「やさしく・しっかり考え・たくましい南関三小っ子」が育つように学校と保護者、地域、南関町の教育行政のみなさんでウェルビーイングが循環する「地域とともにある学校」を目指しています。
「やさしく・しっかり考え・たくましい南関三小っ子」が育つように学校と保護者、地域、南関町の教育行政のみなさんでウェルビーイングが循環する「地域とともにある学校」を目指しています。
12月10日(水)、書道家の大里耕守先生をお迎えし、特別な書写の授業が行われました。 この日は、6年生と3年生が毛筆、1年生は硬筆の学習に取り組みました。
6年生と3年生は、筆の運びや文字のバランスに気を配りながら、集中して一文字一文字を丁寧に書き上げていました。 お手本をじっくり見つめ、筆の動きを確かめながら、納得のいく一枚を目指して何度も挑戦する姿が印象的でした。
1年生は、鉛筆を使っての硬筆学習。 大里先生からひらがなや基本的な漢字の書き方のコツを教わり、お手本を見ながら、ていねいに文字を書くことに挑戦しました。 「とめ」「はね」「はらい」など、これまで何気なく書いていた文字の形にじっくり向き合い、集中して取り組む姿が見られました。
この学習を通して、子供たちは、 文字の形や書き方を工夫する中で「考える力」を、 友だちと励まし合いながら学ぶ中で「協力する力」を、 最後まで集中して書き上げる「やり抜く力」を、自然と育んでいます。
地域学校協働活動として、地域の専門家から直接学ぶ貴重な機会に、子供たちの表情は生き生きと輝いていました。 これからも、地域とともにある学びを大切にしながら、心を込めて表現する力を育てていきたいと思います。
11月28日(金)、4年生が福祉体験授業に取り組みました。 この日のテーマは「高齢者の気持ちを考える」。 教室では、実際にありそうな2つの場面をもとに、子供たちが自分の気持ちや行動をふり返りながら、どうすればもっとやさしく関われるかを考えました。
1つ目の場面では、食事を終えたあとに「ご飯を食べていないよ」と話すおじいちゃんに対して、つい強い言葉で返してしまった自分をふり返る内容。 2つ目の場面では、寒い日に薄着で畑の前を歩くおじいちゃんに、やさしく声をかける子供の姿が描かれていました。
子供たちはグループで話し合いながら、「おじいちゃんの気持ちを考えると、どう声をかけたらよかったかな」「自分だったらどうするかな」と、真剣に考えていました。 その中で、相手の立場に立って考える「考える力」、 思いやりのある言葉や行動を選ぶ「協力する力」、 そして、迷いながらもやさしく関わろうとする「やり抜く力」も育まれていきました。
授業の終わりには、「これからはもっとやさしく声をかけたい」「お年寄りの気持ちを大事にしたい」といった感想も聞かれ、 子供たちの心に、あたたかな気づきの芽が育っていることを感じました。
10月31日(金)、秋晴れの空の下、いよいよ収穫の日を迎えました。 この日は、たてわり班での活動として、全校児童が協力しながらサツマイモ掘りに取り組みました。 2・3・5年生などの組み合わせで班をつくり、学年をこえた声かけや助け合いが自然と生まれていました。
前半は土が硬く、なかなか掘り出せない場面もありましたが、子どもたちはスコップや手を使って根気強く掘り進め、次々と立派なサツマイモを収穫していきました。 土の中から現れるサツマイモに目を輝かせる姿、友だちと顔を見合わせて笑い合う姿――畑にはたくさんの笑顔が広がっていました。
この活動を通して、子どもたちは、異学年の仲間と協力しながら作業を進める中で「協力する力」を、 どう掘ればうまくいくかを考えながら取り組む中で「考える力」を、 そして、苗植えから収穫までの長い道のりをやり遂げる中で「やり抜く力」を、しっかりと育んでいきました。
また、苗植えから収穫までの間、畑の管理や見守りを続けてくださった福山正英さんをはじめ、婦人会の皆様、保護者の皆様、サロン二城山の皆様にも、心より感謝申し上げます。 地域の皆様のあたたかな支えがあったからこそ、子どもたちは自然の恵みと人とのつながりの大切さを、体いっぱいに感じることができました。
収穫したサツマイモとともに、子どもたちの心にも、秋の実りがしっかりと根づいた一日となりました。
南関第三小学校でも秋から冬へと季節が変わっていきます。
南関第三小学校が大切にする「無言掃除」。静寂の中で、子どもたちは自分自身と真剣に向き合い、学校への感謝を込めて一生懸命に手を動かしています。
掃除が終わると、子どもたちは短い時間で、その日の自分の取り組みを振り返ります。これは、学校が育みたい「3つの力」に結びつく、心をチェックする大切な時間です。
「やり抜く力」を育む振り返り
時間に間に合うように集合しましたか。
これは、「やり抜く力(たくましさ)」を問う最初の問いです。時間を守り、気持ちを切り替えてすぐに活動に入れる姿勢は、粘り強く目標を達成するための自己管理能力の土台となります。
無言掃除ができましたか。
静寂の中で、一言も発さず自分の持ち場に集中することは、「やり抜く力(たくましさ)」を大きく伸ばします。自分の目標を最後まで達成する強い心を養います。
「考える力」と「協力する力」を育む振り返り
隅々まで掃除しましたか。
