学校生活

2023年6月の記事一覧

不審者対応避難訓練

6月29日(木)

2時間目から業間にかけて、不審者対応避難訓練が行われました。今回は、2階の5年教室に不審者が入ってきたという設定でした。男性職員がさすまたや催涙スプレーを持って対応にあたり、その他の職員が子供たちを体育館に誘導します。子供たちも真剣な表情で避難し、体育館に集まってからも不審者確保の連絡があるまでは、息をのんで静かに待っていました。

不審者役を務められた警察の方や職員が体育館に来られて、みんなでまとめの会を行いました。警察の方からは、自分の命を守るための「いかのおすし(ついていかない・らない・おごえをだす・ぐにげる・らせる)」についてお話しくださいました。

まとめの会が終わると、子供たちは不審者対応に関する動画を全校で視聴、体育館の後ろでは職員に対して警察の方から不審者対応についての指導が行われました。今回は、男性職員が対応しましたが、男性職員が不在の場合は女性職員も対応しなければなりません。全職員危機意識をもって熱心に聞いていました。

 

  まとめの会で校長からは、子供たちでもできる防犯について話をしました。学校には防犯カメラなど設置されていますが、不審者にとって最もこわいのは防犯カメラではなく、「人の眼」です。悪いことをしようと考えている人は、挨拶をされたときにちゃんと挨拶を返すことができません。挨拶をすることでそういった怪しい人を見破ることもできるし、不審者側も「まずい」と思い、悪いことをしなくなります。また、地域の方に普段から挨拶をして顔を覚えてもらって顔見知りになっておくと、いざというときに助けてもらえます。まさに、「挨拶」は誰でもできる防犯です。これからも元気に挨拶をして、防犯に努めていってほしいと思います。

 

ペーロン練習開始(プール練習)

6月26日(月)

7月16日(日)に、4年ぶりにペーロン大会が開催されます。今年度は、以前と要項も変わり、小学生は保護者や先生方と一緒に船をこぎます(ファミリーの部)。4年生以上のご家庭に参加を募ったところ、富岡小からは2艇出場することになりました。この日は、結団式とプールでの初練習が行われました。

ほとんどの子供たちが、ペーロン初体験。まず櫂を持って、自分が左右どちら側でこいだ方がいいかを決めます。ペーロン経験者の保護者の方も来てくださり、子供たちにこぎ方を丁寧に教えてくださいました。

「1・2・3!」と全員で声をかけながら練習。櫂を持ってこぐだけで精一杯で、まだ大きな声は出せなかったようでした。しかし、少しずつコツをつかみ始めた子も出てきました。最後に、先生のたたくリズムに合わせて5分間こぎ続けました。

みんなの息が合い、船がぐんと進むうれしさは、なんとも言えないものがあります。私も以前参加したとき、一緒に船に乗った人たちとの一体感を味わうことができ、参加してよかったと思いました。練習はきついかもしれませんが、みんなで声をかけ合い、達成感や満足感を味わえるようがんばってほしいと願っています。

ご協力いただく、PTAや地域の皆様、大会まで大変お世話になります。

プール開き週間

6月20日(火)

この日、低学年と高学年合同のプール開きが5時間目に行われました(中学年は21日でした)。1年生の始めの言葉でスタート。プールでの学習の約束を確認した後、準備運動をすませ、いよいよプールに入ります。

高学年は、大プールで水慣れです。みんなでプールをぐるぐる回り、水の流れができたところで逆方向に・・・流れに逆らうのはとても難しく、子供たちからも歓声が上がっていました。

低学年は、小プールで水慣れです。天気が良く、水も気持ちよく感じていたようです。子供たちは、誰一人水を怖がることなく、顔を水につけたり、もぐったり・・・感心しました。

それぞれの水慣れが終わると、低学年と高学年の子供たちで2~3人のグループをつくり、大プールで自由時間を楽しみました。1・2年生にとって大プールは、深くて怖さを感じる子もいるかと思いましたが、高学年の子供たちがおんぶをしたり、手を引いたりしながら楽しく泳げるようにと工夫していました。中には、泳ぎ方を丁寧に教えているペアもいました。

中学年は、21日(水)にプール開きを行いましたが、この日はあいにくの雨。少し肌寒くプールの中に入る時間も短くなってしまいましたが、23日(金)には、よい天気の中、楽しく水泳の学習に取り組むことができました。

 

 

先生にインタビュー(1年・生活科の学習より)

6月20日(火)

2時間目、理科室、職員室、校長室に「小さなお客さん」が訪れました。生活科で、先生方にインタビューする活動だそうです。3~4人のグループで、自分たちだけでそれぞれの場所を訪問し、「どんなお仕事をしているんですか。」など、インタビューを行い、学習シートに一生懸命聞きとったことをメモしていました。中には、「ハッピーな時はどんな時ですか?」という質問も・・・まさに、1年生の子供たちのかわいらしいインタビューにハッピーな気分になったひとときでした。

おじいちゃん おばあちゃん ありがとうございました ~敬老ふれあい会~

6月15日(木)

子供たちのおじいちゃん・おばあちゃんや富岡地区にお住まいのおじいちゃん・おばあちゃんをお招きして「敬老ふれあい会」が体育館で開催されました。例年なら6年生や企画委員の子供たちが担当するのですが、今年度は4年生が総合的な学習の時間の取組の一環として準備や進行を任されました。開催日までに招待状や名札を作成したり、当日も会場設営や開閉会式のリハーサルをしたりと頑張りました。

1年生による始めの言葉で会がスタート。招待者を代表して富岡地区老連会会長さんからもメッセージをいただきました。4年生によるコーナーの紹介等が終わると、いよいよ縦割り班(かなた班)ごとに5つのコーナーでの活動開始です。

