水上学園ブログ

水上学園日記

笑顔と感謝があふれた「お弁当の日」〜成長を支える温かなステップ〜

本日は「お弁当プロジェクト」の実施日でした。各ご家庭でのご準備やご協力、本当にありがとうございました。

教室をのぞいてみると、子供たちは朝から楽しみにしていたお弁当箱を嬉しそうに広げていました。手作りのおかずを美味しそうに口へ運ぶ笑顔や、友だちとお弁当を見せ合いながら楽しそうに会話が弾む様子がとても印象的でした。

今回のプロジェクトでは、子供たち自身がコースを選んでお弁当作りに参加し、食の大切さや栄養のバランスを考える機会としました。

また、高学年や中学生のステージでは、タブレットを活用してお弁当の写真を撮影・記録し、学びを深める取り組みも行っています。

自分で準備に関わったからこそ感じられる「いただきます」の重みや、普段作ってくれる方への感謝の気持ちが、子供たちの表情からもしっかりと伝わってきました。

なお本日は、通知表を配付いたしました。子供たちがこれまで積み重ねてきた努力や成長のあゆみが詰まっています。
ご家庭におかれましても、ぜひお子様と一緒にご覧いただき、できたことや頑張ったところをたくさん褒めてあげてください。その温かい言葉かけが、これからの学習活動や学校生活に向けた大きな励みとなります。

食を通じた成長と、日々の学びの成果。ご家庭の温かいサポートに心から感謝申し上げます。今後とも本校の教育活動へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

実りの秋、感謝の稲刈り体験

本日はフリー参観を行いました。早朝からたくさんのご来校をいただきありがとうございました。

さて、昨日14日水曜日は、爽やかな秋晴れが広がる素晴らしいお天気のもと、本校の5・6年生が恒例の稲刈り体験を行いました。

今回の稲刈りも、JA青壮年部のみなさんの温かいご協力のおかげで無事に実施することができました。子どもたちが6月に心を込めて植えた小さな苗は、地域の皆様の見守りと自然の恵みを受け、見事な金色の稲穂へと成長しました。

作業では、手作業で丁寧に稲を刈り取るだけでなく、機械を使った収穫の様子を体験・見学する貴重な機会もいただきました。

地域のみなさんに優しく教わりながら、汗を流して一生懸命に取り組む子どもたちの表情は、とても輝いていました。

刈り取った稲穂は現在、竿掛け(掛け干し)にして乾燥させています。2週間後には脱穀を行い、年末にはみんなが楽しみにしている「もちつき」を予定しています。自分たちの手で育て、収穫したお米でつくお餅の味は、きっと特別なものになるはずです。

豊かに実った自然の恵みへの感謝と、日々子どもたちの学びを力強く支えてくださるJA青壮年部のみなさんへの感謝の気持ちを大切に、これからも豊かな体験学習を重ねてまいります。

温かいご支援をいただき、本当にありがとうございました。

【水上村子ども議会】9年生、村の未来へ堂々の質問と提案

 

本日、9年生が水上村議会議場へ出向き、「水上村子ども議会」が開催されました。

これまで社会科の公民分野や総合的な学習の時間を通じ、約4か月間にわたって村の現状や課題を見つめ直してきた生徒たち。福祉、自然環境、地方創生、財政など多岐にわたるテーマについて、自分たちの手で質問や提案を練り上げてきました。

いざ足を踏み入れた本会議場は、村の未来を決めるための厳格で特別な空間です。開会当初は独特の緊張感が漂っていましたが、いざ質問が始まると空気は一変。中嶽村長をはじめとする村当局の方々を前に、自らの言葉で堂々と発言する姿が見られました。

英語教育の充実や国際交流の可能性、村の象徴である桜の保全活動、新設されるトラックを活用したスポーツイベントの提案、中学生にも分かりやすい財政の学び(出前講座など)の要望、さらには高齢者の移動支援の拡充についてなど、まさに子どもならではの純粋でまっすぐな視点から、村の将来を真剣に考え抜いた提言ばかりでした。

村当局の皆様からも、それぞれの質問に対して大変丁寧かつ真摯なご答弁をいただきました。自分たちの発した声が、実際の村政や地域の未来に繋がっていくかもしれない――そんな主権者としての大きな手応えと学びを得られた、実に価値ある1日となったはずです。

温かく子どもたちを迎え入れ、貴重な議論の機会をご協力いただきました中嶽村長をはじめ、村当局の皆様、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

村の未来を担う頼もしい9年生の姿に、大きな拍手を送りたいと思います。

豊かな心と福祉の視点を育む〜読み聞かせスタート&高齢者体験講座〜

 

 本日から、いよいよ今年度の「読み聞かせ」がスタートしました。

この取り組みは、子どもたちが読書に親しみ豊かな感性と想像力を育むこと、そしてクラス全員で同じ本の世界を共有することで一体感を高め、心を落ち着かせることを目的に行っています。10月から3月までの火曜日の朝、読書の時間に実施していきます。

本日は全学年で実施し、地域や保護者のボランティアの皆様がそれぞれの学年に合わせた素敵な本を選び、趣向を凝らして読み聞かせを行ってくださいました。絵本の世界に入り込み、真剣な眼差しで見入ったり、楽しそうに反応したりする子どもたちの姿がとても印象的でした。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

また、4年生では高齢者との交流会の事前学習として「高齢者体験講座」が開催されました。 村の保健福祉課や社会福祉協議会から講師の方をお招きし、高齢者の体の状態や生活での困りごとについて学んだあと、実際の疑似体験に挑戦しました。

重りや特製のゴーグル、ヘッドホンなどの道具を身につけ、階段の上り下りをしたり、本をめくったりする体験を行いました。普段は何気なくできている動作も、体に大きな負荷がかかることで一苦労です。体験した子どもたちからは、「歩くだけでも大変だった」「高齢者の方がこんなにも大変なんだと初めて知った」「今日勉強したことを交流会で生かしたい」といった素直な感想が聞かれました。

読書を通じて豊かな心を育むこと、そして体験を通して相手の立場や痛みに寄り添う福祉の心を学ぶこと。どちらも子どもたちの健やかな成長にとって欠かせない貴重な学びの機会となりました。今後も、地域のみなさまと連携しながら、温かい心を育む教育活動を進めてまいります。

 

オリンピアンから学ぶ「あきらめない心」と「挑戦のヒント」

 

本日、後期課程(7〜9年生)の生徒たちを対象に、「笑顔と元気を届けよう!」プロジェクトによる特別授業が行われました。

講師にお迎えしたのは、日本陸上界のレジェンドである瀬古利彦さんと、熊本県出身のオリンピアンである川上優子さん。さらに司会として“日本一走るアナウンサー”の長谷川朋加さんにお越しいただき、非常に贅沢で温かい時間を過ごすことができました。

授業前半のトークセッションでは、苦しい長距離走に何度も挑み続けてこられたお二人から、人生の糧となる貴重なお話をたくさん伺いました。

「失敗するのは当たり前。大切なのは、その後に何がいけなかったのか、何が足りなかったのかを考えて次につなげること」 「若いうちに流さなかった汗は、歳をとってから涙となって流れる」

生徒からの「走っているときの苦しさを乗り越えるコツは?」という質問には、「乗り越えた先にある、ゴールした後の笑顔の自分の姿を思い描くこと」と教えていただきました。また、けがをした時の気持ちの保ち方について「神様はこの経験から何を学び取れと言っているのだろうと考え、けがの後にはもっとレベルアップしている自分を想像する」とおっしゃっていた姿が印象的でした。さらに、これまでの指導者から教わった言葉として「やってきたことを人に語れる人になれ!」という力強いメッセージも送られました。

司会の長谷川朋加さんからも、「絶対アナウンサーになってやると思って100社くらい入社試験を受けた」というエピソードが紹介され、夢に向かってあきらめない心の大切さを実感しました。

後半はグラウンドに出てランニングクリニックが行われ、プロの指導のもとで体を動かす楽しさを全身で体験しました。そして最後は、各教室でお二方を交えて給食のカレーをいただき、和やかな雰囲気の中で一日を締めくくりました。

昨日の中体連駅伝大会、そして本日の特別授業を通し、子どもたちの心には「あきらめずに挑戦する大切さ」が深く刻まれたはずです。今後の学校生活や将来の夢に向かって一歩を踏み出す、大きなきっかけになってくれることを願っています。

瀬古さん、川上さん、長谷川さん、素晴らしい時間を本当にありがとうございました!

 

たすきをつなぎ、走りきった秋晴れの日〜球磨人吉中体連駅伝競走大会〜

秋晴れの心地よい青空のもと、球磨人吉中体連駅伝競走大会が開催されました。本校からも男女ともに出場し、選手一人ひとりが持てる力を存分に発揮してくれました。

目標に掲げていたのは、前年度の順位からの「ジャンプアップ」です。仲間や沿道からの温かい声援を受けながら、選手たちは期待を超える素晴らしい走りを見せてくれました。走る姿はもちろん、前を走る走者を懸命に追いかける表情や、仲間を全力で応援する姿には胸が熱くなるものがありました。

結果として、目標としていた「躍進賞(昨年の順位より3つ以上の上昇)」にはあと一歩届かず、悔しい思いも残りました。しかし、競技を終えて学校に戻ってきた生徒たちの表情は、今日の爽やかな秋晴れの空と同じように、全力を出し切った満足感と清々しい笑顔に満ちあふれていました。

観測史上最も暑かったと言われる今年の夏。その厳しい暑さの中でも諦めず、汗を流しながら練習を積み重ねてきた経験は、目に見える結果以上の大きな成長となり、確実に生徒たちの力となっています。

厳しい練習を乗り越え、最後まで走りぬいた選手・応援の皆さんに心からの拍手を送ります。そして、この経験を糧に、次の目標に向かってさらに羽ばたいていく皆さんの今後の活躍を大いに期待しています。保護者・地域の皆様におかれましても、温かいご声援をいただき本当にありがとうございました。

秋空のもと、歌声と学びが深まる水上学園の一日

 今朝の最低気温は10℃前後となり、少し肌寒さを感じる秋晴れの朝となりました。爽やかな空気が広がる校内では、今日もしっかりと学びに向き合う子供たちの姿が見られました。

