学校生活
就学時健診 幼児教育スーパーバイザーのお話(1)
9月9日(月)に就学時健診がありました。16人の子どもたちが慣れない場所と先生にドキドキしながら、検診を受けました。
検診中に保護者には、南関町教育長のご挨拶のあと、熊本県幼児教育センターの幼児教育スーパーバイザー、大塚桂子先生からの「小学校入学に向けて」のお話がありました。入学前の保護者に向けたお話でしたが、小学校の保護者、また一般のおとなにも参考になるお話でしたので、2回に分けてご紹介します。
なぜ「早寝・早起き・朝ごはん」が大切なのか?
◆「早寝」が大切な理由
・午後10時から午前2時が、脳が育つゴールデンタイム
・深い睡眠に導くメラトニンが分泌される時間帯
・からだが育つ成長ホルモンも分泌される
早く寝るためのコツ
・まずは早起き + 外遊び
・暗く静かな環境をつくる
・毎日同じ時間、同じ流れで眠るようにする
◆「早起き」が大切な理由
・「しみじみと満ち足りた気持ち」になるセロトニンが分泌される
・起きてから15時間ぐらい経つと眠くなる(早寝につながる)
◆「朝ごはん」が大切な理由
・睡眠中にフル活動させた脳への燃料補給が必要(睡眠中こそ脳はフル回転している)
・朝ごはんで3つのスイッチON!
「脳の目覚まし」「体の目覚まし」「体の調子を整える」スイッチ
朝食の効果を高める栄養を中心に摂る
・脳のエネルギーの元は炭水化物
・体を燃焼モードにするのはタンパク質
★「早寝・早起き・朝ごはん」で生活リズムを整えることは、脳の発達に影響が大きい★
(5歳児の描く三角形の形に、影響が大きく出ています)
次回は「家庭生活で心がけたいこと」です。なお、学校だよりにもお話の骨子を掲載していますので、お子さんが持ち帰ったプリントやこのホームページの「学校だより9号」もご覧ください。
講話の様子も紹介します。皆さん熱心に聞き入っておられました。