日誌

Today’s Q食レポ(令和5年度9月以前)

9月の「ふるさとくまさんデー」「キャロッピーデ-」も素敵なメニュー!

今回は、二つ一緒にご紹介します。19日(火)は「ふるさとくまさんデー」で、人吉・球磨の特産物を使った給食をいただきました。献立は「ズッキーニと牛肉のカレー、牛乳、梨と大豆のサラダ」でした。球磨地方では、1998年にズッキーニの栽培が始まりました。2020年現在、約100戸の農家が栽培されているそうです。(ちなみに、ズッキーニはかぼちゃの仲間)また、21日(木)は、「キャロッピーデー」で、菊陽町のなすをいただきました。今回の献立は、「むぎごはん、マーボなす、中華サラダ」でした。なす、おいしいですよね。今年の夏もたくさんいただきました。北小校区の栽培農家さんによると、今年は春に雨が多く、夏は日差しが強かったため、育てるのがとても大変だったそうです。使用された「ひごむらさき」という品種は、熊本の伝統野菜「熊本赤なす」を品種改良したもので、果肉が柔らかく、種やあくが少ないのが特徴だとか。甘みがたっぷりで、生でも食べられます。

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7月の「キャロッピーデー」は ゴーヤをいただきました!

前期前半最後のキャロッピーデーでは、ゴーヤを使った献立「かぼちゃのごろっとスープ、コーンサラダ、ゴーヤチップス」をいただきました。子供たちは、ゴーヤチップスは好きなようで、保護者の方々とお話していると、「子供から作ってくれと頼まれます」というお話もよく聞くところ。南小のゴーヤも少しずつ実がつき始めましたが、まだまだこれから、といった感じです。(雨が多かったせいでしょうか・・・。)ゴーヤの苗1本から、100個はゴーヤの実が収穫できると言われているそうで、10月くらいまでは収穫ができるとのこと。御存知のとおり、ゴーヤは成長が早いので、花が咲いて20日くらいで収穫できるそうです。これから暑い日が続きますが、「わぁ、こんなに実がついてる!」と、こちらが感動するくらいのゴーヤの元気・パワーに励まされながら夏を乗り切りたいと思います。

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7月の「ふるさとくまさんデー」は 熊本市から!

7月の「ふるさとくまさんデー」では、熊本市の特産品であるトマト、なす、大豆を使った給食をいただきました。献立は、「パインパン、牛乳、ペンネとなすのトマトソース、大豆とアーモンドのサラダ」です。なすは、熊本市西部を中心にさかんに栽培されています。なすにはいろいろな種類がありますが、日本だけでも約180種類以上あると言われています。熊本市では、「筑陽なす」「大長なす」「熊本赤なす」が栽培されているそうです。また、トマトは天明・中島地区を中心に栽培されています。トマトの赤色の色素である「リコピン」の名前はよく聞きますね。大豆については、東部地区中心に「フクユタカ」や「すずおとめ」などの品種が栽培されています。私にとって、給食で出されるトマトソース系のパスタはお気に入り給食のベスト3に入ります。ぜひ、子供さんにもその味についてお尋ねになってみてくださいね!とてもおいしいですよ!

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6月のキャロッピーデーは「トマト」!

21日(水)は、6月のキャロッピーデーで、菊陽町の「トマト」をいただきました。この日のメニューは「ひのくにパン、トマトスパゲッティ、ひよこまめのサラダ」でした。菊陽中部小学校近くの、ある畑では、2月に300本の苗が植えられ、5月から収穫が始まりました。トマト栽培で大変なことは、風が強いときにビニールハウスが吹き飛ばないように、ビニールを開け閉めするタイミングを適切に判断することだそうです。自然が相手なので、判断を誤ると、大事な作物が駄目になってしまいます。本当に難しいお仕事だろうと思います。さて、菊陽町の給食のパスタのレベルはとても高い、と常々思っているのですが、今回もとてもおいしかったですよ!

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6月の「ふるさとくまさんデー」は、 「天草地域」から海の贈り物

19日(月)は、6月の「ふるさとくまさんデー」で、天草の特産物を使った「たこ飯、つみれ汁、ししゃもフライ、キャベツのおかか和え」をいただきました。天草なので、海の幸である、たこ・いわしを使ったメニューは想像が付きますが、実は、天草地区の高台ではキャベツの生産が盛んです。特に、2月から収穫される春キャベツは、葉が柔らかく、色も濃いのでサラダや浅漬けにおすすめとのこと。今回は、おかか和えにしていただいています。また、今回いただいたつみれ汁は、味にくせがなく、上品な味わいのイトヨリダイのつみれが使われていました。給食で出されたたこ飯は、一緒に炊き込むタイプではなく、混ぜご飯タイプ。たこの香りがして、味もしみていて、とてもおいしかったです。ご家庭で、たこ飯を作る機会は滅多にないと思いますので、子供たちにもしっかり味わってほしいなと思いながらいただきました。ごちそうさまでした。

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5月の「ふるさとくまさんデー」は、山鹿地域から! このメニューはもうおなじみかも?

本校に赴任して3年目となりますが、毎年印象深い献立の一つが、山鹿からの「ふるさとくまさんデー」メニューの「つなひきよいしょ、豆腐汁、いわしの梅煮、ゴーヤのひこずり」です。昨年度も書きましたが、山鹿市の名所、不動岩と権現山には民話が残っています。それは、柔らかい小豆を食べて育った不動岩と、固い大豆を食べて育った権現山が綱引きの勝負をしたところ、権現山が勝ったというもの。この民話から生まれた「つなひきよいしょ」という混ぜご飯には、もちろん大豆と小豆が入っています。また、「豆腐汁」は、三角に切った豆腐を入れるのが特徴。お祭りやお祝いの時食べられるそうで、野菜やちくわも入っています。「ゴーヤのひこずり」は、ゴーヤを炒めて、味噌や砂糖、みりんなどで味付けしたもの。熊本県は、意外にもゴーヤの生産量が全国5位なのだとか。今回は、第1回学校運営協議会の日と重なったので、委員の皆様にも食べていただきました。喜んで召し上がっていただき、嬉しかったです。来月はどこのごちそうが食べられるのでしょうか。今から楽しみです。

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5月の「キャロッピーデー」は 菊陽のメロンをいただきました!

