学校生活

2022年11月の記事一覧

玉水スワッグ

11月28日、玉水スワッグ(仮称)を完成させました。材料として使っている主な植物は、玉水小学校の花壇に咲いていた花や校区内の野草です。

花壇の花が美しく咲いているうちから採集し、ドライフラワーにして材料を集めていました。また、野草も目に留まったものを集めていきました。

製作は、高学年の有志やたまたま通りがかり興味を持った子供たちです。昼休みに限定して2,3人ずつ集まって少しずつ作りました。リボンなどの最後の仕上げは職員も一緒に行いました。

ふるさとである玉水校区のよさをスワッグづくりをとおして再認識してたようです。

できあがったスワッグは、校内に飾ったり、校外の方にお礼として渡したりします。

天水中学校区小中一貫教育授業実践交流会

11月24日に、天水中学校区小中一貫教育授業実践交流会を本校で開催しました。参加したのは、本校職員に加え、小天小学校、天水中学校の教職員42名です。

当日は、2年生の国語の授業を参観してもらいました。

たくさんの方が見ている中で、2年生は臆することなく、のびのびと学習に取り組んでいました。また、45分間、背筋が伸びた素晴らしい姿勢で集中して学習に取り組んでいました。

授業を見ている方々から、「2年生が発表や音読でこんな力を身に付けているなんてすばらしい。」「グループ内での話し合い方が上手」「授業にリズムがある」などたくさんのお褒めの言葉をいただきました。

さて、天水中学校区小中一貫教育では、「ふるさと天水町に誇りをもち、たくましく生き抜く児童・生徒の育成」という目標の達成に向け、小中学校で共通実践事項に取り組んでいます。

一部を紹介しますと、小学校では「ぴしゃっと4」「きらきら5」に取り組んでいます。

ぴしゃっと4

 1 チャイムで着席

 2 授業の準備をして待つ

 3 「です」「ます」「はい」を使う

 4 姿勢よく聞く

きらきら5

 1 元気な挨拶

 2 黙って掃除

 3 言葉づかい

 4 ルールや決まりを守る

 5 いつもありがとう

また、メディアコントロール週間は小学校と中学校で時期をそろえて取り組んでいます。

これからも、天水町の学校で足並みをそろえ、ふるさと天水町に誇りをもち、たくましく生き抜く子供たちを育んでいきます。

 

4年生、東部環境センター見学

11月22日、4年生が東部環境センターへ見学に行きました。

ご存じのように東部環境センターは、ごみを処理する施設です。

子供たちは、毎日出る家庭ごみの量を質問したり、リサイクルされてできているものを教えてもらったりしていました。そして、ごみも分別すれば資源となることやごみを減らせることも知りました。

実際に、ガラス瓶などを砕いて作った「カレット」を材料にした歩道、リサイクルマーケット品として希望者に提供されている書籍や家具などを実際に見て、興味津々のようでした。

この日は、各自でタブレットPCも携行し、施設の様子を写真に収めていました。今後は、学校で東部環境センターで教えていただいたことと学校で学んだことを照らし合わせながら、さらに学習を進めていくことになります。

環境に対する意識が高まったようでした。

中学年、高学年のたんぽぽ集会

11月21日、22日に中学年と高学年のたんぽぽ集会を行いました。

ひまわり学級とさくら学級の子供たちは、低学年のたんぽぽ集会で行った発表を中学年と高学年でも行いました。ひまわり学級やさくら学級の発表をとおして、一人一人に応じた学び方があり、その意義を中学年・高学年の子供たちも理解したようでした。

中学年と高学年からは、合計4名の子供たちが自分の気持ちや考えを作文にし、発表しました。

一人一人の発表の後に、発表を聞いていた子供たちが感想を返していきました。

自分の経験と重ねて感想を述べる子、自分が気付かなかったところで友達が悩んでいたことを知り驚いた子など様々でした。

子供たちは、真実を知ることの大切さ、おかしいと思うことを訴えていくことの大切さなど多くのことを学んだようでした。

児童集会(6年生修学旅行発表会)

11月17日、児童集会をリモート配信で行いました。内容は、6年生による修学旅行での学びや思い出の発表でした。

6年生は、自分たちでつくったプレゼンを用いながら、平和学習での学びをとおして、平和の尊さや戦争の愚かさを全校児童に伝えました。また、長崎の夜景、食事の様子、出島での学習の様子、ハウステンボスでの活動など、楽しい思い出も紹介していました。

セリフを自分たちで考え、しっかり覚えてはきはきと発表していました。とてもわかりやすく、話し方も聴き取りやすい早さでした。

各学年の教室では、「原爆、こわい。」という声を漏らす子もいました。一方で、「(長崎の夜景)きれい!」「(食事が)おいしそう!」「早く行きたい。」などの声も聞かれました。

6年生の発表が終わると、各学級から感想が多数発表されました。

6年生の発表力、大変すばらしかったです。

 

 

