This is US! ~学校生活~

This is US! ~学校生活~

新聞投稿に込めた、平和への願い〜友達を大切にすることが、平和への近道〜

南関三小では、日々の学びや体験を自分の言葉で表現する力を育てるために、新聞投稿にも積極的に取り組んでいます。6年生の池田さんの投稿が、令和7年11月21日付けの熊本日日新聞に掲載されました。 タイトルは「平和への近道 友達を大切に」。

長崎への修学旅行で、語り部の方のお話を聞いたり、原爆資料館を見学したりする中で、戦争の悲惨さと平和の大切さを深く感じました。 その中でも、「友達を大切にすることが平和への近道」という語り部の方の言葉が、心に強く残ったそうです。日々の生活の中で友達と仲良くすること、思いやりをもって接することが、世界の平和につながる第一歩だと感じ、その思いを自分の言葉で丁寧に綴りました。

新聞に掲載されたことはもちろん嬉しいことですが、それ以上に、自分の心で感じたことを社会に向けて発信するという経験は大きな学びとなりました。

これからも、子供たち一人ひとりの「伝えたい思い」を大切にしながら、言葉を通して広がる学びをていねいに育んでいきたいと思います。

 

平和を感じ、仲間と心をつないだ修学旅行 〜6年生 長崎方面へ〜

10月17日(金)から10月18日(土)の二日間、6年生の子供たちが長崎方面へ修学旅行に出かけました。 これまで学校で学んできた平和についての学びを、実際の場所で確かめることができた今回の旅。子供たちにとって、心に深く残る二日間となりました。

1日目は、長崎市の平和公園での平和集会からスタート。 子供たちは「平和の誓い」の発表と、福山雅治さんの「クスノキ」の合唱を、平和祈念像の前で心を込めて届けました。 その歌声は、訪れていた方々の心にも響き、平和への願いが会場全体に広がるような、感動的なひとときとなりました。

午後は、原爆資料館や爆心地公園、如己堂、浦上天主堂、山里小学校などを巡るフィールドワークを行いました。 資料や建物に残る爪痕にふれながら、子供たちは戦争の悲惨さや命の尊さについて、静かに、そして真剣に向き合っていました。

夜には、ホテルから長崎の夜景を眺める時間もありました。 かつて焼け野原だった場所が、今では「100万ドルの夜景」と呼ばれるほどの美しい街になったことに思いを寄せ、平和な時代に生きている幸せをかみしめる姿が見られました。

2日目は、ハウステンボスでの班別活動を行いました。 子供たちは、事前に立てた計画をもとに、班の仲間と声をかけ合いながら行動し、時間を守って協力し合う姿がたくさん見られました。 楽しさの中にも、思いやりや責任感が光る、学びに満ちた一日となりました。

この修学旅行を通して、子供たちは南関第三小学校の教育目標である 「やさしく・しっかり考え・たくましい南関三小っ子」として、 平和を願う心、仲間と協力する力、そして学びを深める姿勢をしっかりと育んでいました。 この経験を胸に、これからの学校生活でも、子供たちの成長がますます楽しみです。

ふるさとの“おいしさ”と“やさしさ”にふれて 〜2年生 校区たんけん〜

11月25日(火)と11月27日(木)に2年生の子供たちが校区たんけんに出かけ、「しろうさぎ」「しずくや」「交流センター」を訪れました。 地域の方々のあたたかさにふれながら、南関町のすてきなところをたくさん見つけることができました。

「しろうさぎ」では、あん入りのおいしいお餅が丁寧につくられている様子を見学しました。 もち米の香りが広がる中、子供たちは作業のひとつひとつをじっくり見つめ感心していました。

「しずくや」では、小籠包づくりの様子を見せていただきました。 蒸し器から立ちのぼる湯気や、包まれた具材の工夫にふれながら、子供たちは食材や調理の工夫に興味をもって見学していました。

「交流センター」では、地域の方々が集まり、ふれあいながら過ごしている様子を見学しました。 人と人とがつながる場所の大切さを感じながら、子供たちは地域のあたたかさにふれていました。

今回の校区たんけんを通して、子供たちはふるさとの“おいしさ”と“やさしさ”にふれ、地域への親しみと感謝の気持ちを育むことができました。 これからも、地域とともにある学校を大切にしながら、ウェルビーイングの循環のもと子供たち一人ひとりがふるさとを愛する心を育んでいきたいと思います。