ここは、「考える力」と「協力する力」が試される大切な問いです。
「どうすればもっときれいになるだろうか?」と工夫する「考える力」。そして、言葉を交わさなくても、周りの仲間と無言で連携し、見えないところまで心を配る「協力する力」が育まれています。学校を大切に思う気持ちを形にする、美しい行動です。
無言掃除の後の3つの振り返りが、子どもたちの心に毎日問いかけ、「やさしく・しっかり考え・たくましい」という南関三小っ子の成長の土台を、しっかりと築いてくれています。
各委員会の12月の目標です。
5年生が1年間かけて取り組んできた稲作体験学習。12月5日(金)に、その集大成として、「お結びの会」が開かれました。春に植えた小さな苗が、夏の暑さを乗り越えて実り、秋にはふっくらとしたお米となって、子どもたちの手の中に戻ってきました。
この日、5年生は自分たちで炊いたご飯をおむすびにして、福山 正英さんを始めとしてお世話になった地域の方々や婦人会の皆さんにふるまいました。 そのお結びには、いのちの恵みへの感謝と、支えてくださった方々への思いがぎゅっと込められていました。
会のはじめには、校長先生から「3つの感謝」についてのお話がありました。
ひとつめは、食べるものへの感謝。 お米がご飯になるまでには、たくさんの手間と時間がかかります。自分たちで育て、収穫し、炊いて握ったお結びを通して、食べ物のありがたさや、命をいただくことの尊さを改めて感じてほしいという願いが込められていました。
ふたつめは、農業と農業を営む方々への感謝。 私たちの命を支えてくれている農業の大切さ、自然と向き合いながら働く方々への敬意を、子どもたちはしっかりと受け止めていました。
みっつめは、人とのつながりへの感謝。 相谷区の皆様、婦人会の皆様、保護者の皆様…たくさんの方々の支えがあってこそ、この学びが実現しました。 「お結び」という言葉には、「人と人を結ぶ」という意味もあります。地域の皆様とのあたたかなつながりが、子どもたちの心にもしっかりと結ばれたようです。
5年生が握ってくれたおむすびは、かすかな塩味にお米の味がしっかり味わえるやわらかく優しい甘みがありとてもおいしかったです。
また、5年生はお世話になった方々へ、手づくりの感謝状をお渡ししました。 一人ひとりが言葉を選び、丁寧に書いたメッセージには、素直な思いと感謝の心があふれており、受け取った方々の笑顔がとても印象的でした。
この「お結びの会」は、単なる行事ではなく、子どもたちが協力し、考え、やり抜いた学びの結晶です。 そして、感謝の気持ちを形にして伝えるという、心のこもった実践の場でもありました。
5年生が育んできた「協力する力」「考える力」「やり抜く力」は、これからの学びや生活の中でも、きっと大きな力となっていくことでしょう。 お米のやさしい甘さとともに、子どもたちのまっすぐな思いが、学校中にあたたかく広がった一日でした。
秋晴れの下、4年生は山都町を訪れました。教室を飛び出し、先人の知恵という「本物」に出会う旅です。
最初の見学地は円形分水です。 正確に水を分け合う仕組みを目の当たりにし、そこに込められた公平さへの願いや知恵に深く心を寄せ、物事の意味を捉えようとする「考える力」を働かせていました。
続いて向かった通潤橋では、ガイドの方の話に真剣に耳を傾けました。 広い敷地内での移動の際には、互いの歩調を合わせ、場所を譲り合うなど、仲間を気遣う「協力する力」が自然と発揮されていました。
そして、旅のハイライトは放水の見学です。 空に架かる豪快な水のアーチを見上げ、先人が苦労してつないだ命の水の重みを、肌で感じ取っているようでした。
一日を通して熱心にメモを取り、最後まで学びを深めようとする「やり抜く力」に、子供たちの確かな成長を感じた実りある秋の一日となりました。
12月6日(土)、南関第三小学校において資源回収を行いました。本格的な冬の寒さが身にしみる季節となりましたが、先日の資源回収では、早朝から多くの皆様にご参加いただき、大変ありがとうございました。
保護者や地域の皆様には、日頃より空き缶や新聞紙などを丁寧に保管し、分別して当日お持ちいただきました。 皆様の一つひとつのご協力が積み重なり、大きな成果へとつながりました。
また、当日の運営を支えてくださったPTA役員の皆様や各部の皆様、事前の準備から車の誘導、回収場所での対応まで、安全で円滑な活動のためにご尽力いただきました。閉会の時に6年生から卒業アルバムの一部を補助していただくことへお礼がありました。
今回の収益金は、南関第三小学校の教育活動の充実のために、大切に活用させていただきます。資源回収という活動を通して、地域と学校が心をひとつにする「地域とともにある学校」の温かさを、改めて感じることができた一日となりました。皆様のあたたかいご支援とご協力に、心より感謝申し上げます。
図書委員会が、児童や先生のおすすめ本をお昼の放送で紹介してくれています。
12月5日(金)の放送では、3年生の「魔法のようなスイーツの本」、4年生の「猫の国への冒険物語」、そして右田先生からは「本当の友達について考える本」が登場しました。ワクワクする話から、心にじーんと響く話まで。「読書の木」を通して、素敵な本との出会いが南関第三小学校にに広がっています。