 

5つのコーナーでの活動の様子です。まずは、「七夕飾り・折り紙コーナー」。出来上がった飾りや願い事を書いた短冊を両脇におかれた竹に結び付けていました。

「竹とんぼコーナー」。地域の方が子供たちのために、よく飛ぶ竹とんぼを作ってきてくださいました。コツを教えてもらい、夢中で飛ばしていました。

「おはじきコーナー」。2~3人の組をつくり、おはじき遊びを楽しみました。指でうまくはじき、たくさんおはじきをとることができて喜ぶ子供たちでした。

「めんこコーナー」。昔めんこの達人だったおじいちゃんたちからコツを教えてもらい、次第に子供たちのめんこの音が変わってきました。

「お手玉コーナー」。おばあちゃんたちのお手玉の技を見て「すご~い」と感心する子供たち、自分たちも・・・と粘り強く練習していました。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、閉会式となりました。感想発表では、「おじいちゃんやおばあちゃんたちとおしゃべりできて楽しかった」「人生で初めて竹とんぼを飛ばすことができてうれしかった」など出され、参加された方々も、ニコニコ笑顔で聞いていらっしゃいました。

最後は、参加して下さった方に富っ子みんなでお礼の言葉を伝え、会を終了しました。久しぶりに行うことができた全校児童と地域の方との交流活動、今後子供たちも地域のためにできることは何かを考えながら、双方向的な地域学校協働活動を進めていきたいと思います。

ご多用の中、ご参加くださった方々、中心となって会の準備に携わっていただいた地域学校協働活動推進員さん、本当にありがとうございました。これからも、どうぞよろしくお願いします。

水泳学習の準備が整いました! ~プール掃除~

6月10日(金)

9日(木)に実施予定だったプール掃除が、雨のため10日(金)に延期されました。時間割の都合上、今回は1・2年生を除く3年生以上の子供たちで行いました。

5・6年生は大プール、3・4年生は小プールやプールサイドをきれいにしていきました。みんな大張り切り、黙々と磨きます。すると、みるみるうちに壁や床の色がきれいな水色になっていきます。

1・2年生が参加できなくなったため、今年は時間がかかるだろうと思ったのですが、なんと1時間で終了。子供たちの集中力と団結パワーに感心しました。

 

最後は、先生からのシャワーを浴びて、気持ちよさそうでした。

いよいよ、水泳の授業が始まります。今年も、事故なく楽しく水泳に取り組み、泳力を伸ばしていけるといいですね。

今年もがんばっています ~NIE活動~

6月2日(金)

金曜日の8時20分から8時45分までの25分間、子供たちは読書やNIE活動に取り組んでいます。NIE活動とは、新聞記事を題材にした学習活動で、この日も低・中・高学年において発達段階に応じた活動が行われていました。

まずは、1年生。まだ平仮名を習ったばかりの1年生には、新聞記事を自力で読んでいくのは難しいので、担任の先生と一緒に記事を読み、記事の中に使われている句点(。)や「 」を見つける活動を行っていました。ゲーム感覚で新聞記事に触れ、興味・関心をもつところから始めます。(お家でも、ひらがな探しゲームなどされてみては・・・)

3年生は、新聞記事を読んで質問に答えたり、記事の内容に合う見出しを考えたりする学習に取り組んでいました。

5年生は、新聞記事を読み、その内容を要約する活動を行っていました。5年生にもなると、低学年からの積み重ねもあり、どの子もすらすらと要約文を書いていました。

たんぽぽ学級でも、1年生と4年生ともに自分のNIEシートに集中して取り組んでいました。

最近は、テレビやネットなどで新聞を読まなくても日々のニュースや話題がわかるようになっています。新聞をとっていない家庭も多くなっています。学校では、NIE活動を通じて新聞や活字への興味・関心を高め、読む力や書く力を伸ばしていきたいと考えています。

ご協力ありがとうございました ~風水害児童引き渡し訓練~

6月1日(木)

6月に入り、雨の多い時期になってきました。例年、本校では風水害に備え集団下校訓練を行っていましたが、今年度は保護者の方への児童引き渡し訓練を実施しました。(年間計画に入っていなかったため、急遽お仕事の都合等調整していただくなど、ご迷惑をおかけしました。)

5時間目終了後、大雨洪水警報が発令され、保護者の方に安心メールを流し、今から迎えに来られるという設定で訓練が始まります。子供たちは担任の先生方の話を聞いた後、全員ホールに集合し人数の確認を行います。

次に、保護者への引き渡しがしやすいように児童玄関前に、学年ごとに分かれて並んで待ちます。

その頃、保護者の方は運動場の外側を回りながら、体育倉庫近くの職員に名前を告げ、その職員から児童玄関に待機している職員に児童名を伝達。職員から呼ばれた子供たちは速やかに靴を履き、保護者の車に乗り込みます。

地区を2つのグループに分け、15分ずらしでお迎えにきていただいたため、大きな渋滞はありませんでしたが、運動場が雨でぬかるみ、タイヤがスリップして走行しづらかった等、課題も見えてきました。今回の反省点をもとに、より安全にスムーズに引き渡しを行っていけるよう方法等検討し、改善を図っていきたいと思います。

また、今回は風水害を想定しての引き渡しでしたが、地震等の大規模災害発生時や不審者対応においては、引き渡しカードを用いて保護者への引き渡しを行うなど、現在マニュアルを作成中です。完成しましたら保護者の方にも周知を図り、訓練も行っていけたらと考えております。

今回の風水害児童引き渡し訓練では、ご多用の中にもかかわらずご協力いただき誠にありがとうございました。