南関第三小学校の児童玄関に秋の掲示

秋の深まりとともに、南関第三小学校の児童玄関にも、季節の彩りが広がっています。 松本千奈美先生が秋の掲示を制作してくださいました。

掲示板には、色とりどりの折り紙でつくられた紅葉や秋の草花が丁寧に飾られています。 赤や橙、紫に染まった葉が風に舞うように配置され、まるで秋の森を歩いているかのような、あたたかくやさしい雰囲気が感じられます。

見る人の心をほっと和ませる温もりが伝わってきます。 子供たちは季節の変化を感じながら見ています。

 

秋の南関第三小学校

秋が深まり、朝夕の空気には次第に冷涼な気配が感じられるようになりました。 この頃、南関第三小学校の校庭では、銀杏の木々が鮮やかな黄金色に色づき、やがて静かに葉を落とし始めています。 落葉は地面を覆い、校庭一面に黄色い絨毯を敷き詰めたかのような、たいへん美しい風景が広がります。

この季節ならではの自然の移ろいは、児童が四季の変化を肌で感じ取る貴重な機会となっております。 また、銀杏の落葉が織りなす景観は、児童の感性を育み、自然への関心を高める一助となっています。

山王神社の被爆クスノキにふれて

6年生は10月17日(金)から長崎市へ修学旅行に行きました。
「クスノキ」は、長崎市出身の福山雅治さんが、長崎の原爆で被爆しながらも生き残った山王神社のクスノキを題材に、平和への願いを込めて作詞・作曲した楽曲です。子どもたちは、この歌を通じて平和への思いを深めました。

平和公園をあとにした6年生は、山王神社の被爆クスノキを訪れました。 爆心地からわずか800メートルの場所にありながら、奇跡的に生き残った2本のクスノキ。 その幹には、今もなお爆風の爪痕が残っており、戦争の記憶を静かに語りかけてくるようでした。

子供たちはの幹を見て命のたくましさと平和への思いを新たにしました。

平和公園での平和集会

6年生は10月17日(金)から長崎へ修学旅行に行きました。一日目に、長崎市の平和公園を訪れた6年生は平和集会を行いました。 この集会は、子供たちが平和への思いを高め魂を込めて練習を重ねてきました、平和への願いを込めた「平和の誓い」の発表と、福山雅治さんの「クスノキ」を平和祈念像の前で合唱しました。「クスノキ」は、長崎の被爆した楠をテーマにした曲。 子供たちのやさしく力強い歌声が、平和祈念像のある広場に広がり、その場にいた多くの方々の心にも、深い感動を与えていました。

「戦争のない世界にしたい」 「命を大切にする人になりたい」 一人ひとりが自分の言葉で語るその姿は、真剣そのもので、平和の尊さを心から伝えようとする思いがしっかりと響いていました。

5年生の脱穀

10月30日(木)、秋の深まりを感じるある日、5年生が稲作体験のしめくくりとなる「脱穀」に取り組みました。 春に田植えをしてから、地域の方々に見守られながら大切に育ててきた稲。 この日は、かけ干しして乾燥させた稲を、脱穀機を使ってお米にする作業を行いました。

この貴重な体験を支えてくださったのが、「お米先生」こと福山正英先生と、相谷区の皆様です。 ずいぶん前から準備をしてくださり、子供たちが安全に、そして楽しく作業できるようにと、教えてくださいました。

初めて見る脱穀機に、子供たちは興味津々で目を輝かせながら、真剣な表情で作業に取り組んでいました。 作業の合間には、福山先生や地域の方々が子供たちにやさしく声をかけてくださり、「地域の人がいてくれるから、こんな体験ができるんだね」「ありがとうって、ちゃんと伝えたい」と、子供たちは感謝の気持ちをしっかりと心に刻んでいました。食べ物の大切さや、支えてくれる人への感謝の心を育む機会となりました。一粒一粒に込められた思いと、地域の皆様への感謝の気持ちを胸に、これからも学びを深めていきます。

今後お結びの会などを計画してお米やお世話になった方々への感謝を表していきます。

NO.16 251127 学校だより R7「好きです! 南関三小」16号(南関第三小学校)

