最終更新日 2024.11.20
2024年9月の記事一覧
町民体育祭に向けて ~運動場整備~
9月29日(日)
10月6日(日)の富岡地区町民体育祭に向けて、運動場整備が行われました。午前7時開始だったのですが、6時過ぎから草刈りをしてくださっている方もいらっしゃいました。この日は地域の方、保護者の方、そして子供たちと100名以上の方が参加され、刈り払い機で草を刈る、草刈り鎌でしつこい芝を引き抜く、刈った草を集める・・・それぞれの仕事を汗だくになりながら頑張ってくださいました。
おかげで、1時間もすると運動場も見違えるほどきれいになり、予定していた時間より早く終了することができました。富岡地区の団結力の強さを感じました。また、子供たちが、保護者の方だけでなく地域の方々と一緒に作業をする光景はとてもいいものだなと思いました。きっと6日の町民体育祭は大いに盛り上がることでしょう。(天気がちょっと心配ですが…)
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
1年生に楽しんでもらうために ~2年生活・おもちゃのまちづくり~
9月27日(金)
2年生の教室をのぞいてみると、生活科の学習が行われていました。黒板には、「1年生をおもちゃのまちにしょうたいしよう」と書かれていました。10月に1年生を招いて手作りのおもちゃやゲームで楽しむ計画をたてているそうです。1年生の人数にあわせて5種類のおもちゃ・ゲームコーナー(ダーツ・魚つり・ボーリング・とことこ車・ビュンビュンカー)を考え、分担して準備を進めていきます。9月末までにおもちゃやゲームを完成させようと、どのグループも友達と協力しながら頑張っていました。おもちゃだけでなく、すてきな景品もできあがっていました。
おもちゃやゲームができあがると、これから1年生に楽しんでもらうために遊び方を工夫したり、招待状をつくったりと準備を進めていく予定です。昨年は、招待される側だった2年生が、1年生のために話し合ったり、準備したりする姿を見て、立派なお兄さん・お姉さんに成長しているなと感慨深いものがありました。きっと、10月にすてきな「おもちゃのまち」が開催されることでしょう。2年生のみなさん、頑張ってくださいね!
水俣に学ぶ肥後っ子教室(5年)
9月26日(木)
苓北町内4小学校の5年生は、2台のバスに分かれフェリーを使って水俣を訪問しました。「水俣に学ぶ肥後っ子教室」です。この「水俣に学ぶ肥後っ子教室」は熊本県内全ての5年生が水俣に行って学ぶ学習です。社会科で公害を学習する5年生が、実際に水俣市を訪問し、水俣病資料館や環境センターなどで公害被害から環境再生へと立ち上がる水俣の姿を学んでほしいという願いから2011年度から始まりました。
午前6時15分。体育館に富岡小学校5年生がそろいました。担任の先生から説明を受けた後、いよいよバスに乗り込みます。朝早くからお家の方も大勢見送りに来てくださっていました。
午前7時50分、牛深港に到着。4校の5年生がそろったところで出発式を行いました。各学校の代表が、今から始まる「水俣に学ぶ肥後っ子教室」のめあてを発表しました。
出発式を終え、フェリーに乗り込み、水俣へ。フェリーの中では、集団宿泊教室で仲良くなった4校の5年生が、学校の垣根を越えて一緒に海風にあたったり、客室内でおしゃべりをしたり、楽しい時間を過ごしていました。
午前10時過ぎ、予定通りに水俣に到着。まずは、水俣病情報センターで語り部の方の講話を聞きます。とてもお話が分かりやすく(実は、語り部の方は夏休みに本校職員が研修を受けた方だったのです)子供たちの心に響くものがありました。子供たちは、しおりのメモ欄が足りなくなるくらい、たくさんメモをとって真剣な表情で聞いていました。(語り部の方の写真掲載はNGなので開始前の様子しかお伝えできませんが・・・)