音楽室から聴こえてきたのは、6年生の澄んだきれいな歌声です。授業では「星の世界」の歌唱に取り組んでいました。教科書の楽譜を見つめながらピアノの伴奏に合わせて歌声を重ねていました。高学年らしい伸びやかで綺麗なハーモニーが、秋の静かな朝に優しく広がっていきました。

1年生の教室では、道徳「よりみち」の学習が行われていました。決まりを守ることの大切さは分かっていても、時には心が揺れて道を逸れてしまう……そんな誰もが持っている「心の弱さ」に素直に向き合う時間です。友達と意見を交わしながら、自分の行動や心について深めていました。

また、3年生の道徳では「たまちゃんだいすき」という教材を通し、友達のことについて考えました。登場人物の気持ちの変化や葛藤に寄り添いながら、「本当の友達とは何か」「お互いを大切にするとはどういうことか」について活発に話し合い、自分の考えを発表していました。

音楽を通して豊かに表現する心や、道徳の時間に自分や友達の心とじっくり向き合う姿勢など、一人一人の確かな成長を感じる一日となりました。

日毎に寒さが増してまいります。ご家庭での体調管理もよろしくお願いいたします。

感性を咲かせるひととき〜フラワーアレンジメントに挑戦!〜

心地よい秋風が吹き抜ける爽やかな一日、9年生の美術の授業では「フラワーアレンジメント」の体験学習を行いました。

今回の授業では、熊本県花木園芸農業協同組合から専門の講師の先生をお招きしました。生徒たちの多くにとって、本格的なフラワーアレンジメントはこれが初めての体験です。

目の前に用意された色とりどりの新鮮なお花や緑の葉を前に、最初は「どこから挿せばいいのだろう」と少し緊張した様子の生徒たち。花々の高さや前後の立体感、顔の向き、色の組み合わせや全体のバランスなど、考えるポイントはたくさんあります。しかし、講師の先生からアドバイスをいただきながら「頭で細かく考えるよりも、自分の感覚を大切に」と手を動かし始めると、表情が一変しました。

「ここにもう少し高さを出してみようかな」「この色とこの緑の組み合わせが好きかも」と、試行錯誤を重ねながら真剣な眼差しで花と向き合っていきます。一本一本の挿し方にそれぞれの個性が表れ、教室には一つとして同じものがない、感性の光る素敵な作品が次々と出来上がっていきました。

作品が完成したときの生徒たちの満足そうな笑顔と、それを温かく見守ってくださった講師の先生方の眼差しがとても印象的でした。花の香りと色彩に包まれながら、自分の感性と心地よく対話する、とても豊かで爽やかな秋のひとときとなりました。

ご指導いただきました熊本県花木園芸農業協同組合の皆様、誠にありがとうございました。

「しっかり読み解く力」を目指して〜5年生がRSTに挑戦!〜

今日の2時間目、5年生の教室を訪ねると、いつも以上に静かな緊張感が漂っていました。子どもたちがタブレット端末の画面を真剣な表情で見つめ、集中して取り組んでいたのは、熊本県教育委員会が本年度から導入した「リーディング・スキル・テスト(RST)」です。

「RST(リーディング・スキル・テスト)」とは?
RSTは、単に文章の感想を書いたり場面を想像したりするものではなく、教科書や説明文などの意味を事実に基づいて正確に読み解く「基礎的読解力」を測るテストです。 画面には大人でも一瞬考え込んでしまうような精密で複雑な文章が表示され、問いに対して選択肢から回答します。端末を使ったCBT方式(Computer Based Testing)で行われますが、単に正解・不正解を見るだけではありません。回答にかかった時間や反応パターンなども細かく測定されるため、適当に選んだのか、しっかり読んで考え抜いたのかという「真剣度」まで客観的に把握できる非常に先進的な仕組みになっています。

なぜ今、このテストに取り組むのか
小学校高学年以降、教科書の内容は一気に専門的で抽象的になります。「算数の文章題が苦手」「理科や社会の解説が頭に入りにくい」といったつまずきは、実は「教科書の文章を正しく読み取れていないこと」が根本的な原因になっていることが少なくありません。 主語と述語の関係、代名詞が指す内容、文章と図表との関係など、子どもたちが文章のどこを正確に捉えられていて、どこで迷いやすいのかを把握することで、日々の授業や個に応じた指導をより確かなものにする大きな意味があります。

テスト中のようす
テスト中、子どもたちは頭を抱えたり画面をじっと見つめたりしながら、一つひとつの言葉の意味を確かめるように深く思考を重ねていました。画面に向かい、最後まで決して諦めずに言葉と向き合い続ける姿がとても印象的でした。

今回の結果は、子どもたちの本当の読解力を育むための授業改善や丁寧な支援にしっかりと活用してまいります。ご家庭でもぜひ、「今日のテスト、どんな問題が出たの?」と声をかけてみてくださいね。

「さくらの里」の皆さんと笑顔あふれるあたたかな交流

今日は4年生が「総合的な学習の時間」の取り組みとして、特別養護老人ホーム「さくらの里」へ校外学習に出かけました。

スクールバスに乗って「さくらの里」に到着した子どもたち。緊張した面持ちもありましたが、入所者の皆様が温かく迎えてくださり、すぐに会場全体にあふれるような笑顔が広がりました。

交流会では、自己紹介に始まり、じゃんけんゲームや一緒に絵を描く活動など、心を通わせるさまざまな時間を過ごしました。

じゃんけん対決では「勝った!」「あー、負けた~!」と賑やかな歓声が上がり、おじいちゃん・おばあちゃんたちも身を乗り出して楽しんでくださいました。また、テーブルで一緒に色鉛筆を使ってお絵描きをした時間では、子どもたちが優しく声をかけながら寄り添う姿が見られ、とても微笑ましい光景でした。

今回のテーマは「高齢者の方と交流しよう」。

子どもたちにとっても、日常の暮らしの中での違いや思いやりの大切さを肌で感じる、大変貴重で学びの多い時間となったようです。

温かく包み込んでくださった「さくらの里」の皆様、そして入所者の皆様、素晴らしい時間を本当にありがとうございました!

確実にかわる季節と、学びに向かう子どもたちの姿

いよいよ10月を迎えました。今朝の最低気温は18℃前後。連日猛暑が続いていた7月や8月には、「本当に秋は来るのだろうか」と半ば疑いたくなるほどでしたが、季節はしっかりと移り変わり、心地よい秋風が校内を吹き抜けています。そんな秋の深まりとともに、校内の至る所で子どもたちが生き生きと、そしてじっくりと学びに向き合う姿が見られます。

各学年の教室を覗いてみると、それぞれの成長に合わせた探究の輪が広がっていました。

1年生の国語では、可愛いお面をつけた子どもたちが「登場人物になりきって」声を弾ませながら音読劇。3年生の国語では、教科書を手がかりに説明文づくりに挑戦しています。

高学年になると、学びはより実践的・深遠なものへ。5年生の国語では、校内施設をバリアフリーの視点で見つめ直し、課題発見から解決策の提案手順を考えていました。6年生の国語では、「上から下へ、一体どっちからどう移動しているのか?」と、文章の細かな表現を噛み砕きながら読み解く高度な読解に取り組んでいます。

さらに後期課程でも熱い学びが展開されています。7年生の社会科では、東南アジアの経済発展における格差はなぜ生まれたのか、互いの考えをぶつけ合いながら議論して探究中。そして9年生はいよいよ進路実現に向けた本格的なスタートです。今日から始まった実力テストに、緊張感をもって真剣な眼差しで挑んでいました。

季節の変わり目、子どもたちは1日1日を大切にしながら、たしかに成長の歩みを進めています。ご家庭でもぜひ、今日学校でどんな発見があったのか話題にしてみてください。

深く「考え、議論する」道徳の授業をめざして

本校では、教職員の指導力向上と豊かな心を育む教育の推進を図るため、校内研究授業を行いました。

本日は、1年生と7年生の道徳の授業を全職員で参観し研修を行いました。

1年生の授業では、「わがまま」をテーマに学習を進めました。日常の経験や登場人物の気持ちを重ね合わせながら、自分の行動が周りにどのような影響を与えるかを一生懸命に考え、友達と意見を交わす姿が見られました。

一方、7年生の道徳では、「相互理解・寛容」をテーマに、相手の個性や立場を尊重することの大切さについて議論を深めました。互いの考えや価値観の違いに触れながら、多角的な視点で自分自身を振り返るたくましい成長ぶりを感じさせる時間となりました。

放課後には、前期課程・後期課程に分かれて研究協議会を実施しました。

「どのようにすれば、子供たちがより主体的に考え、深く議論する道徳の授業ができるか」について、活発な意見交換が行われました。

多様化やグローバル化、情報化が進み、社会がより複雑さを増していくこれからの時代。そうした中で子供たちが自分らしさを保ちつつ、他者と協調して心豊かに生きていくためには、確かな道徳性を育むことが欠かせません。

子供たちの確かな成長を支えるため、私たち教職員も日々研鑽を重ね、よりよい授業づくりに努めてまいります。

今後とも本校の教育活動へのご理解とご協力をよろしくお願いします。

 

本物の仕事にふれる大切さ〜7年生 農林業体験学習〜

昨日と今日の2日間、7年生が「農林業体験学習」に取り組みました。

水上村の基幹産業である農業と林業の現場へと出向き、実際の仕事や作業を体験させていただく貴重な機会です。

あいにくの空模様で少々残念な天候ではありましたが、生徒たちは各事業所で真剣な表情で活動に励んでいました。

ハウスの中での農作業や樹木の伐採や木材加工、生き物を相手にする畜産など、日頃の学校生活や教室の授業だけでは決して味わうことのできない「本物の仕事」にふれることができました。

作物を育てることも含めて、命ある生き物を育てることの大変さ・重要性を肌で感じると同時に、現場で働く方々の情熱や仕事へのやりがいを直接学び取る姿がとても印象的でした。

8年生での職場体験にもつながるこの2日間の体験は、働くことの意義を考えるとともに、自分たちの生まれ育ったふるさと・水上村の魅力を再発見する大きな一歩となったはずです。

この経験が、生徒たちの将来の生き方や進路について考える大切な糧となることを期待しています。

あいにくの天気の中でも温かく受け入れ、熱心にご指導いただきました関係の皆様に、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