NO.16 251127 学校だより R7「好きです! 南関三小」16号(南関第三小学校)を配付しました。

今までの学校だよりは、ホームページ「学校だより 『好きです!南関三小』」コーナーにアップしていますので、ご覧ください。

下記PDFファイルをクリックしてください。

NO.16 251127 学校だより R7「好きです! 南関三小」16号(南関第三小学校).pdf

子供たちの未来を育む3つの力〜やさしく・しっかり考え・たくましい「南関三小っ子」をめざして〜

南関第三小学校では、学校教育目標に「やさしく・しっかり考え・たくましい南関三小っ子の育成」を掲げ、子供たちの心と力の両面を育てる教育を大切にしています。 この目標を実現するために、日々の授業や生活の中で、次の3つの資質・能力を重点的に育んでいます。

 

協力する力

相手を思いやり、助け合いながらともに高め合う力 友達の意見に耳を傾けたり、困っている子に声をかけたりする姿が、教室のあちこちで見られます。 たとえば、企画委員会による「全校遊び」では、子供たちが自分たちで遊びを考え、みんなが楽しめるように工夫を重ねました。 思いやりと協力の心が自然と育まれる、あたたかな学びの場となっています。

 

考える力

自ら問いをもち、深く考え、他者の意見に耳を傾ける力 理科の授業では、「どうして音が聞こえるの?」「もっと溶けるにはどうしたらいい?」といった問いから学びが始まります。 予想を立て、実験し、友達と話し合いながら考えを深めていく中で、自分の考えを広げ、他者とつなげる力が育っています。

 

やり抜く力

困難に向き合いながらも、最後までやり遂げようとする粘り強さ 運動会や学習発表会、稲作体験など、挑戦と継続が求められる活動の中で、子供たちは「もう一度やってみよう」「最後までやりたい」と前向きに取り組んでいます。 失敗してもあきらめず、仲間と支え合いながら努力を重ねる姿に、たくましさと成長の芽が感じられます。

これらの力は、教科の学びだけでなく、日々の生活や地域との関わりの中でも育まれているものです。 南関第三小学校では、これからも子供たち一人ひとりの可能性を信じ、地域とともに歩む教育を大切にしていきます。

地域の恵みにふれて〜キウイ収穫体験〜

10月24日(金)、秋のやわらかな日差しの中、南関第三小学校の1・2年生が、校区内にあるニューガイアアグリ株式会社 南関豊永キウイファームを訪れ、キウイの収穫体験を行いました。この活動は、ニューガイアアグリ株式会社様二お世話になり地域の自然や産業にふれながら、食べ物の大切さや感謝の心を育むことを目的に、毎年実施されているものです。

 子供たちは、たわわに実ったゴールドキウイを見上げながら、大きい、おいしそうと目を輝かせて収穫に挑戦。 収穫したキウイは、しばらく追熟させることで中身が黄金色に変わり、甘くてジューシーな味わいになるそうです。子供たちは早く食べたい、おうちの人にも見せたいと、自然の恵みに心を躍らせる子供たちの姿がとても印象的でした。

 収穫を終えた子供たちは、「楽しかった!」「また行きたい!」と笑顔いっぱい。 自分の手で収穫した喜びを全身で味わい、秋の実りを五感で感じることができたようです。 1・2年生にとって、この体験はきっと心に残る素敵な思い出になったことでしょう。

 

この体験を支えてくださったのが、ゼスプリ社と契約し、全国にキウイ園地を展開するニューガイアアグリ株式会社の皆さんです。 南関豊永ファームは、熊本県内でも有数の規模を誇るキウイ園地で、地域の農業と子供たちの学びをつなぐ貴重な場となっています。

 当日は、ニューガイアアグリの皆様、地域の方々ご協力いただき、地域と学校が手を取り合って子供たちの成長を支える姿が見られました。子供たちにとっては、実を摘み、自然のありがたさや人とのつながりを実感する大切な時間となりました。

豊かな心に裏打ちされた確かな学力の育成 〜南関第三小学校の願いと実践〜

南関第三小学校では、「やさしく・しっかり考え・たくましい南関三小っ子」の育成を教育目標に掲げ、子供たちの心と力の両面を育てる教育を大切にしています。 その中心となる考え方が、「豊かな心に裏打ちされた確かな学力の育成」です。

■ めざす学校像
学校が目指す姿は、次の3つの柱で表されています。

安全・安心に学べる学校
学びが充実した学校
地域とともにある学校
この中でも、「学びが充実した学校」という言葉には、子供たちが安心して自分の考えを表現し、仲間とともに学び合う環境づくりへの強い願いが込められています。