19日(金)の「キャロッピーデー」では、おいしいメロンをいただきました。北小校区の、とあるビニールハウスでは、アムスメロンとフェスタメロンという2種類のメロンが栽培されています。この畑のアムスメロンは、学校給食用に栽培されていて、2月5日に苗を植え、5月10日から収穫が始まったそうです。思ったとおりの良いメロンを栽培するには常に研究と工夫が必要だそうです。やはり、食べた人においしいと言ってもらえることが一番嬉しいと生産者の方は話されています。ハウスの中で、メロンが少し大きくなると、一玉ずつ赤い台の上に乗せていくのだそうです。これは、きれいに模様を出し、病気を防ぐためだとか。(知りませんでした!)今月もふるさとで育った新鮮な食材をおいしくいただきました。ごちそうさまでした!来月も楽しみです。

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4月の「ふるさとくまさんデー」は水俣・芦北地域から!

25日(火)の「ふるさとくまさんデー」は、水俣・芦北地域の特産物である、きびなご、サラダ玉ねぎ、甘夏などを使った献立で、「鶏めし、わかめのみそ汁、きびなごフライ、サラ玉と甘夏のサラダ」をいただきました。この地域では、昔から「鶏めし」がよく作られていたそうですが、芦北町大野地区の鶏めしの具材は鶏肉だけで、お祝い事や行事の時などに、この鶏めしでおもてなしをしたそうです。また、サラダ玉ねぎは水俣・芦北の特産物としてよく知られていますね。生産者の皆さんは、土づくりにこだわり、農薬を少なくして栽培されているそうです。きびなごはいわしの仲間ですが、身が柔らかいので包丁などを使わず、手開きにするときれいに処理できます。刺身や天ぷら、フライなどはもちろんですが、干物や煮干しにも加工されています。芦北町田浦では甘夏の栽培が盛んですが、これは70年ほど前に始まったとか。ジャムやゼリーなどの加工品も美味しいですよね。給食を通しての毎月の小旅行が今後も楽しみです。

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4月のキャロッピーデーは「きゅうり」を使った一品!

18日(火)は、本年度最初のキャロッピーデー。当日のメニューは「たけのこごはん、いもだんごじる、ちぐさやき、きゅうりのひじき和え」でした。季節感あふれるすてきなメニューですね。北小校区の、あるビニールハウスでは、2月10日に苗が植えられ、3月から5月の間に収穫がされるとのことです。きゅうりは生育が早いので、花が咲いてから1週間ほどで十分な大きさになります。一番気をつかうのは、病気を出さないようにすること。水分や肥料、温度管理にとても気をつけておられるそうです。こんなにたくさんの手間暇と愛情をかけて育てられたきゅうりです。感謝していただきました。

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本年度最後の「ふるさとくまさんデー」は、荒尾・玉名地域から!

 3月14日(火)の「ふるさとくまさんデー」では、荒尾・玉名の特産物を使った「南関あげ丼、焼きのりドレッシングサラダ、いちご」をいただきました。南関あげは、最近テレビでもよく取り上げられています。御存知のとおり、南関あげは水分を可能な限り減らして揚げるため、長期保存が可能。約3ヶ月もちます。調理する前はパリッとしていますが、だし汁や煮汁を含むとふっくらジューシーになります。我が家も最近南関あげを使うようになりました。実は昨年度も南関あげ丼が給食で出ましたが、とても美味しかったので給食の先生に作り方をお聞きして作ってみました。でも・・・給食のようにはいきませんでした。また、有明海では昔から海苔の養殖が盛んですが、残念ながら今年は生育状況がよくないとのことでニュースでもかなり取り上げられましたね。いちごは横島町が有名ですね。いちごはビタミンCが豊富で、5~6粒食べれば1日に必要な量がとれるそうです。たくさん食べたいところですが、最近の物価高で、なかなか手が出せないお値段になってしまいました・・・。

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3月のキャロッピーデーは「キャベツ」をいただきました!

3月にいただいた菊陽町の野菜は、「キャベツ」でした。献立は、「揚げパン、ポトフ、春キャベツのサラダ」です。西小校区のあるキャベツ畑では、9月に種まきをして、10月に育った苗を畑に植え替えたそうです。渡り鳥がやってきて、キャベツの柔らかい葉を食べてしまうため、近くにみかんを置いて対策をされるそうです。キャベツや白菜、大根などは、寒いと自分の身を守るため、凍らないように糖分が増え、甘く美味しくなるのだとか。今年は、1月下旬にとても寒い日が続き、畑の気温はマイナス10度まで下がったそうです!あまり寒いと葉が黒く枯れてしまうため、「パオパオ」という不織布をかぶせて寒さや霜からキャベツを守る工夫がされているとのことです。そんな生産者の方々のご苦労に思いを馳せ、今月も美味しくいただきました。ごちそうさまでした!

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2月のキャロッピーデーは「にんじん」!

言うまでもなく、菊陽町を代表する作物の一つで、「キャロッピー」のモチーフでもある「にんじん」。私も大好きです。いろいろな料理で活躍していますよね。2月のキャロッピーデーは2月10日(金)で、メニューは「かぼちゃパン、にんじんポタージュ、ハンバーグ、ブロッコリーサラダ」でした。野菜の名前がたくさん入ってとても美味しそうなメニューですよね。菊陽北小校区のあるにんじん畑では、8月26日に種がまかれました。12月から始まった収穫は2月いっぱい続きます。1日に60kgから100kgのにんじんを収穫されるそうです。にんじん畑の土は黒くふかふかしています。この土が、にんじんの栽培に適しているのだそうです。今回いただいた「にんじんポタージュ」は、とてもなめらかな上に、にんじんのやさしい味がしました。中村先生に作り方を教わったので、家でもチャレンジしてみようと思います!ごちそうさまでした。

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1月の「ふるさとくまさんデー」は 熊本市から!

1月13日(金)は、熊本市の特産物を使った「ふるさとくまさんデー」でした。御存

知のとおり、「水と緑の都」と呼ばれる熊本市。なす、れんこん、大豆、すいか、みかんなど、いろいろな農産物が栽培されています。今回いただいたのは、「タイピーエン、ひごまるサラダ、みかん」です。御存知の方も多いと思いますが、タイピーエンは元々中国福建省の郷土料理で、おめでたい席で食べられていたスープだそうです。日本には120年ほど前に、長崎に渡ってきた人々により伝えられたと考えられています。日本の食材を使ってアレンジされたタイピーエンは、やがて熊本にも伝わり中華料理店で出されるようになりました。また、ひごまるサラダは熊本市で栽培されている野菜をつかったサラダです。たくさんの種類の野菜が使ってあり、とても食べごたえがありました。河内町ではみかんの栽培が盛んですが、有明海に面した段々畑で太陽の光をたっぷり浴びて育ったみかんはとても美味しかったですよ!今月もごちそうさまでした。

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12月の「ふるさとくまさんデー」は 地元菊池地域から!