地域で学ぶ、未来を描く〜8年生職場体験学習〜


本日と明日の2日間、本校では7年生の「農林業体験学習」と8年生の「職場体験学習」を実施しています。

8年生は地域の事業所に赴き、実際の仕事に挑戦しました。

子どもたちは、保育所での小さな子どもたちとのふれあい、消防署での身の引き締まる訓練体験、商店や物産館での接客や商品の梱包作業、さらには木工や自動車整備の本格的な作業など、それぞれの現場で一生懸命に取り組んでいました。

真剣な表情で指示を聞く姿や、人々と笑顔で交流する姿からは、学校の授業や教科書だけでは決して得ることのできない貴重な学びと成長を感じ取ることができました。

社会の中で働くことの喜びや大変さを肌で感じ、自らの将来や生き方について見つめ直すこの特別な学びは、彼らの今後の人生にとって非常に重要で意味のある経験となるはずです。

おいそがしい中、子どもたちを温かく受け入れ、根気強く指導してくださっている各事業所の皆様に心より感謝申し上げます。

明日も引き続き貴重な体験が続きますが、子どもたちの健やかな成長を地域全体で見守っていただけますと幸いです。

言葉とカラダがつながる瞬間〜ビーチボールで育む一生ものの「運動センス」〜

連日、アジア大会では各競技で熱戦が繰り広げられており、日本選手の目覚ましい活躍にたくさんの元気と勇気をもらっていますね。

さて、本日の2時間目、体育館からは1・2年生の元気な声が聞こえてきました。 バドミントンコートを使い、柔らかくて扱いやすいビーチボールを使った運動の授業です。ボールの動きを目で追いながら、タイミングを合わせて打ち返したり、お互いに声を掛け合ってコンビネーションを意識したりと、みんな夢中になってボールを追っていました。

一見すると楽しそうな「ボール遊び」のように見えますが、実はこれ、子どもたちの将来にとって非常に大切な学びが詰まっています。

児童期にあたるこの時期は、一生に一度だけ訪れる「ゴールデンエイジ(およびその前段階のプレゴールデンエイジ)」と呼ばれ、神経系が急速に発達する極めて重要な時期です。この時期に「投げる・捕る・打つ」といった多様な動きや、素早いフットワークなどを体験することで、脳と体を結ぶ神経回路が網の目のように広がっていきます。

ここで身についた体の使い方や感覚(いわゆる「運動センス」)は、大人になっても忘れることのない、一生ものの財産になります。さらに、自分の思い通りに体を動かせるようになることで、怪我の予防はもちろん、空間認識能力や学習面の集中力向上にもつながっていくのです。

単一の競技の技術を磨くだけでなく、ゲーム感覚で「楽しく」体を動かしながら神経系を刺激すること。そして、子どもたちの発達段階に応じたカリキュラムを9年間の中で体系的に実践していけること――。これこそが、水上学園の大きな強みであり魅力だと改めて感じています。

これからも、子どもたちが楽しみながら健やかに成長できるよう、日々の授業や活動を工夫してまいります。

秋晴れの中、1・2年生が南稜高校で動物ふれあい体験!

秋の大型連休が明け、「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、今朝は秋らしいさわやかな空気に包まれた心地よい朝となりました。田んぼのあぜ道に赤い彼岸花が綺麗に咲き誇る中、子どもたちは明るく元気に登校してくれました。連休明けも、いつもの元気な笑顔で登校してくれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

そんな秋晴れの素晴らしい日、1・2年生が生活科の体験学習として、熊本県立南稜高等学校へ出かけました。

南稜高校に到着した子どもたちを待っていたのは、高校生のお兄さん・お姉さんたちと可愛らしい動物たちです。高校生の皆さんが動物に関するクイズを用意して優しく説明してくれたおかげで、子どもたちは興味津々で耳を傾けていました。

ふれあい体験では、ウサギやヤギ、ポニーといった動物たちと直接ふれあいました。最初は少しドキドキしていた子も、高校生にサポートしてもらいながら優しく背中をなでたり、人参や草などのエサをあげたりするうちに、すっかり笑顔に。動物たちの温もりや鳴き声、毛並みの質感などを肌で感じ、命の温もりや大切さを学ぶ貴重な体験となったようです。

体験の後は、みんなで楽しみなお弁当タイム。最後はしっかりとゴミ拾いやマナーを守る行動もでき、集団行動としての成長も実感できた一日でした。

あたたかく迎えてくださり、優しく教えてくださった南稜高校の先生方と生徒の皆さん、本当にありがとうございました!

地域のお店で大発見!3年生の社会科見学


本日、3年生が、スーパーマーケットへ見学に出かけました。普段から家族と一緒に買い物で訪れる機会も多いスーパーマーケットですが、今日は探検ボードとメモを手に、少し違った「社会科の目」で店内を見つめる子どもたちの姿がありました。

お店に到着すると、店員さんからお店の工夫や仕事について丁寧なお話をしていただきました。子どもたちは真剣な表情でメモを取り、気になることを進んで質問する様子が見られました。

店内見学では、商品の並べ方や陳列のルール、工夫されているポップ(掲示物)に注目したり、お店で働く方々がどんな思いでお客さんに接しているのかをインタビューしたりと、教室では得られない生きた学びに触れることができました。また、実際にお買い物体験として買い物かごを手に商品をしっかり選び取る経験も行い、社会の中で働く人々の工夫や便利さを肌で感じ取る貴重な機会となったようです。

見学を通して学んだ集団行動のマナーや、働く人々への感謝の気持ちを、これからの学校生活や家庭での学習にもしっかりと生かしていってほしいと思います。温かく迎えてくださり、親身に教えてくださった関係者の皆様、誠にありがとうございました。

共に学び、世界とつながる〜6年生の1日〜

今日の6年生の授業の様子をご紹介します。

【1時間目:算数〜学び合いで解き明かす難しい問題〜】

1時間目の算数では、分数を使った割合や文章題という、少し難度の高い問題に挑戦しました。

「もとにする量はどれかな?」「どんな計算式になるだろう?」と、一人ひとりがじっくり考えた後、お互いにノートやプリントを指さしながら教え合う姿が見られました。自分の考えを友達に言葉で説明したり、アドバイスに耳を傾けたりすることで、一人では難しかった問題も納得しながら理解を深めることができています。

【3時間目:外国語〜画面の向こうへ!オンライン英会話〜】

3時間目は、子どもたちが楽しみにしていたオンライン英会話です。

ヘッドセットを装着し、画面の向こうにいる海外の講師と1対1で英語のやり取りを行いました。事前に準備したやり取りをスムーズにこなすだけでなく、時間が余ると「自分から自由に質問してみる」という積極的な姿も見られました。

決められた枠にとらわれず、「もっと伝えたい」「もっと知りたい」と主体的にコミュニケーションを楽しめるようになったのは、これまでの日々の積み重ねがあってこそです。

算数での「対話を通じた深い学び」と、英会話での「実践的なアウトプット」。日々の地道な積み重ねが、子どもたちの確かな自信と成長につながっていると感じる素敵な1日となりました。

自ら問い、仲間と挑む〜「情報」と「言葉」で切り拓く探求力〜

 

今日も校舎には、子どもたちが探求の目を輝かせる姿があふれていました。

2時間目の7年生社会科では、「アジア州の気候の特徴」について学習していました。地図帳や雨温図といった多様な資料を机いっぱいに広げ、「どうしてこの地域は雨が多いんだろう?」と仲間と指を差しながら議論を交わします。一人では見落としがちな視点も、対話を通して思考が深まり、情報を科学的に読み解く力が育まれています。

5時間目の8年生社会科では、「名古屋・東海の工業の変化」を250字以内でまとめるという高度な課題に挑戦していました。単に検索するだけでなく、「自動車産業」「中京工業地帯」「東海工業地域」のキーワードを駆使し、必要な情報を収集・整理して自分の言葉で再構築します。タブレットに向かい一字一字推敲しながら、隣の友達と「伝わりやすい構成かな?」と確認し合う姿が見られました。

同じく5時間目、9年生の技術科ではプログラミング学習が行われました。小型基板(micro:bit)を操作し、「振るとLEDに回数が表示され、音が鳴る」仕組みを作ります。現代は、県内でも半導体関連産業が集積を深め、AIやIoT技術が日常に急速に溶け込んでいる時代です。生徒たちは、自ら組んだプログラムで目の前の機器が動く感動を味わいながら、「技術が社会でどう役立つか」という技術の仕組みと社会へのつながりを肌で実感していました。

情報があふれる現代社会だからこそ、単に技術を使うだけでなく、「情報を科学的に理解する」「目的に応じて活用する」「技術や情報と適切に関わり社会へ参画する」といった情報活用能力が欠かせません。

資料を読み解く7年生、言葉で表現する8年生、プログラミングで仕組みを創る9年生。どの学年でも、自ら学びを深め、協働して課題に向き合う頼もしい姿が見られました。これからも、子どもたちが自信を持って未来を切り拓いていけるよう、探究心と情報活用能力を育む教育を推進してまいります。

秋の気配と「読書の秋」、そして生活習慣を見直す「がんばりウィーク」

9月に入ったというのにスッキリとしない天候が続き、この時期らしくない雨模様や蒸し暑さに悩まされる毎日です。それでも、ふとした瞬間に雲の間から覗く青空には、どこか澄んだ秋の気配が感じられるようになってきました。

村内を巡ると、水上村ならではの心温まる風景に出会います。バス車庫前の土手に目をやると、スクールバスの運転手さんが手入れしてくださった見事な「草アート」が広がっています。秋の青空に向かって爽やかに跳ねるイルカの姿は、見ているだけで気持ちをパッと明るくしてくれますね。また、村のあちこちには鮮やかな赤い彼岸花が咲き始め、少しずつ季節が秋へと巡っていることを教えてくれます。

そんな秋の訪れを感じる本日、昼の時間を活用して「全校読書」を行いました。本を手にした子どもたちは、シーーーンと静まりかえった教室の中でじっくりとページをめくり、それぞれの本の世界へと没頭していました。真剣な眼差しで物語や図鑑に見入る姿からは、豊かな集中力と探究心が感じられます。じっくりと「読書の秋」に取り組んでほしいものです。

さて、今週末19日(土)は「水上っ子家庭の日」です。学校ではこの日と秋の大型連休に合わせて、2ヶ月に1回の「水上っ子がんばりウィーク」を実施します。

この取組は、専用のワークシートを使い、「起きる時刻」「朝食」「テレビ・ゲーム等の時間」「寝る時刻」の目標をご家庭で振り返り、基本的生活習慣の確立を目指すものです。メディアと少し距離を置いて、みんなでじっくり読書を楽しんだり、一緒にご飯を食べるなど、日頃できない家族団らんやふれあいの時間を大切にしていただきたいと考えています。

