ、私たちも改めて、義務教育学校としての使命と可能性を再確認する貴重な機会となりました。
視察は、本校開校までの経緯について、教育委員会事務局から詳しくご説明することから始まりました。施設分離型から施設一体型への移行、カリキュラムの調整など、開校に至るまでの試行錯誤の道のりをお伝えしました。
熱心なご質問
続く質疑応答の時間では様々な角度からのご質問をいただきました。
- 「4・3・2」のステージ制をとった理由は?
- 「異年齢交流」による子どもたちへのメリットは?
- 特色のある地域との交流にはどのようなものがあるか?
- 修学旅行や制服は? などなど
特に、子どもたちの健全な成長を支えるための具体的な実践例や、学校運営上の工夫について、時間をかけて熱心にご質問いただきました。その真剣な姿勢から、山江村が未来の義務教育学校にかける高い意識と熱意を強く感じました。
すてきな校内をご案内
質疑応答の後は、実際に授業が行われている校内施設の見学へご案内しました。木材をふんだんに使用した温かい雰囲気の校舎で、子どもたちが伸び伸びと学ぶ様子や、小学校と中学校の教員が連携して授業を行う様子などをご覧いただきました。視察団の皆様には、水上学園の「今」の活気と、施設一体型ならではの連携の強みを感じていただけたのではないかと思います。
今回の交流を力に!
今回の山江村の皆様との交流を通して、私たちは改めて、地域全体で子どもたちの未来を支えていくことの大切さを痛感しました。
山江村で設立を目指している義務教育学校が、素晴らしい学び舎となることを心より願っております。水上学園としても、今回の経験を糧に、さらに質の高い、地域に根差した、世界に一つだけの学校づくりを推進していきたいと気持ちを新たにすることができました。
本日はご訪問いただき、誠にありがとうございました。
「ポスター探偵団」が出動!
みなさんは、普段の生活でどれだけポスターを目にしているか意識したことはありますか?
3年生の国語の授業では、タブレットを活用して「ポスターを読もう」というテーマで授業が展開されました。この日、先生が黒板に書かれたのは次の3つの項目です。
- キャッチコピー
- 絵や写真
- 知らせたい内容
子どもたちは、これらの項目を意識しながら、校内に貼られている様々なポスターをタブレットで撮影しに行きました。
この授業で特に素晴らしいと感じたのは、ただ教室で教科書を読むだけでなく、子どもたちが自分から「情報を見つけに行く」という能動的な学習を体験したことです。タブレットを使うことで、気になるポスターをすぐに写真に撮って記録でき、後から教室でじっくりと見返すことができます。これは、タブレットパソコンを授業で活用する大きな利点の一つです。
「このポスターのキャッチコピーはどれだろう?」「この写真にはどんな意味があるのかな?」と、友達と話し合いながら、生き生きと活動する子どもたち。タブレットは、便利なツールとしてだけでなく、子どもたちの探究心や学びを広げるための大切な道具になっています。今回の授業のように、これからもICTを上手に活用した、楽しい授業をどんどん取り入れていきたいと思います。
ご家庭でも、お買い物に行った際などに、お子さんと一緒にポスターや広告について話してみてはいかがでしょうか。「これはどういう人に向けたポスターかな?」「何が一番伝えたいことだと思う?」といった質問が、新しい発見につながるかもしれません。
お彼岸
「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉を実感する今日この頃。日ごとに涼しさが増し、秋の訪れを感じています。
村の至る所に彼岸花が咲き誇り、先日まであれだけ厳しかった残暑が嘘のようです。今年は記録的な暑さとなった夏でしたが、生き物の力はすごいですね。お彼岸になると、ちゃんと花を咲かせています。この美しい原風景をいつまでも大切にしていきたいものです。
さて、秋といえば読書や勉強、食欲など、様々な楽しみが思い浮かびますが、この数週間はスポーツの話題も花盛りでした。世界陸上に注目された方も多かったのではないでしょうか。世界のアスリートたちが、走り、跳び、投げる姿から、大きな感動と勇気をもらうことができました。
遠くの世界で活躍するアスリートたちも素晴らしいですが、私たちの身近にも、ひたむきにスポーツに取り組んでいる人達がいますので、ここでほんの一部ですが、結果を紹介します。
- ハヤカワスポーツ旗 人吉球磨中学生新人ソフトテニス大会
- 女子団体 優勝 水上学園
- 熊本県民体育祭
- 水泳競技 男子55歳以上 50m平泳ぎ 2位 上村裕一 教頭先生
- 陸上競技 男子29才以下400m 4位 松森史晃 先生
おめでとうございます!