南関第三小学校の掃除時間は、ちょっと特別です。 放送委員会の合図とともに、校舎全体が「シーン」と静まり返る「無言掃除」に取り組んでいるからです。
言葉を交わさず、黙々と床を磨く子供たち。その静かな空間には、たくさんの「力」が満ちています。 言葉がなくても通じ合える「協力する力」。 自分で汚れを見つけ、工夫してきれいにする「考える力」。 そして、時間いっぱい集中して取り組む「やり抜く力」。
掃除の後のふり返りの時間を含め、この一連の流れは、単に校舎をきれいにするだけでなく、子供たちの心を磨く大切な時間でもあります。 静けさの中で、確かに聞こえる成長の足音。そんな子供たちの姿を、これからも大切に育んでいきます。
5年生は、1年を通して稲作体験学習に取り組んできました。 田植えや稲刈り、収穫したお米を味わう体験など、たくさんの学びの場面がありました。 その一つひとつに、地域の方々のあたたかなご協力があったことに、子供たちも感謝の気持ちを感じているようです。
そこで、子供たちはお世話になった方々へ、感謝の気持ちを込めて手づくりの感謝状をお渡ししました。 言葉を選びながら丁寧に書いたメッセージには、子供たちの素直な思いが表れており、受け取ってくださった皆さまにも喜んでいただけたようでした。
地域の方々に支えられながら、子供たちは自然の恵みや人とのつながりの大切さを感じることができたようです。 これからも、感謝の気持ちを忘れずに、学びを深めていってほしいと思います。
12月5日(金)、電気の効果的な使い方を考えていきます。
タブレットで学校内で調べタブレット端末で記録していきます。
12月5日(金)、5年生の稲作体験学習の一環として、収穫したお米でおむすびを作りお世話になった方々に感謝を表す「お結びの会」の準備が進んでいます。
外遊びの様子です。
1年生廊下の掲示です。
南関第三小学校では、毎日の掃除の時間を「無言掃除」として取り組んでいます。 この時間は、教室や廊下をきれいにするだけでなく、静かな空間の中で自分と向き合い、集中して行動する力や、まわりを思いやる心を育てる大切な時間です。
昼休みが終わると、放送委員会の児童が合図を流し、12分間の掃除が始まります。子どもたちは一言も発さず、黙々とほうきを動かし、雑巾で隅々まで拭き取っていきます。机を後ろに下げて掃き掃除をし、拭き掃除を終えた後は、机を元に戻してもう一度確認。ロッカーの中や黒板の溝まで、丁寧に手を伸ばします。
掃除の時間には、「協力する力」が自然と育まれます。声を出さずとも、互いの動きを見て気づき合い、譲り合いながら進める姿には、思いやりと連携の心があふれています。 また、掃除中に道具が足りないときや、汚れの落とし方に悩む場面では、「考える力」が試されます。どうすれば今できることを見つけられるか、自分で判断し、工夫する力が育っています。 そして、最後まで手を止めずに取り組む姿からは、「やり抜く力」がしっかりと根づいていることが感じられます。
掃除が終わると、片付けと短いふり返りの時間が設けられています。時間を守って行動できたか、無言で取り組めたか、掃除の仕上がりはどうだったかを、静かにふり返ります。
この時間、先生たちも声を出さずに見守ります。子どもたちが自分で気づき、考え、行動することを大切にしているからです。放送委員会の児童も、放送の準備や時間の計測、放送室の掃除など、それぞれの役割をしっかり果たしています。
無言掃除は、学校全体で心をひとつにする時間。静けさの中に、子どもたちの集中と誠実さがあふれています。 これからも、掃除を通して「協力する力」「考える力」「やり抜く力」を、日々の実践の中で育んでいきたいと思います。
6年生の算数科授業の様子です。
企画委員会から取組について、次のように放送でお知らせヲしてくれました。
企画委員会では、先日行われた縦割り班遊びについて、子供たちの感想や「次にやってみたい遊び」を募集しました。 玄関に設置した意見箱には、たくさんの声が寄せられ、全校での遊びを楽しんだ気持ちや、次への期待がたっぷり詰まっていました。
その中から、4人の子供たちの声を紹介します。
4年生の尾崎さんは、「なかなかできない全校遊びができてうれしかったです」と感想を寄せてくれました。 6年生の美祐さんは、「久しぶりに全校遊びをやってとても楽しかったです」と書いてくれました。
また、「次にしたい遊び」では、4年生の美奈川さんと6年生の大塚さんが、どちらも「ドッジボールがしたい!」という希望を届けてくれました。 他にも多くの子供たちからドッジボールの声があり、みんなで体を動かして楽しみたいという気持ちが伝わってきました。
こうした声をもとに、企画委員会では次の活動に向けて準備を進めています。 子供たちの思いを大切にしながら、「協力する力」「考える力」「やり抜く力」を育む活動を、これからも続けていきます
放送をした企画委員会
なかよしギャラリーにくまモンが現れました。
素敵なできあがりです。
火災避難訓練のあと、6年生の代表4名が水が出る訓練用消火器を使った消火訓練に挑戦しました。 コーンを火元に見立て、落ち着いて消火器を構え、手順を一つひとつ丁寧に確認しながら水を噴射しました。 真剣な表情で取り組む姿はとても頼もしく、下級生にとってもよいお手本となる姿でした。
