最終更新日 2024.10.18
2022年9月の記事一覧
さわやかな秋空の下で
9月30日(金)
早いもので、今日で9月も終わりです。
今週は、さわやかな秋晴れの日が多く、子供たちも朝や昼休みには、鉄棒、虫取り、サッカー、野球、鬼ごっこ、リレー・・・などいろいろな遊びを楽しんでいました。
6時間目には、来週10月5日(水)に行われる陸上記録会に向けての練習が行われました。
28日(水)の練習では、走り幅跳びと走り高跳びに分かれ、体育主任の先生から跳び方のコツを教えていただき、フォームも改善されてきました。
今日は、100m走に出場する子供たちは、ウォーミングアップ(いろいろな走り・・・結構スキップできないんですね。子供たち、悪戦苦闘していました)やクラウチングスタートの練習を行い、最後は全員で100mの記録をとって終わりました。
10月5日は、それぞれの種目でいい結果が出るといいですね。
「いのちの音色」を感じながら ~月足さおりさんコンサート~
9月27日(火)
富岡小学校は、今週から人権旬間です。その取組の一つとして5校時に「なかよし集会」が行われました。
この日は、球磨郡あさぎり町出身のピアニスト、月足さおりさんをお招きしたコンサートでした。月足さんは、生まれつき骨盤の一部の「仙骨」がない病気のため、右半身が麻痺されています。通常、ピアノは左手で伴奏、右手でメロディを弾きますが、この両方を1本の手で弾かれるのです。その美しい音色と高い技術力が評価され、国内外で数々の賞を受賞されています。そんな月足さんのコンサート、オープニングは富岡小器楽部とのコラボ演奏でした。当日初めて合わせたと思えないほど、息の合った素晴らしい演奏でした。
そして、いよいよ月足さんのピアノ演奏・・・「ノクターン」「アメイジングクレイス」「夕焼け小焼け~遠き山に日は落ちて」「ねこふんじゃった」・・・左手5本の指から奏でられる音の世界は、両手とはまた違う美しさを感じました。絵本も紹介してくださり(本校図書室に寄贈していただきました)その絵本の世界をイメージしてつくられた音楽も素敵でした。
最後に演奏されたのは、「しずく」。
演奏される前に、ご自分が難病のため、はじめは12歳くらいまでしか生きられないと告げられていたのが、周りの方々のサポートで現在まで演奏活動を続けてこられていること、たくさんの方々が自分のために流してくれた涙で今生きていること、その感謝の気持ちを込めてつくった曲が「しずく」であることを語られました。
「しずく」は、「いのちの音色」として私たちの心に響いてきました。1年生の中には感動して泣いていた子もいたとか・・・
「自分も体が思うように動かなくてたくさん泣いた、しかし、その悔しさが音に命を吹き込み、今大切にピアノを弾くことにつながっている、みなさんも思うようにならないとき、できなくて悔しいとき、それは後になって予想もしない大きな力、強い力となる、それを信じて頑張ってほしい」・・・と力強いメッセージをいただきました。
月足さんと一緒に演奏した器楽部のメンバーもコンサート終了後、コンクールに向けて月足さんからエールを送っていただき、やるぞ!という思いがより一層高まったようです。
月足さんのコンサートを通して、障がいのあるなしにかかわらず夢をあきらめない心、生きる勇気・希望をもつことの大切さを学ぶことができました。
水俣に学ぶ肥後っ子教室(5年)
9月22日(木)
午前6時30分、体育館前には水俣に向かう5年生の姿が・・・
保護者の方や先生方も「あいうえお作文」で子供たちを見送ります。
3年ぶりの現地水俣での学習は、オンラインとは違った学びがあったのではないかと思います。
午前中は、熊本県環境センターで環境学習を行い、午後は、水俣病情報センター見学そして水俣病資料館見学や語り部さんのお話を聞き、水俣病への理解を深めました。
苓北町の4つの小学校の5年生と充実した1日を過ごした5年生、午後6時過ぎに元気に戻ってきました。(先生方の熱い出迎えもありました・・・)
今回の多くの学びを、これからしっかりとまとめていきながら、環境問題、水俣病問題に自分たちが今後どう向き合っていくのかをたくさんの人たちに発信していってほしいと思います。
苓北支援学校出前授業(4年)
9月14日(水)
4年生は、総合的な学習の時間で「人に優しい町づくり」をテーマとして、いろいろな方との交流学習を進めいています。
その学習の一つに、苓北支援学校との交流があります。1学期はコロナ禍でオンラインによる交流で、お互いのことを知り合う活動を行いました。2学期は、富岡小の4年生が、苓北支援学校の友達の様子を知り一緒に楽しめるようなゲームなどを考えていきます。この日は、支援学校の先生が来校され、日頃はどんな学習を行っているのか映像などを使って説明していただきました。支援学校の友達が使っている、先生自作のロボットも操縦することができました。
4年生の子供たちは、しっかりと先生のお話を聞き、どんなふうにに交流を進めていこうか考えていたようでした。
最後は、支援学校の友達に向けたお手紙や折り紙のプレゼントを先生に渡しました。
次回、4年生の子供たちのアイデアが生かされた素晴らしい交流になることを期待しています。
よりよい学校生活にするために ~委員会活動の様子・前半~
9月13日(火)
2学期になって最初の委員会活動でした。
3つの委員会の活動の様子をちょっと紹介します。
環境委員会・・・職員室前のプランター運びが終わった後は、運動場に生えた草を丁寧にとっていました。毎朝、鉢やプランターへの水かけも頑張っています。
図書委員会・・・読書の秋、まずは本に興味をもってもらうために、本についてのクイズカードを作成することになり、一生懸命カードを仕上げていました。司書の先生がいらっしゃらない日は、図書委員さんが本の貸し出しのお世話をしています。
保健委員会・・・保健委員会でも何やらカードを作成中でした。こちらは、「こんなときどうするの?」ということで、けがをしたときなどの応急処置の仕方をみんなに分かりやすくまとめていました。毎日、健康観察を配ったり、手洗い場の石けんなどを交換したりしてくれています。
みんなが、楽しく気持ちよく学校生活を送れるように、4年生以上の子供たちは6つの委員会に所属して、毎日の活動にこつこつ取り組んだり、アイデアを出し合い企画を立てたりと思い思いに頑張っています。こういった活動が、将来仕事に取り組むとき役に立っていくことになるのでしょう。
残り3つの委員会活動の様子は、来月紹介します。どうぞお楽しみに・・・
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 小田原 美芽
運用担当者 教頭 川端 智紀