 19日(月)は、12月の「ふるさとくまさんデー」でした。献立は、「さつまいもご飯、牛乳、武光公鍋、ヤーコンサラダ」でした。「武光公鍋??」と料理名を見たときは驚きましたが、ちゃんといわれがあるものでした!今からおよそ650年前、戦いの時に「戦鍋(いくさなべ)」として食べられていたものだとか。菊池一族の第15代当主、菊池武光公が鴨を弓で射る競技を始め、その鴨を使って鍋を作ったので「武光公鍋」という名前になったそうです。今回は豚肉が使われました。また、サツマイモは大津町をはじめ菊池全域で栽培されていますね。火山灰地はさつまいもの生育に適していて、様々な種類のものが作られています。ヤーコンは、南米アンデス原産のキク科の野菜です。見た目はサツマイモに似ています。シャリッとした食感で、甘みの少ない梨のような味が特徴です。きんぴらや天ぷら、浅漬け、サラダなど、いろいろな料理に使えます。菊池市は、キクにちなんで、ヤーコンを特産品として栽培しているそうです。いろいろな料理に使ってみたいですね。

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12月のキャロッピーデーは 「ねぎ」を使ったメニュー

15日(木)は12月のキャロッピーデーで、菊陽産のねぎをいただきました。献立は、「むぎごはん、肉豆腐、ししゃもフライ、ごま酢あえ」でした。今回は、肉豆腐にねぎがたっぷり使ってありました。菊陽北小校区の相馬さんのねぎ畑では、3月から4月上旬に種まきをされ、11月初旬から出荷をされているそうです。ねぎの白い部分を作るために、土寄せをして太陽の光に当てないようにされるとのことですが、今年は暑さが厳しく普段より遅れが生じ、9月半ばから3回作業をされています。天気で作業内容が変わるため、いつも天気予報を気にされているとのことでした。肉豆腐はねぎの香りがとても良く、食欲が増します!寒くなれば鍋の出番も多くなりますが、ここでも、ねぎが大活躍しますね。この冬も、たくさんねぎをいただきたいと思います。ごちそうさまでした!

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11月の「ふるさとくまさんデー」は宇城地区から!

21日(月)は、11月の「ふるさとくまさんデー」は宇城地区の特産物を使った献立でした。献立は、「しょうがご飯、白玉汁、卵焼き、れんこんサラダ」。宇城地区は、温暖な気候を生かし、れんこんやトマト、みかんなどの栽培が盛んです。また、熊本県のしょうが生産量は全国2位なのを御存知ですか?そのうちの約8割が、宇城市小川町と八代市東陽町で作られています。また、小川町は白玉餅の原料である餅米の産地で、白玉粉を作るのに必要な清らかな地下水が豊富に湧き出しています。このようなことから、白玉粉作りが盛んになりました。また、松橋町にはレンコン畑がたくさんあります。現在、県内一の産地となり、全国に出荷されています。れんこんは、「先の見通しがきく」ということで、縁起のよい野菜としておせち料理などの祝い事に使われているのは御存知のとおりですね。しょうがご飯などは、なかなか家では作らないものですが、風味がよく、とても美味しかったです。ごちそうさまでした。

 

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2021年9月6日付け掲載の「9月のキャロッピーデーのご紹介!~今月は『オクラ』~」の内容訂正について

タイトルにある日付で紹介した「オクラ」に関する記述について、オクラのねばねば成分を「ムチン」と記載しておりましたが、現在の研究では「ムチン」と分類されないとの知見があります。ご指摘がございましたので、ここに訂正いたします。

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町食育の日 ~ 持参したおにぎりで給食をいただきました ~

菊陽町幼・保等、小・中連携推進協議会の取組の一つとして、17日(木)に「おにぎりの日」を実施しました。食に関心を持ち感謝する心を育てること、家族とのコミュニケーションの場づくりとすることなどを目的としていますが、子供たちは朝からおにぎり給食を楽しみにしていたようです。おかずは、「さつまじる、ホキ天玉揚げ、即席漬け」で、おにぎりに合いそうなものばかり。給食時間に、「おにぎりハンター」として各教室を回ると、子供たちは、それはそれは楽しそう!自分で握った子、家の人に握ってもらった子と様々でしたが、たくさんの子供が「my おにぎり」の説明をしてくれたり、おにぎり愛を語ってくれたり・・・。楽しいひとときでした。ときどきこういう日があってもいいですね。中には、5個以上持参した強者も・・・。今は、おにぎりケースやラッピングもいろいろなものがあるのですね!驚きました。塩むすびの人気が絶大ということも分かりました。保護者の皆様にはご協力ありがとうございました!おいしくいただきました。

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10月のキャロッピーデーは 「さつまいも」!

言うまでもなく、菊陽町でも盛んに栽培されている「さつまいも」。前号でお伝えしたとおり、学校でも収穫を終えたばかりです(もっと美味しくするために熟成中です)。今回は、25日(火)に、「鶏肉とさつまいものナッツがらめ」でいただきました。本校区のサツマイモ畑では、「紅はるか」と「金時」という2種類のサツマイモが植えられています。4月10日ごろ植え付けを行い、8月下旬から収穫が始まっています。霜が降りる前までには収穫を終わらせるそうです。今年は雨や虫が少なかったため、とても美味しいサツマイモができたとのことです。本日の献立は、「食パン、春雨スープ、鶏肉とさつまいものナッツがらめ、いちごジャム」でした。甘辛く味付けした「鶏肉とさつまいものナッツがらめ」はご飯によく合うおかずで、食が進みます。子供たちも喜んでいただきました。そういえば、昨年度、地域ふれあい交流会でいただいた石焼き芋は絶品でした。小ぶりだったとは言え、あっという間に3本平らげました。今年も、(レンジでチン!ですが)たくさん食べたいと思います。

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10月の「ふるさとくまさんデー」はお隣の上益城から!