AI時代の教育の意義
AI技術の急速な発展は、私たちの生活を大きく変えつつあります。その一方で、AIが生み出す情報やコンテンツの真偽を見極める難しさから、不安を抱かれている方もいらっしゃるかもしれません。
本校では、そのような時代だからこそ、AIを「脅威」としてではなく「学習のパートナー」として活用する道を模索しています。今年度からAIを活用した英語教育強化事業に取り組んでおり、日々、AIと対話しながら英語を学ぶ授業を実践しています。
先日は熊本県の教育委員会の方々が視察にお越しになり、生徒たちの学習の様子を熱心にご覧になりました。
生徒たちはAIを相手に発音や文法をチェックするだけでなく、身近な友達やデビット先生と英語でコミュニケーションをとり、自分の考えを伝え合っていました。AIが持つ利便性を最大限に生かしつつ、人とのリアルな対話を通して「生きた英語」を学んでいる姿は、とても印象的でした。
AIがどんなに進化しても、人間にしかできないことは必ずあります。これからの時代を生き抜く子どもたちに、私たちは何を教え、何を伝えるべきなのか。この問いに向き合うことこそ、教育機関である私たちの使命だと、改めて感じた一日でした。
ご来校ありがとうございました
終日フリー参観日
本日は、朝から夕方まで終日フリー参観日でした。お忙しい中、たくさんの方にご来校いただき、誠にありがとうございました。
今回は、日頃のありのままの授業を見ていただきました。子どもたちが落ち着いて授業に取り組む様子や、タブレットPCを使いこなす姿など、いつもの学校生活をご覧いただけたかと思います。村の民生委員の皆様からも、「子どもたちが素直で、授業のレベルが高い」とのお言葉をいただき、大変嬉しく思いました。
これも、保護者の皆様の温かいご支援、村当局の力強いバックアップ、そして先生方の熱心な指導が一体となって生み出された相乗効果だと感じています。皆様のご協力に、心より感謝申し上げます。
球磨川「緑の流域治水」出前授業を実施
午後は、4〜6年生を対象に、熊本県球磨川流域復興局と市房ダム管理所の皆様による「緑の流域治水」についての出前授業を行いました。
令和2年7月豪雨災害の被害状況や、洪水が発生する仕組みについて、わかりやすく説明していただきました。子どもたちは、球磨川流域の立体地図を実際に触りながら、真剣に学習に取り組んでいました。
授業の最後に、児童代表が「今日帰ったら家族とマイタイムラインづくりに取り組みます」と力強く話してくれました。これをきっかけに、各ご家庭でも防災について話し合う機会を持っていただけたら幸いです。
くまもとマイタイムライン(熊本県知事公室危機管理防災課へのリンク)
全員が主役!クラウドで創る新しい国語の授業
今日の国語の授業を参観すると、5年生の子どもたちが新しく配られたタブレットPCを前に、熱心に画面を覗き込み、キーボードを打っていました。
一見すると、個々に作業しているように見えます。しかし、彼らが入力しているのは、クラス全員で共有されたたった一つのドキュメント。周りの友だちの考えがリアルタイムで画面に表示され、それを読みながら自分の意見を加えていたのです。
従来の授業との大きな違い
従来は、先生が一方的に情報を伝える受け身の授業が中心でした。意見発表の機会も限られ、一部の子どもたちの考えしか共有されないことも少なくありませんでした。
しかし、GIGAスクール構想でクラウドの活用が広がり、授業のあり方は大きく変わりました。
クラウド上の同一ドキュメントに全員が同時に書き込むことで、一人ひとりの思考が「見える化」されます。子どもたちは、友達の意見に刺激を受けたり、疑問を投げかけたりしながら、自分の考えをより深く、広くすることができます。
この共同作業のプロセスを通じて、子どもたちは受け身の学習者ではなく、自ら学びを創り上げる「共同構築者」へと変化していきます。クラス全体で活発な意見交流が生まれ、より多層的な議論が可能になっていることを実感しました。
先生たちの学びも深まる放課後
子どもたちの学びの質を飛躍的に高めるクラウド活用。今日の放課後は、私たち教員も研修を通して、さらなる授業改善に向けて学びを深めます。
このような新しい学びの形を、子どもたちと先生が一緒になって創り上げていけることに、大きな期待を感じています。
「わび・さび」を体験
6年生が社会科で千利休を学んだ後、抹茶体験をしました。これは、歴史を五感で深く理解するための工夫です。教科書だけでは得られない「わび・さび」の世界を、実際に体験してもらおうというねらいです。
厳しい戦国の世で、千利休は茶の湯を通して人々が心を落ち着かせる時間をつくりました。抹茶を点て、味わう一連の動作から、「一期一会」や「和敬清寂」といった茶の湯の精神を体感できたのではないでしょうか。
豊臣秀吉らと利休の関係を学んだ後の体験は、より深い意味を持ちます。単にお茶を飲むだけでなく、利休が目指した「質素で静謐な美」を肌で感じ、当時の文化や人々の暮らしを想像する力も養われたことでしょう。
今回の体験は、歴史の知識を暗記するだけでなく、体感し、自分なりの考えを持つきっかけになったはずです。これこそまさに「為すことによって学ぶ」です。日本の伝統文化に触れる貴重な機会として、子どもたちの心に深く残る体験となったことでしょう。
さて、皆さんの身の回りには、他にどんな日本の伝統文化があるでしょうか?ぜひ意識して探してみてください。
何を学んできましたか?