涼しい風が吹き始めるこれからの季節。ぜひご家庭でも生活リズムを見直し、心豊かで健康的な「家族の時間」にしていきましょう。保護者の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

本物の響きに心揺れるひととき〜いきいき芸術体験教室〜

本日、「和楽器にぎわい座」の皆様をお招きして「いきいき芸術体験教室」を開催しました。

公演が始まると、体育館は一瞬にして和の世界へ。力強い太鼓の音色や箏、三味線の美しい旋律が響き渡り、児童生徒は一気に引き込まれていきました。和楽器の筐体から出される生の音や振動は、子どもたちの心と体にダイレクトに共鳴し、会場全体を包み込みます。

迫力ある演奏に包まれるうち、子どもたちの間からは自然と拍手が沸き起こり、会場には弾けるような笑顔があふれ出しました。ただ聴くだけでなく、全身で音を楽しむ様子はまさに「本物の響きに感動」している姿そのものでした。

後半の体験コーナーでは、実際に和楽器に触れさせていただきました。琴の弦を爪で弾いたり、バチを手にして太鼓に向き合ったりと、真剣な眼差しで挑戦する姿が見られました。最後には全員で「ソーラン節」を合同演奏し、一体感あふれる素晴らしい時間を創り上げることができました。

本物の芸術に触れ、五感で味わったこの感動は、子どもたちの豊かな情操と創造性を育むかけがえのない財産となったはずです。ご協力いただきました関係者の皆様、誠にありがとうございました。

地域の温もりに包まれて〜笑顔あふれる「第4回 水上っ子タイムトンネル」〜

最後に地域の皆さんと全員で記念撮影

子どもたちが心待ちにしていた「第4回 水上っ子タイムトンネル」を開催いたしました。

今年度は学校行事全体の見直しに伴い、例年の10月末から9月上旬へと開催時期を変更しての実施となりましたが、地域の指導者の皆様にたくさんお越しいただき、校内の各会場は温かい笑顔と熱気に包まれました。

この行事は、水上村に伝わる豊かな文化や伝統的な遊び、手仕事などを体験し、子どもたちの縦のつながりと地域の方々との交流を深める大切な機会です。

各活動場所では、子どもたちが地域の皆様の手ほどきを真剣な表情で見つめていました。

草アートで繊細な形を編み上げる技に見入る姿、絵手紙で一筆一筆に心を込める姿、布ぞうりづくりで足の指に糸をかけながら熱中する姿、そしてコサージュづくりで細かな作業に挑戦する姿。どの教室でも、日頃の授業とはまた一味違う、目の輝きと感動の笑顔があふれていました。

地域の皆様が隣にそっと寄り添い、優しく声をかけながら丁寧に教えてくださるおかげで、子どもたちも安心して夢中で手を動かすことができていました。

活動の締めくくりには、地元のJA女性部の皆さんと青壮年部の皆さんによる心づくしの「カレー給食」を、地域の皆さんと全校児童生徒一緒に味わい、世代を超えた和やかな会話で交流を深めました。

手づくりのぬくもりと、人とのつながりの温かさを肌で感じた一日。まさに「地域に支えられ、地域とともにある水上学園」であることを深く実感できた、かけがえのない時間となりました。

おいそがしい中、子どもたちのために温かく丁寧にご指導いただきました地域の皆様、そして準備から支えてくださった関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。

これからも地域とともに、子どもたちの豊かな学びと成長を見守ってまいります。

カレーをつくっていただいたJA青壮年部と女性部の皆様
おいしいカレーをありがとうございました!

多彩な学びに輝く1年生!元気いっぱいの1日

 

入学して約半年。1年生の子どもたちは毎日、たくさんの発見と「できた!」を積み重ねながら、たくましく成長しています。今日は、授業から集会まで、目を輝かせて多様な学びにふれる1年生の様子をご紹介します。

【午前:さまざまなスタイルの授業に挑戦】

1時間目・国語「カタカナを探そう」:教科書をしっかり手に持ち、声をそろえて音読に取り組みました。正しい姿勢で大きな声を出し、文字を学ぶ楽しさを全身で味わっています。
2時間目・英会話:デビット先生と一緒に、電子黒板を使った英語の「神経衰弱」に挑戦!画面上のカードをタッチしながら、楽しく自然に英語の表現に親しみました。
3時間目・算数「AIドリル」:一人ひとりがタブレットを操作し、数の問題にトライ。お友達と画面を覗き込み、教え合いながら進める姿にも成長を感じます。

【午後:児童生徒集会で大活躍!】

午後からは体育館で児童生徒集会が行われました。今回の企画は、情報委員会が心を込めて準備してくれた「イントロクイズ」です。

曲が流れた瞬間、真っ先に「はい!」と元気に手を挙げたのは、なんと1年生たち!上級生や先生方の前でも物怖じせず、意欲いっぱいに参加する姿がとても頼もしく、体育館全体が笑顔と温かい歓声に包まれました。

声を出して学び、デジタルや英語に親しみ、集会では上級生と一緒に思い切り楽しむ——。水上学園の豊かな環境の中で、1年生のできることはどんどん増えています。明日もどんなわくわくや発見が待っているのか、とても楽しみです。

土と砂で大実験!水のしみ込み方の謎に迫る4年生

今朝の1時間目は、久しぶりに気持ちの良い青空が広がりました。そんな絶好の理科日和の中、4年生の子どもたちが虫眼鏡やカップを手に運動場へと飛び出していきました。

今回の理科のめあては「雨水のゆくえと地面の様子」。土の粒の大きさによって、水のしみ込み方にどのような違いがあるのかを調べる実験です。

まずはみんなで運動場へ向かい、場所による土の違いを観察しながら試料を採取しました。

運動場の真ん中あたりの土:手で触るとさらさら・つるつるしていて粒が細かい
砂場の砂:粒が大きめで、手触りも少しざらざらしている
子どもたちは虫眼鏡をじっくり覗き込み、「あ、粒の大きさが全然違う!」と自分の目で確かめながら真剣に観察していました。

理科室に戻ったらいよいよ比較実験です。プラスチックカップとろ過装置をセットし、運動場の土と砂場の砂それぞれに同じ量の水を同時に注ぎます。

「どっちが早く水が落ちてくるかな?」

「砂の方が粒が大きいから、すき間を通って早く落ちそう!」

子どもたちは食い入るようにカップを見つめ、水が落ちてくる瞬間をじっと観察していました。自分たちの目で見て、手で触って、根拠を持って予想し、実験で確かめる。4年生たちの「なぜだろう?」を追求する眼差しがとても頼もしい1時間でした。

湯山探検で大発見!地域に学び、地域とともに育つ子どもたち

 

生活科の学習「とび出せ!村のたんけんたい」の一環で、2年生が湯山地区の校区探検に出かけました。

黄色の帽子をかぶった元気いっぱいの11名の子どもたちは、グループごとに湯山保育所周辺の散策へ。気になる場所を見つけると、手に持ったタブレットや探検バッグをしっかり構えて記録を取り、地域の魅力的な場所を熱心に調べていました。普段見慣れているはずの景色も、探検隊の目で見ると新しい発見の連続だったようです。

続いて向かったのは「湯山温泉元湯」です。ここでは地域の温かいご厚意により、なんと温泉の建物内や浴室にまで入らせていただきました。普段はなかなか見ることができないお風呂場や露天風呂の様子を間近で見学し、子どもたちは「すごい!」「ここが元湯なんだ!」と興味津々。タブレットで写真を撮ったり、一生懸命メモを取ったりしながら、自分たちの暮らす地域のすばらしさを肌で感じていました。

「地域を知り、地域を学び、地域に学ぶ」。子どもたちのキラキラとした笑顔の裏には、こうして優しく温かく温情を注いでくださる地域の方々の支えがあります。

水上学園は、地域に支えられているからこそ、地域とともに歩む学校です。快く見学を受け入れてくださった皆様、そして日常の中で子どもたちを温かく見守ってくださる地域の皆様に、心より感謝申し上げます。

【お弁当対応へのお礼】愛情たっぷりのお弁当タイム&明日からの給食再開について

先週末9月4日(金)の夕方、給食センター内の機械の不具合による水漏れが発生いたしました。衛生管理と「食の安全」を最優先に考慮した結果、やむを得ず本日9月7日(月)、給食の提供を中止する判断をいたしました。
直前のお願いとなり、保護者の皆様には大変なご負担とご心配をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。

笑顔があふれたお弁当タイム
急なお願いだったにもかかわらず、本日は全校児童生徒がしっかりとお弁当を持参することができました。ご家庭の迅速なご協力に、感謝の気持ちでいっぱいです。
教室を覗くと、そこにはとびきりの笑顔で嬉しそうにお弁当を囲む子どもたちの姿が広がっていました!
目に入ってきたのは、思わずニッコリしてしまうクオリティの高いキャラ弁や、彩り豊かで工夫の凝らされたお弁当の数々。開けた瞬間の嬉しそうな表情や、美味しそうにおかずを頬張る様子から、ご家庭の深い愛情がしっかりと子どもたちに届いていることを実感いたしました。

明日(9月8日)からの給食再開について
修理および衛生・清掃作業が完了いたしましたので、明日9月8日(火)から通常の給食提供を再開いたします。
なお、献立につきましては当初予定より「1日ずつずらしての提供」となります。ご理解とご了承のほど、よろしくお願いいたします。

  • 9月8日(火)の給食:当初「9月7日(月)」に予定していた献立を提供

再発防止に向けて
今回の給食中止によりご迷惑をおかけしたことを重ねてお詫び申し上げます。
今後は教育委員会や施設設備の施工会社等と密に連携を図り、再発防止に全力で取り組んでまいります。
保護者の皆様の温かいご理解とご協力に、職員一同、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

「生きた数学的思考」を育むために 〜今日の算数の授業から〜

今日の2時間目、校内を巡回すると、1年生から5年生までが真剣な表情で算数の授業に向き合っていました。
それぞれの学年が取り組んでいた課題は次の通りです。

  • 1年生:2桁の数を「10といくつ」に分ける学習(「10のまとまり」という十進法の根幹に触れています)
  • 2年生:繰り下がりのある引き算(「10のまとまり」から崩して計算する仕組みを考えています)
  • 3年生:単位の違う距離の引き算(「km」と「m」という連続した量を揃えて処理する思考です)
  • 4年生:3桁÷2桁の割り算(商の見当を立てるという、数感覚をフルに使う難所です)
  • 5年生:約数の理解(数の構成や整律性を抽象的に捉えるステップに入っています)