講話が終わり、館内を10分ほど見学し、外に出て5年生全員で記念撮影を行いました。
そして、お楽しみの昼食の時間。外が暑かったので室内で昼食をとることになりました。朝早かったので、みんなお腹がすいていたようであっという間にお弁当を食べてしまいました。
お弁当を食べ終わった子供たちは、班ごとに環境センターにあるいろいろなコーナーを回り、体験ゲームを楽しんでいました。午後からは、環境学習です。クイズを交えながら地球温暖化、CO₂排出実質ゼロ(ゼロカーボン)に向けた取組などについて分かりやすく説明してくださいました。子供たちも、環境のために自分がどんな取組をしていくか決めてシートに書き込んでいました。是非、実行していってほしいと思います。
最後に、水俣病資料館に移動し、語り部の方のお話を思い出しながら、展示してある資料を写真におさめたり、メモをしたりして水俣病についての理解を深めました。
水俣での学習を終え、帰路につきます。行きと変わらず、フェリーの中もみんな楽しそうでした。牛深港に到着し、解散式を行いました。各学校の代表が一日の学びを発表しました。
解散式が終わると、志岐小、坂瀬川小の友達に別れを告げ、都呂々小の友達とともにバスで学校に向かいます。帰りは、きっと子供たちは疲れてみんな爆睡だろうと思っていたのですが、寝ている子はほんのわずかで、〇〇ランキング発表など、都呂々小学校の友達も巻き込みながら大盛り上がりのバスの中でした。そして、午後6時、富岡小学校到着。たくさんの保護者の方、先生方、器楽部の子供たちに出迎えてもらいました。
朝早くからのお弁当作りや送迎等、保護者の皆様には大変お世話になりました。子供たちは、水俣での学びを知識だけに終わらせず、心で受け止め、これからの生活にどうつなげていくのかを、これからの学習できっと深めていってくれることでしょう。半年後は、最高学年となる5年生の子供たちが、学びを生活に生かして素晴らしい富岡小学校のリーダーへと成長していくことを大いに期待しています。
陸上記録会に向けて・・・
9月25日(水)
10月2日(水)の陸上記録会に向けて、5・6年生の練習が本格的に始まりました。先週までは、朝から夕方まで、暑さ指数(WBGT)が31℃をこえることが多く、体育の授業はもちろん練習もほとんど外ではできない状況でした。今週になってようやく外で運動できる暑さ指数になってきました。この日は6時間目、5・6年生合同の体育でした。
まず、走力を高める運動を行い、100Mのタイムを測定しました。100M全力疾走・・・といいたいところですが、あまり走り込んでいない子にとっては100Mはとても長く感じ、ゴール付近では失速していたようです。本番では、失速してしまっても、遅くなってしまっても、最後まであきらめず、ゴールまで走り抜けてほしいと願っています。
6時間目が終わると、5・6年生担任以外の先生方も運動場に集まり、今度は種目別に分かれての練習です。
走り高跳び。今年度は、標準記録をこえていないと出場できないため、富岡小学校からは2名の参加となります。
ソフトボール投げ。記録をとった後は、より遠く飛ばすためにキャッチボールで肩を鍛えていきます。
800m走。800mは、中長距離種目ですが、かなり短距離色の強い走りとなるのできつい種目と言われます。全力で走ったり、ゆっくり走ったりを繰り返しながら少しずつペースを上げていく練習を行っています。
最後は、走り幅跳び。20㎝×120㎝の踏み切りラインをこえてしまうと、記録とならないのでみんな足をあわせるのに苦労していました。着地は「ん」の形になるよう友達同士で見合い、アドバイスし合いながら練習しています。
本番まで、あと数回の練習ですが、自己ベストが出せるよう、自分の力を信じて頑張ってほしいと思います。
応援も、どうぞよろしくお願いします。
あいさつ運動 ~秋の交通安全運動実施中~
9月25日(水)
