学校生活

自分に挑戦しました。

12月9日(金)校内持久走大会を行いました。持久走は、短距離走とちがって呼吸を整えながら、長い距離を走ります。途中で苦しくなるので、子供たちからはあまり好まれない運動です。それでも人より速く走れる子は、意欲的に取り組んでいます。しかし、遅い子は意欲をなくしがちです。ゆえに、自分の目標を決めて、いい走りができたかを振り返りながら取り組みました。

どの学年も、一生懸命走るいい姿がありました。特に、うれしかったことが3つあります。

①苦手としていて走れなかった子が、練習の時から参加しはじめ、本番では完走できたことです。

②遅くても、歩かずに走り抜いた子の姿もありました。練習の時、いつも一番最後を走っていることから、嫌だろうな、やめたいだろうな、見学したいだろうなと思いながらも、頑張りとおした姿に、うれしくなりました。

③スタート直後にぶつかって転倒し、しばらく立ち上がれずにいた子がリタイアしました。しかし、けがの手当を終え、他の学年のレースの時に参加し完走しました。この姿、立派でした。さらに、一人で走るのは心細いのでためらっていた時、伴走を名乗り出た級友がいました。素晴らしい姿です。この子は、2回もレースをしたことになります。

たくさんのいい姿があった持久走大会でした。

心温まる集会に・・・

12月7日(水)人権集会を行いました。学年の発表の前に、次のような話をしました。

 

おはようございます。朝から、いい声での挨拶をする人が多くて、本当に温かい気持ちになります。今年は、挨拶がレベルアップしています。「校長先生、おはようございます!」と名前つきで挨拶する人が増えました。中には1年生もいます。お辞儀をつけてくれる人も増えました。遠くから声をかけてくれる人も増えました。1回でなく、近寄ってから2回、3回と挨拶する人もいます。「寒い中、ありがとうございます。」と声をかけてくれる人も出てきました。どんどん挨拶と優しさがレベルアップしています。すごいです。

そして、これもうれしいことに、5年生女子が挨拶運動を始めました。他の学年の人の参加もあります。さらに、近頃、挨拶運動の声がそろってきました。心が一つになって、気持ちが一層伝わってきます。本当に温かい気持ちになり、ありがたく思います。

さて、今日は人権集会です。温かい時間にしたいです。自分を大切に。ほかの人を大切に。みんなを大切にすることを 考える会です。

 人権学習で学んだことについて、それぞれの学年からの発表があります。実は、発表の内容を、担当の塩塚先生から教えてもらいました。その中で、いいなあと感心ことがあります。それは、自分を見つめて書けていた作文でした。大人でも子供でも、他の人のいけないところは、よく気づきます。でも、自分のいけないところ、あらためなければならないところには目を向けたくない、気づきにくいものです。自分を見つめて、作文に書いているということは、ちゃんと気づいたということです。

 人に注意ばかりする人は、成長しません。友達といい関係になれません。

自分を見つめる人は、優しい心の持ち主です。

自分を見つめる人は、成長します。いろいろな人と仲よくなれます。

自分を見つめる人は、幸せになります。みなさんには、幸せになってほしいと願っています。…

 

続いて、各学級の発表です。

それぞれ、学習内容を踏まえ、自分を見つめた素晴らしい発表でした。

発表に対する返しの言葉も、自分を見つめたもので、よかったです。

お辞儀もきれいにそろっています。直角以上の丁寧なお辞儀もありますね。

心が温まった時間となりました。

読み聞かせの皆さん、いつもありがとうございます。

12月6日㈫は、読み聞かせの日でした。保護者や地域の方々が来てくださいました。

1年教室では、ページをめくるたびに、驚きがある本を紹介されていました。

2年教室では、子供が引き込まれるような語りでした。

6年教室では、本を提示することもなく、味わいのある語りで情感たっぷりと話されていました。ストーリーテリングという手法だそうです。子供たちもしっかり聞くことができました。みなさん、いつもありがとうございます。

素敵なリースができました。

2年生は、さつまいも掘りをしたときに出たたくさんのイモのつるを使って、生活科の学習でリースづくりを行いました。

なるべく太くするために、何回もイモのつるを巻くのが少し大変でしたが、みんな根気強く巻く作業を繰り返してリース本体を作りあげ、しばらく乾燥させて後に飾り付けをしました。

 

飾り付けのための材料は落ち葉や木の実、折り紙で作ったものだけでなく、家庭にある空き箱も活用しました。

いろんな色や模様がついた空き箱を切り抜くだけで、カラフルな飾りに変身し、かわいらしい作品ができました。

7の段の九九をつくろう

11月30日㈬2年生の研究授業でした。九九の学習で、一番難しい7の段でした。

見通しの場面では、たし算の方法、ひっくり返してかける方法、図を使って考える方法が出ました。

タブレットを上手に使って自分の考えを説明していました。

みんなの前で発表しました。7の段まで完成です。次は8の段ですね。

授業後の研究会では、講師の寺田先生から、学習にしっかり取り組む姿勢がいいですねとほめていただきました。