学校生活
3年生見学旅行
9月15日、3年生が見学旅行へ行きました。目的地は、ありあけ防災館、熊本城ミュージアムわくわく(湧々)座でした。
ありあけ防災館では、動画を見せていただき、「火遊びをしないこと」「火災に遭遇した時には『逃げる』『大人の助けを呼ぶ』」といった行動をとるようにお話いただきました。また、遊泳禁止となっている校区内の池で遊ばないように!というお話もありました。玉水小校区の危険な場所も熟知していらっしゃいました。
その後、煙(無害)が充満した部屋をしゃがんで通る体験もしました。途中で方向がわからなくなり出ることができなくなってしまった子もいました。煙の怖さの1つを学ぶことができました。また、CG視聴による災害の疑似体験もしました。映像だけでしたが、子供たちは大きな声をあげながら視聴してました。地震や台風、大雨の怖さを改めて感じたようでした。
水消火器による消火訓練もしました。通常の消火器の消火剤が15秒しか出ないと説明を受け、子供たちは集中力を高め、消火体験をしました。緊張感を持ち、ねらいを定めて火点に想定した的へ見事に当てることができていました。
その後は、消防自動車などの見学をしました。人命救助のため、消火のためなど様々な用途に特化した自動車を見ることができました。子供たちの質問の多さに、時間が足りなくなるほどでした。
ありあけ防災館の後は、熊本城二の丸広場でお弁当を食べました。大きな木の下にできた木陰で楽しく食べていました。しかし、途中からカラスが1羽やってきて子供たちのお弁当を狙い始めました。他の学校の子がうっかりラップに包んだオニギリを転がしてしまいました。するとカラスは見逃さず、奪い去っていきました。野生動物のハングリーさにふれ、ちょっとドキドキしました。
昼食後は、わくわく座で熊本の歴史について様々な資料を見て回りました。昔のくらしに関わる道具を見たり、草枕を書いた夏目漱石のコーナーで説明を聞いたりする子もいました。わくわく座を見た後は、城彩苑のお店を見て回りました。お店での商品のレイアウトや値札の付け方などを調べて、熱心にメモしていました。
楽しみながら、充実した学習ができたようでした。
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運用担当者 教諭 福嶌 英史