今朝は、あいさつ運動でした。現在秋の交通安全運動も実施中(9月21日~30日)で、あいさつ運動の当番の方だけでなく、交通安全の呼びかけのための地域の方も加わり、子供たちの登校を見守っていただきました。子供たちも元気に挨拶を行っていました。
秋の交通安全運動では、反射材用品の活用や安全な横断方法、ライト点灯や自転車等のヘルメット着用が重点取組事項となっているようです。子供たちも、交通ルールを守り、交通事故ゼロで元気に過ごしてほしいと願っています。
親子でサップ体験 ~1年・学年レクレーション~
9月23日(月)
この日、富岡海水浴場でサップ体験イベントが行われ、1年生の学年レクレーションとして親子でサップを楽しみました。サップ・SUPとは、正式名称で「スタンドアップパドルボード(Stand Up Paddleboard)」というウォータースポーツの一種です。ボード(板)の上に立ちパドル(水かき)を使って水面を漕ぎ進んでいきます。体験の前に、参加者全員で砂浜に落ちているゴミを拾うクリーンタイム。ビニルや木切れなど子供たちもたくさんゴミを拾っていました。
クリーンタイムが終わると、いよいよ救命胴衣を身に付け、サップについての説明を聞きます。まずは、子供たちからチャレンジします。子供たちは、一人ずつインストラクターの方と一緒にボードにのり、行きは恐る恐るパドルを漕いでいましたが、帰りはすっかり慣れて、立ち上がってボードを漕ぐ子も・・・帰り着いたとき、みんな口々に「楽しかった!」「もう一回乗りたい」と生き生きした表情でお家の方に話していました。
子供たちが終わると、次はお父さん・お母さんたちの番です。子供たちは・・というと、海に飛び込み、みんなで楽しそうに遊んでいます。しかし、お家の方が折り返しで帰ってくるときは、みんなで「がんばれ~」と大きな声援をおくっていました。
夏休みから天候不良のため延期になった1年・学年レクレーションでしたが、秋の爽やかな風が吹く海で、親子で楽しい体験ができ、最高の思い出ができたことでしょう。子供たちのにこやかな笑顔が印象的でした。お世話いただいた学年委員の皆様、ありがとうございました。
子供たちの学びを深めていくために・・・
9月20日(金)
1月18日(土)開催予定の九州学びの会研究大会(富岡小学校公開授業・講演会)に向けて、子供たちが自分たちで学び合いながら一人一人の学びを深めていく授業に取り組んでいます。教師の出番をできるだけ減らし、子供たち同士がかかわり合いながら学びを深めるにはどうしたらよいのか、子供たちが意欲的に自分たちで問題解決を進めていくにはどのような課題(共有の課題・ジャンプの課題)が適切なのか、先生方も話し合い、悩みながら試行錯誤の毎日です。この日、鹿児島大学の講師の先生、大学院生が本校を訪問され、子供たちの学び合いの様子を見ていただきました。
まず4時間目は、2年生→1年生→たんぽぽ学級→3年生の授業を参観。
5時間目は、6年生→4年生→5年生の順に授業を見ていただきました。
全ての学級の授業を参観後、お二人の先生が各学級の授業の様子についての気付きを丁寧に説明してくださいました。研究主任も参加し、本校の校内研修で悩んでいることなどについてお話しすると、的確なアドバイスもいただきました。時間の都合上、先生方は全員参加することができなかったので、動画を撮影し、後で確認を行いました。
子供たちの学びを深めるために、先生方も悩みながら、いろいろな方法を試しながら、研究を進めています。この日は、いろいろなアドバイスをいただいたことで、研究もかなり前進したような気がします。講師の先生方、ありがとうございました。
教育実習 総まとめの一日
9月19日(木)