また、教職員も消火器の使い方を再確認しました。松山先生と右田先生が代表して訓練に参加し、落ち着いた動作で模範を示してくださいました。 子供たちはその様子を静かに見守りながら、防災への意識をさらに高めていました。
このような体験を通して、6年生は「いざ」というときにどう行動すればよいかを自分で考え、やり抜く力を育んでいます。 また、仲間と声をかけ合いながら取り組む姿からは、「協力する力」も感じられました。
12月4日(木)、第3校時に火災を想定した避難訓練を行いました。 この訓練は、万が一の災害時に、子供たちが自らの命を守る行動を身につけることを目的としています。
事前には、火災時の危険回避や避難の方法、避難経路について、全校でしっかりと確認しました。「校内放送をよく聞くこと」「先生の指示に従うこと」「避難場所を知っておくこと」など、子供たちは真剣な表情で学びに向かっていました。
避難の際には、「お・か・し・も」(おさない・かけない・しゃべらない・もどらない)を合言葉に、落ち着いて行動することを心がけました。また、室内では口をハンカチなどでおさえること、屋外では列を乱さず駆け足で移動すること、火災発生場所から離れた安全な経路を選ぶことなど、実際の場面を想定した行動を一つひとつ丁寧に確認しました。
当日は、どの学年の子供たちも、周囲の状況を見ながら自分で考えて行動する姿が見られました。また、上級生が下級生にやさしく声をかける場面もあり、「協力する力」が自然と育まれていることを感じました。 そして、最後まで気を抜かずに取り組む姿からは、「やり抜く力」もしっかりと育っていることが伝わってきました。
このような訓練を重ねることで、子供たちは「いざ」というときにも落ち着いて行動できる力を身につけていきます。今後も、学校・家庭・地域が手を取り合いながら、子供たちの命と安全を守る学びを大切にしてまいります。
南関第三小学校では養護教諭からほけんだよりが発行されています。その中から換気についてお届けします。
風の通り道をつくろう~効果的な換気のしかた~
寒さが少しずつ深まる季節となりましたが、教室の中では子どもたちの元気な声が響いています。 これからの時期、体調をくずさないためにも、こまめな換気がとても大切です。
では、どのように換気をすると、より効果的なのでしょうか?
答えは… 「対角線上の窓をあける」ことです。
「対角線」とは、たとえばろうか側(前)と、まど側(後ろ)のように、教室の中で×(バツ)の形になるように2か所をあけること。 こうすることで、空気の通り道ができ、教室の中のよごれた空気を外に出しやすくなります。
寒い日には、時間を決めて短時間でしっかり換気をするのがポイントです。 子どもたちの健康を守るために、これからも「風の通り道」を意識しながら、温かく、そして安心できる学びの場をつくっていきたいと思います。
土にふれ、心豊かに~全校サツマイモ掘りを通して~
秋風が心地よい季節となりました。6月に行われた全校サツマイモ苗植えから、季節は巡り――。10月31日、待ちに待った収穫の日を迎えました。
この「サツマイモ掘り」は、1年生から6年生までの全校児童が参加する、本校の温かい伝統行事です。今年も地域の福山正英先生をはじめ、多くの方々のご協力のもと、子どもたちは土と心を通わせる貴重な時間を過ごしました。
当日は秋晴れの空の下、たてわり班での活動としてサツマイモ掘りに取り組みました。上級生が下級生に優しく声をかけながら、一緒に土を掘り進める姿はとても微笑ましく、学年を超えたつながりの中で、「協力する力」が自然と育まれていることを感じました。
土が硬く、掘るのに苦労する場面もありましたが、子どもたちはスコップや手を使って根気強く掘り進めます。土の中から立派なサツマイモが現れるたびに、目を輝かせて歓声を上げたり、友達と顔を見合わせて笑い合ったり――畑にはたくさんの笑顔と達成感が広がっていました。
この活動を通して、子どもたちは、地域の方々と心を通わせながら作業する中で【協力する力】を、作物の育ちや自然のしくみを見つめる中で【考える力】を、そして苗植えから収穫までの過程を大切にしながら最後までやり遂げる中で【やり抜く力】を、確かに育んでいきました。
また、芋掘りの計画や準備、収穫後の片付けまで細やかにご尽力くださった福山 正英さんを始め知己の皆様と保護者の方々に、心より感謝申し上げます。
地域の皆さんとともに育てたサツマイモの実りは、食べ物と人とのつながりへの感謝として残り、これから更に成長にしていくと思います。
3年生は、総合的な学習の時間に「大豆博士になろう!」をテーマに、大豆の栽培や加工、調べ学習、体験活動を通して、食と命のつながりについて学んできました。
丸美屋さんの納豆工場と豆腐工場を見学しました。納豆や豆腐がどのように作られているのか、工場で働く方々の工夫や思いにふれ、子供たちは真剣なまなざしで見学していました。安心・安全でおいしいものを届けたいという願いが込められていることを知り、食べ物の裏側にある努力や工夫に気づくことができました。工場の仕組みや働く人の姿から、考える力が自然と育まれていました。
