学校生活

学校生活

1年生研究授業

11月11日、1年生の研究授業を行いました。教科は、国語でした。

入学して7か月がたった1年生。この間に学校生活に慣れるだけでなく、学習もしっかりとしてきました。体も大きくなってきました。

 

国語の学習では、「じどう車くらべ」という説明文で、クレーンのつくりと働きを読み取って発表していきました。

ここでも、1年生の成長ぶりは素晴らしかったです。教科書をスラスラ読む、自分の考えを発表をする、友達の発表に対して付け加えたり他の考えを発表する、友達と話し合うといった活動を意欲的にしていました。

また、タブレットPCの操作もさっと机に出してテキパキできていました。使い終わったら収納する。この一連の動作がとてもスピーディでした。

 

就学時健診

11月10日、就学時健診を行いました。来年度の本校新入生は20名の予定です。

就学時健診では、来年度の6年生である現5年生が受付や紙芝居、各種検診への案内を行いました。5年生は慣れない活動で緊張している子もいましたが、積極的に来年の1年生に関わっていました。

一方で、保護者の方には「親の学びプログラム」を受講していただきました。「親の学びプログラム」は、玉名市教育委員会コミュニティ推進課の方に進めていただきました。

まず、小グループに分かれてアイスブレイクをしました。保護者の方々の自己紹介から始まり、我が子の良いところ、子育てで大事にしていることを互いに話されました。

その後、家庭での生活のリズムについて話していただきました。

睡眠時間の大切さ、早起きの大切さ、朝食の大切さを詳しく話していただきました。

☆睡眠の大切さ、早起きの大切さ

 ・成長ホルモンで健康・元気な体づくりにつながる。

 ・寝起きがよく、朝ごはんが美味しい。

 ・元気に登校するので、元気に活動できる。

 ・ 頭の回転もよく、学習が楽しくなる。

 ・ 心が満たされ、友だちともなかよく過ごせる。

☆朝食のよさ

 ・「噛む」ことで、 脳が覚醒し、思考が活発になる。

 ・脳に必要な炭水化物、体温を上げるたんぱく質で、学力向上につながるとともに元気に活動できる。

 

十分な睡眠時間、早起き、朝食は、新一年生だけでなく、小中高校生、そして大人にとっても大切です。

各家庭で、生活のリズムについて話題にされてみてください。

 

4年生、認知症サポーター養成講座

11月8日、4年生が認知症サポーター養成講座を受けました。講座を実施してくださったのは、玉名市包括支援センターの皆さんです。

講座の中では、認知症は脳の病気であること、認知症の方は常に不安の中にいること、お話をするときは笑顔でゆっくり、じっくり話を聞くことが大切であると教えていただきました。

講座の前には、認知症の方とどのようにすればよいか不安を抱えている児童もいたようですが、今回の講座で認知症について理解が深まり、自分がどのように関わっていくかをしっかりと考えることができたようでした。

 

 

 

5年生国語科授業

11月4日、5年生で国語科の研究授業を行いました。単元名は「物語の全体像をとらえ、考えたことを伝えあおう『たずねびと』」でした。物語全体をとおして、主人公の心情の変化について考えていきました。

本時で学習する場面を音読したのち、児童全員が自分が考えた主人公の心情の変化をタブレットPCに入力していきました。日頃からキーボードによる入力を繰り返し行ってきているので、あっという間に全員が入力できました。その後は、意見交流を行いました。意見交流前には、主人公の心情の変化に一番影響を与えたことが描かれている場面を選び、その理由を発表する活動を行いました。ここでも、タブレットPCを活用し、意見交流の際の参考にしました。

ICT機器の活用を取り入れた授業で、子供たちの新たな意見交流の手法が見えてきました。今後も、子供たちの学びの広がりと深まりをめざし、効果的な活用を学習場面に応じて研究していきます。