9月9日(月)から始まった教育実習も、早いもので明日が最終日・・・本日は、実習の総まとめとして、一日学級担任として授業をしたり、給食・掃除などの指導を行ったりしました。朝からは、クリーンタイムが行われ、3年生の子供たちに指示を出しながら一緒に運動場の草引きを頑張りました。2時間目は、算数の授業。デジタル教科書もしっかりと使いこなしながら、あまりのあるわり算の指導を行いました。
そして、3時間目は先生方にも見ていただいた道徳の授業。実習生とは思えないほど、落ち着いて(きっと内心はかなり緊張されていたのかもしれませんが)、子供たち一人一人の意見を大切にしながら、「がんばることのよさ」について心に響く授業を進めていかれました。
授業の最後に、子供たちが頑張っている様子をおさめた写真を紹介され、子供たちもとてもうれしそうな表情でした。きっと、今頑張っていることをもっと頑張ろうと意欲を高めたことでしょう。
給食の時間は、前にいる実習生の先生と楽しく会話をしながら、おいしそうに食べていた子供たちでした。
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今日一日、立派に担任業務をこなされた実習生の先生、明日はいよいよ教育実習最終日です。富岡小学校で子供たちと素敵な思い出をつくってくださいね。
クリーンタイム
9月12日(木)
朝からのクリーンタイム、3年生以上は、運動場の草引きを行いました。いよいよ翌週から10月2日(水)に予定されている陸上記録会に向けての練習が始まります。10月6日(日)には、富岡地区の町民体育祭も予定されています。5・6年生が練習を頑張れるように、地域の方々が気持ちよく使っていただけるように、晴れ続きで根をはって抜きにくくなっている草に苦戦しながらも一生懸命取り組んでいました。
1・2年生は、花壇の雑草の草引きです。ひまわりも元気に育っています。花壇の草引きが終わると、その周りの草引きも頑張っていました。
昨年は、かなり草が生えていて教育委員会や地域の方にもお手伝いいただきました。今年は、子供たちも学校のため、地域のためという意識をもち学校をきれいにしようと頑張っています。しかし、子供たちや職員が草を刈ったり、抜いたりしても植物の生命力はすごいもので、すぐに草は伸びてくるので、これからも頑張り続けたいと思います。
※29日(日)は朝7時から、町民体育祭に向けての運動場整備が予定されています。保護者、地域の皆様大変お世話になります。
文字の姿・形を目で追いながら ~5年・毛筆指導~
9月11日(水)
文化展毛筆の部の作品完成に向けて、苓北町の毛筆指導の先生が、9月は2時間続きでご指導くださっています。先週は6年生、この日は5年生の授業でした。いつものように「お習字の教え」をみんなで復唱し、黙想で心を整えます。そして、先生のお話。まず、紙をきちんと折って練習することの大切さについてお話しになりました。紙を縦に折ることで「文字の中心をそろえる」、横に折ることで「文字の大きさをそろえる」をより意識して書くことができるそうです。また、5年生の課題「成長」はどちらも、書き順を間違えやすい文字です。書き順が決まっているのは、文字をはやく、美しく書くため、それ故書き順をおろそかにしてはきれいな文字は書けないのです。
一つ一つの文字の姿・形を手本をよく見て目で追いながら、書いていくことの大切さも子供たちに伝えられ、子供たちも真剣な表情で、手本とにらめっこしながら練習に取り組んでいました。
1時間の練習が終わると、次の2時間目は、いよいよ清書です。3枚の清書にチャレンジし、その中でよくできた作品に名前を書いて提出します。2時間の授業で、ぐんと手本に近づいた作品ができあがっていました。
しかし、文化展毛筆作品の締め切りまで、まだ1ヶ月ほどあるので、学級でも時間をとって練習することと思います。毛筆指導の先生から教えていただいたことを忘れずに、さらにいい作品へと高められるよう頑張ってください。
2時間の活動を大いに楽しみました ~クラブ活動~
9月10日(火)