子どもたちが一生懸命に頭を悩ませ、ノートに向かう姿は実に頼もしいものでした。しかし同時に、私たちが指導を行う上で強く意識しなければならないのが、子どもたちの脳内に形成される「数のスキーマ(概念の枠組み)」です。
認知科学者・今井むつみ氏の著書『学力喪失』によれば、子どもは日常経験から「数は物を数えるためのもの(自然数スキーマ)」といった直感的な知識体系を構築します。この暗黙のスキーマは低学年の整数計算では有効ですが、高学年で小数や分数、割合といった抽象的な概念に移行した際、正しく「記号接地(抽象的な記号と現実の感覚やイメージを結びつけること)」ができていないと、深刻な学習障壁となってしまいます。
単に計算のやり方や公式を暗記させるだけの「死んだ知識」では、学年が上がるにつれて壁にぶつかってしまいます。1年生の「10のまとまり」の捉え方から、5年生の「約数」に至るまで、単一の解き方に縛られず、図や数直線、身体的イメージと結びついた「正しい数のスキーマ」を段階的に築いていくことが極めて重要です。
水上学園では、子どもたちが表面的な暗記にとどまらず、試行錯誤を通じて「真の概念理解」へと到達できるよう、義務教育学校の強みを活かしたカリキュラム・マネジメントにより、系統的な指導を一層推進してまいります。

ご家庭でもぜひ、「どうやってその答えになったの?」とお子様の思考プロセスに耳を傾けてみてください。

9年間でつむぐ学びのバトン

観測史上最も暑いと言われた8月が過ぎ、本校の運動場も雨が少なくカラカラの状態が続いていました。風が吹くたびに砂煙が舞うほどでしたが、今日は朝から久しぶりの雨。体育館から見える校庭もしっとりと濡れ、ほっと一息つけるような「お湿り」となりました。
もっとも、今週末にかけては台風の進路や秋雨前線の動きに十分な警戒が必要です。

少し涼しさを感じられる雨模様となった今日の2時間目。体育館のフロアからは、子どもたちの元気な声が聞こえてきました。3・4年生の体育「走り幅跳び」の授業です。

電子黒板に映し出された「力強いふみきりをするためにはどうすればよいか」という課題をもとに、子どもたちは自分のめあてに向かって真剣に取り組んでいます。タブレットで自分のフォームを撮影して確認したり、工夫された練習場所で力強く踏み切ったり。手書きのカードには「ふみきりを意識して遠くに飛ぼう」と、一人ひとりが考えた言葉が力強く書かれていました。

実は、昨日の1・2年生の体育でも同じ系統の学習が行われていました。本校では、同じ系統の種目を同じ時期に1年生から9年生まで揃えて計画的に実施しています。

低学年から発達段階に合わせて学びを深めていくことで、運動の得意・不得意にかかわらず着実に力を伸ばすことができます。

そして何より、9年間を通じた成長のプロセスを教職員全体で見守り、次へつないでいけること。それこそが、義務教育学校である水上学園ならではの大きな強みだと実感しています。

小さな胸の「どきどき」から感じる、命のあたたかさ

 

今日の2時間目、1年生の教室では道徳の授業「どきどき どっきんぐ」が行われていました。

「どんなときに、胸がどきどきするかな?」という問いかけに、子どもたちは元気に手を挙げながら、自分の経験と思いをつぎつぎと発表していきます。「走ったとき」「うさぎをだきしめたとき」「お母さんにだっこされたとき」——。みんなで意見を出し合いながら、心臓の鼓動の変化や、そのとき感じる温もりについて考えを深めていきました。

授業の途中、みんなでそっと自分の胸に手を当ててみる時間がありました。目を閉じ、じっと静かに自分の小さな胸の「どきどき」を感じる子どもたち。「動いてる!」「温かい!」と、自分のからだの中でたしかに脈打つ鼓動に、どこか不思議そうで、うれしそうな表情を浮かべていました。自分が今こうして生きていることの喜びや不思議さに、肌で触れた瞬間でした。

続く3時間目は体育の授業です。今度は体育館へ移動し、思いっきりからだを動かしました。元気に走り回ったあと、再び胸に手を当ててみると……さっきよりもずっと速く、力強く「ドキドキ!」と胸が鳴っています。

静かに感じた温かいどきどきも、全力で走ったあとの速いドキドキも、すべて自分が懸命に「生きている」証拠です。

自分の心臓の音を感じ、体温を実感することを通して、子どもたちは「生きているってすばらしい」という大切な事実に気づくことができました。自分自身の命はもちろんのこと、となりにいるお友だちや、まわりの人たちの命も同じように温かく、かけがえのないものです。今日の授業で感じた胸のあたたかさを忘れず、これからも自分やお友だちを大切にできる心豊かな子どもたちに育っていってほしいと願っています。

「防災の日」に考える食と命の備え

カレンダーは9月に入りました。しかし、今日のお昼の運動場は気温が上がり、38℃ほどの危険な暑さとなりました。子どもたちの安全を第一に考え、熱中症には十分に気をつけながら日々の教育活動を進めています。

9月1日は防災の日

さて、今日9月1日は「防災の日」です。本校でもこの日に合わせ、給食の時間に非常食である「救給根菜汁」が出されました。子どもたちは容器から直接おいしそうに口にしながら、防災食について学んでいました。
令和8年熊本地震の発生から1か月が経ちました。大きな被害を受けた八代市などの学校では、2学期が始まったものの給食が提供できず、まさに今日の本校と同じようなレトルトの防災食が提供されているとのことです。不自由な避難生活や支援が続く被災地の方々の苦労に思いを寄せるとともに、一日も早い復興を心より願うばかりです。

ローリングストック

いつ発生するかわからない自然災害だからこそ、日頃からの備えが欠かせません。ご家庭で日常的に食べ慣れたものを多めに買い置きし、食べた分を買い足していく「ローリングストック」をぜひ意識してみてください。詳しくは今月の給食だよりをご覧ください。

マイタイムライン

また、災害時に「いつ・誰が・どのような行動をとるか」を時系列で整理する「マイタイムライン」の策定も非常に有効です。大雨や台風、地震が起きた際、どこへ避難し、どのように連絡を取り合うのか、この機会にぜひご家庭で話し合ってみてください。

「くまもとマイタイムライン」はこちらをご覧ください

当たり前が有り難い~感謝の気持ちを忘れずに

当たり前のように温かい給食が食べられる毎日の有り難さに感謝しながら、学校とご家庭と地域が一体となって防災意識を高めてまいりましょう。

手で測り、体感する算数〜実感を伴う「記号接地」の学び〜


今日で8月も終わり、明日からは9月を迎えます。暦の上では秋が近づいていますが、運動場にはまだまだ真夏の眩しい太陽が照りつけ、厳しい暑さが続いています。


そんな暑さにも負けず、元気いっぱいに外へ飛び出していったのは3年生の子どもたちです。算数の「長い長さをはかろう」の授業で、メジャーを手にして校内のさまざまなものの長さを測定する活動を行いました。


「花壇の長さは4m5cmもあったよ!」

「ジャングルジムの高さは1m70cmだ!」

「この木の幹の周りは、ちょうど1m30cmだね」


子どもたちは思い思いの場所へ散らばり、メジャーをピンと張ったり、木に巻き付けたりしながら、夢中で数値を読み取っていました。そして、測った結果はその場でノートにしっかりと記録していきます。


教室で机に向かい、教科書やノートの上で「1m=100cm」という知識を覚えるだけでは、なかなか「本当の大きさの感覚」は身につきません。実際に自分の手を動かし、目で確かめ、身体を使って測定することで、頭の中の数字(記号)が現実の大きさ(意味)としっかりと結びつきます。これこそが、まさに「記号接地」と呼ばれる実感を伴う学びの瞬間です。


汗をかきながら発見を喜ぶ子どもたちの姿に、確かな成長を感じた8月の締めくくりとなりました。酷暑の夏を乗り越え、いよいよ実りの秋が始まります。これからも子どもたちの「できた!」「わかった!」という実感を大切にした教育活動を続けてまいります。

子どもたちの笑顔と真剣な表情が戻った校舎 — 2学期の本格スタートに向けて

 

夏休みが明け、校舎に子どもたちの明るい歓声と笑顔が戻ってきました。静まり返っていた教室に活気が戻り、学校全体にふたたび「命」が吹き込まれたような温かさを感じます。

 熊本地震などの自然災害のニュースに触れるたび、こうして子どもたちが元気に登校し、当たり前の日常を過ごせることがいかに有り難いことかを改めて実感させられます。2学期のスタートにあたり、昨日と今日の2日間は大切な「助走期間」となります。心と体に少しずつ学校のペースを取り戻しながら、余裕をもって充実した2学期へとつなげていくための時間にできたように思います。

 この助走期間中も、子どもたちはさっそくそれぞれの目標に向かってしっかりと前進しています。

後期課程の教室では、夏休みに蓄えた学習の成果を発揮しようと、課題テストや実力テストに真剣な面持ちで臨む姿が見られました。自分の将来や進路を見つめ、集中してペンを走らせる中学生の表情は実に頼もしいものです。中には、外での活動の合い間にも教科書を手放さず、熱心に学習内容を確認する生徒の姿もありました。 

前期課程の教室でも、タブレット端末を活用したデジタル学習や、仲間と顔を寄せ合って辞書を引きながら意見を交わし合う活発な学びが展開されています。さらに、秋の文化祭に向けた鼓笛の練習も動き出しました。

 テストで見せる凛とした表情や、友達と学び合う中でこぼれる弾けるような笑顔。多様な表情を見せながら一歩ずつ歩みを進める子どもたちを、今学期も温かく支えてまいります。

 

2学期スタート!「日常のありがたさ」を胸に、みんなで支え合う水上学園へ

本日、無事に第2学期の始業式を迎えることができました。校舎に子どもたちの明るい笑顔と元気が戻り、全員そろってスタートを切れたことを心から嬉しく思っております。

■ 「あたりまえの毎日」の尊さをかみしめて
この夏休み中には令和8年熊本地震が発生し、大きな揺れや不安を経験されたことと思います。被害を受けられた県内各地の皆様にお見舞いを申し上げますとともに、お亡くなりになられた方々のご冥福を心からお祈りいたします。