シェイクアウト訓練

11月2日、シェイクアウト訓練をしました。目的は、地震発生時の初動対応に関わる知識と望ましい行動を身に付けることにあります。

朝から、子供たちには、シェイクアウト訓練を実施することは伝えていました。しかし、いつ始まるかは伝えていませんでした。

実際に行ったのは、2時間目の授業が終わったあとの休み時間でした。子供たちは、運動場で遊んでいる子、廊下をありうている子、教室にいる子など様々でした。

1年生の教室を見ていると、地震発生の放送を聞き、すばやく机に下にもぐり、机の脚を手で握って固定していました。100点の対応でした。

次に津波に備えるようにとの放送を流しました。すると、子供たちの中には、校舎内であっても少しでも高いところへ避難しなくてはいけないと考え、行動している姿が見られました。

災害はいつ起きるかわかりません。ご家庭でも、マイタイムラインシート(夏休み前に配布)で災害時の対応をご確認ください。

2年生体育、6年生家庭科の授業風景

11月1日、さわやかな気候のもとで子供たちは、落ち着いた態度で学習に臨んでいます。

5時間目の体育館では、2年生が体育の授業を受けていました。家庭科室では、6年生が家庭科の調理実習の授業を受けていました。

2年生の体育の授業では、新型コロナ対策で間隔をとっての準備運動から始まりました。その後は、きびきびと整列をし直して、担任の話を聞いていました。

次の活動は、走力と巧緻性を高める運動でした。体育館の縦方向にコースが作ってあり、途中にはケン・ケン・パッ!も設けてありました。子供たちは、生き生きした表情で精一杯体を動かしていました。

体を楽しく動かすことで、体力がつくだけでなく、運動する習慣が身につきます。

6年生の家庭科の授業では、みんなマスクはもちろんのこと、エプロンをきちんとつけて学習に取り組みました。手洗いもきちんと行いました。食器や鍋も使用前にしっかりと洗いました。

いよいよ調理に入りますが、手順をみんなで確認しました。みそ汁の出汁としていりこを使うので、頭と内臓をとることの確認もしました。子供たちは、分担していりこの処理をしたり、みそ汁に入れる具材のを切ったりしていきました。

出来上がったのは、大根とあげが入ったみそ汁、スクランブルエッグ、青菜炒めです。みんな楽しそうに、おいしそうに試食をしていました。

食の大切さを学ぶとともに、生活に直結する調理です。充実した学びができていました。

深まりゆく秋に、子供たちは充実した学習が様々な場面でできています。

 

5年生理科の授業

10月28日、5年生で理科の研究授業を行いました。

学習内容(単元)は、「もののとけ方」でした。

物が水に溶ける量や様子に着目して、水の温度や量などの条件を制御しながら、もののとけ方の規則性を調べます。

子供たちは「とける」現象について、身近な例を考えました。「砂糖が水にとける」「食塩が水にとける」「バスボム(入浴剤)がお湯にとける」などが出ました。

実験では、ティバッグに入れた食塩が水に溶ける様子を観察しました。水に浸けたティバッグからモヤモヤしたものが流れ落ちる様子(シュリーレン現象)を食い入るように見る子、「スノードームみたい」と表現する子など、みんな食い入るように観察していました。また、タブレットPCで動画記録をし、何度も見直しができるようにもしました。

その後は、「とける」ということはどういうことなのかを考えました。水に溶けた食塩がどうなったのかを今後の授業で考え、学んでいきます。

子供たちの科学への関心の高まり、好奇心の高まりを感じた授業でした。

 

2年生見学旅行

10月26日、2年生生活科見学旅行を実施しました。他の学年同様に、この日も天候に恵まれ、絶好の見学旅行日和でした。

目的は、「動植物園を見学することにより、生き物に対する理解を深める」「集団行動をとおして団体の一員としての自覚、責任、規律、秩序を認識し体得する」「道徳及び安全に関して学んだことを実行できる」の3点です。

出発前に整列をしたときには、子供たちはさっと並び、諸注意を聞く準備ができました。とても大切なことですが、なかなかできることではありません。すばらしかったです。

熊本動植物園では、アトラクションの乗り物のチケットを自分で購入し乗っていました。みんな笑顔で乗っていました。また、様々な動物を見るだけでなく、ダチョウの卵を触ったり、展示された資料を見たりして、生き物に対する理解を深めることができました。また、見たり、調べたりしたことは紙にメモを取るだけでなく、持って行ったタブレットPCでも記録を残していきました。今回見たことや感じたこと、調べたことは、これからの生活科や国語の学習の資料として活用していきます。