3年生が多良木町にあるスーパーマーケットへ社会科見学に出かけました。
子どもたちは、普段買い物で訪れる場所が、実はたくさんの学びの宝庫であることに気づいたようです。
今回の見学の主な目的は、身近な地域社会の仕組みや人々の生活との関わりを学ぶことです。
単に買い物をする場所としてではなく、様々な学習の視点から見ていきました。
買い物だけじゃない!社会科の学習ポイント
- 商品の旅を知る: 生産者からお店に届き、私たちの食卓に並ぶまでの「経済の仕組み」を学びました。
- お店の工夫を発見: お客さんが気持ちよく買い物できるように、商品が工夫して並べられている様子や、お得なチラシの役割をじっくり観察しました。
- 支えられている食生活: 自分たちの毎日の食事が、スーパーで働くたくさんの人々の努力によって成り立っていることを実感しました。
将来を考えるキャリア教育の視点
- 仕事の数々を知る: レジ係や品出し、惣菜作り、そしてお店全体をまとめる店長さんなど、スーパーにはたくさんの仕事があることを学びました。
- 「働く」ことの意義: それぞれの仕事が、お客さんのためにどんな工夫をしているのかを知ることで、「働くこと」が社会や人の役に立つことだと実感したようです。
- みんなでつくるお店: 一つのお店が、多くの人々の「協力」によって成り立っていることを知り、将来働く上での大切な力を育むきっかけになりました。
このように、社会科見学や修学旅行などは、社会の仕組みを理解する社会科の学習の側面と、将来の夢や働くことへの関心を育むキャリア教育の側面、両方から子どもたちの学びを深める貴重な機会であることがわかります。
2学期は他の学年でも、学校を離れて行う学習活動がたくさん計画されています。ぜひ社会全体を大きな学びのフィールドとして、子どもたちが様々な体験を通して大きく成長してくれることを願っています。
健康を大切にする意識
思春期検診が行われました。成長過程にある10代を対象に、身体的・精神的な健康状態を総合的に診察し、病気の予防や心身の不調の早期発見・早期治療を目指す健康診断のことです。保健福祉課の主催で、健診センターコスモからお越しいただき、希望した生徒が受診しました。
思春期は、身体の急激な成長だけでなく、心も大きく変化する時期です。そのような時期に、自分の体の変化を知りたいとか、具体的な身体の不調や悩みを相談したいとか、心の問題や精神的な悩みを相談したいとか、それぞれの思いを持って受診したと思います。しかし何よりも、こうした検診を積極的に受けることは、「健康への関心を高める」ことにつながります。自分の心や体の状態に目を向けるきっかけになり、検診後のアドバイスをもとに、睡眠や食事、運動といった生活習慣を見直そうという意識が芽生えることも期待されます。
人生100年時代と言われる現代。その長い人生を健康に生きるための土台は、まさに成長過程にある今、築かれるものだと思います。みんなで、自分の健康を大切にする意識を高めて生活していきたいですね。今回の検診が、生徒一人ひとりが自分の心と体に向き合い、健やかな未来へとつながる大切な一歩となることを願っています。明るく・楽しく・元気な水上学園ですから。
将来に向けて
9年生の家庭科の学習の一環として、保育所での保育実習を実施しました。お世話になった岩野保育所と湯山保育所の皆さま、ありがとうございました。
これまでの家庭科の授業で製作したおもちゃを使い、保育所の園児たちと楽しく遊びました。教室は笑顔で溢れ、とても充実した時間となりました。
この実習の主な目的は、生徒たちが幼児と交流することで、子どもへの関心を高め、子育ての意義や親の役割を理解し、将来の家庭生活を考えるきっかけを得ることです。
また、保育実習は、単なる知識習得にとどまらず、生徒の人間形成に大きな意義をもたらします。たとえば、社会の一員としての自覚、自己肯定感の向上、親への感謝の気持ち、そして「生活力」の習得などが挙げられます。
このように、保育実習は、将来子どもを育む立場になったときに役立つ知識やスキルだけでなく、他者を思いやる心や社会性を育む、貴重な実践的な学びの機会といえるでしょう。
今日の活動を通して、生徒の皆さんは何を感じ、何を学び、そして将来にどう活かすのでしょうか?