10月の「ふるさとくまさんデー」は、上益城からのメニュー「文楽めし、牛乳、いちょう葉汁、いわしのかんろ煮、水前寺菜のサラダ」をいただきました。御存知のとおり、上益城はきれいな水に恵まれ、米や高冷地野菜、お茶などが有名です。山都町には、清和文楽がありますが、文楽を観劇するときに、地元で採れる山菜や豆などで混ぜご飯や煮染めを作り、お弁当にしたそうです。この混ぜご飯のことを文楽飯と言うそうです。いちょう葉汁は、その名のとおり人参や大根、里芋をいちょうの葉に、炊いた大豆や枝豆を銀杏に見立てて作られたもの。御船町では、きれいな水を使って水前寺菜が栽培されており、今回はサラダでいただきました。水前寺菜は、300年ほど前に中国から伝わった、熊本の伝統野菜です。ちょうど17日は、アートインアシビナさんが本校で演劇の公演をされた日。給食を召し上がっていただきました。とても喜んでいただきました!今月もとてもおいしかったです!ごちそうさまでした!

 

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9月の「ふるさとくまさんデー」は人吉・球磨から!

22日(木)は、9月の「ふるさとくまさんデー」でした。人吉・球磨から届いたメニューは、「芋栗ごはん、牛乳、つぼん汁、塩さば、五分漬けあえ」でした。栗の生産量が全国2位の熊本県。人吉・球磨地方は有数の産地です。なかでも有名なのが、山江村の特産物「やまえ栗」です。本格的に栽培されるようになってから約50年だそうですが、盆地特有の朝夕の寒暖の差と、生産者の技術向上の努力がおいしい栗を作り出しています。「つぼん汁・・・聞き慣れない料理名ですよね。これは、鶏肉、豆腐、野菜、芋などたくさんの材料をいりこだしで煮て、醤油で味付けをした人吉地方の郷土料理です。秋の収穫時期に作る、神様に供えるための料理で、蓋付きの深い壺のような椀に入れて出されていたためこの名前が付いたそうです。「塩さば」についてですが、人吉・球磨地方は海から離れているため、鮎やヤマメなどの川魚がよく食べられていました。海の魚は新鮮なものが手に入らないので、塩を使って保存した塩さばや塩いわしなどがよく食べられていたそうです。今月も小旅行気分を味わいながらおいしくいただきました。食文化は奥が深いですね。

 

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9月の「キャロッピーデー」はかぼちゃをいただきました!

27日(火)は、9月の「キャロッピーデー」。今回は、菊陽のかぼちゃをいただきました。菊陽西小校区の吉村さんにお話を伺うと、どうしたら長い期間おいしく食べることができるか、何年も工夫をされてきたそうです。3月はじめに種をまき、4月に苗を畑に定植します。6月に収穫し、冷蔵庫に保存されています。今年は昨年より暑い日が続いたので、貯蔵に気を遣われたそうです。「菊陽ぼうぶら」と呼ばれる品種は、鉄かぶと(日本かぼちゃ:皮が固くねっとりしていて、保存がきく)とくりゆたか(西洋かぼちゃ:皮はつるつるしていて、甘みが強いが高温に弱く保存がきかない)をかけあわせたもの。「菊陽ぼうぶら」は、味がよく、高温にも強く、保存がきくそうです。かぼちゃの糖度を測ってみると、なんと14度!リンゴの平均的な糖度が13度だそうですから、かなり甘いことが分かりますね。今回は、「むぎごはん、かぼちゃのうま煮、アーモンドあえ」がメニューでしたが、かぼちゃのぼくほくとした甘みを楽しみながら、おいしくいただきました!ごちそうさまでした!

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7月の「ふるさとくまさんデー」は天草から!

今月は天草の特産品を使った給食をいただきました。献立は「麦ご飯、牛乳、あおさ汁、さばのソース煮、たこの酢みそあえ」でした。天草では波の穏やかな入江の地形を利用して、あおさの養殖が行われています。あおさは、わかめやひじきと同じ海藻の仲間で、カルシウムや食物繊維が豊富に含まれています。生のあおさは青々とした色と磯の香りがとてもよいのが特徴です。また、有明町は「たこ」で有名ですね。身が締まり、味が美味しくなる初夏が旬とのこと。八本足を広げたユーモラスな姿の干しだこが街道沿いの海岸に多く見られ、天草の風物詩になっていますね。また、さばの煮付けや味噌煮はよく食べますが、「ソース煮」は聞いたことがありません。給食の先生に伺ったところ、ウスターソース、こいくちしょうゆ、みりん、さとう、しょうが、で煮てあるそうです。醤油や味噌と一味違い、おいしかったですよ!

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7月のキャロッピーデーは「なす」をいただきました!

今、なすが美味しい季節ですね。今回は、そのなすを、「なすとペンネのトマトソース」でいただきました。本町の給食で出るパスタはとてもレベルが高いと思います。私も献立表にパスタ類があると、とても楽しみなのです。特に、この「なすとペンネのトマトソース」はお気に入りです。なすは、暑ければ暑いほどぐんぐん成長し、特に熱帯夜には大きく育つそうです。皮は栄養の宝庫だそうで、皮の紫色はポリフェノールの一種、ナスニンという色素です。目の疲れをとったり、血液をさらさらにしたりする効果があると言われています。なすは、日本には200種類以上、世界では何と1000種類以上あると言われているそうです。6月上旬から収穫が始まり、霜が降りる前まで収穫できると聞いて驚きました。この夏、たくさん食べたいですね。

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6月の「キャロッピーデー」はピーマンを使ったメニュー♪

23日(木)の、ピーマンを使ったメニューは「ピーマンのごまず」でした。1月末に苗を植えたピーマンは、ビニールハウスの中ですくすく育ち、3月から11月の霜が降りるまで収穫できるそうです。夜ビニールハウスを閉めておくと気温が上がり、一晩でとても大きくなるそうですよ。(見てみたいですね)武蔵ヶ丘校区の内藤さんが栽培されているのは、皮がうすく、柔らかくて苦みの少ない「ピクシー」という品種。今日のメニューは「むぎごはん、厚揚げとわかめのみそ汁、いわしの蒲焼き、ピーマンのごまず」大人も食べたい和食のごちそうでした。

 

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6月の「ふるさとくまさんデー」は八代から!

