学校生活

平成29年度~

学校運営協議会(富小サミット)

6月30日(金)

授業参観・学級懇談会とあわせて、この日学校運営協議会(富小サミット)も開催されました。学校運営協議会とは、地域と学校が課題を共有し、課題解決のために協働することを通し「地域とともにある学校づくり」を目指す組織です。(以下のような仕組みになっています)

まずは、子供たちの学習の様子を見ていただきました。

その後、校長室で校長からの学校の概要説明を聞き、児童代表2名を加え、2つのグループに分かれ、富小の課題、解決策などについて意見を出し合いました。

今後も、保護者や地域の皆様の意見や要望を学校運営により反映させ、学校・地域・家庭、そして行政が一体となって、富岡の子供たちの健全育成を図っていきたいと思います。

『命を大切にする心』を育む授業

6月30日(金)

1学期最後の授業参観日でした。この日は、どのクラスも「『命を大切にする心』を育む週間」の取組として、道徳の授業が行われました。

たんぽぽ学級、1年生では「ハムスターの赤ちゃん」を学習。ハムスターの誕生と成長の様子から、小さな動物にもそれぞれ命があり、かけがえのないものであること、命あるものを大切にしていこうといくことを考えました。

2年生の教材は「たんじょうび」。主人公が自分が生まれた時のことについてお母さんから話を聞き、自分の命について考えを深めるというお話。教材を学習した後、お家の人からの手紙をプレゼントされ、嬉しそうに読んでいた子供たちでした。最後は、子供たちからもお家の方にお返事を書いていました。

3年生は「ヌチヌグスージ~いのちのまつり~」。ヌチヌスグージは沖縄でおこなわれている命の祭り、自分の命が大勢のご先祖様から命を受け継いだものであることを知った主人公の気持ちに共感し、命のつながりや命の尊さについてしっかり考えました。

4年生は「わたしの見つけた小さな幸せ」。病気をきっかけに小さな幸せに気付くことができるようになった主人公わたしを通して、「当たり前」だと感じ、目を向けてこなかったことからも「小さな幸せ」を感じ、健康や命を大切にしようという気持ちをもった時間でした。

5年生は「おばあちゃんが残したもの」。なくなったおばあちゃんが残してくれたものを考え、命が多くの命のつながりの中にあるかけがえのないものであることを感じたのではないかと思います。

6年生は「お母さんへの手紙」。病気と一緒に戦ってきた母への感謝の気持ちを書いた手紙を通して、命の大切さについて考えました。学校運営協議会委員として授業を参観された富岡保育園の先生は、6年間の子供たちの心の成長に感動され、涙を流しておられました。

どの学年も「命」についていろいろな視点から考えた1時間でした。授業だけでなく日頃の生活の中で「命を大切にしよう」という気持ちが育まれていくことを願っています。

 

 

みんなでやろう!イーライブラリ

6月30日(金)

イーライブラリ(eライブラリ)とは、子供たちの「主体的な学び」をサポートする学習支援サービスです。子供たちは習熟度に応じて自動構成された問題を解くことで学力向上できるだけでなく、自ら主体的に学ぶ力を育むことを目的とした機能も用意されています。富小でも、このイ―ライブラリを活用した学習を学校や家庭で行っていこうと、全校一斉に朝自習で取り組んでみました。

1・2年生も、先生から出された課題に集中して取り組んでいました。

どれだけ解いたのか、一覧で分かるようにもなっています。一つの問題を解くときに入力し直しがきかないため、慎重に答えないと不正解で結果が出てしまいます。

3年生以上には、国語・算数に加え社会・理科の問題もあります。5年以上からは英語の問題も入っています。5年生は英語にチャレンジ。リスニングの力も付きそうです。6年生は算数、ノートに計算しながら答えをえらんでいました。

今後、家庭にもタブレットを持ち帰って学習を進めていきます。(家庭学習で使う時は、家庭にWi-Fiがなくてもダウンロード学習ができます)どんどん使っていくと、「自動個別学習」を選択すれば、その子の力に応じた問題が出題されるようになります。まさに、「個別最適な学び」です。やればやるだけ、ホーム画面の木が成長していきます。夏休み、たくさん活用して力を付けていってほしいと思います。

不審者対応避難訓練

6月29日(木)

2時間目から業間にかけて、不審者対応避難訓練が行われました。今回は、2階の5年教室に不審者が入ってきたという設定でした。男性職員がさすまたや催涙スプレーを持って対応にあたり、その他の職員が子供たちを体育館に誘導します。子供たちも真剣な表情で避難し、体育館に集まってからも不審者確保の連絡があるまでは、息をのんで静かに待っていました。

不審者役を務められた警察の方や職員が体育館に来られて、みんなでまとめの会を行いました。警察の方からは、自分の命を守るための「いかのおすし(ついていかない・らない・おごえをだす・ぐにげる・らせる)」についてお話しくださいました。

まとめの会が終わると、子供たちは不審者対応に関する動画を全校で視聴、体育館の後ろでは職員に対して警察の方から不審者対応についての指導が行われました。今回は、男性職員が対応しましたが、男性職員が不在の場合は女性職員も対応しなければなりません。全職員危機意識をもって熱心に聞いていました。

 

  まとめの会で校長からは、子供たちでもできる防犯について話をしました。学校には防犯カメラなど設置されていますが、不審者にとって最もこわいのは防犯カメラではなく、「人の眼」です。悪いことをしようと考えている人は、挨拶をされたときにちゃんと挨拶を返すことができません。挨拶をすることでそういった怪しい人を見破ることもできるし、不審者側も「まずい」と思い、悪いことをしなくなります。また、地域の方に普段から挨拶をして顔を覚えてもらって顔見知りになっておくと、いざというときに助けてもらえます。まさに、「挨拶」は誰でもできる防犯です。これからも元気に挨拶をして、防犯に努めていってほしいと思います。

 

ペーロン練習開始(プール練習)

6月26日(月)

7月16日(日)に、4年ぶりにペーロン大会が開催されます。今年度は、以前と要項も変わり、小学生は保護者や先生方と一緒に船をこぎます(ファミリーの部)。4年生以上のご家庭に参加を募ったところ、富岡小からは2艇出場することになりました。この日は、結団式とプールでの初練習が行われました。

ほとんどの子供たちが、ペーロン初体験。まず櫂を持って、自分が左右どちら側でこいだ方がいいかを決めます。ペーロン経験者の保護者の方も来てくださり、子供たちにこぎ方を丁寧に教えてくださいました。

「1・2・3!」と全員で声をかけながら練習。櫂を持ってこぐだけで精一杯で、まだ大きな声は出せなかったようでした。しかし、少しずつコツをつかみ始めた子も出てきました。最後に、先生のたたくリズムに合わせて5分間こぎ続けました。

みんなの息が合い、船がぐんと進むうれしさは、なんとも言えないものがあります。私も以前参加したとき、一緒に船に乗った人たちとの一体感を味わうことができ、参加してよかったと思いました。練習はきついかもしれませんが、みんなで声をかけ合い、達成感や満足感を味わえるようがんばってほしいと願っています。

ご協力いただく、PTAや地域の皆様、大会まで大変お世話になります。