■ 豊かな心を育む日々の学び
ホームページでは、子供たちが授業や活動を通して、豊かな心に裏打ちされた確かな学力を育んでいる様子が紹介されています。

たとえば、理科の授業では、「どうしたらもっと溶けるのかな?」という問いから始まり、子供たちが予想を立て、実験を通して確かめ、仲間と話し合いながら考えを深めていく姿が見られます。 その過程には、自分の考えを大切にしながら、他者の意見にも耳を傾ける姿勢が育まれています。

また、企画委員会による「全校遊び」の取組では、子供たちがふせんにアイデアを書き出し、掲示板で共有しながら、みんなが楽しめる遊びを自分たちで創り出す喜びを味わっています。 こうした活動は、思いやりや協力する力、創造する力を育てる大切な場となっています。

■ 確かな学力を支える指導の工夫
南関第三小学校では、確かな学力の育成に向けて、「協力する力」「考える力」「やり抜く力」の3つを重点的に育てています。

協力する力:相手を思いやり、助け合いながらともに高め合う力
考える力:自ら問いをもち、深く考え、他者の意見に耳を傾ける力
やり抜く力:困難に向き合いながらも、最後までやり遂げようとする粘り強さ

これらの力は、教科の学びだけでなく、生活や体験活動の中でも育まれており、子供たちが自分の学びに向き合い、成長を実感できるような支援が行われています。

■ 教職員の姿勢と学校経営
教職員は、「子供一人ひとりを認め、褒め、励まし、伸ばす教師」「授業で勝負し、子供を伸ばす教師」として、子供たちの可能性を信じて関わる姿勢を大切にしています。 また、学校全体で「共通実践」を共有し、日々の教育活動を振り返る「リフレクション・サイクル(AAR)」を通して、学校組織としての成長を目指すマネジメントが行われています。

 
南関第三小学校では、これからも豊かな心に支えられた確かな学力の育成を通して、子供たちが自分らしく輝き、未来を切り拓いていけるような教育を進めていきます。

「10年後の南関町」へ 〜6年生のまなざし〜

10月8日、南関町交流拠点施設「ukara(うから)」で行われた町制施行70周年記念式典に、本校の6年生が代表として参加しました。 式典では、「10年後の南関町」をテーマに、子供たちが未来の町の姿を発表しました。

総合的な学習の時間「大好き!南関町」での学びをもとに、3つのグループに分かれて考えた提案は、どれも子供たちの視点と願いが込められたものです。

「買い物や遊び、仕事ができる多目的ビルをつくって、町をにぎやかにしたい」 「体育館にエアコンをつけて、暑さに負けず安心して学べる学校にしたい」 「南関町の歴史や文化を大切にしながら、外国の方と交流できるイベントを開きたい」

どのグループも、自分たちの言葉で堂々と発表し、会場の皆さんからは「子供たちの発想に感心した」と、あたたかい拍手が送られました。

この発表の思いをさらに広げてくれたのが、6年生の森川くんの熊本日日新聞の【若者コーナー】に、「町に路面電車を走らせたい!」という夢を投稿しました。 高齢者や子供たちがもっと安心して移動できる町にしたいという願いが込められた提案は、11月23日の紙面に掲載され、多くの方々の心に届きました。

子供たちのまなざしは、今の町を見つめ、未来を想像し、やさしく、そして力強く語りかけてくれます。 これからも、地域とともに歩みながら、子供たちの声が町の未来をつくっていくことを、私たち大人も大切にしていきたいと思います。

 

3年生理科授業

この日の小栁先生の授業では、トライアングルを使って、 子どもたちは、まず音の出し方について予想を立て、実際にトライアングルを鳴らして音の違いを確かめました。トライアングルに付箋をつけて、強くたたいたり弱くたたいたりする実験に挑戦! 音の違いだけでなく、付箋の揺れ方に注目することで、新たな気づきが生まれました。

身近な音を通して、ふしぎに出会い、考える力や感じ取る力が育つ、あたたかな学びのひとときでした

また南関町教育委員会の寺田指導主事に来校いただき授業改善について助言を受け学ぶことができました。

「どうしたら溶けるのかな?」~5年生 理科 福永先生の授業より~

「溶け残ったものを、どうしたらもっと溶かせるんだろう」 そんな問いかけから、福永先生による理科の授業が始まりました。

「水の量をふやす」「あたためる」「かきまぜる」など、子どもたちから出された予想があり、みんなの考えが教室いっぱいに広がっていきました。

実験では、実際に水の量や温度を変えて確かめながら、目を輝かせて観察する姿が見られました。 結果をもとに、話し合って考えをまとめていきます。

みんなでつくる、みんなの遊び ~企画委員会の取組~

「こんにちは 全校遊び企画会議です」 そんな元気なあいさつから始まる掲示板には、全校遊びをもっと楽しくするためのアイデアがたくさん集まっています。これは、企画委員会の子どもたちが中心となって進めている取組です。