本校では体育館の一部が損壊する被害が出ましたが、人的な被害はなく、今日、全校児童生徒が無事に全員揃うことができました。何よりもありがたいと感じたことです。

「おはよう」と挨拶を交わし、友達と笑い合い、共に学ぶこと。この「あたりまえの毎日」がどれほどありがたく尊いものか、改めて子どもたちと共に深く噛みしめる1日になりました。

■ 心と体のSOSを一人で抱え込まないために
始業式では、子どもたちに次のようなメッセージを伝えました。

―――――――
地震のあとに「怖くなる」「夜眠れない」「心がモヤモヤする」「頭やお腹が痛む」といった変化が出るのは、誰にでも起こる『あたりまえの反応』であり、決してあなたが弱いからではありませんし、恥ずかしいことでもありません。
一人で抱え込まず、先生やおうちの人など信頼できる大人に遠慮なく声をかけてください。言葉にできなければ、近くの先生のそばに来るだけでも大丈夫です。学校にはみんなを全力で守り、支える大人がたくさんいます。
―――――――

ご家庭におかれましても、お子様の様子で気になることがございましたら、遠慮なくご相談ください。

■ 助け合い・支え合いながら歩む2学期へ
2学期は、文化祭をはじめ、みんなで協力して成長できる行事が目白押しです。困っている友達がいれば声をかけ合い、悲しい思いをしている人がいれば寄り添いながら、一日一日を大切に積み重ねていければと考えています。
みんなで助け合い、支え合いながら生き生きと過ごせる「明るく・楽しく・元気な水上学園」を一緒につくっていきたいと思っています。
保護者の皆様、地域の皆様におかれましても、共に「チーム水上」の一員として、引き続き子どもたちを温かく見守り、支えていただきますようお願い申し上げます。

充実の1学期に感謝、そして新たな目標へ!

本日、無事に1学期の終業式を迎えることができました。保護者の皆様、そして地域住民の皆様の温かいご支援とご協力のおかげで、子どもたちは大きな怪我や病気もなく、充実した毎日を過ごすことができました。心より感謝申し上げます。

終業式では、3人の児童生徒が代表として、1学期の振り返りとこれからがんばりたいことを堂々と発表してくれました。

まず、4年生のそうせいさんは、お家でのお手伝いや日々の勉強にしっかりと取り組んでいきたいという決意を話してくれました。

続いて7年生のあらたさんは、学習における苦手分野の克服と、陸上の練習に励みたいという目標を力強く語ってくれました。

最後に9年生のゆいなさんは、最高学年として苦手なことにも恐れずチャレンジし、かけがえのないクラスメイトと共にすばらしい学級をつくりあげたいという熱い思いを伝えてくれました。

それぞれの成長と未来への意気込みが感じられる、大変立派な発表でした。

校長からは、始業式でお話しした「目指す児童生徒像」と学校経営スローガンについて振り返りをしました。
子どもたち自身に、「実践力」を高める行動ができたかを問いかけ、さらに「明るく・楽しく・元気な水上学園」に向けて、

・明るく:気持ちのよい明るいあいさつができましたか?

・楽しい:いじめや差別のない、誰もが安心して過ごせる温かい学校にできましたか?

・元気な:「早寝早起き朝ごはん」の規則正しい生活習慣が守れましたか?

と、それぞれの取り組みを振り返ってもらいました。2学期に向けて、できたことは自信を持ってさらに伸ばし、できなかったことはこれからできるようになるために、前を向いてがんばってほしいと伝えています。

式の最後には、全校児童生徒と教職員で心を一つに記念撮影を行いました。充実感に満ちた子どもたちの笑顔がとても印象的です。

明日からはいよいよ夏休みが始まります。健康と安全に気をつけ、地域の中で様々な経験を積んでほしいと願っています。改めまして、1学期間ありがとうございました。どうぞ素敵な夏休みをお過ごしください。

スマホやネットとどう付き合う?「ネット依存」と「これからの使い方」

本日、熊本県球磨教育事務所から社会教育主事の先生をお招きし、8・9年生を対象に「親の学び」次世代編講座を実施しました。最初は緊張をほぐすアイスブレイクからスタート。会場は一気に楽しい雰囲気に包まれ、リラックスした表情で本題へと入っていきました。今回のテーマは、もうすぐ始まる夏休みを前に、ぜひじっくりと考えてほしかった「スマホやネット、SNSなどの使い方を考えよう」です。

自分自身の生活を振り返る
生徒たちはまず、日頃の自分自身のスマホの使い方や生活習慣を振り返り、知らず知らずのうちに「ネット依存」になっていないかを考えました。
ネットに依存してしまうと、心や体への悪影響だけでなく、家族との関係(家庭的影響)や学校生活・友達関係(社会的影響)にも深く関わってくることを、分かりやすく教えていただきました。

現代ならではの課題「生成AI」や情報バイアス
さらに、最近急激に身近な存在となった「生成AI」についても意見を交わしました。生徒たちからは、

*「頼りすぎると語彙力が低下してしまう」
*「著作権の問題がある」
*「出力される情報に間違いが含まれることがある」

といった、極めて鋭く、的確な問題点が次々と出されました。
また、自分が見たい情報ばかりが偏って表示される「フィルターバブル」や、同じような意見ばかりに囲まれて極端な考えに陥りやすくなる「エコーチェンバー」といった現代のネット社会の仕組みと落とし穴についても学び、真剣な表情で聞き入っていました。

安全・安心で充実した夏休みに向けて
最後に、ネット依存やネットのトラブルに巻き込まれないために、具体的に「これからどのように生活していけばよいか」を一人一人がワークシートにまとめました。

いよいよ今週末から、待ちに待った夏休みが始まります。
今回学んだことをしっかりと胸に刻み、スマホやネットと上手に、そして主体的に付き合いながら、安全・安心で、何より充実した最高の夏休みにしてもらいたいと思います。

待ちに待った外遊び!久しぶりの元気な声が響くグラウンド

7月8日の梅雨明け以来、連日厳しい日差しと猛暑が続いていました。

毎日のように暑さ指数(WBGT)が危険な数値に達していたため、子どもたちが大好きな昼休みの外遊びは、ずっと禁止にせざるを得ない日々が続いていました。

しかし、今日は朝から曇り空が広がり、一時的に雨が降るお天気となりました。

湿度は82%と高めだったものの、気温は25.7℃。お昼12時時点の暑さ指数(WBGT)は30.4と、久しぶりに外遊びができる基準となりました。

「今日の昼休みは、外で遊べます!」という知らせを聞いた子どもたちは大喜び。

久しぶりに解禁されたグラウンドには、一気に明るい歓声が戻ってきました。

広いコートで思いきりサッカーに熱中する高学年、涼しい木陰に集まって楽しそうにおしゃべりをする黄色い帽子の低学年、そしていろんなところを元気いっぱいに駆け抜ける子どもたち。

それぞれが思い思いの場所で、本当に嬉しそうな笑顔を見せてくれました。

やはり、子どもたちがのびのびと体を動かす姿は、学校全体を元気にしてくれます。

早いもので、1学期も残すところあと2日となりました。

最後まで、この明るく、楽しく、そして元気いっぱいの水上学園らしく、みんなで笑顔で締めくくりたいと思います。

税金から学ぶ私たちの未来!9年生の租税教室

 

中学校における租税教育の大きな目的は、小学校で学んだ「税金の役割」からさらに一歩踏み込んで、「財政の役割」を深く理解することにあります。納税の義務に基づく公平な税負担の仕組みや、集められた税金がどのように社会へ還元されているのかを学ぶことは、生徒にとって大切な機会となります。

本日、本校の9年生を対象に、人吉球磨法人会の方々を講師としてお迎えし、租税教室を開催いたしました。

租税教室では、税金の種類やその分配方法について分かりやすく解説していただきました。特に「子ども一人あたりに、どれくらいの税金が使われているか」という具体的な数字や、学校を維持するためにかかっている税金の額には、生徒たちも驚きを隠せない様子でした。また、私たちの身近な地域である水上村の実際の税収や支出についても詳しく学び、税金がどれほど自分たちの暮らしに直結しているかを実感できたようです。

租税教室の途中には、なんと「1億円のレプリカ」を持たせていただく貴重な体験もありました。ずっしりとしたその重みに、生徒たちからは歓声が上がっていました。最後はクイズ形式で楽しく学んだことを振り返り、終始笑顔の絶えない、充実した学びの時間となりました。

学校生活のあらゆる場面で、たくさんの税金が活かされています。生徒たちには今回の租税教室をきっかけに、社会を支える未来の「納税者」として、社会や国の在り方を自分事として主体的に考える自覚を育んでほしいと願っています。

 

 

猛暑に負けず、それぞれの目標へ!〜「個別最適な」水泳学習〜

本日も厳しい日差しが照りつけ、お昼の気温はなんと36.8℃に達しました。

暑さ指数(WBGT)も32.1と、熱中症対策において「危険」とされるレベルの猛暑日です。

そんな中、4時間目のプールでは5・6年生の水泳の授業が行われていました。

きらきらと輝く青い水面は、見ているだけでも気持ちよさそうですが、子どもたちはただ水浴びをして涼んでいるわけではありません。

プール内はそれぞれの泳力に応じたコースやメニューが細かく設定されており、子どもたちは自分の目標に向かってひたむきに練習に取り組んでいました。

浅いコースで自信がつくまで何度もバタ足に励む子

ビート板を使ってクロールの丁寧な息継ぎを確かめる子

そして息継ぎのタイミングに気をつけながら「少しでも長く泳ぎたい」と距離に挑戦する子。

暑さに負けない熱いエネルギーで、まさに「個別最適な学び」がプールいっぱいに展開されていました。

もちろん、この危険な暑さの中ですので、こまめな水分補給や休憩など、安全面には最大限の配慮と対策を講じて授業を行っています。

気がつけば、1学期もあと4日で終了となります。

厳しい暑さはまだまだ続きそうですが、子どもたちが最後まで安全に、そして充実したまとめの時間を過ごせるよう、職員一同しっかりと見守ってまいります。

小さな親切が繋ぐ、温かい笑顔の輪

夏の青空の下、スクールバスの車庫の横にある斜面に大きなカエルが登場し、笑顔でみんなを出迎えています。

実はこれ、バスの運転手さんが草刈りをする際、少しずつ草を残しながら工夫して作ってくださったアートなのです。最近、子どもたちの間でも「あそこにカエルがいる!」と大きな話題になっています。毎日、子どもたちを安全に送り迎えするだけでなく、目を楽しませようとしてくださる運転手さんの粋な心遣いに、心から感謝の気持ちでいっぱいです。