その後、学校で育ててきた大豆を11月20日に収穫し、天日干しを行いました。11月27日には、丸美屋さんと一緒に大豆の選別と豆腐づくりを体験しました。昔ながらの道具「めぐり棒」や「とうみ」を使っての作業は初めてでしたが、友達と声をかけ合いながら取り組む中で、協力する力が育まれていきました。
豆腐づくりでは、豆乳ににがりを加えて温めることで豆腐ができることを学び、できたての豆腐を味わいました。自分たちで育てた大豆が食べ物に変わる過程を体験し、食への関心や感謝の気持ちが深まっていきました。
また、国語の学習「食べ物のひみつを教えます」では、調べたことをわかりやすく伝える説明文づくりにも挑戦しました。段落の分け方や順序を工夫しながら、最後まで自分の言葉で書き上げる姿からは、やり抜く力が感じられました。
見て、育てて、味わって、伝える―― 地域の方々とふれあいながら進めたこの学びは、子供たちの心と力を大きく育ててくれました。
12月3日(火)、1年生の国語科授業を南関町教育委員会の寺田指導主事に参観いただき指導助言を受け授業改善を進めています。
国語の学習で『たぬきの糸車』を読み、登場人物の気持ちを読み取る学習を行いました。 「ぼくも糸車まわしてみたいな」というたぬきのつぶやきに、「かわいいね」「気持ちがわかる」と共感が広がる一方で、 おかみさんのやさしさや思いやりにも目を向け、たぬきとおかみさん、どちらの気持ちにも寄り添う学びとなりました。
「行動」「会話」「さし絵」「自分とのくらべ」「情景」の5つの視点をもとに問いを立て、友達と考えを交流する中で、 考える力や協力する力が育まれ、物語にじっくり向き合う姿からはやり抜く力も感じられました。
このような本が読書の木で紹介されています。
ハリーポッターと賢者の石
主人公のハリーが闇の力にたち向かっていくのはとてもハラハラさせられます。 まほうもとてもおもしろいです。
おそうじ隊長
おそうじ隊長はひみつへいきを図書室で見つけて、教室のそうじをしたらぜんぶすいこむのが面白いからです。
他にもたくさんの本が紹介されています。
図書室前の「読書の木」に、子どもたちの読書の足あとが少しずつ増えてきました。 お気に入りの本のタイトルや、心に残った言葉、感じたことなどが書かれた葉っぱが、枝いっぱいに広がり、まるで本の森のようです。
「この本、おもしろかったよ」「わたしも読んでみようかな」―― そんな声があちこちから聞こえてきて、本を通して子どもたちの心がつながっていく様子がとてもあたたかく感じられます。
これからも、本との出会いを楽しみながら、心の中にたくさんの“ことばの葉っぱ”が茂っていきますように。 読書の木は、今日も静かに、でも力強く、子どもたちの成長を見守っています。
本のリクエストも募集しています。
この秋から冬に図書委員会では読書ビンゴの取組をスタートしました。
いろんな分野の本を読み読書の楽しみを深めるために行っています。
児童玄関にクリスマスの掲示が登場しました。用務員の松本先生にいつも素敵な掲示をしてもらっています。
NO.17 251204 学校だより R7「好きです! 南関三小」17号(南関第三小学校)を配付しました。
今までの学校だよりは、ホームページ「学校だより 『好きです!南関三小』」コーナーにアップしていますので、ご覧ください。
下記PDFファイルをクリックしてください。
NO.17 251204 学校だより R7「好きです! 南関三小」17号(南関第三小学校)(送付用・HP用).pdf
南関三小では新聞投稿を積極的に行っています。長崎への修学旅行で、原爆の被害や平和の大切さについて深く学び、語り部の方の話から、爆風で多くの人が亡くなり、浦上天主堂の一部が川に落ちたことを知り、原爆の恐ろしさを実感したこと。世界には今も多くの核兵器が存在し、なぜそんなに必要なのかと疑問と不安を感じるとともに、改めて平和のありがたさに気づき、長崎を最後の被爆地にするために、自分にできることを考えたことについて表現した6年生の竹隈月香さん「平和への近道 友達を大切に」【R7.12.3日付け熊日】が掲載されました。
南関第三小学校では、「協力する力・考える力・やり抜く力」を育てるために、無言清掃に取り組んでいます。
放送委員会の子供たちによる「無言清掃、始め」の合図が流れると、校内はすっと静まり、子供たちはそれぞれの場所で黙々と掃除を始めます。 教室のすみずみまで自然と協力しながら動く姿がとても印象的です。
掃除が終わった後には、自分たちの取組をふり返る時間をもち、次の日の清掃につなげています。 このような日々の積み重ねの中で、自分で考えて行動する力や、最後までやり遂げる力が育まれています。
静かな時間の中にも、子供たちの成長の芽がしっかりと息づいている——そんな無言清掃の時間を、これからも大切にしていきたいと思います。
11月4日と5日、南関町内の小学校5年生が一堂に会し、1泊2日の集団宿泊教室が行われました。 子供たちは、自然の中でのびのびと活動しながら、心と体を大きく育てる貴重な時間を過ごしました。
この取組には、南関第三小学校が大切にしている「3つの力」—— 協力する力・考える力・やり抜く力を育むねらいが込められています。