蕎麦打ち体験
4年生から6年生のクラブ活動で、「地域交流・地域散策クラブ」がそば打ちに挑戦しました。
水の上の市場の椎葉さんのご協力のもと、そば粉を練るところから、生地を延ばし、切るまでの全工程を体験することができました。どの工程も丁寧に教えていただいたおかげで、とてもおいしそうなそばが出来上がりました。
地元水上村の特産品の一つであるそばは、みんなの自慢の一つです。
また、このように地域の方々が、気軽に教育活動に協力してくださるのは、水上村の大きな自慢でもあります。本当にありがたいことで、心から感謝申し上げます。
水上村には、そば以外にもおいしいものがたくさんあり、住民の方々は優しくて素敵な人ばかりです。
観光の秋、食欲の秋。ぜひ水上村へお越しください。
マリーゴールド
1学期の終盤7月17日に5・6年生と地域の皆さんと一緒に植えたマリーゴールドの苗は、あの猛暑つづきだった8月を乗り切り、元気に大きく育っています。(7/17緑の少年団出動)
が…しかし、大きくはなったものの、夏休みの間は、全く花が咲きませんでした。
9月に入ってから、チラホラと蕾が膨らみ始め、花が咲くようになってきました。
これから、たくさんの花を咲かせてくれることを期待して、先週、学校の花壇では、あまりに大きくなりすぎた苗を中心に切り戻しをしてみました。
きっとこれから涼しくなれば、もっとたくさん花が咲くだろうと楽しみな気持ち半分、このまま寒くなって枯れてしまうのではないかと心配半分の気持ちで、学校の花壇や岩野の交差点の花壇を眺めています。
しかし今年はほんとうに暑い日が続きますね。どうかみなさまもご自愛ください。
台風一過
台風15号が九州の東側をかすめて北上していきました。大きな影響がなく、ホッと胸をなでおろした方も多いのではないでしょうか。しかし、隣の宮崎県内では、9月1か月分に相当する雨量を観測した地域もあったようです。これから台風の進路にあたる地域の被害が出ないことを祈るばかりです。
一般的に、秋の台風が通り過ぎると「台風一過の爽やかな青空」が広がるといいますが、今日の運動場は【危険な暑さ】でした。お昼頃には気温が35度前後、暑さ指数(WBGT)は32度を超え、当然ながらお昼休みの外遊びは禁止にしました。
2学期が始まってから10日ほどが経ちましたが、外で遊べたのはわずか2日しかありません。誰もいない運動場でミンミンゼミが鳴き、生ぬるい風がどんよりと吹きつける様子は、残暑の厳しさを物語っていました。
この厳しい残暑はまだしばらく続くと思われます。ご家庭でも「早寝・早起き・朝ご飯」を心がけ、お子様の体調管理にご協力をお願いいたします。
そんな中でも、学校では「文化の秋」に向けた準備が着々と進んでいます。5時間目には、3年生から6年生までの児童が多目的ホールに集まり、今後の各種行事で披露する鼓笛隊の練習が始まりました。全体で合わせるのはまだ3回目とのことですが、ずいぶん演奏が様になっていました。これからの仕上がりが楽しみです。
しばらくは家でも練習をすることもあるかと思います。ご迷惑をおかけしますが、温かく見守っていただけますと幸いです。
納税義務
本校は今年度、租税教育実践校として、税を身近なものとして捉えるための様々な活動に取り組んでいます。
6年生の社会科では、「なぜ税金が必要なのだろう?」という問いから始め、その種類や使い道を学び、税が私たちの暮らしを支える仕組みについて理解を深めます。また、納税への意識を高めるため、税に関する作品づくりにも挑戦しています。本日の書写の時間には、「納税義務」という言葉に一人ひとりが真剣に向き合いました。
10月には、税務署の方を講師にお迎えし、租税教室を開催します。そして、いよいよ10月6日には水上村子ども議会が開催され、9年生が代表として、これまでの学びを活かした質問や提案を行います。子どもたちの学びが、地域社会への貢献へとつながっていくことを期待しています。
がんばれ!日本!