1年生の道徳「考え、議論する道徳」

そんな素敵な親切に包まれる中、教室でも「温かい心」についての学びが行われていました。1年生の道徳の時間です。

この日のテーマは、教材『はしのうえのおおかみ』をもとにした「親切・思いやり」について。子どもたちは、みんなで「考え、議論する道徳」に一生懸命取り組んでいました。

  • それぞれの体験を振り返る:これまでに自分が優しくしてもらったこと、嬉しかったことを思い出しながら意見を出します。
  • みんなで意見を交わす:ワークシートを手に持ちながら、「親切にすると、どんな気持ちになるかな?」「おおかみさんはどうして気持ちが変わったんだろう?」と、お互いの考えを熱心に伝え合っていました。

> 「優しくされると、あたたかい気持ちになるね」
> 「今度は自分も、誰かに優しくしてあげたいな」

教室の黒板には、子どもたちの素直で優しい言葉がたくさん並び、まさに「あたたかいこころ」が溢れる時間となりました。

世の中は、誰かの「小さな親切」や「思いやりの心」の積み重ねで成り立っています。
運転手さんが作ってくれた草刈りのカエルも、1年生が学んだ親切の心も、すべては誰かを笑顔にしたいという温かい気持ちから生まれたもの。

水上学園が、これからもそんな優しさと感謝の笑顔でいっぱいの学校であり続けるよう、みんなで温かい輪を広げていきたいと思います。

地域が教室!2年生の町探検で出会った「本物の学び」

梅雨が明け、いよいよ本格的な猛暑がやってきました。そんな暑さにも負けず、本日、2年生は生活科の授業「とび出せ!村のたんけんたい」として、元気に町探検へ出かけました。

最初に向かったのは、「猫寺」の愛称で地域に親しまれている生善院です。お寺に到着すると、なんとちょうど貴重な茅葺屋根の葺き替え作業が行われている真っ最中でした。今回はご住職と職人のみなさんのご厚意により、特別にヘルメットを着用して、普段は立ち入ることのできない作業現場を見学させていただきました。間近で見る職人さんの技と伝統の重みに、子どもたちは真剣な眼差しを向けていました。

次にお邪魔したのは、「愛甲畳店」さんです。こちらでは、日本の伝統的な畳が目の前で出来上がっていく様子を、驚くほどの近さで見学させていただきました。機械の動く音やいぐさの心地よい香りに包まれながら、子どもたちは熱心にお話を聞き、タブレットで写真を撮ったりノートにメモを書き留めたりしていました。

教科書を開くだけでは決して得られない、地域の歴史や職人さんの息遣いに直接触れる「本物の学び」が、そこにはありました。水上村の素晴らしい人や場所のよさに気づき、自分たちの暮らす地域への愛着がさらに深まった一日となったはずです。

温かく子どもたちを迎え入れ、貴重な経験をさせてくださった関係の皆様、本当にありがとうございました。本校はこれからも、こうした「地域とともにある学校づくり」を大切に推進してまいります。

梅雨明けの青空と、それぞれの真夏の一歩

ついに九州北部地方も梅雨明けしたとみられるとの発表がありました。
学校の周りでも一斉にセミが鳴き始め、見上げる夏空がまぶしく、昨日に引き続き厳しい暑さの真夏日となっています。

そんな本格的な夏の幕開けとなった今日から、6年生は2泊3日の体験学習へと出発しました。行き先は鹿児島県の大隅青少年自然の家です。
朝早くから多くの保護者の皆さんに見送られ、元気いっぱいにバスに乗り込んでいきました。今日の日程では、鹿屋航空基地資料館の見学や、新城海の家での海の活動などが予定されています。自然の中での様々な体験を通して、一回りも二回りも成長し、たくさんの楽しい思い出を作ってきてほしいと願っています。

一方、お留守番となる水上学園の昼休みは、WBGT(暑さ指数)の測定結果から「危険な暑さ」となりました。
そのため、熱中症予防として外遊びはぐっと我慢し、冷房の効いた室内での活動に切り替えました。そんな中、校内を盛り上げてくれたのが図書委員会主催の「カルタ大会」です。

今日は1、2年生の部が開催されました。図書委員会のお兄さん、お姉さんが優しく読み札を読んでくれる中、子どもたちは床に並んだ絵札をじっと見つめ、真剣勝負!「はい!」と元気な声が教室に響き渡り、暑さを忘れるほどの熱戦が繰り広げられていました。

外は焦げるような暑さですが、子どもたちはそれぞれの場所で、充実した夏の1日目を全力で過ごしています。

七夕の奇跡! グラウンドに響く歓声

7月7日、今日は七夕です。梅雨の終わりが近づき、台風の接近も心配される不安定な天候が続いていましたが、子供たちの願いが届いたのか、今日は久しぶりに太陽が力強い顔を見せてくれました。まるで織り姫と彦星の再会を祝福しているかのような、まぶしい青空の広がる一日のスタートです。

7月に入ってからというもの、ぐずついた天気が続き、子供たちは大好きな運動場で遊ぶのをずっと我慢していました。それだけに、昼休みのチャイムが鳴ると、待ってましたとばかりに元気よくグラウンドへ飛び出していく姿が見られました。

今、世間ではサッカーワールドカップの話題で持ちきりですが、ここ水上学園のグラウンドも、本家に負けないほどの熱気に包まれています。

最高学年である9年生は、学年全員で「男子対女子」のガチンコサッカー対決を開催!ビブスを身にまとい、制服のスカートをなびかせながらも、男子の鋭いドリブルに果敢に挑む女子生徒たち。そして、手加減なしで真剣にゴールを狙う男子生徒たち。お互いに声を掛け合いながらボールを追いかける姿は、さすが最上級生、素晴らしいチームワークと迫力です。

お兄さん、お姉さんたちの熱い戦いに負けじと、前期課程の小さな子供たちも黄色い帽子をかぶってサッカーに興じていました。体いっぱいに太陽の光を浴びながら、一生懸命にボールを蹴る姿がとても微笑ましかったです。

緑豊かな山々に見守られた広いグラウンドに、子供たちの「ナイスパス!」「いけー!」という弾んだ歓声が響き渡りました。そんな当たり前の、だけどかけがえのない活気ある日常が戻ってきたことを、心から嬉しく思う七夕の午後でした。子供たちの健やかな成長への願いも、きっと天まで届くことでしょう。

雨空を吹き飛ばす、水上学園の日常―義務教育学校の強み―

 

日曜日は県内で線状降水帯が発生するなど、梅雨末期の大雨が心配される不安定な天候が続いています。しかし、そんな雨雲を吹き飛ばすかのように、水上学園の子どもたちは今日もそれぞれの「学び」に深く向き合っています。

今日から後期課程では期末テストが始まりました。教室にはピンと張り詰めた緊張感が漂い、真剣に問題用紙に向き合う先輩たちの姿があります。

先日、本校を視察に訪れた他町の教育委員会の方々と、こんな話題になりました。
「定期テストに挑む中学生の真剣な姿を、同じ校舎内で小学生が日常的に目にするのは、学習意欲やキャリア意識にとても良い効果があるのではないか」

実は今、次期学習指導要領の改訂に向けた中教審の審議において、これからの時代に必要な「高次の資質能力」の育成が注目されています。単なる暗記にとどまらない「生きて働く知識及び技能:統合的な理解」や、正解のない時代を生き抜く「未知の状況にも対応できる思考力、判断力、表現力等:総合的な発揮」をどう育むか、という論点です。

まさに今日、期末テストが行われているすぐお隣の教室では、前期課程の5年生が国語の授業で「同じ読みの熟語」を学んでいました。子どもたちは国語辞典を片手に、単に言葉を覚えるだけでなく、既習の知識を結びつけながら(統合的な理解)、お互いに意見を出し合い、主体的に思考を巡らせていました(総合的な発揮)。

わずか数メートル先の教室では、数年後の自分たちがテストに挑む姿があります。先輩たちの背中から未来の自分の姿を予想し、自分の現在地を知る。そして、日々の学びがどう未来へつながるかを肌で感じる。

施設一体型の義務教育学校である水上学園では、中教審が目指すような、知識を統合し、未知の状況へ向かうための確かな資質・能力の基盤が、特別なことではなく「日常の風景」として当たり前に育まれているのかもしれません。

雨の日も、子どもたちの未来へつながる確かな一歩が、この校舎の中で力強く刻まれています。

 

地域とともに歩む水上学園~学校運営協議会を開催~

今年度第2回目となる学校運営協議会を開催いたしました。委員の皆様にはご多用な中ご出席いただき、誠にありがとうございました。

まずは、子どもたちの普段の学習の様子を見ていただくため、各教室の授業参観からスタート。いつも以上に張り切る子、少し緊張した面持ちの子など様々でしたが、地域の方々に見守られる温かい雰囲気の中で授業が行われました。

委員の皆様との熱心な意見交換
その後の協議会では、今年度の学校経営基本方針や1学期の子どもたちの様子についてご説明し、委員の皆様から大変貴重なご意見やご提案をいただきました。

・学校行事の平日開催に向けての方向性
・夏休み中における児童生徒の安全確保(水難事故防止やネットトラブルへの対応)
・職員トイレをはじめとする学校環境の整備について

子どもたちの安全安心、そしてこれからの時代に合わせた学校運営について、多角的な視点から熱心に議論が交わされました。

新たな試み「学びを支える環境づくり」の視点
また、今回は新たな試みとして、事務職員が中心となり「子どもたちの学びを支える環境づくり」という視点での参観・評価もお願いいたしました。

施設や設備が子どもたちにとって安全で使いやすいものになっているか、事務職員が直接ご説明を交えながら委員の皆様に確認していただきました。

1年間を通して地域の皆様にお気づきをいただきながら、今後の具体的な環境整備や教育条件の改善にしっかりと役立ててまいりたいと考えております。

水上学園は、これからも地域の皆様のお知恵と協力をいただきながら、「地域とともにある学校づくり」をより一層推進してまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