20日(月)は今月のふるさとくまさんデー。献立は「麦ごはん、牛乳、トマト団子汁、ちくわの利休煮。愛ポテトのシャキシャキサラダ」でした。八代と言えばトマト。はちべえトマトは八代平野で作られる冬トマトです。熊本県はトマトの産地として有名ですが、その80%が八代で生産されています。今回は、ピューレを使って団子が作ってありました。色がとてもきれいで、トマトの酸味がほのかに感じられる一品でした。また、日奈久ちくわは有名ですね。八代海では、新鮮で質のよい魚がたくさんとれ、家庭ではそのすり身を竹に巻いて焼いて食べていたそうです。これを1883年に岩崎和助という人が売り出して、日奈久の名物になったそうです。「愛ポテト」については、初耳だったのですが、10年ほど前から、鏡町から出荷されるようになったじゃがいものブランド名だそうです。サラダにしてあり、名前のとおりシャキシャキしておいしかったですよ!ごま風味のドレッシングと相性抜群でした。

 

 

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5月の「ふるさとくまさんデー」は 水俣・芦北地区から!

31日(火)は5月の「ふるさとくまさんデー」でした。水俣・芦北地区は温暖な気候で、不知火海の潮風を受けたおいしい農産物や海産物がたくさんあります。この日のメニューは「大野の鶏めし、わかめのみそ汁、きびなごフライ、サラ玉と甘夏のサラダ」でした。一般的な炊き込み御飯や鶏めしには、ごぼうや人参など他の具材も入っていますが、芦北町大野地区の鶏めしの具材は鶏肉のみ。お祝い事や行事のときなどに、この鶏めしでおもてなししてきたそうです。サラダ用玉ねぎは、2月下旬から6月頃まで“生でも美味しく食べることができる玉ねぎ”として全国的にも人気が高いですね。また、甘夏も平均気温の高い水俣・芦北地域沿岸は栽培に適した土地で、海風と太陽の恩恵を受けておいしく育ちます。きびなごはいわしの仲間ですが、身が柔らかいので手開きにするときれいに処理できます。菊陽からは遠く離れた地域ですが、どことなく海風が吹くのを感じながらおいしくいただきました。6月は八代からのメニューです。

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4月の「ふるさとくまさんデー」は山鹿市から!

4月のメニューは山鹿の名産を使った「つなひきよいしょ、豆腐汁、きびなごごまフライ、たけのこのひこずり」でした。実は昨年度も提供されたこのメニュー。「つなひきよいしょ」にまつわるエピソードがとても印象的だったのでよく覚えています。(子供たちは覚えているでしょうか)「つなひきよいしょ」は、不動岩と権現山の綱引きの勝負の民話から生まれたメニュー。おいしくやわらかい小豆を食べて育った不動岩と固い大豆を食べて育った権現山が綱引きをしたところ、権現山が勝ったというお話です。メニューの混ぜ御飯には、小豆も大豆も入ってとてもおいしいですよ。豆腐汁の豆腐は三角形に切ってあるのが特徴。野菜やちくわも汁の具として入っています。給食でこれだけ季節感や郷土の香りに溢れたごちそうがいただけるのは本当にありがたいことです。今日もおいしくいただきました。ごちそうさまでした。

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今月の「キャロッピーデー」はキャベツを使ったメニュー

毎月1回、菊陽町で取れた野菜や果物を使った給食の日があり、「キャロッピーデー」と呼んでいます。今月は23日(土)で、メニューは、「マカロニのクリーム煮、はるキャベツとコーンのサラダ」でした。一年中見かけるキャベツですが、「春キャベツ」と「冬キャベツ」はどう違うのでしょう。「春キャベツ」は、3月から5月頃にかけて、スーパーでよく見かけます。球形で、内部は黄緑色、葉の巻きがゆるく、葉はやわらかめでみずみずしいのが特徴。サラダなど生食に適しているとのことです。冬キャベツは通年で出回りますが、旬は1月~3月。形は扁平で、内部は白く、葉は固く巻かれています。加熱しても煮崩れしにくく、肉厚のしっかりした葉で、加熱すると甘みが増すため、ポトフなどの煮込み料理に適しているそうです。そんな予備知識を入れて味わったサラダはいつもより一層美味しく感じます。生産者の方々のご苦労あっての給食。感謝しながらいただきました。 

※ 昨年度に引きつづき、「キャロッピーデー」と「ふるさとくまさんデー」のご紹介も随時紹介していきます。ご家庭で、ぜひ「どうだった?おいしかった?」など、会話の話題として取り上げてくださいね。

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1年生の「はじめての給食」を覗いてみると・・・

14日(木)は、小学生になって初めての給食タイムでした。コロナ禍のため、現在、配膳は職員が行っていますが、小学校では食べる量も少し増えますし、自分たちで運搬もします。子供たちは静かに待ち(待ち方がとても上手でびっくり!)、当日のメニューである「チキンカレーライス、ひじきのマリネサラダ、いちご」を自分で食べられる量に調節し、おいしそうに頬張っていました。正直なところ、少し心配していたのですが、杞憂に終わりました。とても落ち着いて食べていたのには感心!の一言です。

 

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3月の「ふるさとくまさんデー」は、玉名・荒尾地区から!

3月のメニューは、玉名・荒尾地区の名産を使った「南関あげ丼、牛乳、焼き海苔ドレッシングサラダ、いちご」でした。南関あげは、南関町に古くから伝わる揚げ豆腐で、昔から家庭料理で親しまれた伝統食品です。以前はもう少し厚かったそうですが、長く保存ができるようにできるだけ豆腐を薄くして作るようになり、今の「南関あげ」の形になったそうです。また、有明海は海苔の養殖で有名ですが、日本の生産量のおよそ5割が有明海産だそうです。横島町はイチゴの生産で有名ですね。一日に5、6粒食べれば一日に必要なビタミンCを摂取できるそうです。もう、今年の給食もあと1回。今年も給食の先生方のおかげで、おいしい給食が毎日決まった時間にいただけました。お世話になりました。

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2月の「ふるさとくまさんデー」は熊本市から!

2月の「ふるさとくまさんデー」のメニューは、熊本市にゆかりのある「ミルクパン、タイピーエン、れんこんサラダ、いきなりだんこ」でした。「いきなりだんご」の名前の由来は諸説ありますが、お客さんが突然来ても、いきなり(すぐに)作って出せるところからその名がついたとか、さつまいもを生のまま直接使うところから「生き(い)成り(な)だんご」になったとか・・・様々です。熊本市では、天明地区でれんこんが多く収穫されているそうです。タイピーエンについては皆さんよく御存知ですよね。中国福建省の家庭料理がルーツと言われ、明治時代に日本に来た華僑の人々から伝わったそうです。今月もたいへんおいしくいただきました。

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1月の「ふるさとくまさんデー」は宇城地区から!