世界バレー、熱戦が続いていますね。テレビで熱くなって観戦している方も多いのではないでしょうか。今日(9月3日)は、女子の決勝トーナメント準々決勝で、日本はオランダと対戦します。ぜひ勝利してベスト4進出を決めてほしいですね。みんなで応援しましょう。
奇しくもそんな中、本校の体育館では5・6年生が「ネット型ゲーム」としてバレーボールに取り組んでいました。初めてバレーボールをする子も多く、基本的なルールを確認した後、「アタックはなし」「ボールはキャッチしてもよい」という特別ルールで、バレーボールの基本的な形に慣れていきました。みんな楽しそうに取り組み、点数が入ると、それぞれのチームで思い思いに声を出して喜び合っていました。
体育でいう「ネット型ゲーム」は、今回のバレーボールをはじめ、バドミントンや卓球などが挙げられます。決して最近流行している、スマホやゲーム機で行う「オンライン対戦ゲーム」ではありません。
心身ともに大きく成長する時期であるこの年代の子どもたちにとって、実際に体を動かす「ネット型ゲーム」に取り組むことは、多くのメリットをもたらします。俊敏性や瞬発力、空間認知能力や判断力の向上といった身体的な効果に加え、協調性やコミュニケーション能力、課題解決能力の育成、自己肯定感の向上など、精神面でも良い影響が期待できます。
まだまだ残暑が続きますので、熱中症に気をつけながら、みんなでスポーツの秋を楽しみたいですね。
Learning by Doing(為すことによって学ぶ)
今日の1時間目、1年生は国語の教科書に書かれた、たくさんのひらがなを、縦・横・斜めに読んで言葉を集める活動を行っていました。「先生、先生!〇〇があったよ!」教室のあちこちからそんな声が聞こえてきます。夢中になって言葉集めをしていました。
2時間目は生活科でお外に出て「生き物探し」。チョウチョやトンボをみんなこれまた夢中になって追っかけていました。
この2つの活動は、全く別の教科で、目的も内容も別々ですが、見方や考え方によっては重要な部分でつながってきます。それは語彙の獲得という部分です。
大学などの調査によると、小学1年生の時点で約7,000語の語彙力を持つ児童は、小学6年生になるまでに約37,000語にまで語彙数を増やし、学業成績も良好である傾向が見られます。一方で、語彙数が少ない児童(約2,000語程度)は、小学6年生になっても8,000語程度に留まり、成績も下位に位置することが多いとされています。このデータからわかるように、幼児期から小学校低学年期にかけての語彙獲得は、その後の学習能力や学力に大きく影響すると考えられています。
では、どのようにして語彙を獲得していけばよいのでしょうか?
最新の認知科学では、幼少期から小学生にかけての時期は、脳が急速に発達し、言語処理能力も大きく伸びる感受性の高い期間と考えられ、この時期に豊かな言葉に触れ、語彙を増やすことは、脳の言語ネットワークを強化し、思考力や表現力を高める基盤となると言われています。多読や多様な経験を通じて語彙を増やすことが、学力向上だけでなく、将来の知的活動全般にわたる重要な要素であると言えるでしょう。
特に、慶應義塾大学教授で子どもの語彙獲得のメカニズムについて多くの研究を行っている認知科学者の今井むつみ先生は、単に語彙数を増やすだけでなく、「生きた知識」として語彙を獲得することが重要であると説かれています。
たとえば、「ウサギ」という言葉を初めて聞いたとき、子どもは目の前の白いウサギを見て「この動物をウサギというんだな」と推論します。次に、絵本で茶色いウサギを見ても「これもウサギだ」と推論し、言葉の指し示す範囲を広げていきます。このプロセスを通じて、子どもは自力で概念を形成し、語彙を「生きた知識」として脳内のネットワークに組み込んでいきます。この「自ら考える力」こそが、その後の思考力や学力を支える基盤となると考えられています。
つまり、今日の1年生は、国語の教科書でたくさんの語彙を探しました。その後、お外に出て、豊かな自然環境の中で、沢山の動物や植物に触れて、教科書で得た語彙を生きた知識にしていたのです。単なる知識の詰め込みではなく、正に「為すことによって学ぶ」(Learning by Doing)ことができた瞬間だと思います。
Learning by Doingとは、100年以上も前にアメリカで活躍した教育学者のジョン・デューイの思想です。彼は、従来の詰め込み式教育が、変化の激しい現代社会で自律的に生きていく力を育むのに不十分だと考え、子どもが現実の経験を通して主体的に学ぶ「経験主義」が大切だと提唱しました。
100年以上も経過した今、世界は正に激流の中にいます。今必要な教育の姿を今日は垣間見たような気がしました。
9月になりました
給食の献立表から引用です。
「9月1日は防災の日です。非常時のために食品を多めに買い、使ったら補充する「ローリングストック」が大切です。今日の救給コーンポタージュを食べながら、もしもの時に備えて、お家でも非常時の備えを準備しておく大切さを考えましょう。」 今日の献立はこちら
9月1日が「防災の日」と定められている理由は、主に以下の2つが挙げられます。(Googleの生成AI”Gemini”の回答です)
1.関東大震災が発生した日であること
1923年(大正12年)9月1日に、マグニチュード7.9と推定される「関東大震災」が発生しました。
この地震により、死者・行方不明者は10万人以上という甚大な被害をもたらし、日本の防災対策の重要性が強く認識されるきっかけとなりました。
この教訓を忘れないために、政府は1960年(昭和35年)に9月1日を「防災の日」と制定しました。
2.暦の上で台風の多い時期であること
9月1日は、暦の上で「二百十日(にひゃくとおか)」にあたります。
これは立春から数えて210日目の日で、古来から台風が多く襲来する厄日とされてきました。
関東大震災だけでなく、台風や豪雨などの風水害についても国民の意識を高め、備えを促す目的も含まれています。
これらの理由から、9月1日は地震や台風などの自然災害に対する認識を深め、これに対処する心構えを準備する日として、全国各地で防災訓練や啓発活動が行われています。
先日の大雨により被害を受けた地域の皆さんに心からお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い復旧を願っています。また、今後いつ起こるかわからない自然災害についての意識を高め、できる限りの準備をしていかなければならないと気持ちを新たにしました。
さて、9月に入りましたが日中は30度を超える真夏日が続いています。教室の中はエアコンにより快適に学習が行われていますが、外は危険な暑さが続いており、今日のお昼休みも外遊びは禁止になりました。そうした近年の猛暑を鑑みて、村当局と教育委員会のお取り計らいにより、校内に3台もの冷水機が設置されました。コップや水筒などに注いで利用するタイプです。暑い日が続きますが、水筒の中身がなくなってしまってもいつでも補充できます。大変ありがたいことです。感謝して使わせていただきます。
やるゾウ!がいっぱいの2学期にしよう!