未来の水上村を創るのは私たち!~熱気に満ちた村長講話~

後期課程(7年生~9年生)を対象に、水上村長・中嶽弘継様をお招きしての「村長講話」が開催されました。

講話のテーマは、水上村が直面する「地方創生に向けた施策」。村長からは、平成26年に始まった国の地方創生事業の歩みや、令和6年に改訂された最新の「水上村人口ビジョン」に基づいた、村の現状と将来への展望が熱く語られました。

人口減少という厳しい現実に向き合いつつも、村を元気にするための具体的な挑戦が次々と紹介されました。アスリートが集う「水上スカイビレッジ」を核としたスポーツ交流や観光の振興、ふるさと納税による財政基盤の強化、そして手厚い子育て・教育環境の整備など、村の魅力を活かした自律的な街づくりの数々に、生徒たちは目を見開き、真剣な眼差しで聞き入っていました。

特に9年生にとっては、今回の講話は特別な意味を持ちます。10月に予定されている「子ども議会」に向けて、村の財政や産業、福祉の現状を直接学べる最高の機会となったからです。生徒たちは「自分たちの質問をより深く、村の未来を見据えたものにしたい」と、早くも本番への意欲を高めていました。

「これからの水上村を支え、創っていくのは自分たちだ」
そんな高い志と郷土への誇りを胸に刻んだ、大変意義深い一日となりました。

大変おいそがしい中にご講話いただいた中嶽村長に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

先生たちも日々勉強!〜水上学園で音楽の公開授業が開催されました〜

今年度から、人吉球磨管内では新たな試みとして、全教科の教育研究会が同日に一斉開催されることになりました。これまでは教科ごと開催日が異なっていたため、「行きたいけれど参加できない」という課題がありましたが、この見直しによって先生方がそれぞれの専門や担当教科の研究会へ一斉に出向いて学べるようになりました。

そんな中、本校は「音楽研究会」の会場となり、黒﨑真梨先生が8年生の音楽の授業を公開しました。授業では、J.S.バッハの「フーガト短調」を教材に、生徒たちが1人1台のタブレット端末を活用。Canvaのホワイトボード機能を使って、自分が感じ取った曲想の変化や音楽の構造を付箋に書き込み、リアルタイムで画面上で共有し合いながら、旋律の重なりや曲の魅力を探る協働学習が行われました。

管内から集まった40人を超える先生方が教室の後方まで熱心に見守る中、生徒たちは緊張しながらも、生き生きと自分の考えを表現し、友達と意見を交わしていました。

授業後の研究協議では、参観した先生方からたくさんの素晴らしい意見や感想をいただき、講師の先生からも専門的な指導・講評をいただくなど、非常に中身の濃い充実した研究会となりました。

子どもたちに「主体的で深い学び」を届けるために、先生たちもこうして日々、指導法の工夫を凝らし、学び続けています。今回の成果を今後のすべての授業づくりに生かしてまいります。

未来の地球と向き合う一日〜「水俣に学ぶ肥後っ子教室」〜

 

本日、5年生が「水俣に学ぶ肥後っ子教室」へと出発し、現地で深く、あたたかい学びの時間を過ごしました。

環境学習では、「地球環境問題と私たちのくらし〜ごみと循環社会〜」をテーマに勉強しました。「環境を守るために、自分には何ができるだろう?」という目標に向かって、子どもたちは大奮闘。友達同士で「これってどう思う?」と意見を伝え合いながら、真剣にこれからの暮らし方について考えていました。

正しく知り、心で受け止める
水俣病資料館等へも足を運びました。
子どもたちの様子を見ていて胸が熱くなったのは、その「学ぶ姿勢」です。「水俣病のことを正しく知る」という目的に向かって、展示物の一文字一文字を食い入るように見つめ、ノートが真っ黒になるほど熱心にメモを取っていました。

そして何よりも心に響いたのは、語り部の方の講話でした。
シーンと静まり返った部屋の中で、子どもたちは語り部の方の言葉を一言も聞き漏らすまいと、真剣な眼差しで聞き入っていました。当時の苦しみやつらさだけでなく、「命の大切さ」や「これからの未来を生きる子どもたちへの願い」が、しっかりと子どもたちの心に届いたのを感じます。
講話の終了後には、感謝の気持ちを伝えるとともに、一緒に記念撮影をするなど温かい交流のひとときを持つこともできました。

これからの5年生に期待すること
今回の学びは、教科書を読むだけでは決して得られない、心に深く刻まれるものになったはずです。

  • 環境を守るために、今日からできることを始めること
  • 正しい知識を持ち、人の痛みに寄り添える優しさを持つこと

この二つの宝物を胸に、5年生がこれから学校や地域でどんな行動を起こしてくれるのか、今からとても楽しみです。

ご家庭でもぜひ、今日のお土産話をたくさん聞いてあげてください。

青空広がる水上学園!〜きらめく夏の足音〜

 

うっとうしい梅雨の合間を縫うようにして、本日は見事なまでのさわやかな青空が広がりました。美しくそびえる緑の山々を背景に、水上学園の校庭には子どもたちの元気な声が響き渡っています。まさに、本格的な夏の到来を予感させる絶好の活動日和となりました。

水しぶきを上げて!3・4年生の水泳学習
プールからは、きらきらと輝く水面と一緒に、歓声が聞こえてきます。3・4年生の水泳の授業です。

子どもたちはそれぞれの泳力に合わせ、個別の課題に一生懸命取り組んでいます。「もっと遠くまで泳げるようになりたい!」「バタ足をかっこよく決めたい!」と、目標はそれぞれ。先生や友だちに見守られながら、自分の限界に挑戦して何度も水に飛び込む姿は、とても頼もしく映りました。

夢中で追いかける!2年生の虫探し
一方、帽子をかぶった2年生は、虫網と虫かごを手に校庭や中庭へと飛び出していきました。生活科の「虫探し」の時間です。

「あっちにトンボが飛んだぞ!」「草の中にバッタがいる!」と、目を輝かせながら夢中で生き物たちを追いかけています。地面にしゃがみ込んでダンゴムシをそっと観察したり、捕まえた虫を嬉しそうに見せ合ったり。自然豊かな水上学園だからこそできる、五感をフルに使った素晴らしい学びのひとときとなりました。

【お願い】
本日の午後は、久しぶりに最高気温が30℃を超え真夏日になりました。学校でもこまめな水分補給や休憩を促し、熱中症対策に万全を期してまいります。ご家庭におかれましても、体調管理の基本である「早寝・早起き・朝ごはん」のご協力をよろしくお願いいたします。

 

笑顔いっぱい!「お弁当プロジェクト」を実施しました

本日、水上学園では「お弁当プロジェクト」を実施しました。この取り組みは、子どもたちがお弁当作りに携わることで、食の重要性を実感し、自身に必要な食品を選ぶ力を身につけるとともに、日々食事を作ってくれる家族への感謝の心を養うことを目的としています。

子どもたちは、買い物から調理まで全てを一人で行う「完璧コース」から、メニューの相談やお弁当をバッグに詰める手伝いをする「相談&バッグ詰めコース」まで、自分の成長や目標に合わせたコースを選び、計画的に準備を進めてきました。

待ちに待ったお昼の時間、教室には工夫を凝らした素晴らしいお弁当がたくさん並びました。「主食3・主菜1・副菜2」の理想的なバランスを意識したものや、彩り豊かなおかずを隙間なくきれいに詰め込んだものなど、どれも子どもたちの心のこもった力作ばかりです。

自分自身が関わって作ったお弁当の味は格別だったようで、教室はいつも以上のまぶしい笑顔であふれていました。お互いのお弁当を見せ合いながら、嬉しそうに頬張る姿がとても印象的でした。今回の体験を通して、食への関心はもちろん、家族への「ありがとう」の気持ちがさらに深まったことと思います。

保護者の皆様におかれましては、事前のメニュー相談や材料の買い出し、調理のサポートなど、多大なるご協力と温かい応援をいただき、本当にありがとうございました。

 

1年生から9年生までが紡ぐ「心の絆」~温かい空気にあふれた人権集会~

本日、「人権集会」を開催しました 。この集会は、全校児童生徒が「仲間づくり」について深く考え、お互いの人権を尊重し合う豊かな人権感覚を養うことを目的としています 。

体育館に足を踏み入れると、そこにはあどけない表情の1年生から、最高学年として凛々しく頼もしい姿の9年生までがズラリ 。この「1年生から9年生が一堂に会する」光景こそが、本校ならではの大きな魅力であり、誇りです。

第1部では、各学年が工夫を凝らして決めた今年度の「人権宣言」や「なかよし宣言」の紹介が行われました 。
ステージ前に並んだ下級生たちが、声をそろえて一生懸命に発表する姿はとても健気で、そのまっすぐな眼差しからは「仲間を大切にしたい」という強い決意がひしひしと伝わってきました。それを温かく見守り、大きな拍手を送る上級生たちの眼差しもまた、優しさに満ちあふれていました。

第2部では、児童生徒会が主導する「縦割り班活動」を実施しました 。
まずは「ふうせんラリー」のアイスブレイクからスタート !年齢も体格も違う仲間たちが、手を取り合い、一つの風船を落とさないように必死に追いかけます。あちこちで笑顔がはじけ、体育館は一気に歓声と拍手に包まれました。中学生が小学生の動きに合わせて、そっと優しくリードする姿がとても印象的でした。

そして、集会のなかでも特に心が温まったのが、円になって語り合う「つながりタイム」です 。
「最近がんばっていること」をお題に、たすきを回しながら一人ずつ話をしていきました 。驚いたのは、9年生の男子生徒たちが自然と床に腰を落とし、小さな1年生と同じ目線になって「うん、うん」と優しく頷きながら話を聴いていたことです。
自分の話を真剣に聴いてもらえる喜びは、子どもたちの心をそっと満たしてくれます。上級生が下級生の話に共感し、温かい言葉をかける姿がそこかしこで見られ、体育館全体がまるでお日様のような優しさに包まれていました 。

「明るく・楽しく・元気な水上学園」をつくり上げるため、子どもたちは今日、児童生徒会スローガンどおり、前向きな心で「新しい一歩」を確かに踏み出しました 。
実生活のなかでも、今日誓い合った人権宣言や、縦割り活動で深まった「心の絆」を大切に、みんなで温かい学校を創っていってほしいと願っています 。