この日の午後は、4年生以上の児童による2時間続きのクラブ活動でした。今年度は、3つのクラブに分かれて活動しています。まずは、ものつくりクラブ。1学期は、スノードーム、スライム作りに挑戦し、今回はオレンジゼリー、ホットケーキづくりです。先生方から手順の説明を受け、あとはグループで協力し合いながらおいしいスイーツができあがりました。
次は、室内遊びクラブ。室内でできる遊び(トランプ、カルタ、折り紙、人生ゲームなど)をペアやグループで楽しみます。この日は、将棋にチャレンジしました。やり方を知らない子も説明書を見たり、友達に教えてもらったりしながら、2時間たっぷり将棋の世界に浸っていました。
最後の3つめのクラブは、スポーツクラブ。2時間続きのクラブ活動の時は、2種類のスポーツゲームを楽しみます。熱中症に気を付けながら、教育実習生も一緒にサッカーやキックベースボールを楽しみました。
クラブ活動は、残り2学期に2回、3学期に1回です。共通の興味・関心をもって集まった仲間同士、学年の枠を越えて、なかよく楽しく充実した活動にしていってください。
リクエスト給食
9月10日(火)
7月に、リクエスト給食(学級でリクエストしたメニューが給食の献立として出されます)券をかけたチャレンジ(残さい調べ)が2週間実施され、各学校1位だった学級の希望メニューが9月から登場しています。9月は、志岐小と富小からのリクエスト給食です。この日は、見事1位を獲得した富岡小学校1年生のリクエスト、メニューは、オムライスでした。チキンライスはあっても、卵がのせてあるオムライスはめったに給食で出てこないので1年生はもちろんのこと、他の学級の子供たちも大喜びで食べていました。
10月は、残りの坂瀬川小、都呂々小、苓北中のリクエスト給食です。12月にまた、リクエスト給食券をかけたチャレンジが実施されるそうですので、次こそ1位を取って希望のメニューが給食に登場するといいですね。
教育実習 がんばっています!
9月10日(火)
9月9日(月)~20日(金)までの2週間、富岡小学校では教育実習生が先生になるための勉強(教育実習)を頑張っています。本校の卒業生でもあります。この日は、校長と一緒に各学級の授業の様子を見て回りました。たんぽぽ学級では、1年生が色の名前を確かめ、いろいろな色で線をなぞったり、枠からはみ出さないよう気を付けながら色を塗ったりしていました。1年生は国語、元気な声で一人ずつ音読を披露しました。
6年生は、タブレットを使って教科書の2つの文章を色分けし、推敲の良さを見つけていました。ICTを活用した授業で、子供たちのレベルの高さに実習生の先生も驚かれていました。2年生は、身の回りにあるポスターや看板などからどんな情報を伝えているのかについて考えていました。
5年生は社会、グループで協力し合いながらいろいろな資料から水産業の変化について読み取れることを調べていました。4年生は、外国語の授業でした。グループに分かれてのゲームもとても楽しそうでした。
最後は、3年生、理科の授業を参観しました。植物の育ち方を学習です。植物が枯れた時の様子を、実習生の先生の前で思い切り体で表現しました。かわいらしい子供たちの姿に、先生も思わず目を細めていらっしゃいました。
おもに、3年生の教室で実習を行っていらっしゃいますが、ほかの学級の子供たちも、若くて優しい実習生の先生が大好きで、休み時間は自然と先生の周りに子供たちが集まってきます。昼休みも一緒に遊びたいところですが、このところWBGT値(暑さ指数)が高く、外遊びが思うようにできず、朝の時間に一緒にサッカーをして(なんと30人が一緒にゲームをしていました)楽しんでいました。
毎日子供たちとしっかり向き合いながら、一生懸命頑張っていらっしゃいます。富岡小学校での2週間で、子供たちと素敵な思い出をたくさんつくり、「先生になりたい」という気持ちがさらに強くなればと願っています。