長くて暑かった夏休みが終わり、いよいよ今日から2学期が始まりました。
夏休みの思い出と宿題をたくさん抱えて、みんな元気に学校に戻ってきてくれました。
12月まで約4ヶ月の長い学期になります。2学期は、特に校外に出かける行事も多く、楽しみにしている人も多いと思います。
2学期も「明るく・楽しく・元気な水上学園」にしてほしいと思っています。
そこで、今日の始業式では、なぞなぞ形式でお話をしました。
「明るく・楽しく・元気な水上学園にいる動物は、サイでしょうか?ゾウでしょうか?」
児童生徒の皆さんは思い思いにそれぞれの動物の名前を言っていました。
「答えは『やるゾウ』です。『やるゾウ』がいっぱいの2学期にしてください。』
やるゾウがいっぱいの「明るく・楽しく・元気な水上学園」をめざします。
保護者の皆様、地域の皆様、2学期もどうぞよろしくお願い致します。
先生たちは夏休み中もがんばっています!
夏休みが半分ほど過ぎました。今日の午後は、村の公民館において、水上村特別支援教育連絡協議会主催の研修会が開催されました。本校の先生たちと保育園の先生達も一緒に、特別支援教育についての研修に取り組みました。
また、その研修会のあとは、引き続き公民館を利用させていただき、本校の校内研修を開催しました。
本校は1年生から9年生までが在籍する義務教育学校です。つまり、小学1年生から中学3年生までの教育課程を実施しています。今日は、それぞれの学年のすべての教科等と学校行事などを一覧にして大きな模造紙に印刷した単元配列表をみんなで見合いながら、本校で身に付けさせたい資質・能力の関連を探る活動に取り組みました。
今日書き込んだ単元配列表を並べると、義務教育段階の教育課程を俯瞰的に見ることができます。義務教育学校である本校の強みです。
こうした本校独自の強みを生かしながら、よりよい学校づくりに邁進しています。
夏休み中も先生たちはがんばっています!
感謝!時計をいただきました
旧水上中学校の卒業生で昨年還暦を迎えられた皆さんから、本校に屋外用の時計を寄贈していただきました。
本校の中庭に設置して活用させていただきます。
本校は小・中学校が一体となった義務教育学校ということで、前期課程(小学校)と後期課程(中学校)の1単位の授業時間の違いにより、日課表がやや複雑になっています。そうした理由からノーチャイムで学校生活を送っており、いろんなところに時計が設置されています。以前から設置してあった中庭の時計が昨年度末ごろに壊れて、修理も不可能になっているところでしたので、大変ありがたい贈り物をいただきました。
全校児童生徒で、先輩方の意思を受け継ぎ、新たな時代を刻んでいきます。
この度は、誠にありがとうございました。
1学期終業式
今日で無事に1学期が終了しました。保護者の皆様、地域の皆様、大変お世話になりました。
登校日が70日の1学期でした。入学式やお見知り遠足、学力調査、授業参観にPTA総会など、学期始めの様々な行事から、体育祭、生徒総会、人権集会に中体連などなど、大きな行事に追われ、アッという間に過ぎ去っていきました。しかし、それぞれの行事や日頃の授業などを通して、児童生徒は少しずつですが、確実に成長しています。
今日の終業式では、一人一人が自分で考え、自分で行動して、充実した夏休みを過ごし、8月28日の2学期の始業式では、またみんな元気で会いましょうという約束をしました。
明日から40日間の夏休みです。明るく・楽しく・元気な夏休みにしてください。
終業式のあと全員で記念撮影
緑の少年団出動!