今月の「ふるさとくまさんデー」は宇城地区の食材を使ったものでした。メニューは「びりんめし、白玉汁、きびなごフライとれんこんチップ、みかん」です。宇城在住の私にとっては(山田先生もですが)なじみの食材ばかりです。小川町は白玉粉の生産で有名です。今回は白玉汁にしていただきました。松橋町はレンコンの生産が盛んで、今では熊本県内一の産地です。「先の見通しがきく」として縁起の良い食べ物ですね。昔勤めていた松橋の学校で、生徒がよくレンコンを使って調理実習をしていたのを思い出します。また、宇土半島南岸の不知火町、三角町ではみかんがたくさんとれます。私も小さい頃はいつもたくさんのみかんを食べていました。唯一、知らなかったのが「びりんめし」。三角町の戸馳(とばせ)島に伝わる郷土料理で、肉のかわりに豆腐が入った混ぜ御飯です。今日も美味しくいただきました。

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今月の「キャロッピーデー」は 菊陽町産のブロッコリーを使ったメニュー!

 15日(水)は今月の「キャロッピーデー」(菊陽町でとれる食べ物を食す日)でした。献立は、「黒糖パン、トマトクリームスパゲッティ、ブロッコリーサラダ」でした。今回は、菊陽町でとれたブロッコリーをいただきました。給食のおたよりには、菊陽西小校区の、吉村重美さんのブロッコリー畑が紹介されていました。7月24日に種まき、8月20日に種まきと、収穫時期をずらすために種まきの時期を変えておられるそうです。大体3ヶ月で収穫を迎え、霜が降りる前まで収穫できるとのこと。また、一つ一つ手作業で収穫しておられます。「農業を始めて50年。いろいろ経験をしているが、努力もしていかないと安全で美味しい作物はできない」という吉村さんの言葉には学ぶものがあります。今回も、作り手の皆さんの思いがつまった食材を美味しくいただきました。ごちそうさまでした!

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今月の「ふるさとくまさんデー」は阿蘇から!

今月は、阿蘇にゆかりのある献立をいただきました。献立は、「焼き肉丼、牛乳、高菜和え、ヨーグルト」でした。御存知のとおり、阿蘇では高菜の栽培が盛んで、「阿蘇高菜」として有名です。高菜の収穫は、3月頃から1本1本手作業で行われます。これを「たかな折り」と呼び、収穫したその日に漬け込むそうです。また、大自然の中で育ったあか牛は無駄な脂肪が少なく、和牛本来の赤身のおいしさと自然な香りが楽しめるとのこと。今回は「あか牛」ではないのですが、牛肉を使って焼き肉丼にしたものをいただきました。言うまでもなく、阿蘇では乳牛の飼育も盛んです。阿蘇の地下水を飲み、牧草を食べた牛たちからとれる牛乳からチーズやヨーグルト・アイスクリーム・ミルクジャムなどの特産品が作られています。阿蘇の自然は、阿蘇の人々が手を加え、維持してきた自然環境です。長きにわたって行われてきた営みについて今後も関心を持ち、大切にしていかなければならないと思いながらいただきました。ごちそうさまでした。

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11月の「ふるさとくまさんデー」は八代から!

22日(月)は、11月の「ふるさとくまさんデー」でした。今回のメニューは、八代地区の特産品を使ったもので、「しょうがごはん、牛乳、トマト団子汁、ちくわサラダ」でした。八代の中山間地では、しょうがの栽培が盛んで、特に東陽町は産地として有名です。実は、熊本県のしょうが生産量は高知県についで国内2位なのだそうです。しょうがごはんは、ピリッとした味がやみつきになりそうで、たいへんおいしかったです。また、トマト団子汁は、団子にトマトピューレが練り込んであり、「赤い」団子になっていました。汁にはほどよいトマトの酸味があり、彩りの美しい一品になっていました。八代地方は県内一の冬トマトの産地ですが、生産者の方々は、安全・安心・新鮮なトマトを食べてほしいと、黄色蛍光灯・防虫網・防虫テープで害虫の被害を防ぎ、農薬をあまり使わずに栽培しておられるそうです。今月もおいしくいただきました。ごちそうさまでした!

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今月も豪華!10月の「ふるさとくまさんデー」は上益城から!

今月は、南小校区ともつながりが深い上益城地区からの献立でした。メニューは「お法使さん混ぜご飯、牛乳、いちょう葉汁、ししゃもフライ、ニラのあえもの」でした。御存知のとおり、「お法使まつり」は、毎年10月30日に行われる津森宮の祭りで、本校校区の4カ所と益城町、西原村の8地区を12年に一度巡ります。地区でお法使まつりがある時に、近所の人や親しい方々を招き食べられたのが「お法使さん混ぜご飯」とのことです。また、今回私は初めて「いちょう葉汁」というものを知りました。嘉島町の郷土料理で、その名のとおり、いちょうの形に切った、にんじん、だいこん、さといもをいちょうの葉に見立てて、また、炊いた大豆や枝豆をぎんなんに見立てて作られます。今回は、本校校区に関連がある献立だったからでしょうか、一層おいしく感じられました。ごちそうさまでした。来月も楽しみです。

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9月の「ふるさとくまさんデー」は人吉・球磨!

今月の「ふるさとくまさんデー」は22日(水)で、メニューは「ミルクパン、ズッキーニと牛肉のカレースープ、まめとツナのサラダ、なし、牛乳」でした。人吉・球磨からやってきた食材はズッキーニ、球磨黒牛、なし、でした。まだまだ暑い日が続いていますので、カレースープで食欲が出た!という子供もいたのではないでしょうか。球磨では、黒毛和牛を中心に牛の飼育が行われています。球磨川水系の地下水を飲み、その水で育った牧草を食べ、平らな場所が少ない土地での放牧により、足腰が丈夫で健康な牛に成長するそうです。また、球磨では1998年にズッキーニ栽培が始まり、今では110戸の農家さんが15ヘクタールで栽培されているそうです。また、人吉・球磨は梨の産地でもあります。7月から10月にかけて、「一勝地梨」や「錦梨」など、生産地の名前がついた甘くてみずみずしい梨が出荷されます。今回もおいしくいただきました!