おいしいお米が届きました
9月6日(金)
5年生は、水土里ネットの方々のご協力のもと、志岐小学校の子供たちと一緒に4月に田植え、8月に稲刈りを行いました。そのお米が学校に届き、昼休みに贈呈式が行われました。うるち米、もち米2俵ずついただきました。貴重な経験をさせていただいただけでなく、おいしいお米まで届けてくださり感謝の気持ちでいっぱいです。おいしくいただかせていただきます。ありがとうございました。
優しい心、笑顔で接すれば・・・~3年認知症サポーター講座~
9月6日(金)
2、3校時、図書室で社会福祉協議会、役場の方4名をお招きして、3年生の認知症サポーター講座が行われました。
認知症という言葉を知っている、聞いたことがあると答えた子供は、13名中2名。そこで、ちびまる子ちゃんの家族の例などをあげながら認知症について分かりやすく教えていただきました。おじいちゃん、おばあちゃんのように年をとることで体に変化が起こり、その中でかかりやすい病気の一つが認知症であること、認知症は脳の病気だけど、こわい病気ではない、でも分からないことが多くなって不安な気持ちになり投げやりになったり、怒りっぽくなることもある、そのことでますます病気が進む、しかし周りの助けがあれば心が穏やかになってできることが増えることもある・・・など、子供たちの心の中にもすっと入っていき、真剣な表情でお話を聞いていました。
また、認知症の方に言ってはいけない言葉(「さっきも言うたろ」「はよせんね」「何ばしよっと」「何でわからんと」)や話しかけるときのポイント(前から、笑顔で、ゆっくりと、わかりやすい言葉で、短い文章で、優しい態度で)、3つの「ない」(いそがせない、おどろかせない、心をきずつけない)が大切ということについても教えていただきました。寸劇「おばあちゃん どうしたの?おサイフがない!」もあり、認知症の方にどう接していくといいかしっかり考えていました。
前半の部の最後では、認知症予防にもなる手遊びや数を探していくシートにチャレンジし、休み時間の間もそのまま取り組んでいる子もいました。
後半の部は、いろいろな場面から自分だったらどうするかをグループで意見を出し合い、発表し合いながら前半の部で学習したことを深めていきました。
学習を終えた後、子供たちは「認知症サポーター」として認定され、オレンジのバンドやカードなどが渡されました。認知症サポーターは、病気のことを正しく知って認知症の方の応援者になることだそうです。
きっと、富岡小学校3年生の子供たちは、これから認知症サポーターとして、認知症の方ばかりでなく、自分の周りの人に優しい心で、笑顔で接しながら活躍していくことでしょう。子供たちのためにすてきな心の学びの時間を与えてくださった社会福祉協議会の皆様、ありがとうございました。
同じ富岡に学ぶ先輩の姿を通して ~ようこそ先輩~
9月6日(金)
朝の時間を使って、毎年恒例の「ようこそ先輩」が実施されました。これは、特色ある教育活動を進める県立拓心高校マリン校舎の生徒さんたちが、「学校のこと・自分たちが学んでいること・将来に向けて」等の内容で、話をしてくださるものです。今年度は、マリン校舎2年の生徒会長と副会長の生徒さんが来てくださり、4年生以上の子供たちが参加しました。
まずは、学校の説明から。マリン校舎にある学科(普通科総合コース、海洋科学科海洋航海コース、海洋科学科栽培・食品コース)についてプレゼン資料を提示しながら分かりやすく説明してくださいました。子供たちも、興味津々で聞いており、「自分もマリン校舎で勉強したい」と感想に書いていた子もいました。
学校行事や部活動の話も心に残ったようです。本渡校舎とマリン校舎との間を走る25㎞のマラソン大会や、カッター部(「カッター」とは、大型船に搭載されている救命艇のことで、子供たちは説明を受けて「ペーロンのようなものだ」と言っていました)については、子供たちから質問や感想がたくさん述べられていました。