たんぽぽ集会(低学年)

11月17日、低学年のたんぽぽ集会を行いました。

たんぽぽ集会とは、各学級で行った人権学習での学びの発表を聞き、発表を聞いた子供たちが「自分のくらしを振り返ること」「差別について考えること」「いじめや差別を許さないあたたかい風土を育むこと」を目的として行います。

低学年では、「体形をからかうことのおかしさに気づき、それはやってはいけないことであること」「好き嫌いで態度を変えてはいけないこと」「『きめつけ』で嫌な思いをしたので、見ていないこと、確かめていないこと、はっきりしないことを『きめつけ』や『思い込み』で言わないし、みんなにもしてほしくないこと」を発表しました。

また、ひまわり学級、さくら学級の子供たちは、それぞれの学級で日頃学習していることの紹介をしました。その際、視力の低い人が眼鏡やコンタクトレンズの助けを借りるように、自分たちもそれぞれに応じた助け(支援)を受けながら勉強しているということを発表しました。

発表が終わるたびに、子供たちからは共感する感想やこれから改善していきたいことが発表されていました。

とても温かい雰囲気の集会となりました。

1年生研究授業

11月11日、1年生の研究授業を行いました。教科は、国語でした。

入学して7か月がたった1年生。この間に学校生活に慣れるだけでなく、学習もしっかりとしてきました。体も大きくなってきました。

 

国語の学習では、「じどう車くらべ」という説明文で、クレーンのつくりと働きを読み取って発表していきました。

ここでも、1年生の成長ぶりは素晴らしかったです。教科書をスラスラ読む、自分の考えを発表をする、友達の発表に対して付け加えたり他の考えを発表する、友達と話し合うといった活動を意欲的にしていました。

また、タブレットPCの操作もさっと机に出してテキパキできていました。使い終わったら収納する。この一連の動作がとてもスピーディでした。

 

就学時健診

11月10日、就学時健診を行いました。来年度の本校新入生は20名の予定です。

就学時健診では、来年度の6年生である現5年生が受付や紙芝居、各種検診への案内を行いました。5年生は慣れない活動で緊張している子もいましたが、積極的に来年の1年生に関わっていました。

一方で、保護者の方には「親の学びプログラム」を受講していただきました。「親の学びプログラム」は、玉名市教育委員会コミュニティ推進課の方に進めていただきました。

まず、小グループに分かれてアイスブレイクをしました。保護者の方々の自己紹介から始まり、我が子の良いところ、子育てで大事にしていることを互いに話されました。

その後、家庭での生活のリズムについて話していただきました。

睡眠時間の大切さ、早起きの大切さ、朝食の大切さを詳しく話していただきました。

☆睡眠の大切さ、早起きの大切さ

 ・成長ホルモンで健康・元気な体づくりにつながる。

 ・寝起きがよく、朝ごはんが美味しい。

 ・元気に登校するので、元気に活動できる。

 ・ 頭の回転もよく、学習が楽しくなる。

 ・ 心が満たされ、友だちともなかよく過ごせる。

☆朝食のよさ

 ・「噛む」ことで、 脳が覚醒し、思考が活発になる。

 ・脳に必要な炭水化物、体温を上げるたんぱく質で、学力向上につながるとともに元気に活動できる。

 

十分な睡眠時間、早起き、朝食は、新一年生だけでなく、小中高校生、そして大人にとっても大切です。

各家庭で、生活のリズムについて話題にされてみてください。

 

4年生、認知症サポーター養成講座

11月8日、4年生が認知症サポーター養成講座を受けました。講座を実施してくださったのは、玉名市包括支援センターの皆さんです。

講座の中では、認知症は脳の病気であること、認知症の方は常に不安の中にいること、お話をするときは笑顔でゆっくり、じっくり話を聞くことが大切であると教えていただきました。

講座の前には、認知症の方とどのようにすればよいか不安を抱えている児童もいたようですが、今回の講座で認知症について理解が深まり、自分がどのように関わっていくかをしっかりと考えることができたようでした。

 

 

 

5年生国語科授業

11月4日、5年生で国語科の研究授業を行いました。単元名は「物語の全体像をとらえ、考えたことを伝えあおう『たずねびと』」でした。物語全体をとおして、主人公の心情の変化について考えていきました。

本時で学習する場面を音読したのち、児童全員が自分が考えた主人公の心情の変化をタブレットPCに入力していきました。日頃からキーボードによる入力を繰り返し行ってきているので、あっという間に全員が入力できました。その後は、意見交流を行いました。意見交流前には、主人公の心情の変化に一番影響を与えたことが描かれている場面を選び、その理由を発表する活動を行いました。ここでも、タブレットPCを活用し、意見交流の際の参考にしました。

ICT機器の活用を取り入れた授業で、子供たちの新たな意見交流の手法が見えてきました。今後も、子供たちの学びの広がりと深まりをめざし、効果的な活用を学習場面に応じて研究していきます。