緑の少年団が湯山地区と岩野地区に別れて、花の苗植えを行いました。
湯山地区では寄郎屋の皆さんと、岩野地区では地域の民生員の皆さんと一緒に作業を行いました。
本校は日頃から地域の皆さんに支えられて、様々な活動を行うことができています。本当にありがたいことです。
地域の皆さんにお手伝いしていただくだけではなく、次は学校から地域に出向いて、なにかお手伝いができないかと考えていました。
そんなときに、地域の花壇を一緒に整備しませんかというお話が持ち上がり、今回の活動に繋がりました。
朝からよく晴れて、とても蒸し暑くなりましたが、地域の皆さんと一緒に汗を流しながら活動して、とても清々しい気持ちになりました。
本校は、今後も地域とともにある学校づくりを推進していきます。地域の皆様、どうぞよろしくお願い致します。
みんななかよくレクリエーション
6月に行われた生徒総会の際に、「もっと明るく・楽しく・元気な水上学園になるように、レクリエーションなどを取り入れてほしい」という意見がありました。
その意見を受けて、今週は、昼休みに児童生徒会主催でステージごとのレクリエーションが行われています。行うのは「ドッヂビー」です。
この日は、5年生から7年生の第2ステージのレクリエーションが行われていました。
はじめはどことなくぎこちない感じでレクリエーションが進んでいましたが、時間が立つにつれ、だんだんとみんなの顔が笑顔になり、和気あいあいの雰囲気になっていきました。やっぱりこういう時間って大切ですね。
確実に、「明るく・楽しく・元気な水上学園」に向かっていることが実感できました。
1学期も残り2日。最後まで明るく・楽しく・元気に過ごしましょう。
税の大切さを学ぶ
本校は今年度、租税教育実践校に指定されています。
その一環として、6年生では租税教室が開催されました。
役場の税務住民課の方を講師としてお招きし、「わたしたちのくらしと税」と題して授業を行っていただきました。
税金の種類やどのようなことに使われて、どのようなことに役立っているのかなど、アニメーションでの解説があったり、クイズ形式にしたりして、わかりやすく解説していただきました。
おそらくこれまでは消費税くらいしか触れる機会がなかったかもしれませんが、今日からは、身の回りにある様々な税にまつわるものやことについて意識を高くしてくれることだと思います。
ちなみに、最後は1億円の札束(レプリカ)を手にして、お金の大切さを実感した1日になりました。
本校の6年生は、健全な納税者への一歩を踏み出しました。
着衣水泳にチャレンジ
5,6年生の体育の授業では、プールで着衣水泳にチャレンジしました。
まずは衣服のまま泳ぐことの困難さの体験を通して、水辺で遊ぶことの危険性を体感してもらうこと。
そして、万が一、衣服のまま川や海に落ちてしまったときの対処法を学びました。
衣服を着たままでは、どんなに泳ぎの得意な人でも重くて思いどおりに泳ぐことは困難です。
しかも、不意に川や海に落ちてしまったら、パニックになってしまうことも考えられます。
そうしたことを想定して、一度このように経験しておくことはとても意義深いことだと思います。
いよいよ今週末から夏休みに入ります。暑い日が続きますので、水辺て遊ぶ機会もあるかと思います。
今回の授業を通して学んだことを生かして、水の事故が絶対に起きないようにしてほしいと思います。
手先を使うことの意味
4年生の算数ではひし形の勉強をしていました。
なにやらひし形に切った紙をさらに切っています。
ひし形の「対角線」で切って、できた形を並べ直すとどんな形になるか調べていました。
本校では、村当局の力強いご支援の下、GIGAスクール事業により、いち早くタブレットPCも導入され、活用も進んでいますが、こうして実物を触って、切って、並べていくという、手先を使って体感していくことはとても重要なことです。この活動により、子供たちは、ひし形の特徴や対角線という言葉の意味を体感的に学んでいました。
この活動による気づきをみんなで協働的に意見を出し合っていくと、理解が深まります。
これがいわゆる「深い学び」につながるのだと実感した授業でした。
AI相手に英会話!