質問・感想交流の中で、2人がなぜ、このマリン校舎を進学先に選んだのか、また将来の夢についても語っていただきました。一人の生徒さんは、小さい頃水族館に連れて行ってもらったことがきっかけとなり、将来飼育員となり魚の魅力を伝えたいという夢をもって、神奈川県からこのマリン校舎に入学を決めたそうです。もう一人の生徒さんは、同じ苓北町志岐小学校の卒業生です。高校の体験入学で、魚を加工して缶詰にすることに魅力を感じ、進学を決めたそうです。夢をもって、日々の学びを深めている2人の高校生の姿は、学ぶこと、夢をもつこと、将来の仕事等について考えるいいきっかけとなったことでしょう。しっかりとした目標をもち、頑張る高校生がこの富岡で富っ子の先輩としていることを誇りに思いました。マリン校舎の生徒の皆さん、ご指導いただいた先生方、本当にありがとうございました。
クリーンタイム ~一人一鉢しっかり育てていこう!~
9月5日(木)
朝からクリーンタイムが行われました。今回は、1学期人権の花で種を蒔き育てていた苗を一人ずつ鉢に植え替えます。環境委員会の子供たちが今回も土や鉢など作業がスムーズに進むように事前に準備してくれていました。自分の鉢の花が枯れてしまわないようにこれから心を込めてお世話をしていってほしいと思います。
運動場バックネット近くの花壇には、ひまわりの種を6年生が蒔き、たんぽぽ学級の子がたっぷり水をあげました。台風10号でなぎ倒されてしまったひまわりの花、もう一度きれいに咲いてくれるといいですね。
運動場では、一人一鉢の苗を植え終わった子供たちが草取りを頑張っていました。
朝から花を植え、花壇や運動場をきれいにした子供たちは、すっきりした気持ちで1時間目の授業に臨んでいました。
スタートダッシュ 好調!
9月4日(水)
朝から砂場で体育委員の子供たちが砂を掘り起こしたり、走路を整えたりしていました。10月2日(水)に予定されている陸上記録会の練習のために、準備をしていたのです。ふるさと(友達、学校)のために、自ら動く富っ子を早速実現してくれていてとてもうれしかったです。
1時間目の授業の様子です。理科室では、5年生が夏休みの自由研究の発表を行っていました。4年生では国語「あなたならどう言う」で、よりよい対話の仕方を身に付けるために、場面を設定しロールプレイなどを行いながらそれぞれの立場の気持ちを考えていました。 3年生では、算数「長さ」の学習を行っていました。
2時間目、6年生は2学期初めての毛筆指導でした。文化展の作品に取り組むため、今回は2時間続きの授業です。上手に書くためには、まずはしっかりと見ることが大切であると話され、6年生の課題「友情」のポイントを一つ一つ丁寧に教えていただきました。6年生の子供たちも、手本とにらめっこしながら一画一画丁寧に筆を進めていきます。後半は、3枚の清書に取り組み、一番よくできた作品を先生と一緒に選び、その作品に名前を書いて仕上げました。
3時間目、体育館では1年生が体育を行っていました。うつ伏せなどいろいろな姿勢からのダッシュをしたり、しっぽ取りゲームをしたりと広い体育館を4人で大きく使いながら楽しんでいました。たんぽぽ学級では、コンパスや定規で絵を描き、2学期のめあてを書いた後、3つめのプログラム、粘土に取り組んでいました。2年生は、生活科で話合いを行っていました。1年生を楽しませるためのおもちゃづくりを行っていくそうです。1年生が楽しんでくれるといいですね。
2学期が始まって3日目。どの学級も落ち着いた雰囲気と2学期頑張るぞと言う子供たちの気合いの中で、学習が進められていました。スタートダッシュはバッチリといったところです。これから疲れが出て失速していかないよう、体調管理等に気を付けながら頑張ってほしいと思います。
2学期が始まりました!