友達と協力して生活する中で、思いやりやルールを守る大切さ、仲間と過ごす楽しさを実感し、協力する力が育まれました。ペーロン船体験です。みんなでリズムを合わせてオールをこぐ中で、声をかけ合い、力を合わせることの大切さや、仲間と心をひとつにする喜びを感じることができました。
また、水俣市では語り部の緒方正実さんから、水俣病の歴史やご自身の体験を通して、命の尊さや環境を守ることの大切さを学びました。中でも、「差別や水俣病と向き合い、幸せを見つけ、何事も前向きに変えていくことが大切」という言葉は、子供たちの心に深く残ったようです。 その言葉を胸に、自分の思いや考えを仲間と語り合う姿から、考える力がしっかりと育っていることが感じられました。
さらに、慣れない場所での活動や生活を自分の力でやり遂げた経験は、子供たちにとって大きな自信となり、やり抜く力を育てる機会にもなりました。 困ったときにどうするかを考え、仲間と支え合いながら前に進む姿が、あちらこちらで見られました。
この2日間の体験は、子供たち一人ひとりの心に深く刻まれました。 出会い、学び、挑戦したことすべてが、これからの学校生活や人生の中で、確かな力となっていくことを願っています。 子供たちのこれからの歩みが、より豊かであたたかなものになるよう、私たちも共に支えていきたいと思います。
12月1日(月)、児童集会で体育委員会の取組について発表が行われました。「運動が好きな人も、ちょっぴり苦手な人も、みんなが楽しめる運動をめざして」。 誰もが笑顔で体を動かせるように、どんな工夫をしているのかを、わかりやすく、あたたかい言葉で伝えてくれました。
体育委員会の子供たちは、日々の活動の中で、楽しみながら課題を解決することを大切にしています。 今回の発表を通して、運動の楽しさだけでなく、思いやりの気持ちや工夫する心の大切さにも気づくことができました。
この取組には、南関第三小学校が大切にしている「3つの力」もたくさんつまっています。 友達と声をかけ合いながら活動する中で育つ協力する力、 どうすればみんなが楽しめるかを考える考える力、 最後までやりとげようとするやり抜く力—— 体育委員会の姿から、そんな力がしっかりと育っていることを感じました。
これからも、体育委員会の取組が、子供たちの元気と笑顔を広げてくれることを楽しみにしています
南関第三小学校では、子供たちが日々の体験や学びを通して感じたことを、自分の言葉で表現する力を育てるために、新聞投稿に取り組んでいます。
11月には、町政70周年記念式典での発表をもとに、「10年後の南関町」をテーマにした投稿が掲載されました。 地域の未来を思い描きながら、住みやすい町づくりのアイデアを発表する姿には、「考える力」がしっかりと育っていることが感じられました。 自分の考えをもち、地域の人々とともによりよい町をつくっていこうとする姿勢は、「協力する力」にもつながっています。
12月には、長崎への修学旅行で出会った語り部の方の話を受けて、平和への願いを綴った投稿が掲載されました。 戦争の悲しさや命の重みを受け止め、平和の尊さを見つめ直す文章には、「考える力」とともに、「やり抜く力」が感じられました。 自分の思いを最後まで丁寧に言葉にし、伝えることに向き合う姿は、まさに南関三小っ子の姿そのものです。
新聞投稿の取組は、子供たちの「伝えたい」という気持ちを育てるだけでなく、3つの力を育む大切な学びの場となっています。 これからも、子供たちの言葉に耳を傾けながら、心の成長を温かく見守っていきたいと思います。
新聞投稿の取組
南関三小では新聞投稿を積極的に行っています。南関第三小の6年生が町制70周年式典で「10年後の南関町」をテーマに発表。外国の方との交流イベントを提案し、町への愛着を深めてもらいたいという願いを込めました。緊張しながらも協力して準備した成果を発揮し、中学生の堂々とした発表に刺激を受けるとともに今後の平和集会や卒業式で、さらに成長した姿を見せたいという思いが高まったことについて、6年生の井口さん「『10年後の町』 テーマに発表」【R7.11.5日付け熊日】が掲載されました。また、南関町をもっと住みやすくするために「路面電車を走らせること」を提案。移動のしやすさと環境への配慮の両面から、路面電車の導入が町にとって良いと主張した6年生の森川さん「町に路面電車 走らせたい!」【R7.11.23日付け熊日】が掲載されました。
南関三小では、国語科の授業や週末作文の取組を充実させ、子供たちの表現力を高めていきます。
南関三小では、日々の学びや体験を自分の言葉で表現する力を育てるために、新聞投稿にも積極的に取り組んでいます。6年生の髙木さんの投稿が、令和7年12月1日付けの熊本日日新聞に掲載されました。 タイトルは「互い思いやり 戦争なくそう」。
長崎への修学旅行で出会った被爆体験者の語り部の方は、家族や友人を一瞬で失った悲しみ、食べ物が手に入らず空腹に苦しんだ日々のことを、静かに、けれど力強く語ってくださいました。命の重みや、日々の暮らしのありがたさ、そして何より「思いやりの心」の大切さを深く感じました。自分の心で感じたことを自分の言葉で伝えるという経験は、髙木さんにとってかけがえのない学びとなりました。
これからも、子供たち一人ひとりの「感じたこと」「伝えたいこと」を大切にしながら、言葉を通して広がる学びをていねいに育んでいきます。
