This is US! ~学校生活~

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5年生「お結びの会」— 感謝の心を結ぶ、あたたかなひととき —

5年生が1年間かけて取り組んできた稲作体験学習。12月5日(金)に、その集大成として、「お結びの会」が開かれました。春に植えた小さな苗が、夏の暑さを乗り越えて実り、秋にはふっくらとしたお米となって、子どもたちの手の中に戻ってきました。

この日、5年生は自分たちで炊いたご飯をおむすびにして、福山 正英さんを始めとしてお世話になった地域の方々や婦人会の皆さんにふるまいました。 そのお結びには、いのちの恵みへの感謝と、支えてくださった方々への思いがぎゅっと込められていました。

会のはじめには、校長先生から「3つの感謝」についてのお話がありました。

ひとつめは、食べるものへの感謝。 お米がご飯になるまでには、たくさんの手間と時間がかかります。自分たちで育て、収穫し、炊いて握ったお結びを通して、食べ物のありがたさや、命をいただくことの尊さを改めて感じてほしいという願いが込められていました。
ふたつめは、農業と農業を営む方々への感謝。 私たちの命を支えてくれている農業の大切さ、自然と向き合いながら働く方々への敬意を、子どもたちはしっかりと受け止めていました。
みっつめは、人とのつながりへの感謝。 相谷区の皆様、婦人会の皆様、保護者の皆様…たくさんの方々の支えがあってこそ、この学びが実現しました。 「お結び」という言葉には、「人と人を結ぶ」という意味もあります。地域の皆様とのあたたかなつながりが、子どもたちの心にもしっかりと結ばれたようです。

5年生が握ってくれたおむすびは、かすかな塩味にお米の味がしっかり味わえるやわらかく優しい甘みがありとてもおいしかったです。

 

また、5年生はお世話になった方々へ、手づくりの感謝状をお渡ししました。 一人ひとりが言葉を選び、丁寧に書いたメッセージには、素直な思いと感謝の心があふれており、受け取った方々の笑顔がとても印象的でした。

この「お結びの会」は、単なる行事ではなく、子どもたちが協力し、考え、やり抜いた学びの結晶です。 そして、感謝の気持ちを形にして伝えるという、心のこもった実践の場でもありました。

5年生が育んできた「協力する力」「考える力」「やり抜く力」は、これからの学びや生活の中でも、きっと大きな力となっていくことでしょう。 お米のやさしい甘さとともに、子どもたちのまっすぐな思いが、学校中にあたたかく広がった一日でした。

水と石の物語 ~4年生通潤橋見学旅行~

秋晴れの下、4年生は山都町を訪れました。教室を飛び出し、先人の知恵という「本物」に出会う旅です。

最初の見学地は円形分水です。 正確に水を分け合う仕組みを目の当たりにし、そこに込められた公平さへの願いや知恵に深く心を寄せ、物事の意味を捉えようとする「考える力」を働かせていました。

続いて向かった通潤橋では、ガイドの方の話に真剣に耳を傾けました。 広い敷地内での移動の際には、互いの歩調を合わせ、場所を譲り合うなど、仲間を気遣う「協力する力」が自然と発揮されていました。

そして、旅のハイライトは放水の見学です。 空に架かる豪快な水のアーチを見上げ、先人が苦労してつないだ命の水の重みを、肌で感じ取っているようでした。

一日を通して熱心にメモを取り、最後まで学びを深めようとする「やり抜く力」に、子供たちの確かな成長を感じた実りある秋の一日となりました。

資源回収ありがとうござました

12月6日(土)、南関第三小学校において資源回収を行いました。本格的な冬の寒さが身にしみる季節となりましたが、先日の資源回収では、早朝から多くの皆様にご参加いただき、大変ありがとうございました。

保護者や地域の皆様には、日頃より空き缶や新聞紙などを丁寧に保管し、分別して当日お持ちいただきました。 皆様の一つひとつのご協力が積み重なり、大きな成果へとつながりました。

また、当日の運営を支えてくださったPTA役員の皆様や各部の皆様、事前の準備から車の誘導、回収場所での対応まで、安全で円滑な活動のためにご尽力いただきました。閉会の時に6年生から卒業アルバムの一部を補助していただくことへお礼がありました。 

今回の収益金は、南関第三小学校の教育活動の充実のために、大切に活用させていただきます。資源回収という活動を通して、地域と学校が心をひとつにする「地域とともにある学校」の温かさを、改めて感じることができた一日となりました。皆様のあたたかいご支援とご協力に、心より感謝申し上げます。

先生もおすすめ! 読書の木

図書委員会が、児童や先生のおすすめ本をお昼の放送で紹介してくれています。

12月5日(金)の放送では、3年生の「魔法のようなスイーツの本」、4年生の「猫の国への冒険物語」、そして右田先生からは「本当の友達について考える本」が登場しました。ワクワクする話から、心にじーんと響く話まで。「読書の木」を通して、素敵な本との出会いが南関第三小学校にに広がっています。