ところで、各学年の見学旅行や修学旅行の様子は、校内の大型モニターで紹介しています。大型モニターの前に立つ子供たちの様子をそっとうかがっていると、「来年は、ここにいくんだあ!早くいきたいなあ!!」「そうだね、行ってみたいね!」などと楽しそうに話しています。

すべての学年で、予定していた見学旅行、集団宿泊教室、修学旅行を実施できています。保護者の皆さんの家庭での健康管理に感謝いたします。

 

6年生修学旅行

10月19日~20日、6年生が小天小学校の6年生と一緒に長崎県へ修学旅行に行ってきました。

修学旅行では、「世界でただひとつの被爆国日本に生まれた者として、戦争の悲惨さにふれ平和の尊さを自らの肌で実感すること」「規律正しい集団生活をとおして、公衆道徳並びに協調性、礼儀など望ましい生活の在り方を身に付ける」「玉水小と小天小の児童が行動を共にすることで、協調性や自主性を養うこと」という目的で実施しました。

19日の朝は、みんな時間にゆとりをもって集合することができました。合同での出発式を終えると、バスに乗り込みました。子供たちは、見送りに来られた保護者の方に笑顔で手を振りながら元気に出発しました。

1日目の主な目的地は、平和公園、長崎原爆追悼平和祈念館、原爆資料館、爆心地、浦上天主堂、如己堂などでした。各所を回りながら、資料を見たり、自分たちで調べたことをグループごとに発表したりしました。子供たちは、原子爆弾の恐ろしさ、戦争の愚かさをそれぞれに感じていました。そして、平和な世の中をつくっていこうとの強い思いを持つことができたようでした。夜には長崎市の美しい夜景を楽しみました。

2日目は出島を見学した後、ハウステンボスへ行きました。お土産を買ったり、アドベンチャーワールドでスリルを味わったりと楽しい思い出をたくさん作りました。

6年生は、修学旅行で本校の校歌にある「平和な日々をむつまじく」のすばらしさを感じたことと思います。また、小天小の6年生との交流で友達が増え、中学校で一緒に過ごすことを楽しみにしている子もいるようです。充実した修学旅行となりました。

 

 

天水町校区地域学校保健委員会研修会

10月17日(月)に、天水町校区地域学校保健委員会研修会を実施しました。この事業は、玉水小、小天小、天水中の養護教諭が企画し、開催したものです。今年度は、メイン会場を玉水小に設置し、小天小と天水中とはインターネットを経由して、ライブで配信する方法で行いました。参加したのは、小学6年生と中学1年生です。

内容は、気持ちの良いコミュニケーションの在り方です。まずは、玉名教育事務所からお招きしたスクールカウンセラー(以下SC)から「オンラインゲームとSNSについて~みんなが気持ちの良いコミュニケーションとは?~」というテーマで講話をいただきました。

SCの講話では、「気持ちの良いコミュニケーションは言葉のキャッチボール。だから、相手が取りやすい(受けとめやすい)ボール(言葉)を投げる(話す)ことが大切。コミュニケーションがドッジボールになっていませんか?」という問いかけがありました。また、自分も相手も大切にするために「①ちがいを理解しよう②心の暴走に気をつけよう③大事なことは直接伝えあおう」という話もありました。

感想などを読むと、SNSやオンラインゲーム等で嫌な思いをしたり、させてしまったりした経験がある児童生徒もいたようです。今回の研修会を始まりとして「気持ちの良いコミュケーション」に対する意識が広がり、高まってほしいと思います。

※ 次回のメディアコントロール週間は、11月9日(水)~15日(火)までです。各家庭で、メディア(SNS、オンラインゲーム、動画等)を使用する際の家庭のルールについて話しあってみてください。

※ SCは月に1回本校に来校し、子供たちや保護者の方の相談を受けています。もし、SCへの相談を希望される方は学校へ連絡をください。