 

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9月のキャロッピーデーのご紹介!~今月は「オクラ」~

今月のキャロッピーデー(菊陽町でとれた食べ物をいただく日)は2日(木)で、この日のメニューは「ごはん、牛乳、厚揚げの四川風煮、オクラのごまサラダ」でした。今回の菊陽産の野菜はオクラでした。さて、休み中は、給食のありがたさを実感する期間でもありました(共感してくださる方も多いかもしれませんね!)。本校の給食は本当においしいです!いろいろな人に自慢しています。子供たちのお気に入りのメニューは何でしょうか。ぜひ、家庭でも話題にされてみてください。

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7月の「ふるさとくまさんデー」は天草から!

7月13日(火)は「ふるさとくまさんデ-」でした。献立は「たこめし、牛乳、あおさ汁、たいフライ、カリカリきゅうり」という豪華なメニュー。たこは5月から9月が旬ですが、天草でとれたたこは「地だこ」と呼ばれ、天草の代表的な特産物となっています。特に有名なのが天草市有明町ですね。8月には8本足を広げて風に揺られる「干しだこ」を見たことがあるという方も多いでしょう。なお、天草ではあおさも豊富にとれます。冬から春先にかけて浅瀬の海岸でとれ、最盛期には海岸線が緑のじゅうたんを広げたようになるそうです。もちろん、カルシウムや食物繊維が豊富に含まれています。また、今回使われた「たい」は、熊本県産の魚を皆さんに食べてもらいたいと、熊本県海水養殖漁業協同組合から提供されたものです。皆で味わっておいしくいただきました。給食の先生方、ごちそうさまでした。

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6月の「キャロッピーデー」「ふるさとくまさんデー」です

  今月は、6月21日(月)が「キャロッピーデー」、22日(火)が「ふるさとくまさんデー」でした。21日のメニューは、「ごはん、マーボーなす、じゃがいものシャキシャキサラダ」、22日のメニューは「太刀魚丼、あまなつとサラたまのサラダ、わかめのみそ汁」でした。なすは菊陽町産で、豆腐とともにたっぷり入れてありました。なすは夏の定番の野菜ですが、なすの皮の紫色(ナスニン)には、体の調子を整える働きや、血液をきれいにしたり、目の疲れを癒やしたり、がん予防効果もあるそうです。今回の「ふるさとくまさんデー」は、水俣・芦北地区の特産品である、太刀魚、サラダ玉ねぎ、甘夏が使ってありました。太刀魚丼は、ご飯の上にキャベツをのせて、その上にタレのかかった太刀魚をのせていただきました。給食で太刀魚がいただけるとは・・・何とも贅沢です。ここから少し離れた土地のことに思いを馳せながらいただくと、一層おいしく感じられるかもしれませんね。

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5月の「ふるさとくまさんデー」です

   さて、5月18日(火)の「ふるさとくまさんデー」のメニューは、「つなひきよいしょ、牛乳、豆腐汁、竹輪のお茶あげ、にがごりのひこずり」でした。5月の献立表をいただいた日から、とてもこの日のメニューが気になっていました。なぜなら、聞き慣れない名前のメニューばかりだったからです。ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、「つなひきよいしょ」とは、大豆と小豆を使った混ぜご飯のことです。なぜこの名前がついているのかというと、山鹿市の民話が由来となっています。山鹿の名所に、不動岩と権現山がありますが、この二つの山には「不動岩と権現山の綱引き物語」という民話が残っています。おいしい小豆を食べて育った「不動岩」と固い大豆を食べて育った「権現山」が、綱引きの勝負をしたというお話だそうです(勝負は「権現山」の勝ちでした)。山鹿にお住まいの教頭先生はご存じでしたが、私は全く初めて聞くお話でした。面白いですね!

 次に「ひこずり」ですが、「ひこずり」とは「こする、いためる」という意味で、「ひっこする」という山鹿・鹿本の方言です。にがごりを炒めて、みそや砂糖、みりんなどで味を付けてあります。また、「豆腐汁」は、山鹿でお祭りやお祝いの時に食べられる料理で、三角に切った豆腐を入れるのが特徴だそうです。

 最後に「竹輪のお茶あげ」ですが、山鹿市はお茶の産地としても知られています(本校区内でも栽培されていますね)。お茶の食物繊維は水に溶けないため、抹茶にして料理に使うと吸収されやすくなるそうです。

 今回は、山鹿地域の特産物を使った「ふるさとくまさんデー」でしたが、地域の特色やすばらしさも味わうことができ、たいへんおいしくいただきました。

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4月の「キャロッピーデー」です

4月27日(火)の「ふるさとくまさんデー」についてご紹介したばかりですが、続けて28日(水)は、「キャロッピーデー」でした。「キャロッピーデ-」とは、月に一度、菊陽町でとれる食べ物が給食で出される日のことです。4月はミニトマトをいただきました。この日のメニューは、「ラビオリのスープ、さかなのキャロットやき、ミニトマト」でした。キャロットやきのソースは手作りで手間がかかっています。ミニトマトは一つずつでしたが味が濃くとてもおいしいです。職員室でも話題になっていました。ミニトマトは品種が多く、赤色だけではなく、オレンジ色、黄色や緑色、黒色、クリーム色のものもあるそうです。また、形も卵形やいちご型、ラグビーボールのような形など、様々あるそうです。いろいろな種類、色のミニトマトが混ざった写真を見ましたが、まるで宝石箱のようです。栄養価の高さだけではなく、見た目にも楽しいですね。

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4月の「ふるさとくまさんデー」です

4月27日(火)のメニューは、「きんぴらどんぶり、さつまいものみそ汁、フルーツムース」です。この日は、「ふるさとくまさんデー」で、月に1回、地域の食材をふんだんに使ったメニューが出る日でした。きんぴらどんぶりには、菊池で採れた「水田ごぼう」がふんだんに使われています。米を収穫した後に栽培され、清らかな水で育ち水分をたくさん含むため、柔らかい食感が特徴だそうです。また、牛肉は菊池の食用牛が使用されており、独特のうまみと味の良さが自慢です。また、みそ汁は、大津町を代表する菊池の特産物のさつまいもが使用してあり、煮崩れないように蒸したあと調理がされています。甘みがよく残っています。みそは二種類ブレンドしていただき、具材にとても合う味付けとなっていました。