9月2日(月)
2日遅れの2学期が今日から始まりました。久しぶりに登校班の子供たちからの「おはようございます!」を聞くことができてとてもうれしかったです。
始業式の前に、中学年はたんぽぽホールによる読み聞かせが行われました。今日は「ヤマタノオロチ」というお話。絵本の読み聞かせだけでなく、日本の神話について興味深いお話をたくさんしていただきました。子供たちも目を輝かせながらお話に聞き入っていました。たんぽぽホールの皆様、2学期もよろしくお願いします。
1時間目にホールで始業式が行われました。校長からは、パリオリンピックの選手の姿から学んだことについて話をしました。金メダルを確実にとれると思っていた選手がまさかの敗退であったり、最後の最後で大逆転の金メダルであったりと、オリンピックは何が起こるかわからないもの、それだけに最後まで「あきらめない心」をもつことが大事であると感じました。「努力の先に得られるものは『成功』ではなく『成長』である」子供たちにとってもこれからの2学期、たくさんの行事や活動の中で「あきらめない心」で努力を続け、自分が成長できたといえる学期にしてほしいと願っています。また、「ありがとう」の言葉や気持ちを大切にしながら、ふるさと(自分・友達・家族・地域・・・)のために自分ができることを考え、進んで行動できる富っ子にもなってほしいと話しました。
生活担当の先生からは、携帯電話等(メール、ライン)でつながることの危険性について話をされました。小学生がSNS等の問題で事件に巻き込まれないためにも、日頃からメールやラインはお家の方にチェックしていただくことが必要になってくることもあります。ご家庭でも、携帯電話等の使用ルールをしっかり話し合っておかれてください。また、夏休みに積極的に本を借りた児童の紹介も行われました。
保健と図書担当の先生から、1学期の「はてなつ(ハンカチ・ティッシュ・名札・つめ)パーフェクト賞」と本の貸し出し冊数が多かった子供たちの名前が呼ばれ、賞状が渡されました。
恐竜絵画コンテストの表彰も行われました。
最後に、器楽部の伴奏で元気よく校歌を歌い、始業式を終わりました。話を聞く姿勢もよく、立派な参加態度でした。
式が終わった後、体育主任の先生からうれしいお知らせが・・・ロアッソ熊本を運営する(株)アスリートクラブ熊本から、サッカーボールを5個いただきました。ロアッソ熊本の1ゴールにつき、サッカーボールを5球、県内の小学校に寄贈する「1ゴールアシスト事業」を行っているそうです。大谷選手のグローブに続き、子供たちも大喜びです。子供たちのために寄贈してくださる方の思いを大切にしながら、たくさん使ってほしいと思います。
始業式が終わると、各教室では2学期のめあてや係を決めたり、宿題の確認を行ったり・・・久しぶりの教室で友達や先生と楽しい時間を過ごしていたようです。給食もさっそく始まりました。今日のメニューは、「セルフおにぎり(しそ)、高野豆腐とわかめの味噌汁、切り干し大根の酢の物、イワシおかかに」。1年生も、にこにこしながらおいしそうに食べていました。
2学期スタート初日ではあったのですが、高学年は6時間目までしっかり学習を行っていました。これから1週間、暑い日も続き体もかなり疲れることでしょう。早く学校のリズムを取り戻し、実りのある2学期に向けてのスタートダッシュをきめることができるといいですね。
準備完了!~いよいよ2学期開始~
8月30日(金)
台風10号接近のため、2学期開始が延びてしまいましたが、いよいよ9月2日(月)から、78日間の長い2学期が始まります。今回の台風10号は、かなり大きな被害が出るのではないかと予想され、学校でも先生方が様々な台風対策を行いました。
8月29日(木)の朝は、暴風が吹き荒れましたが、午後にはおさまり、学校も特に被害はありませんでした。8月30日(金)に雨が止むと、先生方は雨風で汚れた各教室の窓を洗い流したり、台風に備えて片付けたプランター等をもとに戻したりと、2学期に子供たちを気持ちよく迎える準備に大忙しでした。
そして、教室には、夏休みの宿題のことや子どもたちに向けて担任の先生からの温かいメッセージが黒板に書かれていました。職員室前の掲示板も、9月の行事予定や秋を感じさせる掲示がしてありました。
さあ、2学期に向けての準備は完了です。
9月2日(月)、子どもたちが元気に登校してくるのを楽しみに待っています・・・
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 小田原 美芽
運用担当者 教頭 川端 智紀