南関三小では、日々の学びや体験を自分の言葉で表現する力を育てるために、新聞投稿にも積極的に取り組んでいます。6年生の池田さんの投稿が、令和7年11月21日付けの熊本日日新聞に掲載されました。 タイトルは「平和への近道 友達を大切に」。
長崎への修学旅行で、語り部の方のお話を聞いたり、原爆資料館を見学したりする中で、戦争の悲惨さと平和の大切さを深く感じました。 その中でも、「友達を大切にすることが平和への近道」という語り部の方の言葉が、心に強く残ったそうです。日々の生活の中で友達と仲良くすること、思いやりをもって接することが、世界の平和につながる第一歩だと感じ、その思いを自分の言葉で丁寧に綴りました。
新聞に掲載されたことはもちろん嬉しいことですが、それ以上に、自分の心で感じたことを社会に向けて発信するという経験は大きな学びとなりました。
これからも、子供たち一人ひとりの「伝えたい思い」を大切にしながら、言葉を通して広がる学びをていねいに育んでいきたいと思います。
11月28日(金)、1年生の体育科授業の様子。
まずグラウンドを走ります。これから持久走の季節ですね。
10月17日(金)から10月18日(土)の二日間、6年生の子供たちが長崎方面へ修学旅行に出かけました。 これまで学校で学んできた平和についての学びを、実際の場所で確かめることができた今回の旅。子供たちにとって、心に深く残る二日間となりました。
1日目は、長崎市の平和公園での平和集会からスタート。 子供たちは「平和の誓い」の発表と、福山雅治さんの「クスノキ」の合唱を、平和祈念像の前で心を込めて届けました。 その歌声は、訪れていた方々の心にも響き、平和への願いが会場全体に広がるような、感動的なひとときとなりました。
午後は、原爆資料館や爆心地公園、如己堂、浦上天主堂、山里小学校などを巡るフィールドワークを行いました。 資料や建物に残る爪痕にふれながら、子供たちは戦争の悲惨さや命の尊さについて、静かに、そして真剣に向き合っていました。
夜には、ホテルから長崎の夜景を眺める時間もありました。 かつて焼け野原だった場所が、今では「100万ドルの夜景」と呼ばれるほどの美しい街になったことに思いを寄せ、平和な時代に生きている幸せをかみしめる姿が見られました。
2日目は、ハウステンボスでの班別活動を行いました。 子供たちは、事前に立てた計画をもとに、班の仲間と声をかけ合いながら行動し、時間を守って協力し合う姿がたくさん見られました。 楽しさの中にも、思いやりや責任感が光る、学びに満ちた一日となりました。
この修学旅行を通して、子供たちは南関第三小学校の教育目標である 「やさしく・しっかり考え・たくましい南関三小っ子」として、 平和を願う心、仲間と協力する力、そして学びを深める姿勢をしっかりと育んでいました。 この経験を胸に、これからの学校生活でも、子供たちの成長がますます楽しみです。
11月25日(火)と11月27日(木)に2年生の子供たちが校区たんけんに出かけ、「しろうさぎ」「しずくや」「交流センター」を訪れました。 地域の方々のあたたかさにふれながら、南関町のすてきなところをたくさん見つけることができました。
「しろうさぎ」では、あん入りのおいしいお餅が丁寧につくられている様子を見学しました。 もち米の香りが広がる中、子供たちは作業のひとつひとつをじっくり見つめ感心していました。
「しずくや」では、小籠包づくりの様子を見せていただきました。 蒸し器から立ちのぼる湯気や、包まれた具材の工夫にふれながら、子供たちは食材や調理の工夫に興味をもって見学していました。
「交流センター」では、地域の方々が集まり、ふれあいながら過ごしている様子を見学しました。 人と人とがつながる場所の大切さを感じながら、子供たちは地域のあたたかさにふれていました。
今回の校区たんけんを通して、子供たちはふるさとの“おいしさ”と“やさしさ”にふれ、地域への親しみと感謝の気持ちを育むことができました。 これからも、地域とともにある学校を大切にしながら、ウェルビーイングの循環のもと子供たち一人ひとりがふるさとを愛する心を育んでいきたいと思います。
秋の深まりとともに、南関第三小学校の児童玄関にも、季節の彩りが広がっています。 松本千奈美先生が秋の掲示を制作してくださいました。
掲示板には、色とりどりの折り紙でつくられた紅葉や秋の草花が丁寧に飾られています。 赤や橙、紫に染まった葉が風に舞うように配置され、まるで秋の森を歩いているかのような、あたたかくやさしい雰囲気が感じられます。
見る人の心をほっと和ませる温もりが伝わってきます。 子供たちは季節の変化を感じながら見ています。
11月27日(木)、6年生は家庭科授業でミシンを使い裁縫を学んでいます。
秋が深まり、朝夕の空気には次第に冷涼な気配が感じられるようになりました。 この頃、南関第三小学校の校庭では、銀杏の木々が鮮やかな黄金色に色づき、やがて静かに葉を落とし始めています。 落葉は地面を覆い、校庭一面に黄色い絨毯を敷き詰めたかのような、たいへん美しい風景が広がります。
この季節ならではの自然の移ろいは、児童が四季の変化を肌で感じ取る貴重な機会となっております。 また、銀杏の落葉が織りなす景観は、児童の感性を育み、自然への関心を高める一助となっています。