 それぞれの食材の背景にある「ストーリー」が分かると一層おいしく感じますし、子供たちも、地域に愛着を感じながら食べることができるような気がします。

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久しぶりの給食レポートです

4月20日(火)のメニューは、「たけのこごはん、うおそうめんじる、ししゃもフリッター、きゅうりのひじきあえ」という和食のメニューでした。たけのこは、春ならではのごちそうで、今村先生にお聞きしたところ、缶詰ではなく生のタケノコを使用されているとのこと!これは、仕入れ先の御厚意と手間があってのことだそうです。「ぜひ、季節のものを味わってほしい」という給食の先生方の思いが込められています。本日の給食もたくさんの食材が使われており、見た目も栄養的にもバランスの良さが分かります。

4月に入り、給食は始まったばかりですが、各学級から返却される食缶には、食べ残しはほとんどないとのことです。ぜひ、ひとり一人にしっかり食べてほしいですね。

20日のメニューです

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給食復活!お祝いはあげぱんで!

 3月13日(水)今日から、再び給食が再開されました。今日のメニューは、あげぱん、カミカミサラダ、タイピーエン、牛乳でした。このメニューは、もともと3月8日(金)に予定されていたものです。給食の調理ができなくなり、幻のメニューになっていました。子どもたちも3月の献立表を見ながら、「あげぱん食べたかったなぁ・・」とつぶやいていたのが調理員さんに伝わり、調理員さんが、予定を変更して作った給食です。

 久々の給食で、昼前から校舎においしい香りがしており、給食室には湯気が立ち上がっていました。今まで当たり前だった光景が今日は、とっても新鮮で、ありがたく感じました。

 タイピーエンは、鶏ガラのスープに、豚肉、エビや具材のダシがしっかり出ていて、やさしい味に仕上げられていました。春雨のツルンとした食感もとてもよかったです。カミカミサラダは、シャキッとした大根、ゴボウ、キュウリにさきイカがあえられていて、とてもよい食感でした。噛んでいると、さきイカのおいしさや、チーズの風味、カシューナッツの味がどんどん出てきました。ドレッシングも自前の調合でとってもおいしかったです。最後はあげぱん、これは口のまわりにたくさんきなこがついても、きなこの風味とほのかな砂糖の甘さが抜群でみんな黙々と食べていました。給食はおいしいです!!。

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デリバリー給食4日目

3月12日(火)今日は、デリバリー給食4日目でした。

メニューは、鶏の磯辺天、豚肉と茄子のゴマ味噌まみれ、五目豆、オクラのゴマ和え、キャベツとコーンのサラダ、スパゲティー、パイン、ごはん、牛乳でした。

鶏の磯辺天は肉も軟らかくボリュームもありました。醤油がついていたのでかけるていただきました。豚肉と茄子のゴマ味噌まみれは、彩りように上にピーマンがのっていて、子どもたちからするとどうかな?と思っていましたが、けっこうおいしそうに食べていました。五目豆は食感もよかったのか、競い合って食べている児童もいました。オクラのゴマ和えは、この時期なのに元気なオクラで、ねばねばも健在ゴマの風味でおいしくいただきました。ねばねばが苦手な児童もいますが、「おいしいよ」と優しく勧めてきました。

今日で、デリバリー給食は終わりますが、諸般の事情を考慮し、援助して頂いた菊陽町教育委員会様、亀井ランチ様大変お世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。

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デリバリー給食3日目

3月11日(月)は、3回目のデリバリー給食でした。

今日は、3.11。東北大震災委で亡くなられた方へ、朝から全校児童で黙祷を捧げました。当時は、想像をはるかに上回る被害で、日本はどうなるのだろう・・と心配したものでした。

さて、今日のメニューは、サワラのネギソース、カレーコロッケ、マカロニサラダ、ひじき煮、南瓜煮、ひじき煮、みかん、ごはん、牛乳でした。サワラのネギソースは、サワラを一度油で揚げ、炒めたネギを酢・醤油などで味つけしたソースがたっぷりかかっていました。ちょうどよい酸味でおいしくいただきました。カレーコロッケは、子どもたちにうれしいカレー味でした。添付されたウスターソースと添えられた千切りキャベツが相性がよく、ごはんが進みました。ひじき煮は、あげが上手に使われていて食感がよかったです。南瓜煮は、彩りよく形も崩さないように上品に作られていました。マカロニサラダは、マカロニの食感よくこどもたちもおいしく食べていました。デリバリー給食は、明日までです。

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デリバリー給食2日目

3月8日(金)今日はデリバリー給食2日目でした。メニューは魚のトマト煮込み、豆腐と卵の真丈蒸し、麻婆春雨、煮浸し、青菜ソテー、千切りキャベツ、黄桃、ごはん、牛乳でした。

魚は、カレイの切り身に片栗粉をまぶし、油で揚げたものをトマトの水煮と一緒に煮込んでありました。子どもたちからも好評でした。麻婆春雨もとても好評で、どの学年の児童も残さず食べていました。豆腐と卵の真丈蒸しは、だし巻きのようなおいしさとふわっとした玉子焼きの2つをいいとこ取りしたおいしさでした。煮浸しは、かくれ人気メニューでシャキッとしたもやしの食感とうすい醤油味がうけていました。青菜ソテーは、素材の味がでていました。おかずに色取りを与えていました。黄桃は、「マンゴー?」と思えるくらいの甘さでいいデザートになっていました。

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デリバリー給食1日目

 3月7日(木)の給食は、デリバリー給食の1日目でした。

 どんなものが届くのだろう・・。と少し不安でしたが、11時に業者さんから学校に届けられました。保温と保管のため専用のケースにごはんとおかずが別々に入れられており、そのまま給食室に搬入されました。この後、クラスごとに調理員の先生に数をそろえていただき、子どもたちが取りに来るのを待ちました。

 子どもたちは、初めてのデリバリー給食に、わくわくしていて配膳室にあるデリバリー弁当箱をみただけで「おいしそう!

」と声を上げていました?!?!。

 教室では、これを配るだけなので、あっという間に準備完了。いただきますをして、デリバリー弁当のふたを開けると、子どもたちは

「わーっおいしそう」という声をあげたり、じっとデリバリー弁当を眺めたり、反応は様々でした。検食で子どもたちより早く食べていたので、子どもたちの味覚に合うかな?と心配していましたが、子どもたちからはなかなかの評判でした。

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