掲示板には、ピンクや青のふせんに書かれた子どもたちの声やアイデアがぎっしり。 「こんな遊びがしたい!」「こうしたらもっと楽しくなるかも!」といった思いが、にこにこマークとともに並んでいます。 写真も添えられていて、過去の活動をふり返りながら、よりよい遊びを考える姿が伝わってきます。

 

机の上にはペンとふせんが用意されていて、誰でも自由にアイデアを書き込めるようになっており、全校みんなでつくる遊びの時間になっていることが感じられます。

 こうした取組を通して、子どもたちは自分たちで考え、伝え合い、形にしていく楽しさを味わっています。 これからの全校遊びが、どんなふうに広がっていくのか楽しみです。

朝の一コマ ~礼儀正しく、すがすがしく~

朝の光の中、南関第三小の子どもたちは、今日も元気に登校してきます。 登校班で歩く姿は、にぎやかさの中にも落ち着きがあり、一日のはじまりにふさわしい、すがすがしい風景です。

 

横断歩道では、子どもたちがしっかりと手をぴんと挙げて、左右を確認しながら渡る姿が見られます。 その手は、渡り終えるまできちんと挙げたまま。 安全への意識がしっかりと身についていることが伝わってきます。

そして、渡り終えたあとには、深くお辞儀をしてくれる登校班も。 その姿に、見守っている地域の方々や先生たちも思わず笑顔になります。 「おはようございます」と交わされるあいさつとともに、礼儀正しさと感謝の気持ちが自然とあふれる朝となっています。

こうした日々の積み重ねが、やさしく・しっかり考え・たくましい南関三小っ子を育てているのだと感じます。 これからも、地域の皆さまとともに、子どもたちの安全で温かな登校を見守っていきたいと思います

 

英語の絵本にふれて ~読書旬間のひととき~

秋の読書旬間が始まり、南関第三小の校舎には、ページをめくる音と、物語に耳を傾ける静かな時間が流れています。 今年は、先生方による読み聞かせに加えて、村岡校長先生による英語の絵本の読み聞かせも行われました。 子どもたちは、英語の響きや絵の世界にふれながら、ことばの面白さや、物語のあたたかさを感じるひとときを過ごしています。

11月21日(金)は5年生へ英語の本の読み聞かせがありました。

学年ごとに選ばれた絵本は、どれもリズムやくり返しが心地よく、子どもたちの心にすっと届くものばかりです。

3年生では『Dear Zoo』が読まれました。 ページをめくるたびに動物が登場するしかけに、「次は何が出てくるかな?」と目を輝かせていました。

4年生は『Brown Bear, Brown Bear, What do you see?』。 くり返しのフレーズが心地よく、聞いているうちに自然と口ずさむ子も。 色や動物の名前が英語で出てくるたびに、「知ってる!」と嬉しそうな声があがりました。

5年生では『THE VERY HUNGRY CATERPILLAR』が登場。 小さなあおむしが食べ物を食べながら成長していく様子に、「かわいい!」「英語でもわかる!」と、物語の展開に夢中になっていました。

6年生には『GUESS HOW MUCH I LOVE YOU』が読まれました。 うさぎたちのやりとりに、静かに耳を傾けながら、「気持ちを伝えるってすてきだな」と感じる子もいたようです。

校長先生のやさしく語りかける声に、子どもたちは自然と引き込まれ、英語の音や絵本の世界を心で感じ取る姿が印象的でした。 読み終えた後には、「楽しかった!」「英語っておもしろい!」という声が聞かれ、ことばの広がりと心の動きが感じられる時間となりました。

読書旬間は、ただ本を読むだけでなく、本を通して人とつながり、心を動かす時間でもあります。 英語の絵本との出会いが、子どもたちの世界を少し広げてくれたように感じました。

これからも、南関三小っ子たちが、たくさんの本と出会いながら、考える力や豊かな心を育んでいけるよう、読書の時間を大切にしていきたいと思います