今年度本校は熊本県の「AIの活用による英語教育強化事業」の研究モデル校となっています。
先月から少しずつ、各自のタブレットを使って個別の音読練習やAI相手の対話練習に取り組んでいます。
今日は、その事業主体である熊本県教育委員会から視察に来られ、授業での活用状況を参観されました。
授業のはじめにAIを相手に英語での会話を5分ほど行いました。AIの質問に生徒が答えると、AIは生徒のことばを聞いて、それについてさらに質問して会話を続けてきます。そのやり取りを見て、参観した先生たちがびっくりしていました。
その後、今日の授業のめあてを確認して、通常の英語の授業が展開されていきます。
授業の最後には、今日学習したことがどの程度定着しているか、AIと会話して確認してみる時間がとられました。
生徒は、それぞれのタブレットに向かって、今日学習した表現を使って会話を行いました。
するとAIから、それぞれの表現や発音などに対してすぐに評価がかえってきます。
自分のできたところと、できていなかったことがすぐにわかるようになっていました。
授業の後、県教育委員会のみなさんと今後の活用などについて意見交換を行いましたが、とにかく水上学園の生徒のすばらしさと授業を公開した増井教諭の授業力の高さにびっくりしておられました。
せっかくの機会ですので、このAIを活用して、本校の英語力をどんどん伸ばしていってほしいと思います。
体験学習に出発
6年生は2泊3日の行程で鹿児島県での体験学習に出発しました。
初日は錦江湾でのマリン活動や野外炊飯を体験し、テント泊。
二日目は御岳登山。
三日目は鹿屋航空基地史料館見学と鹿児島市内での判別自主行動の予定です。
普段の学校生活では得られない様々な体験ができる貴重な機会です。
暑い日が続いていますので、体調面に気をつけて、思い出に残る、楽しい活動になることを願っています。
出発時、たくさんの保護者の方でお見送り
星に願いを
1学期も残すところ10日となった今日は令和7年7月7日。7がたくさん並んだ「七夕」の日です。
校内にはいくつかの七夕飾りが飾られています。
ところで、今週末の7月12日から、熊本県中学校総合体育大会が開幕します。
本校からは、女子ソフトテニス、女子ソフトボール、陸上、柔道、空手、バドミントンに出場します。
今日はその選手推戴式が行われ、各選手が決意を述べました。
各郡市やクラブチームの代表が集う大会ですので、厳しい戦いになると思いますが、これまでの練習の成果を精一杯発揮してほしいと願っています。
教室前に飾られた七夕飾りの短冊の中には、県大会での活躍を願うものもありました。
暑い日が続きます。どうか体調を万全に整えて、悔いのない戦いをしてきてください。
人と自然が輝く夢のあるみずかみ
水上村教育課の幸野課長にご講話をいただき、水上村の取り組みについて学びました。
税金についてのお話から始まり、国と地方の財政について、水上村の財政についての説明の後、現在水上村が取り組んでいる様々な事業等について説明していただきました。
生徒にとっては、税金という言葉は知っていても、それらが実際にどのように使われて、自分たちの生活にどのように関わっているのかということまで考えることはあまりないと思います。今日の講話を受けて、ぜひ日頃の生活の中で生かされている税について、また村の様々な事業の取組についても関心を持ってもらえると嬉しいです。
特に9年生は、10月に「水上村子ども議会」に登壇して、各課に向けて質問することになっています。今日の講話をもとに、これから「人と自然が輝く夢のあるみずかみ」をめざして、水上に住む子どもたちならではのアイデアを出してくれることを楽しみにしています。
バイオリンの調べ~木野雅之氏をお迎えして~
バイオリン奏者の木野雅之氏をお迎えして音楽鑑賞会が行われました。
目の前で、国際的なバイオリン奏者の演奏を聴くことができるなんて、本当に幸せな時間でした。
1年生から9年生までの全校児童生徒が、瞳を丸くしながら、一心にバイオリンの調べに聴き入っていました。
生徒会長のお礼のあいさつの中で「全身を使って演奏される姿は迫力がありました」「音楽のすばらしさを感じることができました」と感想を述べていました。
AIによる様々な偽物が巷にあふれ始めましたが、「本物の力」とはこういうことだと改めて感じさせてもらいました。
演奏会の最後は、本校の校歌を本校生のピアノ伴奏に合わせて演奏していただき、みんなで元気に歌うことができました。
はじめは蒸し暑い体育館でしたが、バイオリンの調べに誘われたのか、爽やかな風がそよぐ素敵な演奏会になりました。
木野様、本日は誠にありがとうございました。
なお、8月22日(金)と23日(土)には、球磨川音楽祭が予定されており、両日ともにご出演とのことでした。本物の演奏を聴きに行かれてみてはいかがでしょうか。
授業を磨く
7月に入り、1学期も残すところ3週間を切りました。夏休みが近づいてきて子供たちはワクワクしているころかもしれませんが、先生たちは日々研究と修養に努めています。今日は、3人の先生が授業を公開しました。いずれも教職1年目から4年目という、経験年数の短い先生たちです。
2時間目の国語の授業を公開したのは、新規採用の教諭として今年本校に赴任した松森教諭です。初任者指導の先生を含めて多くの先生たちに参観していただき、緊張しながらも多くを学んだ1時間になりました。
同じく2時間目に体育の授業を公開したのは、今年赴任してきた教職4年目の緒方教諭。プールで平泳ぎの足の使い方を協働的に探ったりICTを活用したりしながら深めていく授業でした。
また3時間目に道徳の授業を公開したのは、同じく今年赴任してきた教職4年目の森教諭。事前に取ったアンケート結果から現在の学級の実態を踏まえ、自分事として、多面的・多角的に「考え、議論する道徳」の授業を目指しました。
このようにして先生たちも授業を磨き、進化を目指して日々がんばっています。