6年生は10月17日(金)から長崎市へ修学旅行に行きました。
「クスノキ」は、長崎市出身の福山雅治さんが、長崎の原爆で被爆しながらも生き残った山王神社のクスノキを題材に、平和への願いを込めて作詞・作曲した楽曲です。子どもたちは、この歌を通じて平和への思いを深めました。
平和公園をあとにした6年生は、山王神社の被爆クスノキを訪れました。 爆心地からわずか800メートルの場所にありながら、奇跡的に生き残った2本のクスノキ。 その幹には、今もなお爆風の爪痕が残っており、戦争の記憶を静かに語りかけてくるようでした。
子供たちはの幹を見て命のたくましさと平和への思いを新たにしました。
6年生は10月17日(金)から長崎へ修学旅行に行きました。一日目に、長崎市の平和公園を訪れた6年生は平和集会を行いました。 この集会は、子供たちが平和への思いを高め魂を込めて練習を重ねてきました、平和への願いを込めた「平和の誓い」の発表と、福山雅治さんの「クスノキ」を平和祈念像の前で合唱しました。「クスノキ」は、長崎の被爆した楠をテーマにした曲。 子供たちのやさしく力強い歌声が、平和祈念像のある広場に広がり、その場にいた多くの方々の心にも、深い感動を与えていました。
「戦争のない世界にしたい」 「命を大切にする人になりたい」 一人ひとりが自分の言葉で語るその姿は、真剣そのもので、平和の尊さを心から伝えようとする思いがしっかりと響いていました。
10月30日(木)、秋の深まりを感じるある日、5年生が稲作体験のしめくくりとなる「脱穀」に取り組みました。 春に田植えをしてから、地域の方々に見守られながら大切に育ててきた稲。 この日は、かけ干しして乾燥させた稲を、脱穀機を使ってお米にする作業を行いました。
この貴重な体験を支えてくださったのが、「お米先生」こと福山正英先生と、相谷区の皆様です。 ずいぶん前から準備をしてくださり、子供たちが安全に、そして楽しく作業できるようにと、教えてくださいました。
初めて見る脱穀機に、子供たちは興味津々で目を輝かせながら、真剣な表情で作業に取り組んでいました。 作業の合間には、福山先生や地域の方々が子供たちにやさしく声をかけてくださり、「地域の人がいてくれるから、こんな体験ができるんだね」「ありがとうって、ちゃんと伝えたい」と、子供たちは感謝の気持ちをしっかりと心に刻んでいました。食べ物の大切さや、支えてくれる人への感謝の心を育む機会となりました。一粒一粒に込められた思いと、地域の皆様への感謝の気持ちを胸に、これからも学びを深めていきます。
今後お結びの会などを計画してお米やお世話になった方々への感謝を表していきます。
NO.16 251127 学校だより R7「好きです! 南関三小」16号(南関第三小学校)を配付しました。
今までの学校だよりは、ホームページ「学校だより 『好きです!南関三小』」コーナーにアップしていますので、ご覧ください。
下記PDFファイルをクリックしてください。
NO.16 251127 学校だより R7「好きです! 南関三小」16号(南関第三小学校).pdf
南関第三小学校では、学校教育目標に「やさしく・しっかり考え・たくましい南関三小っ子の育成」を掲げ、子供たちの心と力の両面を育てる教育を大切にしています。 この目標を実現するために、日々の授業や生活の中で、次の3つの資質・能力を重点的に育んでいます。
協力する力
相手を思いやり、助け合いながらともに高め合う力 友達の意見に耳を傾けたり、困っている子に声をかけたりする姿が、教室のあちこちで見られます。 たとえば、企画委員会による「全校遊び」では、子供たちが自分たちで遊びを考え、みんなが楽しめるように工夫を重ねました。 思いやりと協力の心が自然と育まれる、あたたかな学びの場となっています。
考える力
自ら問いをもち、深く考え、他者の意見に耳を傾ける力 理科の授業では、「どうして音が聞こえるの?」「もっと溶けるにはどうしたらいい?」といった問いから学びが始まります。 予想を立て、実験し、友達と話し合いながら考えを深めていく中で、自分の考えを広げ、他者とつなげる力が育っています。
やり抜く力
困難に向き合いながらも、最後までやり遂げようとする粘り強さ 運動会や学習発表会、稲作体験など、挑戦と継続が求められる活動の中で、子供たちは「もう一度やってみよう」「最後までやりたい」と前向きに取り組んでいます。 失敗してもあきらめず、仲間と支え合いながら努力を重ねる姿に、たくましさと成長の芽が感じられます。
これらの力は、教科の学びだけでなく、日々の生活や地域との関わりの中でも育まれているものです。 南関第三小学校では、これからも子供たち一人ひとりの可能性を信じ、地域とともに歩む教育を大切にしていきます。
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管理責任者
校長 村岡 英治
運用担当者
教諭 田川 昭太
〒861-0812
南関町立 南関第三小学校
TEL 0968-53-0101
FAX 0968-53-0140
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